JP2010140913A - 導光板、これを備える面状照明装置および液晶表示装置 - Google Patents
導光板、これを備える面状照明装置および液晶表示装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2010140913A JP2010140913A JP2010058291A JP2010058291A JP2010140913A JP 2010140913 A JP2010140913 A JP 2010140913A JP 2010058291 A JP2010058291 A JP 2010058291A JP 2010058291 A JP2010058291 A JP 2010058291A JP 2010140913 A JP2010140913 A JP 2010140913A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- guide plate
- light
- light guide
- exit surface
- parallel
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 239000004973 liquid crystal related substance Substances 0.000 title claims description 55
- 238000005286 illumination Methods 0.000 claims abstract description 45
- 238000009792 diffusion process Methods 0.000 claims description 40
- 230000001154 acute effect Effects 0.000 claims description 5
- 230000007423 decrease Effects 0.000 claims description 5
- 239000004576 sand Substances 0.000 claims description 3
- 238000009826 distribution Methods 0.000 description 86
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 30
- 238000000034 method Methods 0.000 description 19
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 14
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 14
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 8
- 239000000463 material Substances 0.000 description 7
- 239000004743 Polypropylene Substances 0.000 description 6
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 5
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 description 5
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 5
- 239000004417 polycarbonate Substances 0.000 description 5
- -1 polyethylene terephthalate Polymers 0.000 description 5
- 239000005020 polyethylene terephthalate Substances 0.000 description 5
- 229920000139 polyethylene terephthalate Polymers 0.000 description 5
- 229920000089 Cyclic olefin copolymer Polymers 0.000 description 4
- VYPSYNLAJGMNEJ-UHFFFAOYSA-N Silicium dioxide Chemical compound O=[Si]=O VYPSYNLAJGMNEJ-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 229920003229 poly(methyl methacrylate) Polymers 0.000 description 4
- 239000004926 polymethyl methacrylate Substances 0.000 description 4
- 238000002834 transmittance Methods 0.000 description 4
- 239000004925 Acrylic resin Substances 0.000 description 3
- 229920000178 Acrylic resin Polymers 0.000 description 3
- 239000010419 fine particle Substances 0.000 description 3
- 239000011888 foil Substances 0.000 description 3
- 229920001155 polypropylene Polymers 0.000 description 3
- 238000002310 reflectometry Methods 0.000 description 3
- 125000006850 spacer group Chemical group 0.000 description 3
- XLOMVQKBTHCTTD-UHFFFAOYSA-N Zinc monoxide Chemical compound [Zn]=O XLOMVQKBTHCTTD-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- MCMNRKCIXSYSNV-UHFFFAOYSA-N Zirconium dioxide Chemical compound O=[Zr]=O MCMNRKCIXSYSNV-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 229910052782 aluminium Inorganic materials 0.000 description 2
- XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N aluminium Chemical compound [Al] XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 239000011324 bead Substances 0.000 description 2
- AOJOEFVRHOZDFN-UHFFFAOYSA-N benzyl 2-methylprop-2-enoate Chemical compound CC(=C)C(=O)OCC1=CC=CC=C1 AOJOEFVRHOZDFN-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 2
- 239000005262 ferroelectric liquid crystals (FLCs) Substances 0.000 description 2
- 239000011159 matrix material Substances 0.000 description 2
- 239000000049 pigment Substances 0.000 description 2
- 238000005498 polishing Methods 0.000 description 2
- 229920000515 polycarbonate Polymers 0.000 description 2
- 238000007788 roughening Methods 0.000 description 2
- 239000004983 Polymer Dispersed Liquid Crystal Substances 0.000 description 1
- GWEVSGVZZGPLCZ-UHFFFAOYSA-N Titan oxide Chemical compound O=[Ti]=O GWEVSGVZZGPLCZ-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- NIXOWILDQLNWCW-UHFFFAOYSA-N acrylic acid group Chemical group C(C=C)(=O)O NIXOWILDQLNWCW-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 239000011230 binding agent Substances 0.000 description 1
- 238000005266 casting Methods 0.000 description 1
- 239000011248 coating agent Substances 0.000 description 1
- 238000000576 coating method Methods 0.000 description 1
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 1
- 238000001125 extrusion Methods 0.000 description 1
- 239000000945 filler Substances 0.000 description 1
- 230000004907 flux Effects 0.000 description 1
- 239000011521 glass Substances 0.000 description 1
- 238000001746 injection moulding Methods 0.000 description 1
- 230000001678 irradiating effect Effects 0.000 description 1
- 230000001788 irregular Effects 0.000 description 1
- 238000004898 kneading Methods 0.000 description 1
- 235000013372 meat Nutrition 0.000 description 1
- 238000012544 monitoring process Methods 0.000 description 1
- 239000000178 monomer Substances 0.000 description 1
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 1
- 239000012466 permeate Substances 0.000 description 1
- 238000006116 polymerization reaction Methods 0.000 description 1
- 230000001737 promoting effect Effects 0.000 description 1
- 230000000644 propagated effect Effects 0.000 description 1
- 230000005855 radiation Effects 0.000 description 1
- 239000002994 raw material Substances 0.000 description 1
- 239000000377 silicon dioxide Substances 0.000 description 1
- 230000001629 suppression Effects 0.000 description 1
- 230000003746 surface roughness Effects 0.000 description 1
- OGIDPMRJRNCKJF-UHFFFAOYSA-N titanium oxide Inorganic materials [Ti]=O OGIDPMRJRNCKJF-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 238000007740 vapor deposition Methods 0.000 description 1
- 239000013585 weight reducing agent Substances 0.000 description 1
- 239000011787 zinc oxide Substances 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Light Guides In General And Applications Therefor (AREA)
- Liquid Crystal (AREA)
- Planar Illumination Modules (AREA)
Abstract
【解決手段】矩形状の外形を有し、その一辺に略平行に凹部及び凸部の少なくとも一方が形成された光射出面と、前記一辺に略平行で矩形状光射出面の略中央部に位置する厚肉部と、前記厚肉部に略平行に形成される1対の薄肉端部と、前記厚肉部の略中央で、前記矩形状光射出面と逆側に、前記一辺と略平行に形成され、棒状光源を収納するための平行溝と、前記厚肉部から前記一辺に略直交する方向に両側の前記1対の前記薄肉端部のそれぞれに向かって肉厚が薄くなり、前記平行溝の両側にそれぞれ1対の傾斜背面を形成する1対の傾斜背面部と、を有する透明な導光板18を用いて面状照明装置を構成する。
【選択図】図2
Description
しかしながら、本方式において光量分布を均一にするためには、原理的には、液晶パネルに垂直方向の厚みが30mm程度必要とされる。近年、液晶表示装置の薄型化、低消費電力化、大型化が要望されているが、上述した直下型のバックライトユニットでは、その厚さを10mm以下の厚みにすると光量ムラが発生するため、薄型化には限界があった。
そこで、液晶表示装置の薄型化、低消費電力化、大型化を実現するために種々の形状の導光板が提案されている(特許文献3、特許文献4、特許文献5、特許文献6及び特許文献7参照)。
同図に示す面光源装置(バックライトユニット)は、導光板100に蛍光ランプ102を埋め込んだ後、導光板100の背面に反射シート104を配置し、導光板100の出射面に透過光量補正シート106、光拡散板108、プリズムシート110を積層することで形成される。
導光板100は、略長方形形状を有し、照明光を拡散する微粒子が分散混入された樹脂を用いて形成されている。また、導光板100の上面は平坦になっており、出射面に割り当てられる。さらに、導光板100の背面(出射面と反対側の面)には蛍光ランプ102を埋め込む断面U字状の溝100aが形成され、導光板100の出射面には、蛍光ランプ102の真上を避けて、照明光の出射を促す光量補正面100bが形成されている。
このように、特許文献3には、微粒子を混入して導光板100を形成すると共に、蛍光ランプ102の真上を除いた出射面の一部または全部に形成した光量補正面100bにより照明光の出射を促すことにより、全体の厚さを薄型化し、かつ出射光の不自然な輝度ムラを低減できることが記載されている。
また、特許文献5には、液晶表示装置の額縁を狭くし、厚みを薄くすることができ、光利用効率がよく明るいバックライトユニットを得るために、光源を配置するための凹部の幅方向に平行な断面の形状が、深さ方向を主軸とする放物線形状である導光体(導光板)が開示されている。
また、特許文献6に開示の導光板では、複数の板状光導波板を積層する複雑な構造であるため、従来に比し輝度の減衰を少なくし均一な輝度を得ることが可能となり照明効果に優れるものとなるとしているが、製造コストが高くなるという問題点がある。
また、本発明の他の課題は、上記第1の課題に加え、より大サイズの光射出面とすることができる導光板を提供することにある。
本発明においては、前記凹部は、前記光射出面の輝度むら発生領域に形成されることが好ましく、また、前記凸部は、前記光射出面の両端にそれぞれ形成されており、前記光射出面の輝度むら発生領域にプリズム列、砂擦り面、ディンプル及び網点のいずれかが形成されていることが好ましい。また、前記プリズム列、前記砂擦り面、前記ディンプル、及び前記網点は、前記一辺に直交する方向に分布を有することが好ましい。
以下、バックライトユニット2の構成部品について説明する。
図3における導光板18は、本発明に従う導光板である。導光板18は、矩形状の光射出面18aと、その一辺に平行な厚肉部18bと、この厚肉部18bの両側に前記一辺に平行に形成される一対の薄肉端部18cと、厚肉部18bから前記一辺に直行する方向に両側の薄肉端部18cに向かって肉厚が薄くなり、傾斜面18dを形成する1対の傾斜背面部18eと、厚肉部18bに前記一辺に平行に形成される光源12を収納するための平行溝18fとを有する。
導光板18は、表面の外形形状が矩形状の平板であり、透明樹脂により形成されている。導光板18は、一方の面が光を射出するための光射出面18aを構成し、他方の面が、厚肉部18bから両側に、一方の辺に向かうにしたがって板厚が薄くなるように、一方の面に対して傾斜して1対の傾斜面18dを構成している。ここでは、傾斜面18dを平面として形成しているが、曲面としてもよい。
このような凹部18kは、平坦な光射出面を有する導光板18の光射出面の輝度を測定したときに、導光板18の光射出面18aにおいて、視認されるような輝度むらが発生する領域(以下、輝度むら発生領域という)に形成される。ここで、輝度むらとは、光射出面上における任意の2点間の輝度の差分を意味し、例えば、導光板の光射出面上の任意の点x1とx2の距離をdx(mm)とし、点x1における輝度をB1(cd/m2)、点x2における輝度をB2(cd/m2)として、2点間の輝度の差分をdBとしたときに、dB/dxで定義することができる。
このような凹部18kを導光板18の光射出面18aの、視認されてしまう輝度むらが発生する領域に形成することにより、その光射出面上に配置されるバックライトユニット用のフィルム部材(図2(a)及び(b)ではプリズムシート16)との間に空間が確保される。その結果、凹部18kから出射する光は、凹部18kと、その上に配置される部材との間に形成された空間においてミキシングされて拡散される。すなわち、輝度むらの発生する領域から出射する光が散乱される。このため、この導光板18を備えるバックライトユニット2(面状照明装置)は視認される輝度むらの発生が低減される。
このような導光板18の光射出面18aの上に配置される光学部品は、凹部18aの、導光板18の幅方向の両側に位置する平面部18mと接触して支持されることができる。光学部品は、凹部18kの領域で自重によってたるんだりしないような、ある程度剛性を有する部材であってもよいし、光射出面18aにおける輝線の発生を抑制するために光射出面18aに密着して配置されるような可撓性を有する部材(例えば、網点シート)であってもよい。図4には、導光板18の光射出面18aの上に網点シート32を積層した例を示した。図4に示すように、網点シート32は、光射出面18aに実質的に密着するように設けられており、凹部18kが形成されている領域では、凹部18kの形状に沿って配置されている。このように導光板18の光射出面18a上に網点シート32を形成した場合は、網点シート32の凹部32aの位置と、その上に配置される光学部材との間に形成される空間によって、網点シート32を介して出射した光がミキシングされて拡散される。すなわち、導光板18の光射出面18aから出射する面状の照明光は、網点シート32で輝度むらの発生が抑制されつつ、更に、凹部32aにより形成される空間のミキシング効果によって、より一層効果的に輝線の発生が抑制される。このように、本発明の導光板は、光射出面における輝度むら発生領域を他の領域よりも窪ませて、光射出面に高低差を形成することによって、輝度むらの発生を抑制している。
本実施形態においては、平行溝18fは、その先端部分を構成する1対の先端面18hおよび基端部分を構成する1対の基端面18iで形成され、光射出面18aに対する、先端面18hの傾斜より、基端面18iの傾斜の方が急峻である。すなわち、先端面18hの接平面が光射出面18aとなす角度の最大値、すなわち、最大傾斜角Φmより、基端面18iの接平面が光射出面18aとなす角度(傾斜角)Φnの方が大きい。
なお、本発明においては、光射出面18aから射出される光を均一化するために、光射出面18aに対して平行で、平行溝に対して直角となる方向(奥行き方向)に光束が有効に届くように傾斜面18dの角度(テーパ)を制限している。すなわち、傾斜面18dの角度(テーパ)を、光源12から射出され、導光板18に入射した光束が傾斜面18d(裏面)で全反射するような角度にしている。
つぎに、図2(a)及び(b)を参照して光源12について説明する。
図2(a)及び(b)において、光源12は、細径の棒状の冷陰極管であり、液晶表示パネル4を照明するために用いられる。光源12は、導光板18に形成された平行溝18f内に配置され、光源駆動部を含む駆動ユニット6と接続されている。ここでは、光源12として冷陰極管を用いたが、本発明はこれに限定されず、棒状光源であれば、どのようなものでもよい。光源12としては、例えば、通常の蛍光管(熱陰極管)、LED(発光ダイオード)なども用いることもできる。
例えば、導光板18の平行溝18fと同等の長さを有する円柱状または角柱状の透明な導光体を用い、その導光体の上面および底面にLEDを配置したLED光源を光源12の代わりに用いても良い。このようなLED光源は、導光体の上面および底面からLEDの光を入射して導光体の側面からLEDの光を出射することができる。
図2(a)及び(b)において、拡散シート14は、導光板18の光射出面18aから出射する光を拡散して均一化するためのものであり、例えば、PET(ポリエチレンテレフタレート)、PP(ポリプロピレン)、PC(ポリカーボネート)、PMMA(ポリメチルメタクリレート)、ベンジルメタクリレートやMS樹脂、その他のアクリル系樹脂、あるいはCOP(シクロオレフィンポリマー)のような光学的に透明な樹脂からなる平板状部材に光拡散性を付与して形成される。その方法は特に限定されないが、例えば、上記平板状部材の表面に微細凹凸加工や研磨による表面粗化(以降これらを施した面を「砂擦り面」という。)を施して拡散性を付与したり、表面に光を散乱させるシリカ、酸化チタン若しくは酸化亜鉛等の顔料、又は、樹脂、ガラス若しくはジルコニア等のビーズ類をバインダとともに塗工したり、上記の樹脂中に光を散乱させる前述の顔料、ビーズ類を混練することで形成される。本発明において、拡散シート14としては、マットタイプやコーティングタイプの拡散シートを用いることができる。
本発明において、拡散シート14としては、上記の素材を用い、かつ、光拡散性を付与した厚み500μm以下のフィルム状部材を用いることも好ましい。
特に、バックライトユニット2の厚みを少し厚くしてもよい場合には、導光板18の平行溝18fの断面形状によって、平行溝18fに相当する導光板18の光射出面18aにおける輝度のピーク値を十分に低減する必要はなく、部分的に低減するとともに拡散シート14と導光板18の光射出面18aとの間に間隙を設けて、拡散シート14から射出される照明光の輝度分布を均一にしても良い。また、導光板18の平行溝18fの断面形状の改良(平行溝の先端部分の先細化)に限界があり、平行溝18fに相当する導光板18の光射出面18aにおける輝度のピーク値を完全に低減できない場合や十分に低減できない場合にも、拡散シート14と導光板18の光射出面18aとの間に間隙を設けて、拡散シート14から射出される照明光の輝度分布を均一にしても良い。
プリズムシート16および17は、複数のプリズムを平行に配列させることにより形成された透明なシートであり、導光板18の光射出面18aから出射する光の集光性を高めて輝度を改善することができる。プリズムシート16および17の一方は、そのプリズム列の延在する方向が導光板18の平行溝18fと平行になるように配置され、他方は垂直になるように配置されている。すなわち、プリズムシート16および17は、プリズム列の延在する方向が互いに垂直になるように配置されている。また、プリズムシート16は、プリズムの頂角が導光板18の光射出面18aと対向するように配置される。ここで、プリズムシート16および17の配置順序は、導光板の直上に、導光板の平行溝と平行な方向に延在するプリズムを有するプリズムシート16を配置し、そのプリズムシート16の上に、導光板18の平行溝18fと垂直な方向に延在するプリズムを有するプリズムシート17を配置しても良く、また、その逆でも良い。
なお、図示例においては、プリズムシート16および17、さらに好ましくはプリズムシート19を用いているが、導光板18の平行溝18fによる光射出面18aにおける輝度がより均一化されている場合には、プリズムシート19はもちろん不要であるし、プリズムシート16および17のどちらか一方、または両方を用いなくても良い。高価なプリズムシートの使用枚数を減らし、あるいは、プリズムシートの使用をやめることにより、装置コストを低減させることができる。
図2(a)及び(b)において、反射シート22は、導光板18の傾斜面18d(図中下面)から漏洩する光を反射して、再び導光板18に入射させるためのものであり、光の利用効率を向上させることができる。反射シート22は、導光板18の傾斜面18dを覆うように形成される。リフレクタ20は、導光板18の平行溝18fを塞ぐように光源12の背後に設けられる。リフレクタ20は、光源12の下面から光を反射して、導光板18の平行溝18fの側壁面から光を入射させることができる。
つぎに、バックライトユニット2に用いられる本発明に従う導光板の他の構成例について図面を用いて説明する。
また、図6に示された導光板118は、3つの導光板18A、18B及び18Cを一体となるように成形することによって得られた導光板ブロックの例である。図6では、3つの導光板を一体に成形した構成を示しているが、2、又は4以上の導光板を一体に成形した構成とすることもできる。
導光板の光射出面に形成される凸部は、導光板の製造時に導光板と一体に形成してもよいし、平坦な光射出面を有する導光板を製造した後、平坦な光射出面に凸部となる部品を配置してもよい。製造の容易さという観点からは、導光板と一体に形成することが好ましい。
また、光射出面に形成される凸部は、バックライトユニットを構成する光学部材と光射出面との間に空間を確保するためのスペーサとして利用されることができる。すなわち、光射出面の上に配置されるプリズムシートや拡散シートなどのフィルム状の光学部材を、光射出面の平坦部から所定の距離だけ離すためのスペーサとして利用されることができる。
図6に示すような、平行溝18fに光源12が配置されるような導光板18の場合には、平行溝18fの上方の光射出面18aから輝線が発生し、光射出面18aに輝度むらを生じさせる。それゆえ、図6に示される導光板18においては、平行溝18fの上方の光射出面18aに光学素子を配置した構成を採用している。
このように、導光板の光射出面に凸部を形成する場合においては、導光板の光射出面の輝線むら発生領域に、レンチキュラーレンズ、プリズム列、ディンプル、ピラミッド状の光学素子、又は半球状の光学素子などの種々の光学部品を配置又は形成することによって、輝度むらを一層抑制することができる。
このように導光板の光射出面の直上に網点パターンを形成した場合は、更に、網点パターンが形成された板状の網点プレートを、その網点プレートが凸部によって支持されるように、導光板の光射出面側に配置することが好ましい。このような網点プレートは、例えば、所定の剛性を有する透明アクリル板の少なくとも一方の面に網点パターンが形成されて構成される。
ここで、高周波の輝度むらとは、前述したように、導光板の光射出面上の任意の点x1と点x2の距離をdx(mm)とし、点x1における輝度B1(cd/m2)と点x2における輝度B2(cd/m2)との差分dBとして、輝度むらをdB/dxと定義したときに、2点間の距離dxが、0.1mm<dx<3mmのときに、|dB/dx|>5となる輝度の変化を意味する。一方、低周波の輝度むらとは、2点間の距離dxが3mm≦dxのときに、|dB/dx|≦5となる輝度変化を意味する。
そのため、本発明においては、図11に示されるように、導光板18の光射出面18a側に網点シート32を配置するとともに、更に、網点シート32の光射出側に低周波の輝度むらを抑制する網点パターンの形成された網点プレート39を配置することが好ましい。このような構成にすることによって、図12の輝度分布Cに示されるように、低周波の輝度むらの発生も抑制することができ、導光板の幅方向において輝度が殆ど変化しない均一な光を得ることができる。このように、本発明では、導光板の光射出面側に、高周波の輝度むらを抑制する網点パターンが形成された網点シート32と低周波の輝度むらを抑制する網点パターンの形成された網点プレートとを配置した構成にすることにより、高周波の輝度むらだけでなく、低周波の輝度むらをも抑制することができるので、輝度むらの殆どない均一な照明光を得ることができる。
図11に示される構造体においては、網点プレート39の光の射出する側の面上に、拡散シートなどを配置して更に光を拡散させることが好ましい。これにより、一層均一な照明光を得ることができる。
図3に示した導光板では、平行溝18fの断面形状を、先端部分が三角形をなし、その基端部分が矩形をなすホームベース形状としたが、本発明においては、これに限定されない。光射出面における輝度むらの発生を効果的に抑制するためには、先端部分が傾斜して交わり、先端部分に繋がる基端部分の傾斜が先端部分の傾斜よりも急峻な形状であることが好ましい。すなわち、平行溝18fの断面形状を、先端部分において光射出面18aに向かって、その間隔が狭くなり、頂点で交わる1対の輪郭線で構成し、各輪郭線を、光射出面18aに垂直な線に対する傾斜角度が変化する部分を有し、頂点に近い先端側(先端面18h)より、頂点から遠い平行溝の基端側(基端面18i)の方が鋭角となる形状であればよい。言い換えれば、平行溝18fの断面形状において、頂点に近い先端側(先端面18h)の輪郭線が光射出面18aとなす傾斜角(最大傾斜角Φm)よりも、頂点から遠い平行溝の基端側(基端面18i)の輪郭線が光射出面18aとなす傾斜角(傾斜角Φn)の方が大きい形状であればよい。例えば、図14(a)に示すように、平行溝18fの1対の先端面40を双曲線形状に、図14(b)に示すように、平行溝18fの1対の先端面42を楕円形状にすることができる。あるいは、導光板18の平行溝18fの1対の先端面の断面形状は懸垂線形状でも良い。
ここで、傾斜面に形成するプリズムは、頂角θp1を100°≦θp1≦140°とすることが好ましい。また、光射出面に形成するプリズムは、頂角θp2を40°≦θp2≦70°とすることがより好ましい。
一例としては、導光板の平行溝の断面形状を双曲線にした場合は、平行溝に対応する部分における相対輝度のピーク値が、傾斜背面部からの出射光によって形成される相対輝度の平均値の10倍以下となり、光射出面からの輝度が略均一となる。一方、平行溝の断面形状が半円形または放物線形の従来の導光板においては、平行溝の中心部分、すなわち、光源の直上の位置において相対輝度が高くなり、輝線が発生する。すなわち、従来の平行溝の断面形状が半円形状または放物線形状の導光板においては、光射出面における輝度が均一ではない。
ここで、平行溝の頂点を所定の幅で平坦にする場合は、平坦部分の長さに応じて、導光板の平行溝に対応する部分における相対輝度が変化する。このため、本発明においては、平行溝の最深部の平端部分を長くすることで輝度を高めることができるが、長すぎると輝線となる恐れがあるため、平端部分の長さは、冷陰極管の直径の20%以下とすることが好ましく、10%以下とすることがより好ましい。
なお、平行溝の先端部分の頂部(最深部)の断面形状が、平行溝の中心線に対して対称にするように先鋭な1つの交点において、面取りされた平坦状、もしくは、丸められた円形状のみならず、楕円形状、放物線状、または双曲線状であっても良いのはもちろんである。さらに、これに加え、上述したように、平行溝の先端部分の頂部(最深部)を砂擦り面とすることにより、照度または輝度のピーク値を低減するようにしても良い。
まず、図18(a)に示す導光板18の光射出面から出射する光の輝度分布について調べた。ここで、図18(a)に示す導光板18の平行溝18fは、先端面18hの断面形状が、光射出面18aに対して垂直かつ光源12の中心を通過する線に対して所定角度の傾斜を有する線分(斜辺)で形成され、基端面18iの断面形状が、先端面18hおよび平行面18gと接し、光射出面18aに対して垂直な線分で形成され、頂部が曲面形状で形成される。また、平行面18gは、平行溝18の先端面18hの線分を延長した線と、光射出面と平行でかつ導光板の下端を通る線との交点と、平行溝の1対の基端面の下端との間に設けられている。
ここで、図18(a)に示す導光板18は、光源12の直径を3mm、光射出面18aに対して垂直かつ光源12の中心を通過する線に対する先端面18hの傾斜角を30度、頂部の曲面形状を曲率R=0.25mm、先端面18hと基端面18iとの継ぎ目を曲率R=15mmとした。
また、参考のために、図18(b)に示す平行溝18fの断面形状が略三角形形状の導光板18についても光射出面18aから出射する光の輝度分布を調べた。ここで、図18(b)に示す導光板18は、平行溝18fの側面74、つまり1対の先端面および1対の基端面の断面形状が、斜辺のみで形成される形状であることを除いて、図18(a)に示す導光板と同様の形状である。
また、算出した輝度分布から導光板の出射効率を算出した結果、図18(a)に示す形状の導光板の出射効率は65.9%であり、図18(b)に示す形状の導光板の出射効率は59.7%であった。また、図18(a)に示す形状の導光板の入射効率は84.0%であり、図18(b)に示す形状の導光板の入射効率は、95.5%であった。このように、図18(a)に示す導光板は、出射効率および入射効率を図18(b)に示す導光板よりも高くすることができる。
図19(b)に、図18(c)に示す導光板の光出射側の面における輝度分布を示す。図19(b)において、縦軸は輝度を示し、横軸は、導光板の中心位置(平行溝の中心部分)からの距離を示す。また、図18(c)に示す導光板の光射出面における輝度分布を実線で示し、比較のため図18(b)に示す形状の導光板の光射出面における輝度分布を点線で示す。
また、算出した輝度分布から導光板の出射効率を算出した結果、図18(c)に示す形状の導光板の出射効率は61.9%であった。このように、図18(c)に示す導光板は、出射効率を図18(b)に示す導光板よりも高くすることができる。
図19(c)に、図18(d)に示す導光板の光出射側の面における輝度分布を示す。図19(c)において、縦軸は輝度を示し、横軸は、導光板の中心位置(平行溝の中心部分)からの距離を示す。また、図18(d)に示す導光板の光射出面における輝度分布を実線で示し、比較のため図18(b)に示す形状の導光板の光射出面における輝度分布を点線で示す。
また、算出した輝度分布から導光板の出射効率を算出した結果、図18(d)に示す形状の導光板の出射効率は61.5%であった。このように、図18(d)に示す導光板は、出射効率を図18(b)に示す導光板よりも高くすることができる。
図19(d)に、図18(e)に示す導光板の光出射側の面における輝度分布を示す。図19(d)において、縦軸は輝度を示し、横軸は、導光板の中心位置(平行溝の中心部分)からの距離を示す。また、図18(e)に示す導光板の光射出面における輝度分布を実線で示し、比較のため図18(b)に示す形状の導光板の光射出面における輝度分布を点線で示す。
また、測定した輝度分布から導光板の出射効率を算出した結果、図18(e)に示す形状の導光板の出射効率は70.9%であった。このように、図18(e)に示す導光板は、出射効率を図18(b)に示す導光板よりも高くすることができる。
ここで、図20(a)に示す導光板は、平行面を設けず、傾斜面80の傾斜角を変更し平行溝18fの基端面18iと傾斜面80とを直接接続させたことを除いて、図18(a)に示した導光板と同様の形状である。また、図20(b)および図20(c)に示す導光板も、平行面を設けず、傾斜面80の傾斜角を変更し平行溝18fの1対の基端面70または18i’と傾斜面80とを直接接続させたことを除いて、それぞれ図18(c)および図18(d)に示した導光板と同様の形状である。
図21(a)〜図21(c)に示すように、いずれの導光板の場合でも、図18(b)に示す導光板と輝度むらを同等またはより低減させることができることがわかる。また、算出した輝度分布から導光板の出射効率を算出した結果、図20(a)に示す導光板の出射効率は、61.5%、図20(b)に示す導光板の出射効率は、62.0%、図20(c)に示す導光板の出射効率は、61.6%であった。これにより、いずれの導光板も図18(b)に示した導光板よりも出射効率を向上できることがわかる。
以上、図21(a)〜図21(c)より、導光板の平行溝を、図20(b)又は(c)に示したような形状とすることで、平行溝の形状を従来よりも輝度むらを低減させることができる三角形状とした場合と同等の輝度むらまたは、さらに輝度むらを低減することができ、かつ、出射効率を向上させることができることがわかる。したがって、輝度むらを低減し、かつ、出射効率を向上させることができるような平行溝の形状を選択するとともに、光射出面に凹部又は凸部を形成することによって、より一層効果的に輝度むらの発生を抑えることができる。
ここで、図22(a)に示す導光板18は、平行溝18fの1対の先端面40の断面形状を双曲線としたことを除いて、図18(a)に示した導光板と同様の形状である。また、比較のために、図22(b)に示す平行溝18fの側面78の断面形状が双曲線形状のみで形成された導光板18についても光射出面18aから出射する光の輝度分布を調べた。ここで、図22(b)に示す導光板は、平行溝18fの一方の側面78、つまり先端面および基端面の断面形状がそれぞれ1つの双曲線で形成される形状であることを除いて、図22(a)に示す導光板と同様の形状である。
また、算出した輝度分布から導光板の出射効率を算出した結果、図22(a)に示す形状の導光板の出射効率は63.1%であり、図22(b)に示す形状の導光板の出射効率は、56.6%であった。このように、図22(a)に示す導光板は、出射効率を図22(b)に示す導光板よりも高くすることができる。
図23(b)に、図22(c)に示す導光板の光出射側の面における輝度分布を示す。図23(b)において、縦軸は輝度を示し、横軸は、導光板の中心位置(平行溝の中心部分)からの距離を示す。また、図22(c)に示す導光板の光射出面における輝度分布を実線で示し、比較のため図22(b)に示す形状の導光板の光射出面における輝度分布を点線で示す。
また、算出した輝度分布から導光板の出射効率を算出した結果、図22(c)に示す形状の導光板の出射効率は59.1%であった。このように、図22(c)に示す導光板は、出射効率を図22(b)に示す導光板よりも高くすることができる。
図23(c)に、図22(d)に示す導光板の光出射側の面における輝度分布を示す。図23(c)において、縦軸は輝度を示し、横軸は、導光板の中心位置(平行溝の中心部分)からの距離を示す。また、図22(d)に示す導光板の光射出面における輝度分布を実線で示し、比較のため図22(b)に示す形状の導光板の光射出面における輝度分布を点線で示す。
また、測定した輝度分布から導光板の出射効率を算出した結果、図22(d)に示す形状の導光板の出射効率は67.8%であった。このように、図22(d)に示す導光板は、出射効率を図22(b)に示す導光板よりも高くすることができる。
以上、図23(a)〜図23(c)より、導光板の平行溝を、図22(a)、(c)又は(d)に示したような形状とすることで、平行溝の形状を従来よりも輝度むらを低減させることができる双曲線形状とした場合と同等の輝度むらまたは、さらに輝度むらを低減することができ、かつ、出射効率を向上させることができることがわかる。したがって、輝度むらを低減し、かつ、出射効率を向上させることができるような平行溝の形状を選択するとともに、光射出面に凹部又は凸部を形成することによって、より一層効果的に輝度むらの発生を抑えることができる。
ここで、図24(a)に示す導光板は、平行面を設けず、傾斜面の傾斜角を変更し平行溝の1対の基端面と傾斜面とをそれぞれ直接接続させたことを除いて、図22(a)に示した導光板と同様の形状である。また、図24(b)に示す導光板も、平行面を設けず、傾斜面の傾斜角を変更し平行溝の1対の基端面と傾斜面とをそれぞれ直接接続させたことを除いて、図18(c)に示した導光板と同様の形状である。
図25(a)および(b)に示す、いずれの導光板の場合でも、図22(b)に示す導光板と輝度むらを同等またはより低減させることができることがわかる。また、算出した輝度分布から導光板の出射効率を算出した結果、図24(a)に示す導光板の出射効率は、63.9%であり、図24(b)に示す導光板の出射効率は、58.9%であった。これにより、いずれの導光板も図22(b)に示した導光板よりも出射効率を向上できることがわかる。
以上、図25(a)および(b)より、導光板の平行溝を図24(b)に示したような形状とすることで、平行溝の形状を従来よりも輝度むらを低減させることができる双曲線形状とした場合と同等の輝度むら、または、さらに輝度むらを低減することができ、かつ、出射効率を向上させることができることがわかる。したがって、輝度むらを低減し、かつ、出射効率を向上させることができるような平行溝の形状を選択するとともに、光射出面に凹部又は凸部を形成することによって、より一層効果的に輝度むらの発生を抑えることができる。
また、網点の輝度調整制御範囲を狭くできるため、網点フィルム自身の透過率を向上できる。すなわち、光射出面から均一な光を出射できることで、調整する輝度の範囲を狭くすることができる。つまり、網点の配置密度を低くする事ができ、網点パターンの透過率を高くすることができる。これにより、網点パターンを配置した場合でも、光射出面から出射される光の輝度の低減を抑えて、つまり高い輝度を維持しつつ、より均一な光を出射させることができる。
このような大サイズの光射出面を持つ導光板を用いることにより、大サイズの光照射面を持つバックライトユニットとすることができるので、大サイズの表示画面を持つ液晶表示装置に適用することができ、特に、壁掛けテレビなどの壁掛けタイプの液晶表示装置に適用することができる。
ここで、導光板18を複数並列して構成する場合は、傾斜面の形状、傾斜角を、1つのブロックで光を出射させず、数ブロック分に渡り出射させ、光射出面から出射する光の輝度分布を均一にするような形状とすることが好ましい。
このように、隣接する導光板に入射した光も光射出面から出射させることで、より均一な光を射出することができ、さらに出射効率も向上させることができる。
製造効率の観点からは、必要な画面サイズに相当する導光板を形成するのに必要な数の本発明の導光板ユニットを一体で成形することが好ましい。
例えば、図28(a)および(b)に示すように導光板18の傾斜面18dにプリズム25を直接形成してもよく、図29に示すように導光板18の光射出面18aにプリズム26および傾斜面18dにプリズム25を形成してもよい。
このように、平行溝の側面(1対の先端面および1対の基端面)を除く導光板の表面にプリズムを形成することで、プリズムシートを配置した場合と同様の効果を得ることができる。さらに、プリズムシートを設ける必要がなくなるので、シートを配置することで、形成される空隙により生じる光の減衰(輝度の低下)を無くすことができ、面状照明装置としての光の利用効率つまり光の出射効率をプリズムシートを配置する場合よりも高くすることができる。さらに、プリズムシートを設ける必要がないので、装置をより小型化(薄型化)することもできる。
本実施形態では、光射出面に向かって、その間隔が狭くなり、頂点で交わる1対の輪郭線で構成され、各輪郭線が、光射出面に垂直な線に対する傾斜角度が変化する部分を有し、頂点に近い先端側(1対の先端面)より、頂点から遠い平行溝の基端側(1対の基端面)の方が鋭角となる形状を有する導光板を用いたが、これに限定されず、例えば、三角形、双曲線等の光射出面に向かう先端部分に向かって細くしていく形状の平行溝を有する導光板を用いる場合も平行溝の側面(1対の先端面および1対の基端面)を除く導光板の表面にプリズムを形成することで、上記と同様の効果を得ることができる。
4 液晶表示パネル
6 駆動ユニット
10 液晶表示装置
12 光源
14 拡散シート
16、17、19 プリズムシート
18 導光板
18a、52 光射出面
18b 厚肉部
18c 薄肉端部
18d 傾斜面
18e、80 傾斜背面部
18f 平行溝
18g 平行面
18h、18h’、40 1対の先端面
18i、18i’、70、72、76 1対の基端面
20 リフレクタ
22 反射シート
24 反射板
25、26 プリズム
54a、54b 円弧曲線
56 交点
64a、64b 放物線
72a、72b、82a、82b、84a、84b 曲線
74、78 側面
92 網点パターン
Claims (10)
- 矩形状の外形を有し、その一辺に略平行に凹部及び凸部の少なくとも一方が形成された光射出面と、
前記一辺に略平行で矩形状光射出面の略中央部に位置する厚肉部と、
前記厚肉部に略平行に形成される1対の薄肉端部と、
前記厚肉部の略中央で、前記矩形状光射出面と逆側に、前記一辺と略平行に形成され、棒状光源を収納するための平行溝と、
前記厚肉部から前記一辺に略直交する方向に両側の前記1対の前記薄肉端部のそれぞれに向かって肉厚が薄くなり、前記平行溝の両側にそれぞれ1対の傾斜背面を形成する1対の傾斜背面部と、を有する透明な導光板。 - 前記凹部は、前記光射出面の輝度むら発生領域に形成される請求項1に記載の導光板。
- 前記凸部は、前記光射出面の両端にそれぞれ形成されており、前記光射出面の輝度むら発生領域にプリズム列、砂擦り面、ディンプル及び網点のいずれかが形成されている請求項1に記載の導光板。
- 前記プリズム列、砂擦り面、ディンプル、及び網点は、前記一辺に直交する方向に分布を有する請求項3に記載の導光板。
- 前記平行溝は、前記直交方向の断面形状において、前記矩形状光射出面に向かって、その間隔が狭くなり、頂点で交わる1対の輪郭線で構成され、
前記直交方向の断面形状における前記平行溝の各輪郭線は、前記矩形状光射出面に垂直な線に対する傾斜角度が変化する部分を有し、前記頂点に近い先端側より、前記頂点から遠い前記平行溝の基端側の方が鋭角となるように構成したことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の導光板。 - 前記1対の傾斜背面部は、前記棒状光源の軸を含み前記矩形状光射出面に対して垂直な面に対して対称であり、
前記直交方向の断面形状における前記平行溝の1対の輪郭線は、前記平行溝の中心を含み且つ前記矩形状光射出面に垂直となる面に対して対称であり、
前記平行溝の先端部分は、前記平行溝の前記直交方向の断面形状において、前記平行溝の前記矩形状光射出面に垂直な中心線に対して、前記矩形状光射出面に向かってその間隔が対称に狭くなる請求項1〜5のいずれか一項に記載の導光板。 - 請求項1〜6のいずれか一項に記載の導光板を1つの導光板ブロックとして、複数個の導光板ブロックからなり、それぞれの前記導光板ブロックの前記薄肉端面が互いに連結されていることを特徴とする導光板。
- 請求項1〜7のいずれか一項に記載の導光板と、
前記導光板の前記平行溝に収納される棒状光源と、
前記平行溝を塞ぐように前記棒状光源を背後に設けられるリフレクタと、
前記導光板の前記厚肉部の両側の前記傾斜背面部の前記傾斜背面に取り付けられる反射シートと、
前記導光板の前記矩形状光射出面上に配置される拡散シートとを有することを特徴とする面状照明装置。 - さらに、前記導光板の前記矩形状光射出面上に積層される網点シートと、
前記網点シートと平行に所定の間隔だけ離れて配置される網点プレートとを有することを特徴とする請求項8に記載の面状照明装置。 - 請求項8または9に記載の面状照明装置と、
前記面状照明装置の光射出面側に配置される液晶表示パネルと、
前記液晶表示パネルを駆動する駆動ユニットとを有することを特徴とする液晶表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010058291A JP4963726B2 (ja) | 2010-03-15 | 2010-03-15 | 面状照明装置および液晶表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010058291A JP4963726B2 (ja) | 2010-03-15 | 2010-03-15 | 面状照明装置および液晶表示装置 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005123292A Division JP4607648B2 (ja) | 2005-04-21 | 2005-04-21 | 導光板、これを備える面状照明装置および液晶表示装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010140913A true JP2010140913A (ja) | 2010-06-24 |
JP4963726B2 JP4963726B2 (ja) | 2012-06-27 |
Family
ID=42350833
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010058291A Active JP4963726B2 (ja) | 2010-03-15 | 2010-03-15 | 面状照明装置および液晶表示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4963726B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012018855A (ja) * | 2010-07-09 | 2012-01-26 | Hitachi Consumer Electronics Co Ltd | 照明装置及びこれを備える表示装置 |
JP2019109994A (ja) * | 2017-12-15 | 2019-07-04 | ミネベアミツミ株式会社 | レンズおよび面状照明装置 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104132282A (zh) * | 2014-08-06 | 2014-11-05 | 深圳市华星光电技术有限公司 | 背光模组结构 |
Citations (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0396364U (ja) * | 1990-01-18 | 1991-10-02 | ||
JPH0397327U (ja) * | 1990-01-23 | 1991-10-07 | ||
JPH04275526A (ja) * | 1991-03-04 | 1992-10-01 | Fujitsu Ltd | 照明装置 |
JPH05249320A (ja) * | 1992-03-04 | 1993-09-28 | Nisshin Hightech Kk | 面照明用光導波装置 |
JPH0829785A (ja) * | 1994-07-20 | 1996-02-02 | Sharp Corp | 平面光源装置 |
JPH08129176A (ja) * | 1994-11-02 | 1996-05-21 | Sharp Corp | 液晶表示装置 |
JPH1082915A (ja) * | 1996-09-06 | 1998-03-31 | Omron Corp | 面光源装置及び液晶表示装置 |
JP2001133779A (ja) * | 1999-11-08 | 2001-05-18 | Hitachi Ltd | 液晶表示装置 |
JP2004302067A (ja) * | 2003-03-31 | 2004-10-28 | Toyota Industries Corp | 導光板、照明装置及び液晶表示装置 |
-
2010
- 2010-03-15 JP JP2010058291A patent/JP4963726B2/ja active Active
Patent Citations (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0396364U (ja) * | 1990-01-18 | 1991-10-02 | ||
JPH0397327U (ja) * | 1990-01-23 | 1991-10-07 | ||
JPH04275526A (ja) * | 1991-03-04 | 1992-10-01 | Fujitsu Ltd | 照明装置 |
JPH05249320A (ja) * | 1992-03-04 | 1993-09-28 | Nisshin Hightech Kk | 面照明用光導波装置 |
JPH0829785A (ja) * | 1994-07-20 | 1996-02-02 | Sharp Corp | 平面光源装置 |
JPH08129176A (ja) * | 1994-11-02 | 1996-05-21 | Sharp Corp | 液晶表示装置 |
JPH1082915A (ja) * | 1996-09-06 | 1998-03-31 | Omron Corp | 面光源装置及び液晶表示装置 |
JP2001133779A (ja) * | 1999-11-08 | 2001-05-18 | Hitachi Ltd | 液晶表示装置 |
JP2004302067A (ja) * | 2003-03-31 | 2004-10-28 | Toyota Industries Corp | 導光板、照明装置及び液晶表示装置 |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012018855A (ja) * | 2010-07-09 | 2012-01-26 | Hitachi Consumer Electronics Co Ltd | 照明装置及びこれを備える表示装置 |
US8465168B2 (en) | 2010-07-09 | 2013-06-18 | Hitachi Consumer Electronics Co., Ltd. | Lighting unit and display provided with the same |
JP2019109994A (ja) * | 2017-12-15 | 2019-07-04 | ミネベアミツミ株式会社 | レンズおよび面状照明装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4963726B2 (ja) | 2012-06-27 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4607648B2 (ja) | 導光板、これを備える面状照明装置および液晶表示装置 | |
JP4264013B2 (ja) | 導光板、これを用いる面状照明装置および液晶表示装置 | |
US7868970B2 (en) | Light guide plate, as well as a planar lighting device and liquid crystal display apparatus using the same | |
US7614775B2 (en) | Light guide member, planar lighting device using the same, and rod-type lighting device | |
US7556391B2 (en) | Transmittance adjuster unit, a planar illumination device, a liquid crystal display device using the same, and a method of arranging transmittance adjusters | |
JP5145957B2 (ja) | 導光連結体、バックライトユニット、及び表示装置 | |
JP2002048921A (ja) | 導光板、面光源装置及び表示装置 | |
JPWO2006085526A1 (ja) | 導光板、これを用いる面状照明装置および液晶表示装置 | |
WO2006004160A1 (ja) | 導光部材及びそれを用いた面状照明装置並びに棒状照明装置 | |
JP4542478B2 (ja) | 導光板、これを用いる面状照明装置および液晶表示装置 | |
JP5051981B2 (ja) | 導光板、これを用いる面状照明装置および液晶表示装置 | |
JP2007294170A (ja) | 透過率調整体ユニット、これを用いる面状照明装置及び液晶表示装置 | |
JP2009176512A (ja) | 面光源装置及び画像表示装置 | |
JP4963726B2 (ja) | 面状照明装置および液晶表示装置 | |
JP2007027044A (ja) | 導光板、これを備える面状照明装置および液晶表示装置 | |
JP4750679B2 (ja) | 面状照明装置及び液晶表示装置 | |
JP4555250B2 (ja) | 導光板及びこれを用いる面状照明装置 | |
JP4546360B2 (ja) | 透過率調整体ユニット、これを用いる面状照明装置及び液晶表示装置 | |
JP2003215350A (ja) | 導光ブロックおよび平面照明装置 | |
JP2007059164A (ja) | 導光板、これを用いる面状照明装置および液晶表示装置 | |
JP2006318754A (ja) | 透過率調整体ユニット、面状照明装置、およびそれを用いる液晶表示装置 | |
WO2005121639A1 (ja) | 導光板、これを用いる面状照明装置及び液晶表示装置 | |
JP2006339043A (ja) | 面状照明装置及びそれを備える液晶表示装置 | |
WO2005114046A1 (ja) | 導光板、これを用いる面状照明装置および液晶表示装置 | |
WO2005121638A1 (ja) | 導光板、これを用いる面状照明装置および液晶表示装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20100326 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20100326 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20111014 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20111025 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20111207 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20120104 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20120229 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20120321 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20120326 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4963726 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150406 Year of fee payment: 3 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |