JP2010136819A - 連結クリップパッケージ - Google Patents
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Abstract
【課題】連結クリップユニットを収容するケースを装填治具の通路の位置に合わせて連結クリップユニットを送り込むことを可能とする。
【解決手段】連結クリップユニット13は、先端にクリップ引込み部材83が係合され、クリップケース81に収容されている。クリップクリップケース81は、両側部にリブ116,116が設けられている。装填治具82には、クリップケース81が挿入されるケース挿入溝91が設けられている。ケース挿入溝91には、装填治具82の上下方向と直交する水平方向に沿って延びるように位置規制溝92,92が設けられている。リブ116,116と位置規制溝92,92とが係合することによって、連結クリップユニット13の装填治具82内への牽引時、クリップケース81の上方への移動が規制される。
【選択図】図9
【解決手段】連結クリップユニット13は、先端にクリップ引込み部材83が係合され、クリップケース81に収容されている。クリップクリップケース81は、両側部にリブ116,116が設けられている。装填治具82には、クリップケース81が挿入されるケース挿入溝91が設けられている。ケース挿入溝91には、装填治具82の上下方向と直交する水平方向に沿って延びるように位置規制溝92,92が設けられている。リブ116,116と位置規制溝92,92とが係合することによって、連結クリップユニット13の装填治具82内への牽引時、クリップケース81の上方への移動が規制される。
【選択図】図9
Description
本発明は、生体内等で止血や傷口の閉塞等を連続して行うことができる連発式のクリップ処置具に装填される連結クリップユニットと、これを収容するクリップケースとを備えた連結クリップパッケージに関する。
クリップ処置具は、内視鏡の鉗子チャンネルを通じて生体内に挿入され、その先端からクリップを突出させ、出血部や病変組織を除去した部位といった患部をクリップで挟み、止血や傷口の閉塞等を行うクリップ処置に用いられる。特許文献1には、クリップとクリップの後端と係合する連結部材とからなるクリップユニットを用い、このクリップユニットをケースに収容した状態でシースに挿通された操作ワイヤと連結させて、クリップユニットをシースに装填する方法が記載されている。操作ワイヤの先端にはクリップユニットの連結部材と連結するフックが設けられている。
特許文献1には、クリップの先端部分を締め付けて、先端の爪部を閉じた状態にする押さえ管が記載されている。押さえ管は、クリップの後端に装着された状態でクリップとともにシース内に装填され、クリップ処置の際にクリップに対して前進して、クリップの先端部分を締め付ける。押さえ管の外周面には、シース内では閉じ、クリップとともにシース内から押し出されたときに、弾性により半径方向に突出するように開き、シースの先端と係合することによりクリップの後退を防止するスカート部が設けられている。
特許文献1には、押さえ管が装着された未使用のクリップを保管するケースも記載されている。このケースには、スカート部の弾性力が低下するのを防止するため、スカート部を開いた状態でクリップが収容される。ケースの出口部分には、スカート部を閉じるための傾斜面が形成されている。ケースからシースへのクリップの装填方法は、操作ワイヤの先端のフックを出口部分からケース内に挿入し、押さえ管付きのクリップと連結させ、操作ワイヤの牽引により、クリップを後方へ移動させながらケースの出口部分からシース内へ引き込む。ケースからシース内へのクリップの引き込み中に、スカート部が傾斜面に当接して、スカート部が閉じられる。
特許文献1のクリップ処置具は、クリップを1つしか装填できないため、一回のクリップ処置を行うごとにクリップ処置具を内視鏡から引き出し、次のクリップを装填して再び内視鏡に挿入するという煩雑な作業が必要である。
こうした煩雑さを解消するために、連続的なクリップ処置を可能にする連発式クリップ処置具が提案されている。例えば、特許文献2には、複数のクリップを1列に並べて、前方のクリップの後端と後方のクリップの先端を係合させて連結した連結クリップユニットが記載されている。連結クリップユニットは、先頭のクリップから順にシース外に押し出されて処置に使用される。
特開2007−222649号公報
特開2006−187391号公報
本出願人は、こうした連結クリップユニットを簡単にシースへ装填する方法を研究し、開発している。この装填方法は、ケースから未使用の連結クリップユニットを引き出して、専用の装填治具に形成された通路にいったん送り込み、その通路から連結クリップユニットをシースへ引き込んで装填する方法である。連結クリップユニットを構成するパーツには、クリップ同士を連結するための連結部材など、弾性材料によって構成されるものが多い。そのため、ケース内では、弾性力が減退しないように、可能な限り弾性材料に負荷が加わらない状態で収容されることが好ましい。専用の装填治具を用いることにより、連結クリップユニットをシースへ装填する直前まで、ケースに収容しておけるので、連結クリップユニットを良好な環境で保管することが可能になる。
装填治具は、ケースと一体的に取り扱われるべきものなので、装填治具にケースを取り付けたパッケージの形態で出荷することが検討されている。このようなパッケージの形態にする場合、装填治具へのケースの着脱が容易であること、及び連結クリップユニットを装填治具内へ送り込むときは、ケースを装填治具に対して確実に固定することが求められる。そこで、装填治具に対してケースを挿脱可能とし、ケースの少なくとも一部を露呈させる挿入溝を装填治具に形成し、連結クリップユニットの送り込みの際は、挿入溝を介してケースと装填治具とを同時に保持することでケースを装填治具に対して固定する構成が考えられている。
しかしながら、このような挿入溝を形成した装填治具では、連結クリップユニットを牽引するときに装填治具に対するケースの固定が不十分だと、挿入溝の開放側へケースが移動することがある。ケースが挿入溝の開放側へ移動すると、装填治具の通路に対するケースの位置がずれるためケースから通路への連結クリップユニットの送り込みが適正に行われないばかりか、ケースを通じてケース内の連結クリップユニットに外力が作用して連結クリップユニットの故障や性能劣化を引き起こす懸念があった。
上記特許文献1及び特許文献2には、こうした装填治具についての記載は一切なく、当然ながら装填治具を用いた場合の問題点に対する対策についても一切開示されていない。
本発明は、連結クリップユニットを収容するケースの位置が装填治具の通路に対してずれることなく、連結クリップユニットを送り込むことが可能な連結クリップパッケージを提供することを目的とする。
本発明の連結クリップパッケージは、処置具のシースに装填され、複数のクリップが1列に並べて連結されたクリップユニットであり、シース内を挿通する操作ワイヤの先端のフックと連結される連結部が後端に設けられたクリップユニットと、前記クリップユニットを収容し、前記クリップユニットをその先頭から引き出し可能な筒状のケースと、前記ケースを挿脱可能とし、前記ケースの少なくとも一部を上面から露呈させる開口部を含む挿入溝と、前記挿入溝に挿入された前記ケースと同軸上に位置し、前記クリップユニットを前記シースに装填する際、前記ケースから引き出された前記クリップユニットがその先頭から送り込まれる通路とを有する装填治具と、前記ケース及び前記装填治具の一方に設けられた係合部と他方に設けられた被係合部とからなり、両者が係合することにより、前記挿入溝に挿入された前記ケースが前記開口部側へ移動することを規制する位置規制手段とを備えたことを特徴とする。
前記係合部及び被係合部は、前記ケースに設けられたリブと、前記装填治具に設けられ、前記挿入溝と連続し、前記装填治具の上下方向と直交する水平方向に沿って延びるように形成され、前記リブと係合する係合溝とから構成され、前記リブと前記係合溝とが係合することにより前記開口部側への移動を規制することが好ましい。なお、前記リブは、前記ケースの先端及び後端部に一体に設けられていることが好ましい。また、前記ケースを前記装填治具へ押さえ付けるための押さえ部を前記ケースと一体に設けており、前記リブは、前記ケースの下部に、前記押さえ部は、前記ケースの上部に配されていることが好ましい。
前記ケースに設けられ、その外周から突出したキーと、前記装填治具に設けられ、前記ケースの軸方向に沿って形成された、前記キーと嵌合するキー溝とを備え、前記キー及び前記キー溝の嵌合によって前記ケースの軸回りの回転を規制することが好ましい。
本発明によれば、ケース及び装填治具の一方に設けられた係合部と他方に設けられた被係合部とが係合することにより、挿入溝に挿入されたケースが開口部側へ移動することを規制しているので、ケースの軸位置が装填治具の通路に対してずれることなく、ケースから通路への連結クリップユニットの送り込みが適正に行われるから、連結クリップユニットの故障や性能劣化を防ぐことができる。
図1に示すように、連発式クリップ処置具(以下、クリップ処置具と呼ぶ)10は、円筒状のシース11と、シース11内に挿通された操作ワイヤ12と、シース11内に装填されて操作ワイヤ12に連結される連結クリップユニット13と、シース11と操作ワイヤ12との牽引操作に用いる操作部14を備えている。
図2に示すように、連結クリップユニット13は、1列に連結された複数個の止血クリップ体17(17A〜17C)と、最後尾の止血クリップ体17Cに連結された連結用クリップ体18から構成されている。止血クリップ体17は、クリップ19(19A〜19C)と、クリップ19の外側に装着された筒状の連結リング20(20A〜20C)とを備えている。
図3に示すように、クリップ19は、一枚の細長い板を180度湾曲させて閉塞端を作った後、その両片を交差させ、かつ2つの開放端が対向するように屈曲させて爪部23,23を形成している。クリップ19は、細長い板を交差させた交差部24を境にして、開放端側が腕部25,25であり、閉塞端側がターン部26である。腕部25,25の中央部分には、部分的に広幅とされた凸部27,27が形成されている。
腕部25,25は、外力が加えられていないときに、爪部23,23が離れた開放状態となり、互いに接近するように弾性変形したときに爪部23,23が噛合し、クリップ処置の対象となる患部を挟む閉じ状態となる。爪部23,23は、患部を確実に挟むために、V字のオス型とメス型に形成されている。クリップ19には、生体適合性のある金属を用いることができ、例えば、ばね用ステンレス鋼であるSUS631を用いることができる。
筒状部材である連結リング20は、略円筒形状であり、先端側に配された金属製の締付部30と、後端側に配されたプラスチック製の保持部31とを備えている。止血クリップ体17は、締付部30に形成された締付穴30aに、クリップ19がターン部26側から挿入され、連結リング20がクリップ19の外側に装着されることにより形成される。締付部30は、交差部24の外周を覆う初期位置にセットされ、クリップ19の腕部25,25は、開いた状態となる。
締付穴30aは、クリップ19が連結リング20内に引き込まれたときに、腕部25,25を締め付けて爪部23,23を閉じる。爪部23,23は、腕部25,25が締め付けられることにより、所定の噛合力を発揮する。締付穴30aの径は、クリップ19の凸部27の幅よりも小さいので、クリップ19の凸部27から先は連結リング20内に挿入されない。
図4に示すように、保持部31には、締付穴30aに連なる保持穴31aが形成されている。締付穴30aから挿入されたターン部26は、保持穴31a内に収容される。保持部31の外周面には、中心軸に対して対称に、2つのスカート部38,38が形成されている。スカート部38,38は、保持部31の先端側から後端側に向かって半径方向に広がるように形成されており、外力が加えられていないときに自身の弾性で開き、外側から押されたときに保持部31内に入り込むようにして閉じる。
連結リング20は、爪部23,23の開閉方向と、スカート部38,38の開閉方向とが90°ずれるように、クリップ19の外側に装着される。スカート部38,38は、連結クリップユニット13がシース11内に装填されて閉じたときに、保持穴31a内に収容されているターン部26を挟み込み、連結リング20をクリップ19と一体化させる。
複数個の止血クリップ体17は、前方に配されているクリップ19のターン部26に後方のクリップ19の爪部23,23を係合することによって1列に連結している。連結リング20は、後方のクリップ19の爪部23,23の外側を覆い、爪部23,23が開かないようにして、クリップ19の連結を維持する。クリップ19の凸部27は、保持穴31aの径よりも大きな幅寸法を有しており、連結リング20の後方に配されたときに、その連結リング20の後端に当接する。これにより、連結リング20は、上述した初期位置から、連結クリップユニット13の後端側への移動が規制される。
連結リング20の後端部44、すなわち、スカート部38よりも後方部分には、周方向においてスカート部38,38から90°ずれた2箇所に、スリット44a,44aが形成されている。スリット44a,44aは、連結リング20の軸方向に沿って形成されており、後端部44が弾性変形してその内径が広がるようになっている。このスリット44aは、内視鏡の湾曲に合わせて連結クリップユニット13が湾曲するように、連結リング20のフレキシブル性を向上させる。また、スリット44aによって、後端部44の内径が広がるため、組立時において、2つのクリップ19の係合作業が行いやすい。
保持部31には、生体適合性があり、かつ、スカート部38に要求される弾性および剛性を満たす材料が用いられる。このような保持部31の材料としては、例えば、PPSU(ポリフェニルサルホン、polyphenylsulfone)が用いられる。
図5に示すように、連結用クリップ体18は、最後尾のクリップ19Cのターン部6に係合するダミークリップ47と、ダミークリップ47を保持する連結部材48とから構成されている。ダミークリップ47は、金属製の薄板を屈曲して形成されており、ターン部26と係合する爪部47b,47bと、連結リング20Cの後端に当接する凸部47a,47aを有している。爪部47b,47bは、クリップ19と同様に、外力が加えられていないときに自身の弾性で開き、外側から押されたときに弾性変形して閉じる。
連結部材48は、プラスチックで形成された略円柱形状であり、連結リング20と同程度の外径を有している。連結部材48は、操作ワイヤ12と連結する連結部52を有している。
シース11は、例えば、金属ワイヤを密着巻きした可撓性のコイルシースである。シース11の内径は、先のクリップ19のターン部26と、次のクリップ19の爪部23,23との係合が解除される寸法である。すなわち、シース11の内径は、2つの爪部23,23の長さと、ターン部26の爪部23,23が係合する部分の幅とを足し合わせた長さよりも大きい。
操作ワイヤ12は、生体適合性を有する金属で形成された金属ワイヤである。図6に示すように、操作ワイヤ12の先端には、連結用クリップ体18との連結に用いられるフック57が設けられている。フック57は、操作ワイヤ12の先端に取り付けられた前フック58と、後フック59とを備えている。
略四角錐形状の前フック58は、連結部52を構成する一対の弾性アーム53の間に嵌合され、各弾性アーム53の端部に形成された一対の挟持部54と当接する。前フック58と、円柱形状の後フック59との間の操作ワイヤ12は、挟持部54により挟持される。後フック59は、挟持部54の後端に当接する。これにより、操作ワイヤ12の牽引と回転とを連結クリップユニット13に伝達し、シース11の牽引時に生じる摩擦力によって連結クリップユニット13がシース11と一緒に動かないように押さえることができる。
図1に示すように、操作部14は、シース11と操作ワイヤ12とをそれぞれ牽引するシース操作ハンドル63と、ワイヤ操作ハンドル62とを有している。シース操作ハンドル63は、略円筒形状であり、先端にシース11の後端が固定されている。シース操作ハンドル63は、ワイヤ操作ハンドル62の先端に設けられたパイプ64の外側にスライド自在に装着されており、パイプ64に沿ってワイヤ操作ハンドル62側にスライドすることにより、シース11が操作ワイヤ12に対して後端側に牽引される。符合69は、シース11が操作ワイヤ12に対して後退するときに、その後退量を術者に対して触知させるためのノッチである。ノッチ69の間隔は、連結クリップユニット13のクリップ19を、1つずつシース11から押し出すための後退量に対応して設定されている。
ワイヤ操作ハンドル62は、略円筒形状であり、スライド自在な操作レバー66を内蔵した貫通窓65を有している。操作ワイヤ12は、シース操作ハンドル63内を通って、操作レバー66に後端が係止されている。操作レバー66をスライドすると、連結リング20によるクリップ19の締め付けに必要な量だけ、操作ワイヤ12がシース11に対して牽引される。
次に、クリップ処置具10の作用について、簡単に説明する。図6(A)に示すように、連結クリップユニット13は、先頭のクリップ19Aの先端がシース11の先端に一致するようにシース11内に装填されている。シース11は、生体内に挿入された内視鏡の鉗子チャンネルに挿入される。シース11の先端は、内視鏡先端の鉗子出口から突出して患部に近付けられる。
シース操作ハンドル63を所定量だけ牽引すると、シース11が操作ワイヤ12に対して、所定量だけ後退する。操作ワイヤ12と連結クリップユニット13は連結されているので、連結クリップユニット13がシース11に対して前進し、図6(B)に示すように、シース11の先端から、先頭のクリップ19Aと連結リング20Aとが送り出される。
この際に、シース11の内壁面と接触している連結リング20A〜20Cに対しては、シース11との間に生じる摩擦力によって、シース11とともに後端側へ移動する力が働く。しかし、連結リング20A〜20Cは、閉じたスカート部38,38によってクリップ19A〜19Cと一体化されており、また、後方のクリップ19B,19Cの凸部27と、ダミークリップ47の凸部47aとにより後端側への移動が規制されている。このため、連結リング20A〜20Cが後退することはなく、クリップ19A〜19Cとともにシース11に対して前進する。
シース11から出たクリップ19Aは、自身の弾性による爪部23,23を開く(図2(B)に示す状態)、また、図2(A)に示すように、連結リング20Aは、スカート部38,38がシース11の内径よりも広幅に開き、連結リング20Aがシース11内に戻らないように係合する。
クリップ処置具10を移動させて、開放状態にあるクリップ19Aの爪部23,23を患部に押し付ける。この状態で、ワイヤ操作ハンドル62の操作レバー66を引くと、操作ワイヤ12が所定量だけ引っ張られ、連結用クリップ体18から順に係合している全クリップ19A〜19Cが、一様に引っ張られる。
図6(C)に示すように、シース11から送りだされたクリップ19Aは、連結リング20Aのスカート部38,38が開いているので、スカート部38,38による押圧保持が解除されている。また、連結リング20Aは、スカート部38,38によりシース11内への後退が阻止されている。そのため、先頭のクリップ19Aは、操作ワイヤ12が引かれることにより、連結リング20Aに対して後退する。締付部30がクリップ19Aの凸部27の直下まで押し込まれることにより、連結リング20Aによるクリップ19Aの締め付けが完了する。
クリップ19Aの締め付け完了と同時に、クリップ19Aと次のクリップ19Bの係合部が連結リング20Aの後端から抜け出る。クリップ19Bの腕部25,25は、自身の弾性力によってシース11の内壁に当たるまで拡開し、爪部23,23の間がクリップ19Aのターン部26の幅よりも広く開いて、クリップ19Aとクリップ19Bとの連結が解除される。図6(D)に示すように、シース11の先端を患部から離すと、止血クリップ体17Aがシース11の先端から抜け出る。
操作レバー66の牽引操作をやめると、操作レバー66は図示しないバネの付勢力によって元の位置に復帰する。これにともない、操作ワイヤ12がシース11内で先端側に移動し、連結用クリップ体18、クリップ19B,19Cが押されるので、図6(D)に示すように、2発目のクリップ19Bの先端は、シース11の先端にほぼ一致する位置に移動する。以降、一発目の止血クリップ体17Aと同様に、操作部14を操作して、2発目、3発目の止血クリップ体17B,17Cでクリップ処置を行うことができる。
次に、連結クリップパッケージ80について説明する。図7〜9に示すように、連結クリップパッケージ80は、連結クリップユニット13を収容したクリップケース81と、クリップケース81が挿入された装填治具82とを備えている。装填治具82には、クリップケース81から装填治具82内に連結クリップユニット13を引き込むクリップ引込み部材83と、操作ワイヤ12と連結用クリップ体18との連結に用いられるスライダ84とが組み込まれている。
クリップケース81は、内側に円柱状の空間であるクリップ収容部87が設けられている。クリップケース81の外径、及びクリップ収容部87の内径は、シース11の外径及び内径とほぼ同じである。クリップ収容部87内には、先頭のクリップ19Aがクリップケース81の先端側に配されるように連結クリップユニット13が収容されている。
装填治具82は、クリップケース81から引き込まれた連結クリップユニット13の各スカート部38を閉じ、シース11内に連結クリップユニット13を装填するための治具である。装填治具82の長手方向の一端部側には、高さ方向で凹まされた凹部90が形成されている。凹部90内には、クリップケース81又はシース11が取り付けられるケース挿入溝91が形成されている。
ケース挿入溝91は、クリップケース81の外径よりもわずかに大きな内径を有し、内部に挿入されたクリップケース81、あるいはシース11を装填治具82の上面から露呈させる開口部91aを含み、この開口部91aを介してクリップケース81と装填治具82、あるいはシース11と装填治具82を一緒に保持することができる。
ケース挿入溝91の内部には、位置規制溝92,92(被係合部)及び位置決めキー溝93が形成されている。このケース挿入溝91には、クリップケース81が挿入されるとともに、位置規制溝92,92及び位置決めキー溝93に、後述するリブ116,116(係合部)及び位置決めキー117が係合する。また、装填治具82からシース11に連結クリップユニット13を装填する際には、ケース挿入溝91からクリップケース81が抜き取られ、代わりにシース11が挿入される。
装填治具82の上面には、凹部90に隣接して連結用開口95と、ワイヤ用スリット96とが設けられている。連結用開口95は、操作ワイヤ12のフック57をクリップケース81の挿入方向と直交する方向から装填治具82内に挿入するための開口であり、フック57を横から見たときの外径寸法よりも大きな開口面積を有している。ワイヤ用スリット96は、ケース挿入溝91と連結用開口95とを接続するように形成されており、操作ワイヤ12が挿入可能な幅寸法を有している。操作ワイヤ12及びフック57は、シース11がケース挿入溝91に挿入されたときに、同時にワイヤ用スリット96及び連結用開口95に挿入され、装填治具82内に引き込まれた連結用クリップ体18の連結部材48に連結される(図5参照)。
装填治具82内には、ケース挿入溝91の奥に、円柱状の空間であるスカート閉じ通路97が設けられている。スカート閉じ通路97は、シース11及びクリップ収容部87と同じ内径を有するとともに、ケース挿入溝91に挿入されたクリップケース81と中心軸の位置を合わせるように形成されており、その内径面がケース挿入溝91に挿入されたクリップケース81及びシース11の内径面と連接する。スカート閉じ通路97は、クリップ収容部87から引き込まれた連結クリップユニット13の各スカート部38を内径面によって押して閉じる。
クリップ引込み部材83は、装填治具82の長手方向の他端部側から外に突出された略楕円形の牽引部98と、牽引部98が一端に設けられた挿通部99と、挿通部99の他端に設けられた係合部100(図10も参照)とを備えている。挿通部99は、スカート閉じ通路97を貫通する長さを有した棒状体であり、スカート閉じ通路97に挿通される。係合部100は、クリップ収容部87に挿入され、先頭のクリップ19Aと係合している。
挿通部99は、スカート閉じ通路97に挿入されており、牽引部98は、スカート閉じ通路97の端部に形成された牽引穴(図14〜16の符号103参照)を通して装填治具82の外に突出される。連結クリップユニット13は、牽引部98が装填治具82に対して牽引されたときに、係合部100により先頭のクリップ19Aが引っ張られ、クリップ収容部87からスカート閉じ通路97内に引き込まれる。
スライダ84は、装填治具82の側面に貫通するように設けられたスライダ通路101内に、スライド自在に挿入されている。スライダ84は、装填治具82内に引き込まれた連結用クリップ体18と、連結用開口95から挿入されたフック57とを連結させる際に、スライダ通路101内に押し込まれる。
スライダ通路101は、ケース挿入溝91と直交する方向に形成されている。スライダ通路101は、スライダ84の幅寸法とほぼ等しい幅を有する矩形状であり、装填治具82の短手方向を貫通するように設けられている。
クリップ引込み部材83の挿通部99は、ケース挿入溝91の反対側に位置する牽引穴103(図14〜16参照)に挿通される。図10に示すように、挿通部99の係合部100側の端部には、側面を貫通するようにスリット99aが設けられている。スリット99aの上下には、牽引部98から係合部100に向かって広がる逆止突起99bが設けられている。逆止突起99bは、挿通部99がスリット99a部分で弾性変形することにより、牽引穴103から装填治具82の外に飛び出る。逆止突起99bは、挿通部99が再びスカート閉じ通路97内に戻らないように、挿通部99を係止する。
係合部100は、略矩形柱状の係合片100aと、係合片100aの前端部及び挿通部99の後端部の間に位置する抜け止め部100bとからなる。係合片100aは、爪部23,23が係合する係合穴100c,100cが形成されている。抜け止め部100bは、クリップ収容部87の内径に合わせた外径となるように形成され、クリップ19Aが係合部100の前方へ離脱することを規制する。
係合部100は、連結クリップユニット13とともにクリップケース81のクリップ収容部87に収容されている。先頭のクリップ19Aは、クリップ収容部87に押されて閉じ状態となり、爪部23,23を係合穴100c,100cに係合している。牽引部98を装填治具82に対して牽引すると、挿通部99は、スカート閉じ通路97内を移動し、係合部100がクリップ収容部87からスカート閉じ通路97内に移動する。
連結クリップユニット13は、係合部100に引っ張られてスカート閉じ通路97内に引き込まれる。スカート閉じ通路97の牽引穴103近傍には、左右方向に張り出した解除溝104(図14〜16参照)が形成されている。解除溝104の左右方向は、先頭のクリップ19Aの腕部25,25が、クリップ引込み部材83の係合部100との係合を解除する程度まで開くことができる幅寸法を有している。解除溝104は、連結用クリップ体18の連結部52が、連結用開口95に対面する位置に到達したときに、先頭のクリップ19Aが解除溝104内に到達するように配置されている。
先頭のクリップ19Aは、解除溝104内に到達すると自身の弾性によって開放状態に変位し、係合部100との係合を解除する。これにより、連結クリップユニット13は、連結用クリップ体18の連結部52が、スカート閉じ通路97内でスライダ通路101に位置するように、スカート閉じ通路97の後部で停止される。
なお、止血クリップ体17は、爪部23,23の開閉方向と、スカート部38,38の開閉方向とが90°ずれているので、先頭のクリップ19Aが解除溝104内にあるときでも、先頭の連結リング20Aのスカート部38,38が開くことはない。
クリップ引込み部材83を構成する牽引部98、挿通部99、係合部100は、例えば、適度な弾性を有するプラスチックによって一体に形成されている。なお、挿通部99と係合部100とを別体で形成し、装填治具82内で連結させてもよい。
図9に示すように、スライダ84は、スライダ通路101への押し込み操作に用いられる操作部105と、操作部105から二股状に設けられて上下方向で対面する下片106及び上片107とが、プラスチックによって一体に成形されている。下片106及び上片107は、スライダ通路101に挿入され、シース11及びクリップケース81を挟み込む。
上片107の下面には、シース11及びクリップケース81の外径と同じ内径を有する第1凹部108、第2凹部109がそれぞれ形成されている。スライダ84は、先端側の第1凹部108がスカート閉じ通路97に合致する初期位置と、第2凹部109がスカート閉じ通路97に合致する連結位置との間でスライド自在とされている。
スライダ84の上片107には、初期位置から連結位置にスライドされたときに、スライダ通路101を通してスカート閉じ通路97内のフック57を押圧し、連結用クリップ体18の連結部材48にフック57を連結させる連結用斜面110が設けられている。
連結用開口95に横方向から挿入されたフック57は、前フック58の四角柱部58aの角部を、連結用開口95を通して連結部材48の弾性アーム53、53の間に挿入される(図5参照)。スライダ84をスライダ通路101内に押し込むと、連結用斜面110が前フック58及び後フック59に当接し、これを下方に向けて徐々に押圧する。前フック58は、四角柱状の外周面が連結用斜面110に沿うように回転し、弾性アーム53,53を弾性変形させて、その間に押し込められる。操作ワイヤ12も挟持部54,54を押し広げて両者の間に入り込む。また、後フック59は、挟持部54,54の後端面に当接する。
クリップケース81は、半円筒形状の下ケース111と上ケース112とを互いに接合して形成されている。固着下ケース111と上ケース112には、両者が接合されたときに円筒形状のクリップ収容部87を構成する、半円形の収容凹部111a,112aがそれぞれ設けられている。クリップ収容部87は、先頭のクリップ19Aが収容される先端側、連結用クリップ体18が収容される後端側ともに開口となっている。クリップ収容部87の先端側の開口は、連結クリップユニット13をその先頭側からクリップ収容部87の外に送り出す送出口である。
上ケース112の上部且つ後端部には、押さえ部113が一体に設けられている。押さえ部113は、上面が指の形状に合うように下方に凹となる曲面に形成された押さえ面113aと、上ケース112の上面に軸方向に沿って固着される基端部113bとを有する。また、押さえ面113aには、複数の滑り止め用突起113cが設けられている。
クリップケース81は、クリップ収容部87内に収容した連結クリップユニット13をクリップケース81の外側から視認できるように、例えば、透明なプラスチックで形成されている。下ケース111と上ケース112との接合には、例えば、接着剤を用いた接着、あるいは超音波等を用いた溶着、係合爪による係合等を用いることができる。また、下ケース111と上ケース112とを合せた状態で、外周に透明なプラスチックフイルムを巻き付けてもよい。
連結クリップユニット13は、先頭のクリップ19Aの爪部23,23が水平方向で開閉するように、クリップ収容部87に収容される。クリップ19Aは、クリップ収容部87の内壁に押されて閉じ状態となる。上述のとおり、止血クリップ体17A〜17Cは、爪部23,23の開閉方向が交互に90°回転するように連結し、爪部23,23とスカート部38,38との開閉方向も90°ずれている。よって、連結リング20A,20Cは、スカート部38が上下方向で開閉し、連結リング20Bは、スカート部38が左右方向で開閉する。
下ケース111と上ケース112には、連結リング20A,20Cのスカート部38を開いた状態で収容するスカート用開口114が形成されている。また、下ケース111と上ケース112との合せ目には、両者が接合されたときに、連結リング20Bのスカート部38を収容するスカート用開口となる切欠115がそれぞれ形成されている。これにより、ケース81内でスカート部38が閉じ方向に押された状態で保管されることによる、スカート部38の開き方向への復元力(弾性力)の低下を防止することができる。なお、開口に代えて、凹部を設けてもよい。
図10に示すように、下ケース111には、リブ116,116、及び位置決めキー117が設けられている。リブ116,116及び位置決めキー117は、下ケース111と一体に形成されている。
リブ116,116は、下ケース111の先端及び後端から両側方へ突出し、ケース81の軸方向及び上下方向に直交する水平方向に沿って延びる矩形の板状に形成されている。このリブ116,116は、上面が下ケース111及び上ケース112の合せ目と連続するように配されている。すなわち、下ケース111及び上ケース112を接合したとき、リブ116,116は、クリップケース81の中央よりも下部に位置する。位置決めキー117は、下ケースの下部に位置し、その下端部にケース81の軸方向に沿って配された板バネ117aを有する。板バネ117aはケース81の後端側が基端で、先端側が開放端となっており、ケース81の軸方向に直交する方向で弾性自在とされている。板バネ117aの先端側面には、半円柱状のクリック突部117bが設けられている。
図11及び図12に示すように、装填治具82は、前後を半円形状に形成した板状の下治具120、上治具121を接合して形成されている。下治具120の上面120aには、上治具121と接合したときに、ケース挿入溝91を形成する半円形状のケース用凹部122が形成されている。
下治具120の上面120aには、ケース用凹部122の両側から連続し、周囲より一段凹となる位置規制用凹部123,123が形成されている。位置規制用凹部123,123は、上治具121に接合されたときに、上治具121の下面121aとともに位置規制溝92,92を形成する。よって、位置規制溝92,92は、装填治具82の上下方向と直交する水平方向に沿って延びるように形成される。クリップケース81のリブ116,116と位置規制溝92,92とが係合することによって、ケース挿入溝91に挿入されたクリップケース81が開口部91a側へ移動することを規制する位置規制手段として機能する。
また、ケース用凹部122内には、位置決めキー溝93が設けられている。位置決めキー溝93は、クリップケース81の軸方向に沿って形成されており、クリップケース81が軸方向からケース挿入溝91に挿入されたとき、クリップケース81に設けられた位置決めキー117と嵌合してクリップケース81の軸回りの回転を規制する。位置決めキー117と位置決めキー溝93とが係合することよって、クリップケース81の装填治具82に対する回転を規制する回転規制手段として機能する。
位置規制溝92,92及び位置決めキー溝93を含むケース挿入溝91は、クリップケース81の外形に合わせた断面形状で、且つ装填治具82の後端側からスカート閉じ通路97の付近まで軸方向に沿って同じ断面形状が連続するように形成されているので、クリップケース81を装填治具82に対して挿脱自在に取り付けることができる。
位置決めキー溝93の側面には、矩形断面のクリック孔(図示せず)が設けられている。このクリック孔は、位置決めキー117に設けられたクリック突部117bに対応する位置に配されており、クリック突部117bとともにクリック機構を構成する。位置決めキー117が位置決めキー溝93の所定位置まで挿入されたとき、クリック突部117bがクリック孔に進入して係合される。これにより、クリップケース81を軸方向に位置規制して装填治具82からのクリップケース81の離脱を防止する。
ケース用凹部122の奥には、上治具121と接合したときにスカート閉じ通路97を形成する半円形状のスカート閉じ凹部128が形成されている。下治具120の長手方向の他端側には、スカート閉じ凹部128から左右方向に広がる矩形の解除用凹部129が形成されている。スカート閉じ凹部128の端部には、クリップ引込み部材83の挿通部99が挿通される矩形の切欠130が形成されている。
ケース用凹部122の下方には、スライダ用凹部133が形成されている。スライダ用凹部133は、上治具121と接合したときにスライダ通路101を形成し、スライダ84を連結クリップユニット13の軸方向と直交する方向にガイドする。スライダ用凹部133は、スライダ84の幅寸法とほぼ等しい幅を有する矩形状であり、下治具120の短手方向を貫通するように設けられている。
スライダ用凹部133の略中央部分には、スライダ用凹部133の両辺を接続する板状体からなる接続片136が設けられている。接続片136は、スライダ用凹部133による装填治具82の強度低下を防止するとともに、スライダ84をスライダ通路101に押し込んだときのストッパとなる。接続片136には、ケース用凹部122の一部が設けられている。このケース用凹部122内には、スライダ用凹部133と連なるように貫通された連結補助開口136aが形成されている。
上治具121の下面121aには、下治具120と同様に、ケース挿入溝91を形成するケース用切欠139が形成されている。また、下面121aには、スカート閉じ通路97を形成するスカート閉じ凹部141と、解除用凹部142と、切欠130と同形状の切欠143が形成されている。更に、ケース用凹部140の上には、スライダ通路101を形成するスライダ用凹部144と、接続片145と、連結補助開口145aとが形成されている。連結補助開口145aは、連結用開口95(図7参照)と対面している。
解除用凹部129と解除用凹部142は、下治具120と上治具121とを接合したときに、スカート閉じ通路97の左右方向に張り出した解除溝148(図13〜15参照)を形成する。解除溝148の左右方向は、先頭のクリップ19Aの腕部25,25が、クリップ引込み部材83の係合部100との係合を解除する程度まで開くことができる幅寸法を有している。解除溝148は、連結用クリップ体18の係合部50が、連結補助開口145aに対面する位置に到達したときに、先頭のクリップ19Aが解除溝148内に到達するように配置されている。また、切欠130,143は、クリップ引込み部材83の挿通部99が挿通される矩形の牽引穴103(図13〜15参照)を形成する。
装填治具82は、連結クリップユニット13、ケース81、クリップ引込み部材83、スライダ84等が外側から視認できるように、例えば、透明なプラスチックで形成されている。下治具120と上治具121との接合には、例えば、接着剤を用いた接着、あるいは超音波等を用いた溶着、係合爪による係合等を用いることができる。
連結クリップユニット13をクリップケース81へ収容する収容作業を含む連結クリップパッケージ80の組立作業では、先ず、下ケース111の上でクリップ19A〜19C及び連結リング20A〜20C及びダミークリップ47及び連結部材の連結を行う。
連結が終了した後、連結クリップユニット13を、各スカート部38がスカート用開口114,切欠115に挿入されるように下ケース111に収納する(図10参照)。クリップ引込み部材83の係合部100も下ケース111に収容し、先頭のクリップ19Aの腕部25,25を閉じて、爪部23,23を係合穴100c,100cに係合させる。その後、上ケース112を下ケース111に被せて両者を接合し、クリップケース81を形成する。
連結クリップユニット13が収容されたクリップケース81は、連結クリップユニット13と係合されたクリップ引込み部材83とともに、下治具120の上にセットされる。クリップケース81は、ケース用凹部122、クリップ引込み部材83は、スカート閉じ通路97の上にセットされる。このとき、リブ116,116は、位置規制用凹部123,123に係合される。そして、この状態で、下治具120の上方から上治具121を被せて、装填治具82にクリップケース81及びクリップ引込み部材83を取り付けた状態にすると連結クリップパッケージ80の組立作業が完了する。
図13〜15を参照して、連結クリップパッケージ80から、シース11に連結クリップユニット13を装填する方法について説明する。まず、連結クリップユニット13の装填作業をする前、未使用状態の連結クリップパッケージ80では、図8に示すように、クリップケース81の先端側のリブ116,116が位置規制溝92,92の奥まで係合されている。また、位置決めキー117が位置決めキー溝93に、さらにクリック突部117bがクリック孔に係合している。
次に、図7に示すように、凹部90を利用してクリップケース81と装填治具82とを一緒に保持し、牽引部98を装填治具82から牽引する。また、このとき、クリップケース81は押さえ部113を指などで保持して装填治具82に固定する。挿通部99は、装填治具82から引き出され、係合部100がこれに追随してスカート閉じ通路97に移動する。連結クリップユニット13は、係合部100に引っ張られてクリップ収容部87からスカート閉じ通路97に引き込まれる。クリップケース81は、リブ116,116と位置規制溝92,92との係合によって、装填治具82に対して上方、すなわち開口部91a側への移動が規制され、スカート閉じ通路97と位置を合わせた状態で装填治具82に取り付けられているので、牽引部98による牽引で連結クリップユニット13が引っ張られているとき、無理な力がかからず、使用前の連結クリップユニット13に故障や性能劣化を生じさせることがない。
図13(A)に示すように、スカート閉じ通路97内に引き込まれた連結クリップユニット13は、各連結リング20の各スカート部38がスカート閉じ通路97の内壁に押されて閉じていく。先頭のクリップ19Aが解除溝104に到達すると、クリップ19Aの腕部25,25が解放状態となり、爪部23,23と係合部100との係合が解除される。連結クリップユニット13は、スカート閉じ通路97内の所定位置で停止する。この停止位置では、連結用クリップ体18の連結部材48が、連結用開口95に対応する位置に到達する。クリップ引込み部材83は、逆止突起99bが装填治具82の外に突き出るまで牽引される。
図13(B)に示すように、クリップケース81は、ケース挿入溝91から軸方向に抜き取られる。クリップケース81が抜き取られると、連結用開口95及びワイヤ用スリット96から、連結用クリップ体18の連結部材48の一部が露呈される。連結部材48の連結部52は、スライダ通路101を介して、連結用開口95に対面する。
シース11の先端からは、ワイヤ操作ハンドル62に対するシース操作ハンドル63の牽引操作により、操作ワイヤ12とフック57とが予め突出している。図14(A)に示すように、シース11と操作ワイヤ12及びフック57は、ケース挿入溝91、連結用開口95及びワイヤ用スリット96に対し、装填治具82の上方から、横方向に挿入される。シース11等の挿入後、シース11と装填治具82は、凹部90を利用して一緒に保持される。前フック58は、四角柱部58aの角部が弾性アーム53,53の間に挿入される。
スライダ84をスライダ通路101に押し込むと、連結用斜面110が前フック58及び後フック59を下方に向けて押圧する。図14(B)に示すように、スライダ84によって押圧された前フック58は、弾性アーム53,53の間に挿入される。また、操作ワイヤ12は、挟持部54,54に挟み込まれる。後フック59は、挟持部54,54の後端面に当接する。
図15(A)に示すように、装填治具82に対してクリップ処置具10全体が押圧される。これにより、シース11がケース挿入溝91の奥まで押し込まれ、シース11の内径面とスカート閉じ通路97の内径面とが連接する。また、後フック59に押された連結クリップユニット13は、スカート閉じ通路97内を前進する。
次に、操作ワイヤ12をシース11に対して牽引する。例えば、ワイヤ操作ハンドル62をシース操作ハンドル63に対して引くことにより、操作ワイヤ12をシース11に対して大きく動かすことができる。
図15(B)に示すように、操作ワイヤ12が牽引されると、操作ワイヤ12に接続されている連結クリップユニット13は、その後端側からシース11内に一緒に引き込まれていく。連結クリップユニット13の装填中、スカート閉じ通路97とシース11の内径面とが連接しているので、スカート部38を閉じたまま連結クリップユニット13を移動することができ、抵抗を小さくすることができる。これにより、各クリップ19A〜19Cと各連結リング20A〜20Cとの間に位置ずれが生じさせることなく、連結クリップユニット13をシース11内に装填することができる。
シース操作ハンドル63がワイヤ操作ハンドル62の最初のノッチ69に係合したときに、連結クリップユニット13の装填が完了する。連結クリップユニット13が装填されたシース11は、装填治具82から抜きとられる。
以上で説明したように、本発明によれば、リブ116,116と位置規制溝92,92との係合で、クリップケース81と、装填治具82のスカート閉じ通路97とが位置を合わせられ、クリップケース81の上方への移動を規制した状態で連結クリップユニット13が牽引されることから、連結クリップユニット13にこじれや歪みなどの外力を生じて故障したり、性能劣化を引き起こすことが防止される。よって、連結クリップユニット13は故障や性能劣化を懸念することなくシース11へ装填され、クリップ処置具10は、本来の性能を維持することができる。
また、クリップケース81の後端側のみが上方へ浮き上がろうとする場合や、クリップケース81が反りを生じて先端側のみが浮き上がるような場合も、クリップケース81の先端側及び後端側にそれぞれ設けたリブ116,116と位置規制溝92,92とが係合しているので、クリップケース81の開口部91a側への移動を規制することができる。さらにまた、クリップケース81の上部且つ後端部に設けられた押さえ部113の保持によってクリップケース81の先端側が開口部91a側へ移動しようとする場合も、クリップケース81の下部に配されたリブ116,116と位置規制溝92、92との係合によって防止することができる。なお、位置決めキー117と位置決めキー溝93とが係合することよって、クリップケース81の上方への移動規制に加えて、クリップケース81の装填治具82に対する回転を規制することができるので、連結クリップユニット13の牽引がスムーズになり、さらに無理な力がかからず、連結クリップユニット13に故障や性能劣化を防止することができる。
以上、本発明に係る連結クリップパッケージについて詳細に説明したが、本発明は上記の実施例に限定されず、本発明の主旨を逸脱しない範囲において、種々の改良や変更をしてもよいのはもちろんである。また、本発明の連結クリップパッケージを用いる連発式クリップ処置具は、軟性鏡のほか、硬性鏡にも用いることができる。
10 クリップ処置具
11 シース
12 操作ワイヤ
13 連結クリップユニット
14 操作部
17 止血クリップ体
18 連結用クリップ体
19 クリップ
20 連結リング
23 爪部
27 凸部
38 スカート部
47 ダミークリップ
48 連結部材
57 フック
80 連結クリップパッケージ
81 クリップケース
91 ケース挿入溝
92 位置規制溝
111 下ケース
112 上ケース
114 スカート用開口
115 切欠部
116 リブ
11 シース
12 操作ワイヤ
13 連結クリップユニット
14 操作部
17 止血クリップ体
18 連結用クリップ体
19 クリップ
20 連結リング
23 爪部
27 凸部
38 スカート部
47 ダミークリップ
48 連結部材
57 フック
80 連結クリップパッケージ
81 クリップケース
91 ケース挿入溝
92 位置規制溝
111 下ケース
112 上ケース
114 スカート用開口
115 切欠部
116 リブ
Claims (5)
- 処置具のシースに装填され、複数のクリップが1列に並べて連結されたクリップユニットであり、シース内を挿通する操作ワイヤの先端のフックと連結される連結部が後端に設けられたクリップユニットと、
前記クリップユニットを収容し、前記クリップユニットをその先頭から引き出し可能な筒状のケースと、
前記ケースを挿脱可能とし、前記ケースの少なくとも一部を上面から露呈させる開口部を含む挿入溝と、前記挿入溝に挿入された前記ケースと同軸上に位置し、前記クリップユニットを前記シースに装填する際、前記ケースから引き出された前記クリップユニットがその先頭から送り込まれる通路とを有する装填治具と、
前記ケース及び前記装填治具の一方に設けられた係合部と他方に設けられた被係合部とからなり、両者が係合することにより、前記挿入溝に挿入された前記ケースが前記開口部側へ移動することを規制する位置規制手段とを備えたことを特徴とする連結クリップパッケージ。 - 前記係合部及び被係合部は、前記ケースに設けられたリブと、前記装填治具に設けられ、前記挿入溝と連続し、前記装填治具の上下方向と直交する水平方向に沿って延びるように形成され、前記リブと係合する係合溝とから構成され、前記リブと前記係合溝とが係合することにより前記開口部側への移動を規制することを特徴とする請求項1記載の連結クリップパッケージ。
- 前記リブは、前記ケースの先端及び後端部に一体に設けられていることを特徴とする請求項2記載の連結クリップパッケージ。
- 前記ケースを前記装填治具へ押さえ付けるための押さえ部を前記ケースと一体に設けており、前記リブは、前記ケースの下部に、前記押さえ部は、前記ケースの上部に配されていることを特徴とする請求項1ないし3いずれか記載の連結クリップパッケージ。
- 前記ケースに設けられ、その外周から突出したキーと、前記装填治具に設けられ、前記ケースの軸方向に沿って形成された、前記キーと嵌合するキー溝とを備え、前記キー及び前記キー溝の嵌合によって前記ケースの軸回りの回転を規制することを特徴とする請求項1ないし4いずれか記載の連結クリップパッケージ。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2008314516A JP2010136819A (ja) | 2008-12-10 | 2008-12-10 | 連結クリップパッケージ |
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