JP2010137999A - 光学素子の製造方法及びその製造装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】粉体素材35を貯蔵する粉体素材貯蔵槽34と、この粉体素材貯蔵槽34内の粉体素材35を所定量計量して供給するスクリュー43と、このスクリュー43により供給された粉体素材35を加熱して攪拌する加熱攪拌槽30と、この加熱攪拌槽30で加熱された粉体素材35を加圧して成形する上型27及び下型28と、を備える。
【選択図】 図1
Description
加熱された複数の粉体素材を成形用型に供給する供給工程と、
前記粉体素材を加圧して成形する成形工程と、を有することを特徴とする。
加熱された複数の粉体素材を光学基材上に供給する供給工程と、
前記粉体素材を加圧して成形する成形工程と、を有することを特徴とする。
前記成形用型の外周に、前記粉体素材の外周側へのはみ出しを防止する外周規制部材を有することを特徴とする。
前記供給工程の前に、前記粉体素材を、高温気体を用いて加熱する加熱工程を有することを特徴とする。
、
前記供給工程の前に、加熱された前記粉体素材を攪拌する撹拌工程を有することを特徴とする。
前記供給工程の前に、前記粉体素材を、所定量計量する計量工程を有することを特徴とする。
複数の粉体素材を貯蔵する粉体素材貯蔵室と、
前記粉体素材を加熱する加熱手段と、
前記加熱手段で加熱された前記粉体素材を成形用型に吐出する吐出部と、
前記成形用型に吐出された前記粉体素材を成形するために、前記成形用型を加圧する加圧手段と、
を具備することを特徴とする。
複数の粉体素材を貯蔵する粉体素材貯蔵室と、
前記粉体素材を加熱する加熱手段と、
前記加熱手段で加熱された前記粉体素材を光学基材上に吐出する吐出部と、
前記光学基材に吐出された前記粉体素材を成形するために、前記成形用型を加圧する加圧手段と、
を具備することを特徴とする。
前記成形用型の外周に配置され、前記粉体素材の外周側へのはみ出しを防止する外周規制部材を具備することを特徴とする。
前記加熱手段で加熱された前記粉体素材を高温気体でさらに加熱する第2の加熱手段を具備することを特徴とする。
前記加熱された前記粉体素材を撹拌する撹拌手段を具備することを特徴とする。
前記粉体素材貯蔵室内の前記粉体素材を所定量計量して供給する計量供給手段を具備することを特徴とする。
[第1の実施の形態]
図1は、第1の実施の形態の光学素子の製造装置の全体構成を示す図である。
粉体素材供給室11の入口には搬入シャッタ24が設けられ、また、中間壁15には中間シャッタ25が設けられ、さらに、成形室12の出口には搬出シャッタ26が設けられている。
粉体素材供給室11の底面には、粉体供給プレート19が敷設されている。また、成形室12における成形ステージ16の底面には、成形プレート20が敷設されており、冷却ステージ17の底面には、第1の冷却プレート21が敷設されている。さらに、第2の冷却ステージ18の底面には、第2の冷却プレート22が敷設されている。
さらに、加熱攪拌槽30には、不活性ガスの出入り口(図示せず)が設けられている。このように、加熱攪拌槽30内を不活性ガスで循環させることで、加熱攪拌槽30内は酸素濃度が20ppm以下に設定されている。こうして、加熱した粉体素材35から発生する揮発成分を除去している。
なお、この粉体素材貯蔵槽34は、前述した図1の粉体素材貯蔵槽34とは形状が異なっているが、その原理は共通している。このため、図1と同一又は相当する部分には同一の符号を付して説明する。
こうして、加熱攪拌槽30で加熱された粉体素材35は、スクリュー36によって攪拌されながら、吐出部としての供給ノズル31から、下方の粉体供給プレート19上に待機している下型28上に所定量ずつ落下供給される。
図1において、上型27と下型28は、いずれも円柱形状をなし、スリーブ29は円筒形状をなしている。ただし、形状はこれに限らず、例えば上型27と下型28を角柱形状とし、スリーブ29を角筒形状としてもよい。これら上型27、下型28、及びスリーブ29は、例えばタングステンカーバイド(WC)などの超硬合金を研削・研磨して仕上げられている。
図3(b)は、そのB部拡大を示す図である。
粉体素材35を加熱しないで供給したとすると、下型28の表面を荒らしてしまう。特に、図3(b)に示すように、粉体素材35を自重による落下ではなく、例えば噴出する気体の勢いで粉体素材35を下型28に供給する場合は、粉体素材35のエッジが下型28の表面に突き刺さって傷が付く。この場合の、傷の深さhは、例えば、h=0.01μm〜0.1μm程度になることが知られている。
なお、本実施の形態では、粉体素材35の形状として立方体形状のものを示したが、多面体形状の場合にも同様のことがいえる。
成形される光学素子の形状は、平面視7mmの正方形で両凸レンズ形状、中心肉厚1.5mm、コバ厚0.6mmである。また、使用した粉体素材35は、ガラス転移点(Tg点)510℃、ガラス屈伏点(At点)540℃のガラスで、粉体の大きさは0.01〜0.2mmのものを使用した。
(1)まず、粉体素材35を粉体素材貯蔵槽34へ供給する。
(2)次に、粉体素材貯蔵槽34から、1体当たり60mm3の体積分の粉体素材35を加熱攪拌槽30へ供給する。この場合の粉体素材35の供給量は、ロス分を含めて若干多めに供給するのが好ましい。また、このときの粉体素材35の計量は、前述したように、スクリュー43の回転によって行うことができる。
(3)加熱攪拌槽30は、ヒータ37によって480℃に加熱保持されている。この状態で加熱攪拌槽30に供給された粉体素材35は、約15秒でガラス転移点(Tg点)以下の所定温度に加熱される。ここでの加熱により、粉体素材35は揮発成分が除去される。これにより、この粉体素材35を用いて成形された光学素子の曇りの発生を防止することができる。
(4)次に、不図示の搬送装置により、下型28及びスリーブ29が粉体素材供給室11の粉体供給プレート19上の所定位置に搬送される。
(5)粉体供給プレート19は、不図示の型加熱手段によって540℃の温度に加熱保持されている。この粉体供給プレート19に、下型28及びスリーブ29が搬送された後、約60秒で下型28及びスリーブ29は所定温度(540℃)に加熱されるようになっている。
(6)その後、加熱攪拌槽30内の粉体素材35は、スクリュー36により攪拌されながら下型28上に落下供給される。このとき、加熱攪拌槽30の先端の供給ノズル31の形状は、成形される光学素子の形状と略同形状に形成されている。
れる。これは、粉体素材35は粉体であるため比較的流動性がよく、所望の形状に分散して下型28上に堆積することができるからである。これにより、成形工数の短縮化が図られる。
(7)次に、下型28への粉体素材35の供給が完了した時点で、中間シャッタ25を開放し、粉体素材35、下型28、及びスリーブ29を、不図示の搬送装置で成形ステージ16の所定位置に搬送する。
(8)このとき、成形プレート20は、不図示の加熱手段により成形温度550℃に加熱保持されている。
(9)また、成形ステージ16における上方の加熱プレート41には、不図示の搬送装置により、予め上型27が嵌入・保持されている。この上型27は、粉体素材35、下型28、及びスリーブ29が搬入されるたびに、その都度加熱プレート41に取付けられる。これは、例えば加熱プレート41に形成された溝(図示せず)に、上型27をスライド挿入して取付けることができる。この上型27も、ヒータ42により成形温度550℃に加熱保持されている。
(10)粉体素材35、下型28、及びスリーブ29が成形プレート20の所定位置に搬送された後、この粉体素材35、下型28、及びスリーブ29は成形プレート20上で15sec加熱される。この加熱後、上型27を下降させて、下型28上に配置された粉体素材35のプレスを行う。
(11)このプレス後、不図示の搬送装置により、上方の加熱プレート41に保持された上型27の保持が開放される。この場合、不図示の搬送装置により、上型27を搬送方向にスライド移動させることで、上型27を加熱プレート41から簡単に離脱させることができる。
(12)このとき、第1の冷却プレート21は、不図示の加熱手段により450℃の温度に加熱保持されている。上型27、下型28、及びスリーブ29が、第1の冷却プレート21の所定位置に搬送されたら、冷却プレート45を下降させて上型27の上面に接触させる。そして、冷却プレート45により上型27に対し圧力15kgf/cm2で加圧しながら、60sec保持する。
(13)次いで、搬出シャッタ26を開き、不図示の搬送装置により、成形品を挟持した上型27、下型28、及びスリーブ29を第2の冷却ステージ18に搬送する。
ここで、成形品を挟持した上型27、下型28、及びスリーブ29を70sec放置する。すなわち、第2の冷却ステージ18では大気中で冷却を行う。この後、上型27及びスリーブ29を取外し、光学素子を取り出す。
本実施の形態によれば、粉体素材35を熱容積が小さい粉体状態の段階で加熱するので、少ない熱量で粉体素材35を所望の温度まで効率的に加熱することができ、省エネルギ
ー化を図ることができる。
[第2の実施の形態]
図4は、第2の実施の形態の光学素子の製造装置の粉体素材供給室11を示す図である。また、第1の実施の形態と同一又は相当する部材には同一の符号を付してその説明を省略する。
本実施の形態の粉体素材供給室11には、気体加熱装置52と、この気体加熱装置52を中心として左右対称に配置された粉体素材貯蔵室としての複数(本実施の形態では2つ)の粉体素材貯蔵槽34と、この粉体素材貯蔵槽34に素材供給管56を介して接続された加熱攪拌室としての加熱供給ノズル57と、が配設されている。
加熱ノズル54と加熱供給ノズル57とは、一体的に形成されている。これにより、気体加熱装置52とその周辺の粉体素材貯蔵槽34、及び加熱供給ノズル57等とが一体化された粉体素材供給ユニット65が形成されている。
粉体素材貯蔵槽34内には、常温でのガラスの粉体素材35が収容されている。この粉体素材35の大きさは、最大寸法が0.01〜0.2mmの球状又は多角体状等の形状をなしている。
次に、本実施の形態の作用について説明する。
(1)まず、粉体素材35を粉体素材貯蔵槽34へ供給する。
(2)次に、この粉体素材貯蔵槽34から、1体当たり42mm3の体積分の粉体素材35を加熱供給ノズル57へ供給する。このときの計量は、粉体素材貯蔵槽34内のスクリュー43(図2参照)によって行われる。
(3)ここで、加熱供給ノズル57は、不図示のヒータによって480℃に加熱保持されている。このため、粉体素材貯蔵槽34から加熱供給ノズル57に供給された粉体素材35は、約15secで所定温度となる。
(4)また、気体加熱装置52の加熱筒53内のヒータ(図示せず)によって、送り込まれた窒素ガス(N2ガス)等の不活性ガスは540℃に加熱される。そして、この不活性ガスを加熱ノズル54に、20l/minの割合で供給する。この風量は、粉体素材35が飛散しないで供給できるガス量である。
(5)次に、不図示の搬送装置により、下型28及びスリーブ29を粉体供給プレート6
0の所定位置に搬送する。
(6)この粉体供給プレート60は、ヒータ62によって540℃に加熱保持されている。下型28及びスリーブ29は、粉体供給プレート60に搬送された後、約60secで所定温度(540℃)に加熱される。
(7)次いで、加熱供給ノズル57内のスクリュー58の回転により、加熱された粉体素材35を加熱ノズル54内へ移送する。
(8)この場合、光学素子形状に適した粉体素材35の量を下型28上に供給するために、粉体供給プレート60の回転速度、粉体素材供給ユニット65のX−X方向への移動速度、及び粉体素材35の供給量を調整する。
また、例えば光学素子形状が平面視丸形以外の場合、粉体素材供給ユニット65をX−X方向に加え、水平で且つX−X方向に対して直交するY−Y方向にも移動可能とし、粉体供給プレート60の回転を停止したまま粉体素材供給ユニット65をX−X方向およびY−Y方向に移動させればよい。こうして、粉体素材35を所望の形状にして下型28に供給することができる。こうすることで、光学素子形状が平面視丸形以外の場合にも対応することができる。
(9)次に、粉体素材35の下型28への供給が完了した時点で、下型28及びスリーブ29を不図示の搬送装置で成形室12の成形ステージ16に搬送する。
(10)成形ステージ16の成形プレート20は、成形温度505℃に加熱保持されている。
(11)また、成形ステージ16における上方の加熱プレート41には、不図示の搬送装置により、予め上型27が嵌入・保持されている。この上型27は、粉体素材35、下型28、及びスリーブ29が搬入されるたびに、その都度加熱プレート41に取付けられる。この上型27も、ヒータ42により成形温度550℃に加熱保持されている。
(10)粉体素材35、下型28、及びスリーブ29が成形プレート20の所定位置に搬送された後、この粉体素材35、下型28、及びスリーブ29は成形プレート20上で15sec加熱される。この加熱後、上型27を下降させて、下型28上に配置された粉体素材35のプレスを行う。
(11)このプレス後、不図示の搬送装置により、上方の加熱プレート41に保持された上型27の保持を開放する。この場合、不図示の搬送装置により、上型27を搬送方向にスライド移動させることで、上型27を加熱プレート41から簡単に離脱させることができる。
より、成形品(光学素子)を挟持した上型27、下型28、及びスリーブ29を第1の冷却ステージ17に搬送する。
(12)このとき、第1の冷却プレート21は、不図示の加熱手段により450℃の温度に加熱保持されている。上型27、下型28、及びスリーブ29が、第1の冷却プレート21の所定位置に搬送されたら、温調プレート45を下降させて上型27の上面に接触させる。そして、冷却プレート45により上型27に対し圧力15kgf/cm2で加圧しながら、60sec保持する。
(13)次いで、搬出シャッタ26を開き、不図示の搬送装置により、成形品を挟持した上型27、下型28、及びスリーブ29を第2の冷却ステージ18に搬送する。
ここで、成形品を挟持した上型27、下型28、及びスリーブ29を60sec放置する。次いで、上型27、下型28、及びスリーブ29を取外し、光学素子を取り出す。
[第3の実施の形態]
図6は、第3の実施の形態の光学素子の製造装置の粉体素材供給室11を示す図である。
また、第2の実施の形態と同一又は相当する部材には同一の符号を付してその説明を省略する。
次に、本実施の形態の作用について説明する。
また、ベースとなる光学素子68の材料は、ガラス転移点(Tg点)570℃のガラスを用いた。
(1)まず、粉体素材35を粉体素材貯蔵槽34へ供給する。
(2)次に、粉体素材貯蔵槽34から、1体当たり10mm3の体積分の粉体素材35を
加熱供給ノズル57へ供給する。このときの計量は、粉体素材貯蔵槽34内のスクリュー43(図2参照)によって行われる。
(3)加熱供給ノズル57は、不図示のヒータによって430℃に加熱保持されている。このため、粉体素材貯蔵槽34から加熱供給ノズル57に供給された粉体素材35は、約10secで所定温度となる。
(4)また、気体加熱装置52の加熱筒53内のヒータ(図示せず)によって、窒素ガス(N2ガス)等の不活性ガスは480℃に加熱されている。そして、この不活性ガスを加熱ノズル54に、20l/minの割合で供給する。この風量は、粉体素材35が飛散しないで供給できるガス量である。
(5)次に、不図示の搬送装置により、光学素子固定台67及び光学素子68を粉体供給プレート60の所定位置に搬送する。
(6)この粉体供給プレート60は、ヒータ62によって480℃に加熱保持されている。光学素子固定台67及び光学素子68は、粉体供給プレート60に搬送された後、約70secで所定温度(480℃)に加熱される。
(7)次いで、加熱供給ノズル57内のスクリュー58の回転により、加熱された粉体素材35を先端ノズル63から加熱ノズル54内へ移送する。
(8)この場合、光学素子形状に適した粉体素材35の量を光学素子68上に供給するために、粉体供給プレート60の回転速度、粉体素材供給ユニット65のX−X方向への移動速度、及び粉体素材35の供給量を適宜調整する。
(9)粉体素材35の供給が完了した時点で、光学素子固定台67及び光学素子68を、不図示の搬送装置で成形室12の成形ステージ16に搬送する。
(10)成形ステージ16の成形プレート20は、成形温度505℃に加熱保持されている。
(11)この成形ステージ16の上方の加熱プレート41には、上型27が固定保持されている。すなわち、上型27は成形の都度着脱されることはない。この点は、第1及び第2の実施の形態と相違する。
(12)次いで、光学素子固定台67及び光学素子68が成形プレート20の所定位置に搬送され、15sec加熱した後に上型27を下降させてプレスを行う。このときのプレス圧力は、5kgf/cm2で所定位置(接合したガラスの厚さ0.05mm)までプレスする。このプレスにより、光学素子68と粉体素材35とが一体的に接合された接合光学素子が成形される。このプレス後、上型27の所定位置を保持しながら成形プレート20を450℃まで冷却する。
(13)このプレス後、加熱プレート41に固定された上型27を上昇させる。
(14)この第1の冷却ステージ17では、第1の冷却プレート21は400℃に加熱保持されている。この状態で、光学素子固定台67及び光学素子68を30sec保持する。
(15)次いで、不図示の搬送装置により、光学素子固定台67及び光学素子68を第2
の冷却ステージ18に搬送する。このとき、第2の冷却プレート22は200℃に加熱保持されている。この第2の冷却ステージ18で70sec放置後、成形された接合光学素子を取り出す。
11 粉体素材供給室
12 成形室
13 第1の筐体
14 第2の筐体
15 中間壁
16 成形ステージ
17 第1の冷却ステージ
18 第2の冷却ステージ
19 粉体供給プレート
20 成形プレート
21 第1の冷却プレート
22 第2の冷却プレート
24 搬入シャッタ
25 中間シャッタ
26 搬出シャッタ
27 上型
28 下型
29 スリーブ
30 加熱攪拌槽
31 供給ノズル
32 円筒部
33 素材供給管
34 粉体素材貯蔵槽
34a 円筒部
34b 漏斗状部
35 粉体素材
36 スクリュー
37 ヒータ
38 モータ
39 漏斗状部
40 エアシリンダ
40a 作動ロッド
41 加熱プレート
42 ヒータ
43 スクリュー
44 エアシリンダ
44a 作動ロッド
45 温調プレート
46 温調管
50 制御部
52 気体加熱装置
53 加熱筒
54 加熱ノズル
56 素材供給管
57 加熱供給ノズル
58 スクリュー
59 モータ
60 粉体供給プレート
60a 回転軸
61 モータ
62 ヒータ
63 先端ノズル
65 粉体素材供給ユニット
67 光学素子固定台
68 光学素子
Claims (12)
- 加熱された複数の粉体素材を成形用型に供給する供給工程と、
前記粉体素材を加圧して成形する成形工程と、
を有することを特徴とする光学素子の製造方法。 - 加熱された複数の粉体素材を光学基材上に供給する供給工程と、
前記粉体素材を加圧して成形する成形工程と、
を有することを特徴とする光学素子の製造方法。 - 前記成形用型の外周に、前記粉体素材の外周側へのはみ出しを防止する外周規制部材を有することを特徴とする請求項1に記載の光学素子の製造方法。
- 前記供給工程の前に、前記粉体素材を、高温気体を用いて加熱する加熱工程を有することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の光学素子の製造方法。
- 前記供給工程の前に、加熱された前記粉体素材を攪拌する撹拌工程を有することを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の光学素子の製造方法。
- 前記供給工程の前に、前記粉体素材を、所定量計量する計量工程を有することを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の光学素子の製造方法。
- 複数の粉体素材を貯蔵する粉体素材貯蔵室と、
前記粉体素材を加熱する加熱手段と、
前記加熱手段で加熱された前記粉体素材を成形用型に吐出する吐出部と、
前記成形用型に吐出された前記粉体素材を成形するために、前記成形用型を加圧する加圧手段と、
を具備することを特徴とする光学素子の製造装置。 - 複数の粉体素材を貯蔵する粉体素材貯蔵室と、
前記粉体素材を加熱する加熱手段と、
前記加熱手段で加熱された前記粉体素材を光学基材上に吐出する吐出部と、
前記光学基材に吐出された前記粉体素材を成形するために、前記成形用型を加圧する加圧手段と、
を具備することを特徴とする光学素子の製造装置。 - 前記成形用型の外周に配置され、前記粉体素材の外周側へのはみ出しを防止する外周規制部材を具備することを特徴とする請求項7に記載の光学素子の製造装置。
- 前記加熱手段で加熱された前記粉体素材を高温気体でさらに加熱する第2の加熱手段を具備することを特徴とする請求項7〜9のいずれかに記載の光学素子の製造装置。
- 前記加熱された前記粉体素材を撹拌する撹拌手段を具備することを特徴とする請求項7〜10のいずれかに記載の光学素子の製造装置。
- 前記粉体素材貯蔵室内の前記粉体素材を所定量計量して供給する計量供給手段を具備することを特徴とする請求項7〜11のいずれかに記載の光学素子の製造装置。
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