JP2010143434A - 重量物運搬用電動ローラー - Google Patents

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Abstract

【課題】1個の駆動輪のみによる回転駆動時のスリップ等を防止して、前後で一対の計2個の駆動輪によって電動ローラーを確実に走行できるようにする。
【解決手段】駆動輪51a、51bを前後で支承してあるフレーム1と、このフレーム1内に配装した駆動源11と、駆動源11の駆動力を減速出力する減速機構15と、該減速機構15からの出力を両駆動輪51a,51bに断続可能にするクラッチ機構20とを備え、1つの駆動源11で前後両駆動輪51a,51bを同時に駆動可能とする。クラッチ機構20は、駆動源11側のホロウシャフト21との噛み合いあるいは噛み合い解除が可能なクラッチ24を有する。また、クラッチ24に連繋の一対のスプロケット25a,25bそれぞれで前側駆動輪51aとでは第1の駆動チェーン52aで、後側駆動輪51bとでは第2の駆動チェーン52bで掛巡する。
【選択図】図1

Description

本発明は、主として大型変圧器、大型工作機械、冷暖房装置等の重量物の搬出入、据え付けに、また、その他の各種工場、工事現場における物品の運搬に使用され、前後に配した一対の駆動輪の走行でスリップすることなく、確実に走行搬送できるようにする重量物運搬用電動ローラーの改良に関する。
従来から、各種重量物の運搬には、台部下面に走行用車輪が付設された台車を使用し、その台部上に各種の重量物を載置した状態で台車と共に移動させるものとしている。このとき、台部下面に付設の走行用車輪をモータにて駆動回転させ、自動走行させることで省力化を図った電動式ローラーも使用され、この電動スピードローラーとも称される電動ローラーは、内部に駆動用のモータを備え、その駆動力を適宜に減速させて走行車輪を従動回転させるように制御される。
この従来提供されていた電動ローラーは、重量物を運搬する関係上かなりの大型のモータを内蔵させる必要があり、そのために必然的に機器全体が大型化し、取扱いが面倒なものとなっていた。そればかりでなく、モータ自体は通常は動力用の200ボルトの商用電源を使用するようになっているために、使用場所が制約され、一般的な中小の工場、搬送現場その他での使用には適さないことがあった。また、駆動伝達を断続させるためのクラッチ機構も構造が複雑で、しかも、比較的大型のものであるから、この点でも重量的に嵩張り、取扱いを面倒なものとしている。
そこで、本出願人自身により出願され登録された特許文献1に開示されているように、例えば100ボルトの通常の商用電源で使用可能な小型化されたモータを駆動源として採用でき、また、構造が簡素で軽量に形成したクラッチ機構によって装置全体を軽量小型に構成でき、取扱いが容易な重量物運搬用電動キャスター(電動ローラー)を提供することに至っている。
この重量物運搬用電動ローラーにおいては、クラッチ機構を介して伝達される駆動力は、フレーム前部に回転自在に支承されているローラー状の1つの駆動輪だけに伝達され、フレーム後部の従動輪には駆動源からの駆動回転力が伝達されない構造となっている。すなわち、1つの駆動輪に固定してあるドリブンスプロケットと、ドライブクラッチに係合自在に噛み合うドライブスプロケットとの間で掛巡した駆動チェーンを介して1つの駆動輪自体が駆動回転されるようになっている。また、駆動輪は、フレーム後部に回転自在に支承したローラー状の従動輪と共に被搬送物の荷重を支持し、当該1つの駆動輪の駆動回転、および駆動源からの駆動回転力が伝達されていない1つの従動輪の従動回転により搬送面上で転動するものとなっている。
さらに、操作手段においては、回転ノブを操作しての送りネジの回転が、送りナットをネジ送りする際に、回転しているドライブクラッチにドライプスプロケットが噛み合っていて出力が駆動伝達されているときには、これを離反させようとする送りナットの送りはスライドレバーを平行移動させるようスライドさせる。そして、スライド力が次第に大きくなってスライド作用が噛み合いクラッチ部における噛み合い作用に比し大きくなると、スライドレバーの一端側のスプリングシャフトが撓み、スライドレバー全体がスライドされ、シフターフォークをスライドさせることでドライブスプロケットをドライブクラッチから離反させ、1つの駆動輪への駆動力伝達を遮断するものとなっている。
一方、逆方向の回転ノブの回転操作は、回転しているドライブクラッチに、これとは離反状態のドライブスプロケットを噛み合わせて出力を駆動伝達させようとし、このときの送りナットの送りはスライドレバーを逆方向に平行移動させるようスライドさせる。このスライド力は、回転しているドライブクラッチに対して回転していないドライブスプロケットの噛み合い歯をかっちりと係合させる位置とはなっていないことで、スライドレバー全体を直ちにスライドさせるものではなく、スライドレバーの他端側をスライドさせてスライドレバーを平面から見て傾斜させるにすぎない。そして、スライド力が次第に大きくなって噛み合いクラッチ部における噛み合い位置でのスライド作用が十分に大きくなると、スライドレバーの一端側のスプリングシャフトの撓みが原位置に復原するときの弾撥作用と相俟ち、スライドレバー全体がスライドされ、シフターフォークをスライドさせることでドライブスプロケットをドライブクラッチに噛み合わせ、1つの駆動輪へ駆動力を伝達させるものとなっている。
実用新案登録第2515424号公報
しかしながら、従来においては、駆動源により1つの駆動輪だけを回転駆動させており、従動輪はこの駆動輪によって従動回転されているだけで、駆動源からの駆動回転力が伝達されない構造となっているから、被搬送物の荷重を支持しての運搬時にこの従動輪が空転することで電動ローラー自体がスリップしてしまうことがある。そうすると、被搬送物の荷重を支持しての電動ローラーの安定した駆動走行が得らず、しかも各種の被搬送物底面の四隅に電動ローラーを配置して当該被搬送物を運搬するに際し、駆動力の断続切換による被搬送物の左右への方向変換もスムーズに行えないものとなる虞がある。
また、操作手段において、1つの駆動輪に駆動回転力を伝達する際には、スライドレバーの一端側のスプリングシャフトの撓みが原位置に復原するときの弾撥作用と相俟ち、スライドレバー全体が強制的にスライドされ、シフターフォークをスライドさせることでドライブスプロケットをドライブクラッチに噛み合わせるから、スプリングシャフトの撓みおよび撓みの復原により、シフターフォークおよびドライブクラッチを介してドライブスプロケットに余計に負荷が掛かってしまい駆動輪のスムーズな駆動回転が行われないものとなる虞がある。
そこで、本発明は叙上のような従来存した諸事情に鑑み創出されたもので、被搬送物の荷重を支持しての運搬時に、従来のように1つの駆動輪のみを回転駆動させ且つ従動輪はこの駆動輪によって従動回転されているだけで駆動源からの駆動回転力が伝達されない構造となっていることによって発生する電動ローラー自体のスリップを確実に防止できるようにすると共に、前後で配した計一対の駆動輪によって走行搬送させ、また操作手段による駆動力伝達時におけるクラッチ噛み合わせ、あるいは操作手段による駆動力遮断時におけるクラッチ噛み合わせ解除を確実に行うことができ、また操作手段による駆動力伝達時におけるクラッチ噛み合わせの際に、一対の駆動輪それぞれに連繋しているスプロケットそれぞれに余計な負荷を掛けずに噛み合わせることができ、これによって両スプロケットを介しての前後両駆動輪のスムーズな駆動回転が行えるように改良された重量物運搬用電動ローラーを提供することを目的とする。
上述した課題を解決するため、本発明にあっては、駆動輪51a、51bを前後に支承し、配してあるフレーム1と、このフレーム1内に装架配装した駆動源11と、駆動源11の駆動力を減速出力させる減速機構15と、該減速機構15からの出力を両駆動輪51a,51bに断続させるクラッチ機構20とを備え、1つの駆動源11で前後両駆動輪51a,51bを同時に駆動させるようにしたものである。
また、クラッチ機構20は、減速機構15の出力軸に連繋した円筒状のホロウシャフト21と、該ホロウシャフト21内に回転自在に支承してあるドライブシャフト23にスライド自在に装着されていて、ホロウシャフト21に係合自在に噛み合うクラッチ24と、該クラッチ24をスライドさせてホロウシャフト21との噛み合いあるいは噛み合いの解除を操作する操作手段31と、前記クラッチ24と一体となってドライブシャフト23にスライド自在に装着されている一対のスプロケット25a,25bと、一方のスプロケット25a、前側の駆動輪51a相互間に掛巡した第1の駆動チェーン52aと、他方のスプロケット25b、後側の駆動輪51b相互間に掛巡した第2の駆動チェーン52bとを備えて成るものとできる。
さらに、操作手段31は、フレーム1の左右側壁相互間に回転自在に支承され、両端にクラッチ24操作用の回転ノブ39を固着してあるクラッチシャフト33と、該クラッチシャフト33にねじ込まれ、回転ノブ39によるクラッチシャフト33の回転によりシフターガイド38に沿ってねじ送り自在としたシフターブロック37と、クラッチシャフト33に基部側がスライド自在に装着され、前記クラッチ24の回転を可能な状態にしてこれの周溝24aに係合するよう基部側から側方に突出した先端円弧切欠状の係止片32aを有するシフターフォーク32と、該シフターフォーク32をシフターブロック37側に付勢するコイルスプリング35とを備えて成るものとできる。
そして、シフターフォーク32には、クラッチ24とホロウシャフト21との噛み合い位置で減速機構15側に係止させるよう当該減速機構15に対向するシフターフォーク32の係止片32a側面にシフターストッパ32bを設けることができる。
以上のように構成された本発明に係る重量物運搬用電動ローラーにあって、各種の被搬送物Pを搬送するに際し、例えばその底面四隅に配置することで被搬送物Pを載置し、駆動走行させる。この駆動走行によって、ローラー自身における前後で計一対の駆動輪51a,51bそれぞれの回転駆動で所定の場所に被搬送物Pを確実に搬送させ、駆動源11に対するオン−オフ操作によって走行、停止を行なう。
この駆動走行時には、減速機構15の出力軸に連繋されているホロウシャフト21と、ドライブシャフト23にスライド自在に装着されているクラッチ24とがクラッチ機構20によって互いに連繋されており、クラッチ24と共にスライド可能とした一対のスプロケット25a,25bそれぞれに掛巡した第1の駆動チェーン52aおよび第2の駆動チェーン52bを介して前後両駆動輪51a,51bを同時に駆動回転させる。
このように1つの駆動源11によって前後両駆動輪51a,51bを同時に駆動回転させるため、被搬送物Pの荷重を支持しての運搬時における電動ローラー自体のスリップを防止させる。
ローラーの左右ヘの方向変換を行なうに際し、駆動源11を一旦停止させ、クラッチ機構20を駆動力の伝達遮断位置に切り換えさせることで駆動輪51a,51bそれぞれをフリー回転可能な状態となし、これによりローラー自身の左右方向変換を行ってから、再びクラッチ機構20を駆動力の伝達位置に切り替えさせる。
このときの操作手段31によるクラッチ機構20の切り替え操作は、駆動源11を一旦停止させてから、回転ノブ39によるクラッチシャフト33の正回転または逆回転でシフターブロック37を正方向または逆方向にねじ送りすることによるシフターフォーク32の押圧または押圧解除を介してクラッチ24とホロウシャフト21との噛み合いを解除して前後両駆動輪51a,51bへの駆動回転力の伝達を遮断させ、あるいは噛み合せて前後両駆動輪51a,51bへ駆動回転力を同時に伝達させる。
すなわち、クラッチ24とホロウシャフト21との噛み合いの解除時に、回転ノブ39によるクラッチシャフト33の正回転によるシフターブロック37の正方向へのねじ送りによってシフターフォーク32をコイルスプリング35の付勢力に抗して押圧スライドさせ、クラッチ24をホロウシャフト21から離反させることで前後両駆動輪51a,51bへの駆動回転力を同時に遮断させる。
一方、クラッチ24とホロウシャフト21との噛み合い時に、駆動源11を一旦停止させてから、回転ノブ39によるクラッチシャフト33の逆回転によるシフターブロック37の逆方向へのねじ送りによってシフターフォーク32をコイルスプリング35の付勢力に任せてクラッチ24とホロウシャフト21との噛み合い方向にスライドさせ、前後両駆動輪51a,51bへ駆動回転力を同時に伝達可能な状態にさせる。
そして、シフターフォーク32の係止片32aにおけるシフターストッパ32bは、同様にシフターブロック37の逆方向へのねじ送りによってクラッチ24とホロウシャフト21との噛み合い位置で減速機構15側に係止させ、クラッチ24とホロウシャフト21との必要以上の噛み合いを阻止し、適正な噛み合い状態を維持させる。
また、駆動源11の停止に伴い回転していないホロウシャフト21によって回転していないクラッチ24の噛み合い歯をかっちりと係合させる位置とはなっていない場合でも、コイルスプリング35の弾発力でクラッチ24がホロウシャフト21側に付勢されていることで、ホロウシャフト21が駆動源11によって回転が開始されると、ホロウシャフト21にクラッチ24を迅速に噛み合わせ、走行可能にさせる。
このとき、シフターストッパ32b先端が減速機構15側壁面に係止される位置でクラッチ24とホロウシャフト21とは互いに余計な負荷を掛けずに噛み合わせる。
本発明によれば、被搬送物Pの荷重を支持しての運搬時には、前後で計一対の駆動輪51a,51bそれぞれの回転駆動で所定場所にまでスリップすることなく確実に搬送できると共に、操作手段31による駆動力伝達時におけるクラッチ24の噛み合わせ、あるいは駆動力遮断時におけるクラッチ24の噛み合わせ解除を確実に行うことができる。また操作手段31による駆動力伝達時におけるクラッチ24噛み合わせの際に、駆動チェーン52a,52bによって駆動輪51a,51bそれぞれに連繋する両スプロケット25a,25bに余計な負荷を掛けずに噛み合わせることができ、これによって両スプロケット25a,25bを介しての前後両駆動輪51a,51bのスムーズな駆動回転が行える。
これは本発明が、1つの駆動源11で前後両駆動輪51a,51bを同時に駆動することで、被搬送物Pの荷重を支持しての運搬時における電動ローラーのスリップを防止可能にしたからである。すなわち、従来のように1つの駆動輪のみを回転駆動させ且つ従動輪はこの駆動輪によって従動回転されているだけで駆動源からの駆動回転力が伝達されない構造に対して、本発明の電動ローラーでは駆動源11によって前後2つの駆動輪51a,51bが共に駆動回転されるため、被搬送物Pの荷重を支持しての運搬時において、両駆動輪51a,51bを空転させず、電動ローラー自体のスリップを確実に防止でき、被搬送物Pの荷重を支持しての電動ローラーの安定した駆動走行が得られる。
さらに各種の被搬送物P底面の四隅に電動ローラーを配置して当該被搬送物Pを運搬するに際しての被搬送物Pの左右への方向変換において、駆動源11を一旦停止させ、クラッチ機構20を駆動力の伝達遮断位置に切り換えることで駆動輪51a,51bそれぞれをフリー回転可能な状態とすることができ、被搬送物Pの左右への方向変換もスムーズに行える。
クラッチ機構20は、減速機構15の出力軸に連繋した円筒状のホロウシャフト21と、該ホロウシャフト21内に回転自在に支承してあるドライブシャフト23にスライド自在に装着されていて、ホロウシャフト21に係合自在に噛み合うクラッチ24と、該クラッチ24をスライドさせてホロウシャフト21との噛み合いあるいは噛み合いの解除を操作する操作手段31と、前記クラッチ24と一体となってドライブシャフト23にスライド自在に装着されている一対のスプロケット25a,25bと、一方のスプロケット25a、前側の駆動輪51a相互間に掛巡した第1の駆動チェーン52aと、他方のスプロケット25b、後側の駆動輪51b相互間に掛巡した第2の駆動チェーン52bとを備えて成るので、被搬送物Pの荷重を支持しての運搬時に、スリップを確実に防止可能とした重量物運搬用電動ローラーを容易に製作することができる。しかも、前後両駆動輪51a,51bに対し、小型化された1つのモータを駆動源11として採用でき、また、構造が簡素で軽量に形成したクラッチ機構20によって装置全体を軽量小型に構成でき、取扱いが容易で、特に重量的に嵩ばる大型の被搬送物Pであっても簡単に搬送できる。さらに、このクラッチ機構20は減速機構15と同軸状に配置構成でき、小型軽量でありながら確実に作動することで、全体装置をコンパクトに構成できる。
また、操作手段31は、フレーム1の左右側壁相互間に回転自在に支承され、両端にクラッチ操作用の回転ノブ39を固着してあるクラッチシャフト33と、該クラッチシャフト33にねじ込まれ、回転ノブ39によるクラッチシャフト33の回転によりシフターガイド38に沿ってねじ送り自在としたシフターブロック37と、クラッチシャフト33に基部側がスライド自在に装着され、前記クラッチ24の回転を可能な状態にしてこれの周溝24aに係合するよう基部側から側方に突出した先端円弧切欠状の係止片32aを有するシフターフォーク32と、該シフターフォーク32をシフターブロック37側に付勢するコイルスプリング35とを備えて成るので、操作手段31による駆動力伝達時におけるクラッチ24とホロウシャフト21との噛み合わせ、あるいは駆動力遮断時におけるクラッチ24とホロウシャフト21との噛み合わせ解除を確実に行うことができる。
しかも、この操作手段31において、シフターフォーク32をシフターブロック37側に付勢するコイルスプリング35を備えているので、駆動の停止時にクラッチ24をホロウシャフト21側に移動させることで駆動伝達を制御するとき、その制御操作時に、駆動源11の停止に伴い回転していないホロウシャフト21に対してクラッチ24の噛み合い歯をかっちりと係合させる位置とはなっていない場合でも、コイルスプリング35の弾発力でクラッチ24がホロウシャフト21側に付勢されていることで、ホロウシャフト21が駆動源11によって回転が開始されると、ホロウシャフト21にクラッチ24を迅速に噛み合わせることができ、スムーズに走行作動させることができる。
そして、シフターフォーク32には、クラッチ24とホロウシャフト21との噛み合い位置で減速機構15側に係止させるよう当該減速機構15に対向するシフターフォーク32の係止片32a側面にシフターストッパ32bを備えたので、操作手段31によるクラッチ24とホロウシャフト21との噛み合わせの際の伝達駆動力に対する負荷の発生を未然に防止できる。すなわち、操作手段31による駆動力伝達時におけるクラッチ24噛み合わせの際に、コイルスプリング35の弾発力でクラッチ24がホロウシャフト21に噛み合うとき、必要以上に深く噛み合わせずに適正な位置で相互に噛み合わせることができ、クラッチ24とホロウシャフト21とを互いに余計な負荷を掛けずに噛み合わせることができる。
尚、上記の課題を解決するための手段、発明の効果の項それぞれにおいて付記した符号は、図面中に記載した構成各部を示す部分との参照を容易にするために付したもので、図面中の符号によって示された構造・形状に本発明が限定されるものではない。
以下、図面を参照して本発明を実施するための最良の一形態を詳細に説明する。図において示される符号1は平面でほぼ矩形状を呈する偏平ボックス状のフレームであり、図1に示すように、このフレーム1の前部には駆動源11であるモータを配置し、ほぼ中央部に形成配置したクラッチ機構20によって駆動力の伝達を断続させることで、前部に支承した5トン耐荷重用の前側駆動輪51aおよび後部に支承した3トン耐荷重用の後側駆動輪51bを同時に回転させ、搬送面上で前後方向に走行するようになっている。
すなわち、図2乃至図4に示すように、フレーム1自体は、大型変圧器、大型工作機械その他の重量物である被搬送物Pを載置支持するに耐える堅牢な材料によって形成されており、天板部2における前部側に、この天板部2に形成したピボット軸受3を介して支承した転回軸4、天板部2面に配したボールベアリング5等によってターンテーブル6を転回自在に支承してある。このターンテーブル6上に載置される被搬送物Pは、図7に示すように、フレーム1側部によって荷重が支持されるものとなり、また、フレーム1に対して任意な方向での相対的な位置合せを可能にしてある。
駆動源11は、例えば100ボルトの商用電源にて駆動される小型のモータで、フレーム1の前部における左右側壁相互間で装架されている。そして、駆動源11からの出力軸によって、フレーム1のほぼ中央部に支持配置した減速機構15を介して駆動源11の駆動力が減速出力されるようにしてある。
この減速機構15は、例えば、入力軸12に固着したウェーブ・ジェネレータに連繋されていて、ボールを介して弾性変形する楕円形のフレクスプラインの入力歯を、出力軸に連繋される円形状のサーキュラ・スプラインの内歯状の出力歯に噛み合わせておき、回転するウェーブ・ジェネレータによって噛み合い位置が移動することで、フレクスプラインの入力歯数とサーキュラ・スプラインの出力歯数の差で、反対方向にサーキュラ・スプラインを減速回転させるようにした、いわゆるハーモニックドライブと称される公知のものが使用される。そして、入力軸12は、駆動源11の原動軸との間で掛巡した伝動チェーン17によって従動回転され、減速機構15自体の内部で減速されることで出力軸側であるサーキュラ・スプラインを介して減速機構15の出力側である環状フランジ形のピボットワッシャー18に出力伝達されるようになっている。
減速機構15の出力側には、減速出力された駆動力を断続させるクラッチ機構20が減速機構15と同軸状にして配装されている。このクラッチ機構20は、ピボットワッシャー18のフランジ開口外側にロックボルトを介して円筒状のホロウシャフト21が同軸固定され、該ホロウシャフト21の周囲をボールベアリングで支承することで減速機構15のピボットワッシャー18と一体回転するようにしてある。そして、ホロウシャフト21内に、ドライブシャフト23の一端側を回転自在に支承し、ドライブシャフト23の他端側をフレーム1の側壁にボールベアリングを介して回転自在に支承してある。このドライブシャフト23には長手方向に沿ってキー溝23aが形成されており、ホロウシャフト21に係合自在に噛み合うクラッチ24と、該クラッチ24に一体となって連結されている一方のスプロケット25aと、該一方のスプロケット25aにカラー26を介して接続されている他方のスプロケット25bとが、キー溝23aに係入されたピボット27を介してドライブシャフト23に沿ってスライドできるようになっている。
これら一対のスプロケット25a,25bのうち、例えば外側に位置する一方のスプロケット25aと、前側の駆動輪51aの回転軸一端に取り付けたスプロケットとの間には第1の駆動チェーン52aが掛巡され、内側に位置する他方のスプロケット25bと、後側の駆動輪51bの回転軸一端に取り付けたスプロケットとの間には第2の駆動チェーン52bが掛巡されている(図1および図2参照)。このようにして、前後両駆動輪51a,51bは1つの駆動源11によって同時に駆動回転される。
図5(a)および図5(b)に示すように、ドライブシャフト23に装着されたクラッチ24は、その開口端面に円周に沿って形成された山谷状の噛み合い歯が、ホロウシャフト21の開口端面に円周に沿って形成された山谷状の噛み合い歯に対し係脱自在に山・谷同士が互いに噛み合うものとなっている。そして、噛み合い時のクラッチ24はホロウシャフト21と共に一体状に回転され、噛み合いの解除時には常時回転しているホロウシャフト21と離反されることで回転は伝達されないこととなって前後両駆動輪51a,51bはフリー回転可能な状態となるようにしてある。
フレーム1のほぼ中央部における左右側壁相互間には、駆動源11の停止状態において、クラッチ24をドライブシャフト23に沿って前方向あるいは後方向にスライドさせることでホロウシャフト21との噛み合いあるいは噛み合いの解除を可能にする操作手段31を備えている。すなわち、操作手段31は、両端にクラッチ24操作用の回転ノブ39を固着してあるクラッチシャフト33がフレーム1の左右側壁相互間に回転自在に支承され、クラッチシャフト33の一端側はフレーム1の側壁面に固定された筒状のシャフトブッシュ34に嵌挿されている。さらに、クラッチシャフト33には、このシャフトブッシュ34側寄りにシフターフォーク32の筒状の基部側がスライド自在に装着されており、基部側の筒先端に形成されているスプリングブッシュ36と前記フレーム1のシャフトブッシュ34との間でコイルスプリング35が巻装され、シフターフォーク32を後述するシフターブロック37側に弾発的に付勢させている。
また、シフターフォーク32の基部側にはその一端から側方に向けて、先端部分が円弧切欠状となった係止片32aが突設され、その円弧切欠部分はクラッチ24の断面凹状となった周溝24aに側方から嵌め入れさせることで、シフターフォーク32自体はクラッチ24の回転を可能な状態にして当該クラッチ24に連繋している。
さらに、減速機構15に対向するシフターフォーク32の係止片32a側面には、ロッド状のシフターストッパ32bが突設されており、該シフターストッパ32bは、クラッチ24がホロウシャフト21と適正な噛み合い位置にあるときに減速機構15の側壁面に係止されることで、ホロウシャフト21に対するクラッチ24の噛み合い方向への過度な食い込みを阻止しており、これによって駆動力に対する負荷の増大を防止している。
一方、クラッチシャフト33のほぼ中間にはネジ溝33aが形成されており、このネジ溝に、シフターブロック37の基部側に形成されているネジ筒部37bがねじ込まれている。シフターブロック37の基部の一端側は垂直起立部37aが一体形成されており、この垂直起立部37aの両側は、一対のシフターガイド38によって挟み込まれている。
而して、駆動源11の停止状態において、クラッチ機構20における操作手段31の回転ノブ39の操作により、クラッチシャフト33が正回転または逆回転されることでシフターブロック37はシフターガイド38に沿って正方向または逆方向にねじ送りされる。このときのシフターブロック37によるシフターフォーク32の押圧または押圧解除を介して、クラッチ24とホロウシャフト21との噛み合いを解除して駆動力を遮断させて、前後両駆動輪51a,51bをフリー回転可能な状態とし、あるいはクラッチ24とホロウシャフト21とを噛み合せて駆動力を伝達させて、前後両駆動輪51a,51bを同時に回転駆動されせるものとしてある。このとき、被搬送物Pによる荷重に関わらず、どちらの回転ノブ39を使ってもクラッチ機構20の操作が行えるものとしている。
また、シフターブロック37の垂直起立部37aには、長尺ロッド状のシフターバー41の基端部に形成されているネジ部がねじ込まれており、シフターバー41の先端側は、フレーム1の後部中央壁面に形成されている横長円形状の窓部42に露出されている。そして、シフターバー41先端が窓部42の左右いずれかに位置することで、ホロウシャフト21に対してクラッチ24が噛み合っている状態かあるいは噛み合いが解除されている状態かが容易に確認できるようにしてある。
尚、図中符号61は、図示を省略したハンドルを連繋するハンドルステーであり、62は、ヒューズブラケット、サーキットプロテクタ、リレーブラケット、リレー、端子台、等を含む電気制御部である。
次に、以上のように構成された最良の形態についての使用、動作の一例について説明する。図7に示すように、例えば大型で重量がある各種の被搬送物P底面の四隅に配置し、被搬送物Pの運搬に際し、駆動源11に対するオン−オフ操作によって走行、停止を行なう。例えば前部の左右に配置したこの発明ローラーをリモートコントロール装置C等によって遠隔操作し、例えばその全部を連動させたり、各別個に進退させたりして駆動走行させる。この駆動走行によって、所定の場所に被搬送物Pを搬送できるのである。
この駆動走行時には、図5(b)に示すように、減速機構15の出力軸に連繋されているホロウシャフト21と、ドライブシャフト23にスライド自在に装着されているクラッチ24とがクラッチ機構20によって互いに連繋されて駆動源11からの駆動力が一対のスプロケット25a,25bそれぞれに伝達されている状態となっている。このようにして、スプロケット25aに掛巡した第1の駆動チェーン52a、スプロケット25bに掛巡した第2の駆動チェーン52bを介して前後で計一対となっている両駆動輪51a,51bを同時に駆動回転させる。
このように1つの駆動源11によって前後両駆動輪51a,51bを同時に駆動回転させるため、被搬送物Pの荷重を支持しての運搬時における両駆動輪51a,51bが空転せずに共に回転駆動され、電動ローラー自体のスリップが未然に回避される。
また、ローラーの左右ヘの方向変換を行なう場合には、駆動源11を一旦停止させ、クラッチ機構20を駆動力の伝達遮断位置に切り換えることで前後両駆動輪51a,51bそれぞれをフリー回転可能な状態にしてから、ローラーを左右方向に自由に変換させる。ローラーの左右方向変換後には、再びクラッチ機構20を駆動力の伝達位置に切り替える。
すなわち、クラッチ機構20におけるクラッチ24とホロウシャフト21との噛み合いを解除する場合には、図5(a)に示すように、駆動源11を一旦停止させ、いずれか一方の回転ノブ39を回転操作してクラッチシャフト33を正回転させるのに伴うシフターブロック37の正方向へのねじ送りによってシフターフォーク32をコイルスプリング35の付勢力に抗して押圧スライドさせ、クラッチ24をホロウシャフト21から離反させることで駆動源11から両駆動輪51a,51bへの駆動回転力の伝達が遮断され、当該両駆動輪51a,51bはフリー回転可能な状態となる。
一方、駆動源11の停止状態において、クラッチ機構20におけるクラッチ24とホロウシャフト21とを噛み合わせる場合には、いずれか一方の回転ノブ39を逆回転操作してクラッチシャフト33を逆回転させるのに伴うシフターブロック37の逆方向へのねじ送りによってシフターフォーク32をコイルスプリング35の付勢力と共にクラッチ24をホロウシャフト21との噛み合い方向にスライドさせ、駆動源11からの駆動回転力が両駆動輪51a,51bに同時に伝達される状態となる。
駆動源11の停止によってホロウシャフト21が回転していないときに、操作手段31によってクラッチ24をホロウシャフト21側に移動させた際に、それらの間で噛み合わなくても、駆動源11による駆動開始に伴い回転するホロウシャフト21に対し、コイルスプリング35の弾発付勢力でクラッチ24がホロウシャフト21に迅速に噛み合い、駆動源11の駆動力によって両駆動輪51a,51bが同時に従動回転される。
これと同時に上記噛み合い位置ではシフターストッパ32bの先端が減速機構15の側壁面に係止される位置でクラッチ24とホロウシャフト21とは互いに余計な負荷を掛けずに正確な食い込み状態となって噛み合わされるものとなり、これによってスプロケット25a,25bを介しての前後両駆動輪51a,51bのスムーズな駆動回転が行えるのである。
本発明を実施するための最良の形態における重量物運搬用電動ローラーの平断面図である。 同じく側断面図である。 同じく操作手段の要部を示す断面図である。 同じくクラッチ機構の要部を示す断面図である。 同じく操作手段によるクラッチ機構の動作を説明するもので、(a)はクラッチ噛み合い解除の状態を示す平断面図、(b)はクラッチ噛み合い状態を示す平断面図である。 同じく重量物運搬用電動ローラーの斜視図である。 同じく被搬送物を運搬中の使用状態を示す斜視図である。
符号の説明
C…コントロール装置 P…被搬送物
1…フレーム 2…天板部
3…ピボット軸受 4…転回軸
5…ボールベアリング 6…ターンテーブル
11…駆動源 12…入力軸
15…減速機構 17…伝動チェーン
18…ピボットワッシャー
20…クラッチ機構 21…ホロウシャフト
23…ドライブシャフト 23a…キー溝
24…クラッチ 24a…周溝
25a,25b…スプロケット 26…カラー
27…ピボット
31…操作手段 32…シフターフォーク
32a…係止片 32b…シフターストッパ
33…クラッチシャフト 33a…ネジ溝
34…シャフトブッシュ 35…コイルスプリング
36…スプリングブッシュ 37…シフターブロック
37a…垂直起立部 37b…ネジ筒部
38…シフターガイド 39…回転ノブ
41…シフターバー 42…窓部
51a…前側の駆動輪 51b…後側の駆動輪
52a…第1の駆動チェーン 52b…第2の駆動チェーン
61…ハンドルステー 62…電気制御部

Claims (4)

  1. 駆動輪を前後に支承し、配してあるフレームと、このフレーム内に装架配装した駆動源と、駆動源の駆動力を減速出力させる減速機構と、該減速機構からの出力を両駆動輪に断続させるクラッチ機構とを備え、1つの駆動源で前後両駆動輪を同時に駆動させるようにしたことを特徴とする重量物運搬用電動ローラー。
  2. クラッチ機構は、減速機構の出力軸に連繋した円筒状のホロウシャフトと、該ホロウシャフト内に回転自在に支承してあるドライブシャフトにスライド自在に装着されていて、ホロウシャフトに係合自在に噛み合うクラッチと、該クラッチをスライドさせてホロウシャフトとの噛み合いあるいは噛み合いの解除を操作する操作手段と、前記クラッチと一体となってドライブシャフトにスライド自在に装着されている一対のスプロケットと、一方のスプロケット、前側の駆動輪相互間に掛巡した第1の駆動チェーンと、他方のスプロケット、後側の駆動輪相互間に掛巡した第2の駆動チェーンとを備えて成る請求項1記載の重量物運搬用電動ローラー。
  3. 操作手段は、フレームの左右側壁相互間に回転自在に支承されて、両端にクラッチ操作用の回転ノブを固着してあるクラッチシャフトと、該クラッチシャフトにねじ込まれ、回転ノブによるクラッチシャフトの回転によりシフターガイドに沿ってねじ送り自在としたシフターブロックと、クラッチシャフトに基部側がスライド自在に装着され、前記クラッチの回転を可能な状態にしてこれの周溝に係合するよう基部側から側方に突出した先端円弧切欠状の係止片を有するシフターフォークと、該シフターフォークをシフターブロック側に付勢するコイルスプリングとを備えて成る請求項2記載の重量物運搬用電動ローラー。
  4. シフターフォークには、クラッチとホロウシャフトとの噛み合い位置で減速機構側に係止させるよう当該減速機構に対向するシフターフォークの係止片側面にシフターストッパを設けた請求項3記載の重量物運搬用電動ローラー。
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