JP7083578B2 - オイルポンプ - Google Patents

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Description

本発明は、オイルポンプに関する。
自動車などの車両では、たとえば、エンジンからの動力が変速機に入力され、変速機で変速された動力が駆動輪に伝達される。変速機としては、車両の走行状況に応じて変速比が自動的に変化する自動変速機が広く用いられている。
自動変速機では、回転要素を制動するためのブレーキや回転要素と別の回転要素とを連結するためのクラッチなどが多く使用されている。ブレーキやクラッチ、トルクコンバータには、その作動のためのオイルを供給する必要がある。そのため、自動変速機では、オイルポンプで発生した油圧がバルブボディで調圧されて、その調圧された油圧がバルブボディから油路を通してオイルの供給を必要とする各部に供給される。
特開2007-255391号公報
自動変速機の小型化に伴い、オイルポンプとバルブボディとの距離が縮まっている。オイルポンプとバルブボディとの距離が短いと、それらの間における配管の容積が小さいために、オイルポンプから吐出されるオイルの圧力変動、すなわち油圧脈動が発生する。
本発明の目的は、油圧脈動を抑制できる、オイルポンプを提供することである。
前記の目的を達成するため、本発明に係るオイルポンプは、ポンプケースと、ポンプケースと重ね合わされるポンプカバーと、ポンプケースとポンプカバーとの間に配置されるポンプギヤとを含み、ポンプケースには、ポンプカバーとの合わせ面以外の部分に、吐出ポートと連通する開口が形成され、ポンプケースの外側に開口と連通する閉空間を提供する閉空間提供部材が設けられ、閉空間提供部材は、ポンプカバーからその外側に延出し、開口の周囲を取り囲む周壁部と、周壁部の先端開口を閉塞する蓋部材とを備え、蓋部材は、平板状部と、平板状部から周壁部に向けて延び、周壁部に当接する脚部とを有している。
この構成によれば、ポンプケースの外側に、閉空間提供部材によって提供される閉空間が設けられている。ポンプケースには、ポンプカバーとの合わせ面以外の部分に開口が形成され、その開口は、吐出ポートと連通するとともに、ポンプケースの外側の閉空間と連通する。吐出ポートから吐出されるオイルは、開口を通して閉空間に流入するので、この閉空間が設けられていることにより、閉空間の容積分、吐出ポートと吐出ポートからのオイルの排出先のバルブボディとの間の容積が増大する。容積の増大により圧力低下が生じるので、吐出ポートから吐出されるオイルの油圧脈動を抑制することができる。
また、閉空間提供部材は、周壁部および蓋部材を含む。周壁部は、ポンプカバーからその外側に延出して、開口の周囲を取り囲む。蓋部材は、周壁部の先端開口を閉塞する部材であり、平板状部と、平板状部から周壁部に向けて延び、周壁部に当接する脚部とを有している。これにより、蓋部材は、断面略コ字状に形成されている。そのため、閉空間に流入するオイルの油圧を断面略コ字状の内面、つまり平板状部の内面とその内面に交差する方向に延びる脚部の内面とで受けることができる。その結果、油圧により蓋部材が周壁部から浮くことを抑制でき、周壁部と蓋部材との間からオイルが漏れることを抑制できる。さらに、脚部が設けられている分、閉空間の容積を増やすことができるので、油圧脈動のさらなる抑制を図ることができる。
本発明によれば、油圧脈動を抑制することができる。
本発明の一実施形態に係るオイルポンプを回転軸線方向から見た図である。 図1に示される切断面線A-Aにおけるオイルポンプの断面図である。 図1に示される切断面線B-Bにおけるオイルポンプ1の断面図である。
以下では、本発明の実施の形態について、添付図面を参照しつつ詳細に説明する。
<オイルポンプの構成>
図1は、本発明の一実施形態に係るオイルポンプ1を回転軸線方向から見た図である。図2は、図1に示される切断面線A-Aにおけるオイルポンプ1の断面図である。図3は、図1に示される切断面線B-Bにおけるオイルポンプ1の断面図である。
オイルポンプ1は、自動変速機に用いられて、オイルパンに貯留されているオイルをオイルストレーナを介して吸い上げ、その吸い上げたオイルを油圧回路が形成されたバルブボディに供給する。
オイルポンプ1は、ポンプケース2と、ポンプケース2と重ね合わされるポンプカバー3とを備えている。ポンプケース2とポンプカバー3とは、複数のボルト4によって締結されており、ポンプケース2とポンプカバー3との間には、ポンプギヤ5が配置されている。
ポンプケース2には、ポンプギヤ5の回転によって発生する油圧を吐出する吐出ポート11が形成されている。また、ポンプケース2には、吐出ポート11と連通する吐出油路12が形成されている。吐出油路12は、ポンプケース2におけるポンプカバー3との合わせ面13で開放されている。
ポンプカバー3には、ケース吐出口15が形成されている。ケース吐出口15の一端は、ポンプカバー3におけるポンプケース2との合わせ面14で開放されて、ポンプケース2の吐出油路12と連通している。ケース吐出口15の他端には、バルブボディにオイルを供給するための油路が接続される。
また、ポンプケース2には、ポンプカバー3との合わせ面13以外の部分に、開口21が形成されている。開口21は、吐出油路12と連通し、吐出油路12を通して吐出ポート11と連通している。
そして、ポンプケース2には、開口21の周囲から外側に延出する周壁部22が一体に形成されている。周壁部22の先端は、ボルト23で締結される蓋部材24により閉塞されている。これにより、ポンプケース2の外部には、開口21と連通し、周壁部22および蓋部材24によって周囲から閉鎖された閉空間であるチャンバ室25が設けられている。
蓋部材24は、平板状部26と、平板状部26から周壁部22に向けて延びる脚部27とを一体に有している。これにより、蓋部材24は、断面略コ字状に形成されている。そして、蓋部材24は、脚部27の先端が周壁部22に当接した状態で、周壁部22に対してボルト23の締結により固定されている。また、平板状部26の外面の中央部には、その周縁部よりも一段低く凹んだ凹部28が形成されている。
<作用効果>
以上のように、ポンプケース2の外側に、周壁部22および蓋部材24によって提供される閉空間であるチャンバ室25が設けられている。ポンプケース2には、ポンプカバー3との合わせ面13以外の部分に開口21が形成され、その開口21は、吐出ポート11と連通するとともに、ポンプケース2の外側のチャンバ室25と連通する。吐出ポート11から吐出されるオイルは、開口21を通してチャンバ室25に流入するので、チャンバ室25が設けられていることにより、チャンバ室25の容積分、吐出ポート11と吐出ポート11からのオイルの排出先のバルブボディとの間の容積が増大する。容積の増大により圧力低下が生じるので、吐出ポート11から吐出されるオイルの油圧脈動を抑制することができる。
また、蓋部材24は、平板状部26および脚部27を有することにより、断面略コ字状に形成されている。そのため、チャンバ室25に流入するオイルの油圧を断面略コ字状の内面、つまり平板状部26の内面とその内面に交差する方向に延びる脚部27の内面とで受けることができる。その結果、油圧により蓋部材24が周壁部22から浮くことを抑制でき、周壁部22と蓋部材24との間からオイルが漏れることを抑制できる。さらに、脚部27が設けられている分、チャンバ室25の容積を増やすことができるので、油圧脈動のさらなる抑制を図ることができる。
<変形例>
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は、他の形態で実施することもでき、前述の構成には、特許請求の範囲に記載された事項の範囲で種々の設計変更を施すことが可能である。
1:オイルポンプ
2:ポンプケース
3:ポンプカバー
11:吐出ポート
13:合わせ面
21:開口
22:周壁部(閉空間提供部材)
24:蓋部材(閉空間提供部材)
25:チャンバ室(閉空間)
26:平板状部
27:脚部

Claims (1)

  1. ポンプケースと、
    前記ポンプケースと重ね合わされるポンプカバーと、
    前記ポンプケースと前記ポンプカバーとの間に配置されるポンプギヤとを含み、
    前記ポンプケースには、
    前記ポンプカバーとの合わせ面以外の部分に、吐出ポートと連通する開口が形成され、
    前記ポンプケースの外側に前記開口と連通する閉空間を提供する閉空間提供部材が設けられ、
    前記閉空間提供部材は、
    前記ポンプカバーからその外側に延出し、前記開口の周囲を取り囲む周壁部と、
    前記周壁部の先端開口を閉塞する蓋部材とを備え、
    前記蓋部材は、
    平板状部と、
    前記平板状部から前記周壁部に向けて延び、前記周壁部に当接する脚部とを有している、オイルポンプ。
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