JPH08130643A - 画像形成装置の画素データ決定方法 - Google Patents

画像形成装置の画素データ決定方法

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JPH08130643A
JPH08130643A JP6268778A JP26877894A JPH08130643A JP H08130643 A JPH08130643 A JP H08130643A JP 6268778 A JP6268778 A JP 6268778A JP 26877894 A JP26877894 A JP 26877894A JP H08130643 A JPH08130643 A JP H08130643A
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JP
Japan
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pixel
pulse width
power
density
pulse
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JP6268778A
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English (en)
Inventor
Nobuhiko Nakahara
信彦 中原
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TEC CORP
Original Assignee
TEC CORP
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Publication date
Application filed by TEC CORP filed Critical TEC CORP
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Abstract

(57)【要約】 【目的】多値画像信号に基づいて印刷するときの濃度を
比較的簡単な調整で低濃度領域から高濃度領域までリニ
アに変化させる。 【構成】パルス幅変調部32は1画素のパルス幅を各階
調に対応して均等に8分割し、ページメモリ31に記憶
した多値画像データの階調に基づいてパルス幅変調を行
う。パワー変調部33は多値画像データの階調に基づく
印刷濃度が低濃度領域から高濃度領域までリニアに変化
するように各階調に対応したパルス幅を持ったパルス信
号のパワーを変調する。これにより、各階調に対応して
パルス幅及びパワーが異なるパルス信号が得られ、この
パルス信号を使用することにより印刷濃度が低濃度領域
から高濃度領域までリニアに変化することになる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、多値画像信号を各画素
毎にパルス幅変調及びパワー変調を行って印刷濃度の中
間調を再現し画像形成する画像形成装置の画素データ決
定方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、デジタル化された多値画像データ
に基づいてレーザ発振器を駆動し階調を表現するレーザ
プリンタ等、電子写真プロセス方式の画像形成装置が実
用化されつつある。
【0003】このようなレーザプリンタは、多値画像デ
ータを所定のレーザ駆動用の信号に変換して階調を表現
する構成になっているが、階調を表現する方法としては
従来、ディザマトリクスを使用した組織的ディザ法ある
いは濃度パターン法と呼ばれる手法により行っていた。
【0004】組織的ディザ法は、入力された多値画像デ
ータに対して1対1に対応するディザマトリクス内の所
定のディザしきい値と比較することによって入力画素レ
ベルを1か0かの2値信号に変換し、ディザマトリクス
のサイズに相当する階調数で疑似的に中間調を表現する
方法である。また、濃度パターン法は、入力された多値
画像データに対してディザマトリクス内の複数の所定し
きい値と比較することによって入力1画素を疑似的に複
数の階調に表現する方法である。
【0005】これらの方法においては、以下の問題点が
ある。視覚を満足させる程度に疑似階調数を上げるため
には、ディザマトリクスのサイズを大きく取ればよい。
一般に、ディザマトリクスのサイズを大きく取れば取る
ほど階調数も多く取れることが知られている。
【0006】しかし、ディザマトリクスのサイズを大き
くすればするほど解像度が落ちてしまう。すなわち、疑
似階調処理においては、解像度と階調数は相反する特性
を持つ。例えば、300dpiのプリンタで256階調
の疑似階調を表現するときのディザマトリクスのサイズ
は主走査16画素、副走査16画素とすると、印字され
る画像の解像度は実質18.75dpi程度になってし
まう。
【0007】このようなディザマトリクスを使用した場
合、階調性は満足すべきものでも例えば画像中の文字や
線画等のエッジ部に対しては著しく画質が劣化する。
【0008】一方、プリンタコントローラに多値画像デ
ータを記憶できるページメモリを有し、この多値画像デ
ータを基に1画素を直接レーザのパルス幅変調あるいは
パワー変調によって中間調を再現する手法も提案されて
いる。
【0009】パルス幅変調は、入力多値画像データに基
づきレーザの発光時間を変化させて階調を表現し、パワ
ー変調は、入力多値画像データに基づきレーザの光量を
変化させて階調を表現する手法である。
【0010】これらの手法は階調数を上げてもプリンタ
の持つ実質解像度は落とさずに済む。しかしながらコン
トローラに非常に大きなページメモリを必要とする。例
えば1画素8bitの多値画像データを扱う場合、通常
の白黒2値のレーザプリンタがA4原稿1枚約1Mバイ
トのメモリで済むのに対し、単純にその8倍の8Mバイ
ト分のページメモリを必要とする。さらに、例えば1画
素を256階調に分割する場合、非常に高速なハード回
路が必要となる。また、レーザパワーがガウス分布近似
することや電子写真プロセスのγ特性、トナーの磁気特
性等の影響、さらには、経時変化や温度変化により、1
6階調程度しか表現できない。
【0011】そこで、ディザ処理とパルス幅変調あるい
はパワー変調を組み合わせる方法が知られている。この
ハイブリッド形の階調表現手法では、ディザによる疑似
階調数とパルス内の分割数を掛け合わせた数の階調表現
ができるため、1画素内の分割数を16段階、疑似階調
を16階調にすることで256階調を表現できることに
なる。
【0012】このように1画素内を16段階程度に減ら
すことにより、ハード回路が比較的安価に実現でき、ま
た、階調数もプロセス上の1画素における階調分割可能
範囲に入ることになる。また、疑似階調数も16段階程
度に抑えることで、単に疑似階調処理のみを行うものに
比べて解像度を良好に維持できることになる。
【0013】また、疑似階調処理であるディザ処理を例
えばプリンタと接続している上位機器であるパーソナル
コンピュータ等のホストコンピュータ側のドライバで行
い、画素内階調のみプリンタのコントローラ上で展開す
ることで必要なページメモリは1画素につき4bitの
画像データ、すなわち、300dpiのプリンタでA4
一枚当たり4Mバイトのメモリ容量で済むことになる。
【0014】このように、従来においては、ディザ処理
とパルス幅変調の組み合わせによる階調表現手法が各種
利点が多いことから汎用的に使用されている。
【0015】しかし、ディザ処理とパルス幅変調の組み
合わせによる階調表現方法は、特にパルス幅の狭い低濃
度領域においては、プロセスの特性上露光時間の変化に
対する濃度変化が大きく、濃度のばらつきが生じ、ま
た、階調データに対する濃度のリニア性も劣ったものと
なる欠点があった。このため、1画素のパルス幅をハー
ドウエア的に16分割できても階調表現は8階調程度し
かできなかった。
【0016】そこで1画素のパルス幅を16分割よりも
さらに多く分割し、この分割したパルスの中から適当な
幅のパルスを選択して階調データに対する濃度のリニア
特性を保持する対処を行う手法が知られている。
【0017】また、特開平3−126053号公報のも
のは、パルス幅変調とパワー変調の組合わせによる階調
表現の手法について開示している。これは、ドットの大
きさ及び形状に適合するように、発光パルス幅及び発光
強度を共に分割し、それぞれの組合わせでレーザを駆動
する構成になっている。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】しかし、パルスの分割
数を多くするものでは、特に最近の高速なページプリン
タにおいては、ハードウエア的負担が非常に重く、高速
な素子が必要となり、このため非常に高価なものとなる
問題があり、また、根本的な画像の低階調部の再現性の
問題は解決できなかった。
【0019】また、特開平3−126053号公報のも
のは、例えば発光パルス幅を4値、発光強度を3値とす
ることで1画素を12種のドットで表現できる構成とな
っているが、実際、出力濃度に対してリニアな制御をす
るためにはパルス幅及び発光強度共に各階調毎微妙なパ
ルス幅あるいはパワー強度の調整が必要となり、これら
の調整処理が複雑化する問題があった。
【0020】そこで請求項1及び3対応の発明は、多値
画像信号に基づいて印刷するときの濃度を比較的簡単な
調整で低濃度領域から高濃度領域までリニアに変化させ
ることができて安定した中間調出力を得ることができ、
しかも処理が簡単な画像形成装置の画素データ決定方法
を提供する。
【0021】また、請求項2及び4対応の発明は、さら
に、印刷画像濃度全体の濃淡調整が容易にできる画像形
成装置の画素データ決定方法を提供する。
【0022】また、請求項5対応の発明は、さらに、パ
ルス幅変調部の構成が簡単で、かつ高速処理に対して安
定した動作ができる画像形成装置の画素データ決定方法
を提供する。
【0023】
【課題を解決するための手段と作用】請求項1対応の発
明は、多値画像信号に基づいて各画素毎にパルス幅変調
及びパワー変調を行って画素データを決定し、この決定
した各画素毎の画素データにより印刷濃度の中間調を再
現して画像形成する画像形成装置において、最大濃度値
に対応するパルス幅を画素内階調数に基づいて等間隔に
分割し、この分割した間隔に基づいて各画素を多値画像
信号によりパルス幅変調し、このパルス幅変調した各画
素に対応する画素データを、画素の印刷濃度値が多値画
像信号に対して線形に変化するようにパワー変調するこ
とにある。
【0024】請求項2対応の発明は、請求項1記載の画
像形成装置の画素データ決定方法において、パワー変調
に印刷濃度に関するγ補正量を含ませたことにある。
【0025】請求項3対応の発明は、多値画像信号に基
づいて各画素毎にパルス幅変調及びパワー変調を行って
画素データを決定し、この決定した各画素毎の画素デー
タにより印刷濃度の中間調を再現して画像形成する画像
形成装置において、最大濃度値に対応するパワー値を画
素内階調数に基づいて等間隔に分割し、この分割した間
隔に基づいて各画素を多値画像信号によりパワー変調
し、このパワー変調した各画素に対応する画素データ
を、画素の印刷濃度値が多値画像信号に対して線形に変
化するようにパルス幅変調することにある。
【0026】請求項4対応の発明は、請求項3記載の画
像形成装置の画素データ決定方法において、パルス幅変
調に印刷濃度に関するγ補正量を含ませたことにある。
【0027】請求項5対応の発明は、請求項1又は3記
載の画像形成装置の画素データ決定方法において、画素
データを決定するタイミングを取る画素クロックの1/
2分周のパルスを基準信号とし、この基準信号とこの基
準信号を遅延した信号との排他的論理和により、パルス
幅変調を行うことにある。
【0028】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。なお、実施例は本発明をレーザプリンタに適用し
たものについて述べる。
【0029】(第1の実施例)この実施例は、請求項
1、請求項2及び請求項5に対応した実施例である。
【0030】図1はエンジン部と呼ばれるレーザプリン
タの電子写真プロセス部の構成を示し、1は感光ドラ
ム、2はコロナ帯電器、3は現像器、4は転写器、5は
クリーナ、6は除電ランプである。
【0031】前記感光ドラム1は周面を感光面とし、印
刷時に図中矢印で示す方向に回転する。
【0032】前記コロナ帯電器2は、前記感光ドラム1
の感光面を均一に帯電する。帯電された感光面は走査レ
ーザ光7により露光される。
【0033】前記走査レーザ光7は露光により感光面上
に記録情報に基づいた静電潜像を形成する。
【0034】前記走査レーザ光7は、図2に示すレーザ
走査装置によって出射される。
【0035】このレーザ走査装置は、半導体レーザ発振
器8を設け、この半導体レーザ発振器8からのレーザ光
をコリメータレンズ9で発散光から平行光又は集束光に
変換する。前記半導体レーザ発振器8は、多値画像信号
に基づいて決定された各画素毎の画素データに応じてレ
ーザドライバにより駆動され、パルス変調及びパワー変
調されたレーザ光を出射する。
【0036】前記コリメータレンズ9からの平行光又は
集束光は、図中矢印方向に等速で高速回転するポリゴン
ミラー10の反射面に反射して偏向走査され、走査レー
ザ光7としてfθレンズ11を介して前記感光ドラム1
の感光面に照射する。
【0037】前記fθレンズ11は、ポリゴンミラー1
0により等角速度に偏向走査されたレーザ光を感光ドラ
ム1の感光面である平面に投影すべき等速度走査レーザ
光に変換している。
【0038】前記感光ドラム1の感光面に形成された静
電潜像は前記現像器3からのトナーにより現像されトナ
ー像となる。
【0039】前記現像器3は、トナーホッパ12内に収
容されたトナー13を供給ローラ14の回転により現像
ローラ15に付着させる。前記現像ローラ15は前記感
光ドラム1に対接し、付着したトナー13を回転により
感光ドラム1へ搬送する。前記現像ローラ15に付着し
たトナー13は感光ドラム1に搬送される途中で規制部
材16により量が規制されると共に層状に形成される。
【0040】前記感光ドラム1に形成されたトナー像は
前記転写器4の動作により給紙搬送される記録紙17上
に転写される。
【0041】前記感光ドラム1に転写後に残った残留ト
ナーは前記クリーナ5により掻き落とされ、その後感光
ドラム1の感光面は除電ランプ6で除電されてから再度
コロナ帯電器2で帯電されるようになる。
【0042】トナー像が転写された記録紙17は熱定着
装置18により熱定着されてから外部に排出される。
【0043】電子写真プロセス部は印刷時には以上の動
作を繰り返すことになる。
【0044】図3はシステム全体の構成を示すブロック
図で、このシステムはレーザプンリタ本体21とこのレ
ーザプンリタ本体21に多値画像データを送信するホス
トコンピュータ22とで構成している。すなわち、ホス
トコンピュータ22は多値画像データをプンリタ本体2
1とのI/F特性に合わせてドライバ23からプンリタ
本体21のプリンタコントローラ24に送信する。多値
画像データは非常にデータ量が多いため通常は画像圧縮
によりコード化したデータとしてプリンタコントローラ
24に送信される。
【0045】前記レーザプンリタ本体21は、前記プリ
ンタコントローラ24、中間調処理部25及び前述した
電子写真プロセス部であるプリンタエンジン26からな
り、プリンタコントローラ24は、受信した多値のコー
ドデータである画像データを多値のピットマップに展開
し内部に設けた多値用のページメモリに格納する。
【0046】前記中間調処理部25はプリンタコントロ
ーラ24のページメモリから多値画像データを読出して
前記プリンタエンジン26の半導体レーザ発振器8のレ
ーザドライバに出力すべきパルス幅変調及びパワー変調
した画像データに変換する。
【0047】前記中間調処理部25は図4に示すよう
に、1頁分の多値のビットマップデータを記憶するペー
ジメモリ31、このページメモリ31のビットマップデ
ータに基づいてパルス幅変調を行うパルス幅変調部3
2、前記ページメモリ31のビットマップデータに基づ
いてパワー変調を行うパワー変調部33、前記パルス幅
変調部32及びパワー変調部33からの出力に従って半
導体レーザ34を駆動するレーザ駆動部35及び前記ペ
ージメモリ31、パルス幅変調部32、パワー変調部3
3、レーザ駆動部35の動作タイミングをコントロール
するコントロール部36とで構成している。
【0048】ところで、1画素に対応するパルスのパル
ス幅を例えば図5の(a) に示すように8分割し、パワー
を一定としたときの単独の1画素のレーザの主走査方向
の出力分布は図5の(b) に示すようになり、副走査方向
の出力分布は図6の(a) に示すようになる。また、感光
ドラム1の感光体上の主走査方向の電位分布は図5の
(c) に示すようになり、副走査方向の電位分布は図6の
(b) に示すようになる。さらに、印刷したときの主走査
方向の濃度分布は図5の(d) に示すようになり、副走査
方向の濃度分布は図6の(c) に示すようになる。
【0049】元来、電子写真プロセス方式のプリンタで
は黒画素の面積比により階調を表現するために、あるし
きい値をもって黒白の境界とすることができれば安定し
たしきい値が得られるはずである。しかし、実際にはト
ナーが無視できない有形の大きさを持つことやトナーの
潰れ、飛び散り、環境の経時変化によるプロセス特性の
変動等、様々な原因により微小画素を表現することは難
しい。
【0050】図5及び図6からも分かるように、低階調
部においてはレーザ出力のピーク値がプロセスの不安定
領域を使用しているために、濃度ムラが起き易くなる。
【0051】このようなことから、この実施例では安定
な階調表現をするために、パルス幅をさらに分割するこ
とをせずに均等に8分割した各パルス長のパルス幅、す
なわち1/8パルス〜1パルスのパルス幅に対してパワ
ー変調部33でレーザパワーを調節して濃度に対して線
形な出力を得るようにしている。
【0052】すなわち、各階調に対して図7に示すよう
なパルス出力する画素データを決定するようにしてい
る。図7の(a) 〜(h) はパルス幅が1/8〜8/8のパ
ルスであるが、(a) 〜(c) に示すように低階調部を表現
するパルスのパワーを上げることで低階調部での印刷濃
度が線形に変化するようにしている。すなわち、パワー
強度は高濃度部に対して低濃度部は概して強めとなる。
【0053】このようにパワーを調整することで各階調
毎の印刷濃度分布は図8に実線で示すグラフから点線で
示すグラフに遷移する。
【0054】すなわち、図9の(a) に示す8分割したパ
ルスに対してパワーを一定にした場合の印刷濃度特性は
図9の(b) に示すようになり線形とはならない。すなわ
ち、1/8パルス〜3/8パルスにおいてはパルス幅の
変化に対して低濃度部での濃度差は小さく、また、6/
8〜8/8パルスにおいてもパルス幅の変化に対して高
濃度部での濃度差は小さく、従って、この領域では入力
する階調データに対して正確な印刷濃度が得られないこ
とになる。
【0055】そこで、図9の(c) に示すように8分割し
た各パルスのパワーを調整することで印刷濃度特性は図
9の(d) に示すようになり、パルス幅と印刷濃度との関
係が線形、すなわち、多値画像データに基づく階調と印
刷濃度との関係が線形となる。
【0056】実際の印刷においてはトナーの飛び散りや
トナーの潰れ等により、画素単位の局所的な部分におい
ては濃度値のズレが生じることもあるが、プロセスの安
定領域を使用して階調表現を行っているので、画像全体
から見た均一の階調部における濃度値は目標とする濃度
値に収束する。
【0057】実際には各階調データを含んだテストパタ
ーンを印字し、濃度を測定することにより、対象となる
プロセスのパワー変調量を決定する。また、環境変化や
経時変化による変動を考慮するときは、感光体近傍に濃
度センサを取り付け、これによりトナーの付着状況を検
知し、パワー変調部33にフィードバックさせるように
すればよい。
【0058】図10は、パルス幅変調部32の具体回路
構成を示す図で、41は、回路全体のタイミングを制御
するコントローラ、42は、コントローラ41からビデ
オクロックVCLK及び水平同期信号HSYNCを受け
て画像クロック1画素分のパルスを生成する第1のD形
フリップフロップ、43は、水平同期信号HSYNCが
有効となる画像印刷期間のみコントローラ41からビデ
オクロックVCLKをD形フリップフロップ42に入力
する制御を行うアンドゲート回路である。前記第1のD
形フリップフロップ42は、画素クロックの1/2分周
のパルスを生成し、このパルスを基準にパルス幅データ
を作成する。
【0059】44は、前記第1のD形フリップフロップ
42からの出力信号に対してある一定の遅延信号を出力
するディレイラインで、このディレイライン44の設定
を予め均等にすることでパルス幅内の等分割が可能とな
る。
【0060】45は、第1のD形フリップフロップ42
の出力の位相を画像有効期間内で反転させる第2のD形
フリップフロップ、46は、アドレスに入力するページ
メモリ31からの画像データとコントローラ41からの
位置データにより、パルス幅及び方向を決定するデータ
を出力するRAM(ランダム・アクセス・メモリ)、4
7は、前記RAM46の出力タイミングを調節するラッ
チ回路である。
【0061】48は、前記ディレイライン44からの各
出力信号と前記第1のD形フリップフロップ42の出力
信号との排他的論理和をそれぞれ取る第1の排他的論理
和ゲート群、49は、前記ディレイライン44からの各
出力信号と前記第2のD形フリップフロップ45の出力
信号との排他的論理和をそれぞれ取る第2の排他的論理
和ゲート群である。この各排他的論理和ゲート群48,
49により任意のパルス幅を生成できる。
【0062】また、このような回路構成とすることで、
回路構成を簡単化でき、かつパルス幅を作成する基準と
なる信号が画素クロックの1/2分周の信号となるため
画素クロックがかなりの高速になっても安定した動作が
できる。
【0063】50は、前記各排他的論理和ゲート群4
8,49から入力端子IN1〜IN15に入力するパル
スから1つを選択して出力するセレクタで、このセレク
タは前記ラッチ回路47からのパルス幅選択コード信号
をセレクタ信号として入力端子SELに入力しパルスを
選択する。
【0064】51は、わずかなタイミングのズレにより
発生するノッチを除去するノッチ処理回路である。
【0065】このような構成のパルス幅変調部32の各
部の出力タイミング及び出力信号波形は図11に示すよ
うになる。
【0066】前記RAM46のアドレスAに入力するペ
ージメモリ31からの多値画像データは基本的にRAM
内部で多値ディザ処理される。1画素を単位とした通常
のディザ処理では図12の(a) で示すドット分散型ディ
ザマトリクス、図12の(b)で示すドット集中型ディザ
マトリクスを使用してディザ処理を行うが、多値ディザ
処理では1画素内をさらに細かく分割したしきい値を使
用する。すなわち、図13で示すドット分散型ディザマ
トリクス、図14で示したドット集中型ディザマトリク
スを使用して多値ディザ処理を行う。そしてこのディザ
マトリクスのしきい値と比較することによって1画素内
のパルス幅を決定し、この結果をパルス幅及び方向を選
択するセレクト信号に変換してデータバスに出力する。
【0067】図15は、パワー変調部33の具体回路構
成を示す図で、61は、回路全体のタイミングを制御す
るコントローラ、62は、前記ページメモリ31からの
多値画像データをパワー変調するために適当なデータに
変換するデコーダ、63は、前記デコーダ62からの多
値の変換データをデジタル/アナログ変換するD/A変
換器、64は、D/A変換のとき発生する高周波ノイズ
成分を除去するローパスフイルタ、65は、レーザドラ
イバの特性に合わせるようにアナログ信号のレベルを調
整するレベルコンバータである。
【0068】このようなパワー変調部33を使用するこ
とで各画素に対応したパルスのパワーを調整できる。
【0069】このように、ページメモリ31に記憶した
多値画像データに基づいてパルス幅変調部32で各画素
毎に等間隔に8分割したパルス信号を作り、このパルス
信号に対してパワー変調部33で各階調に応じて印刷濃
度が線形に変化するようにパワーを調整する。
【0070】こうして、パルス幅変調部32からのパル
ス信号とパワー変調部33からのレベル信号に基づいて
レーザ駆動部35は半導体レーザ34を駆動することに
なる。その結果、半導体レーザ34で露光して静電潜像
を形成し、この静電潜像をトナーで現像し、そのトナー
像を用紙に転写して得られる印刷濃度は各階調に応じて
線形に変化する濃度が得られることになる。すなわち、
濃度を比較的簡単な調整で低濃度領域から高濃度領域ま
でリニアに変化させることができて安定した中間調出力
を得ることができる。
【0071】しかも、パルス幅変調部32で多値画像デ
ータに基づいて各画素毎にパルス幅を等間隔に分割し、
また、パワー変調部33で多値画像データに基づいて各
画素毎にパルスのパワーを印刷濃度が線形となるように
調整すればよく、処理は比較的簡単である。
【0072】なお、この実施例において、パワー変調部
33が調整するパワーに濃度に関するγ補正量を含ませ
ることで、図16の(a) に矢印で示すように各パルス幅
のパワーを増減して図16の(b) に示すように印刷濃度
特性を全体的に変化させることができるので、濃度の濃
い画像あるいは濃度の淡い画像が任意に得られる。すな
わち、ユーザの要求に応じて印刷する画像全体の濃度の
程度を簡単に変更することができる。従って、任意の濃
度特性を持った画像出力を容易に得ることができる。
【0073】この場合のパワー変調部33のパワー調整
はコントロール部36からの濃度切替信号により簡単に
できる。具体的には、コントロール部36からの濃度切
替信号により図15のコントローラ61がデコーダ62
を切替えることで容易に実現できる。
【0074】なお、この実施例ではページメモリ31に
1頁分の多値画像データを記憶し、RAM46で多値デ
ィザ処理を行う構成としたが、必ずしもこれに限定する
ものではなく、多値ディザ処理をホストコンピュータ2
2で行い、純粋な画素内のデータのみをプリンタコント
ローラ24がホストコンピュータ22から受信してペー
ジメモリに記憶する方式にすれば、転送時間及びページ
メモリの容量を低減できる。前記実施例の場合は、8b
it/画素の多値画像データが3bitのパルス幅用デ
ータと1bitの方向データの計4bit/画素のデー
タになり、ページメモリの容量を半分にできる。
【0075】しかも、この場合、RAM46にはアドレ
スに入力する位置情報も必要無くなるので、図17に示
すようにパルス幅変調部32のRAMをゲートで構成さ
れる簡単なデコーダ52に置き換えることができる。こ
れによりパルス幅変調部32の回路構成を簡単化でき
る。
【0076】なお、この実施例ではパルス幅を均等に8
分割した場合について述べたが分割数は必ずしもこれに
限定するものではない。
【0077】(第2の実施例)この実施例は、請求項
3、請求項4及び請求項5に対応した実施例である。こ
の実施例も基本的な回路構成は図4、図10及び図15
と同様である。
【0078】1画素に対応するパルスのパワーを例えば
図18の(a) に示すように8分割し、パルス幅を一定と
したときの単独の1画素のレーザの主走査方向の出力分
布は図18の(b) に示すようになり、副走査方向の出力
分布は図19の(a) に示すようになる。また、感光ドラ
ム1の感光体上の主走査方向の電位分布は図18の(c)
に示すようになり、副走査方向の電位分布は図19の
(b) に示すようになる。さらに、印刷したときの主走査
方向の濃度分布は図18の(d) に示すようになり、副走
査方向の濃度分布は図19の(c) に示すようになる。
【0079】図18及び図19からも分かるように、低
階調部においてはレーザ出力のピーク値がプロセスの不
安定領域を使用しているために、濃度ムラが起き易くな
る。
【0080】このようなことから、この実施例では安定
な階調表現をするために、パワー変調部33でパルスの
パワーを均等に8分割し、各パワーのパルスのパルス幅
をパルス幅変調部32で調節して濃度に対して線形な出
力を得るようにしている。
【0081】すなわち、各階調に対して図20に示すよ
うなパルス出力する画素データを決定するようにしてい
る。図20の(a) 〜(h) はパワーが1/8〜8/8のパ
ルスであるが、(a) 〜(c) に示すように低階調部を表現
するパルスのパルス幅を比較的大きくすることで低階調
部での印刷濃度が線形に変化するようにしている。すな
わち、パルス変調幅は高濃度部に対して低濃度部は概し
て広めとなる。
【0082】このようにパルス変調幅を調整することで
各階調毎の印刷濃度分布は図21に実線で示すグラフか
ら点線で示すグラフに遷移する。
【0083】すなわち、図22の(a) に示す8分割した
パルスに対してパルス幅を一定にした場合の印刷濃度特
性は図22の(b) に示すようになり線形とはならない。
すなわち、パワーレベルが1/8〜3/8においてはパ
ワーレベルの変化に対して低濃度部での濃度差は小さ
く、また、6/8〜8/8においてもパワーレベルの変
化に対して高濃度部での濃度差は小さく、従って、この
領域では入力する階調データに対して正確な印刷濃度が
得られないことになる。
【0084】そこで、図22の(c) に示すようにパワー
を8分割した各パルスのパルス変調幅を調整することで
印刷濃度特性は図22の(d) に示すようになり、パワー
レベルと印刷濃度との関係が線形となる。
【0085】このように画素に対応したパルスのパワー
を多値画像データに基づいて8分割し、このパワーを8
分割した個々のパルスのパルス幅変調をパワーレベルと
印刷濃度との関係が線形、すなわち、多値画像データに
基づく階調と印刷濃度との関係が線形となる。
【0086】このように、ページメモリ31に記憶した
多値画像データに基づいてパワー変調部33で各画素毎
にパワーを8分割したパルス信号を作り、この各パルス
信号に対してパルス変調部32で各階調に応じて印刷濃
度が線形に変化するようにパルス幅変調を調整する。
【0087】こうして、パルス幅変調部32からのパル
ス信号とパワー変調部33からのレベル信号に基づいて
レーザ駆動部35は半導体レーザ34を駆動することに
なる。その結果、半導体レーザ34で露光して静電潜像
を形成し、この静電潜像をトナーで現像し、そのトナー
像を用紙に転写して得られる印刷濃度は各階調に応じて
線形に変化する濃度が得られることになる。
【0088】従って、この実施例においても濃度を比較
的簡単な調整で低濃度領域から高濃度領域までリニアに
変化させることができて安定した中間調出力を得ること
ができる。
【0089】しかも、パワー変調部33で多値画像デー
タに基づいて各画素毎にパルスのパワーを等間隔に分割
し、また、パルス幅変調部32で多値画像データに基づ
いて印刷濃度が線形となるように各画素毎にパルスのパ
ルス幅を調整すればよく、処理は比較的簡単である。
【0090】なお、この実施例において、パルス幅変調
部32が調整するパルス幅に濃度に関するγ補正量を含
ませることで、図23の(a) に矢印で示すように各パル
スのパルス幅を増減して図23の(b) に示すように印刷
濃度特性を全体的に変化させることができるので、濃度
の濃い画像あるいは濃度の淡い画像が任意に得られる。
すなわち、ユーザの要求に応じて印刷する画像の濃度の
程度を簡単に変更することができる。
【0091】なお、この実施例ではパルスパワーを均等
に8分割した場合について述べたが分割数は必ずしもこ
れに限定するものではない。
【0092】
【発明の効果】以上、請求項1及び3対応の発明によれ
ば、多値画像信号に基づいて印刷するときの濃度を比較
的簡単な調整で低濃度領域から高濃度領域までリニアに
変化させることができて安定した中間調出力を得ること
ができ、しかも処理が簡単となる。
【0093】また、請求項2及び4対応の発明によれ
ば、さらに、印刷画像濃度全体の濃淡調整が容易にでき
る。
【0094】また、請求項5対応の発明によれば、さら
に、パルス幅変調部の構成が簡単で、かつ高速処理に対
して安定した動作ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示し、レーザプリンタの
電子写真プロセス部の構成を示す図。
【図2】同実施例のレーザ走査装置の概略構成を示す斜
視図。
【図3】同実施例の全体構成を示すブロック図。
【図4】同実施例の中間調処理部の構成を示すブロック
図。
【図5】パルス幅変調による主走査方向のレーザ出力、
感光体電位、濃度の分布図。
【図6】パルス幅変調による副走査方向のレーザ出力、
感光体電位、濃度の分布図。
【図7】同実施例の各階調に対応した画素のパルス信号
を示す図。
【図8】同実施例のパワー調整による印刷濃度分布の変
化を示す分布図。
【図9】パワーを一定にしたときのパルス幅変調に対す
る濃度変化特性及びパワー調整後のパルス幅変調に対す
る濃度変化特性を示すグラフ。
【図10】同実施例のパルス幅変調部の具体回路構成を
示す図。
【図11】図10の回路の各部の出力タイミングと出力
信号波形を示す図。
【図12】通常のディザ処理に使用するディザマトリク
スを示す図。
【図13】多値ディザ処理に使用するドット分散型ディ
ザマトリクスを示す図。
【図14】多値ディザ処理に使用するドット集中型ディ
ザマトリクスを示す図。
【図15】同実施例のパワー変調部の具体回路構成を示
す図。
【図16】同実施例において濃度に関するγ補正量を含
ませた時のパルス幅ー濃度特性を示すグラフ。
【図17】同実施例のパルス幅変調部の他の回路構成を
示す図。
【図18】パワー変調による主走査方向のレーザ出力、
感光体電位、濃度の分布図。
【図19】パワー変調による副走査方向のレーザ出力、
感光体電位、濃度の分布図。
【図20】本発明の第2の実施例の各階調に対応した画
素のパルス信号を示す図。
【図21】同実施例のパルス幅調整による印刷濃度分布
の変化を示す分布図。
【図22】パルス幅を一定にしたときのパワー変調に対
する濃度変化特性及びパルス幅調整後のパワー変調に対
する濃度変化特性を示すグラフ。
【図23】同実施例において濃度に関するγ補正量を含
ませた時のパワーレベルー濃度特性を示すグラフ。
【符号の説明】
21…レーザプリンタ本体 25…中間調処理部 32…パルス幅変調部 33…パワー変調部 34…半導体レーザ 41…コントローラ 42,45…D形フリップフロップ 44…ディレイライン 46…RAM(ランダム・アクセス・メモリ) 48,49…排他的論理和ゲート群 61…コントローラ 62…デコーダ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 1/40 103 A

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多値画像信号に基づいて各画素毎にパル
    ス幅変調及びパワー変調を行って画素データを決定し、
    この決定した各画素毎の画素データにより印刷濃度の中
    間調を再現して画像形成する画像形成装置において、 最大濃度値に対応するパルス幅を画素内階調数に基づい
    て等間隔に分割し、この分割した間隔に基づいて各画素
    を多値画像信号によりパルス幅変調し、このパルス幅変
    調した各画素に対応する画素データを、画素の印刷濃度
    値が多値画像信号に対して線形に変化するようにパワー
    変調することを特徴とする画像形成装置の画素データ決
    定方法。
  2. 【請求項2】 パワー変調に印刷濃度に関するγ補正量
    を含ませたことを特徴とする請求項1記載の画像形成装
    置の画素データ決定方法。
  3. 【請求項3】 多値画像信号に基づいて各画素毎にパル
    ス幅変調及びパワー変調を行って画素データを決定し、
    この決定した各画素毎の画素データにより印刷濃度の中
    間調を再現して画像形成する画像形成装置において、 最大濃度値に対応するパワー値を画素内階調数に基づい
    て等間隔に分割し、この分割した間隔に基づいて各画素
    を多値画像信号によりパワー変調し、このパワー変調し
    た各画素に対応する画素データを、画素の印刷濃度値が
    多値画像信号に対して線形に変化するようにパルス幅変
    調することを特徴とする画像形成装置の画素データ決定
    方法。
  4. 【請求項4】 パルス幅変調に印刷濃度に関するγ補正
    量を含ませたことを特徴とする請求項3記載の画像形成
    装置の画素データ決定方法。
  5. 【請求項5】 画素データを決定するタイミングを取る
    画素クロックの1/2分周のパルスを基準信号とし、こ
    の基準信号とこの基準信号を遅延した信号との排他的論
    理和により、パルス幅変調を行うことを特徴とする請求
    項1又は3記載の画像形成装置の画素データ決定方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8537412B2 (en) 2008-12-09 2013-09-17 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Printing control device

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