JP2010138755A - エンジンの吸気温度調整装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】潜熱蓄熱材と空気との熱交換効率を向上させ、吸気温度が一定値に近づくように制御することができるエンジンの吸気温度調整装置を提供する。
【解決手段】エアクリーナ15は、空気の吸入口17側が吸気用のインレットダクト18に接続され、空気の送出口16側がエンジンへの吸気量を検出するエアフローセンサ19の設けられているアウトレットホース14に接続されている。そして、アウトレットホース14内のエアフローセンサ19より上流側と、エアクリーナ15の吸入口17より下流側との間、例えばエアクリーナ15の送出口16側のアウトレット部材21には、潜熱蓄熱材26が配設される。潜熱蓄熱材26としては、相変化温度が25〜50℃のものが好ましく、具体的には硫酸ナトリウム・10水和物が用いられる。
【選択図】図1

Description

本発明は、自動車のエンジンへの吸気通路に設けられ、エンジン内での燃焼効率を高め、出力を向上させると共に、燃費を向上させるために潜熱蓄熱材が配設されたエンジンの吸気温度調整装置に関するものである。
自動車のエンジンへの吸気通路は、インレットダクト、エアクリーナ、アウトレットホース及びインテークマニホールドにより形成されている。このような吸気通路を経てエンジンへ供給される空気はその温度が低いとエンジンの出力は上がるが、必要以上に酸素が多く取り込まれて燃料消費量が上昇する。その一方、エンジンへ供給される空気の温度が高いと空気が膨張し、空気の濃度(酸素の濃度)が低くなるため、燃料の燃焼効率が悪くなってエンジンの出力が低下する。エアクリーナはエンジンへ供給される空気を清浄化する部品であり、エンジンの近くに主に搭載されるため、エンジンの放射熱等で80℃前後の高温状態になっていることもある。このため、エアクリーナ内を通過する空気の温度は上昇し、エンジン内での燃焼効率が低下して出力が上がり難くなる。このような問題を解決するためには、エアクリーナ内を通過する空気の温度を所定範囲に調整することが望ましい。
また、エンジンの冷間始動時におけるエミッション(汚染ガス排出の低減)を改善するためには、エンジンに供給される空気の温度を上げる必要があり、そのための潜熱蓄熱装置が提案されている(例えば、特許文献1を参照)。すなわち、該潜熱蓄熱装置は、エンジンのインテークマニホールドの周囲に配置される潜熱蓄熱材と、当該潜熱蓄熱材を発核させる発核手段とを備えたものである。そして、潜熱蓄熱材によりインテークマニホールド内を流通する空気を積極的に加温し、燃料の微粒子化を促進すると共に、吸気ポート内壁への燃料の付着を抑制してエンジンの冷間始動時のエミッションを改善するようになっている。
特開2006−329089号公報(第2頁及び第3頁)
しかしながら、特許文献1に記載されている潜熱蓄熱装置では、潜熱蓄熱材がインテークマニホールドの外側周囲に配置されていることから、潜熱蓄熱材によってインテークマニホールド内を流通する空気を加温する熱効率が悪く、空気を満足できるように加温することができなかった。
本発明は、このような従来技術の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、潜熱蓄熱材と空気との熱交換効率を向上させ、吸気温度が一定値に近づくように制御することができるエンジンの吸気温度調整装置を提供することにある。
上記の目的を達成するために、請求項1に係るエンジンの吸気温度調整装置は、エアフローセンサより上流側と、エアクリーナ内の吸入口より下流側との間の吸気通路内に潜熱蓄熱材を配設したことを特徴とする。
請求項2に係るエンジンの吸気温度調整装置は、請求項1に係る発明において、前記潜熱蓄熱材は、エアクリーナの送出口側に配設されていることを特徴とする。
請求項3に係るエンジンの吸気温度調整装置は、請求項2に係る発明において、前記エアクリーナの送出口にはアウトレット部材が支持され、潜熱蓄熱材はそのアウトレット部材内に配設されていることを特徴とする。
請求項4に係るエンジンの吸気温度調整装置は、請求項1から請求項3のいずれか1項に係る発明において、前記エアクリーナ内には空気の整流格子体が設けられ、潜熱蓄熱材はその整流格子体内に配設されていることを特徴とする。
請求項5に係るエンジンの吸気温度調整装置は、請求項1から請求項4のいずれか1項に係る発明において、前記エアクリーナ内には空気を清浄化するエレメントが設けられ、潜熱蓄熱材はそのエレメント内に配設されていることを特徴とする。
請求項6に係るエンジンの吸気温度調整装置は、請求項1から請求項5のいずれか1項に係る発明において、前記潜熱蓄熱材は、相変化温度が25〜50℃のものであることを特徴とする。
本発明によれば、次のような効果を発揮することができる。
本発明のエンジンの吸気温度調整装置では、エアフローセンサより上流側と、エアクリーナ内の吸入口より下流側との間の吸気通路内に潜熱蓄熱材が配設されている。該潜熱蓄熱材は吸気通路の内部に設けられ、空気の流れの中に存在するため熱交換効率が良く、空気の温度を速やかに調節することができる。さらに、潜熱蓄熱材はエアフローセンサとエアクリーナ内の吸入口との間に設けられているため、できるだけエンジンに近い位置で潜熱蓄熱材による空気の熱交換を行うことができる。従って、潜熱蓄熱材と空気との熱交換効率を向上させ、エアクリーナを出る吸気温度が一定値に近づくように制御することができる。
以下、本発明の最良と思われる実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
(第1実施形態)
図4に示すように、エンジン11にはインテークマニホールド12及びスロットルバルブ13を介してアウトレットホース14の一端が接続され、その他端がエアクリーナ15の送出口16側に接続されている。該エアクリーナ15の吸入口17側にはインレットダクト18が接続されている。これらのインテークマニホールド12、スロットルバルブ13、アウトレットホース14、エアクリーナ15及びインレットダクト18等により吸気通路が構成されている。図1の矢印で示すように空気は、インレットダクト18からエアクリーナ15を通ってアウトレットホース14へ流れるようになっている。アウトレットホース14には、エンジンへの吸気量を検出するエアフローセンサ19が取着されている。
図1に示すように、エアクリーナ15の送出口16にはカラー状の連結部材20がねじを介して固定され、該連結部材20に円筒状でかつ二重構造をなすアウトレット部材21の第1フランジ部22が係合され、片持ち支持されている。図2(a)及び(b)に示すように、アウトレット部材21は円筒状をなす本体部材23の基端部(図2(a)の左端部)に第1フランジ部22が突設されると共に、先端部に第2フランジ部24が突設されている。本体部材23は二重構造に形成され、その内部空間25には潜熱蓄熱材26が充填されている。さらに、本体部材23の内部は二重構造を有する枠体27が格子状に配設されている。この格子状に形成された枠体27間の通気路28を空気が流通するようになっている。この枠体27内の空隙29にも潜熱蓄熱材26が充填されている。そして、アウトレット部材21内を通過する空気が枠体27を介して潜熱蓄熱材26と熱交換されることにより、空気の温度が高い場合にはその温度が低下し、空気の温度が低い場合にはその温度が上昇し、所定温度範囲に近づくように制御される。
潜熱蓄熱材26は、固体が吸熱して液体となり、その液体が放熱して固体に戻る可逆的な化学変化により相変化をする物質である。潜熱蓄熱材26として具体的には、硫酸ナトリウム・10水和物(相変化温度32.4℃)、塩化カルシウム・6水和物(相変化温度29.7℃)、チオ硫酸ナトリウム・5水和物(相変化温度48.0℃)、酢酸ナトリウム・3水和物(相変化温度58.0℃)、パラフィン(炭素数が18〜22の場合には相変化温度28.2〜44.0℃)等が挙げられる。これらの潜熱蓄熱材26の潜熱は150〜180kJ/kgである。これらの潜熱蓄熱材26のうち、エアクリーナ15内を通過する空気の温度を例えば80℃から10℃程度低くするために、相変化温度が25〜50℃のものが好ましい。潜熱蓄熱材26として具体的には、相変化温度が32.4℃である硫酸ナトリウム・10水和物が最も好ましい。この硫酸ナトリウム・10水和物は最も好ましいものの、夏場(30〜38℃)や熱帯地方においては、気温そのものが高く、その効果が低下する可能性があるので、その場合には相変化温度が40〜50℃の範囲のものが好ましい。
エアクリーナ15内の中央部には、上流側にエアフィルタエレメント30、下流側に整流格子体31が配設されている。エアフィルタエレメント30は、空気中のごみ、塵、砂塵などの異物を取り除き、清浄な空気をエンジン11に送るためのものである。このエアフィルタエレメント30は、不織布を襞状にして形成されている。
整流格子体31は、エアクリーナ15内の空気の流れを揃え、円滑にアウトレットホース14へ流通させるためのものである。図3に示すように、整流格子体31は四角箱状の容器本体32と蓋体33とより構成され、これら容器本体32と蓋体33に連通する四角筒状の通気孔34が貫設されるように格子壁35が区画形成されている。容器本体32の通気孔34以外の部分は収容空間36となっている。
前記潜熱蓄熱材26は、アウトレットホース14へと流出する空気を適温にするために、アウトレットホース14内のエアフローセンサ19より上流側と、エアクリーナ15内の吸入口17より下流側との間に設けられる。この潜熱蓄熱材26がアウトレットホース14内のエアフローセンサ19より下流に設けられる場合には、潜熱蓄熱材26の前後で空気の密度が変化するため、エアフローセンサ19で検出される通気量とエンジン11に吸入される通気量とが相違し、空燃比にずれが生じて燃焼効率が悪化する。その一方、潜熱蓄熱材26がエアクリーナ15内の吸入口17より上流側に設けられる場合には、熱交換された空気がエアクリーナ15内で暖められることから潜熱蓄熱材26による冷却効果が低下する結果を招く。
次に、上記のように構成されたエアクリーナ15について作用を説明する。
さて、吸気通路を経てエンジン11への吸気が行われる場合、空気はまずインレットダクト18からエアクリーナ15の吸入口17を経てエアクリーナ15内に吸入される。エアクリーナ15内では、エアフィルタエレメント30により空気中のごみ、塵、砂塵等の異物が不織布に捕捉される。
アウトレット部材21では、格子状に配設された通気路28を空気が流通する。このとき、アウトレット部材21内の内部空間25には潜熱蓄熱材26が充填されていることから、空気と潜熱蓄熱材26との間で熱交換が行われる。熱交換に際しては、通気路28が細かく分割形成されているため、接触面積が大きく、効率の良い熱交換が行われる。
熱交換に当っては、夏季などにおいてアウトレット部材21に導かれた空気の温度が高い場合には、潜熱蓄熱材26の働きによって吸熱され、冷却される。その一方、冬季などにおいてアウトレット部材21に導かれた空気の温度が低い場合には、潜熱蓄熱材26の働きによって発熱され、加温される。従って、エアクリーナ15を出てエンジン11に吸入される吸気温度が一定に近づくように制御される。
エアクリーナ15ではエンジン11の放熱の影響で高温になり、そこを通過する空気も例えば80℃程度に暖められる。そのため、空気の持つ熱量により潜熱蓄熱材26が吸熱して固体から液体に変化し、かかる吸熱作用に基づいて空気が冷却され、空気の温度が例えば70℃程度まで低下する。上記潜熱蓄熱材26はエアクリーナ15内の送出口16側すなわちエンジン11に近い側に配置され、空気は潜熱蓄熱材26と熱交換した後速やかにアウトレットホース14へと送られることから、熱交換による効果を有効に発揮させることができる。
エアクリーナ15から送出された空気は、アウトレットホース14内へと導かれ、エアフローセンサ19により吸気量が検出される。アウトレットホース14内の空気は、さらにスロットルバルブ13からインテークマニホールド12を経てエンジン11内へ吹き込まれる。
以下に、上記第1実施形態により発揮される効果について、まとめて記載する。
・ 本実施形態のエンジン11の吸気温度調整装置では、前記アウトレットホース14内のエアフローセンサ19より上流側と、エアクリーナ15内の吸入口17より下流側との間に潜熱蓄熱材26が配設されている。該潜熱蓄熱材26はエアクリーナ15の内部に設けられ、空気の流れの中に存在するため熱交換効率が良く、空気の温度を速やかに調節することができる。さらに、潜熱蓄熱材26はアウトレットホース14のエアフローセンサ19とエアクリーナ15の吸入口17との間に配設されているため、できるだけエンジン11に近い位置で潜熱蓄熱材26と空気との熱交換を行うことができる。
従って、潜熱蓄熱材26と空気との熱交換効率を向上させ、エアクリーナ15を出る吸気の温度が一定値に近づくように容易に制御することができる。よって、エンジン11内での燃焼効率が向上し、出力を増大させることができると共に、燃費を向上させることができる。
・ 潜熱蓄熱材26はエアクリーナ15内の空気の送出口16側に配設されていることから、空気は潜熱蓄熱材26と熱交換した後速やかにアウトレットホース14へと送られ、熱交換による効果を有効に発揮させることができる。
(第2実施形態)
続いて、本発明を具体化した第2実施形態について説明するが、本第2実施形態では主に第1実施形態と異なる点について説明する。
本第2実施形態では、潜熱蓄熱材26は整流格子体31内に設けられている。すなわち、図5(a)及び(b)に示すように、整流格子体31を構成する容器本体32内の通気孔34以外の収容空間36に潜熱蓄熱材26が充填されている。該収容空間36に潜熱蓄熱材26が充填された状態で蓋体33が被せられて密封されている。
さて、エンジン11への吸気が行われる場合、整流格子体31では、空気は多数の通気孔34を通過し、空気の流れが一定方向に揃えられる。このとき、整流格子体31の収容空間36には潜熱蓄熱材26が充填されていることから、空気と潜熱蓄熱材26との間で熱交換が行われる。熱交換に当っては、格子壁35が縦横に一定間隔をおいて形成され通気孔34が細かく分割形成されているため、接触面積が大きく、効率の良い熱交換が行われる。従って、通気孔34を通過する空気は効率良く冷却又は加温される。
(変更例)
なお、前記各実施形態を次のように変更して具体化することも可能である。
・ 前記第1実施形態におけるアウトレット部材21に潜熱蓄熱材26を配設した構成と、第2実施形態における整流格子体31に潜熱蓄熱材26を配設した構成とを組合せて構成することもできる。この場合、エアクリーナ15を通過する空気の熱交換効率を向上させ、その温度制御を容易に行うことができる。
・ 図6に示すように、エアフィルタエレメント30の外枠30a内に櫛状で二重構造の襞保持部材40を設けることもできる。すなわち、枠材37内の収容空間36aに潜熱蓄熱材26を収容することができる。なお、この襞保持部材40は、エアフィルタエレメント30の襞の形状を保持するものである。
・ 第1実施形態のアウトレット部材21を図7(a)又は(b)に示すように構成することもできる。すなわち、図7(a)に示すように、アウトレット部材21の通気路28を放射状に形成し、枠体27内の空隙29に潜熱蓄熱材26を収容したり、図7(b)に示すように、放射状かつ円筒状に形成したりすることができる。
・ 第2実施形態の整流格子体31を図8(a)又は(b)に示すように構成することもできる。すなわち、図8(a)に示すように、通気孔34の幅を一定にし、格子壁35で囲まれた収容空間36を中央部ほど広くしたり、図8(b)に示すように、通気孔34の幅を一定にし、格子壁35で囲まれた収容空間36を中央部ほど狭くしたりすることができる。
・ 潜熱蓄熱材26をエアフィルタエレメント30内に配設することもできる。この場合、潜熱蓄熱材26を収容したマイクロカプセルをエアフィルタエレメント30を構成する繊維間に漉き込んだりすることができ、また中空繊維内に保持させたりすることができる。
・ 図1の二点鎖線で示すように、前記第2実施形態において、潜熱蓄熱材26が配設された整流格子体31をエアクリーナ15の吸入口17に設けることもできる。
・ 潜熱蓄熱材26は、エアフローセンサ19より上流側であれば、アウトレットホース14内に配設することも可能である。
次に、前記実施形態より把握できる技術的思想について以下に記載する。
・ 前記潜熱蓄熱材は断面格子状に配設され、その格子状の空間部を空気が流通するように構成されていることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか一項に記載のエンジンの吸気温度調整装置。このように構成した場合、請求項1から請求項5のいずれかに係る発明の効果に加えて、潜熱蓄熱材と空気との熱交換効率を向上させることができる。
・ 前記潜熱蓄熱材は硫酸ナトリウム・10水和物であることを特徴とする請求項5に記載のエンジンの吸気温度調整装置。この場合、請求項5に係る発明の効果を最も有効に発現することができる。
第1実施形態におけるエンジンへの吸気通路のうち、エアクリーナを中心とする部分の概略を示す断面図。 (a)はエアクリーナの送出口に設けられるアウトレット部材を示す縦断面図及び(b)は(a)の2b−2b線における断面図。 容器本体と該容器本体に被せられる蓋体とで構成される整流格子体を示す斜視図。 エンジンへの吸気通路の概略を示す説明図。 (a)は第2実施形態における整流格子体を構成する容器本体を示す断面図及び(b)は容器本体に蓋体を被せた状態を示す断面図。 エアフィルタエレメントの別例を示し、(a)はエアフィルタエレメントの部分拡大断面図〔(b)の6a−6a線における拡大断面図〕及び(b)はエアフィルタエレメントを示す概略平面図。 (a)及び(b)はエアクリーナの送出口に設けられるアウトレット部材の別例を示す断面図。 (a)及び(b)は整流格子体の別例を示す断面図。
符号の説明
11…エンジン、15…エアクリーナ、16…送出口、17…吸入口、19…エアフローセンサ、21…アウトレット部材、26…潜熱蓄熱材、30…エアフィルタエレメント、31…整流格子体。

Claims (6)

  1. エアフローセンサより上流側と、エアクリーナ内の吸入口より下流側との間の吸気通路内に潜熱蓄熱材を配設したことを特徴とするエンジンの吸気温度調整装置。
  2. 前記潜熱蓄熱材は、エアクリーナの送出口側に配設されていることを特徴とする請求項1に記載のエンジンの吸気温度調整装置。
  3. 前記エアクリーナの送出口にはアウトレット部材が支持され、潜熱蓄熱材はそのアウトレット部材内に配設されていることを特徴とする請求項2に記載のエンジンの吸気温度調整装置。
  4. 前記エアクリーナ内には空気の整流格子体が設けられ、潜熱蓄熱材はその整流格子体内に配設されていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のエンジンの吸気温度調整装置。
  5. 前記エアクリーナ内には空気を清浄化するエレメントが設けられ、潜熱蓄熱材はそのエレメント内に配設されていることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載のエンジンの吸気温度調整装置。
  6. 前記潜熱蓄熱材は、相変化温度が25〜50℃のものであることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載のエンジンの吸気温度調整装置。
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