JP2010139666A5 - 撮像装置及びその制御方法 - Google Patents

Description

本発明の１つの側面に係る撮像装置は、撮影光学系により形成された光学像を光電変換して画像信号を生成する光電変換センサと、前記画像信号に基づいて、前記撮影光学系の合焦状態を検出する第１の焦点検出手段と、前記第１の焦点検出手段による合焦状態の検出方法と異なる方法を用いて、第２の被写体までの合焦距離を検出する第２の焦点検出手段と、前記光電変換センサにより生成された前記画像信号の画像から、第１の被写体を検出する被写体検出手段と、前記第１の被写体の被写体領域の大きさと前記第２の被写体までの合焦距離とに基づいて、前記第１の被写体と前記第２の被写体とが異なるか否かを判断する判断手段と、前記判断手段により前記第１の被写体と前記第２の被写体とが異なると判断された場合に、前記第２の焦点検出手段を用いずに前記第１の焦点検出手段を用いた焦点調節制御を行い、前記第１の被写体と前記第２の被写体とが同じであると判断された場合に、前記第１の焦点検出手段及び前記第２の焦点検出手段を用いた焦点調節制御を行うように制御する制御手段と、を備えたことを特徴とする。

外部測距ユニット１１７は、第２の被写体像を光電変換することにより、第２の被写体までの距離を検出し、検出した第２の被写体までの距離を示す距離信号を生成する。具体的には、外部測距ユニット１１７は、第２の被写体像を光電変換することにより得られた信号に対して、従来の技術にあるような外測位相差検出方式の処理を行うことにより、第２の被写体までの距離を求める。他に、超音波センサ方式、赤外線センサ方式等により、第２の被写体までの距離を求めるように構成しても良い。外部測距ユニット１１７は、求めた第２の被写体までの距離に応じて、第２の被写体までの距離を示す距離信号を生成し、生成した距離信号をカメラ／ＡＦマイコンにおける第２の焦点調節部１４０及び第１の切り替え部１１４ｅへ出力する。

Claims (6)

1. 撮影光学系により形成された光学像を光電変換して画像信号を生成する光電変換センサと、
   前記画像信号に基づいて、前記撮影光学系の合焦状態を検出する第１の焦点検出手段と、
   前記第１の焦点検出手段による合焦状態の検出方法と異なる方法を用いて、第２の被写体までの合焦距離を検出する第２の焦点検出手段と、
   前記光電変換センサにより生成された前記画像信号の画像から、第１の被写体を検出する被写体検出手段と、
   前記第１の被写体の被写体領域の大きさと前記第２の被写体までの合焦距離とに基づいて、前記第１の被写体と前記第２の被写体とが異なるか否かを判断する判断手段と、
   前記判断手段により前記第１の被写体と前記第２の被写体とが異なると判断された場合に、前記第２の焦点検出手段を用いずに前記第１の焦点検出手段を用いた焦点調節制御を行い、前記第１の被写体と前記第２の被写体とが同じであると判断された場合に、前記第１の焦点検出手段及び前記第２の焦点検出手段を用いた焦点調節制御を行うように制御する制御手段と、
   を備えたことを特徴とする撮像装置。
2. 前記撮影光学系は、フォーカスレンズを含み、
   前記第２の焦点検出手段は、
   前記第２の被写体までの合焦距離に応じて、前記フォーカスレンズの合焦位置を演算する演算手段を含み、
   前記判断手段は、
   前記第１の被写体の被写体領域の大きさに基づいて、前記フォーカスレンズの合焦位置を予測する予測手段を含み、
   前記予測手段により予測された前記合焦位置と前記演算手段により演算された合焦位置との差が予め決められた閾値以上である場合に、前記第１の被写体と前記第２の被写体とが異なると判断し、前記差が前記閾値未満である場合に、前記第１の被写体と前記第２の被写体とが同じであると判断する
   ことを特徴とする請求項１に記載の撮像装置。
3. 前記判断手段は、
   前記第１の被写体の被写体領域の大きさに基づいて、前記第１の被写体までの合焦距離を予測する予測手段を含み、
   前記予測手段により予測された前記第１の被写体までの合焦距離と、前記第２の焦点検出手段により検出された前記第２の被写体までの合焦距離との差が予め決められた閾値以上である場合に、前記第１の被写体と前記第２の被写体とが異なると判断し、前記差が前記閾値未満である場合に、前記第１の被写体と前記第２の被写体とが同じであると判断する
   ことを特徴とする請求項１に記載の撮像装置。
4. 前記撮影光学系は、フォーカスレンズを含み、
   前記第２の焦点調節手段は、
   前記第２の被写体までの合焦距離から、前記フォーカスレンズの合焦方向を演算する演算手段を含み、
   前記判断手段は、
   前記第１の被写体の被写体領域の大きさの変化から、前記フォーカスレンズの合焦方向を予測する予測手段を含み、
   前記予測手段により予測された合焦方向と前記演算手段により演算された合焦方向とが異なる場合に、前記第１の被写体と前記第２の被写体とが異なると判断し、前記予測手段により予測された合焦方向と前記演算手段により演算された合焦方向とが同じ場合に、前記第１の被写体と前記第２の被写体とが同じであると判断する
   ことを特徴とする請求項１に記載の撮像装置。
5. 前記第１の被写体は、人物の顔である
   ことを特徴とする請求項１から４のいずれか１項に記載の撮像装置。
6. 撮影光学系により形成された光学像を光電変換して生成された画像信号に基づいて、前記撮影光学系の合焦状態を検出する第１の焦点検出手段と、前記第１の焦点検出手段による合焦状態の検出方法と異なる方法を用いて、第２の被写体までの合焦距離を検出する第２の焦点検出手段と、前記光電変換センサにより生成された前記画像信号の画像から、第１の被写体を検出する被写体検出手段と、を有する撮像装置の制御方法であって、
   前記第１の被写体の被写体領域の大きさと前記第２の被写体までの合焦距離とに基づいて、前記第１の被写体と前記第２の被写体とが異なるか否かを判断する第１のステップと、
   前記第１の被写体と前記第２の被写体とが異なると判断された場合に、前記第２の焦点検出手段を用いずに前記第１の焦点検出手段を用いた焦点調節制御を行い、前記第１の被写体と前記第２の被写体とが同じであると判断された場合に、前記第１の焦点検出手段及び前記第２の焦点検出手段を用いた焦点調節制御を行うように制御する第２のステップと、
   を備えたことを特徴とする撮像装置の制御方法。

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