JP2010142146A - ポット型苗株移植機 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ポット型苗株移植機は、機体後部に昇降リンク装置(3)を介してポット式植付装置(4)を支持し、このポット式植付装置(4)は、ポット苗箱導入部(30)と空箱収容部(38)とを上下に配置し、その後部下端に植付部(32)を備えて後部が下がる屈曲形状に構成され、上記昇降リンク装置(3)から後方に延びる延長フレーム(9)を介してポット式植付装置(4)の植付部(32)を支持し、かつ、昇降リンク装置(3)の後端部に起設した縦フレーム(43)によって整地ロータ(8)を支持するとともに、その縦フレーム(43)をポット式植付装置(4)に倣って屈曲形状に形成したものである。
【選択図】図3
Description
上記昇降リンク装置から後方に延びる延長フレームを介してポット式植付装置の植付部を支持し、かつ、昇降リンク装置の後端部に起設した縦フレームによって圃場面整地用の整地ロータを高さ調節可能に支持するとともに、その縦フレームをポット式植付装置に倣って屈曲形状に形成したことを特徴とする。
上記ポット型苗株移植機は、空箱収容部の下方に縦フレームを配置することによってポット式植付装置の長さの範囲内に整地ロータが構成されることから、機体全長が抑えられるとともに、オペレータの介入を要するポット苗箱導入部および空箱収容部が移植機本体の後部に近接配置が可能となる。
本発明の適用例としてのポット式苗移植機は、その側面図および苗植付装置を仮想表記した平面図をそれぞれ図1、図2に示すように、8条植えのポット型苗株移植機であって、操向駆動可能な左右一対の前輪6,6と左右一対の駆動後輪7,7を備えた機体の後側に、上下のリンクで構成されてその後端部にローリング調節部を備える昇降リンク装置3を介してポット式植付装置4が昇降可能に装着され、このポット式植付装置4の下方に設けたフロート5の前方に整地ロータ8を設ける。
植付部の各機器について個別に説明する。
8条植えの構成例によるポット式植付装置4は、詳細な構成は後述の記載に譲ってその大要を説明すると、機体後部の要部拡大側面図を図3に示すように、可撓性を有する苗トレイに格子状配列の多数の育苗ポットを形成してそれぞれに苗を1株づつ収容して苗箱に保持した態様で取扱うために、隣接する2条づつで共用の後下がりに傾斜した上下2段のポット苗箱導入部30,30…が左右並列に4組設けられ、これら各組のポット苗箱導入部30,30…の後端部には、苗箱主搬送路31,31…が接続されて苗箱を移送する搬送部を形成する。
整地ロータ8は、土塊を破砕して圃場を整地するための前後配置の2つの破砕ロータ41,41と、その前後をそれぞれ上方から支持する吊ワイヤ42aと吊リンク42bを備えて構成し、これを昇降リンク装置3の後端部に起設した縦フレーム43により、ポット式植付装置4の下方位置において高さ調節可能に支持する。
別構成の整地ロータ51について説明すると、その要部拡大側面図を図4に示すように、吊リンク52の上部に遊動連結した調節リンク53および同吊リンク52の下部に連結したリンク54をそれぞれの支持ブラケット53a、54aによって昇降リンク装置3の後端部に軸支するとともに、昇降リンク装置3の後端部に起設した縦フレーム(不図示)に調節レバー44を軸支してロッド56で上側の調節リンク53と連結することにより、前記同様にメンテナンス用スペースが確保され、開きスペースを有効に使うことができる。
ここで、改めて、8条植えの構成例によりポット式苗移植装置の全体構成について図6〜図21の図面に基づき説明する。
ポット式苗移植装置は、昇降用油圧シリンダ26によって昇降用油圧(電磁)バルブ27を介して上下に昇降する構成であり、隣接する2条づつで共用の後下がりに傾斜した上下2段の苗箱供給部30,30…が左右並列に4組設けられ、これら各組の苗箱供給部の後端部に苗箱主搬送部31,31…が接続されて苗箱搬送路が構成されている。各苗箱主搬送部31は、上下2段の苗箱供給部30,30から順に1個づつ供給される苗箱を前半は下向きに搬送し、途中で搬送方向を徐々に変え、後半は上向きに搬送する側面視略U字条に形成されている。苗箱搬送部31の終端部に接続して、後記苗取出位置Pで苗を取り出された後の空の苗箱を複数個上下に重ねた状態で収容することのできる空箱収容枠38が設けられている。空箱ガイドレール39aと39bとの繋ぎ目に対応する部位には、空箱を上側から案内するガイド体40が設けられ、苗箱の周回移動が円滑に行われるようにしている。ところで、苗が取出された後の空の苗箱は、空箱ガイドレール39がU字状に上方に屈曲するよう設けているので、再び上方に搬送されていき、その上端部から排出される空の苗箱は、空箱収容枠38内に収容されることになる。
苗箱供給部30にある苗箱を主搬送部31へ供給する苗箱供給装置29が備えられている。苗箱供給部30,30の底面には空転ローラ20,…が設けられていて、載置されている苗箱が自重で後方に滑り落ちるようになっている。各苗箱供給部30の後端部には、苗箱主搬送部31の搬送路へ苗箱を供給する供給装置29として、苗箱の左右縁部を把持して苗箱を主搬送部側に繰り出す左右各一対の供給ローラ21,22と、該供給ローラの前方に位置し、外周部に形成された突起がポットとポットの隙間に下側から係合して苗箱を送る幅広の送りローラ23とが設けられている。上下苗箱供給部の下側供給ローラ22及び送りローラ23は、それぞれモータM1,M2で回転駆動される。
水タンク18は、要部拡大平面図および側面図をそれぞれ図22、図23に示すように、機体の左側に収納可能に増設し、下側にブロワ212が収納可能に構成する。詳細には、水タンク18を受ける支持フレーム213から延びる支持アーム214をタンク支軸214aに軸支し、また、ブロワ212の支持アーム215をブロワ支軸215aに軸支する。このようにして、増設噴霧器用の水タンク18とブロワ212を収納可能に構成することができる。
ここで、改めて、ロータ装置の全体構成の具体例について説明する。
図24に作業部とロータ支持構造の要部の背面図を示し、図25にロータとフロートと苗植付装置252部分の要部平面図を示す。
なお、ロータ上下位置調節レバー281は走行部のほぼ中央部に設けているので、ロータ227a,227bの上下動を行う場合に左右のバランスを取りやすい。
昇降リンク装置3は、要部拡大側面図を図26に示すように、昇降機構201とヒッチ機構202とから構成され、このヒッチ機構202から延長フレーム203を後方に延ばし、この延長フレーム203を介して作業部を支持する。昇降機構201は、走行部2の後部に支持した上下のリンク201a,201bと、この上下のリンク201a,201bを伸縮作動により昇降駆動する昇降用油圧シリンダとから構成する。
4 ポット式植付装置
8 整地ロータ
9 延長フレーム
30 ポット苗箱導入部
31 苗箱主搬送路(搬送部)
32 植付部
38 空箱収容部
41 破砕ロータ
42a 吊ワイヤ
42b 吊リンク
43 縦フレーム
44 調節レバー
45 調節リンク
46 リンク
51 整地ロータ
52 吊リンク
53 調節リンク
54 リンク
56 ロッド
A メンテナンス用スペース
Claims (2)
- 左右一対の前輪(6)と左右一対の駆動後輪(7)を備えた機体後部にローリング調節可能な昇降リンク装置(3)を介してポット式植付装置(4)を支持し、このポット式植付装置(4)は、ポット苗箱導入部(30)と空箱収容部(38)とを上下に配置し、その後部下端にポットの苗株を取り出して植え付ける植付部(32)を備えるとともに、ポット苗箱導入部(30)から植付部(32)を経て空箱収容部(38)までポット苗箱を移送する搬送部(31)を設け、植付部(32)の駆動ケース(33)に屈曲して延びる支持フレーム(34)にポット苗箱導入部(30)を支持して後部が下がる屈曲形状に構成したポット型苗株移植機において、
上記昇降リンク装置(3)から後方に延びる延長フレーム(9)を介してポット式植付装置(4)の植付部(32)を支持し、かつ、昇降リンク装置(3)の後端部に起設した縦フレーム(43)によって圃場面整地用の整地ロータ(8)を高さ調節可能に支持するとともに、その縦フレーム(43)をポット式植付装置(4)に倣って屈曲形状に形成したことを特徴とするポット型苗株移植機。 - 前記縦フレーム(43)は、ポット式植付装置(4)の空箱収容部(38)の下方に配置したことを特徴とする請求項1記載のポット型苗株移植機。
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