JP2008073517A - 物干しボックス - Google Patents

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Abstract

【課題】急な降雨でも洗濯物が濡れることがなく、かつ通常はコンパクトであるが、洗濯物を干す際には、スペースが十分に確保できる、スライド移動自在である全天候型の物干しボックスを提供すること。
【解決手段】遮蔽天井202と遮蔽壁204を有し、スライド移動自在な筐体と、その内部に筐体の伸縮に合わせて伸縮する物干し竿を具備する物干しボックス100とする。筐体は、外部に固定される固定ユニット210とスライド移動する複数の移動ユニット220(最端の移動ユニットは、端移動ユニット230)から構成される。移動ユニットは、筐体を縮めると固定ユニットに収納される。端移動ユニットの側面232は扉であり、移動ユニットをスライド移動させるための押し引きハンドル236を具備する。物干し竿には、ピンチハンガーなどを吊るす洗濯物取り付け機構を持つ複数のフック保持具が、自動的に均等間隔を維持するように取り付けられている。
【選択図】図1

Description

本発明は、全天候型の物干しである物干しボックスに関し、更に詳細には、該物干しボックス自体を伸縮するための伸縮手段を有する物干しボックスに関する。
洗濯物を屋外で干すにあたって、急な天候の変化があった場合でも、洗濯物を雨で濡らさないようにする全天候型の物干し手段は既に様々提案されている。大きく分けると、洗濯物を吊るすハンガーなどを工夫して、個々の洗濯物を濡らさないようにする手段と、物干しを含む洗濯物干し場全体を工夫して、全部の洗濯物を濡らさないようにする手段がある。一般に、前者の手段よりも後者の手段のほうが大掛かりな手段になってしまうが、毎回の干す作業のことを考えると、一旦後者の手段を採用すると、後々の面倒が少ないという利点がある。後者の手段としては、例えば特許文献1〜4などの手段が提案されている。
特開2004−16531号公報 特開2004−105223号公報 特開平10−192591号公報 特開平2003−340194号公報
特許文献1では、物干し竿に掛けられた洗濯物を物干し竿ごと覆う洗濯物覆い用カバーに関する技術である。特許文献2は物干しエリアを開閉可能に囲むカーテンを備えた物干し装置に関する技術である。特許文献3は、雨感知手段と該手段によって自動的に天幕体を展伸させる雨濡れ防止装置の手段である。
しかし、特許文献1のカバーを掛けたり、特許文献2のカーテンを閉めたりすると、洗濯物の乾燥効率が悪くなるので、天気のいいときには、カバーやカーテンをしないで洗濯物を干すことになるが、そうすると急な降雨時に、洗濯物のそばにいないと対応できない。また特許文献3の技術は電動のため、耐候性に問題があり、また念入りな防水、漏電対策を行わない限り、十分な安全は保証されない。また運転コストも高くつく。
電動の作動装置を持たず、急な降雨に対応するためには、常設の物干しボックスとすることが考えられる。特許文献4は雨戸のように窓に取り付けることのできる水平移動可能な物干しボックスに関する技術である。このような常設の物干しボックスであれば、電気配線を使用することなく急な降雨に対応できる。しかし特許文献4のような窓に取り付ける物干しボックスでは、同居人の人数などによっては、洗濯物を干すスペースが十分でないこともある。
物干しエリアを全天候型にするには、当該エリアを外界と遮断する仕組みが必要であるが、特許文献4のような技術を応用して、物干しエリアに全天候型物干しボックスのためのスペースを設けるとすると、風通しの良い室内を物干しエリアとするのと変わりがなく、居住スペースを有効活用できない。
そこで、本発明では、急な降雨でも洗濯物が濡れることがなく、かつ通常はコンパクトであるが、洗濯物を干す際には、スペースが十分に確保できる、スライド移動自在である全天候型の物干しボックスを提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明では、
少なくとも、遮蔽天井と遮蔽壁を有し、外部構造体に固定される固定ユニットとスライド移動自在な一または複数の移動ユニットで構成される筺体と、
前記固定ユニットを、外部の床面または壁面に固定する固定手段と、
前記移動ユニットをスライド移動自在にさせるスライド手段と、
前記筺体内部に配され、伸縮自在な物干し竿と、
前記物干し竿が貫通できる竿用孔、洗濯物取り付け機構及び位置決め固定部位を有する複数のフック保持具と、
前記各フック保持具を連結し、前記筺体を完全に伸ばした際に前記フック保持具を略均等位置に配置する位置決め手段とを含み、
前記筺体の少なくとも遮蔽天井は、透明な領域を含み、
前記固定ユニットは、筐体伸縮方向に対して面し、かつ前記移動ユニットが配される反対側に側面遮断壁を有し、
前記固定ユニットから最も遠い位置の前記移動ユニットである端移動ユニットは、筐体伸縮方向に対して面し、前記固定ユニットが配される反対側に側面遮断壁を有し、
前記移動ユニットが複数の場合、前記端移動ユニットを除く前記移動ユニットは、筐体伸縮方向に対して面する側面遮断壁がなく、
前記端移動ユニットの側面遮断壁は、押し引きハンドルを具備し、
前記固定ユニットと前記端移動ユニットの側面遮断壁のいずれかまたはいずれもが扉であって、
前記移動ユニットは、前記固定ユニットの内側に、前記固定ユニットと近い側の移動ユニットから段々と内側へ重なりあって収納することができ、
前記物干し竿は、移動ユニットのスライド移動に連動して自身もスライド伸縮するものであり、
前記フック保持具は、前記竿用孔によって、前記物干し竿に沿ってスライド移動自在に係合されており、かつ前記位置決め固定部位で、前記位置決め手段と係合されていることを最も主要な特徴とする。
本発明の物干しボックスは、全天候型でありつつ、物干しエリアに設置することができるので、洗濯物を干すスペースが十分に確保できる。その一方、物干しボックスを使用しないときは全体を縮めることができるので、スペースの有効活用ができる。
また本発明の物干しボックスでは、全体が筐体で覆われているので突風が吹いても洗濯物が飛ばされる心配もない。
また洗濯物を干すにあたって物干しボックスを縮めた状態で、ハンガーに吊るす作業を行うと、該作業を手の届く範囲で行うことができるので、場所を移動しながら洗濯物を吊るす面倒がない。
また、物干しボックスの筐体について、少なくとも遮蔽天井の領域を透明なポリカーボネート樹脂を具備する建具で構成すると、温室効果によって物干し内部の温度が上昇するとともに、側面遮断壁の通風孔、奥行き方向に対する面である遮蔽壁の多数の小孔或いは底部などから換気もなされるので、洗濯物を早く乾かすことができる。
以下、本発明を図面により、更に詳細に説明する。但し本発明は、これら図面の様態に限定されるものではない。
(物干しボックスの基本構成)
図1及び図2は、本発明の物干しボックス100の外観全体像を示す図である。図1は物干しボックス100を伸ばした状態を示す斜視図、図2は物干しボックス100を縮めた状態の伸縮方向側面図である。本発明の物干しボックス100の基本構成は、筐体200、固定手段300、スライド手段410,420,422、物干し竿500、フック保持具600及び位置決め手段700である。ただし前記以外の構成物を排除するものでない。
(筐体)
筐体200は、図2に示したように遮蔽天井202と遮蔽壁204を有する。筐体200の底部に床を設けても良いが、後述のとおり、むしろ設けないほうが好ましい場合もある。筐体200に用いる材料は、物干しボックス100の構造を維持できる強度を持ち、耐候性を有する材料が好ましい。日光の光や熱によって、洗濯物を干すという目的から、少なくとも一部、特に遮蔽天井202が透明の領域を含んでいることが必要である。具体的には、ステンレスなど、錆びにくくかつ強度のある金属製の枠体に、板状の透明材料をはめ込んだ建具などが好ましい。強度や安全性などで問題がなければ、前記金属製枠体を用いることなくで、板状の透明材料のみからなる建具を使用することもできる。なお、板状とは、平面板状だけでなく、曲がっている板状も含まれる。
本発明の物干しボックス100は、伸縮自在にする必要性から、板状の透明材料としては、割れやすいガラスはあまり適当ではなく、合成樹脂性の透明材料が好ましい。中でも強度的に優れ、耐候性に優れるポリカーボネートが好ましい。
筐体200は、遮蔽天井202だけでなく、その全体を、透明なポリカーボネート樹脂の板状体がステンレスなどの枠体にはめ込まれた建具などにより構成して、日光を十分取り入れることもできる。
また遮蔽天井202は、日光を十分に取り込むために、曲がった板状のポリカーボネート樹脂を枠体にはめ込んだ建具などを用いて、ドーム状の天井とすることが好ましい。
なお、本発明の物干しボックス100として、外部の壁800などに固定し、また移動のための溝状レール820を取り付ける様態を選択した場合、前記外部の壁800側からは日光の差し込みを期待しがたい。そこで、一方の側面(外部の壁800に対向する側面)のみの遮蔽壁204を、内面側に鏡面加工した樹脂とすれば、天井や反対側側面から差し込んだ日光を十分活用できる。
(固定ユニット、移動ユニット)
また本発明の物干しボックス100は、所定の方向にのみに伸縮自在とする。このため、図1及び図2に示したように、筐体200は、外部構造体に固定される固定ユニット210と、スライド移動自在な移動ユニット220から構成される。移動ユニットのうち、最も固定ユニット210から遠い移動ユニットを端移動ユニット230とする。移動ユニット220は、1ユニット(すなわち、端移動ユニット230のみの場合)であっても複数ユニットであっても良い。図1,2では、移動ユニット220が4ユニットの場合を図示した。なお、特に明言ない限り、移動ユニット220には、端移動ユニット230を含み、端移動ユニット230には、その他の移動ユニット220を含まない。
なお所定の方向とは、一般的には直線的な方向であり、製造コスト面からも直線的に伸縮する物干しボックス100が好ましく、以下でも直線的な所定方向にのみ伸縮する物干しボックス100について説明するが、本発明の原理からは、曲率を一定する所定の円弧状・扇状方向にのみ伸縮する物干しボックス100についても応用可能である。
図1と図2との差異から分かるように、各移動ユニット220は、スライド移動することによって、固定ユニット210の内側に、前記固定ユニット210と近い側の移動ユニット220から段々と内側へ重なりあって収納することができる。また物干しボックス100を伸ばす際に、移動ユニット220が隣接するユニットから外れてスライド移動しないように、固定ユニット210及び移動ユニット220の側縁のうち、隣り合うユニットが存在する側縁は、物干しボックス100を伸ばした状態で、隣り合うユニットの側縁同士が互いに係合できる形状にすることが好ましい。ただし、移動ユニット220が1ユニットの場合は、外部の溝状レール820などによって、移動ユニット220の移動最大距離を制限すれば、必ずしも側縁形状を係合形状にする必要はない。また。端移動ユニット230の側面遮断壁212には、押し引きハンドル226を設ける。
このような構成で、押し引きハンドル236を引いて、端移動ユニット230を固定ユニット210から遠ざかる方向へスライド移動させると、まず端移動ユニット230がスライド移動する。端移動ユニット230がユニット幅程度スライド移動すると、次に、端移動ユニット230の固定ユニット210側の側縁が、隣接する移動ユニット220の、端移動ユニット230の側縁と係合するので、当該移動ユニット220がスライド移動を始める。このように順次隣接する移動ユニット220が動き出し、物干しユニットが完全に伸びた状態になった時点は、固定ユニット210と隣接する移動ユニット220の固定ユニット210側の側縁が、固定ユニット210と係合するので動きが止まる。或いは外部の溝状レール820などによって、端移動ユニット230の移動最大距離を制限して動きを止めてもよい。
本発明の物干しボックス100の上記のような使用方法から、隣接するユニットとの係合部分は、スライド移動時の衝撃を吸収できるように、ゴム材のようなクッション材を配することが好ましい。
図3は、奥行き方向(伸縮方向とは垂直の方向である。)を図面横方向としてみた固定ユニット210の側面図であり、図4は、奥行き方向を図面横方向としてみた(ただし図3の方向とは反対の方向からみている。)端移動ユニット230の側面図である。図14は、図4とは別の様態の端移動ユニット230の奥行き方向を図面横方向としてみた側面図である。図14中、点線で示した形状は、端移動ユニット230内部における枠体の様子を示したものである。
図3に示したように前記固定ユニット210は、伸縮方向対して面し、かつ移動ユニット220が配されている側とは反対側に側面遮断壁212を有する。一方、図4や図14に示したように、端移動ユニット230は、伸縮方向対して面し、かつ前記固定ユニット210とは反対側に、側面遮断壁232を有する。これに対して前記移動ユニット220が複数の場合、前記端移動ユニット230を除く前記移動ユニット220には、伸縮方向対して面する側面遮断壁はない。すなわち筐体200の伸縮方向に対する面としては、その両端に具備された、側面遮断壁212と側面遮断壁232のみを有する。
いずれの側面遮断壁212,232にも通風孔214,234を設けることが好ましい。これにより、洗濯物乾燥に十分な風通しが確保される。通風孔は、単なる孔とすることもできるが、該通風孔214,234に網戸や羽板(ガラリ)を取り付けることもできる。
一方、図14の様態のように、側面遮断壁232が、通風孔を設けていない様態であってもよい。この場合、図22に示したように、ユニット(固定ユニット210、移動ユニット220、端移動ユニット230)の奥行き方向に対する面である遮蔽壁に、多数の小孔を設けることで、雨の進入を極力防ぎつつ、風通しを確保することができる。前記小孔を穿つ方向は、遮蔽壁に対して垂直方向ばかりでなく、更に雨が入りにくくするために、内側に向かって上方を向くような角度とすることもできる。また後述のように各ユニットの底部を枠体のみで構成することによっても、風通しを確保できる。
図4及び図14に示したように端移動ユニット230の側面遮断壁232は、物干しボックス100の内部に入れるように扉とし、該扉を開くためのドアノブなどの取っ手238を設ける。ただし、側面遮断壁232に代えて、固定ユニット210の側面遮断壁212を扉としても良いし、両方を扉としてもよい。扉は、施錠できるものにすることができる。錠前としては、住宅用の錠前でも良いが、内部には洗濯物しかないことから、閂としても良い。本発明の物干しボックス100では、縮めた状態で洗濯物を吊るし、その状態で物干しボックス100を伸ばして洗濯物を乾燥させ、また縮めた状態で洗濯物を取り込むと、位置を移動することなく、洗濯物を吊るし、または取り込むことができ便利である。このような使用方法を鑑みると、筐体200を伸ばした状態では、閂が下りるなどの方法で、施錠され、一方、前記筐体200を完全に縮めた状態では、閂が外れるなどの方法で開錠されるものであることが好ましい。
図15は、図14の様態において、筐体200の底部を示した斜視図である。固定ユニット210と移動ユニット220の底部は、ユニットごとに分割された床を設けても良いが、図15のように、各ユニットの枠体のみで構成されることが好ましい。底部から外部の空気が流入し、洗濯物が乾きやすくなるからである。
(スライド手段)
スライド手段は、移動ユニット220をスライド移動自在にさせる手段であり、公知の手段を用いることができる。具体的なスライド手段の例として、移動ユニット220底部に設けたキャスター410と、前記移動ユニット220底部または側面のいずれか若しくは両方に設けた直線走行ガイド420とから構成され、前記直線走行ガイド420は、ガイドローラ422を備え、かつその先端がT字形状にする構造を挙げることができる。図4には、底面のキャスター410に加え、底面と側面の両方に直線走行ガイド420を設けた様態について示した。
図5は側面に設け、外部の壁800に取り付けた直線走行ガイド420の断面図である。この様態においては外部の壁800に、直線的に延びる溝状レール820を固定し、該レールに沿って移動ユニット220に取り付けた直線走行ガイド420のガイドローラ422が回転しながら動くことによって、スライド移動自在になる。溝状レール820は、その嵌入口822が狭くなっている。ガイドローラ422の直径は、該嵌入口822直径よりも大きい。すなわち、図5の様態では直線走行ガイド420の先端がガイドローラ422であって、かつその先端であるガイドローラ422がT字形状である。先端をT字形状とすることで、直線走行ガイド420が溝状レール820から外れてしまうことを防止する。
図6、図7は底面に設け、外部の路面810に取り付けた直線走行ガイド420の断面図である。図7は溝レールを路面に埋め込んだ様態である。これらの様態では、ガイドローラ422は嵌入口822で回転し、移動ユニット220がスライド移動する。本様態の直線走行ガイド420は、ガイドローラ422から先に先端が存在し、T字形状である。該T字形状が移動ユニット220の浮き上がりを防止する。
ただし、直線走行ガイド420は、必ずしも物干しボックス100の側面と底面とに設けなければならないものではない。適当な外部の壁が存在しない場所に、本発明の物干しボックス100を設置する場合、伸縮時や天候に対する物干しボックス100の安定のため、スライド手段としては、図15に示したように、路面に対し溝状レール820を二路線設け、それぞれのレールに直線走行ガイド420を設けることが好ましい。
なお、図15で示した固定ユニット210と移動ユニット220の底部は、枠体のみで構成されている様態であるので、ガイドローラ422、キャスター410のほか、路面に埋め込んだ溝状レール820なども同時に表されている。
図16は、図14の様態における物干しボックスが収縮した状態のキャスター部分を示した斜視図である。本発明の物干しボックス100では、移動ユニット220は、固定ユニット210の内側に、前記固定ユニット210と近い側の移動ユニット220から段々と内側へ重なりあって収納することができるものであるから、移動ユニット220が収納された状態では、該移動ユニット220に取り付けられたそれぞれのキャスター410も図16に示したように、前記固定ユニット210と最も近い側の移動ユニット220に取り付けられたキャスターを最外側として、段々と内側に向かって並ぶことになる。
(ストッパー)
図17は、図14の様態における端移動ユニット230の一方のキャスター410部分を示した斜視図である。図17では、物干しボックス100を完全に伸ばした状態を示している。上述のとおり、物干しボックス100を完全に伸ばした状態では、隣接するユニット同士はお互い係合し、それ以上の伸長に歯止めがかかるが、収縮する方向については勝手に動き出さないとも限らないので、念のために、ストッパーを設けることもできる。ストッパーの具体例としては、図16に示したような、棒状ストッパー440と路面に設けたストッパー受け具の組み合わせを挙げることができる。棒状ストッパー440は、上下方向に摺動可能な状態で端移動ユニット230に固定されている。通常は棒状ストッパー440の最下部は、少なくとも路面よりも高い位置で維持されているが、棒状ストッパー440を回転させるなど簡易な操作によって、棒状ストッパー440の下部先端が路面よりも低い位置まで突き出すことができる構造が好ましい。この場合、路面には、所定の位置に前記ストッパー440の下部先端を受けるために、棒状ストッパー440の下部先端の形状に嵌合形状、或いは嵌合形状よりひとまわり太い穴を持つ、ストッパー受け具を埋め込むことが好ましい。
なお、前記ストッパー受け具は、物干しボックス100を完全に伸ばした状態に相当する路面の位置のみに限らず、収縮させた状態、一部伸ばした状態など、いくつかの状態に相当する路面の位置に、適宜設けることもできる。
(固定手段)
固定手段は、移動ユニット220を移動させた場合でも、固定ユニット210が動かないようにするために、該固定ユニット210を外部の床面や壁面と固定する手段である。しっかり固定するためには、床面と壁面の両方に固定するか、或いは床面だけに固定する場合は、固定ユニットの四隅またはそれ以上の箇所で固定することが好ましい。固定手段としては、ボルトに、取付金具、ナットなどを適宜使用して固定する方法など公知の手段を用いることができる。図13では、固定手段として、ボルトを用いて固定ユニット210を外部の壁800に連結できる取付金具300を用いた例を示した。
(物干し竿)
前記筐体200内部には、伸縮自在な物干し竿500を設ける。本発明で用いる物干し竿500の様態の例を図8〜10に示した。図8は、伸ばした状態の物干し竿500を上から見た断面図である。図9は、伸ばした状態の物干し竿500の一部を横からみた側面図である。図10は、縮めた状態の物干し竿500を横からみた側面図である。前記物干し竿500は、移動ユニット220のスライド移動に連動して自身もスライド伸縮するものである。具体的な伸縮自在の物干し竿500の例としては図10に示したように、固定ユニット210側から先端に向かって段々と幅が細くなる複数の竿ユニットで構成され、各竿ユニットの一部が、前記固定ユニット210側隣の竿ユニットの内側に収納されることにより、前記物干し竿500が短くなる物干し竿500が挙げられる。なお図10に示した点線は、その内部に隣接する竿ユニットの一部が収納されている様子を示している。
物干し竿500は、固定ユニット210側の端またはその近傍で、連結具などによって固定ユニット210の遮蔽天井202、遮蔽壁204或いは底面と固定される。ただし物干し竿500の一端だけ固定しても不安定なので、前記各竿ユニットの端部、すなわち一の竿ユニットから隣接する他のユニットに切り替わる部位に、竿保持具502によって、移動ユニット220の遮蔽天井202、遮蔽壁204或いは底面と固定される。ただし移動ユニット220の固定ユニット210側近傍は、筐体200を縮めた際に固定ユニット210に重なって収納されてしまうので、移動ユニット220における竿保持具502の固定位置は、端移動ユニット230側の縁近傍とする必要がある。
このような竿保持具502は、同時に後述のフック保持具600のスライド移動を竿ユニットの各端部間に制限する効果も有する。この効果により、フック保持具600が、竿の太さが異なる部位を跨いでスライド移動することがなく、太さの切り替わる部位で引っ掛かってしまうという心配がない。
図18〜21では、上記とは別の様態の伸縮自在な物干し竿500を設けた例である。図18は、物干し竿500の伸ばした状態を筐体200の外側から示した斜視図である。図19は、物干し竿500を筐体200の内部から示した斜視図である。図20は、物干し竿500を一部収縮させた状態を示す斜視図である。図21は、物干し竿500を完全に収縮させた状態を示す斜視図である。
本様態では、物干し竿500が、前記固定ユニット210及び前記移動ユニット220のユニットごとに設けられた竿ユニット506で構成され、前記竿ユニット506は、端移動ユニット230側の端部に、その一端が該竿ユニット506に固定され、他端が前記各ユニットに固定された竿保持具502を具備する。これにより、各竿ユニットの端移動ユニット230側の端部が安定する。一方、竿ユニット506の固定ユニット210側の端部は、該固定ユニット側に隣接する竿ユニット506に取り付けられている竿保持具502に設けられた竿貫通穴504へ、その一部が貫通することにより、保持されている。竿貫通穴504の大きさは、竿ユニット506の太さよりもひとまわり大きな穴とすることで、竿貫通穴504で保持されている竿ユニット506の部分は、摺動自在で保持することができる。
物干しボックス100が収縮する際には、竿ユニット506の固定ユニット210側の端部は、更に固定ユニット210側に位置する他の竿保持具502の竿貫通穴504を次々と貫通することで、物干し竿500として伸縮自在にすることができる。
物干し竿500の上記様態のような伸縮機構から、本様態では、各竿保持具502は、取り付らけれた移動ユニット220または固定ユニット210よりも、端移動ユニット230側に位置する前記竿ユニット506が、それぞれ貫通できる竿貫通穴504を、少なくとも、自身よりも端移動ユニット側203に位置する竿ユニット506の数だけ有している必要がある。例えば、端移動ユニット側から数えて、3番目に位置する移動ユニットに取り付けられた竿保持具の場合、自身の移動ユニットより、端移動ユニット側に存在するユニット数は2つなので、設けられる竿貫通穴も、少なくとも2つ必要である。
また、本発明の物干しボックス100においては、移動ユニット220は隣接するユニットから一定距離以上離れることがないので、竿ユニット506の竿長さを該一定距離以上の長さにすることで、物干しボックス100を伸長させた際に、固定ユニット210側で隣接する移動ユニット220の竿保持具502の竿貫通穴504から、該竿ユニット506が抜けてしまうことはない。
また、物干しボックス100を伸長させた際、竿ユニット506は、固定ユニット210側に隣接する竿保持具502以外の竿保持具502の竿貫通穴504からは一旦抜けることになるが、本発明の物干しボックス100においては、伸縮方向以外の方向には動かないように、直線走行ガイド420などのスライド手段を有しているので、物干しボックス100を収縮させた際には、一旦抜けた前記竿貫通穴504を再び容易に貫通する。
なお、固定ユニット210に設けられた前記竿ユニット506は、更に固定ユニット210側に存在するユニットは存在しないので、固定ユニット210側の端部にも、その一端が該竿ユニット506に固定され、他端が固定ユニット210に固定された端部竿保持具を具備する。前記端部竿保持具には、移動ユニット220の数だけの竿貫通穴504を設けても良いが、物干しボックス100が完全に収縮した際に、固定ユニット210に取り付けられた端移動ユニット230側の竿保持具502によって、各移動ユニット220に取り付けられた全竿ユニット506を支えることができるのであれば、前記端部竿保持具に竿貫通穴504を設けなくても良い。
(フック保持具)
フック保持具600は、物干し竿500が貫通できる竿用孔602、洗濯物取り付け機構604及び位置決め固定部位606を有する。フック保持具600の具体的な様態例を図11に示した。図11(a)はフック保持具600の正面図、図11(b)は、図11(a)のA‐A’断面図である。フック保持具600は、前記竿用孔602によって、前記物干し竿500に沿ってスライド移動自在に係合されている。一方、前記位置決め固定部位606で、後述の位置決め手段と係合されている。
竿用孔602は、上記物干し竿500にフック保持具600をスライド移動自在に係合させるための孔である。洗濯物取り付け機構604はピンチハンガー、洋服ハンガーなどを吊るすため、或いは直接洗濯物が干せるための機構である。
図12の使用例では、洗濯物取り付け機構604は、ピンチハンガーや洋服ハンガーのフックを引っ掛けることのできる孔の様態であり、該孔に洋服ハンガーを吊るした状態を図示した。洗濯物取り付け機構604にピンチハンガーを吊るすとともに、一端にリングを取り付けた紐の他端を洗濯物取り付け機構604の孔に括りつけて該紐を垂らすと、前記リング部分に別のピンチハンガーを吊るして上下二段で使用することもでき、狭いスペースに多くの洗濯物を干すことができる。
一方、図18に様態を示し、図21に使用例を示したように、洗濯物取り付け機構604は、ピンチハンガーや洋服ハンガーのフックを引っ掛けることのできるU字型、V字型、J字型などのフックの様態とすることもできる。
その他、洗濯物取り付け機構604自体の形状をハンガー形状や複数のピンチが吊り下がった様態とすることもできる。
(位置決め手段)
位置決め手段は、各フック保持具600を連結し、筐体200を完全に伸ばした際にフック保持具600を略均等位置に配置する手段である。位置決め手段を設けずに、筐体200を伸ばすと、フック保持具600が竿ユニットの端部から端部までの間において、ランダムに位置されるので、フック保持具600から隣接するフック保持具600までの幅が広い部位と狭い部位が生じてしまう。そこで、筐体200を完全に伸ばした際には、フック保持具600を均等の距離に位置させる位置決め手段が必要になる。
位置決め手段は、フック保持具600の位置決め固定部位606に固定されることによって、フック保持具600を均等間隔に配列するように誘導する。位置決め固定部位606での固定は、接着などの方法によるしっかりした固定のみならず、下記のようにある区間からある区間までは移行できるが、それ以上は動くことができないという、いわゆるアソビを有する固定であっても良い。
具体的な位置決め手段及び位置決め固定部位606としては、図12に示したように、位置決め手段としてはロープに複数のボールが略等間隔で固定されているチェーン700を用いるとともに、位置決め固定部位606としては、フック保持具600に位置決め孔を設ける様態を例示できる。前記位置決め孔の大きさは、前記チェーン700のロープ部分は通すが、ボール部分を通さない大きさとする。前記位置決め孔に前記チェーン700を通すことによって、前記フック保持具600は、ボールとボールの間に限って移動自在にできる。上記のようなフック保持具600の整列手段は、ボールからボールまでの間はいわゆるアソビとなる固定方法であり、各フック保持具600間距離の均等性に関し、最大でボールとボールの間の距離の2倍の長さ分だけ、均等性が失われることになる場合が生じうる。しかし、物干しボックス100の伸縮を繰り返した場合の耐久性を考えると、ある程度の余裕を持たせたほうが好ましく、一方、前記アソビ程度の均等性が失われても、使用には全く問題がないので、本発明にいう略均等が保たれている。
或いは位置決め手段として、前記ボールを固定したチェーンに代えて、単純に複数のゴム710を用いることもできる。この場合、フック保持具600の位置決め固定部位606では、前記ゴムを結びつける、或いは接着するなどの方法で固定する。
フック保持具600間距離の均等性を確保するため、ゴム710の材料として、同じ種類、同じ長さであって、単位長さあたりの反発力を同じくするものを用いることが好ましい。またゴムの耐久性、耐候性を確保するため、ゴムの種類としては、織物で覆われている平ゴムなど、日光による劣化の進行度合いが少ないものが好ましい。
一の前記フック保持具600の位置決め固定部位606から、前記一のフック保持具に隣接するフック保持具の位置決め固定部位までを、位置決め手段である前記ゴム710によってそれぞれ連結することによって、前記移動ユニット220が伸張する方向にスライドする際に、前記フック保持具600は、前記ゴム710の反発力を受けながら前記物干し竿に沿ってスライド移動することになるので、隣接するフック保持具600までの距離は、自動的にほぼ均等になる。
(取り付け例)
図13には、本発明である物干しボックス100の取り付け使用例を示した。図13のように本発明の物干しボックス100は、1m以上の高さを有するしっかりとした外部の壁800が存在する場所に取り付けることが好ましい。
或いは、そのようにしっかりした外部の壁が存在しない場合には、図14の様態のように床面に、直線走行ガイド420を2本、或いはそれ以上設けることが好ましい。図22には、そのような様態における本発明の物干しボックスを使用している様子を示した。
本発明の物干しボックスは、全天候型の物干しスペースを提供できるボックスとして産業上利用できる。
本発明の物干しボックスを伸ばした状態を示す斜視図である。 本発明の物干しボックスを縮めた状態の伸縮方向側面図である。 固定ユニットの奥行き方向側面図である。 端移動ユニットの奥行き方向側面図である。 外部の壁に取り付ける直線走行ガイドの断面図である。 外部の路面に取り付ける直線走行ガイドの断面図である。 図6とは別の様態の直線走行ガイドの断面図である。 伸ばした状態の物干し竿を上から見た断面図である。 伸ばした状態の物干し竿の一部を横からみた側面図である。 縮めた状態の物干し竿を横からみた側面図である。 フック保持具を表した図である。 (a)正面図 (b)図11(a)のA‐A’断面図である。 フック保持具の使用状態を示した図である。 本発明の物干しボックスの取り付け使用例を示した図である。 図4とは別の様態の端移動ユニットの奥行き方向側面図である。 図14の様態の筐体底部を示した斜視図である。 図14の様態における物干しボックスが収縮した状態のキャスター部分を示した斜視図である。 図14の様態における端移動ユニットの一方のキャスター部分を示した斜視図である。 図8とは別の様態の物干し竿の伸ばした状態を筐体の外側から示した斜視図である。 図18の物干し竿を筐体内部から示した斜視図である。 図19の物干し竿を一部収縮させた状態を示す斜視図である。 図19の物干し竿を完全に収縮させた状態を示す斜視図である。 本発明の物干しボックスの図14の様態における使用状態を示すイメージ図である。
符号の説明
100 物干しボックス
200 筐体
202 遮蔽天井
204 遮蔽壁
210 固定ユニット
220 移動ユニット
230 端移動ユニット
212,232 側面遮断壁
214,234 通風孔
236 押し引きハンドル
238 取っ手
300 取付金具(固定手段)
410 キャスター(スライド手段)
420 直線走行ガイド(スライド手段)
422 ガイドローラ(スライド手段)
440 棒状ストッパー
500 物干し竿
502 竿保持具
504 竿貫通穴
506 竿ユニット
600 フック保持具
602 竿用孔
604 洗濯物取り付け機構
606 位置決め固定部位
700 チェーン(位置決め手段)
702 ロープ
704 ボール
710 ゴム(位置決め手段)
800 外部の壁
810 外部の路面
820 溝状レール
822 嵌入口

Claims (9)

  1. 少なくとも遮蔽天井と遮蔽壁を有し、外部構造体に固定される固定ユニットとスライド移動自在な一または複数の移動ユニットで構成される筺体と、
    前記固定ユニットを、外部の床面または壁面に固定する固定手段と、
    前記移動ユニットをスライド移動自在にさせるスライド手段と、
    前記筺体内部に配され、伸縮自在な物干し竿と、
    前記物干し竿が貫通できる竿用孔、洗濯物取り付け機構及び位置決め固定部位を有する複数のフック保持具と、
    前記各フック保持具を連結し、前記筺体を完全に伸ばした際に前記フック保持具を略均等位置に配置する位置決め手段とを含み、
    前記筺体の少なくとも遮蔽天井は、透明な領域を含み、
    前記固定ユニットは、筐体伸縮方向に対して面し、かつ前記移動ユニットが配される反対側に側面遮断壁を有し、
    前記固定ユニットから最も遠い位置の前記移動ユニットである端移動ユニットは、筐体伸縮方向に対して面し、前記固定ユニットが配される反対側に側面遮断壁を有し、
    前記移動ユニットが複数の場合、前記端移動ユニットを除く前記移動ユニットは、筐体伸縮方向に対して面する側面遮断壁がなく、
    前記端移動ユニットの側面遮断壁は、押し引きハンドルを具備し、
    前記固定ユニットと前記端移動ユニットの側面遮断壁のいずれかまたはいずれもが扉であって、
    前記移動ユニットは、前記固定ユニットの内側に、前記固定ユニットと近い側の移動ユニットから段々と内側へ重なりあって収納することができ、
    前記物干し竿は、移動ユニットのスライド移動に連動して自身もスライド伸縮するものであり、
    前記フック保持具は、前記竿用孔によって、前記物干し竿に沿ってスライド移動自在に係合されており、かつ前記位置決め固定部位で、前記位置決め手段と係合されていることを特徴とする
    物干しボックス。
  2. 前記遮蔽天井がドーム状である請求項1記載の物干しボックス。
  3. 前記位置決め手段が、ロープに複数のボールが略等間隔で固定されているチェーンであって、
    前記フック保持具の位置決め固定部位が、前記チェーンのロープ部分は通すが、ボール部分を通さない大きさの位置決め孔であって、
    前記位置決め孔に前記チェーンを通すことによって、ボールとボールの間に限って前記フック保持具が前記位置決め手段と移動自在に係合されている請求項1記載の物干しボックス。
  4. 前記物干し竿が、前記固定ユニット側から先端に向かって段々と幅が細くなる複数の竿ユニットで構成され、各竿ユニットの一部が、前記固定ユニット側隣の竿ユニットの内側に収納されることにより、前記物干し竿が短くなる伸縮自在の物干し竿であって、
    前記竿ユニットの各端部に、
    一端が前記物干し竿に固定され、他端が前記移動ユニットに固定されており、
    前記フック保持具のスライド移動を竿ユニットの各端部間に制限する
    竿保持具を有する請求項1記載の物干しボックス。
  5. 前記固定ユニット及び前記移動ユニットの側縁のうち隣り合うユニットが存在する側縁が、前記物干しボックスを伸ばした状態で隣り合うユニットの側縁同士が互いに係合できる形状であって、該係合できる形状部分にはクッション材が配されている請求項1記載の物干しボックス。
  6. 前記移動ユニットの側面遮断壁が、錠付扉であって、前記筐体を伸ばした状態で施錠され、前記筐体を完全に縮めた状態で開錠される請求項1記載の物干しボックス。
  7. 前記スライド手段は、前記移動ユニット底部に設けたキャスターと、前記移動ユニット底部または側面のいずれか若しくは両方に設けた直線走行ガイドとから構成され、
    前記直線走行ガイドは、ガイドローラを備え、かつその先端がT字形状である請求項1記載の物干しボックス。
  8. 前記物干し竿が、前記固定ユニット及び前記移動ユニットのユニットごとに設けられた竿ユニットで構成され、
    前記竿ユニットは、前記端移動ユニット側の端部に、その一端が該竿ユニットに固定され、他端が前記各ユニットに固定された竿保持具を具備し、
    前記各竿保持具には、取り付らけれた前記ユニットよりも、前記端移動ユニット側に位置する前記竿ユニットが、それぞれ貫通できる竿貫通穴を、少なくとも取り付けられた前記ユニットよりも前記端移動ユニット側に位置する前記竿ユニットの数だけ有し、
    前記移動ユニットに取り付けられた前記竿ユニットの前記固定ユニット側は、隣接するユニットに設けられた前記竿保持具の前記竿貫通穴に、前記竿ユニットが貫通することにより、摺動自在に保持されており、
    前記固定ユニットに設けられた前記竿ユニットは、更に前記固定ユニット側の端部にもその一端が該竿ユニットに固定され、他端が前記固定ユニットに固定された端部竿保持具を具備し、
    前記竿ユニットの前記固定ユニット側の端部が、前記固定ユニット側の前記各竿保持具の貫通穴を次々貫通することにより、前記物干し竿が短くなる伸縮自在の物干し竿とした請求項1記載の物干しボックス。
  9. 前記位置決め手段が、複数のゴムであり、前記フック保持具の位置決め固定部位から、隣接する位置決め固定部位まで前記ゴムによってそれぞれ連結されることによって、
    前記移動ユニットが伸張する方向にスライドする際に、前記フック保持具は、前記ゴムの反発力を受けながら、前記物干し竿に沿ってスライド移動する、請求項1記載の物干しボックス。
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