JP2010138990A - ケースユニット - Google Patents
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Abstract
【課題】ケースユニットにおいて、潤滑油の油量を低減するとともに剛性を確保すること。
【解決手段】トランスアクスルケース10およびトランスミッションケース20同士を突合せることによって油室が形成されるケースユニットにおいて、ケース10,20の突合せ部12,22は、外郭形状が卵形形状をなしており、ケース10,20の突合せ部12,22は、突合せ部12,22の縁部全周にわたって形成された第1の凸状突合せ面14,24と、凸状突合せ面14,24の内側で変速ギア列60の下部輪郭に沿う湾曲部18A,28Aを有し、両端が凸状突合せ面14,24の下部に接続することによって凸状突合せ面14,24との間で凹状空間16,26を区画するように形成された凸状突合せ面18,28とを備え、ケース10,20の凸状突合せ面14,24同士ならびに凸状突合せ面18,28同士を面着させてなる。
【選択図】図2
【解決手段】トランスアクスルケース10およびトランスミッションケース20同士を突合せることによって油室が形成されるケースユニットにおいて、ケース10,20の突合せ部12,22は、外郭形状が卵形形状をなしており、ケース10,20の突合せ部12,22は、突合せ部12,22の縁部全周にわたって形成された第1の凸状突合せ面14,24と、凸状突合せ面14,24の内側で変速ギア列60の下部輪郭に沿う湾曲部18A,28Aを有し、両端が凸状突合せ面14,24の下部に接続することによって凸状突合せ面14,24との間で凹状空間16,26を区画するように形成された凸状突合せ面18,28とを備え、ケース10,20の凸状突合せ面14,24同士ならびに凸状突合せ面18,28同士を面着させてなる。
【選択図】図2
Description
本発明は、対をなすケース同士を突合せることによって潤滑油を貯留する油室が形成されるケースユニットに関する。
周知のように、車両用のミッションケースやオイルパンでは、複数のケースの合せ面を突合せて、ボルトとナットなどの締付手段によってケースを締結している。
ミッションケースやオイルパンは、潤滑油および作動油などのタンクを兼用しているため、ケースの合せ面にガスケットを介在させてシールすることにより、ケース内からの油漏れを防止している。
たとえば、特許文献1に示すように、液状ガスケットを合せ面に塗布することによってケース内からの油漏れが防止されている(従来例1)。
図6および図7に上記特許文献1における合せ面の構成を示す。
図6に示すように、下ケース101の合せ面101aには、溝101bが設けられ、シール材102が充填されている。そして、図7に示すように、下ケース101の合せ面101aと上ケース103の合せ面103aとが突合されてケースが締結されると、シール材102によってケースの外側と内側が遮断され、ケース内からの油漏れが防止される。
ところで、下ケース101の合せ面101aには、図6に示すように、ケース締付用のボルト孔101cが設けられている。
図8に下ケース101の合せ面101aを上から見た図を示す。
図8に示すように、溝101bは、ボルト孔101cが設けられた部分において不連続となっているため、同図において矢印で示すように、ケースの内側から外側に油が漏れやすいという問題がある。しかし、ケースの強度の点から、ボルト孔101c周囲に溝101bを形成することは困難である。
なお、溝101bを連続して形成すると共に、ケースの外側または内側にフランジを形成して当該フランジにボルト孔101cを形成することも考えられる。しかし、その場合には、シール材102をケースの内側と外側とで均等に押圧することができないため、やはりケース間から油漏れが発生しやすくなるといった問題がある。
そこで、特許文献2では、ケースの強度を維持しつつ、ケース間からの油漏れを抑制することのできるケース間の合せ面構造が提案されている(従来例2)。
図9に上記特許文献2におけるケース間の合せ面構造を示す。
図9に示すように、下ケース211の合せ面211aには、互いに交差した複数の略円弧状の溝211bと、締結構造としてのボルト孔211cとが設けられている。溝211bは、それぞれが互いに交差しており、溝211bの一部分が組合されることによって、ケースの内側と外側とを分離する一連の溝が形成される。そして、溝211bには、液状ガスケットが充填されている。
特開2002−213616号公報
特開2006−283806号公報
ところで、対をなすケース同士を突合せることによって潤滑油を貯留する油室が形成されるケースユニットの典型的な例として、トランスアクスルケースに対してトランスミッションケースを突合せてなるケースユニットを挙げることができる。
一般に、トランスアクスルケースおよびトランスミッションケースの各突合せ面は、単一の形状を採用するものであり、主として、潤滑油の油量を減らしケース本体の質量が無駄に増えないような構造としている。
しかしながら、上記の思想は、強度および振動騒音(NV:noise and vibration)などといったケース剛性の面から考えると、必ずしも最適ではなく、その剛性を補うために多数の補強リブと合わせてケースを構成する必要があった。
上記ケースの突合せ面の構造は、そのケースユニットの目指す方向性により選択されている。油量および質量を優先する構造を採用した場合、上述したように、剛性が比較的弱く、大規模な補強の必要がある。これに対し、強度および振動騒音を優先する構造を採用した場合、潤滑油の油量が増加し、ケースユニットの損失および質量が悪化する。このように、いずれを優先した構造を採用したとしても、互いに相反するデメリットを抱えている。
また、上記の強度および振動騒音を優先する構造は、比較的新しい考え方であり、ケースユニットの振動騒音素性(NV素性)はよくなるものの、損失悪化を防止する、オイルセパレータ・レシーバおよびオイルポンプなどのデバイスの追加が必要となり、コストアップの要因となる。
本発明は、上記技術的背景に鑑みなされたもので、潤滑油の油量を低減するとともに剛性を確保しうるケースユニットの提供を目的とする。
上記目的を達成するため、本発明は、対をなすケース同士を突合せることによって潤滑油を貯留する油室が形成されるケースユニットにおいて、一方および他方のケースの突合せ部は、外郭形状が同じであって、その外郭形状が面剛性を向上させるべく凹凸の少ない形状をなしており、前記一方および他方のケースの突合せ部は、それぞれ、突合せ部の縁部全周にわたって形成された第1の凸状突合せ面と、第1の凸状突合せ面の内側で且つ回転体列の下方において両端が第1の凸状突合せ面の下部に接続することによって第1の凸状突合せ面との間で凹状空間を区画するように形成された第2の凸状突合せ面とを備え、前記一方および他方のケースの第1の凸状突合せ面同士ならびに前記一方および他方のケースの第2の凸状突合せ面同士を面着させてなるものである。
上記構成において、一方および他方のケースの第1の凸状突合せ面同士ならびに一方および他方のケースの第2の凸状突合せ面同士を面着させてケースユニットとすることで、形成される油室の一部を底上げして潤滑油の油量を低減できるとともに、所期の剛性を確保できる。
上記ケースユニットにおいて、前記一方および他方のケースの第2の凸状突合せ面は、それぞれ、前記回転体列の下部輪郭に沿う湾曲部を有していることが好ましい。
この場合、形成される油室の一部を最大限に底上げすることができる。
本発明によると、潤滑油の油量を低減するとともに剛性を確保できるケースユニットの提供が可能となる。
以下、本発明の実施の形態を添付図面に基づいて詳細に説明する。
図1は本発明の実施の形態にかかるケースユニットの分解斜視図、図2はケースユニットを構成する各ケースを突合せ部側から視た図、図3はケース同士を突合せてケースユニットとした状態を簡略化して示す図、図4は図3のX―X線に沿う断面図である。
これらの図を参照して、本実施の形態のケースユニットは、MT(Manual Transmission)車に適用されるものでって、対をなすトランスアクスルケース10およびトランスミッションケース20同士を突合せることによって潤滑油を貯留する油室30(図4参照)が形成される。
トランスアクスルケース10の突合せ部12は、図2および図3に示すように、その外郭形状が面剛性を向上させるべく凹凸の少ない形状をなしている。具体的には、トランスアクスルケース10の突合せ部12の外郭形状は、図3に示すように、インプット軸40およびデファレンシャル軸50の両者の中心を結んだ線分Lを中心としてほほ線対称関係をなす卵形形状を有している。
このトランスアクスルケース10の突合せ部12には、図2に示すように、当該突合せ部12の縁部全周にわたって形成された第1の凸状突合せ面14と、第1の凸状突合せ面14の内側で変速ギア列60の下部輪郭に沿った湾曲部18Aを有し、両端が第1の凸状突合せ面14の下部に接続することによって第1の凸状突合せ面14との間で凹状空間16を区画するように形成された第2の凸状突合せ面18が備えられている。
第2の凸状突合せ面18を挟んだ上側において当該第2の凸状突合せ面18と第1の凸状突合せ面14とによって囲まれる領域内には、その左側から右側に向かってインプット軸40、アウトプット軸70(図3参照)およびデファレンシャル軸50の各々のボス部40A,70A,50Aがこの順で設けられている。
一方、トランスミッションケース20の突合せ部22は、図2および図3に示すように、トランスアクスルケース10の突合せ部12の外郭形状と同じ外郭形状を有している。すなわち、トランスミッションケース20の突合せ部22の外郭形状は、面剛性を向上させるべく凹凸の少ない形状をなすように、インプット軸40およびデファレンシャル軸50の両者の中心を結んだ線分Lを中心としてほぼ線対称関係をなす卵形形状とされる。
このトランスミッションケース20の突合せ部22には、図2に示すように、トランスアクスルケース10の突合せ部12と同様、当該突合せ部22の縁部全周にわたって形成された第1の凸状突合せ面24と、第1の凸状突合せ面24の内側で変速ギア列60の下部輪郭に沿った湾曲部28Aを有し、両端が第1の凸状突合せ面24の下部に接続することによって第1の凸状突合せ面24との間で凹状空間26を区画するように形成された第2の凸状突合せ面28が備えられている。
トランスミッションケース20側の凹状空間26の深さは、図4に示すように、トランスアクスルケース10側の凹状空間16よりも深く設定されている。具体的には、トランスミッションケース20側の凹状空間26は、トランスミッションケース20の突合せ部22から最奥部に至る領域まで形成されている。
第2の凸状突合せ面28を挟んだ上側において当該第2の凸状突合せ面28と第1の凸状突合せ面24とによって囲まれる領域内には、図2に示すように、トランスアクスルケース10と同様、その左側から右側に向かってインプット軸40、アウトプット軸70およびデファレンシャル軸50の各々のボス部40B,70B,50Bがこの順で設けられている。
本ケースユニットの組付け時には、トランスアクスルケース10およびトランスミッションケース20の第1の凸状突合せ面14,24同士ならびにトランスアクスルケース10およびトランスミッションケース20の第2の凸状突合せ面18,28同士が面着される。
このように、トランスアクスルケース10およびトランスミッションケース20の第1の凸状突合せ面14,24同士ならびにトランスアクスルケース10およびトランスミッションケース20の第2の凸状突合せ面18,28同士を面着させてケースユニットとすることで、第2の凸状突合せ面18,28がケースユニットを縦断する状態でシールされるため、潤滑油が充填されない空間が形成されることになる。これにより、図4に示すように、形成される油室30の一部を底上げして潤滑油の油量を低減できる。また、同時に、第1の凸状突合せ面14,24が密着することにより、負荷付与時の剛性は当該第1の凸状突合せ面14,24で決定されることとなり、所期の剛性を確保できる。
換言すると、第2の凸状突合せ面18,28は、剛性を考慮する必要が無くなり、潤滑性能向上のみを考慮してトランスアクスルケース10およびトランスミッションケース20(ケースユニット)を設計できる。そのため、設計の自由度が増す。また、第2の凹状突合せ面18,28により従来から油量低減を目的に設置されていたセパレータ類を廃止または小規模化することができる。
特に、本実施の形態では、トランスアクスルケース10およびトランスミッションケース20の第2の凸状突合せ面18,28は、それぞれ、変速ギア列60の下部輪郭に沿う湾曲部18A,28Aを有しているので、形成される油室30の一部を最大限に底上げすることができる。
なお、本発明は上記実施の形態に限定されるものではない。
(1)上記実施の形態においては、トランスミッションケース20側の凹状空間26がトランスミッションケース20の突合せ部22から最奥部に至る領域わたって深く形成されている例について記載した。しかし、本発明はそのような構成には限定されない。図5に示すように、トランスミッションケース20側の凹状空間26をトランスミッションケース20の突合せ部22から途中に至る領域わたって浅く形成するとともに、ここからトランスミッションケース20の最奥部にわたって補強リブ100を設けるようにしても、本発明の目的は十分に達成される。
(2)上記実施の形態では、本発明をMT車のトランスミッションケースに適用した例について記載した。しかし、本発明はそのような構成には限定されない。本発明を自動変速機のトランスミッションケースに適用してもよい。特に、本発明をCVT(Continuously Variable Transmission)のトランスミッションケースに適用した場合には、第2の凸状突合せ面の湾曲部は、プライマリプーリ、セカンダリプーリおよびこれらに巻き掛けられるプーリベルトなどから構成される回転体列の下部輪郭に沿わすようにすればよい。
(3)上記実施の形態においては、トランスアクスルケースおよびトランスミッションケースの突合せ部の外郭形状をインプット軸およびデファレンシャル軸の両者の中心を結んだ線分を中心としてほぼ線対称関係をなす卵形形状とした例について記載した。しかし、本発明はそのような構成に限定されない。トランスアクスルケースおよびトランスミッションケースの突合せ部の外郭形状は、上記卵形形状でなくても、面剛性が向上するような凹凸の少ない形状であればよい。
(4)上記実施の形態においては、トランスアクスルケースおよびトランスミッションケースの突合せ部の第2の凸状突合せ面に変速ギア列の下部輪郭に沿う湾曲部を設けた例について記載した。しかし、本発明はそのような構成には限定されない。トランスアクスルケースおよびトランスミッションケースの突合せ部の第2の凸状突合せ面に上記湾曲部を設けるのではなく、第2の凸状突合せ面を、第1の凸状突合せ面の内側で且つ変速ギア列の下方において両端が第1の凸状突合せ面の下部に接続することによって第1の凸状突合せ面との間で凹状空間を区画するように形成してもかまわない。
その他、本明細書に添付の特許請求の範囲内での種々の設計変更および修正を加えうることは勿論である。
10 トランスアクスルケース
20 トランスミッションケース
30 油室
12,22 突合せ部
14,24 第1の凸状突合せ面
16,26 凹状空間
18,28 第2の凸状突合せ面
18A,28A 湾曲部
20 トランスミッションケース
30 油室
12,22 突合せ部
14,24 第1の凸状突合せ面
16,26 凹状空間
18,28 第2の凸状突合せ面
18A,28A 湾曲部
Claims (2)
- 対をなすケース同士を突合せることによって潤滑油を貯留する油室が形成されるケースユニットにおいて、
一方および他方のケースの突合せ部は、外郭形状が同じであって、その外郭形状が面剛性を向上させるべく凹凸の少ない形状をなしており、
前記一方および他方のケースの突合せ部は、それぞれ、突合せ部の縁部全周にわたって形成された第1の凸状突合せ面と、第1の凸状突合せ面の内側で且つ回転体列の下方において両端が第1の凸状突合せ面の下部に接続することによって第1の凸状突合せ面との間で凹状空間を区画するように形成された第2の凸状突合せ面とを備え、
前記一方および他方のケースの第1の凸状突合せ面同士ならびに前記一方および他方のケースの第2の凸状突合せ面同士を面着させてなることを特徴とするケースユニット。 - 請求項1に記載のケースユニットにおいて、
前記一方および他方のケースの第2の凸状突合せ面は、それぞれ、前記回転体列の下部輪郭に沿う湾曲部を有していることを特徴とするケースユニット。
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Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2008315452A JP2010138990A (ja) | 2008-12-11 | 2008-12-11 | ケースユニット |
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Family Applications (1)
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- 2008-12-11 JP JP2008315452A patent/JP2010138990A/ja not_active Withdrawn
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