JP2010137221A - 高エネルギー効率のco2捕捉プロセス - Google Patents

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Abstract

【課題】二酸化炭素の捕捉システムを開示する。
【解決手段】このシステム10は、排気ガスを輸送する供給ライン12と、第1分離器14と、第1圧縮機22と、第1メンブレン24と、第1排出器32と、第2分離器34と、第2圧縮機42と、二酸化炭素貯槽50とを有する。第1メンブレンは、排気ガスを濾過して、非透過排気ガス流26と透過排気ガス流28とに分ける。透過排気ガス流は、非透過排気ガス流よりも大量の二酸化炭素を含有する。第1排出器は、透過排気ガス流を圧縮する。第2圧縮機は、第2分離器から受け取った排気ガスをさらに圧縮する。二酸化炭素貯槽は、第2圧縮機からの排気ガスを受け入れる。第1メンブレンの非透過流に沿って、第2メンブレンを配置してもよい。この第2メンブレンの透過側には第2排出器が配置される。
【選択図】図1

Description

本発明は、概して、排気ガスからのCO2排出の削減に関する。排気ガスは、火力発電所その他の発電所等のエネルギー発電所で発生し得る。排気ガスを発生する様々な発生源からのCO2排出を低減させる技術を開発し、CO2排出による環境への影響を軽減することは有益である。
メンブレンの利用は、様々なガス分離装置の動作に関する問題を解決する有力な技術として注目されている。しかし、当技術分野では、CO2を捕捉するメンブレンの実用性に対する懸念がある。例えば、メンブレンを使用する場合、約10bar(1×106Pa)以上の煙道/排気ガスの圧縮が必要だと考えられている。そのような大量の煙道/排気ガスの圧縮に伴うエネルギー需要とコストが懸案事項である。もうひとつの懸案事項として、CO2を好適に隔離するために必要なステップだと考えられる、透過CO2ガスの圧縮が必要なことが挙げられる。また、透過CO2ガスの圧縮により、工業プロセスにおいて対応できないエネルギー負荷が生じる可能性がある。メンブレンの透過側のCO2分圧を低下させるためのスイープガスとして、蒸気を利用することが検討されることが多いが、スイープガスの生成に必要なエネルギーにも法外なコストがかかることがわかっている。
従って、現在利用可能なメンブレンを用いてCO2隔離を行うにあたり、少なくともCO2軽減に対する上記の懸案事項のそれぞれにも、同時に対処する必要がある。
以下に、本発明に関して例示するいくつかの実施形態を基本的にできるよう、本発明の概要を簡単に記載する。この概要は、本発明を広範にわたり説明する概要ではない。さらに、この概要により、本発明の重要な要素を特定することも、本発明の範囲を限定することも意図していない。この概要の目的は、専ら、以下の詳細な説明の前置きとして、本発明の思想を簡潔に説明することである。
本発明の一実施形態において、二酸化炭素を捕捉するシステムを開示する。このシステムは、排気ガスを輸送する供給ラインと、排気ガスから液体を除去するように構成された第1分離器と、排気ガスを圧縮するように構成された第1圧縮機と、第1メンブレンと、第1排出器と、第2分離器と、第2圧縮機と、二酸化炭素貯槽とを含む。第1メンブレンは、第1圧縮機から受け取った排気ガスを濾過して、非透過排気ガス流と透過排気ガス流とに分けるよう構成される。透過排気ガス流は、非透過排気ガス流よりも大量の二酸化炭素を含有する。第1排出器は、透過排気ガス流を圧縮するよう構成される。第2分離器は、第1排出器から受け取った排気ガスから液体を除去するよう構成される。第2圧縮機は、第2分離器から受け取った排気ガスをさらに圧縮するよう構成される。二酸化炭素貯槽は、第2圧縮機からの排気ガスの一部分を収容するよう構成される。
本発明の別の実施形態において、二酸化炭素を捕捉するシステムを開示する。このシステムは、排気ガスを輸送する供給ラインと、排気ガスから液体を除去するように構成された第1分離器と、第1分離器から受け取った排気ガスを圧縮するように構成された第1圧縮機と、第1メンブレンと、第1排出器と、第2分離器と、第2圧縮機と、分流器とを含む。第1メンブレンは、第1圧縮機から受け取った排気ガスを非透過排気ガス流と透過排気ガス流とに分流するよう構成される。透過排気ガス流は、非透過排気ガス流よりも大量の二酸化炭素を含有する。第1排出器は、透過排気ガス流を圧縮するよう構成される。第2分離器は、第1排出器から受け取った排気ガスから液体を除去するよう構成される。第2圧縮機は、第2分離器から受け取った排気ガスをさらに圧縮するよう構成される。分流器は、第2圧縮機から受け取った排気ガスを二酸化炭素貯槽へ進路変更するよう構成される。
本発明のまた別の実施形態において、排気ガスの二酸化炭素を捕捉する方法を開示する。この方法は、排気ガスを第1分離器に輸送するステップと、第1分離器において排気ガスを第1気体経路の気体と第1液体経路の液体に分離するステップと、第1圧縮機において第1気体経路からの排気ガスを圧縮するステップと、第1メンブレンにおいて第1圧縮機からの排気ガスを濾過するステップとを含む。濾過ステップでは、受け取った排気ガスを非透過排気ガス流と透過排気ガス流に分流する。透過排気ガス流は、非透過排気ガス流よりも大量の二酸化炭素を含有する。この方法におけるその他のステップには、第1排出器において透過流からの排気ガスを圧縮するステップと、第2分離器において排気ガスを第2気体経路の気体と第2液体経路の液体に分離するステップと、第2圧縮機において第2気体経路からの排気ガスを圧縮するステップと、第2圧縮機からの排気ガスの一部分を二酸化炭素貯槽に輸送するステップとがある。
添付図面に対応した以下の説明から、当業者は、本発明に係る以上の及びその他の実施形態を理解できよう。
、本発明の第1実施例による、排気ガスから二酸化炭素を捕捉するシステムの概略工程系統図である。 本発明の第2実施例による、排気ガスからの二酸化炭素を捕捉するシステムの概略工程系統図である。 本発明の第3実施例による、排気ガスからの二酸化炭素を捕捉するシステムの概略工程系統図である。
本発明の1つ以上の態様の実施形態を例示及び説明し、図解する。図示の実施例は、本発明を限定するものではない。例えば、本発明の態様はそれぞれ、その他の実施形態及びその他の型式の装置にも適用可能である。また、本明細書で用いた幾つかの用語は、説明のためのものにすぎず、本発明を限定するものではない。なお、図面において、同様の構成要素には同様の参照番号が付与されている。
図1に、本発明の第1実施例によるシステム10を示す。第1実施例のシステム10は、排気ガスからの二酸化炭素を捕捉するよう構成されている。第1実施例は、排気ガスを輸送するための供給ライン12を含む。供給ライン12により、反応炉、エネルギー生産設備、或いは石炭燃焼発電所その他の発電所等のエネルギー発電所からの排気ガスを輸送する。勿論、排気ガスは別の発生源に由来するものであってもよい。第1実施例は、まだ加圧されていない排気ガスにも適用可能である。勿論、その他の装置も供給ライン12と共に使用することができる。第1実施例のシステム10は、様々な排気ガスから二酸化炭素を濾過して捕捉するよう構成される。
第1圧縮機22の上流に、第1分離器14を設けてよい。第1分離器14は、第1液体経路16と、第1液体貯槽18と、第1気体経路20とを有し得る。第1分離器14は、液体が第1圧縮機22に到達するのを防ぐために排気ガスからあらゆる液体を除去するよう構成される。液体は第1液体貯槽18に輸送され、システム10内で再利用されたり、必要に応じてシステム10の外部に輸送されたりする。分離器14は、当技術分野で周知のように気体から液体を分離するよう構成されており、様々な種類の構造を用いることができる。
供給ライン12の下流に、第1圧縮機22を設けてよい。第1圧縮機22は、各々の圧縮段の間に冷却器を備える多段圧縮機であってよい。第1圧縮機22は、液体減少させた排気ガスを圧縮するよう構成される。
第1圧縮機22の下流に、第1メンブレン24を設けてよい。第1圧縮機22は、排気ガスを第1メンブレン24に供給する。勿論、第1メンブレン24を様々な材料及び複合材料から構成することができる。第1メンブレン24は、メンブレンを介した選択的透過によって排気ガスの残余部分からCO2ガスを濾過するよう構成される。第1メンブレン24を、様々な空隙率を持たせて、様々な高分子構造を用いて形成することができる。第1メンブレン24の大きさ及び厚さも、エネルギー発電所の設計及び要件によって変化させることができる。勿論、本発明において、あらゆる種類のメンブレンを使用することができる。
第1メンブレン24を用いて、第1メンブレン24を通る第1圧縮機22から受け取った排気ガスを濾過して、非透過排気ガス流26と透過排気ガス流28とに分ける。透過排気ガス流28は、その他の気体が濾過及び除去されて非透過流26となるので、非透過排気ガス流26よりも大量の二酸化炭素を含有する。従って、非透過流26には、メンブレンを通過できない物質が含まれる。メンブレンを通過するCO2ガス等の物質は、透過流28に含まれる。透過流28は、排気ガスよりもはるかに低圧であってよい。
また、第1メンブレン24の下流に第1排出器32を設けてよい。第1排出器32は、透過排気ガス流28に対して第1部分の圧縮を行う。第1排出器32は、大気圧が低い状態でメンブレン透過側を動作させると共にCO2ガスが圧縮されるよう構成される。さらに、第2圧縮機42の上流に第2分離器34を設けてもよい。第2分離器34は、第2液体経路36と、第2液体貯槽38と、第2気体経路40とを有し得る。第2分離器34により、液体が第2圧縮機42に到達するのを防ぐために排気ガスからあらゆる液体が除去される。この液体は第2液体貯槽38に輸送され、システム10内で再利用されたり、必要に応じてシステム10の外部に輸送されたりする。各々の分離器14、34は、当技術分野で周知のように、気体から液体を分離する。液体が圧縮機に到達するのを防ぐことは、圧縮機の確実な効率的動作に繋がる。
第1排出器32の下流には、第2圧縮機42が設けられる。第2圧縮機42は、透過排気ガス流28をさらに圧縮する。第2圧縮機42も、各々の圧縮段の間に冷却器を備え得る多段圧縮機であってよい。第2圧縮機42は、CO2ガスに対して第2の、即ち、残余部分の圧縮を行う。第1排出器32がCO2ガスに必要な第1部分の圧縮を行うのと同時に、第2圧縮機42がCO2ガスの最終的な貯蔵に必要な残余部分の圧縮を行う。
本発明により、本発明を適用する発電所、エネルギー生産設備、又はその他の過程が多大なエネルギー負荷を受けることなく、現在利用可能なメンブレン材料を使用して、効果的にCO2を低減させる実用的な方法が可能になる。本発明により、第1圧縮機22によって煙道/排気ガスを高圧に圧縮する必要がなく、代わりに、第1排出器32を用いて透過側を真空にすることによって所要の圧力勾配を形成することができる。排出器を用いて、透過流28の圧力を生成したり制御したりして、第1メンブレン24を介して気体を最適に透過させることができる。つまり、メンブレン装置の透過側に排出器を設置することにより、排気ガスを圧縮する第1圧縮機22に必要な圧縮工程を最小限に抑えることができる。
第1排出器32として、様々な実施例のうちの1つを採用することができる。第1排出器32は、様々な寸法及び仕様の、低コストの気体−気体排出器であってよい。排出器32が各々の実施例において最も効率的に動作するよう、排出器32の性能を適宜修正することができる。排出器を用いると、圧縮機よりも低コスト且つ圧縮機よりも少ない動作エネルギーで、CO2ガスの圧力を上昇させることができる。さらに、排出器32を用いると、メンブレンによる濾過の後、第2圧縮機42に必要なCO2圧縮工程を最小限に抑えることができる。排出器32により、第2圧縮機42の入口よりも前に圧力が上昇し、第2圧縮機42に必要な仕事を軽減することができる。こうして、第1排出器32を用いることにより、排気/煙道ガスの圧縮に第2圧縮機42が必要とする総エネルギーが低減する。
第1実施例は、スイープ蒸気を必要としないメンブレンを備えたシステム10である。水からスイープ蒸気を発生させるには、一般的に、過大なエネルギー量が必要となる。スイープ蒸気を発生させる代わりに、図1の例では、第1排出器32を用いて、メンブレンの透過側を真空にし、分圧差を形成する。水分が存在する場合、メンブレンの厚さ全体にわたり分子を拡散させる必要があるとも言われる。この要件は、水分供給量を制御すること、及び/又は第1実施例のシステム10に、速度を制御しながら霧状の水又は蒸気を添加することで解決することができる。つまり、排出器を用いること、及び、スイープ蒸気の生成を避けることによって、煙道/排気の圧縮工程を確実に最小限に抑えることができる。本発明により、CO2捕捉過程全体のエネルギーコストを削減することができる。
第2圧縮機42の下流に、二酸化炭素貯槽50を設けてよい。二酸化炭素貯槽50は、CO2ガスが豊富な第2圧縮機42からの排気ガスの一部分を受け入れる。勿論、第2圧縮機42から二酸化炭素貯槽50までの距離は、様々であってよい。二酸化炭素貯槽50は、第1実施例のシステム10により捕捉された二酸化炭素ガスを保持するよう構成された保持槽又は設備であれば、任意のものであってよい。二酸化炭素貯槽50は、例えば、2000psi等の高圧下でも動作可能である。
図2に、排気ガスから二酸化炭素を捕捉する第2実施例のシステム100を示す。明らかなように、第2実施例の構成要素の構造及び機能性は、第1実施例のものと同一である。第2実施例のシステム100は、供給ライン112と、第1分離器114と、第1液体経路116と、第1液体貯槽118と、第1気体経路120と、第1圧縮機122と、第1メンブレン124と、第1非透過流126と、第1透過流128と、膨張器130と、第1排出器132と、第2分離器134と、第2液体経路136と、第2液体貯槽138と、第2気体経路140と、第2圧縮機142と、分流器144と、第1経路146と、第2経路148と、二酸化炭素貯槽150とを含み得る。
第2実施例のシステム100では、非透過経路の末端付近に膨張器130を設け、通気孔を介して非CO2ガス物質を排出することもできる。膨張器130により、排気ガスを通気孔に輸送する前に非透過排気ガス流126を膨張させることもできる。通気孔から排出される排気ガスが含有する二酸化炭素は、低減されており、即ち、ごく少量である。
また、第2圧縮機142の下流に、分流器144を設けてよい。分流器144により、第2圧縮機142から受け取った二酸化炭素が豊富な排気ガスを二酸化炭素貯槽150へ進路変更する。排気ガスから二酸化炭素を気体貯槽に輸送するために、第2圧縮機142の後ろで分流器144を用いて、ガス吐出量を制御することができる。また、分流器144を用いて、排気ガスを比速度で二酸化炭素貯槽150又は貯蔵設備に輸送する第1経路146を形成することができる。分流器144を用いて、第二の排気ガス量を比速度で第1排出器132の入口に供給することができるように進路変更する第2経路148を形成することができる。加圧ガスを第1排出器132において再利用することにより、第1排出器132に入るガスの圧力を効果的に上昇させることができ、さらに、第2圧縮機142に必要な仕事量を削減することができる。また、進路変更したガスは、第1排出器132、第2分離器134、及び第2圧縮機142によりさらに処理される。膨張器130及び分流器144はそれぞれ、第1実施例と組み合わせて使用可能である。
図3に、排気ガスからの二酸化炭素を捕捉する第3実施例のシステム200を示す。第3実施例のシステム200は、第1メンブレン224及び第2メンブレン260を含む。明らかなように、第3実施例の構成要素の構造及び機能性は、第1実施例及び第2実施例のものと同じである。第3実施例において、供給ライン212は、排気ガスを輸送するよう構成される。供給ライン212により、例えば、反応炉、エネルギー生産設備、或いは火力発電所又その他の発電所等のエネルギー発電所からの排気ガスを輸送する。勿論、その他の装置も供給ライン212と共に使用可能である。第3実施例のシステム200は、様々な排気ガスから二酸化炭素を濾過して捕捉するよう構成される。第1圧縮機222の上流に、第1分離器214を設けてよい。第1分離器214は、第1液体経路216と、第1液体貯槽218と、第1気体経路220を有し得る。第1分離器214は、あらゆる液体が第1圧縮機222に到達するのを防ぐために排気ガスから液体を除去するよう構成される。その後、排気ガスは、多段圧縮機等の第1圧縮機222に供給される。第1圧縮機222は、排気ガスを第1メンブレン224に供給する。第1メンブレン224により、この第1メンブレン224を通る、第1圧縮機222から受け取った排気ガスが濾過され、第1非透過排気ガス流226と第1透過排気ガス流228とに分かれる。第1透過排気ガス流228は、その他の気体が濾過及び除去されて第1非透過流226となるので、第1非透過排気ガス流226よりも大量の二酸化炭素を含有する。第1透過流228は、第1排出器232へ導かれる。
第1排出器232によって排気ガスをある程度圧縮した後、第2分離器234により、気体から液体を分離する。第2分離器234は、第2液体経路236と、第2液体貯槽238と、第2気体経路240とを有し得る。さらに、分離したCO2を、第2多段圧縮機を用いてパイプライン圧力まで圧縮する。
第1メンブレン224の第1非透過流226に沿って、第2メンブレン260を設けてよい。第2メンブレン260により、通過するガスが濾過されて、第2非透過流262と第2透過流264とに分かれる。第1非透過流226をシステム200から除去する代わりに、第2非透過流262をシステム200から除去することができる。明らかなように、第1メンブレン224及び第2メンブレン260を使用する実施例では、第1メンブレン224により、二酸化炭素の大部分が容易に取り出される。気体の大部分が既に濾過及び除去されているので、第2メンブレン260が受けるのは、量が低減された第1透過流228の排気ガスである。第2メンブレン260の第二の透過側に、第2排出器266が設けられる。第2排出器266によって排気ガスをある程度圧縮した後、第3分離器268により気体から液体を分離する。第3分離器268は、第3液体経路270と、第3液体貯槽272と、第3気体経路274とを有し得る。さらに、分離されたCO2を圧縮するために第3圧縮機276を使用し、圧力をパイプライン圧力まで圧縮することもできる。排気ガスは、第3圧縮機276によって圧縮された後、排気ガスを第3圧縮機276から運ぶための経路278を介して第1メンブレン224に案内される。通気孔を介して物質を排出するために、第2非透過経路の末端付近に膨張器230を設けてよい。さらに濾過を行って二酸化炭素ガスを捕捉するよう、第2メンブレン260を設けてもよいことが理解できよう。
第2圧縮機242の下流に、分流器244を設けてよい。分流器244により、第2圧縮機242から受け取った二酸化炭素が豊富な排気ガスを二酸化炭素貯槽250へ進路変更する。分流器244を用いると、第2多段圧縮機の後ろで排気ガスの吐出量を制御し、二酸化炭素を二酸化炭素貯槽250に輸送することができる。また、分流器244を用いて、排気ガスを比速度で二酸化炭素貯槽250又は貯蔵設備に輸送し、供給するための第1経路246を形成することもできる。さらに、分流器244を用いて、第二の排気ガス量を比速度で第2排出器266の入口に供給するように進路変更するための第2経路248を形成することができる。加圧ガスを第2排出器2662に再利用することにより、第2排出器266に導入されるガスの圧力を効果的に上昇させ、第3圧縮機276に必要となる仕事量を低減させることができる。進路変更したガスは、第2排出器266、第3分離器268、及び第3圧縮機276により、さらに処理される。代替的に、第2経路148を用いて、排気ガスを第1排出器232の入口に輸送してもよい。
従って、第1実施例のシステム100は、1つのメンブレン24と、メンブレンの透過側における圧縮処理を助ける1つの排出器32のみを含む。第3実施例のシステム200は、第1メンブレン224と組み合わせて第2メンブレン260を備えている。第3実施例のシステム200では、2つの排出器232、266において処理を行うので、第3実施例のシステム200のエネルギー需要は、第1実施例のシステム10と比べて低くなる。つまり、或る量の排気ガスに対して圧縮機222、242、276が行うべき仕事量が低減する。勿論、その他の実施例において、様々な数の排出器及び圧縮段を備えた、様々な数のメンブレンを含み得る。本発明により、圧縮機がCO2ガスの圧縮工程全てを担うのではなく、少なくとも1つのメンブレンの透過側に排出器を設けることによりガス圧縮を促進することを含む、更なる実施例が可能である。
さらに、本発明の一実施例において、排気ガスから二酸化炭素を捕捉する方法を開示する。この方法において、最初のステップは、排気ガスを第1分離器14に輸送することである。次のステップは、第1分離器14において排気ガスを第1気体経路20の気体と第1液体経路16の液体に分離することを含むステップである。排気ガスはその後、第1気体経路20から第1圧縮機22に導入され、圧縮される。別のステップは、第1メンブレン24により第1圧縮機22からの排気ガスを濾過し、受け取った排気ガスを非透過排気ガス流26と透過排気ガス流28に分流することを含むステップである。透過排気ガス流28は、非透過排気ガス流26よりも大量の二酸化炭素を含有する。透過流28からの排気ガスをその後、第1排出器32において圧縮してもよい。例示的な方法において、また別のステップとして、第2分離器34において、排気ガスを第2気体経路40の気体と第2液体経路36の液体とに分離するステップが含まれる。さらに、第2圧縮機42を使用して、第2気体経路40からの排気ガスを圧縮してもよい。その後、排気ガスを第2圧縮機42から二酸化炭素貯槽50に輸送してもよい。
さらに、本発明の例示的方法は、排気ガスを非透過流26から除去し、通気孔へ流すステップを含み得る。通気孔からは、低減された、即ち、ごく少量の二酸化炭素を有する排気ガスが大気中に排出される。例示的方法はさらに、第1排出器32、第2分離器34、及び第2圧縮機42による更なる処理に向けて、排気ガスの第二部分を第2圧縮機42から第1排出器32の入口へ進路変更するステップを含み得る。
例示的方法はさらに、第2メンブレン260において第1メンブレン224の第1透過流228からの排気ガスを濾過して、受け取った排気ガスを第2非透過排気ガス流262と第2透過排気ガス流264とに分離するステップを含み得る。第2透過排気ガス流264は、第2非透過排気ガス流262よりも大量の二酸化炭素を含有する。第2排出器266において、第2透過流264からの排気ガスが圧縮される。排気ガスは、第3分離器268において、第3気体経路274の気体と第3液体経路270の液体とに分離される。この更なる実施例における別のステップとして、第3圧縮機276において第3気体経路274からの排気ガスを圧縮することと、この排気ガスを第3圧縮機276から第1排出器232の入口に輸送することとを含めてよい。更なる実施例において、第1排出器232、第2分離器234、及び第2圧縮機242による更なる処理に向けて、排気ガスの第二部分を第2圧縮機242から第2排出器266の入口へ進路変更するステップを含めてよい。
以上、いくつかの実施形態を例示しながら本発明を説明してきた。本明細書の記載を基に、様々な修正形態及び代替形態が想起可能であろう。例示の実施形態は、本発明に係る1つ以上の態様を包含しており、添付の特許請求の範囲は本質的に、これらのあらゆる修正形態及び改変形態を含むものとする。
10 システム
12 供給ライン
14 第1分離器
16 第1液体経路
18 第1液体貯槽
20 第1気体経路
22 第1圧縮機
24 第1メンブレン
26 非透過流
28 透過流
32 第1排出器
34 第2分離器
36 第2液体経路
38 第2液体貯槽
40 第2気体経路
42 第2圧縮機
50 二酸化炭素貯槽
100 システム
114 第1分離器
116 第1液体経路
118 第1液体貯槽
120 第1気体経路
122 第1圧縮機
124 第1メンブレン
126 第1非透過流
128 第1透過流
130 膨張器
132 第1排出器
134 第2分離器
136 第2液体経路
138 第2液体貯槽
140 第2気体経路
142 第2圧縮機
144 分流器
146 第1経路
148 第2経路
150 二酸化炭素貯槽
200 システム
212 供給ライン
214 第1分離器
216 第1液体経路
218 第1液体貯槽
220 第1気体経路
222 第1圧縮機
224 第1メンブレン
226 第1非透過流
228 第1透過流
230 膨張器
232 第1排出器
234 第2分離器
236 第2液体経路
238 第2液体貯槽
240 第2気体経路
242 第2圧縮機
244 分流器
246 第1経路
248 第2経路
250 二酸化炭素貯槽
260 第2メンブレン
262 第2非透過流
264 第2透過流
266 第2排出器
268 第3分離器
270 第3液体経路
272 第3液体貯槽
274 第3気体経路
276 第3圧縮機
278 経路

Claims (20)

  1. 二酸化炭素の捕捉システムであって、
    排気ガスを輸送する供給ライン(12)と、
    排気ガスから液体を除去するよう構成された第1分離器(14)と、
    排気ガスを圧縮するよう構成された第1圧縮機(22)と、
    第1圧縮機(22)から受け取った排気ガスを濾過して、非透過排気ガス流(26)と透過排気ガス流(28)とに分けるよう構成された第1メンブレン(24)であって、前記透過排気ガス流(28)が、前記非透過排気ガス流(26)よりも大量の二酸化炭素を含有する第1メンブレン(24)と、
    前記透過排気ガス流(28)を圧縮するよう構成された第1排出器(32)と、
    第1排出器(32)から受け取った排気ガスから液体を除去するよう構成された第2分離器(34)と、
    第2分離器(34)から受け取った排気ガスをさらに圧縮するよう構成された第2圧縮機(42)と、
    第2圧縮機(42)からの排気ガスの一部分を受け入れるよう構成された二酸化炭素貯槽(50)とを含むシステム。
  2. 前記非透過排気ガス流(26)を膨張させて、排気ガスを通気孔に輸送するよう構成された膨張器(130)をさらに含む、請求項1記載のシステム。
  3. 排気ガスの一部分を第2圧縮機(42)から前記二酸化炭素貯槽(50)へ進路変更すると共に、第1排出器(32)及び第2圧縮機(42)による更なる処理のために、排気ガスの第二部分を第2圧縮機(42)から第1排出器(32)の入口へ進路変更させる分流器(144)をさらに含む、請求項1記載のシステム。
  4. エネルギー発電所からの排気ガスが前記供給ライン(12)により輸送される、請求項1記載のシステム。
  5. 前記非透過流(126)から受け取った排気ガスを第2非透過排気ガス流(262)と第2透過排気ガス流(264)とに分離するよう構成された第2メンブレン(260)と、
    第2透過排気ガス流(264)をさらに圧縮するよう構成された第2排出器(266)と、
    第2排出器(266)から受け取った排気ガスをさらに圧縮するよう構成された第3圧縮機(276)であって、排気ガスを第1排出器(132)に輸送する第3圧縮機(276)とをさらに含む、請求項1記載のシステム(10)。
  6. 第2非透過排気ガス流(262)が前記システム(10)から除去される、請求項5記載のシステム(10)。
  7. 排気ガスの一部分を第2圧縮機(142)から前記二酸化炭素貯槽(150)へ進路変更すると共に、第1排出器(132)及び第2圧縮機(142)による更なる処理のために、排気ガスの第二部分を第2圧縮機(142)から第1排出器(132)の入口へ進路変更させる分流器(144)をさらに含む、請求項5記載のシステム(10)。
  8. 二酸化炭素の捕捉システムであって、
    排気ガスを輸送する供給ライン(112)と、
    排気ガスから液体を除去するよう構成された第1分離器(114)と、
    第1分離器(114)から受け取った排気ガスを圧縮するよう構成された第1圧縮機(122)と、
    第1圧縮機(122)から受け取った排気ガスを非透過排気ガス流(126)と透過排気ガス流(128)に分離するよう構成された第1メンブレン(124)であって、前記透過排気ガス流(128)が、前記非透過排気ガス流(126)よりも大量の二酸化炭素を含有する第1メンブレン(124)と、
    前記透過排気ガス流(128)を圧縮するよう構成された第1排出器(132)と、
    第1排出器(132)から受け取った排気ガスから液体を除去するよう構成された第2分離器(134)と、
    第2分離器(134)から受け取った排気ガスをさらに圧縮するよう構成された第2圧縮機(142)と、
    第2圧縮機(142)から受け取った排気ガスを二酸化炭素貯槽(150)へ進路変更させるよう構成された分流器(144)とを含むシステム。
  9. 前記非透過排気ガス流(126)を膨張させて、排気ガスを通気孔に輸送するよう構成された膨張器(130)をさらに含む、請求項8記載のシステム。
  10. 前記分流器(144)がさらに、第二の排気ガス量を第1排出器(132)の入口へ進路変更させる、請求項8記載のシステム。
  11. エネルギー発電所からの排気ガスを前記供給ライン(112)により受け取る、請求項8記載のシステム。
  12. 前記非透過流(126)から受け取った排気ガスを第2非透過排気ガス流(262)と第2透過排気ガス流(264)とに分離するよう構成された第2メンブレン(260)と、
    第2透過排気ガス流(264)をさらに圧縮するよう構成された第2排出器(266)と、
    第2排出器(266)から受け取った排気ガスから液体を除去するよう構成された第3分離器(268)と、
    第3分離器(268)から受け取った排気ガスをさらに圧縮するよう構成された第3圧縮機(276)であって、排気ガスを第1排出器(132)に輸送する第3圧縮機(276)とをさらに含む、請求項8記載のシステム。
  13. 第2非透過排気ガス流(262)が前記システムから除去される、請求項12記載のシステム。
  14. 前記分流器(144)が、第2排出器(266)、第3分離器(268)、及び第3圧縮機(276)による更なる処理のために、第二の排気ガス量を第2排出器(266)の入口へさらに進路変更させる、請求項12記載のシステム。
  15. 前記分流器(144)が、第1排出器(132)、第2分離器(134)、及び第2圧縮機(142)による更なる処理のために、第二の排気ガス量を第2排出器(266)の入口へさらに進路変更させる、請求項12記載のシステム。
  16. 排気ガスから二酸化炭素を捕捉する方法であって、
    排気ガスを第1分離器(14)に輸送するステップと、
    第1分離器(14)において排気ガスを第1気体経路(20)への気体と第1液体経路(16)への液体とに分離するステップと、
    第1圧縮機(22)において第1気体経路(20)からの排気ガスを圧縮するステップと、
    第1メンブレン(24)において第1圧縮機(22)からの排気ガスを濾過して、受け取った排気ガスを非透過排気ガス流(26)と透過排気ガス流(28)とに分離するステップであって、前記透過排気ガス流(28)が、前記非透過排気ガス流(26)よりも大量の二酸化炭素を含有するステップと、
    第1排出器(32)において前記透過流(28)からの排気ガスを圧縮するステップと、
    第2分離器(34)において排気ガスを第2気体経路(40)への気体と第2液体経路(36)への液体とに分離するステップと、
    第2圧縮機(42)において第2気体経路(40)からの排気ガスを圧縮するステップと、
    第2圧縮機(42)からの排気ガスの一部分を二酸化炭素貯槽(50)に輸送するステップとを含む方法。
  17. 排気ガスを前記非透過流(26)から除去して通気孔へ流すステップをさらに含む、請求項16記載の方法。
  18. 第1排出器(32)、第2分離器(34)、及び第2圧縮機(42)による更なる処理のために、排気ガスの第二部分を第2圧縮機(42)から第1排出器(32)の入口へ進路変更させるステップをさらに含む、請求項16記載の方法。
  19. 第2メンブレン(260)において第1メンブレン(24)の前記透過流(28)からの排気ガスを濾過して、受け取った排気ガスを第2非透過排気ガス流(262)と第2透過排気ガス流(264)とに分離するステップであって、第2透過排気ガス流(264)が、第2非透過排気ガス流(262)よりも大量の二酸化炭素を含有するステップと、
    第2排出器(266)において第2透過流(264)からの排気ガスを圧縮するステップと、
    第3分離器(268)において排気ガスを第3気体経路(274)への気体と第3液体経路(270)への液体とに分離するステップと、
    第3圧縮機(276)において第3気体経路(274)からの排気ガスを圧縮するステップと、
    第3圧縮機(276)からの排気ガスを第1排出器(32)の入口に輸送するステップとをさらに含む、請求項16記載の方法。
  20. 第2排出器(266)、第3分離器(268)、及び第3圧縮機(276)による更なる処理のために、排気ガスの第ニ部分を第2圧縮機(42)から第2排出器(266)の入口へ進路変更させるステップをさらに含む、請求項19記載の方法。
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