JP2005024999A - 撮像装置 - Google Patents

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Tomomitsu Muta
友光 牟田
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Fuji Photo Film Co Ltd
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Abstract

【課題】シャッタ操作部の操作時に、撮影用レンズ光軸直交方向への撮像装置本体の移動を抑制可能な撮像装置を提供する。
【解決手段】シャッタボタン28は、カメラ本体12背面のグリップ部18Bの上側で、背面側から右手でグリップ部18A及びグリップ部18Bを握ってカメラを保持した場合に、親指で押し込み可能な位置に配置されており、撮影レンズ14の光軸Lに沿った方向に押し込み可能となっている。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は撮像装置に係り、特に、手振れによる像ブレを低減させる撮像装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、カメラで撮像する際の手振れによる像ブレを低減させるために、種々の構成が提案されている。
【0003】
例えば、特許文献1、2、では、図5(A)に示すように、カメラ本体100の上面にレリーズボタン102が設けられると共に、レリーズボタン102の撮影レンズ104を挟んだ反対側に、像ブレを補正制御するためのブレ補正実行スイッチ106が設けられている。当該構成によれば、ブレ補正実行スイッチ106の操作は、レリーズボタン102の操作を行わない方の手で行われる。したがって、レリースボタン102及びブレ補正実行スイッチ106の操作時には、カメラ本体100は両手で保持されるため、ブレ補正実行スイッチ106の操作が手振れの原因となることを抑えることが可能である。しかしながら、上記のカメラでは、レリーズボタン102は、撮影レンズ104の光軸と直交する方向に押下されるため、カメラ本体100の撮影レンズ104の光軸直交方向への移動量は大きい。また、手振れを抑えるためにはカメラを両手で保持する必要があり、片手で保持した場合の手振れを抑制することはできない。
【0004】
また、特許文献2では、ブレ補正実行スイッチ106が、押下により像ブレ補正制御を解除するためのスイッチとされている。これにより、ブレ補正実行スイッチ106の押下時には、カメラ本体100は両手で保持されているため、手振れによる像ブレを抑えることが可能である。また、カメラ本体100が片手で保持されている場合には、ブレ補正実行スイッチ106は押下されないが、レリーズボタン102の操作時に、手振れによる像ブレは像ブレ補正制御により補正されるため、手振れによる像ブレを抑えることが可能である。しかしながら、上記のカメラでも、レリーズボタン102は撮影レンズ104の光軸と直交する方向に押下されるため、カメラ本体100の撮影レンズ104の光軸直交方向への移動量は大きい。また、手振れを抑えるためにはカメラを両手で保持する必要があり、片手で保持した場合の手振れを抑制することはできない。
【0005】
これに対し、特許文献3に記載されたカメラでは、図5(B)に示すように、レリーズボタン110が縦型のカメラ本体112の側面に設けられている。当該構成によれば、カメラ本体112を片手で前面から保持し、保持した手の指でレリーズボタン110を操作可能であるため、レリーズボタン110の操作に伴うカメラ本体112の上下の移動を抑えることが可能である。
【0006】
しかしながら上記構成でも、レリーズボタン110はレンズ114の光軸に対して垂直方向に押し込まれるため、レリーズボタン110の操作に伴うカメラ本体112のレンズ114の光軸直交方向への移動を抑えることができず、当該移動による像ブレが発生してしまう、という問題があった。
【0007】
【特許文献1】
特開平7−218949号公報
【特許文献2】
特開平7−218966号公報
【特許文献3】
特開平7−56224号公報
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上記事実を考慮し、シャッタ操作部の操作時に、撮影用レンズ光軸直交方向への撮像装置本体の移動を抑制可能な撮像装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明の撮像装置は、撮像装置本体と、前記撮像装置本体に設けられ、シャッタ操作時に撮影用レンズの光軸方向に沿って移動されるシャッタ操作部と、を含んで構成されている。
【0010】
上記構成によれば、シャッタ操作部を撮影用レンズの光軸方向に沿って移動させることで、シャッタが操作される。ここで、「光軸方向に沿って」とは、光軸方向と一致する方向から、光軸方向から45°の方向までのすべての方向を含む。したがって、シャッタ操作部の操作により撮像装置が動いても、その方向は撮像用レンズの光軸に沿った方向なので、シャッタ操作部が光軸の直交方向に移動される場合と比較して、撮像装置の光軸の直交方向への動きは少なくなる。このため、撮影された写真の像ブレによる不鮮明さを低減させることができる。
【0011】
なお、本発明は、請求項2に記載のように、前記撮像装置本体の側部片側に保持部をさらに備え、前記シャッタ操作部が、前記保持部を用いて前記撮像装置本体を片手で保持した際に、該手の所定の指で操作可能な位置に配置されることを特徴とすることもできる。
【0012】
上記構成によれば、シャッタを操作する際に、保持部を用いて撮像装置本体を片手で保持し、保持したその手でシャッタ操作部を操作することができ、操作性が向上する。
【0013】
また、本発明は、請求項3に記載のように、前記保持部の一部が、該保持部を用いて前記撮像装置本体を片手で保持して該手の所定の指で前記シャッタ操作部を操作する際に、該手の一部分によって前記撮像装置本体を前記シャッタ操作部の移動方向と逆方向に押圧可能な位置に配置されることを特徴とすることもできる。
【0014】
上記構成によれば、保持部を用いて前記撮像装置本体を片手で保持し、保持した手の所定の指でシャッタ操作部を操作する際に、その手の一部分によって、前記撮像装置本体が前記シャッタ操作部の移動方向と逆方向に押圧される。この押圧によりシャッタ操作時における撮像装置の動きが抑えられ、手振れを低減させることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
【0016】
本発明の適用された撮像装置としてのカメラ10は、デジタルカメラであっても所謂銀塩式カメラであってもよいが、以下ではデジタルカメラを例にして説明する。図1(A)に示すように、カメラ10は、カメラ本体12の前面に、撮影レンズ14、センサ16、及びグリップ部18Aを備える。撮影レンズ14は、カメラ本体12前面の横方向中央部、縦方向やや上部に配置されており、電源オフ状態では、カメラ本体12前面の内部に沈胴され、電源オン状態では、カメラ本体12の前方に繰り出されて撮影ポジションに移動される。センサ16は、前面からみて、撮影レンズ14の左側に配置されている。グリップ部18Aは、後述するグリップ部18Bと合わせてグリップ部18を構成し、カメラ10を手で保持する際に手で握られる部分であるが、カメラ10を背面側と対峙して右手で保持した場合に、撮影レンズ14及びセンサ16に指が被さらないように、前面からみて、カメラ本体12の左下側に配置されている。グリップ部18Aは、カメラ10を上記のようにして保持した場合に、指が掛かるように凸形状とされている。
【0017】
図1(B)に示すように、カメラ10は、カメラ本体12の背面に、グリップ部18B、ファインダ20、電源ボタン22、表示ボタン24、液晶モニタ26、及びシャッタボタン28を備える。グリップ部18Bは、カメラ10を背面側と対峙して、右手で保持した場合に、液晶モニタ26に手のひらや指が被さらないように、背面からみてカメラ本体12の右下側に配置されている。グリップ部18Bは、カメラ10をグリップ部18Aに指を掛けて上記のように保持した場合に、手のひらの一部が密着可能なように凹形状とされている。ファインダ20は、背面からみて、カメラ本体12の背面左上側に配置されており、電源ボタン22はファインダ20の下側に、表示ボタン24は電源ボタン22の下側に配置されている。液晶モニタ26は、カメラ本体12背面の下側に配置されている。
【0018】
図2に示すように、シャッタボタン28は、グリップ部18Bの上側の、背面側から右手でグリップ部18A及びグリップ部18B(以下両者をまとめて「グリップ部18」という)を握ってカメラを保持した場合に、親指で押し込み可能な位置に配置されている。シャッタボタン28は、誤操作防止のため、カメラ本体12の外面よりも内側に埋没されており、シャッタボタン28の周囲には溝30が形成されている。
【0019】
シャッタボタン28は、図2にも示すように、撮影レンズ14の光軸Lに沿った、X方向に押し込み可能となっており、X方向への押し込みによりシャッタの操作が行われる。ここで、X方向は、光軸Lとなす角θの方向を示すが、本実施の形態ではθ=0°のL’方向に押し込み可能となっている。なお、θは0°〜45°とすることができ、0°〜30°であることが好ましが、特に、本実施の形態のように0°とすることが好ましい。
【0020】
グリップ部18Aは、右手親指でシャッタボタン28をX方向へ押し込む際に、グリップ部18Aに掛けられた指でX方向と逆方向のY方向へカメラ本体12を押圧可能な位置に配置されている。
【0021】
次に、本実施の形態の作用について説明する。
【0022】
電源ボタン22を操作して電源オン状態とすると、撮影レンズ14は、カメラ本体12の内部に沈胴された位置から前方へと繰り出されて撮影ポジションに移動され、液晶モニタ26には被写体の画像が表示される。
【0023】
ユーザーは、カメラ10の背面側と対峙して、図2に示すように、グリップ部18Aに右手の人差し指、中指、薬指、及び小指の少なくとも1つの指を掛け、グリップ部18Bに右手親指の付け根付近を入れて、カメラ10を保持する。このとき、手のひらや指は、前面の撮影レンズ14、センサ16、及び背面の液晶モニタ26には被さらず、撮影に支障はない。
【0024】
シャッタ操作を行って写真を撮影する場合には、上記のようにカメラ10が保持され、液晶モニタ26によって被写体が確認されながら、右手親指でシャッタボタン28が押し込まれる。なお、被写体の確認は、表示ボタン24を操作して、液晶モニタ26に画像表示を行わないようにし、ファインダ20をのぞいて行うようにしてもよい。
【0025】
図2に示すように、シャッタボタン28の押し込みによる移動方向は、撮影レンズ14の光軸Lに沿ったX方向であり、シャッタボタン28を押し込む操作によりカメラ10が押される方向は、X方向である。
【0026】
図3に、シャッタボタン操作時における、カメラの移動量、移動方向、及び光軸Lとの直交成分の関係を示す。移動量Mが同一の場合、図3(A)に示すように、シャッタボタンの移動方向がθ>45°の方向であるカメラの場合、シャッタボタンが押されて移動した場合の光軸直交成分Nは、N=sinθである。一方、図3(B)に示すように、カメラ10が0≦θ≦45°の方向(X方向)に押されて移動した場合の光軸直交成分Nは、N=sinθである。光軸直交成分NとNとを比較すると、θ>θであるので、N>Nとなることは明らかである。したがって、X方向にシャッタ28を押し込んで撮影された写真の像ブレによる不鮮明さは低減される。
【0027】
また、カメラ10は、グリップ部18Aに掛けられた指により保持されているので、この指により、シャッタボタン操作時には、X方向への押し込みに対して逆方向であるY方向に力が加えられて、動きが抑制される。その結果、手振れによる像ブレが低減され、ブレの少ない鮮明な写真を撮影することができる。
【0028】
なお、上記実施の形態では、シャッタボタン28が、カメラ本体12の背面に備えられた例について説明したが、図4に示すように、シャッタボタン28は、カメラ本体12の前面に配置することもできる。この場合には、シャッタボタン28は、撮影レンズ14の配置に抵触せず、前述のようにカメラ10を保持した状態で、右手人差し指、中指、薬指、及び小指の少なくとも1つの指により操作可能な位置に配置される。
【0029】
また、上記実施の形態では、撮影レンズ14がカメラ本体12と一体になっている例について説明したが、撮影レンズがカメラ本体から取り外し可能なカメラに本発明を適用することもできる。
【0030】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、シャッタを操作する際に、シャッタ操作部は撮影用レンズの光軸方向に沿って移動されるので、シャッタ操作部の操作により撮像装置が動いても、その方向は撮像用レンズの光軸に沿った方向であり、シャッタ操作部が光軸の直交方向に移動される場合と比較して、撮像装置の光軸の直交方向への動きは少なくなる。その結果、撮影された写真の像ブレによる不鮮明さを低減させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)は、本実施の形態のカメラの前面斜視図であり、(B)は、本実施の形態のカメラの背面斜視図である。
【図2】本実施の形態のカメラの側面図である。
【図3】(A)は、従来例のカメラ移動量、移動方向、及び光軸直交成分の関係を示す図であり、(B)は、本実施の形態のカメラの移動量、移動方向、及び光軸直交成分の関係を示す図である。
【図4】本実施の形態の他の例を示す図である。
【図5】従来例を示す図である。
【符号の説明】
10 カメラ(撮像装置)
12 カメラ本体(撮像装置本体)
14 撮影レンズ(撮影用レンズ)
18A,18B グリップ部(保持部)
28 シャッタボタン(シャッタ操作部)
L 光軸
X 光軸に沿った方向

Claims (3)

  1. 撮像装置本体と、
    前記撮像装置本体に設けられ、撮影用レンズの光軸方向に沿って移動可能とされ、この移動によりシャッタの操作が行われるシャッタ操作部と、
    を備えた撮像装置。
  2. 前記撮像装置本体の側部片側に保持部をさらに備え、
    前記シャッタ操作部は、前記保持部を用いて前記撮像装置本体を片手で保持した際に、該手の所定の指で操作可能な位置に配置されることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記保持部の一部は、該保持部を用いて前記撮像装置本体を片手で保持して該手の所定の指で前記シャッタ操作部を操作する際に、該手の一部分によって前記撮像装置本体を前記シャッタ操作部の移動方向と逆方向に押圧可能な位置に配置されることを特徴とする請求項2に記載の撮像装置。
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