JP5831396B2 - 熱電発電装置 - Google Patents

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Description

本発明は、熱電発電装置に関し、特に、内燃機関から排出される排気ガスを利用して熱電発電を行う熱電発電装置に関する。
従来、自動車等の車両の内燃機関から排出される排気ガス等には、熱エネルギーが含まれているため、排気ガスをそのまま捨てると熱エネルギーの無駄となる。そこで、排気ガスに含まれる熱エネルギーを熱電発電装置によって回収して電気エネルギーに変換し、例えば、バッテリに充電するようにしている。
従来のこの種の熱電発電装置としては、内燃機関から排出された排気ガスが導入される排気管に熱電変換モジュールの高温部を対向させるとともに、熱電変換モジュールの低温部を冷却水が流通する冷却水管に対向させたものが知られている。
この熱電変換モジュールは、半導体等の熱電変換素子、電極、高温部となる受熱基板および低温部となる放熱基板等を含んで構成されており、ゼーベック効果を利用して温度の高い排気ガスと温度の低い冷却水とにより、熱電変換モジュールの高温部と低温部との間に温度差を生じさせて発電を行うようになっている。
ところで、熱電変換モジュールの低温部には、冷却水が導入される冷却ジャケットが設けられており、冷却ジャケットとラジエータとの間で、ポンプによってエンジン冷却水が循環されるため、冷却水用の配管やポンプ等の構成が必要となり、熱電発電システムの構成が複雑となってしまう。
これに対して、熱電発電システムの構成を簡素化するために、容器に封入された液媒体を利用して熱電変換モジュールの低温部を冷却するようにした熱電発電装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
この熱電発電装置は、熱電変換モジュールの低温側に液媒体が封入された容器と、容器内の液媒体を冷却する冷却ファンとを備えている。
この熱電発電装置は、容器内の低温の液状の熱媒体によって熱電発電装置の低温部を冷却して熱電発電装置の高温部と低温部との温度差を大きくして発電効率を向上させることができる。
また、熱電変換モジュールの高温部に供給された排気ガスの熱により、液媒体が沸騰して蒸気となるが、この蒸気を冷却ファンで冷却することにより、凝縮させて液状化して低温の液媒体に還元させている。このように液媒体が沸騰および凝縮を繰り返す自己循環を行うことで、低温部を冷却することができるため、冷却水用の配管やポンプ等の構成を不要にできる。
特開2005−83251号公報
しかしながら、このような従来の熱電発電装置にあっては、液媒体を冷却ファンによって冷却することにより、蒸気を凝縮させて液状化しているため、冷却ファンを設ける分だけ熱電発電装置の部品点数が増大してしまい、熱電発電装置の製造コストが増大してしまうという問題がある。
これに加えて、冷却ファンを用いることにより、冷却ファンによって消費される電力によって熱電発電装置で発電された電力が無駄になってしまうという問題がある。
本発明は、上述のような従来の問題を解決するためになされたもので、冷却ファンを用いることなく液媒体を冷却することができるようにして、部品点数が増大するのを防止して製造コストを低減することができる熱電発電装置を提供することを目的とする。
本発明に係る熱電発電装置は、上記目的を達成するため、(1)内燃機関から排出される排気ガスが導入される排気管に高温部が対向するとともに、液媒体が封入される液媒体封入部に低温部が対向し、前記高温部と前記低温部との温度差に応じて熱電発電を行う熱電変換モジュールと、前記液媒体封入部に対向して設けられ、開口部から導入される空気によって前記液媒体封入部内の液媒体を冷却する空気導入部とを備えた熱電発電装置であって、一端部が前記内燃機関に吸入空気を導入する吸気管に接続され、他端部が前記空気導入部に接続される連通管を有し、前記連通管に蒸発燃料を吸着する吸着材を有する吸着器が設けられたものから構成されている。
この熱電発電装置は、空気導入部に、一端部が吸気管に接続された連通管の他端部を接続しているため、内燃機関の吸気負圧によって空気導入部に冷たい外気を導入することができ、液媒体封入部に封入された液媒体が排気ガスの熱によって沸騰した場合に、冷たい外気によって蒸気を液状化することができる。
このため、従来のように冷却ファンを用いずに蒸気を液状化して低温の熱媒体に還元することができ、低温の冷却水によって低温部を冷却することができる。このため、熱電変換モジュールの高温部と低温部との温度差を大きくして熱電変換モジュールの発電効率を大きくすることができる。
また、従来のように冷却ファンを用いずに蒸気を液状化して低温の熱媒体に還元することができるので、熱電発電装置の部品点数が増大するのを防止して熱電発電装置の製造コストが増大するのを防止することができる。これに加えて、冷却ファンを不要にできるので、熱電変換モジュールで発電した電力が冷却ファンで消費されるのを防止することができる。
また、空気導入部に接続された連通管に吸着器を設けたので、熱電変換モジュールによって蒸気と熱交換された高温の空気を吸気管内の吸入負圧によって連通管を通して吸着器に供給することができる。
吸着器の吸着材は、高温である程、吸着した燃料を脱離する能力が高くなることから、連通管を通して供給された高温の空気によって吸着材から燃料を脱離し易くすることができる。そして、脱離した燃料を吸気管内の吸入負圧によって内燃機関に導入して燃焼させることができる。
上記(1)に記載の熱電発電装置において、(2)前記液媒体封入部および前記空気導入部が、前記排気ガスの排気方向に沿って延在し、前記空気導入部は、前記空気導入部内を流れる空気の流れ方向の上流端に前記開口部が形成され、空気の流れ方向の下流端側に前記連通管の他端部が接続されるものから構成されている。
この熱電発電装置の空気導入部は、空気の流れ方向の上流端に空気導入用の開口部が形成され、空気の流れ方向の下流端側に連通管の他端部が接続されるので、吸気管内の吸入負圧によって開口部から導入された空気を空気導入部の延在方向に亘って流すことができる。
このため、液媒体封入部の内部で沸騰した蒸気を液媒体封入部の延在方向に亘って均一に冷やすことができ、空気導入部の延在方向に亘って液媒体の温度を均一化することができる。
この結果、熱電変換モジュールの低温部の温度が熱電変換モジュールの延在方向に亘ってばらつくのを防止することができ、熱電変換モジュールの発電効率が低下するのを防止することができる。
上記(1)または(2)に記載の熱電発電装置において、(3)前記空気導入部の前記開口部に、空気を浄化するエアフィルタが設けられるものから構成されている。
この熱電発電装置は、空気導入部の開口部に、空気を浄化するエアフィルタが設けられるので、空気導入部に導入される空気をエアフィルタによって浄化して連通管に導入することができる。このため、空気導入部内および吸着器に異物が入り込んでしまうのを防止することができる。
本発明によれば、冷却ファンを用いることなく液媒体を冷却することができるようにして、部品点数が増大するのを防止して製造コストを低減することができる熱電発電装置を提供することができる。
本発明に係る熱電発電装置の一実施の形態を示す図であり、熱電発電装置を備える車両の概略構成図である。 本発明に係る熱電発電装置の一実施の形態を示す図であり、熱電発電装置の側面断面図である。 本発明に係る熱電発電装置の一実施の形態を示す図であり、熱電変換モジュールの斜視図である。 本発明に係る熱電発電装置の一実施の形態を示す図であり、熱電変換モジュールと排気管およびヒートパイプとの位置関係を示す図である。 本発明に係る熱電発電装置の一実施の形態を示す図であり、図2のA−A方向矢視断面図である。 本発明に係る熱電発電装置の一実施の形態を示す図であり、(a)は、図2のB方向矢視図、(b)は、図2のC方向矢視図である。 本発明に係る熱電発電装置の一実施の形態を示す図であり、ヒートパイプ内の冷却水の状態を示す図である。
以下、本発明に係る熱電発電装置の実施の形態について、図面を用いて説明する。なお、本実施の形態では、熱電発電装置を、自動車等の車両に搭載される水冷式の多気筒の内燃機関、例えば4サイクルガソリンエンジン(以下、単にエンジンという)に適用した場合について説明している。また、エンジンは、ガソリンエンジンに限定されるものではない。
図1〜図7は、本発明に係る熱電発電装置の一実施の形態を示す図である。
まず、構成を説明する。
図1において、液体燃料(以下、単に燃料という)が貯留される燃料タンク1にはポンプモジュール2が設けられており、このポンプモジュール2は、燃料タンク1内に貯留された燃料を汲み上げるようになっている。
燃料タンク1の上部には、燃料タンク1内の圧力を検知する圧力センサ3が設けられており、この圧力センサ3は、燃料タンク1内の圧力を検知するようになっている。
ポンプモジュール2は、燃料供給管4を介して内燃機関としてのエンジン5の燃料噴射弁6に接続されている。このため、ポンプモジュール2によって燃料タンク1から汲み上げられた燃料は、燃料供給管4を通じて燃料噴射弁6に供給されるようになっている。
また、ポンプモジュール2にはフューエルセンダーゲージ8が設けられており、このフューエルセンダーゲージ8は、燃料タンク1内に貯留された燃料に浮かぶフロート7の位置に応じて燃料タンク1内に貯留された燃料の液面の位置を検知するようになっている。
燃料タンク1には、給油管9が取付けられており、この給油管9の先端に位置する給油口9aは、車両のボディに設けられたフューエルインレットボックス11内に収容されている。なお、給油管9には燃料タンク1の上部と給油管9の上流部とを接続する循環配管10が設けられている。
フューエルインレットボックス11には、フューエルリッド12が設けられており、燃料の給油時には、このフューエルリッド12を開放し、給油口9aに取付けられたキャップ9bを取り外すことにより、給油口9aから燃料タンク1内に燃料を注入するようになっている。
エンジン5にはエンジン5の各気筒の燃焼室に吸入空気を導入する吸気通路13を有する吸気管14が設けられており、この吸気管14には燃料タンク1から供給された燃料を噴射する燃料噴射弁6が設けられている。なお、吸気管14は、エンジン5の各気筒の燃焼室に吸入空気を導入する吸気マニホールドを介してエンジン5に接続されている。
また、吸気管14におけるサージタンク15よりも吸気方向上流側の部分には、モータ17によって吸気通路13の開度が調整され、エンジン5に吸入される吸入空気量を調整するスロットルバルブ18が設けられている。
スロットルバルブ18に対して吸気方向上流側の吸気管14にはエアクリーナ16が設けられており、このエアクリーナ16には吸気管14に吸入される空気に含まれる細かな塵等を取り除くエアフィルタ16aが内蔵されている。なお、図1に吸気方向をGAで示す。
また、エンジン5には排気通路20を有する排気管21が接続されており、エンジン5の各気筒の燃焼室で燃焼された排気ガスは、排気通路20に排出される。なお、排気管21は、エンジン5の各気筒の燃焼室から排気ガスが排出される排気マニホールドを介してエンジン5に接続されている。
排気管21には、2つの触媒22、23が直列に設置されており、この触媒22、23により排気ガスが浄化されるようになっている。
この触媒22、23のうち、排気管21において排気ガスの排気方向の上流側に設置される触媒22は、所謂、スタートキャタリスタ(S/C)と呼ばれるものであり、排気管21において排気ガスの排気方向の下流側に設置される触媒23は、所謂、メインキャタリスタ(M/C)またはアンダーフロアキャタリスタ(U/F)と呼ばれるものである。
これらの触媒22、23は、例えば、三元触媒により構成されている。この三元触媒は、一酸化炭素(CO)、炭化水素(HC)、窒素酸化物(NOx)を一括して化学反応により無害な成分に変化させるといった浄化作用を発揮する。
一方、排気管21には熱電発電装置24が設けられており、この熱電発電装置24は、エンジン5から排出される排気ガスの熱を回収し、排気ガスの熱エネルギーを電気エネルギーに変換するものである。
図2に示すように、熱電発電装置24は、エンジン5から排出された排気ガスGAが導入される排気通路25aを有する排気管部25を備えており、この排気管部25の上流端は、排気管21の下流端に接続され、排気管部25の下流端は、テールパイプ26の上流端に接続されている。なお、排気管部25は、排気管を構成している。
このため、エンジン5の各燃焼室から排気マニホールドを介して排気管21に排出された排気ガスは、排気管21から排気管部25およびテールパイプ26を通して外部に排出される。
また、熱電発電装置24は、排気ガスGAの排気方向に設置される複数の熱電変換モジュール27と、排気管部25と同軸上に設けられたヒートパイプ28と、排気管部25と同軸上に設けられたエアパイプ29とを備えている。
図3に示すように、熱電変換モジュール27は、高温部を構成する絶縁セラミックス製の受熱基板30と、低温部を構成する絶縁セラミックス製の放熱基板31との間に、ゼーベック効果により温度差に応じた起電力を発生するN型熱電変換素子32およびP型熱電変換素子33が複数個設置されており、N型熱電変換素子32およびP型熱電変換素子33が電極34a、34bを介して交互に直列に接続されている。また、隣接する熱電変換モジュール27は、配線34cを介して電気的に連結されている。
図4に示すように、各熱電変換モジュール27の受熱基板30は、排気管部25に対向しており、受熱基板30は、排気管部25に接触している。また、各熱電変換モジュール27の放熱基板31は、ヒートパイプ28に対向しており、放熱基板31は、ヒートパイプ28に接触している。
また、本実施の形態の熱電変換モジュール27は、略正方形のプレート形状をしており、排気管部25およびヒートパイプ28に密着させる必要があるため、受熱基板30および放熱基板31に接触する排気管部25およびヒートパイプ28(後述する下ケース部38)の接触面は、平面形状となっている。
また、排気管部25およびヒートパイプ28は、円形であってもよい。この場合には、熱電変換モジュール27の受熱基板30および放熱基板31等を湾曲させるようにすればよい。
図2、図5に示すように、ヒートパイプ28は、有底の長方形状に形成されるケース35と、ケース35の内部に設けられ、排気管部25の延在方向と直交する方向に連続する櫛歯形状のインナーフィン36とを備えている。
具体的には、インナーフィン36は、ケース35の天井に最も近接して設けられた天井部36aと、ケース35の底部に最も近接して設けられた底部36bと、天井部36aと底部36bを連接するように図5中の上下方向に延在する連接部36cと、インナーフィン36の幅方向両端部に設けられ、ケース35の内周部に固定される固定部36dとを備えている。また、インナーフィン36は、ケース35の延在方向である図2中、左右方向に延在している。
なお、本実施の形態のケース35は、インナーフィン36の固定部36dよりも上方の部位を上ケース部37といい、インナーフィン36の固定部36dよりも下方の部位を下ケース部38という。
また、ケース35は、有底の長方形状に形成されているため、図6(a)に示すように、ケース35の下流端には側壁部35aが形成されている。
また、図6(b)に示すように、下ケース部38の上流端とインナーフィン36の上流端には、下ケース部38の内周部とインナーフィン36の内周部との間の空間を閉空間とするための閉止部35bが設けられている。
この下ケース部38の内周部とインナーフィン36の内周部との閉空間には、液媒体としての冷却水Wが封入されており、この閉空間は、封入空間39を構成している。なお、冷却水としては、純水が用いられる。但し、液媒体としては、純水に限定されるものではない。なお、図1において、熱電変換モジュール27は、簡略化しており、図4、図5において、電極34a、34bおよび配線34cは、省略している。
本実施の形態の熱電発電装置24は、下ケース部38およびインナーフィン36によって液媒体封入部としてのヒートパイプ28を構成しており、このヒートパイプ28は、熱電変換モジュール27の放熱基板31に対向している。
このため、熱電変換モジュール27は、高温の排気ガスに晒される受熱基板30と低温の冷却水に晒される放熱基板31との温度差に応じて熱電発電を行うことにより、ケーブル40(図2参照)を介して補機バッテリに電力を供給することができる。
また、図2、図6(b)に示すように、上ケース部37の上流端とインナーフィン36の上流端には開口部35cが形成されており、上ケース部37の内周部とインナーフィン36の外周部との間には開口部35cを通して空気が導入されるようになっている。
本実施の形態の熱電発電装置24は、上ケース部37の内周部およびインナーフィン36の外周部によって開口部35cから導入された空気が流れる空気通路29a(図5参照)が画成されており、上ケース部37およびインナーフィン36が空気導入部としてのエアパイプ29を構成し、このエアパイプ29は、ヒートパイプ28に対向している。
また、ヒートパイプ28およびエアパイプ29を構成するケース35およびインナーフィン36は、排気ガスの流れ方向である図2中、左右方向に延在しており、ケース35の上流端は、上流端側に設けられた熱電変換モジュール27よりも上流側に位置しているとともに、ケース35の下流端は、下流端側に設けられた熱電変換モジュール27よりも下流側に位置している。このため、各熱電変換モジュール27の放熱基板31を封入空間39に封入される冷却水に対向させることができる。
図2において、上ケース部37の下流端側には開口部37aが形成されており、この開口部37aには連通管41のエア配管43が接続されている。この連通管41は、パージ配管42およびエア配管43から構成されている。
図1において、パージ配管42の一端部は、スロットルバルブ18に対して下流側の吸気管14にパージバルブ44を介して接続されており、パージ配管42の他端部は、吸着器としてのキャニスタ45に接続されている。
また、エア配管43の一端部は、キャニスタ45に接続されており、エア配管43の他端部は、開口部37aを介して上ケース部37の下流端側に接続されている。
また、キャニスタ45は、本体ケース46と、本体ケース46に内蔵された活性炭等の吸着材47とを備えている。
このキャニスタ45の本体ケース46には、パージ配管42の他端部およびエア配管43の一端部が接続されており、エアパイプ29の空気通路29aは、パージ配管42およびエア配管43を介して吸気管14の吸気通路13に連通している。
また、連通管41は、パージ配管42およびエア配管43から構成されているため、連通管41の一端部が吸気管14に接続され、連通管41の他端部がエアパイプ29に接続されることになり、キャニスタ45は、連通管41上に設けられることになる。
また、キャニスタ45にはタンク配管48の一端部が接続されており、タンク配管48の他端部は、燃料タンク1内に設けられている。タンク配管48の他端部は、蒸発燃料が導入される入口部を構成しており、タンク配管48の他端部には、カットオフバルブ(以下、単にCOVという)49が設けられている。
このCOV49は、給油時の液面上昇により閉弁し、エア配管43と燃料タンク1との接続を遮断する。また、COV49は、車両が大きく傾いたときに、タンク配管48と燃料タンク1との接続を遮断し、タンク配管48を介して大量の燃料が外部に漏れることを防止する機能を有している。
一方、車両を統括的に制御する電子制御装置であるECU(Electronic Control Unit)50には、圧力センサ3、フューエルセンダーゲージ8が接続されているとともに、運転者によるアクセル操作量を検知するアクセルポジションセンサ51、エンジン回転数を検知するクランクポジションセンサ52等の各種センサが接続されている。
ECU50は、これら各種センサから出力される信号に基づいて、エンジン5やパージバルブ44に制御信号を出力し、エンジン5やパージバルブ44を統括的に制御する。
例えば、エンジン5の運転中には、クランクポジションセンサ52によって検知されるエンジン回転数とアクセルポジションセンサ51によって検知されるアクセル操作量とに基づいてモータ17を制御することにより、スロットルバルブ18を駆動して吸入空気量を調整するとともに、吸入空気量に合わせて燃料噴射弁6の開弁期間を制御して燃料噴射量を制御する。
また、パージバルブ44はパージ配管42の途中の開度を変化させることで、キャニスタ45から脱離させる燃料量を可変制御できるようになっている。
具体的には、パージバルブ44は、その励磁電流がデューティ制御されることで開度を変化させることができ、そのデューティ比に応じたパージ率で、吸気管14内の吸気負圧によりキャニスタ45の吸着材47から脱離した燃料を空気と共にパージガスとしてサージタンク15内に吸入させることができる。
また、ECU50は、クランクポジションセンサ52からの検知情報に基づいてエンジン5の運転中にパージバルブ44を作動して、パージ配管42と吸気管14とを連通するようになっている。
また、ECU50は、給油時に、圧力センサ3によって検知される燃料タンク1内の圧力に基づいて燃料タンク1内の圧力が十分に低下したことを条件として、フューエルリッド12のロックを解除する。
このように燃料タンク1内の圧力が十分に低下したときにフューエルリッド12のロックを解除するようにすれば、給油口9aが開放されたときに、燃料タンク1内の燃料蒸気が給油管9を通じて大気中に放出されてしまうことを抑制することができる。
また、図2、図6(b)に示すように、エアパイプ29の開口部35cにはエアフィルタ53が設けられており、このエアフィルタ53は、空気に含まれる細かな塵等を取り除くことで、エアパイプ29の空気通路29aに導入される空気を浄化するようになっている。
図6(b)に示すように、エアフィルタ53は、上ケース部37の内周部およびインナーフィン36の外周部に沿った形状のフレーム53aと、このフレームに内蔵され、通気性の良好な、例えば不織布等からなるエアフィルタ53bとを備えており、エアフィルタ53bが開口部35cを覆っている。
次に、作用を説明する。
エンジン5の停止中に外気温等の上昇によって燃料タンク1内の燃料の温度が上昇すると、燃料タンク1内の燃料が蒸発し、この蒸発燃料は、タンク配管48を通してキャニスタ45の吸着材47に吸着される。
活性炭等からなる吸着材47は、吸着材47の温度が低くなる程、燃料を吸着する能力が向上する性質を有する。
このため、車両の駐車時等のようにエンジン5が停止状態にある場合には、吸着材47の温度が低くなることで、蒸発燃料が吸着材47に吸着され易く、蒸発燃料がキャニスタ45の本体ケース46内に閉じ込められて外部に放出されることがない。
一方、エンジン5が運転されると、ECU50は、パージバルブ44を開いて吸気管14とパージ配管42とを連通する。このとき、エンジン5の燃焼室から排気ガスが排気管21の排気通路20に排出される。
排気通路20に排出される高温の排気ガスは、熱電発電装置24の排気通路25aに導入され、排気通路25aを流れる排気ガスが熱電変換モジュール27の受熱基板30に作用する。
また、ヒートパイプ28内に封入された低温の冷却水が熱電変換モジュール27の放熱基板31に作用することにより、熱電変換モジュール27の受熱基板30と放熱基板31との間の温度差によって発電が行われる。そして、発電された電力は、ケーブル40を介してバッテリに供給され、バッテリに充電される。
また、高温の排気ガスと低温の冷却水とが熱交換されると、図7に示すように、冷却水Wが沸騰して水蒸気W1となり、インナーフィン36の天井部36aの内周部および連接部36cの内周部によって囲まれる空間に溜まる。
一方、エアパイプ29の下流端側は、エア配管43およびパージ配管42を介して吸気管14に接続されているため、吸気管14内の吸入負圧によってパージ配管42およびエア配管43を介して冷たい外気がエアパイプ29の開口部35cから空気通路29aに積極的に導入される。また、開口部35cから空気通路29aに導入される空気は、エアフィルタ53によって浄化される。
インナーフィン36の天井部36aの内周部および連接部36cの内周部によって囲まれる空間に溜まった水蒸気W1は、天井部36aの外周部および連接部36cの外周部によって囲まれる空気通路29aを流れる冷たい空気によって速やかに冷却されて凝縮し(図7にW2で示す)、下部ケース部38の底面に落下して低温の冷却水に還元される。このため、冷却水Wが熱電変換モジュール27の放熱基板31に作用して高温の排気ガスとの間で熱交換が行われる。
すなわち、本実施の形態の熱電発電装置24は、エアパイプ29と吸気管14とをパージ配管42およびエア配管43によって接続し、吸気管14の吸入負圧を利用してエアパイプ29に積極的に冷たい外気を導入することで、高温の排気ガスによって沸騰した水蒸気W1を速やかに冷却水Wに還元させることができ、冷却水が沸騰および凝縮を繰り返す自己循環サイクルを短くすることができる。
特に、本実施の形態の熱電発電装置24は、インナーフィン36の天井部36aおよび連接部36cを挟んで冷たい空気と水蒸気Wとの間で熱交換を行うので、水蒸気W1と空気との間で熱の伝達効率を向上させることができ、自己循環サイクルをより一層短くすることができる。
また、エアパイプ29の空気通路29aを流れる冷たい空気が水蒸気W1と熱交換されることで高温の空気が空気通路29aからエア配管43に導入される。エア配管43に導入された空気は、キャニスタ45に導入され、吸着材47を加熱する。
吸着材47は、吸着材47の温度が高くなる程、吸着した燃料を脱離する能力が向上する性質を有するので、高温の空気によって加熱された吸着材47から蒸発燃料が脱離し易くなる。
そして、吸着剤脱離された蒸発燃料は、吸気管14の吸入負圧によって本体ケース46内からパージ配管42に導入され、パージ配管42を通して空気と共にパージガスとしてサージタンク15内に吸入され、エンジン5によって燃焼される。
このように本実施の形態の熱電発電装置24は、放熱基板31に対向して設けられ、冷却水が封入されたヒートパイプ28と、ヒートパイプ28に対向して設けられ、開口部35cから導入される空気によってヒートパイプ28内の冷却水を冷却するエアパイプ29と、一端部が吸気管14に接続され、他端部がヒートパイプ28に接続される連通管41とを備え、連通管41に、蒸発燃料を吸着する吸着材47を有するキャニスタ45が設けられる。
このため、熱電発電装置24は、吸気管14内の吸気負圧によってエアパイプ29に冷たい外気を導入することができ、ヒートパイプ28に封入された冷却水が排気ガスの熱によって沸騰した場合に、冷たい外気によって水蒸気を液状化して下部ケース部38の底面に落下させることができる。
このため、従来のように冷却ファンを用いずに水蒸気を液状化して低温の冷却水に還元することができ、低温の冷却水によって放熱基板31を冷却することができる。このため、熱電変換モジュール27の受熱基板30と放熱基板31との温度差を大きくして熱電変換モジュール27の発電効率を大きくすることができる。
また、従来のように冷却ファンを用いずに水蒸気を液状化して低温の冷却水に還元することができるので、熱電発電装置24の部品点数が増大するのを防止して熱電発電装置24の製造コストが増大するのを防止することができる。これに加えて、冷却ファンを不要にできるので、熱電変換モジュール27で発電した電力が冷却ファンで消費されるのを防止することができる。
また、エアパイプ29に接続された連通管41にキャニスタ45を設けたので、熱電変換モジュール27によって水蒸気と熱交換された高温の空気を吸気管14の吸入負圧によって連通管41を通してキャニスタ45に供給して吸着材47を加熱することができる。
このため、吸着材47から燃料を脱離し易くすることができ、脱離した燃料を、吸気管14内の吸入負圧によってエンジン5に導入して燃焼させることができる。
また、本実施の形態の熱電発電装置24は、ヒートパイプ28およびエアパイプ29を排気ガスの排気方向に沿って延在させ、エアパイプ29の上流端に開口部35cを形成するとともに、エアパイプ29の下流端にエア配管43の他端部を接続した。
このため、吸気管14内の吸入負圧によって開口部35cからエアパイプ29の空気通路29aに導入された空気をエアパイプ29の延在方向に亘って流すことができる。
このため、ヒートパイプ28の封入空間39で沸騰した水蒸気をヒートパイプ28の延在方向に亘って均一に冷やすことができ、ヒートパイプ28の延在方向に亘って冷却水の温度を均一化することができる。
この結果、熱電変換モジュール27の放熱基板31の温度が熱電変換モジュール27の延在方向(排気ガスの流れ方向)に亘ってばらつくのを防止することができ、熱電変換モジュール27の発電効率が低下するのを防止することができる。
また、本実施の形態の熱電発電装置24は、エアパイプ29の開口部35cに、空気を浄化するエアフィルタ53が設けられるので、エアパイプ29に導入される空気をエアフィルタ53によって浄化してエア配管43に導入することができる。このため、エアパイプ29の空気通路29a内およびキャニスタ45に異物が入り込んでしまうのを防止することができる。なお、本実施の形態の熱電変換装置24は、複数の熱電変換モジュール27を備えているが、熱電変換モジュール27の数は、特に限定されるものではない。
以上のように、本発明に係る熱電発電装置は、冷却ファンを用いることなく液媒体を冷却することができるようにして、部品点数が増大するのを防止して製造コストを低減することができるという効果を有し、内燃機関から排出される排気ガスを利用して熱電発電を行う熱電発電装置等として有用である。
5 エンジン(内燃機関)
6 燃料噴射弁
14 吸気管
21 排気管
24 熱電発電装置
25 排気管部(排気管)
27 熱電変換モジュール
28 ヒートパイプ(液媒体封入部)
29 エアパイプ(空気導入部)
30 受熱基板(高温部)
31 放熱基板(低温部)
35c 開口部
36 インナーフィン(液媒体封入部、空気導入部)
37 上ケース部(空気導入部)
38 下ケース部(液媒体封入部)
41 連通管
45 キャニスタ(吸着器)
47 吸着材
53 エアフィルタ
W 冷却水(液媒体)

Claims (3)

  1. 内燃機関から排出される排気ガスが導入される排気管に高温部が対向するとともに、液媒体が封入される液媒体封入部に低温部が対向し、前記高温部と前記低温部との温度差に応じて熱電発電を行う熱電変換モジュールと、
    前記液媒体封入部に対向して設けられ、開口部から導入される空気によって前記液媒体封入部内の液媒体を冷却する空気導入部とを備えた熱電発電装置であって、
    一端部が前記内燃機関に吸入空気を導入する吸気管に接続され、他端部が前記空気導入部に接続される連通管を有し、前記連通管に蒸発燃料を吸着する吸着材を有する吸着器が設けられたことを特徴とする熱電発電装置。
  2. 前記液媒体封入部および前記空気導入部が、前記排気ガスの排気方向に沿って延在し、前記空気導入部は、前記空気導入部内を流れる空気の流れ方向の上流端に前記開口部が形成され、空気の流れ方向の下流端側に前記連通管の他端部が接続されることを特徴とする請求項1に記載の熱電発電装置。
  3. 前記空気導入部の前記開口部に、空気を浄化するエアフィルタが設けられることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の熱電発電装置。
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