JP2010143207A - 印刷機 - Google Patents

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史人 梶谷
Shigeo Makino
重雄 牧野
Yukikazu Shoji
幸和 小路
Yoshiaki Kanda
義昭 神田
Yasunori Tanabe
康紀 田邊
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Abstract

【課題】印刷機において、ンキ貯留部に貯留されている水性インキの乾燥を抑制して良好な印刷作業を行うことが可能とする。
【解決手段】インキつぼ35、インキ元ローラ36、受渡しローラ37、練ローラ38、往復ローラ39、インキ着ローラ40、版胴32、ブランケット胴31を直列に対接して構成し、インキつぼ35に貯留された水性インキからの水分蒸発を抑制するインキ保湿手段として、インキつぼ35に貯留される水性インキAの表面を被覆する保湿材Bを設ける。
【選択図】 図2

Description

本発明は、例えば、オフセット枚葉印刷機やオフセット輪転印刷機などの印刷ユニットにて、水性インキを使用可能な印刷機に関するものである。
一般に、オフセット輪転印刷機は、給紙装置とインフィード装置と印刷装置と乾燥装置と冷却装置とウェブパス装置と折り装置と排紙装置とから構成されている。給紙装置は、2つの巻取体(ウェブロール)が装着されるリールスタンドを有しており、一方の巻取体から引き出されて走行しているウェブを、他方の巻取体のウェブに接続することで、連続的にウェブを供給可能な印刷機を有している。インフィード装置は、給紙装置の巻取体から引き出されたウェブを所定の速度で印刷装置に供給するものである。印刷装置は、一般的にブラック、シアン、マゼンタ、イエローの4色それぞれに対応した4組の印刷ユニットがウェブ走行方向に沿って並設されている。乾燥装置は、印刷装置により印刷が施されたウェブ上のインキを乾燥させるためのものであり、冷却装置は、乾燥装置での乾燥後の過剰な熱を蓄えるウェブを適当な温度まで冷却するものである。ウェブパス装置は、乾燥されて冷却されたウェブを搬送するものであり、折り装置は、ウェブを縦折りされた後に裁断し、所定の大きさに折り畳んで折帖を形成するものであり、排紙装置は、折り畳まれた折帖を機外へ搬出するものである。
従って、給紙装置により巻取体からロール状のウェブが引き出され、このウェブがインフィード装置により所定の速度で印刷装置に供給され、この印刷装置における各印刷ユニットにより多色印刷が施され、印刷されたウェブは、乾燥装置でインキが乾燥され、冷却装置で冷却され、ウェブパス装置を経て搬送された折り装置により折帖が作成され、排紙装置により搬出される。
このようなオフセット輪転印刷機における印刷装置の各印刷ユニットは、両面印刷機の場合、水平に搬送されるウェブの上下に、インキ供給装置と、インキ着ローラと、版胴と、ブランケット胴がそれぞれ対称に配置されている。インキ供給装置は、インキつぼ装置を有し、インキつぼのインキをインキ元ローラやインキ受渡ローラなどを介してインキローラ群に受け渡し、その後、インキ着ローラに供給するものである。そして、インキ着ローラと版胴とブランケット胴は順に対接しており、版胴には表面に版が装着されており、ブランケット胴は、版胴に供給されたインキを絵柄としてウェブに転写することができる。
従って、インキ供給装置の各ローラを回転すると、インキ元ローラにより供給量が調整されたインキが、インキつぼから呼び出しローラに供給され、インキローラ群で適度に練られ、薄膜を形成した後にインキ着ローラから版胴の版面に供給され、版面に付着したインキがブランケット胴に転写され、対向するブランケット胴との間でウェブが挟持されることで、このウェブに所定の印圧が掛けられてブランケット胴のインキを絵柄として転写される。
上述した印刷装置の印刷ユニットでは、油性インキが用いられて印刷が行われる。この油性インキは、一般に、その粘性が高いことから、インキ供給装置として多数の練ローラを設け、且つ、複数のインキ着ローラを設けている。そのため、構造が大型化してしまう。また、油性インキは、顔料、インキ用樹脂、石油系溶剤などを主成分として形成されており、石油系溶剤として、VOC(揮発性有機溶剤)が用いられており、地球環境保全や労働環境保全の面で好ましくない。そのため、油性インキに代えてVOCを含まない水性インキを用いて印刷を行うことが提案されている。
水性インキを用いた印刷機としては、例えば、下記特許文献1に記載されたものがある。この特許文献1に記載された印刷ユニットでは、インキユニットと、水性インキを収容するのに適した版板を支持する版胴と、印刷ブランケットを支持するブランケット胴を設けると共に、版板、印刷ブランケット、インキユニットのうちの1つまたは2つ以上のインキ保持面を、水性インキを用いた印刷に適した所定の温度に維持するための冷却ユニットを設けている。
また、特許文献2では、インキ着ローラ上の水性インキの水分量を低下させるインキ水分量低下手段として、インキ着ローラにおける水性インキの転写部分を覆うカバーと、このカバーに覆われた空間部を除湿する除湿装置を設けている。
特表2000−506091号公報 特開2008−207485号公報
上述した印刷機にて、インキつぼは、水性インキを所定量ダム貯留しており、インキ元ローラが回転することで、インキつぼの水性インキがインキキーとインキ元ローラとの隙間から送り出され、インキ受渡ローラに受け渡される。この場合、インキつぼは、水性インキを補充しやすいように、上方が開口した形状となっている。
ところが、水性インキは、一般に、水溶性樹脂やアミンやアルカリで水溶液とした樹脂を水に溶解させたものであり、油性インキに比べて乾燥しやすい。そのため、周囲の温度が上昇したり、周囲の湿度が低下したときには、インキつぼの水性インキから水分が蒸発しやすく、インキ特性が変わってしまうおそれがある。特に、印刷機を停止した状態で長時間経過したときには、インキつぼの水性インキ特性が変わりやすい。
本発明は上述した課題を解決するものであり、インキ貯留部に貯留されている水性インキの乾燥を抑制して良好な印刷作業を行うことが可能な印刷機を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するための本発明の印刷機は、インキ貯留部から水性インキを供給するインキ供給手段と、該インキ供給手段からインキが受け渡されるインキローラ群と、該インキローラ群からインキが受け渡される版胴と、該版胴に対接して該版胴に供給されたインキを絵柄として印刷用紙に転写するブランケット胴と、前記インキ貯留部に貯留された水性インキからの水分蒸発を抑制するインキ保湿手段と、を備えることを特徴とするものである。
本発明の印刷機では、前記インキ保湿手段は、前記インキ貯留部に貯留される水性インキの表面を被覆する保湿材を有することを特徴としている。
本発明の印刷機では、前記保湿材は、水性インキの表面上に浮遊する液体であることを特徴としている。
本発明の印刷機では、前記保湿材は、水性インキの表面上に浮遊するシートであることを特徴としている。
本発明の印刷機では、前記インキ供給手段は、前記インキ貯留部の水性インキを送り出すインキ元ローラを有し、該インキ元ローラに近接して前記保湿材の送り出しを防止する送出防止ブレードが設けられることを特徴としている。
本発明の印刷機では、前記インキ保湿手段は、前記インキ貯留部の上方を覆うカバーを有することを特徴としている。
本発明の印刷機では、印刷作業を行う印刷モード間で印刷作業を停止する印刷停止モードにあるときに前記インキ保湿手段を用いることを特徴としている。
本発明の印刷機によれば、インキ貯留部から水性インキを供給するインキ供給手段と、インキ供給手段からインキが受け渡されるインキローラ群と、インキローラ群からインキが受け渡される版胴と、版胴に対接して該版胴に供給されたインキを絵柄として印刷用紙に転写するブランケット胴とを設けると共に、インキ貯留部に貯留された水性インキからの水分蒸発を抑制するインキ保湿手段を設けている。従って、インキ保湿手段によりインキ貯留部に貯留された水性インキからの水分蒸発が抑制されることとなり、インキ貯留部に貯留されている水性インキの乾燥を抑制して良好な印刷作業を行うことができる。
本発明の印刷機によれば、インキ保湿手段として、インキ貯留部に貯留される水性インキの表面を被覆する保湿材を設けるので、水性インキは、この保湿材により表面が被覆されることとなり、水分の蒸発を適正に抑制することができる。
本発明の印刷機によれば、保湿材として、水性インキの表面上に浮遊する液体を設けるので、保湿液を水性インキの表面に付与すればよく、取り扱い性を向上することができる。
本発明の印刷機によれば、保湿材として、水性インキの表面上に浮遊するシートを設けるので、保湿シートと水性インキとの混合を防止して水性インキの品質の低下を防止することができる。
本発明の印刷機によれば、インキ供給手段として、インキ貯留部の水性インキを送り出すインキ元ローラを設け、このインキ元ローラに近接して保湿材の送り出しを防止する送出防止ブレードを設けるので、水性インキへの保湿材の混入を防止して水性インキの品質の低下を防止することができる。
本発明の印刷機によれば、インキ保湿手段として、インキ貯留部の上方を覆うカバーを設けるので、インキ貯留部内がカバーにより密閉状態となることで、水性インキからの水分の蒸発を適正に抑制することができる。
本発明の印刷機によれば、印刷作業を行う印刷モード間で印刷作業を停止する印刷停止モードにあるときにインキ保湿手段を用いるので、短期間にわたって印刷作業を停止するときだけでなく、長期間にわたって印刷作業を停止するときでも、インキ貯留部に貯留された水性インキからの水分蒸発を抑制することができ、水性インキの品質の低下を適正に防止することができる。
以下に添付図面を参照して、本発明に係る印刷機の好適な実施例を詳細に説明する。なお、この実施例により本発明が限定されるものではない。
図1は、本発明の実施例1に係る印刷機における印刷ユニットを表す概略構成図、図2は、実施例1の印刷ユニットにおけるインキ供給装置を表す概略図、図3は、実施例1の印刷機を表す概略構成図である。
実施例1の印刷機は、水性インキを用いたオフセット輪転印刷機であって、図3に示すように、給紙装置11と、インフィード装置12と、印刷装置13と、乾燥装置14と、冷却装置15と、ウェブパス装置16と、折り装置17と、排紙装置18とから構成されている。
給紙装置11は、2つの巻取体(ウェブロール)が装着されるリールスタンドを有しており、一方の巻取体から引き出されて走行しているウェブ(印刷用紙)を、他方の巻取体のウェブに接続することで、連続的にウェブを供給可能な紙継装置を有している。インフィード装置12は、給紙装置11のウェブを印刷装置13側に供給するものである。印刷装置13は、4つの水性インキ色である墨(Black)、藍(Cyan)、紅(Magenta)、黄(Yellow)ごとの4個の印刷ユニット21,22,23,24がウェブ走行方向に沿って並設されて構成されている。乾燥装置14は、印刷装置13により印刷が施されたウェブ上の水性インキを乾燥させるためのものであり、冷却装置15は、乾燥装置14での乾燥後の過剰な熱を蓄えるウェブを適当な温度まで冷却するものである。ウェブパス装置16は、乾燥されて冷却されたウェブを搬送するものであり、折り装置17は、ウェブを縦折りされた後に裁断し、所定の大きさに折り畳んで折帖を形成するものであり、排紙装置18は、折り畳まれた折帖を機外へ搬出するものである。
従って、給紙装置11により巻取体からロール状のウェブWが引き出され、インフィード装置12により印刷装置13に供給され、この印刷装置13にて、各印刷ユニット21,22,23,24により多色印刷が施され、印刷されたウェブWは、乾燥装置14で水性インキが乾燥され、冷却装置15で冷却され、ウェブパス装置16を経て搬送されて折り装置17により折帖が作成され、排紙装置18により搬出される。
ここで、本実施例のオフセット輪転印刷機にて、各印刷ユニット21,22,23,24は、ウェブWの表面及び裏面に同時に印刷する両面印刷機であって、使用する水性インキの色(墨、藍、紅、黄)が相違するだけで、その構成はほぼ同様のものとなっている。そのため、以下の説明では、一つの印刷ユニット21において、ウェブWの表面に印刷を施す構成についてのみ説明する。
印刷ユニット21において、図1に示すように、ウェブWの搬送経路における上方には、ブランケット胴31が配置されると共に、このブランケット胴31に対接して版胴32が配置されている。そして、版胴32の上方に、インキローラ群33とインキ供給装置34が配置されている。
このインキ供給装置34は、予め設定された所定粘性、つまり、所定水分率の水性インキまたは水溶性インキを貯留するインキ貯留部としてのインキつぼ35と、このインキつぼ35から図示しないインキキーにより調量されたインキを供給するインキ元ローラ36とを有している。また、インキローラ群33は、インキ元ローラ36のインキを受け渡す受渡しローラ37と、受渡しローラ37から受け渡されたインキを練る練ローラ38と、練ローラ38により練られたインキを幅方向に広げる往復ローラ39と、往復ローラ39から受け渡されたインキを版胴32に供給するインキ着ローラ40とを有している。
この場合、インキ元ローラ36、練ローラ38、インキ着ローラ40は、表面に弾力部を有するゴムローラである。一方、受渡しローラ37、往復ローラ39は、金属性のローラである。また、版胴32は、表面に図示しない版が装着された金属ローラであり、ブランケット胴31は、表面に弾力部としてのブランケットが装着されたゴムローラである。そして、インキ元ローラ36、受渡しローラ37、練ローラ38、往復ローラ39、インキ着ローラ40、版胴32、ブランケット胴31が直列をなして対接している。
なお、この印刷ユニット21において、ウェブWの搬送経路における下方にも上述と同様に、ブランケット胴41に加えて、図示しない版胴、インキローラ群、インキ供給装置が配置されている。このブランケット胴41は、ウェブWを介してブランケット胴31と対向している。
従って、印刷ユニット21の上部にて、インキ元ローラ36により供給量が調整された水性インキが、インキつぼ35から受渡しローラ37に供給され、練ローラ38及び往復ローラ39を通ることで適度に練られ、薄膜を形成した後にインキ着ローラ40に供給され、このインキ着ローラ40から版胴32の版面に供給され、版面に付着したインキがブランケット胴31に転写される。一方、印刷ユニット21の下部にて、インキ供給装置からインキがインキローラ群を介して版胴の版面に供給され、版面に付着したインキがブランケット胴41に転写される。そして、表面印刷を行うブランケット胴31と裏面印刷を行うブランケット胴41との間でウェブWに所定の印圧が掛けられることで、各ブランケット胴31,41のインキを絵柄としてウェブWの表面及び裏面に転写することができる。
また、本実施例のオフセット輪転印刷機における印刷ユニット21には、インキローラ群33及びインキ供給装置34における少なくとも一組のローラの対接部にその回転方向の下流側から調湿空気を供給する調湿空気供給手段(加湿空気供給手段、諸室空気供給手段)が設けられている。
即ち、インキ元ローラ36と受渡しローラ37との対接部には、その回転方向の下流側に位置して第1噴射ノズル51が設けられている。そして、第1噴射ノズル51には、加湿空気供給ライン52を介して加湿空気供給源53が連結されている。また、往復ローラ39とインキ着ローラ40との対接部には、その回転方向の下流側に位置して第2噴射ノズル54が設けられている。そして、第2噴射ノズル54には、除湿空気供給ライン55を介して除湿空気供給源56が連結されている。
第1噴射ノズル51は、インキ元ローラ36と受渡しローラ37との対接部にその回転方向の下流側から加湿空気を供給することで、インキ元ローラ36と受渡しローラ37上のインキの水分量を増加させるものである。第2噴射ノズル54は、往復ローラ39とインキ着ローラ40との対接部にその回転方向の下流側から除湿空気を供給することで、往復ローラ39やインキ着ローラ40上のインキの水分量を低下させるものである。
具体的には、加湿空気は、湿度が80%(70〜90%)の空気であり、ナノミストまたはミスト等である。一方、除湿空気は、湿度が30%(20〜40%)の空気であり、ドライ空気である。第1噴射ノズル51は、ローラ間を転写中するときに水分が蒸発したインキに対して、水分を付与して所定の水分率を維持するためのものである。一方、第2噴射ノズル54は、ある程度、水分量が確保されたインキから水分を蒸発させて水分率を低下させることで、版胴32からブランケット胴31へのインキの転写性を確保するものである。
なお、加湿空気供給源53及び除湿空気供給源66は、図示しないファンや流量調整弁などを有しており、制御装置によりこれらを制御することで、印刷ユニット21における雰囲気湿度に応じて噴射ノズル51,54が供給する調湿空気の湿度が最適となるように制御することが望ましい。
更に、本実施例のオフセット輪転印刷機における印刷ユニット21には、インキつぼ(インキ貯留部)35に貯留された水性インキからの水分蒸発を抑制するインキ保湿手段が設けられている。本実施例では、このインキ保湿手段は、インキつぼ35に貯留される水性インキの表面を被覆する保湿材である。
具体的に説明すると、図2に示すように、インキつぼ35は、水性インキAを貯留すると共にインキ元ローラ36が浸漬されるつぼ本体35aと、つぼ本体35aの回動自在に支持されると共にインキ元ローラ36の外周面との隙間を調整可能なインキキー35bを有している。なお、このインキキー35bは、インキ元ローラ36の回転軸の軸方向に沿って配置されると共に、複数に分割しており、独立して移動可能となっている。即ち、このインキキー35bを回動してインキ元ローラ36の外周面との隙間を調整することで、インキ元ローラ36がインキつぼ35から送り出すインキ供給量を調整することができる。
本実施例の保湿材Bは、例えば、水性インキAの表面上に浮遊する液体である。この保湿液としては、グリセリンやアミン系の溶剤など保水性を有する溶液が好ましい。その他、顔料が含有していない水性インキでもよく、この場合、使用する水性インキAより粘度の高いものを用いることが望ましい。また、本実施例の保湿材としては、例えば、水性インキAの表面上に浮遊するシートとしてもよい。この保湿シートとしては、オブラート(澱粉シート)や顔料が含有していない水性インキAをシート状に固化したものであってもよい。この場合、所定時間が経過すると、保湿材が水性インキに混合、溶解してしまうが、少量であることから、水性インキAの品質に影響を与えることはない。
また、インキつぼ35には、インキ元ローラ36に近接して保湿材Bの送り出しを防止する送出防止ブレード35cが設けられている。この送出防止ブレード35cは、つぼ本体35aの水性インキA内に浸漬するように配置され、先端部がインキ元ローラ36の外周面に接触している。従って、インキ元ローラ36が回転して水性インキAを供給しているとき、水性インキAの表面上に浮遊する保湿材Bがインキ元ローラ36の回転により水性インキA内に引き込まれても、この送出防止ブレード35cがインキ元ローラ36の外周面に付着した保湿材Bによりかき取ることで、インキ元ローラ36による保湿材Bの送り出しを抑制することができる。
また、本実施例では、印刷作業を行う印刷モード間で印刷作業を停止する印刷停止モードにあるとき、インキ保湿手段を用いる、つまり、インキつぼ35に貯留される水性インキの表面上に保湿材Bを付与する。具体的には、印刷機によるその日の印刷作業が終了し、翌日まで長時間にわたって印刷機を停止しておくときに、インキつぼ35に保湿材Bを投入して水性インキの表面を保湿材Bにより覆うことが望ましい。
ここで、上述した本実施例のオフセット輪転印刷機における印刷ユニット21の運転動作について説明する。
印刷ユニット21の印刷モードにて、図1に示すように、インキつぼ35に貯留されるインキは、水、顔料、樹脂などから構成され、ロール間における良好な転写性が確保できるようにその水分率(水分量)が設定されている。各ローラが回転すると、インキ元ローラ36により調量された水性インキが、インキつぼ35から受渡しローラ37、練ローラ38、往復ローラ39を介してインキ着ローラ40に供給される。このインキの供給に際し、インキは、良好な転写性(インキの流動性)が確保できる水分率(水分量)に設定されており、適正にインキ着ローラ40に供給される。
このとき、第1噴射ノズル51は、インキ元ローラ36と受渡しローラ37との対接部にその回転方向の下流側から加湿空気を供給する。インキ元ローラ36と受渡しローラ37とは、その回転数が相違することからスリップが発生し、インキから水分が蒸発しやすい。そのため、インキ元ローラ36と受渡しローラ37上のインキに対して水分量を増加させる。
また、第2噴射ノズル54は、往復ローラ39とインキ着ローラ40との対接部にその回転方向の下流側から除湿空気を供給する。インキがインキ着ローラ40から版胴32、ブランケット胴31へ転写されるとき、版胴32とブランケット胴31上のインキの水分量を低下させることで、その転写性が向上する。そして、インキ着ローラ40に供給されたインキは、対接する版胴32に転写され、版胴32が回転することで、この版胴32に転写されたインキがブランケット胴31に受け渡される。
その後、ブランケット胴31が回転することで、このブランケット胴311に転写されたインキの絵柄がウェブWに至ると、各ブランケット胴31,41との間でウェブWに所定の印圧が掛けられ、各ブランケット胴31,41のインキの絵柄がウェブWの表面及び裏面に転写される。
なお、水性インキの転写性及び画像形成性は、印刷品質に直結するものであり、オペレータは、印刷ユニット21の雰囲気状態に応じて加湿空気供給源53及び除湿空気供給源56の駆動制御(ON/OFF制御または能力制御)を行う必要がある。また、本実施例のオフセット輪転印刷機は、4つの印刷ユニット21,22,23,24を有しており、その他の印刷ユニット22,23,24でも同様の作業を行っている。
そして、印刷ユニット21,22,23,24による印刷作業が終了し、印刷機を停止するとき、インキ供給装置34におけるインキつぼ35内に保湿材Bを投入する。すると、この保湿材Bは、インキつぼ35内に貯留されている水性インキAの表面に浮遊して表面全体を被覆する。そのため、水性インキAは、表面が保湿材Bにより被覆されることで、含有する水分の蒸発が抑制される。
このように実施例1の印刷機にあっては、インキつぼ35、インキ元ローラ36、受渡しローラ37、練ローラ38、往復ローラ39、インキ着ローラ40、版胴32、ブランケット胴31を直列に対接して構成し、インキつぼ35に貯留された水性インキからの水分蒸発を抑制するインキ保湿手段を設けている。
従って、インキ保湿手段によりインキつぼ35に貯留された水性インキからの水分蒸発が抑制されることとなり、インキつぼ35に貯留されている水性インキの乾燥を抑制し、品質の低下を防止して良好な印刷作業を行うことができる。
また、本実施例の印刷機では、インキ保湿手段として、インキつぼ35に貯留される水性インキAの表面を被覆する保湿材Bを設けており、水性インキAはこの保湿材Bにより表面が被覆されることとなり、水分の蒸発を適正に抑制することができる。この場合、保湿材Bとして、水性インキAの表面上に浮遊する保湿液とすると、保湿液を水性インキA
の表面に付与すればよく、取り扱い性を向上することができる。また、保湿材Bとして、水性インキAの表面上に浮遊するシートとすると、保湿シートと水性インキAとの混合を防止して水性インキAの品質の低下を防止することができる。
また、本実施例の印刷機では、インキつぼ35に水性インキを送り出すインキ元ローラ36を設け、このインキ元ローラ36に近接して保湿材の送り出しを防止する送出防止ブレード35cを設けている。従って、水性インキへの保湿材の混入を防止して水性インキの品質の低下を防止することができる。
また、本実施例の印刷機では、印刷作業を行う印刷モード間で印刷作業を停止する印刷停止モードにあるときに、インキ保湿手段を用いている。従って、短期間にわたって印刷作業を停止するときだけでなく、長期間にわたって印刷作業を停止するときでも、インキつぼ35に貯留された水性インキからの水分蒸発が抑制することができ、水性インキの品質の低下を適正に防止することができる。
なお、本実施例では、印刷機によるその日の印刷作業が終了し、翌日まで長時間にわたって印刷機を停止しておく印刷停止モードにあるとき、インキつぼ35に貯留される水性インキの表面上に保湿材Bを付与するようにしたが、本発明は、この構成に限定されるものではない。例えば、版交換作業のために印刷作業を停止する印刷停止モードにあるとき、インキつぼ35に貯留される水性インキの表面上に保湿材Bを付与してもよい。また、印刷作業を行う印刷モードにあるとき、インキつぼ35に貯留される水性インキの表面上に保湿材Bを付与してもよい。
図4は、本発明の実施例2に係る印刷機におけるインキ供給装置を表す概略図である。なお、前述した実施例で説明したものと同様の機能を有する部材には同一の符号を付して重複する説明は省略する。
実施例2のオフセット輪転印刷機において、図4に示すように、印刷ユニットのインキ供給装置61には、インキつぼ(インキ貯留部)62に貯留された水性インキからの水分蒸発を抑制するインキ保湿手段として、インキつぼ62の上方を覆うカバー63が設けられている。
具体的に説明すると、インキつぼ62は、水性インキAを貯留すると共にインキ元ローラ36が浸漬されるつぼ本体62aと、つぼ本体62aの回動自在に支持されると共にインキ元ローラ36の外周面との隙間を調整可能なインキキー62bを有している。そして、つぼ本体62aの一端部には、カバー63の一端部が連結軸(ヒンジ)64により回動自在に連結されている。このカバー63は、インキつぼ62及びインキ元ローラ36の上方を被覆する閉止位置と、上方に回動してインキつぼ62及びインキ元ローラ36の上方を開放する開放位置とに移動可能となっている。
従って、カバー63が閉止位置にあるとき、インキつぼ62及びインキ元ローラ36の上方を被覆することで、インキつぼ62の貯留されている水性インキAからの水分の蒸発が抑制される。一方、インキつぼ62の貯留されている水性インキAの量が減少したときには、カバー63を、図4に二点鎖線で示すように、上方に回動して開放位置に移動することで、インキつぼ62に対して水性インキAを補充することができる。
このように実施例2の印刷機にあっては、インキ供給装置61をインキつぼ62とインキ元ローラ36により構成し、インキつぼ62に貯留された水性インキからの水分蒸発を抑制するインキ保湿手段として、インキつぼ62の上方を覆うカバー63を設けている。
従って、インキつぼ62がカバー63により密閉状態となるため、水性インキAからの水分の蒸発が抑制されることとなり、インキつぼ35に貯留されている水性インキの乾燥を抑制し、品質の低下を防止して良好な印刷作業を行うことができる。また、印刷時には、インキつぼ62の上方がカバー63により被覆されることから、水性インキへの異物の混入も防止することができる。
なお、この実施例2にて、インキつぼ62にカバー63を開閉自在に設けたが、インキつぼにカバーを固定し、カバーの一部に開口部を設けると共に開口部に着脱式の蓋を設けてもよい。この場合であっても、蓋を外すことで、開口部から水性インキを補充することができる。
図5は、本発明の実施例3に係る印刷機における印刷ユニットを表す概略図である。なお、前述した実施例で説明したものと同様の機能を有する部材には同一の符号を付して重複する説明は省略する。
実施例3のオフセット輪転印刷機において、図5に示すように、印刷ユニット21には、印刷作業を行う印刷モード間で印刷作業を停止する印刷停止モードにあるときに、インキローラ群33に付着している水性インキからの水分蒸発を抑制するインキ保湿手段が設けられている。このインキ保湿手段は、インキローラ群33を構成する受渡しローラ37、練ローラ38、往復ローラ39、インキ着ローラ40の表面に保湿材Bを付与する保湿材噴射ノズル71である。
具体的に説明すると、インキローラ群33に対向して保湿材噴射ノズル71が移動自在に設けられている。なお、この保湿材噴射ノズル71から噴射される保湿材Bは、実施例1で説明したものと同様のものである。従って、印刷ユニット21による印刷作業が終了し、印刷機を停止するとき、インキ元ローラ36、受渡しローラ37、練ローラ38、往復ローラ39、インキ着ローラ40、版胴32、ブランケット胴31の回転を停止した後、保湿材噴射ノズル71により受渡しローラ37、練ローラ38、往復ローラ39、インキ着ローラ40の表面に保湿材Bを噴射し、水性インキの表面をこの保湿材により被覆する。そのため、各ローラ表面の水性インキは、表面が保湿材Bにより被覆されることで、含有する水分の蒸発が抑制される。
なお、印刷ユニットにより印刷を開始するためには、色合わせなどのために所定の印刷準備期間が必要となることから、この間に各ローラを回転することで、表面に付着している保湿材Bは、ウェブWに転移して除去され、印刷障害となることはない。
このように実施例3の印刷機にあっては、インキつぼ35、インキ元ローラ36、受渡しローラ37、練ローラ38、往復ローラ39、インキ着ローラ40、版胴32、ブランケット胴31を直列に対接して構成し、インキローラ群33に付着している水性インキからの水分蒸発を抑制するインキ保湿手段として、インキローラ群33を構成する受渡しローラ37、練ローラ38、往復ローラ39、インキ着ローラ40の表面に保湿材Bを付与する保湿材噴射ノズル71を設けている。
従って、印刷作業を行う印刷モード間で印刷作業を停止する印刷停止モードにあるとき、保湿材噴射ノズル71により噴射された保湿材Bがインローラ群33の水性インキの表面を被覆することから、各ローラの表面にある水性インキからの水分蒸発が抑制されることとなり、水性インキの乾燥を抑制し、品質の低下を防止して良好な印刷作業を行うことができる。
なお、この実施例3では、保湿材噴射ノズル71を移動してインキローラ群33の各ローラの表面に保湿財Bを付着させたが、この方法に限定されるものではない。例えば、印刷ユニット21による印刷作業が終了し、印刷機を停止するとき、インキ着ローラ40を版胴32から離間させ、受渡しローラ37、練ローラ38、往復ローラ39、インキ着ローラ40を低速回転しながら、保湿材噴射ノズル71により受渡しローラ37の表面に保湿材Bを噴射することで、保湿材Bを受渡しローラ37から練ローラ38、往復ローラ39、インキ着ローラ40に転移させ、各ローラ表面の水性インキを保湿材Bにより被覆するようにしてもよい。
また、上述した各実施例では、インキ供給装置33,61として、インキつぼ35,62とインキ元ローラ36を設けたが、インキ元ローラ36と受渡しローラ37との間に呼び出しローラを設けて構成してもよい。この場合、インキキーが不要となる。
また、上述した各実施例では、印刷機を4つの印刷ユニットから構成したが、1つまたは2つまたは5つ以上に構成してもよい。また、印刷ユニットをインキ供給装置とインキローラ群と版胴とブランケット胴から構成したが、このローラ及び胴の構成並びにその数は実施例に限定されるものではなく、適宜最適なものに設定すればよい。更に、印刷機を両面印刷機としたが、片面印刷機でもよく、また、輪転印刷機に限らず、枚葉印刷機に適用することもできる。
本発明に係る印刷機は、インキ貯留部に貯留された水性インキからの水分蒸発を抑制するインキ保湿手段を設けることで、インキ貯留部に貯留されている水性インキの乾燥を抑制して良好な印刷作業を行うものであり、いずれの印刷機にも適用することができる。
本発明の実施例1に係る印刷機における印刷ユニットを表す概略構成図である。 実施例1の印刷ユニットにおけるインキ供給装置を表す概略図である。 実施例1の印刷機を表す概略構成図である。 本発明の実施例2に係る印刷機におけるインキ供給装置を表す概略図である。 本発明の実施例3に係る印刷機における印刷ユニットを表す概略構成図である。
符号の説明
11 給紙装置
12 インフィード装置
13 印刷装置
14 乾燥装置
15 冷却装置
16 ウェブパス装置
17 折り装置
18 排紙装置
21,22,23,24 印刷ユニット
31,41 ブランケット胴
32 版胴
33 インキローラ群
34,61 インキ供給装置
35,62 インキつぼ(インキ貯留部)
35c 送出防止ブレード
36 インキ元ローラ
40 インキ着ローラ
51 第1噴射ノズル
53 加湿空気供給源
63 カバー(インキ保湿手段)
A 水性インキ
B 保湿材(インキ保湿手段)

Claims (7)

  1. インキ貯留部から水性インキを供給するインキ供給手段と、
    該インキ供給手段からインキが受け渡されるインキローラ群と、
    該インキローラ群からインキが受け渡される版胴と、
    該版胴に対接して該版胴に供給されたインキを絵柄として印刷用紙に転写するブランケット胴と、
    前記インキ貯留部に貯留された水性インキからの水分蒸発を抑制するインキ保湿手段と、
    を備えることを特徴とする印刷機。
  2. 前記インキ保湿手段は、前記インキ貯留部に貯留される水性インキの表面を被覆する保湿材を有することを特徴とする請求項1に記載の印刷機。
  3. 前記保湿材は、水性インキの表面上に浮遊する液体であることを特徴とする請求項2に記載の印刷機。
  4. 前記保湿材は、水性インキの表面上に浮遊するシートであることを特徴とする請求項2に記載の印刷機。
  5. 前記インキ供給手段は、前記インキ貯留部の水性インキを送り出すインキ元ローラを有し、該インキ元ローラに近接して前記保湿材の送り出しを防止する送出防止ブレードが設けられることを特徴とする請求項1から4のいずれか一つに記載の印刷機。
  6. 前記インキ保湿手段は、前記インキ貯留部の上方を覆うカバーを有することを特徴とする請求項1に記載の印刷機。
  7. 印刷作業を行う印刷モード間で印刷作業を停止する印刷停止モードにあるときに前記インキ保湿手段を用いることを特徴とする請求項1から6のいずれか一つに記載の印刷機。
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