JP2010136755A - 遊技機 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】遊技機は、スタートスイッチ30に係る操作信号とスタートスイッチ30以外のいずれかのスイッチに係る信号との入力間隔であって、連続して入力される2個の信号の入力間隔が、予め定められた所定時間以内である場合に、エラー処理を行うためのエラー制御手段210を備える。
【選択図】図9
Description
そして、前記複数の当選役のいずれかに当選かまたはハズレかの抽選は、ループカウンタにより所定の領域内(例えば、0〜65535)で順次カウントされる数値を、スタートレバーの操作を契機に抽出し、当該抽出した数値と、ループカウンタのカウントする数値を全領域として当選及びハズレの領域を規定した当選判定テーブルとを照合して、当選かハズレかを決定するものとなっている。また、ループカウンタは、1秒間に所定の領域を約700万回繰り返しカウントするよう形成されている。このため、ループカウンタがカウントする周期は非常に短く、また、スタートレバーが操作されるタイミングは通常ランダムであることから、スタートレバーの操作を契機に抽出される数値は、実質的に乱数として取り扱うことができる。
「体感器」による不正行為とは、ループカウンタの周期性を利用して、所定の当選役に当選する確率を予め定められた値以上に高め、不当に利益を得る行為である。具体的には、いわゆる「体感器」と呼ばれる装置の助けを借りて、スタートレバーの操作を行うものである。例えば、スタートレバーにピアノ線などを引っ掛け、引っ掛けたピアノ線をソレノイドに固定し、ソレノイドを低周波発信器に連動させることで、低周波発信器の低周波発信に合わせてソレノイドを作動させてピアノ線でスタートレバー引っ張ることにより行われるものである。また、例えば、低周波治療器を腕に取り付け、低周波の微弱電流を利用して直接筋肉を動かしてスタートレバーを操作することにより行われるものである。
そして、低周波発信器、低周波発信器に連動するソレノイド、ソレノイドに固定されるピアノ線、から構成される装置や、低周波治療器などが、「体感器」と呼ばれている。
そして、「体感器」による不正行為を防止するために、ループカウンタのカウント周期を順次変更する遊技機がある(特許文献1参照)。
また、「打ち込み機」による不正行為とは、遊技店側が客寄せのために行う行為であり、いわゆる「打ち込み機」と呼ばれる装置をスロットマシンの制御装置に接続して、例えば、特別遊技に移行可能な特別遊技役に当選するまで自動的に遊技を行わせ、特別遊技役が内部当選している状態で営業を開始する行為である。具体的には、「打ち込み機」による不正行為では、「打ち込み機」と呼ばれる装置を制御装置に接続し、この「打ち込み機」からスタートレバー等の各スイッチに係る信号に相当する信号を制御装置に入力することで、自動的に遊技を行わせるものとなっている。
また、特許文献2の発明は、「打ち込み機」による不正行為そのものを防止するものではないため、「打ち込み機」による不正行為を防止するのに十分ではなかった。
そこで、各請求項にそれぞれ記載された各発明は、上述のような事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、次の点にある。
(請求項1)
すなわち、請求項1記載の発明は、「体感器」による不正行為が行われる場合の周期的な操作に着目し、抽選に関する構成を変更することなく、「体感器」による不正行為を防止することが可能な遊技機を提供しようとするものである。
(請求項2)
すなわち、請求項2記載の発明は、「打ち込み機」による不正行為を防止することが可能な遊技機を提供しようとするものである。
なお、符号は、発明の実施の形態において用いた符号を示し、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
(請求項1)
(特徴点)
請求項1記載の発明は、周囲に複数の図柄61が付された複数の回転リール40と、全ての回転リール40の回転を開始させるためのものであって、遊技者の操作に基づき操作信号を出力するスタートスイッチ30と、各回転リール40に対応して設けられ、かつ各回転リール40の回転を停止させるためのものであって、遊技者の操作に基づき操作信号を出力するストップスイッチ50と、遊技媒体を投入するための遊技媒体投入口19と、遊技媒体投入口19から投入される遊技媒体を検知するとともに、遊技媒体投入口19から投入される遊技媒体のうち所定数までの遊技媒体をベットし、所定数を超えて投入される遊技媒体をクレジットするためのものであって、遊技媒体を検知すると検知信号を出力する投入スイッチ15と、投入されてクレジットされている遊技媒体の数を減じて操作に応じた数の遊技媒体をベットするためのものであって、遊技者の操作に基づき操作信号を出力するベットスイッチ16と、遊技の制御を行うための制御装置20と、を備え、制御装置20は、スタートスイッチ30に係る操作信号とスタートスイッチ30以外のいずれかのスイッチに係る信号との入力間隔であって、連続して入力される2個の信号の入力間隔が、予め定められた所定時間以内である場合に、エラー処理を行うためのエラー制御手段210を備えていることを特徴とする。
また、「回転リール」は、周囲に複数(例えば、21個)の図柄61が付されたものであって、複数個備えられるものである。
また、「スタートスイッチ」は、全ての回転リール40の回転を開始させるためのものであって、遊技者の操作に基づき操作信号を出力するものである。
ここで、「遊技者の操作に基づき操作信号を出力する」とは、遊技者により操作されると、所定数の遊技媒体をベットしているか、していないか、或いは、遊技中であるか、遊技中でないかを問わず、必ず操作信号を出力することを意味するものである。
スロットマシン10における遊技は、スタートスイッチ30の操作により全ての回転リール40の回転が開始して遊技が開始されるとともに、ストップスイッチ50の操作により対応する回転リール40の回転が停止し、全ての回転リール40の回転が停止した際の図柄61の配列に応じて所定の利益を遊技者に付与する、または付与しないことで、1回の遊技が終了するものである。
したがって、「遊技中」とは、スタートスイッチ30の操作により遊技が開始してから、全ての回転リール40の回転が停止した際の図柄61の配列に応じて所定の利益を遊技者に付与する、または付与しないことで、遊技が終了するまでを意味するものである。
ここで、「遊技者の操作に基づき操作信号を出力する」とは、上述の通りである。
また、「遊技媒体」は、所定数をベットすることで遊技開始可能となり、遊技結果に基づいて、所定数が遊技者に払い出される価値物である。例えば、遊技媒体としては、遊技メダルや、遊技球(パチンコ球)などが挙げられる。
また、「遊技媒体投入口」は、遊技媒体を投入するためのものである。例えば、スロットマシン10において、遊技媒体投入口19は、遊技メダルを投入するためのメダル投入口18である。
また、「ベットスイッチ」は、投入されてクレジットされている遊技媒体の数を減じて操作に応じた数の遊技媒体をベットするためのものであって、遊技者の操作に基づき操作信号を出力するものである。
ここで、「遊技者の操作に基づき操作信号を出力する」とは、上述の通りである。
また、「エラー制御手段」は、スタートスイッチ30に係る操作信号とスタートスイッチ30以外のいずれかのスイッチに係る信号との入力間隔であって、連続して入力される2個の信号の入力間隔が、予め定められた所定時間以内である場合に、エラー処理を行うためのものである。
ここで、「所定時間」は、予め定められた時間であり、例えば、0.1秒等を設定することができる。
なお、「遊技の進行を不能化する」とは、以下の通りである。
通常、遊技機、例えばスロットマシン10における各種スイッチ(例えば、ストップスイッチ50等)は、遊技の進行に合わせて、遊技者が操作を行うことによりその機能が動作する操作有効状態となったり、遊技者が操作を行ってもその機能が動作しない操作無効状態となったりするものである。
すなわち、「遊技の進行を不能化する」とは、遊技の進行に合わせて、通常、操作有効状態となるはずの各種スイッチを操作無効状態とする、あるいは、遊技の進行に合わせて、通常行われるはずの処理を一時保留することにより、遊技が進行しないようにするということを意味するものである。換言すれば、遊技者が、遊技の遊技を進めることができなくなることを意味するものである。
(作用)
本発明に係る遊技機のスタートスイッチ30、ストップスイッチ50、及びベットスイッチ16は、所定数の遊技媒体をベットしているか、していないか、或いは、遊技中であるか、遊技中でないかを問わず、遊技者により操作されると、操作信号を出力するものとなっている。また、投入スイッチ15は、遊技媒体を検知すると検知信号を出力するものとなっている。そして、本発明に係る遊技機では、エラー制御手段210は、スタートスイッチ30に係る操作信号とスタートスイッチ30以外のいずれかのスイッチに係る信号との入力間隔であって、連続して入力される2個の信号の入力間隔が、予め定められた所定時間以内である場合に、エラー処理を行う。
したがって、本発明によれば、スタートスイッチ30に係る操作信号とスタートスイッチ30以外のいずれかのスイッチに係る信号との入力間隔が所定時間以内、すなわち、スタートスイッチ30の操作とスタートスイッチ30以外のいずれかのスイッチの操作又は検知とが、ほぼ同時に行われた場合に、エラー処理を行うので、「体感器」による不正行為を防止することが可能となる。
また、「体感器」による不正行為を行う遊技者は、不正行為がばれないように素早く遊技を行う傾向にある。しかしながら、本発明によれば、「体感器」による不正行為を行う遊技者は、スタートスイッチ30以外のいずれかのスイッチ(例えば、ストップスイッチ50)を操作する際に、周期的に行われるスタートスイッチ30の操作を気にして、タイミングを計って操作を行わなければならなくなる。したがって、「体感器」による不正行為を行う遊技者は、遊技を素早く行うことができなくなり、遊技店の店員等により不正行為を発見される可能性が高くなる。すなわち、「体感器」による不正行為をより確実に防止することが可能となる。
(請求項2)
(特徴点)
請求項2記載の発明は、周囲に複数の図柄61が付された複数の回転リール40と、全ての回転リール40の回転を開始させるためのものであって、遊技者の操作に基づき操作信号を出力するスタートスイッチ30と、各回転リール40に対応して設けられ、かつ各回転リール40の回転を停止させるためのものであって、遊技者の操作に基づき操作信号を出力するストップスイッチ50と、遊技媒体を投入するための遊技媒体投入口19と、遊技媒体投入口19から投入される遊技媒体を検知するとともに、遊技媒体投入口19から投入される遊技媒体のうち所定数までの遊技媒体をベットし、所定数を超えて投入される遊技媒体をクレジットするためのものであって、遊技媒体を検知すると検知信号を出力する投入スイッチ15と、投入されてクレジットされている遊技媒体の数を減じて操作に応じた数の遊技媒体をベットするためのものであって、遊技者の操作に基づき操作信号を出力するベットスイッチ16と、遊技の制御を行うための制御装置20と、を備え、所定数の遊技媒体をベットすることで遊技開始可能となり、所定数の遊技媒体をベットした後のスタートスイッチ30の操作によって全ての回転リール40の回転が開始し、ストップスイッチ50の操作によって対応する回転リール40の回転が停止し、全ての回転リール40の回転が停止した際の図柄61の配列によって遊技媒体を払い出す遊技機であって、制御装置20は、いずれかのスイッチに係る信号の入力から、前記スイッチに係る信号の後に入力される前記スイッチ以外のいずれかのスイッチに係る信号の入力までの時間間隔を計測するための時間間隔計測手段220と、時間間隔計測手段220により計測された時間間隔と以前に計測された同一スイッチ間の時間間隔との時間差が予め定められた所定範囲内であるか否かを判断するための時間間隔判断手段230と、時間間隔判断手段230により同一スイッチ間の時間間隔の時間差が所定範囲内であると判断された場合に、エラー処理を行うためのエラー制御手段210と、を備えていることを特徴とする。
また、「時間間隔計測手段」は、1回の遊技におけるいずれかのスイッチに係る信号の入力から、前記スイッチに係る信号の後に入力される前記スイッチ以外のいずれかのスイッチに係る信号の入力までの時間間隔を計測するためのものである。
また、「時間間隔判断手段」は、時間間隔計測手段220により計測された時間間隔と以前に計測された同一スイッチ間の時間間隔との時間差が予め定められた所定範囲内であるか否かを判断するためのものである。
また、「所定範囲」は、予め定められた時間であり、例えば、0.1秒等を設定することができる。
また、「エラー制御手段」は、時間間隔判断手段230により同一スイッチ間の時間間隔の時間差が所定範囲内であると判断された場合に、エラー処理を行うためのものである。
ここで、「エラー処理」については、上述の通りである。
(作用)
本発明に係る遊技機では、時間間隔計測手段220により、1回の遊技におけるいずれかのスイッチに係る信号の入力から、前記スイッチに係る信号の後に入力される前記スイッチ以外のいずれかのスイッチに係る信号の入力までの時間間隔が計測される。例えば、時間間隔計測手段220は、スタートスイッチ30に係る操作信号の入力から、ストップスイッチ50に係る操作信号の入力までの時間間隔を計測する。そして、時間間隔判断手段230により、時間間隔計測手段220により計測された時間間隔と以前に計測された同一スイッチ間の時間間隔との時間差が予め定められた所定範囲内であるか否かが判断される。そして、時間間隔判断手段230により同一スイッチ間の時間間隔の時間差が所定範囲内であると判断された場合に、エラー制御手段210は、エラー処理を行う。
すなわち、本発明によれば、1回の遊技におけるいずれかのスイッチに係る信号の入力から、前記スイッチに係る信号の後に入力される前記スイッチ以外のいずれかのスイッチに係る信号の入力までの時間間隔が、以前に計測された同一スイッチ間の時間間隔と比較してほぼ同一の場合に、エラー処理を行うので、「打ち込み機」による不正行為を防止することが可能となる。
(請求項1)
すなわち、請求項1記載の発明は、抽選に関する構成を変更することなく、「体感器」による不正行為を防止することが可能な遊技機を提供することができる。
(請求項2)
すなわち、請求項2記載の発明は、「打ち込み機」による不正行為を防止することが可能な遊技機を提供することができる。
以下、本発明の第1の実施の形態を図面を参照しつつ説明する。
(図面の説明)
図1から図9までは、本発明の実施の形態を示すものである。
図1は、スロットマシン10を示す外観正面図である。図2は、スロットマシン10の入力、制御及び出力を示すブロック図である。図3は、遊技制御手段100を示すブロック図である。図4は、当選抽選手段130を示すブロック図である。図5は、エラー制御手段210を示すブロック図である。図6は、スロットマシン10の遊技の動作の概略を示すフローチャートである。図7は、スロットマシン10の動作のうち、当選抽選処理の概略を示すフローチャートである。図8は、スロットマシン10の動作のうち、回転リール40の回転停止処理の概略を示すフローチャートである。図9は、スロットマシン10の動作のうち、不正検知処理の概略を示すフローチャートである。
なお、本実施の形態では、「前面」とは、図1において、遊技者が、スロットマシン10の正面にスロットマシン10の方に顔を向けて座って、あるいは、立っているような場合における遊技者が向き合う面をいう。
(スロットマシン10)
本実施の形態に係る遊技機は、スロットマシン10であって、遊技媒体として、遊技メダルを使用するものである。
また、スロットマシン10の内部には、特に図示しないが、遊技の制御を行うための制御装置20(図2参照)が内蔵されている。
(制御装置20)
制御装置20は、上述の如く、遊技の制御を行うためのものである。具体的には、制御装置20は、CPUを中心に構成され、ROM、RAM、I/O等を備えている。そして、CPUがROMに記憶されたプログラムを読み込むことで、次の(1)及び(2)の装置を有するものである。
(1)主制御装置21
(2)副制御装置22
図2に示すように、制御装置20には、スタートスイッチ30及びストップスイッチ50の操作により回転リール40の回転及び停止を制御するための主制御装置21と、スピーカ67や報知ランプ68等の報知装置66を制御するための副制御装置22とが内蔵されている。また、主制御装置21及び副制御装置22には、それぞれ一個ずつCPUが配置されているが、特にこれに限定されるものではなく、主制御装置21及び副制御装置22を一個のCPUで制御しても良く、あるいは、二個以上のCPUで制御するようにしても良い。また、CPU、ROM、RAM及びI/O等は一体化されてワンチップを構成しても良いものである。
(主制御装置21)
主制御装置21は、スタートスイッチ30及びストップスイッチ50の遊技者による操作により、回転リール40の回転及び停止を制御するものである。そして、主制御装置21は、次の(1)から(6)の手段として機能する。
(2)当選抽選手段130
(3)エラー制御手段210
(4)停止制御手段160
(5)入賞判定手段170
(6)ホッパー制御手段180
なお、主制御装置21としては、上記した(1)から(6)までの手段に限定されるものではなく、他の手段を含んでいても良い。
(副制御装置22)
副制御装置22は、主として報知データに関するものであって、スピーカ67や報知ランプ68等の報知装置66を制御するためのものである。そして、主制御装置21の内部データの信頼性を担保すべく、主制御装置21と副制御装置22との間での信号のやりとりは、一方通行となるように設定されている。すなわち、主制御装置21から副制御装置22に向かってのみ信号が出力され、副制御装置22から主制御装置21に向かっていかなる信号も出力されないように設定されている。これにより、当選確率等の抽選に関するデータを有する主制御装置21のデータ保護を容易なものにすることができる。
(1)報知データ記憶手段190
(2)報知制御手段200
なお、副制御装置22としては、上記した(1)から(2)までの手段に限定されるものではなく、他の手段を含んでいても良い。
そして、制御装置20の入力側には、主として制御装置20に信号を送る入力手段が配置され、制御装置20の出力側には、主として制御装置20からの信号が送り込まれる出力手段が配置されている。
(入力手段)
制御装置20の入力側には、図2に示すように、次のパーツが接続されている。
(2)ベットスイッチ16
(3)精算スイッチ17
(4)スタートスイッチ30
(5)ストップスイッチ50
なお、入力手段としては、上記した(1)から(5)までのパーツに限定されるものではない。
(出力手段)
制御装置20の出力側には、図2に示すように、次のパーツが接続されている。
(2)ホッパーユニット65
(3)報知装置66(スピーカ67、報知ランプ68及び表示装置69)
なお、出力手段としては、上記した(1)から(3)までのパーツに限定されるものではない。
(投入スイッチ15)
投入スイッチ15は、遊技媒体投入口19から投入される遊技媒体を検知するとともに、遊技媒体投入口19から投入される遊技媒体のうち所定数までの遊技媒体をベットし、所定数を超えて投入される遊技媒体をクレジットするためのものであって、遊技媒体を検知すると検知信号を出力するものである。具体的には、投入スイッチ15は、図1に示すように、図柄表示窓13の斜め下方の位置に設けられるとともに、遊技媒体投入口19としてのメダル投入口18から投入される遊技メダルを検知するためのものである。
(ベットスイッチ16)
ベットスイッチ16は、投入されてクレジットされている遊技媒体の数を減じて操作に応じた数の遊技媒体をベットするためのものであって、遊技者の操作に基づき操作信号を出力するものである。具体的には、ベットスイッチ16は、図1に示すように、図柄表示窓13の下方に位置するスイッチであって、遊技者により予め投入されることによりスロットマシン10の内部に貯留した貯留メダル数を減じて操作に応じた数の遊技メダルをベットするためのものである。すなわち、投入された遊技メダルが一定枚数以上クレジットとして貯留されている場合に、このベットスイッチ16を操作すると、クレジットを減算して操作に応じた数の遊技メダルをベットしたものと扱われる。
(精算スイッチ17)
精算スイッチ17は、予め投入してクレジットされている遊技メダルを遊技者に払い出すためのものである。精算スイッチ17は、図1に示すように、図柄表示窓13の斜め下方に位置するスイッチである。具体的には、精算スイッチ17が操作されると、遊技の最後に、最大で50枚のクレジットされている遊技メダルの全部が、ホッパーユニット65により払い出し口31から払い出し皿32へ払い出される。
(スタートスイッチ30)
スタートスイッチ30は、全ての回転リール40の回転を開始させるためのものであって、遊技者の操作に基づき操作信号を出力するものである。また、スタートスイッチ30は、図1に示すように、図柄表示窓13の斜め下方に位置するスイッチであって、遊技メダルの投入若しくはベットスイッチ16の押下を条件に、または、「再遊技(リプレイ、Replay)」時には前遊技から所定時間経過を条件に、全ての回転リール40の回転を開始させるためのものである。
なお、ここで、「再遊技(リプレイ、Replay)」とは、当選抽選手段130の抽選により、「再遊技(リプレイ、Replay)」の当選フラグが成立し、「再遊技(リプレイ、Replay)」の図柄61が有効入賞ライン上に揃うことにより、次の遊技において、遊技メダルを新たに投入することなく、再度、遊技を行うことができるものである。
(ストップスイッチ50)
ストップスイッチ50は、各回転リール40に対応して設けられ、かつ各回転リール40の回転を停止させるためのものであって、遊技者の操作に基づき操作信号を出力するものである。具体的には、ストップスイッチ50は、図1に示すように、各回転リール40に対応して設けられた左ストップスイッチ51と、中ストップスイッチ52と、右ストップスイッチ53とからなる三個のスイッチから構成され、各回転リール40の下方に1個ずつ配置されているものである。そして、各回転リール40に対応した各ストップスイッチ50を遊技者が指で押す又は触れる等の押下操作を行うことにより、当該ストップスイッチ50に対応する回転リール40の回転が停止するように設定されているものである。
また、ストップスイッチ50は、スタートスイッチ30が操作されることにより全ての回転リール40の回転が開始してから、全ての回転リール40の回転速度が予め定められた一定速度に達することにより操作が有効となるように形成されている。すなわち、全ての回転リール40の回転が開始してから、全ての回転リール40の回転速度が予め定められた一定速度に達するまでの間に、ストップスイッチ50が操作された場合には、ストップスイッチ50は、操作信号を出力するが、対応する回転リール40の回転は停止しないよう設定されている。
(リールユニット60)
リールユニット60は、図示しないが、基体としての枠体に固定あるいは支持されている三個の駆動モータ63と、各駆動モータ63の出力軸に固定された三個の回転リール40と、を備えている。そして、各回転リール40は、合成樹脂からなる回転ドラムと、この回転ドラムの周囲に貼付されるテープ状のリールテープ41とを備えている。リールテープ41の外周面には、複数個(例えば21個)の図柄61が表示されている。具体的には、リールテープ41の外周面には、「赤7」、「青7」、「BAR」、「ベル」、「スイカ」、「チェリー」、及び「REPLAY」などの図柄61が表示されている。
また、インデックスセンサは、全体形状が略コ字状に形成され、その一端に発光素子(LED)が配置され、他端に受光素子(フォトトランジスタ)が配置されている。そして、そのコ字状の内部をスタートインデックスが移動することにより、発光素子からの光が遮断されて、インデックスセンサは、スタートインデックスの位置を検知可能となっている。
(ホッパーユニット65)
ホッパーユニット65は、図1に示すように、筐体11の内部に設けられ、投入された遊技メダルを貯留することができるとともに、入賞した場合に、遊技者に所定枚数の遊技メダルを払い出すためのものである。なお、遊技メダルは、スロットマシン10の前面側の下部に形成された払い出し口31から払い出し皿32へ払い出される。
(報知装置66)
報知装置66は、後述する入力間隔判断手段150により入力間隔が所定時間以内であると判断された場合に、エラー報知を行うためのものである。具体的には、報知装置66は、図1に示すように、筐体11に埋め込まれた左右のスピーカ67と、表示窓12の上部中央に配置された液晶表示装置からなる表示装置69と、表示窓12の周囲縁に配置された5個の報知ランプ68とを備えているものである。そして、エラー報知は、入力間隔判断手段150により入力間隔が所定時間以内であると判断された場合に、例えば、表示装置69に「エラー」や、「ERROR」等と表示したり、報知ランプ68を点滅したり、スピーカ67から警告音を発生したりすることにより行われるものである。
(遊技制御手段100)
遊技制御手段100は、遊技を制御するものである。具体的には、遊技制御手段100は、通常遊技の制御を行う通常遊技制御手段110と、特別遊技の制御を行う特別遊技制御手段120とを備えている。
(通常遊技制御手段110)
通常遊技制御手段110は、通常遊技を制御するものである。具体的には、遊技メダルの投入若しくはベットスイッチ16の押下操作が行われ(再遊技(リプレイ、Replay)を除く)、かつ前遊技から所定時間が経過することを条件として、スタートスイッチ30が押下操作可能な状態(遊技開始可能な状態)となり、スタートスイッチ30を操作すると、リールユニット60が駆動され、三個の回転リール40が回転を開始する。あるいは、「再遊技(リプレイ、Replay)」時には遊技メダルの投入やベットスイッチ16の押下操作が行われることなく、かつ前遊技から所定時間が経過することを条件として、スタートスイッチ30が押下操作可能な状態(遊技開始可能な状態)となり、スタートスイッチ30を操作すると、リールユニット60が駆動され、三個の回転リール40が回転を開始する。
ここで、当選役とは、図柄61の組み合わせにより構成されるものであって、予め定めらたものである。
また、小役のうち、例えば、スイカ役は、「スイカ」の図柄61の組み合わせ(「スイカ」「スイカ」「スイカ」)により構成される。そして、いずれかの有効入賞ライン上に「スイカ」「スイカ」「スイカ」の図柄配列が停止すると、スイカ役の入賞となり、所定枚数(例えば15枚)の遊技メダルが払い出される。また、小役のうち、チェリー役は、「チェリー」の図柄61と他の図柄61との組み合わせ(「チェリー」「ANY」「ANY」(ANYはいずれの図柄61でも構わないという意味))により構成される。そして、いずれかの有効入賞ライン上に「チェリー」「ANY」「ANY」の図柄配列が停止すると、チェリー役の入賞となり、所定枚数(例えば2枚)の遊技メダルが払い出される。また、再遊技役は、「REPLAY」の図柄61の組み合わせ(「REPLAY」「REPLAY」「REPLAY」)により構成される。そして、いずれかの有効入賞ライン上に「REPLAY」「REPLAY」「REPLAY」の図柄配列が停止すると、再遊技役の入賞となり、新たに遊技メダルを投入することなく、前回の遊技と同じ条件で再度遊技を行うことができる。また、特別遊技役は、「7」の図柄61の組み合わせ(「赤7」「赤7」「赤7」、又は「青7」「青7」「青7」)により構成される。そして、いずれかの有効入賞ライン上に「赤7」「赤7」「赤7」、又は「青7」「青7」「青7」の図柄配列が停止すると、特別遊技役に入賞となり、特別遊技に移行する。
当選フラグとは、当選抽選手段130の抽選結果が所定の当選役に当選の場合に、当選であることを記憶しておくためのメモリーであり、小役に当選した場合には、小役当選の当選フラグを成立させ、特別遊技役に当選した場合には特別当選の当選フラグを成立させるものである。そして、この特別当選の当選フラグ成立中に、各回転リール40の回転が停止したときの有効入賞ライン上の図柄61の組み合わせが、予め定められた所定の入賞図柄配列(例えば、有効入賞ライン上に「赤7」が三個揃う図柄配列)と一致したことを条件に入賞し、通常遊技よりも遊技者に大きな有利を付与可能な特別遊技を行わせるように形成されている。そして、抽選により特別当選の当選フラグが成立したが、各回転リール40の回転が停止したときの有効入賞ライン上の図柄61の組み合わせが入賞図柄配列と一致していない場合、すなわち、特別当選の当選フラグが成立している遊技で入賞できなかった場合、それ以後の遊技に当該当選フラグ成立の権利が持ち越されるように設定されている。そして、特別当選の当選フラグを持ち越した遊技でも、入賞できなかった場合、更に、それ以後の遊技に当該当選フラグの権利は、入賞できるまで持ち越されるように形成されている。なお、小役当選、及び再遊技当選の当選フラグは、当選フラグが成立した遊技で入賞させられない場合、それ以後の遊技に当選フラグ成立の権利を持ち越すことができないように設定されている。
(特別遊技制御手段120)
特別遊技制御手段120は、当選抽選手段130の抽選結果に基づいて、同一遊技回数を基準とした遊技期間で比較した場合に通常遊技よりも遊技者に大きな利益を付与可能な特別遊技を制御するためのものである。特別遊技としては、大別すると、次のゲームがある。
(2)特定遊技(RBゲーム)
(3)特定当選遊技(JACゲーム)
本実施の形態において、上述した特別遊技のうち、特定導入遊技(ビッグボーナスゲーム、BBゲーム)、及び、特定遊技(レギュラーボーナスゲーム、RBゲーム)は、通常遊技中に単独で実施可能に設定されている。具体的には、特定遊技(RBゲーム)は、通常遊技から移行して単独で実施される独立RBゲームと、この独立RBゲームと遊技内容は同一であるが特定導入遊技(BBゲーム)中に移行可能な従属RBゲームとを実施可能に形成されている。そして、本実施の形態においては、上述した特別遊技のうち、特定導入遊技(BBゲーム)と、通常遊技から移行して単独で実施される独立RBゲームとを、総称してボーナスゲームと呼んでいる。
また、特定遊技(RBゲーム)のうち、従属RBゲームは、特定導入遊技、いわゆるBBゲーム中に、所定の条件の範囲内(具体的には、所定の獲得遊技メダル枚数の範囲内)で入賞した場合には何回でも行われるように設定されている。そして、独立RBゲームは、BBゲーム中で無い場合、通常遊技から移行して単独で実施される。
(1)特定導入遊技制御手段121
(2)特定遊技制御手段123
(特定導入遊技制御手段121)
特定導入遊技制御手段121は、BBゲームを制御するためのものである。具体的には、BBゲームに移行すると、通常遊技と同様のBBゲーム中小役遊技が、最大3枚の遊技メダルの投入によって開始され、三個の回転リール40の回転を各々停止させた際に、有効入賞ライン上に入賞図柄配列が揃っているか否かによって、遊技メダルの払い出しが行われるものである。
なお、BBゲーム中はRBゲーム(従属RBゲーム)への移行が、所定獲得枚数までは何回でも行われることになっているために、1回目のRBゲームが終了した後は、また前述したような通常遊技と同様のBBゲーム中小役遊技の抽選及び制御が行われるものである。
(特定遊技制御手段123)
特定遊技制御手段123は、RBゲーム(単独RBゲーム及び従属RBゲーム)を制御するためのものである。具体的には、RBゲームに移行すると、遊技メダルが1枚投入となり、回転リール40の所定の図柄61が図柄表示窓13の有効入賞ラインのうちの横方向中央に設定された有効入賞ライン上に揃った場合に入賞となる特定当選遊技(いわゆるJACゲーム)が行われるものである。そして、RBゲームでは、当選するか否かの特定当選遊技(いわゆるJACゲーム)が最大12回行えるものであり、そのうち、最大8回の入賞が可能である。すなわち、最大8回の入賞となるか、あるいは最大12回の特定当選遊技(いわゆるJACゲーム)の終了により、RBゲームは終了するものである。もちろん、終了条件は、これに限定されるものではなく、予め定めた特定の獲得遊技メダル枚数に到達することにより終了するように設定しても良い。なお、BBゲーム中の従属RBゲーム中に、BBゲームの予め定めた獲得遊技メダル枚数に到達した場合は、上述した遊技回数の途中であっても、終了することになる。また、独立RBゲームでも、予め定めた所定の獲得遊技メダル枚数に到達すると、上述した遊技回数の途中であっても終了するように形成しても良い。
(当選抽選手段130)
当選抽選手段130は、スタートスイッチ30の操作を契機に複数の当選役のいずれかに当選か又はハズレかの抽選を行うとともに、抽選の結果、所定の当選役に当選した場合には、当該当選役に対応する当選フラグを成立させるためのものである。具体的には、当選抽選手段130は、抽選の結果、所定の当選役に当選した場合(内部入賞ともいう。)には、当選フラグを成立させる。そして、この当選フラグ成立中に、各回転リール40の回転が停止した際の有効入賞ライン上の図柄61の組み合わせが予め定められた入賞図柄配列と一致したことを条件に入賞し、遊技者に遊技メダルの払い出しや、特別遊技等の利益が付与されるように設定されている。
(1)当選乱数発生手段131
(2)当選乱数抽出手段132
(3)当選判定テーブル記憶手段133
(4)当選判定手段134
なお、当選抽選手段130としては、上記した(1)から(4)までの手段に限定されるものではない。
(当選乱数発生手段131)
当選乱数発生手段131は、抽選用の乱数を所定の領域内(十進数で0〜65535)で発生させるものである。当選乱数発生手段131は、一定範囲の数字を高速で1ずつ加算するカウンタを用いて構成するものであって、0から65535までの範囲の数字を、1秒間に数百万回程度順次繰り返すようにしたカウンタである。そして、当選乱数抽出手段132は、スタートスイッチ30が操作されたタイミングで当選乱数発生手段131の前記カウンタの数字を読みとるものである。これは、当選乱数発生手段131では乱数を発生しているわけではないものの、当選乱数抽出手段132によって抽出される数字は、あたかも乱数のような分布となるものである。
(当選乱数抽出手段132)
当選乱数抽出手段132は、当選乱数発生手段131が発生する乱数を、所定の条件(具体的には、スタートスイッチ30の操作)で抽出するものである。なお、この抽出した乱数を抽出乱数データとする。
(当選判定テーブル記憶手段133)
当選判定テーブル記憶手段133は、当選乱数発生手段131がとる乱数の全領域(十進数で0〜65535)中、各当選役に対応する当選項目の当選領域を有するものである。この当選判定テーブル記憶手段133は、異なる抽選確率を記憶した複数のものが形成されている。具体的には、当選判定テーブル記憶手段133は、第1設定当選判定テーブルと、第2設定当選判定テーブルと、第3設定当選判定テーブルと、第4設定当選判定テーブルと、第5設定当選判定テーブルと、第6設定当選判定テーブルとを備えているものである。この第1〜6設定当選判定テーブルは、それぞれ異なる抽選確率が記録されてあり、いわゆるスロットマシン10の1から6までの「設定」を決めるものであって、第1設定当選判定テーブルから第6設定当選判定テーブルまで、順に、特別当選に対応する当選項目の当選確率が高くなるように設定されている。
(当選判定手段134)
当選判定手段134は、当選乱数抽出手段132が抽出した抽出乱数データと、当選判定テーブル記憶手段133の当選率データを基に当選乱数発生手段131がとる乱数の全領域中の各当選項目の当選領域からなる当選判定領域データとを照合し、当該抽出乱数データが属する当選領域に対応する当選役を決定するものである。そして、当選判定手段134は、決定した当選役に対応する当選フラグを成立させるものである。
(エラー制御手段210)
エラー処理手段210は、スタートスイッチ30に係る操作信号とスタートスイッチ30以外のいずれかのスイッチに係る信号との入力間隔であって、連続して入力される2個の信号の入力間隔が、予め定められた所定時間以内である場合に、エラー処理を行うためのものである。
(1)入力信号監視手段141
(2)入力信号フラグ成立手段142
(3)入力間隔計測手段140
(4)スタートスイッチフラグ判断手段144
(5)入力間隔判断手段150
(6)エラー処理実行手段240
(7)フラグ消去手段250
なお、エラー制御手段210としては、上記した(1)から(7)までの手段に限定されるものではない。
(入力信号監視手段141)
入力信号監視手段141は、スタートスイッチ30、ストップスイッチ50、ベットスイッチ16、及び投入スイッチ15に係る信号の入力を、常時監視するためのものである。すなわち、入力信号監視手段141は、所定枚数の遊技メダルをベットしているか、していないか、或いは、遊技中であるか、遊技中でないかを問わず、信号の入力を常時監視するものとなっている。
(入力信号フラグ成立手段142)
入力信号フラグ成立手段142は、入力信号監視手段141の監視結果に基づいて、入力された信号に応じたフラグを立てるためのものである。すなわち、入力信号フラグ成立手段142は、いずれのスイッチが操作等されたのかを記憶するものとなっている。
すなわち、「フラグを立てる」とは、所定の記憶領域の値を0から1に書き換えること意味するものである。
また、本実施の形態において、入力信号フラグ成立手段142は、最大で2個のフラグを立てることができるように設定されている。例えば、遊技者により、最初にベットスイッチ16が操作され、次にスタートスイッチ30が操作された場合には、入力信号フラグ成立手段142は、入力信号監視手段141の監視結果に基づいて、ベットスイッチ16に係る操作信号に応じたフラグを立て、次にスタートスイッチ30に係る操作信号に応じたフラグを立てる。
ここで、「同一のフラグが2個成立する」とは、所定の記憶領域の値を0から1に書き換え、さらに1から2に書き換えることにより行われるものである。
(入力間隔計測手段140)
入力間隔計測手段140は、入力信号監視手段141の監視結果に基づいて、連続して入力される2個の信号の入力間隔を計測するためのものである。
(スタートスイッチフラグ判断手段144)
スタートスイッチフラグ判断手段144は、入力信号フラグ成立手段142により2個のフラグが成立していることを条件に、成立している2個のフラグのうちのいずれかが、スタートスイッチ30に係る操作信号に応じたフラグであるか否かを判断するためのものである。
(入力間隔判断手段150)
入力間隔判断手段150は、入力間隔計測手段140により計測された入力間隔が予め定められた所定時間以内であるか否かを判断するためのものである。本実施の形態では、所定時間は、0.1秒に設定されている。すなわち、入力間隔判断手段150は、入力間隔計測手段140により計測された入力間隔が0.1秒以内であるか否かを判断するものとなっている。
(エラー処理実行手段240)
エラー処理実行手段240は、スタートスイッチフラグ判断手段144によりスタートスイッチ30に係る操作信号に応じたフラグが成立していると判断されたこと、及び入力間隔判断手段150により入力間隔が所定時間以内であると判断されたことを条件に、エラー処理を実行するためのものである。
(フラグ消去手段250)
フラグ消去手段250は、入力信号フラグ成立手段142により成立されたフラグを消去するためのものである。
なお、「フラグを消去する」とは、所定の記憶領域の値を0に書き換えることを意味するものである。
(停止制御手段160)
停止制御手段160は、各回転リール40の停止制御を行うものである。具体的には、停止制御手段160は、遊技者による押下操作により各ストップスイッチ50が操作信号を出力したことを契機に、インデックスセンサにより特定された各回転リール40の現在位置に基づいて、当選抽選手段130の抽選結果に対応した停止制御を各回転リール40に対して行うものである。
(蹴飛ばし設定と、引き込み設定)
本実施の形態に係るスロットマシン10では、停止制御手段160の停止制御として、入賞図柄配列を遊技者がストップスイッチ50を操作して所定位置に揃えようとしても、回転リール40が回転して、入賞図柄配列に係る入賞図柄が所定位置に停止しないように設定した蹴飛ばし設定と、ストップスイッチ50を押下操作した状態から所定の図柄数だけ回転リール40の回転上流側に位置する引き込み可能な図柄61の中に、当選フラグ成立中の入賞図柄が含まれているような場合に、入賞図柄を所定位置にまで引き込んで停止するように設定した引き込み設定とを備えている。
また、いずれかの当選フラグが成立中に、対応する入賞図柄を有効入賞ライン上に揃えることができるか否かは、回転リール40の回転速度が一定の場合、ストップスイッチ50の押下操作のタイミングによるものである。具体的には、ストップスイッチ50を押下操作した後、190ms以内に回転リール40が停止するように設定されているため、ストップスイッチ50を押下操作した後、そのまま停止させるか、あるいは190ms以内に停止可能な回転リール40の円周上の引き込み可能な図柄61、例えば、停止位置の図柄61の上の図柄61から連続する4個の引き込み可能な図柄61の中、すなわち停止位置の図柄61も含めて全部で5個の図柄中に、対応する入賞図柄が含まれているような場合には、停止するまでの時間を遅らせて、回転リール40は有効入賞ライン上にその入賞図柄を引き込んで停止する。一方、停止位置の図柄61及びかかる4個の引き込み可能な図柄61の中、すなわち全部で5個の図柄中に、対応する入賞図柄が含まれていないような場合には、有効入賞ライン上にその入賞図柄を引き込んで停止することができない。また、いずれの当選フラグも成立していない場合には、入賞図柄の入賞確定は不可能となるように設定されている。すなわち、いずれの当選フラグも成立していない場合には、蹴飛ばし設定により、入賞図柄が、所定の有効入賞ライン上に揃わないような位置に停止する、いわゆる蹴飛ばされる。
(入賞判定手段170)
入賞判定手段170は、全ての回転リール40の回転が停止したことを契機に、複数の当選役のいずれかに入賞か又は入賞なしかの判定を行うためのものである。換言すると、入賞判定手段170は、全ての回転リール40の回転が停止した際に、いずれかの当選役に係る図柄61の組み合わせが図柄表示窓13に表示されるように各回転リール40が停止されたか否かの判定を行うためのものである。すなわち、入賞判定手段170は、全ての回転リール40が停止した際に、いずれかの当選役に係る図柄61の組み合わせについて、有効入賞ライン上に揃うように各回転リール40が停止しているか否かの判定を行うものである。
(ホッパー制御手段180)
ホッパー制御手段180は、入賞判定手段170による入賞の判定または精算スイッチ17の操作に基づいて、ホッパーユニット65を作動させるものである。例えば、入賞判定手段170からのメダル払い出し要請信号を受信した場合に、ホッパー制御手段180は、当該入賞に対応する枚数の遊技メダルを払い出すようにホッパーユニット65を作動させる。また、例えば、精算スイッチ17に係る操作信号を受信した場合に、ホッパー制御手段180は、クレジットとして貯留扱いにされている遊技メダルを払い出すようにホッパーユニット65を作動させる。
(報知データ記憶手段190)
報知データ記憶手段190は、入力間隔判断手段150により入力間隔が所定時間以内であると判断された場合に行われるエラー報知に係る報知データを記憶するためのものである。具体的には、報知データ記憶手段190は、入力間隔判断手段150により入力間隔が所定時間以内であると判断された場合に、スピーカ67から発生させるサウンドや、報知ランプ68の点灯、点滅の時間や順序等のデータや、表示装置69に表示される図柄模様及び文字列のデータが記憶されている。
(報知制御手段200)
報知制御手段200は、主制御装置21からの制御信号に基づいて、報知データ記憶手段190の各報知データを報知装置66に出力し、かかる報知装置66を制御するものである。本実施の形態では、報知制御手段200は、入力間隔判断手段150により入力間隔が所定時間以内であると判断された場合に、報知データ記憶手段190の報知データに基づいて、報知装置66にエラー報知を行わせるものである。具体的には、エラー制御手段210からのエラー報知指示信号を受信した場合に、報知ランプ68を点灯、点滅させたり、スピーカ67から所定の警告音を発生させたり、表示装置69に「エラー」や、「ERROR」等と表示させたりするものである。
(スロットマシン10の動作)
次に、上記構成を備えたスロットマシン10の遊技の動作の概略について、図6から図9に示したフローチャートを用いて説明する。
ステップ101において、当選抽選手段130により当選抽選処理が行われる。当選抽選処理については、後で詳しく説明する。そして、次のステップ102に進む。
ステップ102において、回転リール40の回転が開始する。そして、次のステップ103に進む。
ステップ103において、ストップスイッチ50が押下操作されることにより、ストップスイッチ50がONとなる。そして、次のステップ104に進む。
ステップ105において、3個の回転リール40に対応するストップスイッチ50の押下操作が行われたか否かが判定される。ここで、3個の回転リール40に対応するストップスイッチ50の押下操作が行われたと判定された場合、ステップ106に進む。一方、3個の回転リール40に対応するストップスイッチ50の押下操作が行われていないと判定された場合には、ステップ103に戻る。
ステップ106において、入賞判定手段170により複数の当選役のいずれかに入賞か又は入賞なしかの判定が行われる。ここで、いずれかの当選役に入賞したと判定された場合、ステップ107に進む。一方、いずれの当選役に入賞していないと判定された場合、当該遊技が終了する。
上述したステップ101の当選抽選処理について、図7のフローチャートを用いて説明する。
ステップ200において、当選抽選手段130の当選乱数発生手段131により発生された乱数の中から当選乱数抽出手段132により乱数が抽出される。そして、次のステップ201に進む。
ステップ202において、当選判定手段134により、抽出された乱数と、当選判定テーブル記憶手段133の当選判定領域データとの比較が行われる。そして、次のステップ203に進む。
ステップ203において、当選判定手段134により、抽出された乱数が、当選判定テーブル記憶手段133のどの当選領域に含まれるか決定され、抽選処理の評価が決定される。そして、次のステップ204に進む。
上述したステップ104の回転リール40の回転停止処理について、図8のフローチャートを用いて説明する。
ステップ300において、所定の図柄61に対して、蹴飛ばしの設定が達成されたか否かが判定される。この蹴飛ばしの設定は、全ての有効入賞ライン上で、当選抽選手段130の抽選結果に基づいて不当入賞が発生しないように全ての停止操作タイミングにおいて、設定されているものである。なお、蹴飛ばし設定が設定されていたがその蹴飛ばし設定を全て達成した場合と、蹴飛ばし設定は1つも設定されていなかった場合とは、いずれも蹴飛ばし設定は達成されたものとみなされる。ここで、所定の図柄61の蹴飛ばしの設定が達成されていないと判定された場合、ステップ301に進む。一方、所定の図柄61の蹴飛ばしの設定が達成されていると判定された場合、ステップ304に進む。
ステップ302において、上述した1個の図柄分だけ回転リール40を回転させた当該図柄61の数がストップスイッチ50の操作後の4個目に該当するか否かが判定される。ここで、ストップスイッチ50を押下操作した後、1図柄ずつ回転リール40を回転させてずらした図柄61の数が4個目の場合には、ステップ303に進む。一方、ストップスイッチ50を押下操作した後、1図柄ずつ回転リール40を回転させてずらした図柄61の数が4個目でない場合には、ステップ300に戻る。
ステップ304において、いずれかの図柄61に対して引き込みが設定されているか否かが判定される。ここで、いずれかの図柄61に対して引き込みが設定されていると判定された場合、ステップ305に進む。一方、いずれの図柄61に対しても引き込みが設定されていないと判定された場合、ステップ303に進む。
ステップ305において、引き込み設定が達成されたか否かが判定される。なお、引き込み設定が設定されていたがその引き込み設定を全て達成した場合と、引き込み設定は1つも設定されていなかった場合とは、いずれも引き込み設定は達成されたものとみなされる。ここで、引き込み設定が達成されたと判定された場合、ステップ303に進む。一方、引き込み設定が達成されていないと判定された場合、ステップ301に進む。
更には、例えば、ストップスイッチ50を押下操作するタイミングにより、予め定めたテーブルに従って回転リール40の停止位置を決定する、いわゆるテーブル停止制御の方法によるものでも良いものである。このテーブル停止制御は、当選フラグ成立の有無や、当選フラグ成立中の入賞図柄配列に基づいた複数のテーブルを有し、この複数のテーブルから適宜、遊技状況に応じたテーブルが選択されるものである。
次に、スロットマシン10における不正検知処理について、図9のフローチャートを用いて説明する。
ステップ401において、入力信号フラグ成立手段142により、入力信号監視手段141の監視結果に基づいて、入力された信号に応じたフラグが立てられる。すなわち、入力信号フラグ成立手段142によりいずれのスイッチが操作等されたのかが記憶される。そして、次のステップ402に進む。
ステップ403において、入力信号監視手段141により、スタートスイッチ30、ストップスイッチ50、ベットスイッチ16、及び投入スイッチ15のうちのいずれかのスイッチに係る信号が入力されたか否かが判定される。ここで、いずれかのスイッチに係る信号が入力されたと判定された場合、ステップ404に進む。一方、いずれのスイッチに係る信号も入力されていないと判定された場合、ステップ403に戻る。
ステップ404において、入力信号フラグ成立手段142により、入力信号監視手段141の監視結果に基づいて、入力された信号に応じたフラグが立てられる。すなわち、入力信号フラグ成立手段142によりいずれのスイッチが操作等されたのかが記憶される。そして、次のステップ405に進む。
ステップ406において、スタートスイッチフラグ判断手段144により、成立している2個のフラグのうちのいずれかが、スタートスイッチ30に係る操作信号に応じたフラグであるか否かが判定される。ここで、成立している2個のフラグのうちのいずれかがスタートスイッチ30に係る操作信号に応じたフラグであると判定された場合、ステップ407に進む。一方、成立している2個のフラグのうちのいずれかがスタートスイッチ30に係る操作信号に応じたフラグでないと判定された場合、ステップ410に進む。
ステップ408において、エラー処理実行手段240によりエラー処理が行われる。具体的には、エラー処理実行手段240により遊技の進行が不能化される。また、エラー処理実行手段240により遊技の進行が不能化されるのとほぼ同時に、報知制御手段200によりエラー報知が行われる。そして、次のステップ409に進む。
ステップ410において、フラグ消去手段250により成立している2個のフラグのうち先に成立したフラグが消去される。そして、ステップ402に戻る。
(作用・効果)
上述の如く、本実施の形態に係るスロットマシン10のスタートスイッチ30、ストップスイッチ50、及びベットスイッチ16は、所定数の遊技媒体をベットしているか、していないか、或いは、遊技中であるか、遊技中でないかを問わず、遊技者により操作されると、操作信号を出力するものとなっている。また、投入スイッチ15は、遊技媒体を検知すると検知信号を出力するものとなっている。
また、上述の如く、「体感器」による不正行為が行われる場合には、スタートスイッチ30は、所定数の遊技媒体をベットしているか、していないか、或いは、遊技中であるか、遊技中でないかを問わず、周期的に操作されることとなる。すなわち、「体感器」による不正行為が行われる場合には、スタートスイッチ30の操作と、スタートスイッチ30以外のいずれかのスイッチ(例えば、ストップスイッチ50等)の操作又は検知とが、ほぼ同時に行われる場合がある。
また、このような構成としても、「体感器」による不正行為が行われていない場合には、通常、スタートスイッチ30の操作とスタートスイッチ30以外のいずれかのスイッチの操作又は検知とが、ほぼ同時に行われるということは起こりにくいので、正規の遊技者の利便性を損なうことはない。仮に、スタートスイッチ30の操作とスタートスイッチ30以外のいずれかのスイッチの操作又は検知とが、ほぼ同時に行われたとしても、不自然な動作なので不正行為が行われたと判定してもさほど問題となることはない。
なお、本発明は、スロットマシン10以外の遊技機にも応用できるものである。例えば、遊技媒体として遊技球(パチンコ球)を用いてスロットマシン10と同様の遊技が行われるパロット(登録商標)遊技機などにも応用できるものである。
また、エラー処理実行手段240が実行するエラー処理としては、上記構成に限定されるものではなく、集中端子板からホールコンピュータに向けて、エラー検知信号を送信するようにしても良い。この場合には、エラー処理実行手段240を、スタートスイッチフラグ判断手段144によりスタートスイッチ30に係る操作信号に応じたフラグが成立していると判断されたこと、及び入力間隔判断手段150により入力間隔が所定時間以内であると判断されたことを条件に、集中端子板からエラー検知信号をホールコンピュータに送信させるように形成することができる。これにより、遊技店を管理する管理者は、「体感器」による不正行為が行われたことを知ることができることとなる。そして、管理者は、店員等に、「体感器」による不正行為が行われているか否かを目視により確認させることで、確実に「体感器」による不正行為を防止することが可能となる。
(変形例)
上記第1の実施の形態では、エラー制御手段210は、入力間隔計測手段140により入力間隔が計測されることで、行われるものであった。しかしながら、エラー制御手段210は、連続して入力される2個の信号の入力間隔を計測するものに限定されるものではない。例えば、上記第1の実施の形態のスロットマシン10が備える「入力間隔計測手段140」に代えて、「計時手段143」を備えることができる。また、上記第1の実施の形態のスロットマシン10が備える「入力間隔判断手段150」に代えて、「計時時間判断手段260」を備えることができる。以下、上記第1の実施の形態の変形例について説明する。
(計時手段143)
計時手段143は、入力信号監視手段141の監視結果に基づいて、いずれかのスイッチに係る信号の入力を契機に、計時を開始するためのものである。
(計時時間判断手段260)
計時時間判断手段260は、計時手段143により計時される時間が、予め定められた所定時間経過したか否かを判断するためのものである。
(エラー処理実行手段240)
エラー処理実行手段240は、スタートスイッチフラグ判断手段144によりスタートスイッチ30に係る操作信号に応じたフラグが成立していると判断されたこと、及び計時時間判断手段260により計時時間が所定時間経過したと判断されたことを条件に、エラー処理を実行するためのものである。
(スロットマシン10の動作)
次に、上記構成を備えたスロットマシン10の不正検知処理の概略について、図10に示したフローチャートを用いて説明する。なお、スロットマシン10の遊技の動作、当選抽選処理、及び回転停止処理については、上記第1の実施の形態と同様である。
ステップ500において、入力信号監視手段141により、スタートスイッチ30、ストップスイッチ50、ベットスイッチ16、及び投入スイッチ15のうちのいずれかのスイッチに係る信号が入力されたか否かが判定される。ここで、いずれかのスイッチに係る信号が入力されたと判定された場合、ステップ501に進む。一方、いずれのスイッチに係る信号も入力されていないと判定された場合、ステップ500に戻る。
ステップ502において、計時手段143により計時が開始される。そして、次のステップ503に進む。
ステップ503において、計時時間判断手段260により、計時手段143により計時される時間が、所定時間経過したか否かが判定される。具体的には、計時時間判断手段260により、計時手段143により計時される時間が、0.1秒経過したか否かが判定される。ここで、所定時間経過していないと判定された場合、ステップ504に進む。一方、所定時間経過したと判定された場合、ステップ509に進む。
ステップ505において、入力信号フラグ成立手段142により、入力信号監視手段141の監視結果に基づいて、入力された信号に応じたフラグが立てられる。すなわち、入力信号フラグ成立手段142によりいずれのスイッチが操作等されたのかが記憶される。そして、次のステップ506に進む。
ステップ507において、スタートスイッチフラグ判断手段144により、成立している2個のフラグのうちのいずれかが、スタートスイッチ30に係る操作信号に応じたフラグであるか否かが判定される。ここで、成立している2個のフラグのうちのいずれかがスタートスイッチ30に係る操作信号に応じたフラグであると判定された場合、ステップ508に進む。一方、成立している2個のフラグのうちのいずれかがスタートスイッチ30に係る操作信号に応じたフラグでないと判定された場合、ステップ510に進む。
ステップ508において、エラー処理実行手段240によりエラー処理が行われる。具体的には、エラー処理実行手段240により遊技の進行が不能化される。また、エラー処理実行手段240により遊技の進行が不能化されるのとほぼ同時に、報知制御手段200によりエラー報知が行われる。そして、次のステップ509に進む。
ステップ510において、フラグ消去手段250により成立している2個のフラグのうち先に成立したフラグが消去される。そして、ステップ502に戻る。
以上より、このような構成としても、上記第1の実施の形態と同様の作用・効果を奏することとなる。
(2)第2の実施の形態
以下、本発明の第2の実施の形態について説明する。
(図面の説明)
図11から図12までは、本発明の第2の実施の形態を示すものである。
(本実施の形態の概略)
本実施の形態に係る遊技機は、スロットマシン10であって、遊技媒体として、遊技メダルを使用するものである。
また、上記第1の実施の形態では、スタートスイッチ30に係る操作信号とスタートスイッチ30以外のいずれかのスイッチに係る信号との入力間隔であって、連続して入力される2個の信号の入力間隔が所定時間以内であった場合に、エラー処理を行うものであった。これに対して、本発明の第2の実施の形態では、いずれかのスイッチに係る信号の入力から、前記スイッチに係る信号の後に入力される前記スイッチ以外のいずれかのスイッチに係る信号の入力までの時間間隔が、以前に計測された同一スイッチ間の時間間隔と比較して、その時間差が所定範囲内であった場合に、エラー処理を行うものである。
以下、相違点を中心に第2の実施の形態を説明する。
(報知装置66)
報知装置66は、後述する時間間隔判断手段230により、時間間隔計測手段220により計測された時間間隔と以前に計測された同一スイッチ間の時間間隔との時間差が予め定められた所定範囲内であると判断された場合に、エラー報知を行うためのものである。具体的には、報知装置66は、図1に示すように、筐体11に埋め込まれた左右のスピーカ67と、表示窓12の上部中央に配置された液晶表示装置からなる表示装置69と、表示窓12の周囲縁に配置された5個の報知ランプ68とを備えているものである。そして、エラー報知は、後述する時間間隔判断手段230により時間差が所定範囲内であると判断された場合に、例えば、表示装置69に「エラー」や、「ERROR」等と表示したり、報知ランプ68を点滅したり、スピーカ67から警告音を発生したりすることにより行われるものである。
(時間間隔計測手段220)
時間間隔計測手段220は、いずれかのスイッチに係る信号の入力から、前記スイッチに係る信号の後に入力される前記スイッチ以外のいずれかのスイッチに係る信号の入力までの時間間隔を計測するためのものである。本実施の形態では、時間間隔計測手段220は、1回の遊技におけるベットスイッチ16に係る操作信号の入力から、スタートスイッチ30に係る操作信号の入力までの時間間隔を計測するように設定されている。
(時間間隔判断手段230)
時間間隔判断手段230は、時間間隔計測手段220により計測された時間間隔と以前に計測された同一スイッチ間の時間間隔との時間差が予め定められた所定範囲内であるか否かを判断するためのものである。本実施の形態では、所定範囲は、0.1秒以内に設定されている。したがって、時間間隔判断手段230は、時間間隔計測手段220により計測された1回の遊技におけるベットスイッチ16に係る操作信号の入力から、スタートスイッチ30に係る操作信号の入力までの時間間隔と以前に計測された同一スイッチ間の時間間隔との時間差が、0.1秒以内であるか否かを判断する。
(エラー制御手段210)
エラー制御手段210は、時間間隔判断手段230により同一スイッチ間の時間間隔の時間差が所定範囲内であると判断された場合に、エラー処理を行うためのものである。本実施の形態では、エラー制御手段210は、時間間隔判断手段230により同一スイッチ間の時間間隔の時間差が所定範囲内であると判断された場合に、遊技の進行を不能化する。また、エラー制御手段210は、報知制御手段200にエラー報知指示信号を送信する。
(報知データ記憶手段190)
報知データ記憶手段190は、時間間隔判断手段230により同一スイッチ間の時間間隔の時間差が所定範囲内であると判断された場合に行われるエラー報知に係る報知データを記憶するためのものである。具体的には、報知データ記憶手段190は、時間間隔判断手段230により同一スイッチ間の時間間隔の時間差が所定範囲内であると判断された場合に、スピーカ67から発生させるサウンドや、報知ランプ68の点灯、点滅の時間や順序等のデータや、表示装置69に表示される図柄模様及び文字列のデータが記憶されている。
(報知制御手段200)
報知制御手段200は、主制御装置21からの制御信号に基づいて、報知データ記憶手段190の各報知データを報知装置66に出力し、かかる報知装置66を制御するものである。本実施の形態では、報知制御手段200は、時間間隔判断手段230により同一スイッチ間の時間間隔の時間差が所定範囲内であると判断された場合に報知データ記憶手段190の報知データに基づいて、報知装置66にエラー報知を行わせるものである。具体的には、エラー制御手段210からのエラー報知指示信号を受信した場合に、報知ランプ68を点灯、点滅させたり、スピーカ67から所定の警告音を発生させたり、表示装置69に「エラー」や、「ERROR」等と表示させたりするものである。
(スロットマシン10の動作)
次に、上記構成を備えたスロットマシン10の不正検知処理の概略について、図12に示したフローチャートを用いて説明する。なお、スロットマシン10の遊技の動作、当選抽選処理、及び回転停止処理については、上記第1の実施の形態と同様である。
ステップ601において、時間間隔計測手段220により時間間隔の計測が開始される。そして、次のステップ502に進む。
ステップ602において、スタートスイッチ30に係る操作信号が入力されたか否かが判定される。ここで、スタートスイッチ30に係る操作信号が入力されたと判定された場合、ステップ603に進む。一方、スタートスイッチ30に係る操作信号が入力されていないと判定された場合、ステップ602に戻る。
ステップ604において、時間間隔判断手段230により、時間間隔計測手段220により計測された時間間隔と、以前に計測された同一スイッチ間の時間間隔とが比較される。そして、次のステップ605に進む。
ステップ605において、時間間隔判断手段230により、時間間隔計測手段220により計測された時間間隔と以前に計測された同一スイッチ間の時間間隔との時間差が所定範囲内であるか否かが判定される。ここで、時間間隔計測手段220により計測された時間間隔と以前に計測された同一スイッチ間の時間間隔との時間差が所定範囲内であると判定された場合、ステップ606に進む。一方、時間間隔計測手段220により計測された時間間隔と以前に計測された同一スイッチ間の時間間隔との時間差が所定範囲内でないと判定された場合、ステップ607に進む。
ステップ607において、時間間隔計測手段220により計測した時間間隔が記憶される。そして、スロットマシン10における不正検知処理が終了する。
(作用・効果)
上述の如く、本実施の形態に係るスロットマシン10では、時間間隔計測手段220により、1回の遊技におけるベットスイッチ16に係る操作信号の入力から、スタートスイッチ30に係る操作信号の入力までの時間間隔が計測される。そして、時間間隔判断手段230により、時間間隔計測手段220により計測された時間間隔と以前に計測された同一スイッチ間の時間間隔との時間差が予め定められた所定範囲内であるか否かが判断される。具体的には、時間間隔判断手段230は、時間間隔計測手段220により計測された時間間隔と以前に計測された同一スイッチ間の時間間隔との時間差が0.1秒以内であるか否かを判断する。
また、上述の如く、「打ち込み機」による不正行為によれば、「打ち込み機」からスタートスイッチ30等の各スイッチに係る信号に相当する信号が機械的に制御装置20に入力されることとなる。すなわち、1回の遊技におけるベットスイッチ16に係る操作信号の入力から、スタートスイッチ30に係る操作信号の入力までの時間間隔が、毎ゲームほぼ一定の間隔になることとなる。
また、このような構成としても、「打ち込み機」による不正行為が行われていない場合には、通常、1回の遊技におけるベットスイッチ16に係る操作信号の入力から、スタートスイッチ30に係る操作信号の入力までの時間間隔が、以前に計測された同一スイッチ間の時間間隔と比較してほぼ同一になることは起こりにくいので、正規の遊技者の利便性を損なうことはない。
(変形例)
上記第2の実施の形態では、時間間隔計測手段220は、計測した時間間隔のデータを1個記憶するように設定されているものであった。また、時間間隔判断手段230は、時間間隔計測手段220により計測された時間間隔を、以前に計測された1個の時間間隔のデータと比較するものであった。しかしながら、時間間隔判断手段230は、これに限定されるものではなく、時間間隔計測手段220により計測された時間間隔を、以前に計測された複数個(例えば、3個)の時間間隔のデータそれぞれと比較するようにしても良い。具体的には、時間間隔計測手段220を、計測した時間間隔のデータを複数個(例えば、3個)記憶することができるように設定する。また、時間間隔判断手段230を、時間間隔計測手段220により計測された時間間隔と以前に計測された複数個(例えば、3個)の時間間隔のデータそれぞれとを比較するとともに、各々の時間間隔の時間差が予め定められた所定範囲内であるか否かを判断するように設定する。また、エラー制御手段210を、時間間隔判断手段230により各々の時間間隔の時間差が全て所定範囲内であると判断された場合に、エラー処理を行うように設定する。
このような構成としても、上記第2の実施の形態と同様の作用・効果を奏することとなる。
また、上記第2の実施の形態では、時間間隔計測手段220は、1回の遊技におけるベットスイッチ16に係る操作信号の入力から、スタートスイッチ30に係る操作信号の入力までの時間間隔を計測するものであった。しかしながら、時間間隔計測手段220は、これに限定されるものではない。
そして、例えば、時間間隔計測手段220は、1回の遊技における、投入スイッチ15に係る検知信号あるいはベットスイッチ16に係る操作信号の入力から、スタートスイッチ30に係る操作信号、第1停止操作信号、第2停止操作信号、及び第3停止操作信号のうちのいずれかの信号の入力までの時間間隔を計測するようにしても良い。また、第1停止操作信号から、第2停止操作信号、第3停止操作信号、次遊技における、投入スイッチ15に係る検知信号、ベットスイッチ16に係る操作信号、及びスタートスイッチ30に係る操作信号のうちのいずれかの信号の入力までの時間間隔を計測するようにしても良い。また、第2停止操作信号から、第3停止操作信号、次遊技における、投入スイッチ15に係る検知信号、ベットスイッチ16に係る操作信号、スタートスイッチ30に係る操作信号、及び第1停止操作信号のうちのいずれかの信号の入力までの時間間隔を計測するようにしても良い。また、第3停止操作から、次遊技における、投入スイッチ15に係る検知信号、ベットスイッチ16に係る操作信号、スタートスイッチ30に係る操作信号、第1停止操作信号、及び第2停止操作信号のうちのいずれかの信号の入力までの時間間隔を計測するようにしても良い。
12 表示窓 13 図柄表示窓
14 前扉 15 投入スイッチ
16 ベットスイッチ 17 精算スイッチ
18 メダル投入口 19 遊技媒体投入口
20 制御装置 21 主制御装置
22 副制御装置 30 スタートスイッチ
31 払い出し口 32 払い出し皿
40 回転リール 41 リールテープ
42 左リール 43 中リール
44 右リール 50 ストップスイッチ
51 左ストップスイッチ 52 中ストップスイッチ
53 右ストップスイッチ 60 リールユニット
61 図柄 62 モータードライバ
63 駆動モータ 65 ホッパーユニット
66 報知装置 67 スピーカ
68 報知ランプ 69 表示装置
100 遊技制御手段 110 通常遊技制御手段
120 特別遊技制御手段 121 特定導入遊技制御手段
123 特定遊技制御手段 130 当選抽選手段
131 当選乱数発生手段 132 当選乱数抽出手段
133 当選判定テーブル記憶手段 134 当選判定手段
140 入力間隔計測手段 141 入力信号監視手段
142 入力信号フラグ成立手段 143 計時手段
144 スタートスイッチフラグ判断手段 150 入力間隔判断手段
160 停止制御手段 170 入賞判定手段
180 ホッパー制御手段 190 報知データ記憶手段
200 報知制御手段 210 エラー制御手段
220 時間間隔計測手段 230 時間間隔判断手段
240 エラー処理実行手段 250 フラグ消去手段
260 計時時間判断手段
Claims (2)
- 周囲に複数の図柄が付された複数の回転リールと、
全ての回転リールの回転を開始させるためのものであって、遊技者の操作に基づき操作信号を出力するスタートスイッチと、
各回転リールに対応して設けられ、かつ各回転リールの回転を停止させるためのものであって、遊技者の操作に基づき操作信号を出力するストップスイッチと、
遊技媒体を投入するための遊技媒体投入口と、
遊技媒体投入口から投入される遊技媒体を検知するとともに、遊技媒体投入口から投入される遊技媒体のうち所定数までの遊技媒体をベットし、所定数を超えて投入される遊技媒体をクレジットするためのものであって、遊技媒体を検知すると検知信号を出力する投入スイッチと、
投入されてクレジットされている遊技媒体の数を減じて操作に応じた数の遊技媒体をベットするためのものであって、遊技者の操作に基づき操作信号を出力するベットスイッチと、
遊技の制御を行うための制御装置と、を備え、
制御装置は、
スタートスイッチに係る操作信号とスタートスイッチ以外のいずれかのスイッチに係る信号との入力間隔であって、連続して入力される2個の信号の入力間隔が、予め定められた所定時間以内である場合に、エラー処理を行うためのエラー制御手段を備えていることを特徴とする遊技機。 - 周囲に複数の図柄が付された複数の回転リールと、
全ての回転リールの回転を開始させるためのものであって、遊技者の操作に基づき操作信号を出力するスタートスイッチと、
各回転リールに対応して設けられ、かつ各回転リールの回転を停止させるためのものであって、遊技者の操作に基づき操作信号を出力するストップスイッチと、
遊技媒体を投入するための遊技媒体投入口と、
遊技媒体投入口から投入される遊技媒体を検知するとともに、遊技媒体投入口から投入される遊技媒体のうち所定数までの遊技媒体をベットし、所定数を超えて投入される遊技媒体をクレジットするためのものであって、遊技媒体を検知すると検知信号を出力する投入スイッチと、
投入されてクレジットされている遊技媒体の数を減じて操作に応じた数の遊技媒体をベットするためのものであって、遊技者の操作に基づき操作信号を出力するベットスイッチと、
遊技の制御を行うための制御装置と、を備え、
所定数の遊技媒体をベットすることで遊技開始可能となり、所定数の遊技媒体をベットした後のスタートスイッチの操作によって全ての回転リールの回転が開始し、ストップスイッチの操作によって対応する回転リールの回転が停止し、全ての回転リールの回転が停止した際の図柄の配列によって遊技媒体を払い出す遊技機であって、
制御装置は、
いずれかのスイッチに係る信号の入力から、前記スイッチに係る信号の後に入力される前記スイッチ以外のいずれかのスイッチに係る信号の入力までの時間間隔を計測するための時間間隔計測手段と、
時間間隔計測手段により計測された時間間隔と以前に計測された同一スイッチ間の時間間隔との時間差が予め定められた所定範囲内であるか否かを判断するための時間間隔判断手段と、
時間間隔判断手段により同一スイッチ間の時間間隔の時間差が所定範囲内であると判断された場合に、エラー処理を行うためのエラー制御手段と、を備えていることを特徴とする遊技機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2008313186A JP2010136755A (ja) | 2008-12-09 | 2008-12-09 | 遊技機 |
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Family Applications (1)
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2015195863A (ja) * | 2014-03-31 | 2015-11-09 | 京楽産業.株式会社 | 遊技機 |
JP2015195864A (ja) * | 2014-03-31 | 2015-11-09 | 京楽産業.株式会社 | 遊技機 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005230069A (ja) * | 2004-02-17 | 2005-09-02 | Niigata Seimitsu Kk | 遊技機用不正検出装置 |
JP2008073271A (ja) * | 2006-09-22 | 2008-04-03 | Daito Giken:Kk | 遊技台 |
JP2008200298A (ja) * | 2007-02-20 | 2008-09-04 | Olympia:Kk | 遊技機及び遊技機の不正行為防止方法並びにプログラム |
-
2008
- 2008-12-09 JP JP2008313186A patent/JP2010136755A/ja active Pending
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