JP2010139969A - 撮像装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】コストを抑え、小型化を果たしながらも撮影者の手の大きさによらず、安定した把持状態を得ることができ、グリップベルトの引き回しを長くとることができるグリップベルトの取り付け構造を備えた撮像装置を提供する。
【解決手段】前端グリップベルト取り付け部と後端グリップベルト取り付け部とに掛装された、装置本体を把持するためのグリップベルトを備える撮像装置であって、
前記後端グリップベルト取り付け部が、前記装置本体の右側面後部で前記前端グリップベルト取り付け部よりも上位の箇所に設けられる一方、
前記前端グリップベルト取り付け部が、前記装置本体の底面前側に光軸と略平行のまま、前方に向かうにつれて光軸方向に近づく角度に傾けて設けられている構成とする。
【選択図】 図1
【解決手段】前端グリップベルト取り付け部と後端グリップベルト取り付け部とに掛装された、装置本体を把持するためのグリップベルトを備える撮像装置であって、
前記後端グリップベルト取り付け部が、前記装置本体の右側面後部で前記前端グリップベルト取り付け部よりも上位の箇所に設けられる一方、
前記前端グリップベルト取り付け部が、前記装置本体の底面前側に光軸と略平行のまま、前方に向かうにつれて光軸方向に近づく角度に傾けて設けられている構成とする。
【選択図】 図1
Description
本発明は、撮像装置に関し、特に小型化が進んだ撮像装置において、撮影者の手の大きさによらず安定した把持が可能なグリップベルトの取り付けを実現することができる撮像装置に関するものである。
近年のビデオカメラは小型化というニーズに対して、それを実現した上で把持のし易さも損なわないことが求められている。
ビデオカメラは一般的には上下・左右に比べて前後の長さが長い、いわゆる横型のビデオカメラが多い。
前記ビデオカメラは、ビデオカメラ本体の上部前面に臨むように設けられた撮影光学系と、前記ビデオカメラ本体の右側面の上部に設けられたズームレバー(撮影用操作部材)と、前記ビデオカメラ本体の右側面に設けられたグリップベルトとを備えている。
前記グリップベルトは、その前端がビデオカメラ本体の右側面の下部に取り付けられ、その後端がビデオカメラ本体の後部で前記前端の取り付け箇所よりも上位の箇所に取り付けられているものが一般的である。
そして、前記ビデオカメラ本体とグリップベルトとの間に右手を挿入し、親指の先端をカメラ本体の後面に位置するトリガーボタン(撮影用操作部材)に当て、人差し指を前記ズームレバーに当てて、操作部を操作する。
それと共に、中指と薬指と小指をビデオカメラ本体の上面に当てることで、ビデオカメラ本体を把持した状態となる(図9参照)。
したがって、親指側が前記ビデオカメラ本体の後方に、小指側が前方に位置する把持状態となる。
ビデオカメラは一般的には上下・左右に比べて前後の長さが長い、いわゆる横型のビデオカメラが多い。
前記ビデオカメラは、ビデオカメラ本体の上部前面に臨むように設けられた撮影光学系と、前記ビデオカメラ本体の右側面の上部に設けられたズームレバー(撮影用操作部材)と、前記ビデオカメラ本体の右側面に設けられたグリップベルトとを備えている。
前記グリップベルトは、その前端がビデオカメラ本体の右側面の下部に取り付けられ、その後端がビデオカメラ本体の後部で前記前端の取り付け箇所よりも上位の箇所に取り付けられているものが一般的である。
そして、前記ビデオカメラ本体とグリップベルトとの間に右手を挿入し、親指の先端をカメラ本体の後面に位置するトリガーボタン(撮影用操作部材)に当て、人差し指を前記ズームレバーに当てて、操作部を操作する。
それと共に、中指と薬指と小指をビデオカメラ本体の上面に当てることで、ビデオカメラ本体を把持した状態となる(図9参照)。
したがって、親指側が前記ビデオカメラ本体の後方に、小指側が前方に位置する把持状態となる。
しかしながら、近年の機器の小型化により、前記ビデオカメラの前後方向の長さが短くなるため、ビデオカメラ本体の右側面の下部に前端グリップベルト取り付け部を設けたままでは、後端グリップベルト取り付け部との距離が短くなり、窮屈な把持状態となる。
これらを改善した構造として、図7に示されるように、前端グリップベルト取り付け部701をビデオカメラの前方へ向かうように取り付けた構造のものが知られている。
これらを改善した構造として、図7に示されるように、前端グリップベルト取り付け部701をビデオカメラの前方へ向かうように取り付けた構造のものが知られている。
しかし、この構造では、手の幅方向の長さは十分にとることができるが、前方に向かうにつれてグリップベルトとビデオカメラ本体右側面との隙間が小さくなるため、手の厚み方向の長さが十分にとれず、窮屈な把持状態となる。
そこで、前端グリップベルト取り付け部701から右側面に対して略垂直方向に向かうグリップベルト取り付け別部材703を用いることで、手の厚み方向の長さも十分にとることができ、手の大きさによらず安定した把持が可能となる。
しかし、この構造では、前端グリップベルト取り付け部に別部材を設けるため、コストが上がる。
そこで、別部材を用いずに、手の大きさによらず安定した把持が可能になる構造として、前端グリップベルト取り付け部を、ビデオカメラ本体の底面前側に、右側面と略平行な向きに配置することが考えられる(図8参照)。
そこで、前端グリップベルト取り付け部701から右側面に対して略垂直方向に向かうグリップベルト取り付け別部材703を用いることで、手の厚み方向の長さも十分にとることができ、手の大きさによらず安定した把持が可能となる。
しかし、この構造では、前端グリップベルト取り付け部に別部材を設けるため、コストが上がる。
そこで、別部材を用いずに、手の大きさによらず安定した把持が可能になる構造として、前端グリップベルト取り付け部を、ビデオカメラ本体の底面前側に、右側面と略平行な向きに配置することが考えられる(図8参照)。
また、このような不具合を解決するために、左右の厚さに比べて前後・上下の長さが長い、いわゆる縦型のビデオカメラにおいて、指かけパッドを小指の腹部に接触する長さでグリップベルトに設けるようにしたカメラが提案されている(特許文献1参照)。
これによれば、グリップベルトのエッジ部が小指に突き当たることを回避し、安定した把持状態を得ることが可能となる。
特開2004−287334号公報
これによれば、グリップベルトのエッジ部が小指に突き当たることを回避し、安定した把持状態を得ることが可能となる。
しかしながら、図8に示した従来技術では、前端グリップベルト取り付け部801が前記ビデオカメラ本体の底面前側に配されている。
そのため、グリップベルト803は、前端グリップベルト取り付け部801からビデオカメラを把持するグリップ面(ビデオカメラ本体右側面)とは底面から見て略垂直方向に引き回される。
また、後端グリップベルト取り付け部802に向かっては、グリップ面と略平行方向に引き回される。
したがって、グリップベルト803は引き回される方向が異なり、引き回しにねじれ箇所(図9A’箇所)が生じてしまう。
そのため、グリップベルト803は、前端グリップベルト取り付け部801からビデオカメラを把持するグリップ面(ビデオカメラ本体右側面)とは底面から見て略垂直方向に引き回される。
また、後端グリップベルト取り付け部802に向かっては、グリップ面と略平行方向に引き回される。
したがって、グリップベルト803は引き回される方向が異なり、引き回しにねじれ箇所(図9A’箇所)が生じてしまう。
また、前端グリップベルト取り付け部がビデオカメラ本体の底面前側に、右側面と略平行に配される構造においては、図8に示したようにグリップベルトは後端グリップベルト取り付け部へ向かうようにグリップベルトが引き回される。
そのため、前述したねじれ箇所がビデオカメラを把持する右手の小指に対して近い位置となり、グリップベルト803のエッジ部が小指に突き当たり、特に手の大きい撮影者に対して窮屈な把持となる。
また、特許文献1のような構造では、グリップベルトに別部材を設けるため、コストが上がるという課題を有している。
そのため、前述したねじれ箇所がビデオカメラを把持する右手の小指に対して近い位置となり、グリップベルト803のエッジ部が小指に突き当たり、特に手の大きい撮影者に対して窮屈な把持となる。
また、特許文献1のような構造では、グリップベルトに別部材を設けるため、コストが上がるという課題を有している。
本発明は、上記課題に鑑み、コストを抑え、小型化を果たしながらも撮影者の手の大きさによらず、安定した把持状態を得ることができ、グリップベルトの引き回しを長くとることができるグリップベルトの取り付け構造を備えた撮像装置の提供を目的とする。
本発明は、つぎのように構成した撮像装置を提供するものである。
本発明の撮像装置は、前端グリップベルト取り付け部と後端グリップベルト取り付け部とに掛装された、装置本体を把持するためのグリップベルトを備える撮像装置であって、
前記後端グリップベルト取り付け部が、前記装置本体の右側面後部で前記前端グリップベルト取り付け部よりも上位の箇所に設けられる一方、
前記前端グリップベルト取り付け部が、前記装置本体の底面前側に光軸と略平行のまま、前方に向かうにつれて光軸方向に近づく角度に傾けて設けられていることを特徴とする。
また、本発明の撮像装置は、前記前端グリップベルト取り付け部が、外装カバーの一部によって構成されていることを特徴とする。
また、本発明の撮像装置は、前記前端グリップベルト取り付け部の下面が前記装置本体の底面よりグリップベルトの厚み以上高い位置に配設されていることを特徴とする。
本発明の撮像装置は、前端グリップベルト取り付け部と後端グリップベルト取り付け部とに掛装された、装置本体を把持するためのグリップベルトを備える撮像装置であって、
前記後端グリップベルト取り付け部が、前記装置本体の右側面後部で前記前端グリップベルト取り付け部よりも上位の箇所に設けられる一方、
前記前端グリップベルト取り付け部が、前記装置本体の底面前側に光軸と略平行のまま、前方に向かうにつれて光軸方向に近づく角度に傾けて設けられていることを特徴とする。
また、本発明の撮像装置は、前記前端グリップベルト取り付け部が、外装カバーの一部によって構成されていることを特徴とする。
また、本発明の撮像装置は、前記前端グリップベルト取り付け部の下面が前記装置本体の底面よりグリップベルトの厚み以上高い位置に配設されていることを特徴とする。
本発明によれば、コストを抑え、小型化を果たしながらも撮影者の手の大きさによらず、安定した把持状態を得ることができ、グリップベルトの引き回しを長くとることができるグリップベルトの取り付け構造を備えた撮像装置を実現することができる。
以下に、図を用いて、本発明の実施形態における前端グリップベルト取り付け部と後端グリップベルト取り付け部とに掛装された、装置本体を把持するためのグリップベルトを備える撮像装置として、ビデオカメラを構成した例について説明する。
図1および図2に、本実施形態におけるグリップベルト未装着時の、上下・左右に比べて前後方向が長い、いわゆる横型のビデオカメラの外観斜視図を示す。
図1および図2において、101は撮像装置本体、102は撮像レンズ、103は録音マイク、104はストロボ発光部、105はAFセンサー、106はモードダイヤルである。
107は液晶表示装置、108はズームレバー、109はシャッターボタン、110は電源スイッチボタンである。
図1および図2に、本実施形態におけるグリップベルト未装着時の、上下・左右に比べて前後方向が長い、いわゆる横型のビデオカメラの外観斜視図を示す。
図1および図2において、101は撮像装置本体、102は撮像レンズ、103は録音マイク、104はストロボ発光部、105はAFセンサー、106はモードダイヤルである。
107は液晶表示装置、108はズームレバー、109はシャッターボタン、110は電源スイッチボタンである。
本実施形態において、撮像装置本体101の被写体に向ける面(前面)には、撮像レンズ102、録音マイク103、主に静止画を撮影する際に使用するストロボ発光部104、フォーカスを自動で調節することができるAFセンサー105が配置されている。
また、撮像装置右側面には、動画撮影状態・静止画撮影状態を切り替えるモードダイヤル106が回転可能に配置されている。
図2に示される液晶表示装置107は、撮像装置本体101に設けられた回転軸101aを中心に、図中矢印方向に回転自在とされている。
撮像装置上面にはズームレバー108が摺動可能に配置され、前記ズームレバーの後方には静止画撮影用のシャッターボタン109、更に後方にはアクセサリー取り付けシュー(不図示)、電源スイッチボタン110が設けられている。
撮像装置後面には、動画記録用のトリガーボタン111が配置され、更にバッテリー112が下面のバッテリーロック用のノブ113でロックされ、取り付けられている。
また、撮像装置右側面には、動画撮影状態・静止画撮影状態を切り替えるモードダイヤル106が回転可能に配置されている。
図2に示される液晶表示装置107は、撮像装置本体101に設けられた回転軸101aを中心に、図中矢印方向に回転自在とされている。
撮像装置上面にはズームレバー108が摺動可能に配置され、前記ズームレバーの後方には静止画撮影用のシャッターボタン109、更に後方にはアクセサリー取り付けシュー(不図示)、電源スイッチボタン110が設けられている。
撮像装置後面には、動画記録用のトリガーボタン111が配置され、更にバッテリー112が下面のバッテリーロック用のノブ113でロックされ、取り付けられている。
図3に、本実施形態の撮像装置を構成するビデオカメラにおいて、グリップベルトを取り付けた状態を示す。
グリップベルト301は、その前端が撮像装置本体101の底面前側に設けられた前端グリップベルト取り付け部114に掛装されている。
一方、その後端が撮像装置本体101の右側面後部で前記前端グリップベルト取り付け部114よりも上位の箇所に設けられた後端グリップベルト取り付け部115に掛装されている。
これらにより、グリップベルトが前方にいくにつれて下位となるように斜めに配設される構成が採られている。
また、グリップベルト301には、甲当てパッド303が一体型となって取り付けられている。
グリップベルト301は、その前端が撮像装置本体101の底面前側に設けられた前端グリップベルト取り付け部114に掛装されている。
一方、その後端が撮像装置本体101の右側面後部で前記前端グリップベルト取り付け部114よりも上位の箇所に設けられた後端グリップベルト取り付け部115に掛装されている。
これらにより、グリップベルトが前方にいくにつれて下位となるように斜めに配設される構成が採られている。
また、グリップベルト301には、甲当てパッド303が一体型となって取り付けられている。
図4に、本実施形態における撮像装置の下面図を示す。
前端グリップベルト取り付け部114が底面前側に位置し、後端グリップベルト取り付け部115が右側面後側に位置している。
後端グリップベルト取り付け部115が撮像装置本体の右側面(グリップ面)に光軸と略垂直な向きに配置しているのに対し、
前端グリップベルト取り付け部114が撮像装置本体の底面に光軸と略平行な向きに取り付けられているため、これら2箇所に掛装されるグリップベルトは異なる2方向を結ぶように引き回され、ねじれが生じる。
言い換えると、撮像装置の把持状態において、後端グリップベルト取り付け部115は把持している手の甲と略平行な位置に取り付けられているのに対し、
前端グリップベルト取り付け部114は把持している手の甲と略垂直な位置に取り付けられているため、グリップベルトがねじれる。
従来の構造では、図9に示したように、前述したグリップベルトのねじれの位置が小指に近いため、グリップベルトのエッジが小指に突き当たり、特に手の大きい撮影者にとって窮屈な把持状態となっていた。
これに対して、本実施形態の構成では、図4に示したように、前記前端グリップベルト取り付け部を撮像装置底面前側に、光軸と略平行のまま、前方に向かうにつれて光軸方向に近づく角度に傾けるようにする。
このようにすることで、従来では後端グリップベルト取り付け部115に近づく方向(図4α方向)にグリップベルトが引き回されていたのに対し、後端グリップベルト取り付け部115から遠ざかる方向にグリップベルトを引き回すことが可能となる。
すなわち、前端グリップベルト取り付け部114から出た直後は後端グリップベルト取り付け部115から遠ざかる方向(図4β方向)にグリップベルトを引き回すことが可能となる。
前端グリップベルト取り付け部114が底面前側に位置し、後端グリップベルト取り付け部115が右側面後側に位置している。
後端グリップベルト取り付け部115が撮像装置本体の右側面(グリップ面)に光軸と略垂直な向きに配置しているのに対し、
前端グリップベルト取り付け部114が撮像装置本体の底面に光軸と略平行な向きに取り付けられているため、これら2箇所に掛装されるグリップベルトは異なる2方向を結ぶように引き回され、ねじれが生じる。
言い換えると、撮像装置の把持状態において、後端グリップベルト取り付け部115は把持している手の甲と略平行な位置に取り付けられているのに対し、
前端グリップベルト取り付け部114は把持している手の甲と略垂直な位置に取り付けられているため、グリップベルトがねじれる。
従来の構造では、図9に示したように、前述したグリップベルトのねじれの位置が小指に近いため、グリップベルトのエッジが小指に突き当たり、特に手の大きい撮影者にとって窮屈な把持状態となっていた。
これに対して、本実施形態の構成では、図4に示したように、前記前端グリップベルト取り付け部を撮像装置底面前側に、光軸と略平行のまま、前方に向かうにつれて光軸方向に近づく角度に傾けるようにする。
このようにすることで、従来では後端グリップベルト取り付け部115に近づく方向(図4α方向)にグリップベルトが引き回されていたのに対し、後端グリップベルト取り付け部115から遠ざかる方向にグリップベルトを引き回すことが可能となる。
すなわち、前端グリップベルト取り付け部114から出た直後は後端グリップベルト取り付け部115から遠ざかる方向(図4β方向)にグリップベルトを引き回すことが可能となる。
図5に、本実施形態における撮像装置の把持状態図を示す。
撮像装置本体101の右側面とグリップベルト301(甲当てパッド303)の間に下側から右手(親指を除く4本の指)を通して、親指の先端を撮像装置本体101の後面に当てる。
そして、親指を除く4本の指を撮像装置本体の上面に当てることで、撮像装置本体101を把持した状態となる。
このようにして、図5に示したような把持状態で、親指で動画記録用のトリガーボタン111を操作し、人差し指でズームレバー108や静止画撮影用のシャッターボタン109を操作する。
撮像装置本体101の右側面とグリップベルト301(甲当てパッド303)の間に下側から右手(親指を除く4本の指)を通して、親指の先端を撮像装置本体101の後面に当てる。
そして、親指を除く4本の指を撮像装置本体の上面に当てることで、撮像装置本体101を把持した状態となる。
このようにして、図5に示したような把持状態で、親指で動画記録用のトリガーボタン111を操作し、人差し指でズームレバー108や静止画撮影用のシャッターボタン109を操作する。
この把持状態において、前述したようにグリップベルトは前端後端のグリップベルト取り付け部が略垂直に取り付けられているためにねじれが生じる。
しかし、図4に示したように前端グリップベルト取り付け部が撮像装置底面前側に、光軸と略平行のまま、前方に向かうにつれて光軸方向に近づく角度に傾けたため、グリップベルトが手から遠ざかる方向に引き回すことができる。
したがって、グリップベルト301のねじれが生じる位置が従来よりも手から遠ざかる位置に遠ざけることができる(図5A箇所)。
そのため、グリップベルトのエッジが撮影者の小指に突き当たることがなくなり、撮影者の手の大きさによらず安定した把持状態を得ることが可能となる。
また、本実施の形態において、後端グリップベルト取り付け部115は金属材料からなる別部材であるが、前端グリップベルト取り付け部114は外装カバーの一部によって構成される。
すなわち、前端グリップベルト取り付け部114は前側カバーと一体型であり、取り付け部として別部材を用いる必要がないため、コストを抑えることができる。
しかし、図4に示したように前端グリップベルト取り付け部が撮像装置底面前側に、光軸と略平行のまま、前方に向かうにつれて光軸方向に近づく角度に傾けたため、グリップベルトが手から遠ざかる方向に引き回すことができる。
したがって、グリップベルト301のねじれが生じる位置が従来よりも手から遠ざかる位置に遠ざけることができる(図5A箇所)。
そのため、グリップベルトのエッジが撮影者の小指に突き当たることがなくなり、撮影者の手の大きさによらず安定した把持状態を得ることが可能となる。
また、本実施の形態において、後端グリップベルト取り付け部115は金属材料からなる別部材であるが、前端グリップベルト取り付け部114は外装カバーの一部によって構成される。
すなわち、前端グリップベルト取り付け部114は前側カバーと一体型であり、取り付け部として別部材を用いる必要がないため、コストを抑えることができる。
図6に前端グリップベルト取り付け部の拡大図を示す。
図6に示したように、前端グリップベルト取り付け部114の下面は、撮像装置の底面601面よりも少なくともグリップベルトの厚み以上高い位置に配設されている。
これは、撮像装置本体の店頭陳列時、及び非使用時に机などに置かれた状態において、撮像装置底面から引き回されているグリップベルトの厚みのために不安定な据置状態になることを防ぐためである。
図6に示したように、前端グリップベルト取り付け部114の下面は、撮像装置の底面601面よりも少なくともグリップベルトの厚み以上高い位置に配設されている。
これは、撮像装置本体の店頭陳列時、及び非使用時に机などに置かれた状態において、撮像装置底面から引き回されているグリップベルトの厚みのために不安定な据置状態になることを防ぐためである。
以上の本実施形態の構成によれば、コストを抑えて、小型化を果たしたまま、グリップベルトの引き回しを長くとることができ、撮影者の手の大きさによらず安定した状態でビデオカメラを把持することができる。
また、グリップベルトが撮像装置の底面から引き回される場合においても、机などに安定して置くことが可能となる。
また、グリップベルトが撮像装置の底面から引き回される場合においても、机などに安定して置くことが可能となる。
以上、本実施形態では図1から図6に示された構成の撮像装置について説明したが、本発明は上記実施形態の構成のものに限定されるものではない。
例えば、本実施形態では後端グリップベルト取り付け部は別部材であったが、前端グリップベルト取り付け部と同様に撮像装置カバーとの同一部材で構成するようにしてもよい。
例えば、本実施形態では後端グリップベルト取り付け部は別部材であったが、前端グリップベルト取り付け部と同様に撮像装置カバーとの同一部材で構成するようにしてもよい。
101:撮像装置本体
102:撮像レンズ
103:録音マイク
104:ストロボ発光部
105:AFセンサー
106:モードダイヤル
107:液晶表示装置
108:ズームレバー
109:シャッターボタン
110:電源スイッチボタン
111:トリガーボタン
112:バッテリー
113:バッテリーロック用のノブ
114:前端グリップベルト取り付け部
115:後端グリップベルト取り付け部
301:グリップベルト
303:甲当てパッド
A(A´):グリップベルトのねじれ箇所
601:撮像装置の底面
102:撮像レンズ
103:録音マイク
104:ストロボ発光部
105:AFセンサー
106:モードダイヤル
107:液晶表示装置
108:ズームレバー
109:シャッターボタン
110:電源スイッチボタン
111:トリガーボタン
112:バッテリー
113:バッテリーロック用のノブ
114:前端グリップベルト取り付け部
115:後端グリップベルト取り付け部
301:グリップベルト
303:甲当てパッド
A(A´):グリップベルトのねじれ箇所
601:撮像装置の底面
Claims (3)
- 前端グリップベルト取り付け部と後端グリップベルト取り付け部とに掛装された、装置本体を把持するためのグリップベルトを備える撮像装置であって、
前記後端グリップベルト取り付け部が、前記装置本体の右側面後部で前記前端グリップベルト取り付け部よりも上位の箇所に設けられる一方、
前記前端グリップベルト取り付け部が、前記装置本体の底面前側に光軸と略平行のまま、前方に向かうにつれて光軸方向に近づく角度に傾けて設けられていることを特徴とする撮像装置。 - 前記前端グリップベルト取り付け部が、外装カバーの一部によって構成されていることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
- 前記前端グリップベルト取り付け部は、下面が前記装置本体の底面よりグリップベルトの厚み以上高い位置に配設されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の撮像装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008318477A JP2010139969A (ja) | 2008-12-15 | 2008-12-15 | 撮像装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008318477A JP2010139969A (ja) | 2008-12-15 | 2008-12-15 | 撮像装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010139969A true JP2010139969A (ja) | 2010-06-24 |
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ID=42350140
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008318477A Pending JP2010139969A (ja) | 2008-12-15 | 2008-12-15 | 撮像装置 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP2010139969A (ja) |
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2008
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