JP2010141400A - 印刷制御装置、印刷装置、および印刷制御プログラム - Google Patents

印刷制御装置、印刷装置、および印刷制御プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】入力画像の濃淡を比較的精度良く再現すると共に、処理の負荷を比較的小さくする印刷制御装置、印刷装置、および印刷制御プログラムを提供すること。
【解決手段】PC10によれば、各入力画素の階調を表す入力値と、各入力画素に対応する閾値との差分に関連する値を示すドットオン比率に対応した濃度で、各入力画素に対応する出力画素が形成されるように、印刷データを生成する。そして、このようにして生成された印刷データに基づいて、プリンタ40が印刷する出力画像は、各出力画素が、その出力画素に対応する入力画素の入力値と閾値との差分に応じた濃度で形成されることとなるので、濃淡を精度良く再現した出力画像をプリンタ40に印刷させることができる。
【選択図】図4

Description

本発明は、印刷部に供給される印刷データを生成する技術に関する。
画像の濃淡をプリンタで再現するための手法として、ディザ法が知られている(特許文献1参照)。ディザ法は、多値画像データである入力画像データに含まれる各画素の入力値(例えば256階調で表わされる階調値)と、ディザマトリクスの各要素の閾値と、を比較することによって、多値画像データからドットのオン/オフ(形成/非形成)を示す2値画像データを生成する処理(二値化処理)手法である。具体的には、画素の入力値が対応する閾値以上である場合には、ドットが形成されるように設定され、各画素の入力値が対応する閾値未満である場合には、ドットが形成されないように設定される。プリンタは、2値画像データに基づいて記録用紙上にドットを形成することで、ドットの出現頻度で濃淡が表現された画像を、記録用紙に印刷することができる。
特開平9−247438号公報 特開平6−227048号公報 特開平8−130643号公報
しかしながら、ディザ法によれば、各画素の入力値と対応する閾値との差分が切り捨てられるため、画像の濃淡を精度良く再現することができない場合があるという問題点があった。
図10は、従来のディザ法を利用した処理の概要を示している。図10(a),(b)は、それぞれ、入力画像データとディザマトリクスとを示しており、図10(c)は、ディザ法による二値化処理の結果に基づいて、プリンタにより印刷される出力画像を示している。
例えば、図10(a)に示すように、画像の上側ほど入力値が大きく下側ほど入力値が小さくなる入力画像データ、すなわち、下方に行くに従って段階的に淡くなる入力画像を表す入力画像データを、従来のディザ法で二値化すると、図10(c)に示すように、出力画像において、入力画像のグラデーションが再現されない場合が生じ得る。なぜならば、従来のディザ法で入力値を二値化すると、閾値よりも極めて大きい入力値であっても、閾値よりわずかに大きい入力値であっても、一律にドットオンとされ、一方で、閾値よりわずかに小さい入力値であっても、閾値より極めて小さい入力値であっても、一律にドットオフとされ、入力値と閾値との差分が切り捨てられるからである。
なお、入力画像データに含まれる各画素の入力値を、2値化する手法として、ディザ法の他には、誤差拡散法が知られている。この誤差拡散法は、画素の入力値と閾値との差分を周辺画素に分配するため、ディザ法に比較して、より微妙な濃淡を再現することができる。しかしながら、誤差拡散法によれば、処理の負荷が大きいという問題があった。
本発明は、上記問題を解決するためになされたものであり、入力画像の濃淡を比較的精度良く再現すると共に、処理の負荷を比較的小さくすることを目的としている。
この目的を達成するために、本発明の第1の装置は、印刷部に、入力画像に対応した出力画像を印刷させるための印刷制御装置であって、前記入力画像を構成する各入力画素について、前記各入力画素の階調を表す入力値と、前記各入力画素に対応する閾値と、の差分に関連する値を示す差分関連値を決定する差分関連値決定手段と、前記入力画像を構成する各入力画素に対応する前記出力画像を構成する各出力画素が、前記差分関連値に対応した濃度で形成されるように、前記印刷部に供給される印刷データを生成する生成手段とを備えることを特徴とする。
上記の装置によれば、各入力画素の階調を表す入力値と、各入力画素に対応する閾値と、の差分に関連する値を示す差分関連値に対応した濃度で、各入力画素に対応する出力画素が形成されるように、印刷データが生成される。これにより、入力画像の濃淡を比較的精度良く再現すると共に、処理の負荷を比較的小さくすることが可能となる。具体的には、各出力画素の濃度が、入力画素の入力値と対応する閾値との差分に関連する差分関連値に対応する濃度で形成されるため、濃淡を精度良く再現した出力画像を印刷部に印刷させることができる。また、誤差拡散法に比較して、処理の負荷を小さくすることができる。
上記の装置において、前記差分関連値決定手段は、ディザマトリクスを参照し、前記ディザマトリクスの各要素に割り当てられた値を前記各入力画素に対応する前記閾値として用いることが好ましい。なお、ディザマトリクスは、網点型のディザマトリクス、すなわちベイヤー型ではないディザマトリクスであることが好ましい。
上記の装置において、前記差分関連値決定手段は、前記入力画像を構成する前記各入力画素に1対1で対応する各要素を有する前記ディザマトリクスを用いて、前記差分関連値を決定することが好ましい。
上記の装置において、前記出力画像を構成する各出力画素は、m(mは2以上の整数)個のブロックに区分され、前記生成手段は、前記各出力画素の前記m個のブロックのうち、前記差分関連値に対応した個数のブロックでドットがオンされるように、前記印刷データを生成することが好ましい。
上記の装置によれば、ドットがオンとなるブロックが多いほど、出力画素を濃く表現することができ、逆に、ドットがオンとなるブロックが少ないほど、出力画素を淡く表現することができる。
上記の装置において、前記出力画像を構成する各出力画素は、m(mは2以上の整数)個のブロックに区分され、前記生成手段は、複数種類の前記差分関連値の範囲と、前記m個のブロックのドットのオン/オフの組み合わせを示す複数種類の出力パターンと、の予め準備された対応関係に基づいて、前記各入力画素に対応する前記差分関連値に対応する1種類の出力パターンを決定することによって、前記印刷データを生成することが好ましい。
上記の装置によれば、対応関係に従って、差分関連値に対応する出力パターンを容易に決定することができる。
上記の装置において、前記出力画像を構成する各出力画素は、m(mは2以上の整数)個のブロックに区分され、前記生成手段は、複数種類の前記差分関連値の範囲と、n個×n個(nは2以上の整数であり、nはn≧mを満足する)の画素のオン/オフの組み合わせを示す複数種類の中間パターンと、の予め準備された対応関係に基づいて、前記各入力画素に対応する前記差分関連値に対応する1種類の中間パターンを決定し、前記複数種類の中間パターンと、前記m個のブロックのドットのオン/オフの組み合わせを示す複数種類の出力パターンと、の予め準備された対応関係に基づいて、前記決定済みの前記1種類の中間パターンに対応する1種類の出力パターンを決定することによって、前記印刷データを生成することが好ましい。
上記の装置によれば、2つの対応関係に従って、差分関連値に対応する出力パターンを容易に決定することができる。
本発明の第2の装置は、印刷装置であって、上記のいずれかに記載の印刷制御装置と、前記印刷部とを備えたことを特徴とする。
なお、本発明は、印刷制御装置、該印刷制御装置を含む印刷装置、印刷制御方法、印刷制御装置を制御するコンピュータプログラム、該コンピュータプログラムを記録する記録媒体等の種々の態様で実現可能である。
以下、本発明の好ましい実施形態について、添付図面を参照して説明する。図1は、本発明の印刷制御装置の第1実施形態であるパーソナルコンピュータ10(以下、PC10と称する)と、PC10に接続されたプリンタ40との電気的構成を示すブロック図である。本実施形態のPC10は、特に、濃淡を精度良く再現した出力画像を、プリンタ40に印刷させることができるように構成されている。なお、PC10は、本発明のコンピュータの一例にも相当する。
図1に示すように、PC10は、CPU11、ROM12、RAM13、ハードディスクドライブ14(以下、HDD14と称す)、インターフェイス16、入力装置17、表示装置18を主に有し、これらはバスライン20を介して互いに接続されている。
CPU11は、ROM12やRAM13やHDD14に記憶される固定値やプログラムに従って、バスライン20により接続された各部を制御する。ROM12は、PC10の動作を制御するためのプログラムなどが格納されたメモリであり、RAM13は、CPU11の処理に必要なデータなどを一時的に記憶するための読み書き可能なメモリである。
HDD14は、ハードディスクドライブであり、本発明の印刷制御プログラムの一例であるプリンタドライバ141およびディザマトリクス142が記憶される。なお、プリンタドライバ141によって実行される処理については、図3を参照して詳細に説明する。また、ディザマトリクス142については、図4を参照して詳細に説明する。
入力装置17は、ユーザ指示を入力するためのものであり、例えば、キーボードやマウスなどで構成される。表示装置18は、例えば、CRTディスプレイや液晶ディスプレイなどにより構成され、各種処理内容や入力されたデータなどを視覚的に表示するものである。
このように構成されたPC10は、プリンタドライバ141によって生成された印刷データを、本発明の印刷部の一例であるプリンタ40へ供給する。
プリンタ40は、レーザプリンタであり、プリンタ40の動作を制御する制御部50を備える。この制御部50は、演算装置であるCPU41と、そのCPU41により実行される各種の制御プログラムやデータを記憶したROM42と、PC10から供給された印刷データや制御信号を記憶するためのメモリであるRAM43とを備えている。また、CPU41、ROM42、RAM43は、バスライン44を介して互いに接続されており、バスライン44は、集積回路であるASIC(Application Specific Integrated Circuit)45に接続されている。
さらに、制御部50は、プリンタ40と外部機器とを通信可能に接続するためのインターフェイス46と、画像形成部47と、スキャナ部48と、用紙搬送部49とに接続されている。
画像形成部47には、感光体ドラム、感光体ドラムの表面を一様に帯電させる帯電器、トナーを収容した現像カートリッジが設けられる。なお、発明の理解を容易にするために、本実施形態のプリンタ40は、黒色のトナーによりモノクロの画像を印刷するものとして説明する。
インターフェイス46を介して、PC10から印刷データが供給されると、プリンタ40の制御部50は、印刷データに含まれるビットマップデータに従って、PWM信号(パルス幅変調信号)を生成し、スキャナ部48へ出力する。このPWM信号は、レーザのオン/オフタイミングを制御し、レーザの発光時間を変化させるための信号である。そして、スキャナ部48が、帯電器により一様に正帯電させられた感光体ドラムの表面を、PWM信号に従って、レーザをオン/オフしながら、走査することにより、感光体ドラム表面の電荷を部分的に除去して微小スポットを形成する。そして、電荷が除去された部位に正帯電されているトナーを付着させることにより、記録用紙に印刷すべき画像に対応した静電潜像を形成する。そして、そのトナーを用紙搬送部49によって搬送される記録用紙に転写し、定着させることにより、画像を印刷することができる。
PC10において、ある元画像データが指定され、その印刷が指示されると、PC10は、元画像データを構成する各画素のR,G,B値を、輝度値(Y)に変換し、その輝度値を更に、ブラック(K)の階調(濃度)を表す入力値(階調値)に変換することにより、元画像データ(RGBデータ)を、各画素の入力値を表す入力画像データ(Kデータ)に変換する。本実施形態では、入力画像データに対応した画像を、入力画像と称し、入力画像を構成する画素を入力画素と称することとする。
そして、PC10は、後述する印刷データ生成処理(図3)により、入力画像データを、プリンタ40で表現することができる、例えば、ドットのオン/オフ(形成/非形成)の2値の出力画像データに変換し、印刷データとしてプリンタ40へ出力する。プリンタ40では、その出力画像データに基づいて、入力画像に対応した画像を印刷する。なお、本実施形態においては、プリンタ40が印刷する画像を出力画像と称し、出力画像を構成する画素を「出力画素」と称する。また、「出力画素」とは、入力画像を構成する最小単位である入力画素に、1対1で対応する単位画素を指すものとする。
次に、図2を参照して、プリンタ40が形成する出力画素について説明する。図2は、プリンタ40が印刷する出力画素と、その出力画素で表現可能な濃度と、の関係を模式的に示す図である。
図2では、1つの出力画素がカバーする範囲60は、レーザの走査方向に沿うm個(図2では、m=4)のブロック62に区分される。プリンタ40は、各ブロック62のドットのオン/オフを個別に制御して、出力画素を形成する。ここで、「ブロック」とは、プリンタ40において、ドットのオン/オフを個別に制御することができる単位を表している。なお、図2においては、ドットオンとされたブロック62には、ハッチングが付されており、ドットオフとされたブロック62には、ハッチングが付されていない。
レーザプリンタの場合、レーザの走査方向については、PWM信号に基づいてレーザの発光時間を変化させることにより、出力画素がカバーする範囲60をより大きな数mで分割したブロック62の単位で、ドットのオン/オフを制御することが比較的容易である。したがって、仮に、走査方向に直交する方向(紙送り方向)の分解能の限界が1/600インチであったとしても、レーザの走査方向については、例えば、1/2400インチずつドットのオン/オフを制御することができる(m=4の場合に相当)。
このため、図2に示すように、1つの出力画素をレーザの走査方向に4個のブロック62に分割してドットのオン/オフを制御すれば、1つの出力画素を、複数種類の濃度で表現することができる。ここで、「濃度」とは、濃淡の程度を意味する用語である。単位面積当たりの着色された面積の割合を高くすることは、濃度を高めることに相当し、単位面積当たりの着色された面積の割合を低くすることは、濃度を低めることに相当する。すなわち、ドットオンとするブロック62を多くするほど、出力画素を高い濃度で(すなわち濃く)表現することができ、逆に、ドットオンとするブロック62を少なくするほど、出力画素を低い濃度で(すなわち淡く)表現することができる。
詳細は図3,図4を参照して説明するが、本第1実施形態のPC10においては、後述するドットオン比率に対応した個数のブロック62でドットがオンされるように、印刷データを生成し、プリンタ40に供給するように構成されている。一方、プリンタ40では、その印刷データに従い、各ブロック62のドットのオン/オフを制御することにより、各出力画素で濃淡が精度良く再現された出力画像を印刷することができる。
なお、図2においては、図面を見易くするために、1つの出力画素がカバーする範囲60を4個のブロック62で分割した状態を図示しているが、前述のmは2を超える整数であれば良く、プリンタ40が有するレーザ機構が可能な限り分割数を大きくすることができ、例えば、m=256であっても良い。このようにすれば、1つの出力画素で256階調(0〜255)を表現することができる。
図3,図4を参照して、PC10において実行される、印刷データ生成処理について説明する。図3は、印刷データ生成処理を示すフローチャートである。図3の処理は、CPU11がプリンタドライバ141を実行することによって実現される処理である。なお、図3の処理は、ユーザによって、印刷すべき元画像データが指定され、印刷が指示された場合に開始される。
まずCPU11は、指定された元画像データに対応する入力画像データを取得する(S2)。具体的には、CPU11は、印刷すべき元画像データ(RGBデータ)を構成する各画素のR,G,B値を、輝度値(Y)に変換し、その輝度値を更に、ブラック(K)の階調(濃度)を表す入力値に変換することにより、入力画像データ(Kデータ)を取得する。
図4(a)は、入力画像データを模式的に示した図である。図4(a)においては、各マス目が入力画素を表し、マス目内に記載された数値が、その入力画素の入力値を表している。なお、本実施形態のPC10は、各入力値を、例えば4ビットのデータとして処理するものとして説明する。図4(a)においては、各入力値は10進法で表記されている。この入力値が大きな入力画素ほど、色が濃いことを表している。
図3に戻り説明する。次に、CPU11は、1画素分の入力値を読み出す(S3)。そして、CPU11は、ディザマトリクス142を参照し、ディザマトリクス142の対応する要素に割り当てられた値を入力画素に対応する閾値として用いて、入力値と閾値との差分に関連する値を示すドットオン比率(本発明の「差分関連値」に相当)を決定する(S4)。
図4(b)は、ディザマトリクス142を模式的に示す図である。図4(b)に示すように、ディザマトリクス142は、4行4列に配列された16個の要素を有し、入力値が取り得る値(0〜15)のうち、0を除く最小値(1)から最大値(15)までが閾値として、各要素に割り当てられている。ただし、要素数は16個であるため、図4(b)に示す例では、最大値である「15」が2つの要素に割り当てられている。ディザマトリクス142の各要素は、入力画像を構成する各入力画素に1対1で対応しており、入力画素の入力値と、対応する要素に割り当てられた閾値と、が比較される。
従来から知られているディザ処理では、入力値が閾値以上であればその入力値を、ドットオンを表す値に変換し、閾値未満であれば、その入力値を、ドットオフを表す値に変換することにより、各入力値を二値化していた。この処理においては、入力値と閾値との差分は切り捨てられ、その差分は出力画像の濃度に反映されない。
これに対し、本実施形態では、入力値と対応するディザマトリクス142の閾値との差分(=入力値−閾値)に関連するドットオン比率が決定され、そのドットオン比率に基づいて、出力画素の濃淡が調整されている。ドットオン比率は、例えば、下記の(1)式および(2)式に基づいて算出される。
入力最大値−閾値≠0の場合
ドットオン比率={(入力値−閾値)/[入力最大値−閾値×(入力最大値−閾値)/入力最大値]+定数}×係数 ・・・(1)
入力最大値−閾値=0の場合
ドットオン比率=0 ・・・(2)
上記の(1)式および(2)式によれば、入力値から閾値を減算した値(=入力値−閾値)が大きいほど、ドットオン比率が大きくなるように決定される。なお、上記(1)および(2)式において、入力最大値とは、入力値として取り得る値の最大値(例えば、入力値が4ビットのデータである場合は、10進法表記で「15」)を意味している。また、式(1),(2)の定数,係数は、ドットオン比率が0〜1となるように設定される。
図3に戻り説明する。本第1実施形態では、S4の処理において決定されるドットオン比率が高いほど、対応する出力画素内において、より多数のブロック62(図2)のドットがオンとなり、濃い出力画素を表現できるように、印刷データが生成される。
具体的には、CPU11は、ドットオン比率が算出されると、ドットオン比率に対応した個数のブロック62でドットがオンされるように、m個のブロック62について、それぞれ、ドットをオンするかオフするかを決定し、そのm個のブロック62のドットのオン/オフを示すビットマップデータを、RAM13(図1)のページメモリに展開する(S6)。具体的には、上記(1)式および(2)式で算出されるドットオン比率がrである場合には、1つの出力画素を構成するm個のブロック中、m×r個がドットオンとなるように、ビットマップデータが生成されてページメモリに展開される。例えば、m=256である場合には、256個のブロック中、128(=256×0.5)個のブロックでドットがオンになるように設定され、m=4である場合には、4個のブロック中、2(=4×0.5)個のブロックでドットがオンになるように設定される。
次に、CPU11は、入力画像データに含まれる全入力値についての処理を終了したか否かを判断する(S8)。S8の判断が否定される場合(S8:No)、CPU11は、S3に戻り処理を繰り返す。一方、S8の判断が肯定される場合(S8:Yes)、CPU11は、印刷データ生成処理を終了する。CPU11は、この印刷データ生成処理により、ページメモリに生成されたビットマップデータを、印刷データとしてプリンタ40へ供給する。
このように、本第1実施形態によれば、各入力画素の階調を表す入力値と、各入力画素に対応する閾値と、の差分に関連するドットオン比率に対応した濃度で、各入力画素に対応する出力画素が形成されるように、印刷データが生成される。そして、このようにして生成された印刷データに基づいて、プリンタ40によって印刷される出力画像は、各出力画素が、その出力画素に対応する入力画素の入力値と閾値との差分に応じた濃度で形成されるので、入力画素の濃淡を精度良く再現した出力画像を得ることができる。なお、本実施形態では、ドットオン比率は入力値と閾値との差分を用いて算出されているが、これに代えて、「入力値と閾値との差分」と「ドットオン比率」との対応関係を示すテーブルを予め準備し、該テーブルを参照することによって、ドットオン比率が決定されても良い。
図4(c)は、図4(a)に示す入力画像データと、図4(b)に示すディザマトリクス142と、を用いて生成された印刷データに基づいて、プリンタ40により印刷される出力画像の一例を模式的に示した図である。なお、図2を参照して説明したように、本第1実施形態のプリンタ40は、各出力画素において、いくつのブロック62でドットをオンしたかによって各出力画素の濃度を異ならせるものである。このため、拡大して見れば、図2に示すように、各出力画素は、トナーが定着した部分(ドットを形成した部分)とトナー無しの部分(ドット非形成の部分)とから構成される。しかしながら、全体的に見れば、そのトナーが定着した面積率の違いが、色の濃淡となって人の目に視認される。よって、図4においては、各出力画素の濃淡は、グレー色の階調で図示されている。
例えば、図4(a)に示すように、画像の上側ほど入力値が大きく下側ほど入力値が小さくなる入力画像データ、すなわち、下方に行くに従って段階的に淡くなる入力画像に対応した入力画像データを、本実施形態の印刷データ生成処理で処理すると、出力画像においては、図4(c)に示すように、入力画像が有する微妙なグラデーションが再現される。これは、本実施形態の印刷データ生成処理によれば、各入力画素の入力値と閾値との差分が切り捨てられずに、各出力画素の濃度がその差分に応じた濃度とされるからである。
また、本第1実施形態のPC10によれば、ドットオン比率は、入力画素と1対1で対応するディザマトリクスの各要素に割り当てられた値を閾値として用いて決定されるので、高速で処理が可能である。
さらに、本第1実施形態のPC10によれば、入力画素と閾値との差分は、周辺画素には分配されず、入力画素と閾値との差分に関連するドットオン比率が、対応する出力画素の濃淡のみに反映されるので、誤差拡散法に比較して、処理の負荷が小さい。
次に、図5,図6を参照して、本発明の第2実施形態について説明する。上記第1実施形態のPC10は、入力値と閾値との差分に関連するドットオン比率を算出し、そのドットオン比率に基づいて各出力画素についてm個のブロック62のドットのオン/オフを決定していた。これに対し、第2実施形態のPC10は、入力値と閾値との差分が属する範囲に応じて、m個のブロック62のドットのオン/オフを決定するように構成されている。
なお、第2実施形態におけるPC10の電気的構成は、第1実施形態と同一である。以下、第1実施形態と同一の部分には同一の符号を付し、第1実施形態と異なる点について説明する。
図5は、PC10のHDD14に記憶される出力パターンテーブルを示す図である。なお、この出力パターンテーブルは、予め準備されている。図5に示すように、出力パターンテーブルは、複数種類(図では6種類)の差分の範囲(すなわち差分が属する範囲)と、複数種類(図では6種類)の出力パターンと、の対応関係が登録されたテーブルである。ここで、「出力パターン」とは、m個のブロックのドットのオン/オフの組み合わせを示すものであり、換言すれば、1つの出力画素を構成するm個のブロック62(図2)において、オンとするドットとオフとするドットとをどのような順序で配列するかの組み合わせを示すデータである。図5に示す出力パターンでは、ドットオンを「1」で表し、ドットオフを「0」で表している。なお、図5においては、各出力パターンに基づいて記録用紙上に形成される出力画素を、各出力パターンに並べて図示している。また、本第2実施形態でも、第1実施形態と同様に、1つの出力画素には、4個のブロック62が含まれているものとして説明する。
本第2実施形態において、PC10は、出力パターンテーブルの対応関係に基づいて、各入力画素に対応する各差分(=入力値−閾値)に対応する1種類の出力パターンを決定することによって、印刷データを生成する。一方、プリンタ40の制御部50(図1)は、印刷データに従い、出力パターンの「1」をレーザオンとし、出力パターンの「0」をレーザオフとするPWM信号を、スキャナ部48に出力することにより、この出力パターンに対応するドットのオン/オフの順序で構成される出力画素を、記録用紙上に形成する。
前述したように、1つの出力画素中、オンとされるドットが多いほど、その出力画素は高い濃度を表現することができる。しかしながら、記録用紙上に形成される出力画素内において、オンとされるドットが離散している場合は、オンとされるドットが集合している場合に比較して、色材が定着しにくく、比較的薄く見える傾向がある。このため、オンとされるドットの個数が等しくても、濃度の違いを表現し得る。よって、オンとなるドットを離散させる組み合わせを示す出力パターンを、より淡い色に相当する差分の範囲に対応付け、オンとなるドットを集合させる組み合わせを示す出力パターンを、より濃い色に相当する差分の範囲に対応付けた出力パターンテーブルを予め準備しておくことにより、オンとなるドット数が同じであっても、両者の濃淡の微妙な違いを表現することができる。
例えば、図5に示す出力パターンテーブルにおいては、差分の範囲「1〜5」に対応する出力パターンと、差分の範囲「0〜1」に対応する出力パターンとは、共に、ドットオンを表す値「1」が2つ含まれている。しかしながら、オンとなるドットを離散させる組み合わせを示した出力パターン「1010」を、より淡い色に相当する差分の範囲「0〜1」に対応付け、オンとなるドットを集合させる組み合わせを示した出力パターン「0110」を、より濃い色に相当する差分の範囲「1〜5」に対応付けることにより、両者の濃淡の違いを表現することができる。
このように、本第2実施形態においては、「出力パターン」は、ドットのオン/オフの並びの順序も規定するデータであるものとして説明するが、「出力パターン」は、単に、m個のブロック中、オンとするドットの個数とオフとするドットの個数との組み合わせを示すデータであっても良い。
図6は、第2実施形態のPC10において実行される印刷データ生成処理を示すフローチャートである。図6に示す印刷データ生成処理は、第1実施形態の印刷データ生成処理(図3)に代えて実行される。なお、図6に示すステップ中、図3に示すステップと同一のステップについては、同一の符号を付して説明を省略あるいは簡略化する。
まず、CPU11は、入力画像データ(Kデータ)を取得し(S2)、1画素分の入力値を読み出す(S3)。
次に、CPU11は、ディザマトリクス142を参照し、ディザマトリクス142の要素に割り当てられた値を閾値として用いて、入力値と閾値との差分(本発明における差分関連値の一例)を決定する(S604)。なお、S604の処理においては、入力値から閾値を減算した値(差分)が求められているが、第1実施形態のドットオン比率のような値が求められてもよい。また、本第2実施形態においても、ディザマトリクス142の要素に割り当てられた閾値は、入力画像を構成する各入力画素に1対1で対応して、入力値と比較される。
次に、CPU11は、差分が属する値の範囲(差分の範囲)を判断し、その範囲に基づいて、出力パターンを決定する。まず、差分が10以上であるか否かを判断する(S606)。差分が10以上であると判断される場合(S606:Yes)、CPU11は、1つの出力画素を構成する全てのドットがオンになる組み合わせを示す出力パターン「1111」を出力し、ビットマップデータとしてページメモリに展開する(S608)。
一方、差分が10未満であると判断される場合(S606:No)、CPU11は、差分が5以上か否かを判断する(S610)。差分が5以上であると判断される場合(S610:Yes)、CPU11は、1つの出力画素を構成する4個のブロック62(図2)の並びにおいて、先頭から3個分のドットがオンとなり末尾のドットがオフになる組み合わせを示す出力パターン「1110」を出力し、ビットマップデータとしてページメモリに展開する(S612)。
以下、同様に、差分が5未満であると判断される場合(S610:No)、CPU11は、差分が1以上か否かを判断する(S614)。差分が1以上であると判断される場合(S614:Yes)、CPU11は、出力パターン「0110」を出力し、ビットマップデータとしてページメモリに展開する(S616)。
また、差分が1未満であると判断される場合(S614:No)、CPU11は、差分が0以上か否かを判断する(S618)。差分が0以上と判断されると(S618:Yes)、CPU11は、出力パターン「1010」を出力し、ビットマップデータとしてページメモリに展開する(S620)。
一方、決定した差分が0未満であると判断される場合(S618:No)、CPU11は、差分が−5以上か否かを判断し(S622)、差分が−5以上と判断される場合(S622:Yes)、出力パターン「0001」を出力し(S624)、差分が−5未満と判断される場合(S622:No)、出力パターン「0000」を出力し(S626)、ビットマップデータとしてページメモリに展開する。
このようにして1つの入力値に対応した出力パターンが決定されると、次に、CPU11は、入力画像データに含まれる全入力値についての処理を終了したか否かを判断する(S8)。S8の判断が否定される場合(S8:No)、S3に戻り処理を繰り返す。一方、S8の判断が肯定される場合(S8:Yes)、印刷データ生成処理を終了する。そして、第1実施形態と同様に、CPU11は、印刷データ生成処理により生成されたビットマップデータを、印刷データとしてプリンタ40へ供給し、出力画像を印刷させる。
第2実施形態においても、第1実施形態と同様に、入力画像の濃淡を精度良く再現した出力画像をプリンタ40に印刷させることができる。また、本第2実施形態においては、出力パターンは、出力パターンテーブルに従って容易に決定することができるので、処理の負荷が小さい。
次に、図7から図9を参照して、本発明の第3実施形態について説明する。上記第2実施形態のPC10は、入力値と閾値との差分が属する範囲と、出力パターンと、の対応関係を示す出力パターンテーブルに従って、差分から直接的に出力パターンを決定していた。これに対し、第3実施形態のPC10は、差分から直接的に出力パターンを決定するのではなく、差分に対応する中間パターンを決定し、その中間パターンに対応する出力パターンを決定するように構成されている。
なお、第3実施形態におけるPC10の電気的構成は、第1および第2実施形態と同一である。以下、第1または第2実施形態と同一の部分には同一の符号を付し、第1実施形態と異なる点について説明する。
図7(a)は、PC10のHDD14に格納される中間パターンテーブルの一例を示す図である。なお、この中間パターンテーブルは、予め準備されている。図7(a)に示すように、中間パターンテーブルは、複数種類(図では6種類)の差分の範囲(差分が属する範囲)と、n個×n個の中間画素のオン/オフの組み合わせを示す複数種類(図では6種類)の中間パターンP1〜P6と、の対応関係が登録されたテーブルである。本第2実施形態では、n=2であるものとして説明するが、nは、2以上の整数であり、n≧mを満足すればよい。各中間パターンは、n個×n個の中間画素のオン/オフの組み合わせを示す、「1」または「0」の値から構成されるデータとして、中間パターンテーブルに格納されているものである。ただし、図7(a)においては、中間パターンを、画素のオンを示す値を●、画素のオフを示す値を○として模式的に図示している。図7(a)に示す対応関係に基づいて、各入力画素に対応する差分に対応する1種類の中間パターンを決定することができる。図7(a)に示すように、差分が大であるほど、オンとなる中間画素が多い中間パターンが対応付けられている。
図7(b)は、第3実施形態において用いられる出力パターンテーブルの一例を示す図である。なお、この出力パターンテーブルも、予め準備されている。第2実施形態において用いられる出力パターンテーブルでは、複数種類の差分の範囲と、複数種類の出力パターンと、が対応付けられている。これに対し、本第3実施形態において用いられる出力パターンテーブルでは、図7(b)に示すように、複数種類(図では6種類)の中間パターンと、複数種類(図では6種類)の出力パターンと、が対応付けられている。
本第3実施形態のPC10は、差分に対応する1種類の中間パターンが決定されると、次に、その1種類の中間パターンに対応する1種類の出力パターンを決定することによって、印刷データを生成するように構成されている。
図8は、第3実施形態における出力パターンの決定方法を、模式的に示す図である。第3実施形態のPC10においては、まず、図8(a)に示すように、入力画像データに含まれる各画素の入力値と、対応するディザマトリクス142の閾値と、の差分(入力値から閾値を減算した値であり、本発明における差分関連値の一例)を決定する。例えば、図8(a)に示すように、入力画像データが、縦横共に600ppi(ピクセルパーインチ)の解像度のデータである場合には、同じ解像度のディザマトリクス142の閾値を用いて、差分を決定する。なお、図8および以降の説明においては、解像度を、[縦方向(または紙送り方向)の解像度]×[横方向(またはレーザの走査方向)の解像度]で表記している。
次に、図7(a)の中間パターンテーブルに基づいて、決定された差分に応じた1種類の中間パターンを決定する(図8(b))。図8(b)は、差分に基づいて決定される中間パターンに対応した中間画素のオン/オフを表すイメージ図である。図8(b)に示すように、中間パターンは、入力画像データの解像度を、縦方向にn倍および横方向にn倍したビットマップデータを構成する中間画素のオン/オフを示すデータとして保持される。図8(b)に示す例では、n=2であるため、中間パターンは、1200ppi×1200ppiのビットマップデータとして取り扱われる。
次に、図7(b)の出力パターンテーブルに基づいて、図7(a)で決定された1種類の中間パターンに対応する1種類の出力パターンを決定する(図8(c))。図8(c)は、出力パターンに対応した、ドットのオン/オフを表すイメージ図である。第3実施形態においても、第1および第2実施形態と同様に、プリンタ40は、上述したPWM信号により、1つの出力画素をレーザの走査方向に4分割するブロック62(図2)毎にドットのオン/オフを制御可能であるものとして説明する。換言すれば、600dpi(ドットパーインチ)×2400dpiの解像度でドットを形成可能である。
よって、中間パターンで表現される濃度と同程度の濃度を、出力画素に反映することができる。例えば、図8(b)において太線で囲まれた4個の中間画素中、3個の中間画素をオンとする中間パターンに対しては、1つの出力画素を区分するブロックのうち、3つをドットオンとする出力パターンを決定することにより、入力値と閾値との差分に応じた濃度で、出力画素を形成させることができる。
図9は、第3実施形態において実行される印刷データ生成処理を示すフローチャートである。図9に示す印刷データ生成処理は、第1実施形態の印刷データ生成処理(図3)に代えて実行される処理である。なお、図9に示すステップ中、図3または図6に示すステップと同一のステップについては、同一の符号を付して説明を省略あるいは簡略化する。
図9に示す印刷データ生成処理も、第1および第2実施形態の印刷データ生成処理と同様に、プリンタドライバ141によって実行される処理である。
まず、CPU11は、入力画像データを取得し(S2)、1画素分の入力値を読み出す(S3)。なお、本フローチャートにおいては、S2の処理で取得される入力画像データは、600dpi×600dpiの入力画像に対応したものであるとして説明を進める。
次に、CPU11は、ディザマトリクス142を参照し、ディザマトリクス142の要素に割り当てられた値を閾値として用いて、入力値と閾値との差分を決定する(S904)。次に、CPU11は、決定した差分が10以上であるか否かを判断する(S906)。
差分が10以上である場合(S906:Yes)、CPU11は、2×2の中間画素が全てオンになる組み合わせを示す中間パターン「P1」を出力する(S908)。
一方、差分が10未満である場合(S906:No)、CPU11は、決定した差分が5以上か否かを判断する(S910)。差分が5以上である場合(S910:Yes)、CPU11は、3個分の中間画素がオンとなり1個の中間画素がオフになる組み合わせを示す中間パターン「P2」を出力する(S912)。
以下、同様に、差分が5未満である場合(S910:No)、CPU11は、決定した差分が1以上か否かを判断する(S914)。差分が1以上である場合(S914:Yes)、CPU11は、中間パターン「P3」を出力する(S916)。
また、差分が1未満であると判断され(S914:No)、決定した差分が0以上と判断されると(S918:Yes)、CPU11は、中間パターン「P4」を出力する(S920)。
一方、差分が0未満と判断される場合(S918:No)、CPU11は、差分が−5以上か否かを判断し(S922)、差分が−5以上と判断される場合(S922:Yes)、中間パターン「P5」を出力し(S924)、差分が−5未満と判断される場合(S922:No)、中間パターン「P6」を出力する(S926)。
このようにして1つの入力値に対応した中間パターンが決定されると、CPU11は、出力パターンテーブル(図7(b))に基づいて、決定済みの中間パターンに対応する1種類の、m個のドットのオン/オフの組み合わせを示す出力パターンを決定し、ビットマップデータとしてページメモリに格納する(S928)。次に、入力画像データに含まれる全入力値についての処理を終了したか否かを判断する(S8)。S8の判断が否定される場合(S8:No)、S3に戻り処理を繰り返す。一方、S8の判断が肯定される場合(S8:Yes)、印刷データ生成処理を終了する。そして、第1実施形態と同様に、CPU11は、印刷データ生成処理により生成したビットマップデータを印刷データとして、プリンタ40へ供給し、出力画像を印刷させる。
第3実施形態においても、第1および第2実施形態と同様に、入力画像の濃淡を精度良く再現した出力画像をプリンタ40に印刷させることができる。また、第3実施形態によれば、予め準備された中間パターンテーブルに従って中間パターンを容易に決定することができ、さらに予め準備された出力パターンテーブルに従って出力パターンを容易に決定することができるので、第2実施形態と同様に、出力パターンを決定するための処理の負荷が小さい。
なお、上述の第3実施形態においては、出力パターンテーブル(図7(b))に基づいて、中間パターンに対応する出力パターンを決定するものとして説明したが、例えば、中間パターンに対応した出力パターンを決定するファームウェア等が予め備えられていれば、それを利用して出力パターンを決定するように構成しても良い。すなわち、プリンタ40において、図8(c)に示すような600dpi×2400dpiの画像を形成すれば、1200ppi×1200ppiと同程度に高精細の画像を形成することとなるので、この関係を利用して高解像度の画像を形成するための機能を、プリンタ40あるいはプリンタドライバ141が予め有している場合がある。
具体的には、600ppi×600ppiの多値画像データ(RGBデータ)を解像度変換により、1200ppi×1200ppiの多値画像データ(RGBデータ)に変換する。次に、1200ppi×1200ppiの多値画像データ(RGBデータ)を1200ppi×1200ppiのK(またはCMYK)画像データに変換する。そして、そのK画像データを、1200ppi×1200ppiのK画像データに対応するディザマトリクスを使用して、2値の画像データに変換する。そして、その2値の画像データを、出力パターンテーブル(図7(b))で説明したような、中間パターンと出力パターンとの関係を利用して、600dpi×2400dpiの2値の画像データに変換することによって、プリンタ40に600dpi×2400dpiの画像を印刷させることができる。この場合、中間パターンに対応する出力パターンを決定して処理を実行するファームウェア等が既に存在する。よって、本第3実施形態では、既存のファームフェア等を有効活用して、中間パターンに対応する出力パターンを決定するように構成しても良い。
なお、第1実施形態から第3実施形態において、図3,図6,図9に示す印刷データ生成手段を実行するCPU11が、それぞれ、本発明の生成手段の一例に相当する。また、S4(図3)、S604(図6)、S904(図9)のステップを実行するCPU11が、それぞれ、本発明の差分関連値決定手段の一例に相当する。
以上、実施形態に基づき本発明を説明したが、本発明は上述した実施形態に何ら限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で種々の改良変更が可能であることは容易に推察できるものである。
例えば、上記実施形態では、印刷データ生成処理(図3,図6,図9)は、PC10において実行されているが、これに代えて、プリンタ40のCPU41において実行されても良い。この場合、制御部50(図1)が本発明の印刷制御装置の一例に相当し、画像形成部47が印刷部の一例に相当し、プリンタ40が印刷装置の一例に相当する。また、CPU41がコンピュータおよび生成手段の一例に相当し、ROM42に格納されたプログラムが印刷制御プログラムの一例に相当する。
また、上記実施形態では、プリンタ40がレーザプリンタで構成されるものとして説明したが、プリンタ40がインクジェット方式など、レーザ以外の方式を採用するプリンタであっても、本発明は適用可能である。
また、上記第1実施形態では、(1)式において、入力最大値は、入力値として取り得る値の最大値であるとしたが、これに代えて、入力値として取り得る値の最大値に例えば1を加算したものであっても良い。また、ドットオン比率は、入力値と閾値との差分に関連する値であれば良く、上述した(1)式および(2)式に代えて、他の演算式に基づいて決定される値であっても良い。例えば、下記の(3)式から(5)式で算出されるドットオン比率を用いてもよい。
入力値>閾値の場合
ドットオン比率=[(入力値−閾値)/(入力最大値−閾値)+定数]×係数・・・(3)
入力値=閾値の場合
ドットオン比率=(0+定数)×係数・・・(4)
入力値<閾値の場合
ドットオン比率=[(入力値−閾値)/閾値+定数]×係数・・・(5)
また、上記実施形態では、ドットオン比率あるいは差分などの差分に関連した値(差分関連値)に基づいて、ドットをオンとするブロック数を異ならせることにより、各出力画素の濃淡が表現されるように印刷データを生成するものとして説明したが、出力画素の濃淡調整の具体的手法はこれに限られない。例えば、差分関連値に基づいて、淡色の色材と濃色の色材とを使い分ける、あるいは、大ドット、中ドット、小ドットを使い分けるように、印刷データを生成する場合にも、上記実施形態と同様の効果が得られる。
また、上記実施形態では、ディザマトリクスの閾値を用いて、処理を行っていた。しかしながら、閾値は正の値であれば良く、必ずしもディザマトリクスの閾値を用いなくても良い。例えば、入力値の階調数が255であれば、125を閾値として各画素の入力値を処理するなど、定数を各入力画素に対応する閾値として用いるように構成しても良い。
また、上述した実施形態では、プリンタ40がモノクロの出力画像を印刷するものとして説明したが、プリンタ40がカラー画像を印刷可能に構成されている場合にも本発明は適用可能である。この場合、PC10は、公知の処理により、元画像データに含まれるR(赤)値,G(緑)値,B(青)値を、プリンタ40で使用される色成分(例えば、C(シアン),M(マゼンタ),Y(イエロー),K(ブラック))毎の階調(濃度)を表す値(例えば、C値,M値,Y値,K値)に変換することにより、元画像データを入力画像データに変換する。この場合の入力画像データは、例えば、C,M,Y,Kの色成分毎に分解することができる。よって、分解した色成分毎の入力画像データに対応する画像が、それぞれ、本発明の入力画像に相当する。また、上述した色成分毎の階調を表す値(例えば、C値,M値,Y値,K値)が、それぞれ、本発明の入力値に相当する。PC10は、色成分毎の入力画像データを、上述した印刷データ生成処理(図3,図6,図9)と同様に処理することにより、色毎のドットオンまたはドットオフを表す出力画像データに変換し、印刷データとしてプリンタ40へ出力する。一方、プリンタ40は、各色成分の出力画像を重ねたカラー画像を印刷することができる。本発明を適用することにより、カラー画像を構成する各色成分の出力画素を、対応する色成分の入力画素の濃淡を精度良く再現したものとすることができる。
本発明の印刷制御装置の第1実施形態であるPCと、PCに接続されたプリンタとの電気的構成を示すブロック図である。 プリンタが印刷する出力画素と、その出力画素で表現可能な濃度との関係を模式的に示す図である 印刷データ生成処理を示すフローチャートである。 (a)は、入力画像データを模式的に示した図であり、(b)は、ディザマトリクスを模式的に示す図であり、(c)は、(a)に示す入力画像データと、(b)に示すディザマトリクスに従って生成された印刷データに基づいて、プリンタにより印刷される出力画像を模式的に示した図である。 第2実施形態のPCのHDDに格納される出力パターンテーブルを示す図である。 第2実施形態のPCにおいて実行される印刷データ生成処理を示すフローチャートである。 (a)は、第3実施形態のPCのHDDに格納される中間パターンテーブルの一例を示す図であり、(b)は、出力パターンテーブルの一例を示す図である。 第3実施形態のPCにおける、出力パターンの決定方法を、模式的に示す図である。 第3実施形態のPCにおいて実行される印刷データ生成処理を示すフローチャートである。 従来のディザ法により処理される、入力画像データとディザマトリクスと、ディザ法による二値化処理の結果に基づいて、プリンタにより印刷される出力画像との関係を示す図である。
符号の説明
10 PC
40 プリンタ
141 プリンタドライバ
142 ディザマトリクス

Claims (8)

  1. 印刷部に、入力画像に対応した出力画像を印刷させるための印刷制御装置であって、
    前記入力画像を構成する各入力画素について、前記各入力画素の階調を表す入力値と、前記各入力画素に対応する閾値と、の差分に関連する値を示す差分関連値を決定する差分関連値決定手段と、
    前記入力画像を構成する各入力画素に対応する前記出力画像を構成する各出力画素が、前記差分関連値に対応した濃度で形成されるように、前記印刷部に供給される印刷データを生成する生成手段とを備えることを特徴とする印刷制御装置。
  2. 前記差分関連値決定手段は、ディザマトリクスを参照し、前記ディザマトリクスの各要素に割り当てられた値を前記各入力画素に対応する前記閾値として用いることを特徴とする請求項1記載の印刷制御装置。
  3. 前記差分関連値決定手段は、前記入力画像を構成する前記各入力画素に1対1で対応する各要素を有する前記ディザマトリクスを用いて、前記差分関連値を決定することを特徴とする請求項2記載の印刷制御装置。
  4. 前記出力画像を構成する各出力画素は、m(mは2以上の整数)個のブロックに区分され、
    前記生成手段は、前記各出力画素の前記m個のブロックのうち、前記差分関連値に対応した個数のブロックでドットがオンされるように、前記印刷データを生成することを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の印刷制御装置。
  5. 前記出力画像を構成する各出力画素は、m(mは2以上の整数)個のブロックに区分され、
    前記生成手段は、複数種類の前記差分関連値の範囲と、前記m個のブロックのドットのオン/オフの組み合わせを示す複数種類の出力パターンと、の予め準備された対応関係に基づいて、前記各入力画素に対応する前記差分関連値に対応する1種類の出力パターンを決定することによって、前記印刷データを生成することを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の印刷制御装置。
  6. 前記出力画像を構成する各出力画素は、m(mは2以上の整数)個のブロックに区分され、
    前記生成手段は、
    複数種類の前記差分関連値の範囲と、n個×n個(nは2以上の整数であり、nはn≧mを満足する)の画素のオン/オフの組み合わせを示す複数種類の中間パターンと、の予め準備された対応関係に基づいて、前記各入力画素に対応する前記差分関連値に対応する1種類の中間パターンを決定し、
    前記複数種類の中間パターンと、前記m個のブロックのドットのオン/オフの組み合わせを示す複数種類の出力パターンと、の予め準備された対応関係に基づいて、前記決定済みの前記1種類の中間パターンに対応する1種類の出力パターンを決定することによって、前記印刷データを生成することを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の印刷制御装置。
  7. 請求項1から6のいずれかに記載の印刷制御装置と、前記印刷部とを備えたことを特徴とする印刷装置。
  8. 印刷部に、入力画像に対応した出力画像を印刷させるための印刷制御プログラムであって、
    コンピュータを、
    前記入力画像を構成する各入力画素について、前記各入力画素の階調を表す入力値と、前記各入力画素に対応する閾値と、の差分に関連する値を示す差分関連値を決定する差分関連値決定手段と、
    前記入力画像を構成する各入力画素に対応する前記出力画像を構成する各出力画素が、前記差分関連値に対応した濃度で形成されるように、前記印刷部に供給される印刷データを生成する生成手段として機能させることを特徴とする印刷制御プログラム。
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