JP2010136858A - 物干し装置およびサッシ - Google Patents
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Abstract
【課題】 使用の際に手間がかからず、不使用時には広いスペースを占めないようにする。
【解決手段】 本発明の物干し装置6は、壁面状の被取り付け部位に取り付けられる横長の取り付け部7と、この取り付け部7に上方へ折り畳み可能に結合された棚板部8と、この棚板部8の前縁側に一体に設けられた吊り下げ支持部9とを有する。被取り付け部位は、望ましくは、サッシ戸3もしくはサッシ窓の換気用小窓4を構成する中桟5の室内側に設定される。
【選択図】図1
【解決手段】 本発明の物干し装置6は、壁面状の被取り付け部位に取り付けられる横長の取り付け部7と、この取り付け部7に上方へ折り畳み可能に結合された棚板部8と、この棚板部8の前縁側に一体に設けられた吊り下げ支持部9とを有する。被取り付け部位は、望ましくは、サッシ戸3もしくはサッシ窓の換気用小窓4を構成する中桟5の室内側に設定される。
【選択図】図1
Description
本発明は、洗濯物の室内干しに使用する物干し装置と、この物干し装置を備えたサッシ戸もしくはサッシ窓等のサッシに関する。
洗濯物を室内で干す必要が生じることは多々ある。例えば、天候が悪い日や、洗濯物が外で干すには抵抗のある下着である場合、あるいは、寮やワンルームマンションのように室外に物干し用の充分なスペースがない場合等である。
一般に、洗濯物を室内に干す場合、鴨居やその他の壁面の突起物を利用して、室内にロープを張り渡して、そのロープに洗濯物を掛けるようにしているが、ロープを張り渡すのは面倒な作業である。
そのため、従来、室内干しに適した物干し具が種々提案されている。それらの物干し具を大きく分けると、室内の既存の突起物を利用して、これに着脱するタイプ(例えば、特許文献1参照)と、床面に設置するタイプ(例えば、特許文献2参照)とがある。
特開2006−223698号公報
特開2005−288067号公報
ところで、従来提案されている物干し具において、室内の突起物に着脱するタイプでは、不使用時に物干し具を収容しておくスペースを必要とするばかりか、洗濯物を干すたびに、その物干し具を収容スペースから取り出してきて所要の突起物に装着しなければならず、手数のかかるものである。
床面に設置するタイプは、設置に手数はかからないものの、洗濯物は比較的に低い位置に吊り下げられることになるから、床面に家具やその他の物品を置いておくことができず、結局、広い場所を必要とする。
本発明は、固定的に取り付けるタイプとすることで、装着や取り外しの作業を不要にして、使用の際に要する手間をほぼ皆無にするとともに、別の収容スペースを不要にし、また、不使用時には、その取り付け個所で広いスペースを占めないようにすることを主たる課題とする。
また、本発明は、従来の物干し具が装着されない部位に着目し、この部位に取り付けるようにすることで、室内の空間を有効に利用するとともに、洗濯物を効率よく短時間で乾燥させられるようにすることを、次なる課題とする。
本発明による物干し装置は、壁面状の被取り付け部位に取り付けられる横長の取り付け部と、この取り付け部に上方へ折り畳み可能に結合された棚板部と、この棚板部の前縁側に一体に設けられた吊り下げ支持部とを有することを特徴とするものである。
上記取り付け部は、例えば、ねじにより被取り付け部位に取り付け固定されるが、このほか、被取り付け部位と取り付け部とが面接触する状態で接着剤により取り付け固定してもよく、また、被取り付け部位と取り付け部との一方に係合凸部を、他方に係合凹部を設けて、これら係合凸部と係合凹部との係合により、取り付け部を被取り付け部位に取り付け固定してもよく、取り付け部を被取り付け部位に取り付ける手段は特に問わない。
上記構成において、使用時には、棚板部をほぼ水平状に前方に突出する状態にして、その前縁側の吊り下げ支持部に、ハンガーを介して洗濯物を吊り下げる。なお、この場合、棚板部の上面には、適宜物品を載せて、通常の物載せ用の棚として使用することができる。
不使用時には、棚板部を上方に跳ね上げて折り畳めばよい。これで、棚板部は壁面に沿って折り畳まれる形となって、前方に突出しなくなり、それまで棚板部のあった場所は空きスペースとなる。
上記のように、物干し装置として使用する際には、棚板部を前方に倒したり、また棚板部を上方に折り畳んだりするだけでよく、部材を新たに取り付け、取り外すような面倒な手間を要しない。また、不使用時には、その被取り付け部位で棚板部が折り畳まれることで、広いスペースを占有しなくなり、さらに、被取り付け部位に取り付けたままで、取り外す必要がないので、別に収容するスペースも必要としない。
上記構成において、取り付け部の被取り付け部位は、サッシ戸もしくはサッシ窓の換気用小窓を構成する中桟の室内側に設定されていることが望ましい。
サッシ戸もしくはサッシ窓の室内側は、通常、物品の配置に使用されていないから、上記中桟の室内側に本発明の物干し装置が取り付けられていると、配置物品に邪魔されることなく、洗濯物を吊り下げ支持することができる。また、上記中桟の室内側は、陽射しが射し込みやすく、また、換気小窓を通じて空気が流通する個所であるから、洗濯物を効率よく短時間で乾燥させることができる。
なお、サッシ戸もしくはサッシ窓の室内側には、通常、カーテンが設けられるが、物干しとして使用しない場合、棚板部を上方に折り畳んでおけば、前方への突出部分がなくなり、支障なくカーテンを閉めることができる。
サッシ戸もしくはサッシ窓に換気用小窓がなく、したがって、この換気用小窓の下側部を構成する中桟がない場合は、そのサッシには、サッシ戸もしくはサッシ窓のガラス板を上下に分割してその分割個所に中桟を入れるなどして、予め中桟を設けておき、この中桟の室内側を、取り付け部の被取り付け部位とすればよい。
本発明によれば、使用に際して、棚板部を前方に倒したり上方に折り畳んだりすればよく、面倒な手間をかけずに、洗濯物を干すことができる。また、不使用時にはその取り付け個所で広いスペースを占有しないようにすることができる。
以下、本発明の最良の実施の形態を、図1および図2を参照して説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る物干し装置を備えたサッシの斜視図、図2は、図1の物干し装置部分の縦断面図である。
図1において、符号1はサッシの全体を示し、符号2は、その外枠である。外枠2内には、サッシ戸3がスライド自在に設けられている。サッシ戸3は、枠3aとガラス板3bとからなり、上部には換気用小窓4が形成されている。符号5は、換気用小窓4の下側部を構成する中桟である。
上記中桟5の室内側に、本発明の一実施形態に係る物干し装置6が取り付けられている。物干し装置6は、取り付け部7と、棚板部8と、吊り下げ支持部9とを有する。
取り付け部7は、中桟5の室内側を被取り付け部位として、該中桟5に取り付け固定される横長の部分で、図2に示すように、前後に貫通する取り付け孔7aを有し、この取り付け孔7aに挿通したねじ10により、中桟5に取り付け固定されている。
棚板部8は、取り付け部7から水平状に前方に突出する部分で、取り付け部7と同じ横幅を有し、取り付け部7の下側前面部に蝶番11により上方へ折り畳み可能に結合されている。棚板部8の前方への突出寸法は、一般のハンガーHの半分以上であればよい。この棚板部8は、後述する吊り下げ支持部9と一体に硬質の樹脂、例えばポリカーポネート樹脂により成形されている。
吊り下げ支持部9は、棚板部8の前縁側に垂下状に一体に形成されており、この実施形態では、ハンガーHの柄が掛けられる係止孔9aが多数列設されている。
なお、図2において、符号4aは、換気用小窓4の可動側のガラス板、4bは固定側のガラス板である。
上記構成において、物干し装置として使用する場合は、図1および図2に実線で示すように、棚板部8をほぼ水平状に前方に突出する状態にして、その前縁側の吊り下げ支持部9の係止孔9aに、洗濯物を掛けたハンガーHの柄を係止することで、洗濯物を吊り下げる。
上記の場合、洗濯物は、サッシ戸3の室内側で換気用小窓4の下側に吊り下げられることになるが、その場所は、陽射しが射し込みやすく、また、換気用小窓4を通じて空気が流通する個所であるから、比較的短い時間で洗濯物は乾燥する。
なお、水平状に前方に突出している棚板部8上には、適宜物品を載せて、物置き棚として使用してもよい。
不使用時には、図2に仮想線で示すように、棚板部8を上方に跳ね上げて折り畳めばよい。これで、棚板部8は前方に突出しなくなり、カーテンを支障なく閉めることができる。
図3は、本発明の他の実施形態を示す斜視図である。この実施形態に示すように、棚板部8は、その主要部を網体8aで構成してもよい。このように網体8aを用いると、棚板部8の軽量化が図れる。
また、棚板部8を上方に折り畳んだ場合、棚板部8は、換気用小窓4の室内側を覆うことになるが、上記のように、棚板部8の主要部が網体8aであると、空気が通りやすく、換気用小窓4を通じての換気が阻害されない。
また、図3に示すように、吊り下げ支持部9は、横棒9bで構成してもよい。このように横棒9bを用いると、係止孔9aを形成した場合より、多くのハンガーHを掛けることができる。
吊り下げ支持部9としては、図1,2および図3の例を示したが、これらの形状に限定されるものではなく、要するに、ハンガーHの柄を掛けられるものであればよい。
上記の実施形態では、サッシ戸3の換気用小窓4の中桟5に本発明の物干し装置6を取り付けたが、サッシ窓の換気用小窓の中桟に取り付けてもよい。サッシ戸もしくはサッシ窓に換気用小窓がない場合は、そのサッシ戸もしくはサッシ窓のガラス板を上下に分割してその分割個所に中桟を入れ、その中桟に本発明目の物干し装置6を取り付けるようにしてもよい。また、サッシ戸やサッシ窓に限らず、本発明の物干し装置6は、室内の壁面部の部材に取り付けるようにしてもよい。
3 サッシ戸
4 換気用小窓
5 中桟
6 物干し装置(全体)
7 取り付け部
8 棚板部
9 吊り下げ支持部
4 換気用小窓
5 中桟
6 物干し装置(全体)
7 取り付け部
8 棚板部
9 吊り下げ支持部
Claims (3)
- 壁面状の被取り付け部位に取り付けられる横長の取り付け部と、この取り付け部に上方へ折り畳み可能に結合された棚板部と、この棚板部の前縁側に一体に設けられた吊り下げ支持部とを有することを特徴とする物干し装置。
- 前記被取り付け部位が、サッシ戸もしくはサッシ窓の換気用小窓を構成する中桟の室内側に設定されている、請求項1に記載の物干し装置。
- サッシ戸もしくはサッシ窓の枠の上下方向中途位置に中桟を備え、この中桟の室内側を被取り付け部位として、該中桟に請求項1もしくは2に記載の物干し装置が取り付けられていることを特徴とするサッシ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2008315433A JP2010136858A (ja) | 2008-12-11 | 2008-12-11 | 物干し装置およびサッシ |
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Citations (7)
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-
2008
- 2008-12-11 JP JP2008315433A patent/JP2010136858A/ja active Pending
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20100907 |
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A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20101102 |
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A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20110510 |