JP2011159285A - 有限要素法を用いたマルチスケール下部構造の解析方法 - Google Patents

有限要素法を用いたマルチスケール下部構造の解析方法 Download PDF

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Abstract

【課題】マルチスケール下部構造を有する有限要素解析法モデルを用いて製品の時間進行シミュレーションを行う方法およびコンピュータシステムを提供する。
【解決手段】FEAモデルは、全体構造と、マルチスケール下部構造と、を備える。それぞれの下部構造は、全体構造において定義されたマスター代表セグメントのうちのいくつかに対応する。FEAモデルの特徴寸法が大きく異なっていることに応じて、製品の時間進行シミュレーションは、第1の時間スケールと第2セットの時間スケールとを用いて行われる。第1セットの時間スケールは、全体構造すなわちマスターグループに対して構成される。第2セットの時間スケールは、下部構造すなわちスレーブグループに対して構成される。第1セットは、第2セットより十分に長い時間ステップで実行される。応答の同期は、第1セットの時間スケールに対応するそれぞれのソリューションサイクルの終了時に行われる。
【選択図】図5

Description

本発明は、概して、構造のコンピュータ支援工学解析において用いられる方法、システムおよびソフトウェア製品に関し、特に、マルチスケール下部構造(例えばスポット溶接部)を有する工学構造の有限要素解析法を行う方法、システムおよびソフトウェア製品に関する。マルチスケールは、下部構造と、異なるスケールの有限要素解析法モデルを有する全体的な工学構造と、をいう。
有限要素法(FEM)(有限要素解析法(FEA)ともいう)は、積分方程式だけでなく偏微分方程式(PDE)の近似解をも見つけるための数値的手法である。ソリューション(解法)アプローチは、微分方程式の完全な排除(定常状態問題(steady state problems))、あるいはオイラーの方法やRunge−Kuttaなどの標準手法を用いて数値的に積分される常微分方程式の近似システムへのPDEの表現に基づいている。
車両のエアロダイナミックおよび構造的一体性の両方を最適化するために、自動車メーカーの間でますますFEAが一般的に用いられている。同様に、飛行機の性能を予測するために、第1プロトタイプが作られるかなり前に、航空機メーカーはFEAを用いている。半導体電子デバイスを、この状況に含まれる電気力学、拡散および熱力学の有限要素解析法を用いて、合理的に設計できる。FEAは、汚染物質の海流および拡散の特徴を調べるためにも利用される。FEAは、オーブン、ミキサー、電灯設備および多くのプラスチック製品などの家庭用製品の製造および性能の解析にも、ますます適用されている。実際、FEAは、思いつくだけでも、プラスチック用金型設計、原子炉のモデル化、スポット溶接プロセスの解析、マイクロ波アンテナ設計、車の衝突シミュレート、および義肢の設計等のバイオ医学用途を含む、多数の様々な分野において用いられている。要するに、FEAは、軽工業・重工業のほとんどすべての分野において、設計を迅速化し、生産性と効率を最大限にし、製品性能を最適化するために、利用されている。このことは、第1プロトタイプが開発されるかなり前からよく行われた。
最も興味深いFEAのタスクの1つは、車の衝突や金属成型などの衝突イベントをシミュレートすることである。一般的な車において、多数のスポット溶接によりボデイ・パーツを連結して、車両構造を形成している。車両全体の正確なシミュレーションのためには、スポット溶接を正確にモデル化しなければならない。スポット溶接は、典型的には、2〜3センチメートル間隔で配置される。また、それぞれのスポット溶接の直径は4〜9ミリメートルである。一般に、それぞれのスポット溶接は、FEAにおける非常に短いビームエレメント(例えば1〜2ミリメートルの長さ)を用いて、あるいは周囲のエレメント(一般にシェルエレメント)とおよそ同じ大きさのソリッドエレメントのクラスターを用いて、モデル化されていた。現代のコンピュータの進歩に伴い、有限要素解析法のユーザ(例えば技術者、科学者など)は、スポット溶接のさらに詳細な研究を求めている。このことは、スポット溶接に対して非常に精緻なモデルが必要であることを意味する。ときに、詳細なスポット溶接モデルは、特徴寸法が周囲のエレメントよりも少なくとも1桁、例えば10倍小さいソリッドエレメントを有する。スポット溶接などの下部構造が微細なメッシュ状である場合、全体構造の時間進行シミュレーションに影響を与える。
有限要素法の明示的ソリューションスキームの制限のために、微細なメッシュ状のスポット溶接を解析する安定した数値的ソリューションを維持する非常に短い時間ステップが必要である。その結果、全体構造の時間進行シミュレーションは、実行には少なくとも1桁長い時間がかかることになり、ある生産環境においては実現可能ではない。工学構造の一部が1つ以上の非常に微細なメッシュ状の(例えばスポット溶接部)下部構造を用いてモデル化される場合に、有限要素解析法を用いて工学構造の時間進行シミュレーションを行う方法およびシステムの新たな改良が望まれよう。
少なくとも1つのマルチスケール下部構造を有する有限要素解析法モデルを用いて製品の時間進行シミュレーションを行う方法およびコンピュータシステムを開示する。本発明の一の面では、製品(例えば車、飛行機など)の有限要素解析法(FEA)モデルを、時間進行シミュレーションのために定義する。用語「マルチスケール」は、時間ステップサイズの点から、複数の時間スケールと呼ばれ、例えば、全体的なメイン構造は明示的FEMにおいて安定した解を維持する特定の時間ステップサイズを必要とでき、一方、下部構造は別の時間ステップサイズを必要とできる。FEAモデルは、全体構造と、少なくとも1つのマルチスケール下部構造と、を備える。下部構造のそれぞれは、全体構造において定義されたマスター代表セグメントのうちのいくつかに対応する。マルチスケール下部構造を用いる例は、自動車の製造において広く用いられているスポット溶接部である。
全体構造に対する有限要素解析法モデルの特徴寸法は、下部構造より少なくとも1桁(例えば10倍)大きい。それぞれの下部構造は、異なるサイズのFEAモデルを有することができる。言いかえれば、第1下部構造および第2下部構造を異なるようモデル化することができ、したがって、異なる時間スケールを必要とする。
製品の時間進行シミュレーションは、第1セットの時間スケールと第2セットの時間スケールとを用いて行われる。第1セットの時間スケールは、全体構造すなわちマスターグループに対して構成される。一方、第2セットの時間スケールは、下部構造すなわちスレーブグループに対して構成される。FEAモデルの特徴寸法により、第1セットの時間スケール第2セットの時間スケールより十分に大きい時間ステップで実行される。2つのグループの応答の同期は、第1セット(つまり全体構造すなわちマスターグループ)の時間スケールに対応するそれぞれのソリューションサイクルの終了時に行なわれる。限定するものではないが、応答には、マスター代表的なセグメントの周囲の変形が含まれる。
本発明の他の目的、特徴および利点は、添付した図面を参照し、以下の本発明の実施の形態の詳細な説明を考察することによって明らかとなろう。
本発明のこれらおよび他の特徴、面および利点は、以下の説明、添付の特許請求の範囲および添付した図面を考慮してより理解されよう。図面は次の通りである。
本発明の一の実施形態を実行可能な例示的なコンピュータを示すブロック図である。 本発明の一の実施形態を分散可能な例示的なネットワーク環境を示す図である。 例示的なビームエレメントを示す図である。 例示的なソリッドエレメントを示す図である。 本発明の一の実施形態にかかるマスター代表セグメントとして用いることができるいくつかの例示的なソリッドエレメントクラスターを示す二次元図である。 本発明の実施形態にかかる、異なる配置における2つのパーツを固定するよう構成された例示的なマスター代表セグメントを示す二次元図である。 本発明の実施形態にかかる、異なる配置における2つのパーツを固定するよう構成された例示的なマスター代表セグメントを示す二次元図である。 本発明の実施形態にかかる、異なる配置における2つのパーツを固定するよう構成された例示的なマスター代表セグメントを示す二次元図である。 本発明の一の実施形態にかかる有限要素解析法モデルにおいて用いられる例示的な下部構造定義を示す二次元図である。 本発明の一の実施形態にかかる、少なくとも1つのマルチスケール下部構造を有する有限要素解析法モデルを用いて製品の時間進行シミュレーションを行う例示的なプロセスを示すフローチャートである。 本発明の実施形態にかかる、製品の時間進行シミュレーションを行うよう構成された例示的な第1セットの時間スケールおよび第2セットの時間スケールを示す図である。 実時間タイムラインにおいて、本発明の一の実施形態にかかる例示的なFEAの同期を示す図である。
本発明の説明に役立てるために、ここで開示される全体にわたっていくつかの用語を定義する必要があると思われる。以下の定義は、実施形態にかかる本発明を理解し記述することに役立たせるものであることを述べておくべきであろう。定義は、実施形態に関していくつかの制限を含むように見えるかもしれないが、ここで使われる用語の実際の意味は、この実施形態を十分に越えた当業者には公知の適用範囲を有する。
FEAは、有限要素解析法(Finite Element Analysis)の意である。
暗黙的FEAあるいは解法はKu=Fをいう。ここで、Kは有効剛性マトリクス(effective stiffness matrix)であり、uは未知の変位配列(unknown displacement array)であり、Fは有効負荷配列(effective loads array)である。Fは右側負荷配列(right hand side loads array)であり、Kは左側剛性マトリクス(left hand side stiffness matrix)である。解法は、剛性度、質量および減衰の関数である有効剛性マトリクスの因数分解を用いて、全体的なレベルで行なわれる。1つの例示的な解法方法は、ニューマーク時間積分法(Newmark time integration scheme)である。
明示的FEAはMa=Fをいう。ここで、「M」は対角的質量配列(diagonal mass array)であり、「a」は未知のノードの加速配列(unknown nodal acceleration array)であり、「F」は有効負荷配列である。解法は、マトリックスの因数分解を用いずに要素レベルで実行することができる。1つの例示的な解法方法は、中心差分法(central difference method)と呼ばれるものである。
ビームエレメントは、2つのノードによって定義された一次元有限要素をいう。
ソリッド要素は、三次元の体積的な有限要素、例えば4つのノードの四面体の要素、8つのノードの六面体の要素などをいう。
本発明の実施形態を、図1A乃至図6Bを参照して、ここに説明する。しかしながら、当業者には、これらの図面を参照するここでの詳細な説明が、例示の目的のためであって、本発明がこれらの限られた実施形態よりも広いことは、すぐに理解されよう。
次に、図面を参照する。図面を通じて同じ符号が同じパーツを表している。本発明は、ハードウェア、ソフトウェアあるいはその組み合わせを用いて実現可能であり、コンピュータシステムあるいは他の処理システムにおいて実現可能である。実際、一の態様において、本発明は、ここで説明した機能を実行可能な1つ以上のコンピュータシステムに対してなされたものである。コンピュータシステム100の一例を、図1Aに示す。コンピュータシステム100は、プロセッサ122など1つ以上のプロセッサを有する。プロセッサ122は、コンピュータシステム内部通信バス120に接続されている。種々のソフトウェアの実施形態を、この例示的なコンピュータシステムの点から説明する。この説明を読むと、いかにして、他のコンピュータシステムおよび/またはコンピューターアーキテクチャーを用いて、本発明を実行するかが、関連する技術分野に習熟している者には明らかになるであろう。
コンピュータシステム100は、また、メインメモリ108好ましくはランダムアクセスメモリ(RAM)を有しており、また二次メモリ110を有していてもよい。二次メモリ110は、例えば、1つ以上のハードディスクドライブ112、および/またはフレキシブルディスクドライブ、磁気テープドライブ、光ディスクドライブなどに代表される1つ以上のリムーバブルストレージドライブ114を有することができる。リムーバブルストレージドライブ114は、よく知られている方法で、リムーバブルストレージユニット118から情報を読み取り、および/またはリムーバブルストレージユニット118に情報を書き込む。リムーバブルストレージユニット118は、リムーバブルストレージドライブ114によって読み取り・書き込みされるフラッシュメモリ、フレキシブルディスク、磁気テープ、光ディスクなどを表わす。以下にわかるように、リムーバブルストレージユニット118は、コンピューターソフトウェアおよび/またはデータを内部に記憶しているコンピュータで使用可能な記憶媒体を有している。
別の実施形態において、二次メモリ110は、コンピュータプログラムあるいは他の命令をコンピュータシステム100にロードすることを可能にする他の同様な手段を有することもできる。そのような手段は、例えば、リムーバブルストレージユニット122とインタフェース120とを有することができる。そのようなものの例には、プログラムカートリッジおよびカートリッジのインタフェース(ビデオゲーム機に見られるようなものなど)と、リムーバブルメモリチップ(消去可能なプログラマブルROM(EPROM)、ユニバーサルシリアルバス(USB)フラッシュメモリ、あるいはPROMなど)および関連するソケットと、ソフトウェアおよびデータをリムーバブルストレージユニット122からコンピュータシステム100に転送することを可能にする他のリムーバブルストレージユニット120およびインタフェース122と、が含まれうる。一般に、コンピュータシステム100は、プロセススケジューリング、メモリ管理、ネットワーク管理およびI/Oサービスなどのタスクを行なうオペレーティングシステム(OS)ソフトウェアによって、制御され連係される。
通信用インタフェース124も、また、バス102に接続することができる。通信用インタフェース124は、ソフトウェアおよびデータをコンピュータシステム100と外部装置との間で転送することを可能にする。通信用インターフェース124の例には、モデム、ネットワークインターフェイス(イーサネット(登録商標)・カードなど)、コミュニケーションポート、PCMCIAスロットおよびカードなど、が含まれうる。
コンピュータ100は、専用のセットの規則(つまりプロトコル)を実行してデータを送受信する。一般的なプロトコルのうちの1つは、インターネットにおいて一般的に用いられているTCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol)である。一般的に、通信インタフェース124は、データファイルをデータネットワーク上で伝達される小さいパケットへ分割し、あるいは受信したパケットを元のデータファイルへと組立てる(再構築する)、いわゆるパケットのアセンブル・リアセンブル管理を行う。さらに、通信インタフェース124は、正しい宛先に届くようそれぞれのパケットのアドレス部分に対処し、あるいはコンピュータ100が宛先となっているパケットを他に向かわせることなく確実に受信する。
この書類において、「コンピュータが記録可能な記憶媒体」、「コンピュータが記録可能な媒体」および「コンピュータ可読媒体」という用語は、リムーバブルストレージドライブ114および/またはハードディスクドライブ112に組み込まれたハードディスクなどの媒体を概ね意味して用いられている。これらのコンピュータプログラム製品は、コンピュータシステム100にソフトウェアを提供する手段である。本発明は、このようなコンピュータプログラム製品に対してなされたものである。
コンピュータシステム100は、また、コンピュータシステム100をアクセスモニタ、キーボード、マウス、プリンタ、スキャナ、プロッタなどに提供するI/Oインタフェース130を有していてもよい。
コンピュータプログラム(コンピュータ制御ロジックともいう)は、メインメモリ108および/または二次メモリ110にアプリケーションモジュール106として記憶される。コンピュータプログラムを、通信用インタフェース124を介して受け取ることもできる。このようなコンピュータプログラムが実行された時、コンピュータプログラムによって、コンピュータシステム100がここに説明した本発明の特徴を実行することが可能になる。詳細には、コンピュータプログラムが実行された時、コンピュータプログラムによって、プロセッサ104が本発明の特徴を実行することが可能になる。したがって、このようなコンピュータプログラムは、コンピュータシステム100のコントローラを表わしている。
ソフトウェアを用いて発明が実行される実施形態において、当該ソフトウェアはコンピュータプログラム製品に記憶され、リムーバブルストレージドライブ114、ハードドライブ112あるいは通信用インタフェース124を用いてコンピュータシステム100へとロードされる。アプリケーションモジュール106は、プロセッサ104によって実行された時、アプリケーションモジュール104によって、プロセッサ604がここに説明した本発明の機能を実行する。
所望のタスクを達成するために、I/Oインターフェース130を介したユーザ入力によってあるいはよることなしに、1つ以上のプロセッサ108によって実行することができる1つ以上のアプリケーションモジュール106を、メインメモリ104に、ロードすることもできる。動作においては、少なくとも1つのプロセッサ104がアプリケーションモジュール106のうちの1つが実行されると、結果が演算されて二次メモリ110(つまりハードディスクドライブ112)に記憶される。有限要素モデル定義の状況(例えばスポット溶接部定義、所望のソリューションサイクルの終了時における下部構造のシミュレーション結果等)は、リストあるいは図表としてI/Oインターフェース130を介してユーザに報告される。
一の実施形態において、アプリケーションモジュール106は、下部構造(例えばスポット溶接部)を表わすソリッドエレメントの生成を容易にするよう構成される。表示フラグが検出されると、アプリケーションモジュール106は、ビーム定義を1つ以上のソリッドエレメントに置き換える。
図1Bは、本発明の一の実施形態が具現化された、ネットワークに接続された演算環境140を示す。複数のネットワーク可能演算装置152、154、156、158および160(例えば図1Aに示すコンピュータデバイス100)が、データネットワーク150に接続される。演算装置152〜160は、ネットワーク150を介して互いに通信できる。限定するものではないが、データネットワーク150には、インターネット、イントラネット、ローカル・エリア・ネットワーク(LAN)、広域ネットワーク(WAN)、ワイヤレス・ネットワーク、あるいは公共・私設ネットワークからなるデータネットワークを含めることができる。一の実施形態において、工学解析(例えば有限要素解析法)のアプリケーションモジュール(つまり図1Aにおける106)は、演算装置156上で構成され実行される。ユーザは、デバイス156上に組み込まれた前処理ソフトウェアモジュールを用いて、入力ファイルを準備する。そして、解析が行われ、その解析の出力が後処理モジュールに出力されて、数値的な結果あるいは図表による結果が表示される。他の実施形態においては、工学解析のアプリケーションモジュールは、演算装置160上で構成され実行される。ユーザは、パーソナルワークステーション型演算装置152上で物理的構造(例えば車両、スポット溶接部など)を記述する入力ファイルを準備することができる。その後、入力ファイルはネットワーク150を介して演算装置160に送信されて、これにより、工学解析の計算が容易になる。アプリケーションモジュールの実行の際に、ユーザは、他の演算装置156で解析の進行をモニタすることもできる。最後に、解析が完了した後、ユーザは、記憶された結果ファイルをコンピュータ160から一般に解析結果の図表表示を含んでいる後処理のための演算装置152、154あるいは156のうちのいずれか1つへ回収することによって、演算結果を検討できる。
自動車など複雑な構造体を製造するとき、多くの構造部材が、ある機械的手段(例えばスポット溶接部)によって互いに連結される。そのような複雑な構造体の大きな変形(例えば衝突)をシミュレートする際には、FEAモデル全体には、その構造部材を含めることが必要であるだけでなく、連結部あるいはスポット溶接部をも考慮に入れる必要がある。
図2Aおよび図2Bは、本発明の一の実施形態にかかる、スポット溶接部をモデル化するのに用いることができる例示的なビームおよび例示的なソリッドエレメントを示している。ビームエレメント202は、2つの端部ノード202Aおよび202Bによって定義された一次元エレメントである。一般的に、非常に短い(例えば長さ1〜2mm)ビームエレメントが、構造体(例えば車両)における2つの金属パーツを連結するスポット溶接部をモデル化するのに用いられる。あるいは、スポット溶接部を、一団(クラスター(cluster))における1つ以上のソリッドエレメント(例えば六面体204)を用いてモデル化できる。
同じスポット溶接部を表わす複数のソリッドエレメントは、クラスターにグループ化され、これにより、クラスター(つまりスポット溶接部)の合力およびモーメントを報告できる。いくつかの例示的なソリッドエレメントクラスターを、図2Cに示す。スポット溶接部を、クラスターにおける1つ以上のソリッドエレメントによって表わすことができる。図2Cに示す例示的な六面体エレメント212、214、216および218は、それぞれ、1−エレメント、4−エレメント、8−エレメントおよび16−エレメントに対応している。4つの例示的なクラスターのみを示したが、本発明はこれら4つのタイプに限定されない。他の配置は、当業者には理解されよう。同様に、四面体など他のタイプのソリッドエレメントを、本発明において実現できる。
スポット溶接部を表わすビームエレメントおよび/またはソリッドエレメントを、FEMモデル全体におけるマスター代表セグメントと呼ぶ。
図3A乃至図3Cは、本発明の実施形態にかかる、異なる配置における2つの構造パーツすなわち構造部材332および324を固定するよう構成された例示的なマスター代表セグメント326の例示的なFEAモデルを示す二次元図である。車の衝突シミュレーションなどの時間進行FEAシミュレーションにおいて、解析されている構造体は、それぞれのソリューションサイクルの後に変形を示す可能性がある。従って、メイン構造部材すなわち構造パーツを連結する連結手段(例えばスポット溶接部)もまた形状を変える可能性がある。例えば、図3Aにおいて、2つの構造部材322および324は、スポット溶接部326によって連結される。シミュレーションの特定のソリューションサイクルの終了時に、図3Bに示すような形状へと変形し、そこで、スポット溶接部326の形状が変わる。他のソリューションサイクルの終了時に、構造体は図3Cに示すようにさらに変形し、また再びスポット溶接部326はさらにその形状を変える。
一の面では、マスター代表セグメント326としてのそれぞれのスポット溶接部は、非常に小さいソリッドエレメント(例えば100以上のソリッドエレメント)の微細なメッシュ状のモデルを用いて、さらにモデル化されている。微細なメッシュ状のモデルのそれぞれを、それぞれのマスター代表セグメントに関連している下部構造と呼ぶ。下部構造とマスター代表セグメントとの間の関連性を、1対1、あるいは1対多とできる。言い換えれば、それぞれの下部構造は、FEMモデル全体において定義されたマスター代表セグメントのうちのいくつかと結び付けられている。例えば、いくつかのスポット溶接部を、1つの詳細な下部構造モデルによって定義できる。2つの例示的な下部構造の平面図を図4に示す。第1下部構造402は、9x9個の立方体エレメントモデルからなる。一方、第2モデル404は、丸い境界と微細なメッシュを備える。
関心のある対象の位置およびシミュレーションの詳細に応じて、1つ以上の下部構造がFEA解析下でメイン構造において構成可能である。1つ以上の下部構造の特徴寸法に基づいて、下部構造モデルのそれぞれは、異なる数のエレメントを有することができ、異なるサイズの時間ステップにおいてシミュレート可能である。
図5は、本発明の一の実施形態にかかる、少なくとも1つのマルチスケール下部構造を有する有限要素解析法モデルを用いて製品の時間進行シミュレーションを行う例示的なプロセス500を示すフローチャートである。プロセス500は、好ましくはソフトウェアで実行される。
プロセス500は、ステップ502において、製品の時間進行シミュレーションにおいて用いられる有限要素解析法(FEA)モデルを定義することによって、スタートする。FEAモデルは、マスターおよびスレーブグループを備える。マスターグループは全体構造を有している。一方、スレーブグループは少なくとも1つのマルチスケール下部構造を有している。それぞれの下部構造は、対応するマスター代表セグメントを通じて全体構造と一体化される。一般的に、下部構造は、全体構造より十分に微細なメッシュでモデル化される。その結果、2つのFEAのモデル(つまりマスターグループおよびスレーブグループ)の特徴寸法は、大きく異なる。通常、その差は、少なくとも1桁(例えば10倍)である。
FEA明示的な求解器(solver)に対する安定したソリューションを維持するために、時間進行シミュレーションを行うには、第1セットの時間スケールと第2セットの時間スケールが要求される。(ステップ504)。第1セットの時間スケールは、マスターグループに対して構成される。一方、第2セットの時間スケールは、スレーブグループに対して構成される。時間ステップのサイズは、それぞれのFEAモデルの特徴寸法によって制御される。
最後に、ステップ506において、シミュレートされた構造応答が、第1セットの時間スケールのそれぞれのソリューションサイクルの終了時に同期される。シミュレートされた応答には、マスター代表セグメントの周囲の変形が含まれる。
時間進行シミュレーションは、マルチプロセッサ・コンピュータ・ステム上で行うことができる。並列処理が、マスターグループおよびスレーブグループを異なる領域(ドメイン)に独立して分割することによって、達成される。マスターグループのルートプロセス(root process)および下部構造のそれぞれのルートプロセスは、同期オペレーションのコントローラである。
図6Aは、本発明の実施形態にかかる、製品の時間進行シミュレーションを行うよう構成された例示的な第1セットの時間スケールおよび第2セットの時間スケールを示す図である。時間ステップ612を有する第1セットの時間スケール610は、全体構造モデルを解くために用いられる。第1セットの時間スケール610より少なくとも1桁短い時間ステップ622を有する第2セットの時間スケール620は、下部構造モデルを解くために用いられる。時間進行シミュレーションにおいて、全体構造の応答を表わす解(ソリューション)は、第1セットの時間スケール610のソリューションサイクルの終了時に得られる。その後、下部構造の応答は、境界条件として対応するマスター代表セグメントの今まさに得られた結果を用いて第2セット時間のスケール620において得られる。
次の時間進行シミュレーションサイクルのスタート前に下部構造および全体構造の解を接続可能にするために、本発明の一の実施形態にかかる解同期点630は、T1すなわち第1セットの時間スケールのそれぞれのソリューションサイクルの終了時に設定される。時間進行シミュレーションが継続されるとき、例えば、次の同期点T2(図示せず)で、この同期は、第1セットの時間スケールサイクルのそれぞれの終了時に繰り返し実行される。
図6Bは、タイムラインにおいて、本発明の一の実施形態にかかる、異なる時間スケールを有する2つ以上の下部構造の例示的なFEAの同期を示す図である。全体構造モデルのシミュレーションは、時間ステップ652を有する第1セットの時間スケール650において解かれ、3つの異なる下部構造は、第2セットの時間スケール660で解かれる。3つの下部構造は、異なる時間スケール660a、660bおよび660cと、異なる時間ステップ662a、662bおよび662cと、を用いて、別々にモデル化される。時間進行シミュレーションは、全体的なFEAモデルのそれぞれのソリューションサイクルの終了時点670aの直後に、3つの下部構造に対して同時にスタートする。それぞれの下部構造におけるソリッドエレメントの数およびそのエレメントのサイズに応じて、それぞれの下部構造は、シミュレーションを完成するのに必要とする演算時間が変わりうる(例えば3つの異なる終了時間670b、670cおよび670dを示した)。1つの時間サイクルの後、この場合、670bで、応答ソリューションがすべて利用可能になったとき、同期点630がまさにその瞬間に設定される。
本発明を具体的な実施形態を参照しながら説明したが、これらの実施形態は単なる例示であって、本発明を限定するものではない。開示した例示的な実施形態に対する種々の変更あるいは変形を、当業者は思いつくであろう。例えば、下部構造の有限要素メッシュの例示を二次元で示したが、本発明は、一般的に、三次元において用いられる。2つの異なる構成の下部構造(図4)のみを図示し説明したが、他の同等な形状およびサイズのモデルを代わりに用いることができる。例えば、下部構造は200x100個のソリッドエレメントを備えることができる。下部構造に対するFEAモデルの形状あるいはサイズは限定されない。つまり、発明の範囲は、ここで開示した具体的で例示的な実施形態に限定されず、当業者が容易に想到するあらゆる変更が、本願の精神および認識範囲そして添付の特許請求の範囲の権利範囲に含まれる。
100 コンピュータシステム
102 バス
104 プロセッサ
106 アプリケーションモジュール
108 メインメモリ
110 二次メモリ
112 ハードディスクドライブ
114 リムーバブルストレージドライブ
118 リムーバブルストレージユニット
120 インタフェース
122 リムーバブルストレージユニット
124 通信インタフェース
130 I/Oインタフェース
140 ネットワーク接続演算環境
152,154,156,158,160 ネットワーク可能演算装置
202 ビームエレメント
202A,202B 端部ノード
204 六面体
212,214,216,218 六面体エレメント
322,324 構造部材
326 スポット溶接部
402 第1下部構造
404 第2モデル
610 第1セットの時間スケール
612 時間ステップ
620 第2セットの時間スケール
622 時間ステップ
630 解同期点
652 時間ステップ
650 第1セットの時間スケール
660 第2セットの時間スケール
660a,660b,660c 時間スケール,
662a,662b,662c 時間ステップ
670a ソリューションサイクルの終了時点
670b,670c,670d 終了時間

Claims (11)

  1. 少なくともマルチスケール下部構造を有する有限要素解析法モデルを用いて、製品の時間進行シミュレーションを行うコンピュータシステムにおいて実行される方法であって、
    コンピュータシステムのアプリケーションモジュールによって、製品を表わす有限要素解析法(FEA)モデルを定義するステップであって、該FEAモデルが全体構造と少なくとも1つのマルチスケール下部構造とを含んでおり、該全体構造は、それぞれが前記少なくとも1つのマルチスケール下部構造のうちの1つに対応する1つ以上のマスター表現セグメントを有しているステップと、
    前記アプリケーションモジュールによって、第1セットの時間スケールと第2セットの時間スケールとを有する前記製品の時間進行シミュレーションを行うステップであって、該第1セットの時間スケールは全体構造の構造応答を得るための時間スケールであり、該第2セットの時間スケールは前記少なくとも1つのマルチスケール下部構造の前記それぞれの構造応答を得るための時間スケールであるステップと、
    前記アプリケーションモジュールによって、前記全体構造の構造応答と前記少なくとも1つのマルチスケール下部構造の、対応するマスター代表セグメントを通じた構造応答を、前記第1セットの時間スケールに対応するそれぞれのソリューションサイクルの終了時点において、同期するステップであって、前記構造応答は記憶装置上のファイルに保存されるとともにユーザの指示に応じてモニタに図表によって表示されるステップと、
    を備える方法。
  2. 請求項1に記載の方法であって、前記少なくとも1つのマルチスケール下部構造の前記それぞれは、全体構造をモデル化するのに用いられるエレメントより十分小さい特徴寸法を有する複数のソリッドエレメントによってモデル化されている方法。
  3. 請求項1に記載の方法であって、前記第2セットの時間スケールは、前記第1セットの時間スケールより少なくとも1桁すなわち少なくとも10倍小さい方法。
  4. 請求項1に記載の方法であって、前記少なくとも1つのマルチスケール下部構造は、互いに異なるようモデル化されている方法。
  5. 請求項4に記載の方法であって、前記少なくとも1つのマルチスケール下部構造に対する前記第2セットの時間スケールは、互いに異なっている方法。
  6. 請求項1に記載の方法であって、前記少なくとも1つのマルチスケール下部構造の前記それぞれからの応答には、構造破壊が含まれている方法。
  7. 請求項1に記載の方法であって、前記コンピュータシステムは、前記全体構造および前記少なくとも1つのマルチスケール下部構造の前記それぞれに対する有限要素解析法を独立して並列的に実行するよう構成された2つ以上のプロセッサを備えている方法。
  8. 請求項1に記載の方法であって、前記1つ以上のマスター代表セグメントは、前記少なくとも1つのマルチスケール下部構造のうちの対応する1つを前記全体構造に連結するよう構成されている方法。
  9. 請求項1に記載の方法であって、前記少なくとも1つのマルチスケール下部構造の前記それぞれは、前記製品の1つ以上のスポット溶接部を表している方法。
  10. 請求項1に記載の方法によって、少なくとも1つのマルチスケール下部構造を有する有限要素解析法モデルを用いて製品の時間進行シミュレーションを行うコンピュータシステムを制御する命令を有するコンピュータ可読媒体。
  11. 少なくとも1つのマルチスケール下部構造を有する有限要素解析法モデルを用いて製品の時間進行シミュレーションを行うコンピュータシステムであって、
    有限要素解析法アプリケーションモジュールに関するコンピュータ可読コードを記憶しているメインメモリと、
    前記メインメモリに連結される少なくとも1つのプロセッサであって、該少なくとも1つのプロセッサが前記メインメモリ内の前記コンピュータ可読コードを実行して、前記有限要素解析法アプリケーションモジュールに、方法に基づいてオペレーションを実行させるシステムであって、該方法が、
    製品を表わす有限要素解析法(FEA)モデルを定義するステップであって、該FEAモデルが全体構造と少なくとも1つのマルチスケール下部構造とを含んでおり、該全体構造は、それぞれが前記少なくとも1つのマルチスケール下部構造のうちの1つに対応する1つ以上のマスター表現セグメントを有しているステップと、
    第1セットの時間スケールと第2セットの時間スケールとを有する前記製品の時間進行シミュレーションを行うステップであって、該第1セットの時間スケールは全体構造の構造応答を得るための時間スケールであり、該第2セットの時間スケールは前記少なくとも1つのマルチスケール下部構造の前記それぞれの構造応答を得るための時間スケールであるステップと、
    前記全体構造の構造応答と前記少なくとも1つのマルチスケール下部構造の、対応するマスター代表セグメントを通じた構造応答を、前記第1セットの時間スケールに対応するそれぞれのソリューションサイクルの終了時点において、同期するステップであって、前記構造応答は記憶装置上のファイルに保存されるとともにユーザの指示に応じてモニタに図表によって表示されるステップと、
    を備えているシステム。
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