JP2010140313A - 情報処理装置及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】画像が対応するか否かが効率よく判定される情報処理装置及びプログラムを提供する。
【解決手段】比較画像取得部24が、基礎画像との比較が行われる比較画像を取得する。画像要素対応判断部26が、比較画像内の比較画像要素に基づいて算出される比較特徴値と、比較画像要素に対応する、基礎画像内の基礎画像要素に基づいて算出される基礎特徴値と、が対応するか否かを判断する。画像対応判断部30が、比較画像内における位置が互いに異なる少なくとも1つの比較画像要素それぞれについて画像要素対応判断部26により判断された判断結果に基づいて、基礎画像と比較画像とが対応するか否かを判断する。
【選択図】図2

Description

本発明は、情報処理装置及びプログラムに関する。
紙文書などの個体の表面に沿って分布しているランダム性を有する特徴によってその個体の真偽を判定する装置が存在する。
例えば、個体を識別するための識別子とこの個体に対応する画像とを関連付けて記憶して、比較される紙文書などの個体に対応する画像と、この個体に印刷されている識別子に関連付けて記憶されている画像と、が対応するか否かに基づいて、個体の真偽を判定する技術が存在する。また、例えば、特許文献1には、ある画像と、その画像と比較される画像と、の相関値に基づいて、個体の真偽を判定する技術が開示されている。
特開2005−38389号公報
本発明は、画像が対応するか否かが効率よく判定される情報処理装置及びプログラムを提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、情報処理装置であって、基礎画像との比較が行われる比較画像を取得する比較画像取得手段と、前記比較画像内の比較画像要素に基づいて算出される比較特徴値と、当該比較画像要素に対応する、前記基礎画像内の基礎画像要素に基づいて算出される基礎特徴値と、が対応するか否かを判断する画像要素対応判断手段と、前記比較画像内における位置が互いに異なる少なくとも1つの前記比較画像要素それぞれについて前記画像要素対応判断手段により判断された判断結果に基づいて、前記基礎画像と前記比較画像とが対応するか否かを判断する画像対応判断手段と、を含むこととしたものである。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の情報処理装置であって、前記画像要素対応判断手段が、前記比較画像要素を二値化して算出される前記比較特徴値と、前記基礎画像要素を二値化して算出される前記基礎特徴値と、が対応するか否かを判断することとしたものである。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の情報処理装置であって、前記画像対応判断手段が、前記画像要素対応判断手段により前記比較特徴値と前記基礎特徴値とが対応すると判断された回数又は対応しないと判断された回数の少なくとも一方に基づいて、前記基礎画像と前記比較画像とが対応するか否かを判断することとしたものである。
請求項4に記載の発明は、請求項1から3のいずれか一項に記載の情報処理装置であって、前記画像要素対応判断手段が、前記比較画像要素に基づいて算出される比較特徴値と、前記基礎画像内における位置が当該比較画像要素の前記比較画像内における位置に対応する前記基礎画像要素に基づいて算出される基礎特徴値と、が対応するか否かを判断することとしたものである。
請求項5に記載の発明は、請求項1から4のいずれか一項に記載の情報処理装置であって、前記画像要素対応判断手段が、前記比較画像内の少なくとも一部の領域である比較領域内の前記比較画像要素に基づいて算出される比較特徴値と、前記基礎画像内の少なくとも一部の領域である基礎領域内における位置が当該比較画像要素の前記比較領域内における位置に対応する前記基礎画像要素に基づいて算出される基礎特徴値と、が対応するか否かを判断し、前記画像対応判断手段が、前記比較領域内における位置が互いに異なる少なくとも1つの前記比較画像要素それぞれについて前記画像要素対応判断手段により判断された判断結果に基づいて、前記基礎画像と前記比較画像とが対応するか否かを判断することとしたものである。
請求項6に記載の発明は、請求項5に記載の情報処理装置であって、前記比較領域と前記基礎領域との位置関係を示す位置関係情報に関連付けられた、前記比較領域内における位置が互いに異なる少なくとも1つの前記比較画像要素それぞれについて前記画像要素対応判断手段により判断された判断結果を示す判断結果情報を生成する判断結果情報生成手段、をさらに含み、前記画像対応判断手段が、関連付けられた前記位置関係情報が示す前記位置関係が互いに異なる複数の前記判断結果情報に基づいて、前記基礎画像と前記比較画像とが対応するか否かを判断することとしたものである。
請求項7に記載の発明は、請求項1から6のいずれか一項に記載の情報処理装置であって、前記画像対応判断手段が、前記比較画像内における位置が互いに異なる少なくとも1つの前記比較画像要素それぞれについて前記画像要素対応判断手段により判断された判断結果に基づいて、前記基礎画像と前記比較画像とが対応すると判断する場合に、さらに、前記基礎画像と、前記比較画像と、を照合して、前記基礎画像と前記比較画像とが対応するか否かを判断することとしたものである。
請求項8に記載の発明は、プログラムであって、基礎画像との比較が行われる比較画像を取得する比較画像取得手段、前記比較画像内の比較画像要素に基づいて算出される比較特徴値と、当該比較画像要素に対応する、前記基礎画像内の基礎画像要素に基づいて算出される基礎特徴値と、が対応するか否かを判断する画像要素対応判断手段、前記比較画像内における位置が互いに異なる少なくとも1つの前記比較画像要素それぞれについて前記画像要素対応判断手段により判断された判断結果に基づいて、前記基礎画像と前記比較画像とが対応するか否かを判断する画像対応判断手段、としてコンピュータを機能させることとしたものである。
請求項1,8に記載の発明によれば、本構成を有しない場合と比較して、画像が対応するか否かが効率よく判定される。
請求項2に記載の発明によれば、本構成を有しない場合と比較して、画像が対応するか否かがより効率よく判定される。
請求項3に記載の発明によれば、本構成を有しない場合と比較して、画像が対応するか否かが、回数を用いて容易に判定される。
請求項4に記載の発明によれば、画像内における位置が対応する特徴値間の比較により画像が対応するか否かが判定される。
請求項5に記載の発明によれば、画像内の少なくとも一部の領域内における位置が対応する特徴値間の比較により画像が対応するか否かが判定される。
請求項6に記載の発明によれば、画像が対応するか否かについての判定が、比較領域と基礎領域との位置関係が異なる複数の判断結果情報に基づいて行われる。
請求項7に記載の発明によれば、本構成を有しない場合と比較して、画像が対応するか否かがより厳格に判定される。
以下、本発明の実施形態について図面に基づき詳細に説明する。
図1は、本実施形態に係る情報処理装置10のハードウェア構成の一例を示す図である。図1に例示するように、本実施形態に係る情報処理装置10は、制御部12と、記憶部14と、ユーザインタフェース(UI)部16と、スキャナ部18と、を含んで構成されている。これらの要素は、バスなどを介して接続される。
制御部12は、CPU等のプログラム制御デバイスであり、情報処理装置10にインストールされるプログラムに従って動作する。記憶部14は、ROMやRAM等の記憶素子やハードディスクなどである。記憶部14には、制御部12によって実行されるプログラムなどが記憶される。また、記憶部14は、制御部12のワークメモリとしても動作する。UI部16は、ディスプレイ、マイク、スピーカー、ボタンなどであり、利用者が行った操作の内容や、利用者が入力した音声を制御部12に出力する。また、このUI部16は、制御部12から入力される指示に従って情報を表示出力したり音声出力したりする。スキャナ部18は、紙媒体などに形成された画像を光学的に読み取り、画像情報として制御部12に出力する。
図2は、本実施形態に係る情報処理装置10により実現される機能の一例を示す機能ブロック図である。
図2に例示するように、情報処理装置10は、基礎情報記憶部20、基礎情報生成部22、比較画像取得部24、画像要素対応判断部26、判断結果情報生成部28、画像対応判断部30、を含むものとして機能する。そして、基礎情報記憶部20は記憶部14を主として実現される。その他の要素は制御部12を主として実現される。
これらの要素は、コンピュータである情報処理装置10にインストールされたプログラムを、制御部12で実行することにより実現されている。なお、このプログラムは、例えば、CD−ROM、DVD−ROMなどのコンピュータ可読な情報伝達媒体を介して、あるいは、インターネットなどの通信ネットワークを介して情報処理装置10に供給される。
基礎情報記憶部20は、後述する比較画像との比較の対象となる基礎画像と、基礎画像に基づく基礎特徴情報32と、を含む基礎情報を記憶する(図3参照)。図3に基礎特徴情報32のデータ構造の一例を示す。基礎情報生成部22は、基礎画像を取得して、この基礎画像に基づいて基礎情報を生成する。基礎情報生成部22による、基礎情報を生成する基礎情報生成処理の流れの一例を図4に例示するフロー図を参照しながら説明する。
まず、基礎情報生成部22は、スキャナ部18で紙媒体などを光学的に読み取った基礎画像を取得する(S101)。本実施形態では、基礎画像は、紙媒体全体に対応する画像であってもよく、紙媒体内における位置が予め定められた領域内の画像であってもよい。
そして、基礎情報生成部22は、必要に応じて、基礎画像に含まれる各画素がノイズであるか否かを判定して、ノイズであると判定される画素の画像濃度(例えば、RGB値)を予め定められた規則に基づいて変換する(S102)。具体的には、例えば、基礎情報生成部22は、各画素の画像濃度を測定して、画像濃度の平均値m及び標準偏差σを算出する。そして、基礎情報生成部22は、画像濃度が平均値mから標準偏差σの3倍以上離れた(画像濃度がm+3σより大きい、あるいは、m−3σ未満)画素の画像濃度を、例えば、平均値mから標準偏差σの3倍離れた画像濃度(m+3σ、あるいは、m−3σ)や、その周辺の画素の画像濃度の平均値など、に変換する。なお、基礎情報生成部22は、S102に例示する処理を必ずしも実行する必要はない。
そして、基礎情報生成部22は、基礎画像の少なくとも一部(例えば、基礎画像内における位置が予め定められている基礎領域内の画像)を複数の基礎画像要素に分割する(S103)。本処理例では、基礎画像要素は基礎領域に含まれる画素に対応する。なお、基礎画像要素は、複数の画素を含んでいてもよい。また、基礎情報生成部22は、基礎画像全体を複数の基礎画像要素に分割してもよい。すなわち、基礎画像全体が基礎領域に対応していてもよい。
そして、基礎情報生成部22は、基礎画像に基づいて、少なくとも1つの基礎特徴値34を含む基礎特徴情報32を生成する(S104)。基礎情報生成部22は、具体的には、例えば、各基礎画像要素について、その基礎画像要素に対応する画像濃度(例えば、基礎画像要素に対応する画素の画像濃度や、基礎画像要素に対応する複数の画素の画像濃度の平均値など)と、予め定められた画像濃度と、の比較結果に基づいて、その基礎画像要素に対応する基礎特徴値34を算出する。基礎情報生成部22は、例えば、基礎画像要素に対応する基礎特徴値34を、その画素の画像濃度が予め定められた画像濃度以上であれば「1」と、予め定められた画像濃度未満であれば「0」と設定する。このように、基礎情報生成部22は、基礎画像の各画素を二値化して基礎特徴値34を算出してもよい。二値化により算出される基礎特徴値34の情報量は1ビットであるので、例えば、基礎画像要素に対応する画素の画像濃度の情報量が8ビット(1バイト)である場合は、基礎特徴値34の情報量は、基礎画像要素の画像濃度の情報量の1/8となる。
図3に例示するように、基礎特徴情報32は、例えば、基礎位置情報36と、基礎特徴値34と、の組合せを複数含む。基礎位置情報36は、例えば、基礎画像要素の基礎領域内における位置を示す。例えば、基礎領域内において左からm番目で上からn番目である基礎画像要素に対応する基礎位置情報36の値(座標値)は(m,n)となる。なお、基礎特徴情報32は、図5に例示するような二値化画像38であっても構わない。
そして、S103に例示する処理で生成された基礎特徴情報32と、S102に例示する処理で生成された変換処理後の基礎画像と、を含む基礎情報を生成して、基礎情報記憶部20に出力する(S105)。
本実施形態では、例えば、基礎情報生成部22は、互いに異なる複数の基礎画像それぞれについて、各基礎画像に基づいて、その基礎画像に対応する基礎情報を生成して基礎情報記憶部20に出力する。
なお、基礎情報は、予め、基礎情報記憶部20に記憶されていてもよい。
比較画像取得部24は、基礎画像との比較が行われる比較画像(例えば、スキャナ部18で紙媒体などを光学的に読み取った比較画像)を取得する。比較画像は、紙媒体全体に対応する画像でもよく、紙媒体内における位置が予め定められた領域内の画像であってもよい。
画像要素対応判断部26は、比較画像内の比較画像要素に基づいて算出される比較特徴値40と、この比較画像要素に対応する、基礎画像内の基礎画像要素に基づいて算出される基礎特徴値34と、が対応するか否かを判断する(図6参照)。図6は、比較特徴値40を含む比較特徴情報42のデータ構造の一例を示す図である。比較特徴情報42の詳細については後述する。
判断結果情報生成部28は、画像要素対応判断部26により判断された判断結果を示す判断結果情報を生成する。
画像対応判断部30は、比較画像内における位置が互いに異なる少なくとも1つの比較画像要素それぞれについて、画像要素対応判断部26により判断された判断結果(例えば、判断結果情報生成部28が生成する判断結果情報)に基づいて、基礎画像と比較画像とが対応するか否かを判断する。
ここで、本実施形態における、比較画像取得部24、画像要素対応判断部26、判断結果情報生成部28、及び、画像対応判断部30による画像対応判定処理の流れの一例を図7に例示するフロー図を参照しながら説明する。
まず、比較画像取得部24が、比較画像を取得する(S201)。そして、画像要素対応判断部26が、上述のS102と同様の処理により、必要に応じて、比較画像に含まれる画素の画像濃度を変換する(S202)。
そして、画像要素対応判断部26が、比較画像の少なくとも一部(例えば、比較画像内における位置が予め定められている比較領域内の画像)を複数の比較画像要素に分割する(S203)。本処理例では、比較画像要素は比較領域に含まれる画素に対応する。なお、比較画像要素は、複数の画素を含んでいてもよい。また、画像要素対応判断部26は、比較画像全体を複数の比較画像要素に分割してもよい。すなわち、比較画像全体が比較領域に対応していてもよい。本処理例では、比較画像要素の数は基礎画像要素の数に対応(例えば、一致)している。
そして、画像要素対応判断部26が、比較画像に基づいて、少なくとも1つの比較特徴値40を含む比較特徴情報42を生成する(S204)。画像要素対応判断部26は、具体的には、例えば、上述のS104と同様の処理により、各比較画像要素について、その比較画像要素に対応する画像濃度(例えば、比較画像要素に対応する画素の画像濃度や、比較画像要素に対応する複数の画素の画像濃度の平均値など)と、予め定められた画像濃度と、の比較結果に基づいて、その比較画像要素に対応する比較特徴値40(例えば、「1」又は「0」を示す比較特徴値40)を算出する。画像要素対応判断部26は、上述のようにして、比較画像要素を二値化して算出される比較特徴値40を含む比較特徴情報42を生成してもよい。
図6に例示するように、比較特徴情報42は、例えば、比較位置情報44と、比較特徴値40との組合せを複数含む。比較位置情報44は、例えば、比較画像要素の比較領域内における位置を示す。例えば、比較領域内において左からm番目で上からn番目である比較画像要素に対応する比較位置情報44の値(座標値)は(m,n)となる。なお、比較特徴情報42は、図5に例示するような二値化画像38であっても構わない。
そして、画像要素対応判断部26が、互いに対応する基礎画像要素と比較画像要素との組合せそれぞれについて、基礎画像要素に対応する基礎特徴値34と、比較画像要素に対応する比較特徴値40と、を比較して、これらの値が対応(例えば、一致)するか否かを判断する(S205)。
このとき、画像要素対応判断部26は、例えば、各比較画像要素に対応する比較特徴値40と、この比較画像要素の比較領域内(あるいは、比較画像内)における位置(例えば、座標)が、基礎領域内(あるいは、基礎画像内)における位置(例えば、座標)に対応する基礎画像要素に対応する基礎特徴値34と、が対応するか否かを判断してもよい。すなわち、基礎特徴値34と、この基礎特徴値34に関連付けられている基礎位置情報36に対応する比較位置情報44に関連付けられている比較特徴値40との組合せそれぞれについて、基礎特徴値34と比較特徴値40と、が対応(例えば、一致)するか否かを判断してもよい。
そして、判断結果情報生成部28が、画像要素対応判断部26による判断の結果を示す判断結果情報を生成する(S206)。本実施形態では、具体的には、例えば、画像要素対応判断部26により、比較特徴値40と基礎特徴値34とが対応すると判断された回数(すなわち、比較特徴値40と基礎特徴値34が対応する組合せの個数)を示す判断結果情報を生成する。
そして、画像対応判断部30が、例えば、S206に例示する処理により生成された判断結果情報に基づいて、比較画像と基礎画像とが対応するか否かを判断する(S207)。具体的には、例えば、画像対応判断部30は、判断結果情報が示す回数や個数が予め定められた閾値以上である場合には、比較画像と基礎画像とが対応すると判断する。なお、画像対応判断部30が、画像要素対応判断部26により比較特徴値40と基礎特徴値34とが対応しないと判断された回数や、画像要素対応判断部26により比較特徴値40と基礎特徴値34とが対応すると判断された回数と対応しないと判断された回数の両方などに基づいて、基礎画像と比較画像とが対応するか否かを判断してもよい。
画像対応判断部30は、基礎画像と比較画像とが対応するか否かを示す画像対応情報を生成して、記憶部14に出力してもよい。画像対応判断部30は、基礎画像と比較画像とが対応するか否かを示す画像対応画像や、基礎特徴値34と比較特徴値40とが対応する比較画像や基礎画像内における位置を示す比較画像を生成して、ディスプレイ等のUI部16に出力してもよい。
なお、画像対応判定処理の流れは上述の処理例に例示する処理の流れに限定されない。
具体的には、例えば、基礎画像要素の数と比較画像要素の数とが異なっていてもよい。そして、判断結果情報生成部28が、基礎画像要素の基礎領域内における位置と、この基礎画像要素に対応する比較画像要素の比較領域内における位置と、の関係を示す位置関係情報に関連付けられた判断結果情報を生成してもよい。そして、画像対応判断部30が、関連付けられた位置関係情報が示す位置関係が互いに異なる複数の判断結果情報に基づいて、基礎画像と比較画像とが対応するか否かを判断してもよい。具体的には、例えば、基礎画像要素と比較画像要素との対応関係を変えながら、上述のS205〜S206に例示する処理を複数回繰り返して実行してもよい。
より具体的には、例えば、基礎領域内の基礎画像要素の数(例えば、縦p個×横p個)よりも、比較領域内の比較画像要素の数(例えば、縦q個×横q個)が多い場合に、制御部12が、特定の基礎画像要素(例えば、最も左上の基礎画像要素)に対応付けられる、比較画像要素の位置(x,y)を、0≦x≦q−p,0≦y≦q−pの範囲で1つずつずらしながら上述のS205〜S206に例示する処理を繰り返し実行してもよい。
このとき、上述のS206に例示する処理において、判断結果情報生成部28が、値(x,y)を示す位置関係情報と対応付けられた判断結果情報を複数(例えば、(q−p+1)個)生成してもよい。
そして、画像対応判断部30が、複数の(例えば、(q−p+1)個の)判断結果情報に基づいて、基礎画像と比較画像とが対応するか否かを判断してもよい。画像対応判断部30は、例えば、複数の判断結果情報それぞれが示す回数や個数の最大値が予め定められた閾値以上である場合には、比較画像と基礎画像とが対応すると判断してもよい。
また、画像対応判断部30が、例えば、(回数や個数の最大値−回数や個数の平均値)/(回数や個数の標準偏差)という数式により算出されるノーマライズド・スコアに基づいて、比較画像と基礎画像とが対応するか否かを判断してもよい。
また、画像対応判断部30が、例えば、図8に例示するように、ノーマライズド・スコアと、比較特徴値40と基礎特徴値34とが対応すると判断された回数(比較特徴値40と基礎特徴値34が対応する組合せの個数)との組合せが、予め定められた対応認定範囲46内にある場合に、比較画像と基礎画像とが対応すると判断するようにしてもよい。
また、画像対応判断部30が、上述の処理例による処理により、基礎画像と比較画像とが対応すると判断する場合に、さらに、基礎画像と比較画像との照合処理を実行することで、基礎画像と比較画像とが対応するか否かを厳格に判断してもよい。
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。
例えば、基礎情報記憶部20に複数の基礎情報が記憶されている場合に、各基礎情報に対して上述のS201〜S207に例示する処理を順次実行し、比較画像に対応する基礎画像を選択するようにしてもよい。
また、例えば、比較特徴情報42や判断結果情報を示す画像を比較画像の取得元である紙媒体にプリンタなどが印刷するようにしてもよい。
また、基礎画像や比較画像はカラー画像でも白黒画像であっても構わない。また、例えば、情報処理装置10が、一つの筐体により構成されていても、複数の筐体により構成されていてもよい。また、ネットワーク経由で情報処理装置10と接続された外部装置が基礎情報を記憶してもよい。また、ネットワーク経由で情報処理装置10と接続された外部装置から受け付ける基礎画像や比較画像を用いて、上述の処理を実行してもよい。なお、本明細書中に記載された具体的な数値などは例示であり、これらの数値などに限定されない。
本発明の一実施形態に係る情報処理装置のハードウェア構成の一例を示す図である。 本発明の一実施形態に係る情報処理装置により実現される機能の一例を示す機能ブロック図である。 基礎特徴情報のデータ構造の一例を示す図である。 本実施形態に係る情報処理装置で行われる基礎情報生成処理の流れの一例を示すフロー図である。 二値化画像の一例を示す図である。 比較特徴情報のデータ構造の一例を示す図である。 本実施形態に係る情報処理装置で行われる画像対応判定処理の流れの一例を示すフロー図である。 対応認定範囲の一例を示す図である。
符号の説明
10 情報処理装置、12 制御部、14 記憶部、16 ユーザインタフェース(UI)部、18 スキャナ部、20 基礎情報記憶部、22 基礎情報生成部、24 比較画像取得部、26 画像要素対応判断部、28 判断結果情報生成部、30 画像対応判断部、32 基礎特徴情報、34 基礎特徴値、36 基礎位置情報、38 二値化画像、40 比較特徴値、42 比較特徴情報、44 比較位置情報、46 対応認定範囲。

Claims (8)

  1. 基礎画像との比較が行われる比較画像を取得する比較画像取得手段と、
    前記比較画像内の比較画像要素に基づいて算出される比較特徴値と、当該比較画像要素に対応する、前記基礎画像内の基礎画像要素に基づいて算出される基礎特徴値と、が対応するか否かを判断する画像要素対応判断手段と、
    前記比較画像内における位置が互いに異なる少なくとも1つの前記比較画像要素それぞれについて前記画像要素対応判断手段により判断された判断結果に基づいて、前記基礎画像と前記比較画像とが対応するか否かを判断する画像対応判断手段と、
    を含むことを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記画像要素対応判断手段が、前記比較画像要素を二値化して算出される前記比較特徴値と、前記基礎画像要素を二値化して算出される前記基礎特徴値と、が対応するか否かを判断する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記画像対応判断手段が、前記画像要素対応判断手段により前記比較特徴値と前記基礎特徴値とが対応すると判断された回数又は対応しないと判断された回数の少なくとも一方に基づいて、前記基礎画像と前記比較画像とが対応するか否かを判断する、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の情報処理装置。
  4. 前記画像要素対応判断手段が、前記比較画像要素に基づいて算出される比較特徴値と、前記基礎画像内における位置が当該比較画像要素の前記比較画像内における位置に対応する前記基礎画像要素に基づいて算出される基礎特徴値と、が対応するか否かを判断する、
    ことを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  5. 前記画像要素対応判断手段が、前記比較画像内の少なくとも一部の領域である比較領域内の前記比較画像要素に基づいて算出される比較特徴値と、前記基礎画像内の少なくとも一部の領域である基礎領域内における位置が当該比較画像要素の前記比較領域内における位置に対応する前記基礎画像要素に基づいて算出される基礎特徴値と、が対応するか否かを判断し、
    前記画像対応判断手段が、前記比較領域内における位置が互いに異なる少なくとも1つの前記比較画像要素それぞれについて前記画像要素対応判断手段により判断された判断結果に基づいて、前記基礎画像と前記比較画像とが対応するか否かを判断する、
    ことを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  6. 前記比較領域と前記基礎領域との位置関係を示す位置関係情報に関連付けられた、前記比較領域内における位置が互いに異なる少なくとも1つの前記比較画像要素それぞれについて前記画像要素対応判断手段により判断された判断結果を示す判断結果情報を生成する判断結果情報生成手段、をさらに含み、
    前記画像対応判断手段が、関連付けられた前記位置関係情報が示す前記位置関係が互いに異なる複数の前記判断結果情報に基づいて、前記基礎画像と前記比較画像とが対応するか否かを判断する、
    ことを特徴とする請求項5に記載の情報処理装置。
  7. 前記画像対応判断手段が、前記比較画像内における位置が互いに異なる少なくとも1つの前記比較画像要素それぞれについて前記画像要素対応判断手段により判断された判断結果に基づいて、前記基礎画像と前記比較画像とが対応すると判断する場合に、さらに、前記基礎画像と、前記比較画像と、を照合して、前記基礎画像と前記比較画像とが対応するか否かを判断する、
    ことを特徴とする請求項1から6のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  8. 基礎画像との比較が行われる比較画像を取得する比較画像取得手段、
    前記比較画像内の比較画像要素に基づいて算出される比較特徴値と、当該比較画像要素に対応する、前記基礎画像内の基礎画像要素に基づいて算出される基礎特徴値と、が対応するか否かを判断する画像要素対応判断手段、
    前記比較画像内における位置が互いに異なる少なくとも1つの前記比較画像要素それぞれについて前記画像要素対応判断手段により判断された判断結果に基づいて、前記基礎画像と前記比較画像とが対応するか否かを判断する画像対応判断手段、
    としてコンピュータを機能させることを特徴とするプログラム。
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