JP2010139224A - 空気調和機の室内機 - Google Patents

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Abstract

【課題】所定風量時の空力性能の改善だけでなく、吹出口での露付き、騒音(異常音)の発生、入力の増大などの問題も解決できるようにする。
【解決手段】室内機17を、両吸込みタイプのシロッコファン1と、シロッコファン1を収容し風路を形成するスクロールケーシング2と、室内機本体に固定されてシャフト14にシロッコファン1が装着されたファンモータ13と、シロッコファン1の下流側に多段曲げに配置された熱交換器5と、熱交換器5の下部に配置されたドレンパン7と、で構成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、送風機にシロッコファンを用い、その下流側に熱交換器を配置した空気調和機の壁掛け型室内機に関する。
従来の空気調和機の室内機、例えば壁掛け型室内機は、吸込口から吹出口へ至る風路内に熱交換器を配置し、その下流側にクロスフローファンを配置している(例えば、特許文献1)。
特開2005−321114号公報(図2)
クロスフローファンは、周知のように風方向が軸を横切って流れ、薄い板状の風が得られるものであるが、所定風量時の空力性能が低い(騒音、入力大)。例えば電気集塵器など流れに対する抵抗物を設置した場合、室内ユニットの奥行きが小さい場合、又はファンと熱交換器の距離が小さい場合等に、空力性能が低下して、騒音(異常音)や入力が増大し易くなる。
また、クロスフローファンを用いた壁掛け型室内機では、空気清浄フィルタに埃が堆積すると、吹出口の両端や中央部で逆吸い込みが生じ易くなり、冷房運転時に吹出口での逆流による露付きが生じ易くなる。
本発明の技術的課題は、所定風量時の空力性能の改善だけでなく、吹出口での露付き、騒音(異常音)の発生、入力の増大などの問題も解決できるようにすることにある。
本発明に係る空気調和機の室内機は、両吸込みタイプのシロッコファンと、シロッコファンを収容し風路を形成するスクロールケーシングと、室内機本体に固定されてシャフトに前記シロッコファンが装着されたファンモータと、シロッコファンの下流側に多段曲げに配置された熱交換器と、熱交換器の下部に配置されたドレンパンと、を備えたものである。
本発明の空気調和機の室内機によれば、熱交換器の下流側にクロスフローファンを配置したものに比べて、所定風量時の騒音、ファン入力を小さくすることができ、室内機本体の小型化が可能で、露付き、異常音発生を抑制でき、電気集塵器など流れに対する抵抗物を設置した場合でも、騒音、ファン入力の増加を小さくすることができる。
実施形態1.
以下、図示実施形態により本発明を説明する。
図1は本発明の実施形態1に係る空気調和機の室内機すなわち空気調和機を使用する室内の壁面に室内機本体が固定された壁掛け型室内機の側方から見た断面図、図2はその正面から見たシロッコファンと熱交換器の位置関係を示す模式図である。
図1及び図2のように本実施形態の空気調和機の壁掛け型室内機(以下、単に「室内機」という)17は、多段曲げに配置された熱交換器5と、熱交換器5下部に設けたドレンパン7と、熱交換器5の上流側に配置した幅長で両吸込みタイプのシロッコファン1と、シロッコファン1を収容し風路を形成する両吸込みタイプのスクロールケーシング2と、スクロールケーシング2の前縁部に形成された舌部3と、シロッコファン1の吸込口部に設置されたベルマウス4と、シロッコファン1やスクロールケーシング2から吹出された風が、シロッコファン1やスクロールケーシング2に再流入するのを阻止する仕切板6と、吸込口11と、吹出口12と、空気清浄フィルタ8と、上下ベーン9と、配管スペース10とを備えている。また、室内機17の本体には、一側部に片軸のモータシャフト14を有するファンモータ13が配置され、モータシャフト14の先端にシロッコファン1のファンボス15が取り付けられている。なお、図1中の点Oは、シロッコファン1の回転中心を示す。
次に、本実施形態の室内機の動作について説明する。ファンモータ13の作動により、モータシャフト14に連結されたシロッコファン1が回転すると、室内機17の外部にある室内空気が吸込口11から吸引され、空気清浄フィルタ8、ベルマウス4、シロッコファン1、熱交換器5、を経由して、吹出口12から室内へ吹出される。ここで、仕切板6は、シロッコファン1から吹出された風が、シロッコファン1の吸込口に再流入するのを防ぐ働きをし、空気清浄フィルタ8は室内空気に含まれているほこりを除去する働きをし、熱交換器5はシロッコファン1から吹出された室内空気と熱交換を行い、室内空気を冷房運転時は冷却、暖房運転時は加熱する働きをし、ドレンパン8は、冷房運転時に室内空気中の水分が熱交換器5により凝縮され生成した水滴を溜め、吹出口12から流出するのを防ぐ働きをする。
室外機(図示せず)と熱交換器5とは、冷媒配管(図示せず)により互いに接続されており、また冷房運転時にドレンパン7に溜められた水滴は、ドレン配管(図示せず)を介して室外へ排出される。冷媒配管およびドレン配管は、室内機17の配管スペース10に収納されている。
図12は熱交換器の下流側にクロスフローファンを配置した比較例である壁掛け型室内機を側方から見た断面図である。
この比較例の壁掛け型室内機(以下、単に「室内機」という)110は、クロスフローファン101、リアガイダ102、巻き部103、スタビライザ104、熱交換器105、空気清浄フィルタ107、吸込口108、吹出口109等により構成されている。
この比較例において、クロスフローファン101がファンモータの作動により回転すると、室内空気が吸込口108から吸引され、空気清浄フィルタ107、熱交換器105、クロスフローファン101の吸込み翼列111、吹出し翼列112を経由して、吹出口109から吹出される。ここで、吸込み翼列111は、翼間の風の流れの向きが翼の外周側から内周側である翼の総称、吹出し翼列112は、翼間の風の流れの向きが翼の内周側から外周側である翼の総称とする。
また、クロスフローファン101は、巻き部103及びスタビライザ104付近において吸込み翼列111と吹出し翼列112が反転する。このため、クロスフローファン101は、ファンの外部から風を吸込み、ファンの外部へ風を吹出す過程で、風は翼間を少なくとも2回通過しなければならない。
次に、この比較例の室内機110におけるクロスフローファン101の翼1枚毎の風量分布、翼負荷分布について説明する。図13は翼1枚毎の風量分布を示すグラフ、図14は翼負荷分布を示すグラフであり、図13及び図14共に横軸は図12の翼の位置を時計の短針で表現したものである。ここで、翼負荷は翼1枚毎にかかるトルク[Nm]に回転数[rad/s]を乗じたものであり、翼1枚毎の翼負荷の総和は、クロスフローファン101の軸出力を表す。図13において、縦軸の符号は、翼の内周側から外周側へ流れる場合を正、翼の外周側から内周側へ流れる場合を負としてある。図14において、縦軸の符号が負となっているものがあるが、これは巻き部103、スタビライザ104付近に位置する翼において、圧力面の方が、負圧面よりも静圧が低くなっているためで、特異なものである。
また、図13の8〜12時において、翼間風量分布はほぼ均一であるが、図14の8〜12時では、翼負荷分布が不均一である。これは、熱交換器105とクロスフローファン101との距離が近いため、8〜12時に位置する翼の迎え角が大きくなることに生じる現象であり、熱交換器105とクロスフローファン101との距離が十分大きい場合には、このような現象は生じない。当然、吸込み翼列111を通過する風量の総和と、吹出し翼列112を通過する風量の総和は等しいが、図13から明らかなように翼間の風量分布は吹出し翼列の方が吸込み翼列よりも、不均一な分布となっている。
図14から明らかなように、吸込み翼列111の翼負荷と、吹出し翼列112の翼負荷の比率は、吸込み翼列111を通過する風量の総和と、吹出し翼列112を通過する風量の総和は等しいにも関わらず、吹出し翼列112の方が翼負荷が大きい。これは、翼間の風量分布の均一性の違いが最大の原因である。
軸出力Wを小さくするには、各々の翼間風量Qiを均一にし、翼の迎え角を大きくしないようにするのが有効である。
また、クロスフローファン101の翼列のうち、吸込み翼列111と、吹出し翼列112は、ほぼ半々であるため、翼列全体を吹出し翼列に利用することはできない。このため、クロスフローファン101は軸出力、騒音が大きくなる。
次に、図1、図2で示したシロッコファン1を用いた室内機17の、ファン内部流れについて説明する。
図3は翼1枚毎の風量分布を示すグラフである。図3において、縦軸の符号は、翼の内周側から外周側へ流れる場合を正、翼の外周側から内周側へ流れる場合を負としてあり、横軸は図1の翼の位置を時計の短針で表現したものである。
図1において翼枚数は43枚であるが、図3より、翼間43個のうち、翼の外周側から内周側へ流れる翼間は7個であり、残りの36個は、翼の内周側から外周側へ流れる吹出し翼列の働きをしており、翼全体の83.7%(=36/43)を吹出し翼列として利用することができ、6〜10時の翼間を除けば、均一な翼間風量分布となっている。
さらに、図3と図13を比較すると、吹出し翼列における、翼間風量分布はシロッコファン1の方が、クロスフローファン101よりも均一な分布となっている。このため、シロッコファン1の方が、必要な軸出力を得るための各々の翼間風量を、クロスフローファン101よりも低く抑えることができる。そして、概ね、下式が成立するため、軸出力W、騒音SPLが低減する(Qi:各々の翼間風量)。
W∝Σ(Qi3
SPL∝Σ{10log10(Qi)6
次に、シロッコファン1を用いた室内機17(図1)と、クロスフローファン101を用いた室内機110(図12)の、吹出し風量が18m3/minのときのファン軸出力、騒音を比較したものを下表1に示す。騒音はJIS規格で定められている位置で測定した値である。
なお、室内機17において、その高さH1は298mm、奥行きD1は198mm、幅W1は650mm、シロッコファン1の幅は400mm、ファン径はφ90mm、スクロールケーシングの幅は430mm、熱交換器5の積み幅は650mm、段数は12段である。また、室内機110において、その高さH2は298mm、奥行きD2は250mm、幅W2は650mm、クロスフローファン101の幅は640mm、ファン径はφ95mm、熱交換器105の積み幅は650mm、段数は16段である。熱交換器5と、熱交換器105の段ピッチ、列ピッチ、フィンピッチは同一であり、それぞれ、20.4mm、12.7mm、1.2mmである。本実施形態のシロッコファン1は、一般的なシロッコファンと比べて幅が長い。そのため、シロッコファン1を、材質に樹脂を用いて量産型で作成する場合は、型抜きの際に抜き勾配が必要となり、製品は翼の端部が中央部よりも薄肉となって強度不足や回転時にファン振れを生じ易くなる。したがって、ここではシロッコファン1の材質として薄肉の板金を用い、ファン幅方向の肉厚が一定となるようにしてある。
Figure 2010139224
シロッコファン1を用いた室内機17の方を、クロスフローファン101を用いた室内機110よりも、奥行きDを小さくして熱交換器の段数を少なくしているため、熱交換器の通風抵抗が大きくなっているはずであるが、表1のようにシロッコファン1を用いた室内機17の方が吹出し風量が18m3/minのときのファン軸出力および騒音のいずれも低減されている。
その理由は、既述したようにクロスフローファン101では、一般に翼間の約50%しか吹出し翼列として利用することができないが、シロッコファン1は、一般に翼間の83.7%を吹出し翼列として利用することができるからであり、同一吹出し風量時における翼間の風量が低下し、さらに翼間の風量分布が均一となるからである。
なお、図1及び図2は熱交換器5の上流側にシロッコファン1、スクロールケーシング2を配置したものであるが、次に、これを図4のファンと熱交換器の位置関係を示す模式図のように、熱交換器5の下流側にシロッコファン1、スクロールケーシング2を配置した場合について考察する。
図4のように熱交換器5と、シロッコファン1、スクロールケーシング2との距離を十分確保できない場合は、熱交換器5の両端は風が流れるが、中央部は流れにくく、熱交換器5の積み幅方向で速度分布が不均一となり、熱交換器5の伝熱性能低下の原因となる。熱交換器5と、シロッコファン1及びスクロールケーシング2との距離を十分確保できない、換言すれば小型化したい場合は、図1及び図2のように熱交換器5の上流側にシロッコファン1、スクロールケーシング2を配置した方がよい。
また、図1において熱交換器5を多段曲げしてあるが、このようにすることで、多段曲げしない場合に比べて、限られたスペース内での段数を増やすことができ、熱交換器5を効率よく配置することができ、室内機本体の高さに比べて、奥行き長さを短くすることが可能であり、室内機本体の薄型化を図ることができる。
また、熱交換器5の上流側にシロッコファン1、スクロールケーシング2を配置した場合、シロッコファン1、スクロールケーシング2から吹出された風が、シロッコファン1、スクロールケーシング2に再流入するのを、仕切板6により阻止することが容易となり、所定風量時のファン軸出力、騒音を抑制することができる。
また、熱交換器105の下流側にクロスフローファン101を用いた室内機110の場合、空気清浄フィルタ107に埃が堆積すると、吹出口109において、両端や中央部で逆吸い込みが生じ易く、冷房時に吹出口109の露付きの原因になり易い。しかし、本実施形態のように熱交換器5の上流側にシロッコファン1、スクロールケーシング2を配置した室内機17の場合は、風が熱交換器5を通過し、室内機17の吹出口12から吹出されるまでの間に全面的に整流されるため、仮にシロッコファン1の吹出口12で逆吸い込みが生じたとしても、逆吸い込みによる風が進入できる場所がなくなり、室内機17の吹出口12において逆流を生じにくくすることができる。
また、クロスフローファン101を用いた室内機110の場合、熱交換器105とクロスフローファン101との距離が小さいと、異常音が発生したり、ファン軸出力や騒音が増大し易い。しかし、本実施形態のように熱交換器5の上流側にシロッコファン1、スクロールケーシング2を配置した室内機17の場合は、熱交換器5とシロッコファン1との距離が小さくても、異常音が発生しにくく、かつファン軸出力や騒音を低減させることができる。
また、図5の室内機の断面図中に太い矢印で示すように、熱交換器5を通過した風は、垂直方向の流れと、水平方向の流れに形成されるため、上下ベーン9の向きに依らず、風が上限ベーンから剥離することなく、上下ベーン9の負圧面、圧力面に沿った流れが形成される。このため、冷房運転時に、上下ベーン9において、室内空気と冷気が混合することにより生じる露付きを抑制することができ、さらに上下ベーン9の向きの違いによる、通風抵抗の変化量を小さくすることができる。
このように、本実施形態の室内機においては、多段曲げに配置された熱交換器5と、熱交換器5下部にドレンパン7を備え、熱交換器5の上流側に両吸込みタイプのシロッコファン1、スクロールケーシング2を配置するようにしているので、所定吹出し風量時におけるファン軸出力および騒音の低減、室内機17の吹出口12における逆流の抑制、及び熱交換器5とシロッコファン1との距離が小さい場合における異常音発生やファン軸出力および騒音を抑制することができる。
実施形態2.
図6は本発明の実施形態2に係る空気調和機の室内機すなわち壁掛け型室内機の正面から見たシロッコファンと熱交換器の位置関係を示す模式図であり、図中、前述の実施形態1と同一部分には同一符号を付してある。なお、ここでは説明にあたり、前述の図1及び図5を参照するものとする。
本実施形態の空気調和機の壁掛け型室内機(以下、単に「室内機」という)は、室内機17の本体に取り付けられたファンモータ13に対向する側の側壁等にベアリング16を設置し、ファンモータ13の片軸のモータシャフト14をベアリング16の位置まで延長して、先端をベアリング16に保持させるようにした点が前述の実施形態1とは異なっている。それ以外の構成は全て実施形態1と同一であり、実施形態1のもつ機能を全て備えているものである。
ベアリング16がない場合(図2の場合)と、ベアリング16がある場合(図6の場合)において、吹出し風量が18m3/minのときのファン軸出力、騒音を比較したものを下表2に示す。
Figure 2010139224
前述した表1より、ベアリング16の有無に拘わらずシロッコファン1を用いた室内機17であれば、クロスフローファン101を用いた室内機110(図12)よりファン軸出力および騒音のいずれも低減していることが分かるが、表2より、さらにベアリング16がある場合(図6)の方が、ベアリングがない場合(図2)と比べても騒音低減効果が大きいことが分かった。
その理由は、以下のとおりである。すなわち、モータシャフト14は、その位置がベアリング16で保持されることによって、軸振れが小さくなり、これに伴いシロッコファン1のファン振れも小さくなる。このため、ベアリング16がなく、ファン振れが大きい場合に比べて、シロッコファン1と、舌部3の壁面や、ベルマウス4の壁面との距離が周期的に近づいたり、遠ざかったりすることにより生じる、舌部3、ベルマウス4の壁面静圧変動や、シロッコファン1における翼面の揚力変動を抑制でき、騒音を小さくすることができる。
このように、本実施形態の室内機においては、ファンモータ13を片軸のモータシャフト14とし、ファンモータ13の対向側にモータシャフト14の位置を保持するベアリング16を設け、モータシャフト14をベアリング16の位置まで延長して、先端をベアリング16に保持させるようにしているので、所定吹出し風量時における、騒音を低減することができる。
実施形態3.
前述の実施形態1では、シロッコファン1のファン径はφ90mm、幅は400mm、スクロールケーシング2の幅は430mmの場合について説明したが、次に、シロッコファン1及びスクロールケーシング2の幅を変化させた場合について説明する。なお、ここでは
(スクロールケーシング2の幅)−(シロッコファン1の幅)=30mmと固定する。
なお、一般的にシロッコファンは、高静圧、低風量向きのファンであり、両吸込みタイプの場合は、ファン径とファン幅は同程度の長さであることが多い。この場合は、低静圧、中風量の壁掛け型室内機用ファンとしては不向きである。
図7は表1で説明した室内機17においてシロッコファン1の幅だけを200〜620mmに変化させたときの吹出し風量が18m3/minのときの騒音特性を示すグラフであり、縦軸に騒音、横軸にファン幅をとったものである。なお、室内機17の熱交換器5の積み幅は650mmに固定してあり、図6のようにモータシャフト14はベアリング16によって位置が保持されており、シロッコファン1の材質は板金であり、個数は1個である。
図7のようにシロッコファン1の幅が586mmの場合に騒音は最小となり、ファン幅200〜586mmの間は、長くするほど騒音は小さくなり、ファン幅586〜600mmの間は、長くするほど騒音は大きくなる。
その理由について説明する。シロッコファン1の幅を変えたときの、室内機17の、吹出し風量が18m3/minのときの回転数を求め、この回転数における、ファン単体のP−Q特性、Ks−Q特性を表したものを図8に示す。ここで、Pは静圧、Qは風量、Ksは比騒音を表し、比騒音は、
Ks=SPL−10log10(P2.5・Q)
で定義され、静圧P[mmAq]、風量Q[m3/min]を考慮した騒音であり、騒音SPLはシロッコファン1から、所定距離、離れた位置での騒音である。
図8において、シロッコファン1の幅は各々、400mm、586mmであり、P−Q特性において、風量が18m3/minのときの静圧P1は、シロッコファン1の幅による差異は小さい。ここで、P−Q特性上の点(18[m3/min]、P1[Pa])を動作点(設計ポイント)Aとする。
図8のP−Q特性において、開放側(図の右下側)では、風量が低下するに従い、静圧が増加するが、徐々に勾配が緩やかになり、急変する領域がある。この領域は、サージング領域と称され、サージング領域付近で比騒音Ksが最小となる。
図8において、シロッコファン1の幅が長いほど、サージング領域は、動作点Aに近づき、比騒音Ksが小さくなる。詳細な説明は省略するが、サージング領域付近では、翼間で失速セルが生成したり、翼間から吹出された風が、吹出口の外部へ流出せずに、ファン、スクロールケーシングの内部で循環する風量の割合が増加するものの、翼間の風量分布が均一になるため、比騒音が最小となる。また、ファン効率も同様の理由で、サージング領域付近で最大となる。
このため、シロッコファン1の幅が200〜586mmの範囲では、図7に示したように、シロッコファン1の幅が長いほど、騒音が小さくなる。
次に、シロッコファン1の幅が586mmを超えると、騒音が大きくなる理由について説明する。図9はシロッコファンと壁の位置関係を表す模式図であり、図10はシロッコファン1の幅を586mmに固定し、回転数を室内機17の吹出し風量が18m3/minのときの回転数に固定し、図9のシロッコファン1と壁20との距離、すなわち吸込み幅Xを変えたときのP−Q特性を表す図である。壁20には、モータシャフト14を挿入する穴を設けているが、モータシャフト14と、穴との隙間は小さくしており、できるだけ隙間に風が流れないようにしてある。
図10に示すように、X≧32mmのとき、つまり吸込み幅XがX=32mmのときとX=40mmのときは、P−Q特性に差異はなく、線(右上の線)は重なっているが、X<32mmのとき、つまり吸込み幅X=25mmのときとX=15mmのときは、Xが小さくなるほど、P−Q特性が左下に移動し、X≧32mmの場合に比べて、所定静圧時の風量が低下するため、所定静圧を得るためには、回転数を大きくしなければならない。
図8において、シロッコファン1の幅が586mmのとき、動作点Aにおける比騒音は、最小比騒音よりも大きいため、シロッコファン1の幅を更に長くした方が、比騒音は小さくなるはずであるが、図7では騒音は増加している。
これは、図10に示したように、十分な吸込み幅がない場合は、シロッコファン1の幅を長くしても、逆に騒音が増加することを表している。
また、シロッコファン1の幅が586mmのとき、ファン幅は、ファン径φ90の6.4倍であり、一般的なシロッコファン(ファン幅は、ファン径の1倍程度)よりも、ファン幅がファン径に比べて長い。このように、シロッコファン、スクロールケーシングを一般のものに比べて幅長とする、つまりファン幅をファン径よりも長くすることにより、高静圧、低風量向きのシロッコファンを低静圧、中風量の向きのシロッコファンにすることができる。
なお、表1に比較例としてクロスフローファンを用いた室内機110の騒音を示したが、シロッコファンを用いた室内機17の場合には、この騒音に等しくなるシロッコファン1の幅は317mmとなる。この場合、ファン幅は、ファン径φ90の3.52倍となる。
次に、騒音が小さくなるシロッコファン1の幅、個数の決め方について説明する。壁掛け型室内機の吹出し風量がQ、シロッコファン1の個数がN個のとき、シロッコファン1の、1個あたりの風量Q0は、Q0=Q/Nであるから、動作点を(Q0、P0)とする。ここで、静圧P0はファン個数に依らず一定と考える。損失係数ξ0=P0/Q0 2とし、ξ0が小さいほど幅を長く、ξ0が大きいほど幅を短くする。これは、前述において、動作点がサージング領域に近いとき、比騒音が小さくなると説明したが、図8に示したように、シロッコファン1の幅が長いほど、サージング領域は、開放側(P−Q特性の右下側)に移動し、シロッコファン1の幅が短いほど、サージング領域は、締切側(P−Q特性の左上側)に移動するためである。
ただし、シロッコファン1の幅が長すぎると、サージング領域が動作点を超えて開放側(P−Q特性の右下側)に移動し、結果として動作点がサージング領域よりも締切側(P−Q特性の左上側)に位置するようになるため、シロッコファン1の幅は、動作点がサージング領域よりも締切側に位置しない長さにする必要がある。これは、動作点がサージング領域よりも締切側に位置すると、異常音が発生したり、流れが不安定になり、吹出し風速の時間変動が大きくなることがあるためである。なお、動作点がサージング領域よりも締切側に位置しない場合においても、ファン振れが生じ、異常音が発生する場合は、異常音が発生しないよう、シロッコファン1の幅を短くする。
そして、吸込み幅Xは、所定風量、所定回転数を予め定め、図10に示したようなグラフを作成し、吸込み幅Xを大きくしてもP−Q特性が変わらなくなるポイントにある最小の吸込み幅Xを求めればよい。なお、シロッコファン1の個数がN個の場合、吸込み幅は合計NX必要であることは言うまでもない。
このようにして、シロッコファン1の個数がN個の場合に、騒音が最小となるファン幅を求め、室内機17の所定風量時の騒音が最小となる、ファン個数Nを求めればよい。
また、シロッコファン1の個数がk、(k+1)個の場合、どちらの動作点とも、サージング領域よりも開放側にあり、ファン振れや異常音が発生していないものとする。このとき、k個の方が、必要な吸込み幅Xの合計は小さく、ファン幅を長くでき、室内機17の騒音測定点から見た場合、騒音源が1個少ないため、室内機17の騒音は小さくなる。従って、騒音が小さくなるシロッコファン1の個数Nの決め方は、動作点がサージング領域よりも開放側にあり、ファン振れや異常音が発生しない、最小のNと考えてもよい。
すなわち、動作点を、サージング領域よりも開放側に位置するようにし、吸込み幅を確保し、ファン振れや異常音が発生しないよう、ファン個数を減らし、ファン幅を長くするとよい。
なお、前述の騒音が最小となるシロッコファン1の、個数、幅の決め方に基づいた場合、シロッコファン1の材質を樹脂ではなく、板金にすることが望ましい。しかし、材質が板金で、N個のシロッコファンよりも、材質が樹脂で、(N+1)個のシロッコファンの方が、ファン振れがなく、製造コストが安価、若しくは量産時における性能ばらつきが小さい等の理由がある場合は、材質が樹脂で、(N+1)個のシロッコファンとしてもよい。
室内機17の所定風量時の、シロッコファン1の幅、個数の決め方は、壁掛け型室内機に限らず、シロッコファンを用いた天埋室内機、天吊室内機にも適用できる。
また、図8のようにファン幅が200〜586mmの範囲では、シロッコファンの幅を長くするほど、サージング領域よりも開放側の領域において、Ks−Q特性の勾配が緩やかになる。次に、Ks−Q特性の勾配が緩やかである場合の利点について説明する。
例えば室内機17の風路内に電気集塵器等の通風抵抗となるものを設置した場合は、所定風量時において、必要な静圧は大きくなり、回転数を大きくする必要がある。Ks−Q特性の勾配が緩やかな場合は、回転数を大きくした場合でも、比騒音の変化量を小さくすることができるため、騒音の変化量も小さくすることができる。
表1に示した室内機110と、ファン幅を586mmとした室内機17において、熱交換器のフィンピッチを1.2mm、1.0mmにした場合の吹出し風量18m3/minの、ファン軸出力、騒音を下表3に示す。
なお、フィンピッチは小さい方が、通風抵抗は大きくなる。ここで、通風抵抗はP−Q特性の静圧と同じものである。
Figure 2010139224
表3より、フィンピッチを1.2mm→1.0mmにすることにより、室内機17では1.0W、0.3dB増加、室内機110では2.7W、1.0dB増加しており、室内機17の方が、通風抵抗が増加した場合の、ファン軸出力、騒音の増加を小さくすることができる。騒音の増加を小さくできるのは、既述したようにシロッコファンの幅を長くするほどKs−Q特性の勾配が緩やかであるためであり、ファン軸出力の増加を小さくできるのは、同様の理由でη―Q特性の勾配が緩やかになるためである。ただし、ηはファン効率である。
このように、シロッコファン、スクロールケーシングを幅長とすることにより、シロッコファンを低静圧、中風量の壁掛け型室内機用ファンにすることができ、壁掛け型室内機の騒音を小さくすることができる。このため、風路内に電気集塵器等の通風抵抗となるものを設置した場合でも、ファン軸出力、騒音の増加を小さくすることができる。
実施形態4.
図11は本発明の実施形態4に係る空気調和機の室内機すなわち壁掛け型室内機の正面から見たファンと熱交換器の位置関係を示す模式図であり、図中、前述の実施形態1〜3のものと同一又は相当する部分には同一符号を付してある。なお、ここでも説明にあたっては前述の図1及び図5を参照するものとする。
前述の実施形態1〜3はいずれも片軸モータを用いたものであるが、本実施形態の空気調和機の壁掛け型室内機(以下、単に「室内機」という)は、図11のように両軸モータ13Aを用い、両側にシロッコファン1とスクロールケーシング2の対でなる送風機を1組ずつ備え、両軸モータ13Aを室内機の中央部に配置したものである。
本実施形態の室内機(図11)と図6の室内機を比較すると、本実施形態の室内機の両軸モータ13Aは、ベアリング16がなく、図11の室内機は、モータシャフト14の長さが短いため、ベアリング16と、モータシャフト14のコストを低減することができる。
両軸モータとし、シロッコファン1の幅を200mm、スクロールケーシング2の幅を230mmとしたものを2個配置した場合と、表1の室内機17のように片軸モータとし、シロッコファン1の幅を400mm、スクロールケーシング2の幅を430mmとしたものを1個配置した場合の、吹出し風量が18m3/minのときのファン軸出力、騒音を下表4に示す。なお、どちらの場合も、シロッコファン1の幅の合計は400mmであり、シロッコファン1、スクロールケーシング2以外は全て条件を等しくしてある。
Figure 2010139224
表4より、シロッコファン1の幅が等しい場合、シロッコファン1、スクロールケーシング2の個数を増やした方が、ファン軸出力、騒音は小さくなることが分かる。
次に、その理由を説明する。室内機の吹出し風量をQ、シロッコファン1、スクロールケーシング2の個数をNとすると、シロッコファン1、スクロールケーシング2の、1個当たりから吹出される風量は、Q/Nである。よって、個数Nが多いほど、シロッコファン1の翼間風量は小さくなり、騒音が小さくなる。同様の理由で、ファン軸出力も小さくなる。
また、個数Nが多いほど、シロッコファン1の幅は短くなるため、ファン振れは生じにくくなり、ファン振れを抑制するためのベアリング16が不要になる。
このように、ファンモータを両軸モータ13Aとし、両側にシロッコファン1,1と、スクロールケーシング2,2を備え、両軸モータ13Aを室内機の中央部に配置することにより、シロッコファン1とスクロールケーシング2の対でなる送風機1個当たりから吹出される風量を小さくすることができるため、室内機17の、ファン軸出力、騒音を小さくすることができる。
本発明の実施形態1に係る空気調和機の室内機の側方から見た断面図である。 本発明の実施形態1に係る空気調和機の室内機の正面から見たシロッコファンと熱交換器の位置関係を示す模式図である。 本発明の実施形態1に係る空気調和機の室内機の翼間風量分布を示すグラフである。 ファンと熱交換器の位置関係を逆にした場合の風の流れを説明するための模式図である。 本発明の実施形態1に係る空気調和機の室内機の風の流れを説明するための側方から見た断面図である。 本発明の実施形態2に係る空気調和機の室内機の正面から見たシロッコファンと熱交換器の位置関係を示す模式図である。 本発明の実施形態3に係る空気調和機の室内機の騒音とファン幅の関係を示すグラフである。 本発明の実施形態3に係る空気調和機の室内機のP−Q、Ks−Q特性を示すグラフである。 本発明の実施形態3に係る空気調和機の室内機のシロッコファンと壁の位置関係(吸込み幅を)を示す模式図である。 本発明の実施形態3に係る空気調和機の室内機のP−Q特性を示すグラフである。 本発明の実施形態4に係る空気調和機の室内機の正面から見たシロッコファンと熱交換器の位置関係を示す模式図である。 比較例の壁掛け型室内機の側方から見た断面図である。 比較例の壁掛け型室内機の翼間風量分布を示すグラフである。 比較例の壁掛け型室内機の翼負荷分布を示すグラフである。
符号の説明
1 両吸込みタイプのシロッコファン、2 スクロールケーシング、5 熱交換器、7 ドレンパン、13,13A ファンモータ、14 モータシャフト、16 ベアリング、17 室内機。

Claims (4)

  1. 空気調和機を使用する室内の壁面に固定される室内機本体と、
    前記室内機本体に固定されたファンモータと、
    前記ファンモータのシャフトに装着された両吸込みタイプのシロッコファンと、
    前記シロッコファンを収容し風路を形成するスクロールケーシングと、
    前記シロッコファンの下流側に多段曲げに配置された熱交換器と、
    を備えたことを特徴とする空気調和機の室内機。
  2. 前記ファンモータのシャフトを、前記シロッコファンを貫通する長さの片軸シャフトにして前記シロッコファンを貫通させ、前記ファンモータを前記室内機本体の一側部に配置し、該室内機本体の他側部に、前記ファンモータの前記片軸シャフトのシロッコファン貫通端部を支持して該片軸シャフトの位置を保持するベアリングを設けたことを特徴とする請求項1記載の空気調和機の室内機。
  3. 前記シロッコファンと前記スクロールケーシングの幅を、前記シロッコファンのファン径よりも長くしたことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の空気調和機の室内機。
  4. 前記ファンモータのシャフトを両軸シャフトとし、両側のそれぞれに前記シロッコファン及び前記スクロールケーシングを備え、該ファンモータを前記室内機本体の幅方向中央部に配置したことを特徴とする請求項1記載の空気調和機の室内機。
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