JP3958657B2 - 開閉装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、引掛体の取付作業を必ずしも必要とせず、被引掛物を容易に利用できる開閉装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の窓シャッタ等の開閉装置は、例えば開口部を開閉する昇降可能なシャッタカーテン等の開閉体と、開口部の閉鎖時に開閉体が巻き取られて内部に収容されるシャッタボックス等の収容ケース体とを備えている(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
【特許文献1】
特開2002−89152号公報(第3頁、図1)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の開閉装置では、例えば物干竿等の被引掛物を利用しようとした場合、その被引掛物を引掛けるためのフック等の引掛体をねじ等を用いて建物の外壁等の所望高さ位置に取り付けなければならず、このため、被引掛物の利用が容易でないおそれがある。
【0005】
本発明は、このような点に鑑みなされたもので、引掛体の取付作業を必ずしも必要とせず、被引掛物を容易に利用できる開閉装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の開閉装置は、開口部を開閉するシャッタカーテンである開閉体と、左右方向に細長い略箱形状に形成され前記開口部の開口時に前記開閉体が内部に収容されるケース本体部およびこのケース本体部の左右両側にそれぞれ取り付けられた着脱可能な化粧板部を有するシャッタボックスである収容ケース体と、この収容ケース体の前記各化粧板部に一体に設けられ、前記化粧板部から下方に向って突出し、上方に向って開口状で、被引掛物を引掛可能な引掛体とを備え、前記被引掛物は、前記左右の引掛体に端部がそれぞれ引掛けられる棒状体であるものである。
【0007】
請求項2記載の開閉装置は、請求項1記載の開閉装置において、引掛体は、化粧板部の前下端部から前方および下方に突出しているものである。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の開閉装置の一実施の形態の構成を図面を参照して説明する。
【0009】
図1および図2において、1は開閉装置で、この開閉装置1は、例えば住宅等の建物2に取り付けられた窓シャッタ等である。
【0010】
この開閉装置1は、例えば建物の窓開口等の開口部3を開閉する移動可能、すなわち例えば昇降可能なシャッタカーテン等の開閉体5と、開閉体5の昇降時にこの開閉体5を案内する上下方向に細長い左右一対のガイドレール体6とを備えている。
【0011】
また、この開閉装置1は、両ガイドレール体6の上端部間にわたって配置された1つの略箱形状の収容ケース体7と、両ガイドレール体6の下端部間にわたって配置された下枠体8とを備えている。
【0012】
ここで、収容ケース体7は、開口部3の開口時に開閉体5の略全体がその収容ケース体7の内部に巻取りにより収容されるシャッタボックス等で、この収容ケース体7の左右両側には、略細長棒状で断面略円形の被引掛物である物干竿10を引掛可能なフック状の物干竿用フック等の引掛体11が一体に設けられている。
【0013】
そして、この収容ケース体7は、左右方向に細長い略箱形状のケース本体部13と、ケース本体部13の左右両側にこのケース本体部13の両側面全体を覆うように取り付けられた左右一対をなす着脱可能な化粧キャップ等の化粧板部14とを有している。
【0014】
このケース本体部13は、例えば互いに離間対向した左右一対の側板16を有し、これら両側板16の周縁部相互が左右方向に長手状の複数の連結板17にて連結されている。そして、側板16と連結板17とにて、ケース本体部13の本体骨組み18が構成されている。
【0015】
また、このケース本体部13は、本体骨組み18の前面(建物2とは反対側の面つまり室外側の面)、上面および下面前側とを覆うカバー板19を有し、このカバー板19は、例えば矩形板部材20がその長手方向に沿って複数個所で折り曲げられて形成されたものである。
【0016】
また一方、各化粧板部14は、それぞれ、対応するケース本体部13の側板16に対して嵌脱により着脱可能な略板状に形成されている。
【0017】
そして、この各化粧板部14の前下端部には、上方に向って開口状の側面視略C字状をなす引掛体11が一体に設けられている。すなわち、収容ケース体7のケース本体部13の端部を覆う化粧板部14の前下端部からは、物干竿10の端部を引掛可能な引掛体11が前方および下方に向って一体に突出している。
【0018】
例えば、この引掛体11は、収容ケース体7の製作時に収容ケース体7の化粧板部14の突出部分の折り曲げにより形成されたものである。なお、引掛体11の上方に向って開口した開口部分11aの寸法は、物干竿10の外径よりやや小さくなっている。
【0019】
なお、図2に示されるように、建物2の外壁に例えばねじ21にて固定された収容ケース体7内には、開閉体5を巻戻し可能に巻取る巻軸等の巻体23が回転可能に配置されている。この巻体23は、収容ケース体7のケース本体部13の左右一対の側板16にて回転可能に支持されている。
【0020】
また、開閉体5は、例えば複数のスラット24および幅木25等にて構成されている。さらに、両ガイドレール体6は、左右対称のもので、開閉体5の昇降時に開閉体5の左右方向端部が挿入された状態でこの開閉体5を案内する横断面略コ字状で上下方向のガイド溝部26が形成されている。
【0021】
次に、上記一実施の形態の作用等を説明する。
【0022】
例えば開閉装置1の開口部3の室外側を物干場とする場合、1本の被引掛物である物干竿10の両端部を収容ケース体7に予め一体に突設された左右両側の引掛体11に引掛ける。
【0023】
すると、物干竿10は、左右両側の引掛体11によって水平状に支持され、この支持された物干竿10に洗濯物等を干すことができる。
【0024】
このように開閉装置1によれば、物干竿10を引掛可能な引掛体11が収容ケース体7に一体に設けられているため、従来とは異なり物干竿用フック等の引掛体11について煩雑な取付作業を必ずしも必要とせず、物干竿10を容易に利用できる。
【0025】
すなわち、開閉装置1とは別体である複数の引掛体をねじ等を用いて建物2の外壁の所望高さ位置に取り付けるといった煩雑な取付作業をする必要がなく、取り合いの検討も要せず、物干竿10を容易に使用することができる。
【0026】
また、例えば引掛体11が損傷等した場合、収容ケース体7の化粧板部14をケース本体部13から取り外して交換すればよいため、収容ケース体7全体を交換する必要がなく、引掛体11の交換作業を容易にすることができる。
【0027】
また、既に設置された従来の開閉装置の化粧板部(引掛体11無し)を引掛体11付きの化粧板部14に換えることによっても、物干竿10の利用が容易となる。
【0028】
さらには、例えば引掛体11を収容ケース体7の左右方向中央部に下方に向けて一体に突設した構成等に比べて、開口部3を通過する際等に引掛体11自体が邪魔になるようなことがない。
【0029】
なお、上記実施の形態では、被引掛物が物干竿10である場合について説明したが、例えば、図3に示すように、被引掛物である日除け(例えばすだれ、スクリーン、ブラインド等)30を収容ケース体7に一体に設けられた引掛体11に引掛けることもできる。
【0030】
この日除け30は、略細長棒状で断面略円形の支持棒部31を有し、この支持棒部31の両端部が引掛体11に引掛けられている。この支持棒部31の両端部を除く部分には、開口部3の室外側を開閉する略面状の日除け本体部32が設けられている。なお、被引掛物は、物干竿10や日除け30以外に、例えばフラワーボックス等でもよい。
【0031】
さらに、収容ケース体7の両側に一対の引掛体11を一体に設けたものには限定されず、例えば、複数本の物干竿10を前後にずらした状態で支持できるように複数対(例えば2対、3対等)をなす引掛体11を突出量を異ならせて設けたものでもよい。また、化粧板部14およびケース本体部13の両方に引掛体11を例えば2つ或いは3つ以上一体に設けてもよい。
【0032】
また、収容ケース体7の両側のいずれか一方のみに1つの引掛体11を一体に設けたものでもよく、また、収容ケース体7の長手方向中央側に引掛体11を一体に設けたもの等でもよい。
【0033】
さらに、開閉装置1は、シャッタボックス等の収容ケース体7を1つだけ備えたものには限定されず、例えば、互いに連結されて横方向に並んだ複数の収容ケース体7を備え、その収容ケース体7の連結部分に引掛体11を一体に設けたものでもよい。
【0034】
また、開閉装置1は、窓シャッタ等のシャッタ装置には限定されず、例えば図示しないが、その他のシャッタ装置、ブラインド装置、スクリーン装置等、或いは、これら装置のうちの同種または異種を複数並設したものでもよい。
【0035】
【発明の効果】
本発明によれば、被引掛物を引掛可能な引掛体が収容ケース体に一体に設けられているため、引掛体の取付作業を必ずしも必要とせず、被引掛物を容易に利用できる。また、例えば引掛体が損傷等した場合、化粧板部を交換すればよく、交換作業を容易にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の開閉装置の一実施の形態を示す斜視図である。
【図2】 同上開閉装置の縦断面図である。
【図3】 同上開閉装置の引掛体に日除けを引掛けた場合の斜視図である。
【符号の説明】
1 開閉装置
3 開口部
5 開閉体
7 収容ケース体
10 被引掛物である物干竿
11 引掛体
13 ケース本体部
14 化粧板部
30 被引掛物である日除け
Claims (2)
- 開口部を開閉するシャッタカーテンである開閉体と、
左右方向に細長い略箱形状に形成され前記開口部の開口時に前記開閉体が内部に収容されるケース本体部およびこのケース本体部の左右両側にそれぞれ取り付けられた着脱可能な化粧板部を有するシャッタボックスである収容ケース体と、
この収容ケース体の前記各化粧板部に一体に設けられ、前記化粧板部から下方に向って突出し、上方に向って開口状で、被引掛物を引掛可能な引掛体とを備え、
前記被引掛物は、前記左右の引掛体に端部がそれぞれ引掛けられる棒状体である
ことを特徴とする開閉装置。 - 引掛体は、化粧板部の前下端部から前方および下方に突出している
ことを特徴とする請求項1記載の開閉装置。
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- 2002-09-06 JP JP2002260797A patent/JP3958657B2/ja not_active Expired - Fee Related
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