JP2010140479A5 - - Google Patents

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改良ソリッド有限要素法を用いた構造体の大きな変形および/または回転のシミュレート方法及びシステム
本発明は、技術者や科学者の構造体(例えば自動車、飛行機、一般消費者向け製品など)の設計判断を支援するために用いられるコンピュータ支援工学解析に関し、より詳細には、ターボジェットエンジンのターボファンなどの構造体の大きな変形および/または回転のシミュレートに適した改良された特別目的ソリッド有限要素を提供するシステムおよび方法に関する。
有限要素解析法(FEA)は、複雑な工学システムへの近似解を得る数値的な方法を用いるコンピュータ支援工学ツールである。FEAは、他の多くの工学分野、特に構造設計において、日常的に用いられる。FEAは、また、車の衝突や金属成形などの時間経過イベントをシミュレートするのにも広く用いられる。FEAは、非常に強力なツールであり、実際の製造および組み立ての前における新しい製品設計や既存製品の改良の評価において、技術者や科学者によって広範囲に使用される。FEAは、一般的に、コンピュータシステムにインストールされる有限要素解析法ソフトウェアあるいはアプリケーションモジュールとして実現される。
FEAを行なうために、まず、解析される構造体の形状寸法に基づいて、有限要素解析法モデルが生成される。モデルにおいては、有限数のノードに変換される。有限数のノードは、エレメントすなわち有限要素によって相互接続される。エレメントには、材料特性が割り当てられる。ノードの数およびエレメントのタイプを、特定のニーズや関心が有限要素解析法におけるシステムに適合するよう選択することができる。さらに、適切な境界条件を保証するよう、制約がモデルに施される。
多くのタイプの有限要素がある。(1)一次元のエレメント(例えば、ビーム(beam)エレメント、トラス(truss)エレメント)、(2)二次元のエレメント(例えばシェル(shell)エレメント)(3)三次元のエレメント(例えば四面体エレメント、六面体エレメント)がそれである。それぞれの有限要素は、形状関数(ファンクション(function))を用いて実現されて、それの領域(ドメイン(domain))を表わし記述する。形状関数を、低次(線形)あるは高次(曲線)とすることができる。低次の形状関数を用いるエレメントは、コーナーノードあるいは端部(エンド)ノードのみを必要とすることができ、例えば、図1Aに示す8ノードブリック(brick)エレメント110A、および図1Bに示す4ノード四面体エレメント110Bとできる。
高次の形状関数を用いるためには、エレメントにノードを追加する必要があり、例えば、図1Cに示す20ノード六面体エレメント110C、図1Dに示す10ノード四面体エレメント110Dなどがある。ノードを追加した結果、計算はより複雑になり、したがって、より多くの演算リソースを必要とする。これは、今日の生産工学環境においては、問題である。現代のFEAのモデルの多くが100万を超えるエレメントを備えているからである。それぞれのFEAに対して合理的なターンアラウンドタイム(例えば夜通し)を保持するためには、ユーザは、一般的には、合理的なターンアラウンドタイムを保てる低次のエレメントを使いたいが、それでもなお高次の形状関数からの効果を有するFEAの結果の質を得ることを求める。上述の従来技術のソリッド(solid)エレメント(つまりエレメント110A〜B)のそれぞれのノードは、それぞれのノードにおいて単に並進変形のみを含んでいる。その並進変形は、それぞれのデカルト座標系100A〜Dにおいて示す3成分u,v,w(3つの並進自由度)によって表わされている。
従来技術のソリッド要素が1つのFEAのモデルにおいてシェルエレメントと組み合わせて用いられる場合、他の問題が生じる。シェルエレメントのそれぞれのノードは6つの自由度(DOF)(つまり、3つの並進および3つの回転)を有する。一方、従来技術のソリッド要素は、3つの並進的DOFしかない。ソリッド要素とシェルエレメントと間で共有される共通ノードの不一致は、シミュレーション結果を役立たなくする数値上の問題をしばしば引き起こした。したがって、上述した従来技術のアプローチにおける問題および欠点を克服することができるソリッド有限要素の改善が望まれる。
このセクションは、本発明のいくつかの面を要約するためのものであり、また、いくつかの好ましい態様を簡潔に取り上げるものである。セクションの目的が不明瞭となることを避けるために、簡略化あるいは省略を行う場合がある。そのような簡略化あるいは省略は、本発明の範囲の制限を意図するものではない。
ユーザによる構造設計の改善を支援するために用いられる有限要素解析法を用いる構造体の大きな変形および回転をシミュレートするシステムおよび方法を開示する。本発明の一の面では、特別目的ソリッド有限要素が、構造体の大きな変形および/または回転をシミュレートするよう構成される。特別目的ソリッド有限要素は、それぞれが3つの並進および3つの回転の、6つの自由度(DOF)を有しているコーナーノードのみを備える。言いかえれば、それぞれのノードは、それぞれは6つのDOFのうちの1つに対応する3つの成分を有する並進変形および回転変形を有するように構成される。
本発明の他の面では、特別目的ソリッド要素が複数のコーナーノードと複数の外部エッジとを用いて構成される。それぞれの外部エッジは2つの端部を有し、それぞれの端部は隣接するコーナーノードの1つに配置されている。さらに、それぞれの外部エッジのエッジ中間節点の並進変形は、2つの隣接しているコーナーノードの並進変形および回転変形に陰関数により含まれる。
さらに他の面では、有限要素解析法(FEA)モデルは、構造体が設計されかつ/または改善されるように生成される。有限要素解析モデルは、構造体の大きな変形および回転のシミュレートに適した少なくとも1つの特別目的ソリッド要素を有する。そして、FEAモデルは、有限要素解析法アプリケーションモジュールをインストールしているコンピュータにおいて、有限要素解析法を行なうよう用いられる。有限要素解析法アプリケーションモジュールは少なくとも1つの特別目的ソリッド要素を用いて構造体の大きな変形および回転の計算に対応するように構成されている。
一の側面において、本発明は、ユーザによる構造設計の改善を支援するために用いられ る有限要素解析法における構造体の大きな変形および回転をシミュレートする方法であっ て、構造体の有限要素解析法モデルを定義するステップであって、有限要素解析法モデル は構造体の大きな変形および回転のシミュレートのために構成される少なくとも1つの特 別目的ソリッド要素を有しており、特別目的ソリッド要素は複数のコーナーノードと複数 の外部エッジとを備えており、外部エッジのそれぞれは互いに隣接している1ペアのコー ナーノード間に配置されており、1ペアの隣接しているコーナーノードのそれぞれは、3 つの並進成分と3つの回転成分を含む変形を有しており、1ペアの隣接しているコーナー ノードの前記各変形は外部エッジの前記それぞれのエッジ中間節点の並進変形を陰関数に より導出するよう構成されているステップと、有限要素解析法アプリケーションモジュー ルがインストールされるコンピュータにおいて前記有限要素解析法モデルを用いて有限要 素解析法を行なうステップであって、有限要素解析法アプリケーションモジュールは少な くとも1つの特別目的ソリッド要素を用いて構造体の大きな変形および回転の計算を円滑 化するように構成されているステップと、有限要素解析法の結果に応じて改善が達成され るよう構造設計を調整するステップであって、その結果がコンピュータに連結されたディ スプレイモニタ上で視覚化されるように構成されているステップと、を備える方法である
他の側面において、前記特別目的のソリッド要素はそれぞれのノードにおいて6つの自 由度(3つの並進と3つの回転)を有する8ノード六面体エレメントである。さらに他の 側面において、前記特別目的のソリッド要素はそれぞれのノードにおいて6つの自由度を 有する4ノード四面体エレメントである。
本発明の他の目的、特徴および利点は、添付の図面を参照した以下の実施形態の詳細な説明を考察することで明らかになるであろう。
本発明のこれらおよび他の特徴、アスペクトおよび利点は、以下の説明、添付したクレームおよび以下の添付図面との関連から一層よく理解されるであろう。
図1Aは、従来技術のソリッド要素を示す図である。 図1Bは、従来技術のソリッド要素を示す図である。 図1Cは、従来技術のソリッド要素を示す図である。 図1Dは、従来技術のソリッド要素を示す図である。 図2は、本発明の一の実施形態にかかる1つ以上の特別目的ソリッド要素を用いてモデル化することができる例示的なターボジェットエンジンを示す図である。 図3Aは、それぞれが本発明の一の実施形態にかかる大きな変形および/または回転をシミュレートするために構成された特別目的ソリッド要素によってモデル化できる複数の六面体のエレメントを用いて、モデル化される例示的な構造体(角柱状のビーム)を示す図である。 図3Bは、図3Aの例示的な角柱状のビームの大きな回転運動を示す図である。 図4Aは本発明の一の実施形態にかかる例示的な特別目的ソリッド要素(つまりそれぞれのノードにおいて6つの自由度を有する8ノード六面体エレメント)を示す図である。 図4Bは本発明の他の実施形態にかかる例示的な特別目的ソリッド要素(つまりそれぞれのノードにおいて6つの自由度を有する4ノード四面体エレメント)を示す図である。 図5Aは、本発明の実施形態にかかる、特別目的ソリッド要素におけるエッジ中間節点の並進変形を導出するために用いられる1セットの方程式を示す図である。 図5Bは、図5Aの前記セットの方程式において用いられる項を図を用いて示している。 図5Cは、図5Aの前記セットの方程式において用いられる項を図を用いて示している。 図5Dは、図5Aの前記セットの方程式において用いられる項を図を用いて示している。 図5Eは、図5Aの前記セットの方程式において用いられる項を図を用いて示している。 図6は、本発明の実施形態にかかる、構造設計の改善に用いられる有限要素解析法における構造体の大きな変形および回転をシミュレートする例示的な工程を示すフローチャートである。 図7は、本発明の一の実施形態が構築された例示的なコンピュータを示す機能ブロック図である。
以下の記述における数多くの具体的詳細は本発明を理解するために説明をしている。し かし、当業者には本発明がこれらの具体的詳細がなくても実施できるかもしれないことは 明らかであろう。ここでされる記述はこれらの当業者が最も効果的に他の同業者に伝達す る共通手段である。他の例では、よく知られた方法、手段、構成要素は、本発明の特徴を 不必要にあいまいにすることを避けるために詳細に記載されていない。
本明細書中の「一(one)実施形態」、「一(an)実施形態」への言及は、その実 施形態に関連して記載する特定の特徴、構造、又は特性が、本開示の少なくとも1つの実 施形態に含まれることを意味する。例えば、本明細書中の様々な箇所に現れる「一実施形 態では」という語句は、必ずしも全て同じ実施形態について言及しているわけではなく、 また別個の実施形態又は代替実施形態が他の実施形態を互いに含まないというわけでもな い。
さらに、本発明の一つ又は多数の実施形態を代表する他のプロセスのフローチャートの ブロックや図表は、本質的に特定の順序を示さず、本発明を限定するものでもない。
本発明の実施形態を、図2乃至図7を参照してここに説明する。しかしながら、これらの図を参照してここで与える詳細な説明は例示の目的であって発明がこれらの限定的な実施形態を越えて広がっていることは、当業者には容易に理解されよう。
まず、例示的なターボジェットエンジン200を示す図2を参照する。ターボジェットエンジン200の1つのキーとなるコンポーネントは、高速で回転し空気212を吸い込んで推力222を生成するターボファン202である。ターボファン202の大きな変形および回転を正確にシミュレートするために、構造体の可動部(例えばファンブレード)を構造体の大きな回転および変形のシミュレートに適した特別目的ソリッド要素によってモデル化する必要がある。本発明の一の実施形態に関して、2つの例示的な特別目的ソリッド要素を図4Aおよび図4Bに以下のように示す。
図3Aは、複数のソリッド要素を用いた角柱状のビームの例示的な有限要素モデル312を示す。角柱状のビームが図3Bに示す回転(例えば剛体回転328)を受ける場合、角柱状のビームは元の向き320から新しい向き326へと移動する。一般に、FEAのモデルは、x軸、y軸、z軸のデカルト系であるグローバル座標システム322において定義される。
構造体の大きな変形および回転のシミュレートに適した特別目的ソリッド要素は、構造体(例えばターボジェットエンジンのファンブレード)をモデル化するために用いることができる。一の実施形態において、図4Aは8ノードの六面体のエレメント420Aを示す。他の実施形態において、図4Bは4ノードの四面体のエレメント420Bを示す。どちらの特別目的ソリッド要素も、複数のコーナーノード422A〜Bと複数の外部エッジ(辺)424A〜Bとを有する。外部エッジ424A〜Bのそれぞれは、2つの隣接しているコーナーノード422A〜B間に位置している。それぞれのコーナーノード422A〜Bは、座標系428A〜Bに示す6つの自由度を有するように構成される。6つのDOFが、3つの並進成分(u,v,w)と3つの回転成分(θx,θy,θz)とを用いるノードの変形に対応する。
特別目的ソリッド要素420A〜Bが構造体の大きな変形および回転のシミュレートに適しているために、特別目的ソリッド要素は、図5Aに示す1セットの方程式500A− を用いて高次の形状関数の効果を有するよう構成される。特別目的ソリッド要素は、方程式500A−Cに基づいて2つの端部ノードの変形からそれぞれの外部エッジのエッジ中間節点の変形を導出することができる。言いかえれば、隣接しているコーナーノードの各ペアの6つの成分(3つの並進成分および3つの回転成分)が、外部エッジのエッジ中間節点における並進変形を陰関数により含んでいる。
1セットの方程式500A−Cにおいて、パラメータおよび変数の定義は以下の通りである。
k,vk,wkは、それぞれ、それぞれの外部エッジのエッジ中間節点の並進変形の3つの成分であり、ui,vi,wi,θxi,θyi,θziは、それぞれ、外部エッジの1ペアのノードの第1のものの変形の3つの並進成分および3つの回転成分であり、uj,vj,wj,θxj,θyj,θzjは、それぞれ、外部エッジの1ペアのノードの第2のものの変形の3つの並進成分および3つの回転成分であり、xi,yi,ziは、それぞれ、グローバル座標系における第1ノードの座標であり、xj,yj,zjは、それぞれ、グローバル座標系における第2ノードの座標であり、θxo,θyo,θzoは少なくとも1つの特別目的ソリッド要素の前記それぞれの剛体回転のそれぞれ3つの成分である。
図5B乃至図5Fに示す図は、上記の定義をより理解しやすくするためのものである。図5Bは、8つのコーナーノードおよび8つの外部エッジを有する例示的な特別目的の六面体のエレメント520を示す。図の簡略化のため、1ペアの隣接しているコーナーノード522〜524を有する1つの例示的な外部エッジ521のみを表示する。外部エッジ521は、第1ノードi522および第2ノードj524として示す1ペアの隣接したコーナーノード間に位置している。エッジ中間節点k526は、1ペアの隣接したコーナーノード522〜524のどちらにも等しい距離で、外部エッジ521の中央に配置される。方程式500A−Cにおける添字、i,j,kは、それぞれ、第1ノード522、第2ノード524、エッジ中間節点526に対応する。
図5Cおよび図5Dは、特別目的ソリッド要素の2つの状態の二次元(2D)図である。第1状態532は、変形していないすなわち元の状態における特別目的の六面体のエレメント520の1つの面を示しており、また、第2状態534は変形状態の同じ図である。変形しているエッジ521Aがもはや直線でないことがわかるであろう。第1および第2ノード522A〜524Aならびにエッジ中間節点526Aの両方は、グローバル座標システムにおける異なる位置に配置される。エレメント520は、変形していない状態532から変形状態534へと剛体回転θo548を受ける。
図5Eは、変形状態534における外部エッジ521Aのさらなる詳細を示す図554である。特に、第1および第2ノード522A〜524Aにおける回転変形θi542,θj544を、それぞれ示す。エレメント520の剛体回転θo548に加えて、エッジ中間節点526Aにおける並進変形δ546をまた示す。
次に図6を参照して、フローチャートを、本発明の一の実施形態にかかる、ユーザによる構造設計の改善を支援するために用いられる有限要素解析法における構造体の大きな変形および回転をシミュレートする例示的な工程を示すプロセス600を例示するよう示す。
プロセス600は、ステップ602における大きな変形および/または回転を受ける構造体の定義を受け取ることによってスタートする。構造体は、ユーザ(例えば技術者および/または科学者)による設計によって改善されることになる。その後、構造体の有限要素解析法モデルが、ステップ604において定義され生成される。有限要素解析(FEA)モデルは構造体の大きな変形および回転のシミュレートのために構成される少なくとも1つの特別目的ソリッド要素を有する。特別目的ソリッド要素は、図4A乃至図4Bおよび図5A乃至5Eならびにその対応する説明において、図示し説明した。
大きな変形および回転は、構造体の剛体回転を含んでいる。大きな回転運動は、概ね少なくとも10度であると定義される。FEAモデルが定義され生成された後、ステップ606において、境界と、負荷および変位制約などの初期条件が、シミュレートされる条件を反映するよう特定される。次に、ステップ608において、有限要素解析法が、対応する有限要素解析法アプリケーションモジュールをインストールしているコンピュータにおいて、生成されたFEAモデルを用いて行なわれる。対応する有限要素解析法アプリケーションモジュールは、構造体の大きな変形の計算および回転に対応するように構成される。
ステップ610において、ノード変位およびエレメント変形が、特別目的ソリッド要素のそれぞれの回転および変形を有する有限要素解析法から得られる。特別目的ソリッド要素のそれぞれのコーナーノードは、並進に3つと回転に3つの、6つの変形成分を有する。その後、ステップ612において、シミュレーション結果を、FEAのコンピュータに連結されたモニタ上に表示されるグラフィカルユーザインタフェースを介してグラフィック形式あるいはテキスト形式で、提示することができる。最後に、シミュレーションが時間進行(time−marching)シミュレーションあるいは時間領域(time−domain)ベースのシミュレーションである場合、シミュレーションの終了に達するまで、さらなる演算がステップ614において複数のソリューション(solution)サイクルにおいて行なわれる。
一の側面において、本発明は、ここに説明した機能を実行可能な1つ以上のコンピュータシステムに対してなされたものである。コンピュータシステム700の一例を、図7に示す。コンピュータシステム700は、プロセッサ704などの1つ以上のプロセッサを有する。プロセッサ704はコンピュータシステム内部通信バス702に接続されている。種々のソフトウェアの実施形態を、この例示的なコンピュータシステムで説明する。この説明を読むと、他のコンピュータシステムおよび/またはコンピューターアーキテクチャーを用いて、本発明を実行するかが、関連する技術分野に習熟している者には明らかになるであろう。
コンピュータシステム700は、また、メインメモリ708、好ましくはランダムアクセスメモリ(RAM))を有しており、また二次メモリ710を有していてもよい。二次メモリ710は、例えば、1つ以上のハードディスクドライブ712、および/またはフレキシブルディスクドライブ、磁気テープドライブ、光ディスクドライブに代表される1つ以上のリムーバブルストレージドライブ714を有することができる。リムーバブルストレージドライブ714は、よく知られている方法でリムーバブルストレージユニット718から情報を読み取り、および/またはリムーバブルストレージユニット718に書き込む。リムーバブルストレージユニット718は、リムーバブルストレージドライブ714によって読み書きされるフレキシブルディスク、磁気テープ、光ディスクなどを表わす。以下にわかるように、リムーバブルストレージユニット718は、コンピューターソフトウェアおよび/またはデータを記憶しているコンピュータで使用可能な記憶媒体を含む。
別の実施形態において、二次メモリ710は、コンピュータプログラムあるいは他の命令をコンピュータシステム700にロードすることを可能にする他の同様な手段を有することもできる。このような手段は、例えば、リムーバブルストレージユニット722とインターフェース720を有することができる。そのようなものの例は、プログラムカートリッジおよびカートリッジインターフェース(ビデオゲーム機に見られるようなものなど)、リムーバブルメモリチップ(消去可能プログラマブルROM(EPROM)、ユニバーサルシリアルバス(USB)フラッシュメモリあるいはPROMなど)およびそれらに対応するソケットと、ソフトウェアおよびデータをリムーバブルストレージユニット722からコンピュータシステム700に転送することを可能にする他のリムーバブルストレージユニット722およびインターフェース720と、が含まれうる。一般的に、コンピュータシステム700は、プロセススケジューリング、メモリ管理、ネットワーク管理およびI/Oサービスなどのタスクを行なうオペレーティングシステム(OS)ソフトウェアによって制御され連係される。
通信インターフェース724も、また、バス702に接続することができる。通信用インターフェース724は、ソフトウェアおよびデータをコンピュータシステム700と外部装置との間で転送することを可能にする。通信インターフェース724の例には、モデム、ネットワークインターフェイス(イーサネット(登録商標)・カードなど)、コミュニケーションポート、PCMCIA(Personal Computer Memory Card International Association)スロットおよびカードなど、が含まれうる。コンピュータ700は、特定の通信手続(つまりプロトコル)を実行してデータを送受信する。一般的なプロトコルの1つは、インターネットにおいて一般に用いられているTCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol)である。一般に、通信インターフェース724は、データファイルをデータネットワーク上で伝送される小さいパケットへ分割し、あるいは受信したパケットを元のデータファイルへと組み立てる(再構築する)、いわゆるパケットのアセンブル・リアセンブル管理を行う。さらに、通信用インターフェース724は、正しい宛先に届くようそれぞれのパケットのアドレス部分に対処し、あるいは、コンピュータ700が宛先となっているパケットを他に向かわせることなく確実に受信する。この書類において、「コンピュータプログラム媒体」および「コンピュータで使用可能な媒体」という用語は、リムーバブルストレージドライブ714および/またはハードディスクドライブ712に組み込まれたハードディスクなどの媒体を通常意味して用いられている。これらのコンピュータプログラム製品は、コンピュータシステム700にソフトウェアを提供する手段である。本発明は、このようなコンピュータプログラム製品に対してなされたものである。
コンピュータシステム700は、また、コンピュータシステム700にモニタ、キーボード、マウス、プリンタ、スキャナ、プロッタなどとアクセスさせるための入出力(I/O)インターフェース730を有していてもよい。
コンピュータプログラム(コンピュータ制御ロジックともいう)は、メインメモリ708および/または二次メモリ710にアプリケーションモジュール706として記憶される。コンピュータプログラムを、通信インターフェース724を介して受け取ることもできる。このようなコンピュータプログラムが実行された時、コンピュータプログラムによって、コンピュータシステム700がここに説明した本発明の特徴を実行することが可能になる。詳細には、コンピュータプログラムが実行された時、プロセッサ704が本発明の特徴を実行することが可能になる。したがって、このようなコンピュータプログラムは、コンピュータシステム700のコントローラを表わしている。
ソフトウェアを用いて発明が実行されるある実施形態において、当該ソフトウェアは、コンピュータプログラム製品に記憶され、あるいは、リムーバブルストレージドライブ714、ハードドライブ712あるいは通信インターフェース724を用いて、コンピュータシステム700へとロードされる。アプリケーションモジュール706は、プロセッサ704によって実行された時、アプリケーションモジュール706によって、プロセッサ704がここに説明した本発明の機能を実行する。
所望のタスクを実現するために、I/Oインターフェース730を介したユーザ入力によって、あるいは、よることなしに、1つ以上のプロセッサ704によって実行することができる1つ以上のアプリケーションモジュール706(例えば、FEAアプリケーションモジュール)を、メインメモリ708に、ロードすることもできる。動作においては、少なくとも1つのプロセッサ704がアプリケーションモジュール706のうち1つが実行されると、結果が演算されて二次メモリ710(つまりハードディスクドライブ712)に記憶される。例えば、FEA解析(例えば特定の工学シミュレーションの進行)の状況は、メインメモリ708および1つ以上のプロセッサ704に連結されたディスプレイモニタ上にテキストであるいはグラフィック表現で、I/Oインターフェース730を介してユーザに報告される。
本発明を具体的な実施形態を参照して説明したが、これらの実施形態は単に例示的なものであって、本発明を限定するものではない。具体的に開示した例示的な実施形態に対する種々の変形あるいは変更が当業者には思いつくであろう。例えば、変形していない状態532および変形状態534を、一セットの方程式500A−Cにおいて用いられる項に対して図5C乃至図5Dに示したが、他の比較を用いることもできる。例えば、異なる変形する2つの状態の比較である。さらに、六面体エレメントおよび四面体エレメントを図示し説明したが、五面体エレメントなど他のソリッド要素を用いることもできる。つまり、本発明の範囲は、ここに開示した具体的な例示的実施形態に限定されるのではなく、当業者が容易に思いつくあらゆる変形は、本願の精神および認識範囲内および添付の特許請求の範囲の範囲内に含まれる。
110A 8ノードブリックエレメント
110B 4ノード四面体エレメント
110C 20ノード六面体エレメント
110D 10ノード四面体エレメント
200 ターボジェットエンジン
202 ターボファン
212 空気
222 推力
312 有限要素モデル
320 元の向き
326 新しい向き
328 剛体回転
420A 8ノードの六面体のエレメント
420B 4ノードの四面体のエレメント
422A コーナーノード
422B コーナーノード
424A 外部エッジ
424B 外部エッジ
520 特別目的の六面体のエレメント
521 外部エッジ
521A 外部エッジ
522 第1ノード
522A 第1ノード
524 第2ノード
524A 第2ノード
526 エッジ中間節点
526A エッジ中間節点
532 変形していない状態
534 変形状態
700 コンピュータシステム
702 バス
704 プロセッサ
706 アプリケーションモジュール
708 インメモリ
710 二次メモリ
712 ハードディスクドライブ
714 リムーバブルストレージドライブ
718 リムーバブルストレージユニット
720 インターフェース
722 リムーバブルストレージユニット
724 通信インターフェース
730 I/Oインターフェース

Claims (17)

  1. ユーザによる構造設計の改善を支援するために用いられる有限要素解析法における構造体の大きな変形および回転をシミュレートする方法であって、
    構造体の有限要素解析法モデルを定義するステップであって、有限要素解析法モデルは構造体の大きな変形および回転のシミュレートのために構成される少なくとも1つのソリ ッド有限要素を有しており、ソリッド有限要素は複数のコーナーノードと複数の外部エッジとを備えており、外部エッジのそれぞれは互いに隣接している1ペアのコーナーノード間に配置されており、1ペアの隣接しているコーナーノードのそれぞれは、3つの並進成分と3つの回転成分を含む変形を有しており、1ペアの隣接しているコーナーノードの前記各変形は外部エッジの前記それぞれのエッジ中間節点の並進変形を陰関数により導出するよう構成されており、そのうち、外部エッジの前記のそれぞれのエッジ中間節点におけ る前記3つの変形が、下式
    によって計算され、ここで、
    k ,v k ,w k は、それぞれ、外部エッジの前記それぞれのエッジ中間節点の並進変形 の3つの成分であり、
    i ,v i ,w i ,θ xi ,θ yi ,θ zi は、それぞれ、1ペアのノードの第1ノードの変形 の3つの並進成分および3つの回転成分であり、
    j ,v j ,w j ,θ xj ,θ yj ,θ zj は、それぞれ、1ペアのノードの第2ノードの変形 の3つの並進成分および3つの回転成分であり、
    i ,y i ,z i は、それぞれ、グローバル座標系における第1ノードの座標であり、x j ,y j ,z j は、それぞれ、グローバル座標系における第2ノードの座標であり、
    θ xo ,θ yo ,θ zo は少なくとも1つのソリッド有限要素の前記それぞれの剛体回転のそ れぞれ3つの成分であるステップと、
    有限要素解析法アプリケーションモジュールがインストールされるコンピュータにおいて前記有限要素解析法モデルを用いて有限要素解析法を行なうステップであって、有限要素解析法アプリケーションモジュールは有限要素モデルのための構造体の大きな変形および回転の計算を円滑化するように構成されているステップと、
    有限要素解析法の結果に応じて改善が達成されるよう構造設計を調整するステップであって、その結果がコンピュータに連結されたディスプレイモニタ上で視覚化されるように構成されているステップと、
    を備える方法。
  2. 請求項1に記載の方法であって、さらに、構造体の時間進行シミュレーションあるいは時間領域シミュレーションを行なうステップを備える方法。
  3. 請求項1に記載の方法であって、少なくとも1つのソリッド有限要素の前記それぞれは、さらに剛体回転を含んでいる方法。
  4. 請求項1に記載の方法であって、少なくとも1つのソリッド有限要素のそれぞれは六面体エレメントである方法。
  5. 請求項1に記載の方法であって、少なくとも1つのソリッド有限要素のそれぞれは四面体エレメントである方法。
  6. 請求項1に記載の方法であって、構造体の大きな変形および回転は、少なくとも10度の移動を含んでいる方法。
  7. 請求項1に記載の方法であって、前記構造体の大きな変形および回転をシミュレートすることが、ターボジェットエンジンのファンブレードの動きのシミュレーションを含んでいる方法。
  8. ユーザによる構造設計の改善を支援するために用いられる有限要素解析法における構造体の大きな変形および回転をシミュレートするシステムであって、
    有限要素解析法アプリケーションモジュールがインストールされるメインメモリと、
    メインメモリに接続された少なくとも1つのプロセッサであって、前記少なくとも1つのプロセッサはメインメモリにおける有限要素アプリケーションモジュールを実行して有限要素アプリケーションモジュールに構造体の有限要素解析法モデルを用いた有限要素解析法を行なわせ、有限要素解析モデルは構造体の大きな変形および回転のシミュレートのために構成される少なくとも1つのソリッド有限要素を有しており、ソリッド有限要素は複数のコーナーノードと複数の外部エッジとを備えており、外部エッジのそれぞれは互いに隣接している1ペアのコーナーノード間に配置されており、1ペアの隣接しているコーナーノードのそれぞれは、3つの並進成分と3つの回転成分を含む変形を有しており、1ペアの隣接しているコーナーノードの前記各変形は外部エッジの前記それぞれのエッジ中間節点の並進変形を陰関数により導出するよう構成されている少なくとも1つのプロセッサと、
    外部エッジの前記のそれぞれのエッジ中間節点における前記3つの変形が、下式
    によって計算され、ここで
    k ,v k ,w k は、それぞれ、外部エッジの前記それぞれのエッジ中間節点の並進変形 の3つの成分であり、
    i ,v i ,w i ,θ xi ,θ yi ,θ zi は、それぞれ、1ペアのノードの第1ノードの変形 の3つの並進成分および3つの回転成分であり、
    j ,v j ,w j ,θ xj ,θ yj ,θ zj は、それぞれ、1ペアのノードの第2ノードの変形 の3つの並進成分および3つの回転成分であり、
    i ,y i ,z i は、それぞれ、グローバル座標系における第1ノードの座標であり、x j ,y j ,z j は、それぞれ、グローバル座標系における第2ノードの座標であり、
    θ xo ,θ yo ,θ zo は少なくとも1つのソリッド有限要素の前記それぞれの剛体 回転のそれぞれ3つの成分であるシステムであって、
    メインメモリおよび少なくとも1つのプロセッサに連結されて有限要素解析法の結果を表示するよう構成されるディスプレイモニタと、
    を備えるシステム。
  9. 請求項に記載のシステムであって、有限要素解析法は、時間進行解析あるいは時間領域解析であるシステム。
  10. 請求項に記載のシステムであって、前記構造体の大きな変形および回転をシミュレートすることが、ターボジェットエンジンのファンブレードの動きのシミュレーションを含んでいるシステム。
  11. 請求項に記載のシステムであって、少なくとも1つのソリッド有限要素の前記それぞれは、さらに剛体回転を含んでいるシステム。
  12. 請求項8に記載のシステムであって、ソリッド有限要素は六面体エレメントであるシス テム。
  13. 請求項8に記載のシステムであって、ソリッド有限要素は四面体エレメントである方法
  14. コンピュータシステムを制御して、方法により、ユーザによる構造設計の改善を支援するために用いられる有限要素解析法における構造体の大きな変形および回転をシミュレートする命令を有するコンピュータ可読記憶媒体であって、方法が、
    構造体の大きな変形および回転のシミュレートのために用いられる少なくとも1つの リッド有限要素を有する構造体の有限要素解析法モデルを受けるステップであって、有限要素解析モデルは構造体の大きな変形および回転のシミュレートのために構成される少なくとも1つのソリッド有限要素を有しており、ソリッド有限要素は複数のコーナーノードと複数の外部エッジとを備えており、外部エッジのそれぞれは互いに隣接している1ペアのコーナーノード間に配置されており、1ペアの隣接しているコーナーノードのそれぞれは、3つの並進成分と3つの回転成分を含む変形を有しており、1ペアの隣接しているコーナーノードの前記各変形は外部エッジの前記それぞれのエッジ中間節点の並進変形を陰関数により導出するよう構成されており、そのうち、外部エッジの前記のそれぞれのエッ ジ中間節点における前記3つの変形が、下式
    によって計算され、ここで、
    k ,v k ,w k は、それぞれ、外部エッジの前記それぞれのエッジ中間節点の並進変形 の3つの成分であり、
    i ,v i ,w i ,θ xi ,θ yi ,θ zi は、それぞれ、1ペアのノードの第1ノードの変形 の3つの並進成分および3つの回転成分であり、
    j ,v j ,w j ,θ xj ,θ yj ,θ zj は、それぞれ、1ペアのノードの第2ノードの変形 の3つの並進成分および3つの回転成分であり、
    i ,y i ,z i は、それぞれ、グローバル座標系における第1ノードの座標であり、x j ,y j ,z j は、それぞれ、グローバル座標系における第2ノードの座標であり、
    θ xo ,θ yo ,θ zo は少なくとも1つのソリッド有限要素の前記それぞれの剛体回転のそ れぞれ3つの成分であるステップと、
    有限要素モデルのための構造体の大きな変形および回転の計算を円滑化するように構成されている有限要素解析法を行うステップと、
    を備えるコンピュータ可読記憶媒体。
  15. 請求項14に記載のコンピュータ可読記憶媒体であって、有限要素解析法は、時間進行 解析あるいは時間領域解析であるコンピュータ可読記憶媒体。
  16. 請求項14に記載のコンピュータ可読記憶媒体であって、前記構造体の大きな変形およ び回転をシミュレートすることが、ターボジェットエンジンのファンブレードの動きのシ ミュレーションを含んでいるコンピュータ可読記憶媒体。
  17. 請求項14に記載のコンピュータ可読記憶媒体であって、少なくとも1つのソリッド有 限要素の前記それぞれは、さらに剛体回転を含んでいるコンピュータ可読記憶媒体。
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