JP2010136584A - 電動機の磁極位置推定装置 - Google Patents

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Abstract


【課題】直流側電流センサによってモータの各相電流を推定する場合にモータの回転速度および磁極位置を適切に推定する。
【解決手段】相電流推定部23は、搬送波信号の1周期中でのキャリア頂点に対して対称な電圧パターン内のそれぞれにおいて、キャリア頂点に対して対称なタイミングで相電流の各1点の電流値を推定し、各1点からなる2点のタイミングでの電流値に基づき所定タイミングでの相電流の電流値を算出し、3相の相電流毎の所定タイミングを同期化する。磁極位置誤差推定部46は、dq座標系に対するγδ座標系の位相差Δθeをモータ11が発生する誘起電圧が回転速度によって変化することを利用して推定する際に、相電流推定部23により同期化された所定タイミングでの電圧方程式により位相差Δθeを算出する。回転速度−磁極位置演算部47は位相差Δθeから磁極位置推定値θeを演算する。
【選択図】図5

Description

本発明は、電動機の磁極位置推定装置に関する。
従来、例えばdq座標系に対して位相差を有するγδ座標系でのγ軸電流およびδ軸電流とモータのモデルに基づいて算出した各軸のモデル電流との電流偏差から、モータの回転速度を推定する装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開平08−308286号公報
ところで、上記従来技術に係る装置においては、モータの各相電流を検出する相電流センサから出力される検出値に基づきγδ座標系でのγ軸電流およびδ軸電流を取得しており、相電流センサによる検出タイミングは、モータのモデルが基準としているタイミングと一致している。
しかしながら、上記従来技術に係る装置において相電流センサを省略し、モータを駆動するインバータの直流側電流を検出する直流側電流センサによってモータの各相電流を推定する場合には、推定される各相電流のタイミングと、モータのモデルが基準としているタイミングとが異なることから、モータの回転速度を適切に推定することが困難になるという問題が生じる。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、直流側電流センサによってモータの各相電流を推定する場合であっても、モータの回転速度および磁極位置を適切に推定することが可能な電動機の磁極位置推定装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決して係る目的を達成するために、本発明の第1態様に係る電動機の磁極位置推定装置は、パルス幅変調信号により3相交流の電動機(例えば、実施の形態でのモータ11)への通電を順次転流させるインバータ(例えば、実施の形態でのインバータ13)と、前記パルス幅変調信号を搬送波信号により生成するパルス幅変調信号生成手段(例えば、実施の形態でのPWM信号生成部25)と、前記インバータの直流側電流を検出する直流側電流センサ(例えば、実施の形態での直流側電流センサ31)と、前記直流側電流センサにより検出された前記直流側電流に基づいて相電流を推定する相電流推定手段(例えば、実施の形態での相電流推定部23)と、dq座標系に対して位相差を有するγδ座標系を設定し、前記相電流推定手段により推定された前記相電流に応じた実電流(例えば、実施の形態でのγ軸電流Iγ及びδ軸電流Iδ)と前記電動機の所定モデルの電圧方程式に応じたモデル電流(例えば、実施の形態でのγ軸モデル電流IγM及びδ軸モデル電流IδM)との電流偏差に基づき前記位相差を算出する位相差算出手段(例えば、実施の形態での磁極位置誤差推定部46)と、前記位相差算出手段により算出された前記位相差に基づき前記電動機の磁極位置を演算する磁極位置演算手段(例えば、実施の形態での回転速度−磁極位置演算部47)とを備え、前記相電流推定手段は、前記搬送波信号の1周期中での最大値または最小値のキャリア頂点に対して対称な電圧パターン内のそれぞれにおいて、前記キャリア頂点に対して対称なタイミングで前記相電流の各1点の電流値を推定しており、前記相電流推定手段により推定された前記各1点からなる2点のタイミングでの前記電流値に基づき所定タイミングでの前記相電流の電流値を算出する電流値算出手段(例えば、実施の形態での相電流推定部23が兼ねる)を備え、前記電流値算出手段は、3相の前記相電流毎の前記所定タイミングを同期化しており、前記位相差算出手段は、前記電流値算出手段により同期化された前記所定タイミングでの前記電圧方程式に基づき前記位相差を算出する。
さらに、本発明の第2態様に係る電動機の磁極位置推定装置では、前記電流値算出手段は、前記相電流推定手段により推定された前記各1点からなる2点のタイミングでの前記電流値による平均値を、前記キャリア頂点での前記相電流の電流値として算出しており、前記位相差算出手段は、前記キャリア頂点での前記電圧方程式に基づき前記位相差を算出する。
本発明の第1態様に係る電動機の磁極位置推定装置によれば、相電流推定手段により推定される3相の相電流毎の電流値は所定タイミングに同期化され、さらに、電動機の所定モデルの電圧方程式は所定タイミングを基準とすることから、相電流に応じた実電流と電圧方程式に応じたモデル電流とのタイミングが一致し、位相差および磁極位置を適切に算出することができる。
さらに、本発明の第2態様に係る電動機の磁極位置推定装置によれば、所定タイミングをキャリア頂点とすることから、雑音に起因する誤差を低減しつつ、3相の相電流毎の電流値の推定精度を向上させることができ、電動機の磁極位置を精度良く推定することができる。
以下、本発明の電動機の磁極位置推定装置の実施形態について添付図面を参照しながら説明する。
この実施形態による電動機の磁極位置推定装置10(以下、単に、磁極位置推定装置10と呼ぶ)は、電動機の相電流推定装置10a(以下、単に、相電流推定装置10aと呼ぶ)を具備している。相電流推定装置10aは、例えば3相交流のブラシレスDCモータ11(以下、単に、モータ11と呼ぶ)に通電される各相電流を推定し、このモータ11は、界磁に利用する永久磁石を有する回転子(図示略)と、この回転子を回転させる回転磁界を発生する固定子(図示略)とを備えて構成されている。そして、磁極位置推定装置10は、モータ11の磁極位置(つまり、所定の基準回転位置からの回転子の磁極の回転角度)を推定する。
相電流推定装置10aは、例えば図1に示すように、バッテリ12を直流電源とするインバータ13と、モータ制御装置14とを備えて構成されている。
この3相(例えば、U相、V相、W相の3相)交流のモータ11の駆動はモータ制御装置14から出力される制御指令を受けてインバータ13によりおこなわれる。
インバータ13は、スイッチング素子(例えば、MOSFET:Metal Oxide Semi-conductor Field Effect Transistor)を複数用いてブリッジ接続してなるブリッジ回路13aと平滑コンデンサCとを具備し、このブリッジ回路13aがパルス幅変調(PWM)された信号によって駆動される。
このブリッジ回路13aでは、例えば各相毎に対をなすハイ側およびロー側U相トランジスタUH,ULと、ハイ側およびロー側V相トランジスタVH,VLと、ハイ側およびロー側W相トランジスタWH,WLとがブリッジ接続されている。そして、各トランジスタUH,VH,WHはドレインがバッテリ12の正極側端子に接続されてハイサイドアームを構成し、各トランジスタUL,VL,WLはソースがバッテリ12の接地された負極側端子に接続されてローサイドアームを構成している。そして、各相毎に、ハイサイドアームの各トランジスタUH,VH,WHのソースはローサイドアームの各トランジスタUL,VL,WLのドレインに接続され、各トランジスタUH,UL,VH,VL,WH,WLのドレイン−ソース間には、ソースからドレインに向けて順方向となるようにして、各ダイオードDUH,DUL,DVH,DVL,DWH,DWLが接続されている。
インバータ13は、例えばモータ11の駆動時等においてモータ制御装置14から出力されて各トランジスタUH,VH,WH,UL,VL,WLのゲートに入力されるスイッチング指令であるゲート信号(つまり、PWM信号)に基づき、各相毎に対をなす各トランジスタのオン(導通)/オフ(遮断)状態を切り替えることによって、バッテリ12から供給される直流電力を3相交流電力に変換し、3相のステータ巻線への通電を順次転流させることで、各相のステータ巻線に交流のU相電流IuおよびV相電流IvおよびW相電流Iwを通電する。
モータ制御装置14は、後述するように、回転直交座標をなすγ−δ座標上で電流のフィードバック制御(ベクトル制御)を行うものであり、指令γ軸電流Iγc及び指令δ軸電流Iδcを演算し、指令γ軸電流Iγc及び指令δ軸電流Iδcに基づいて各相電圧指令Vu,Vv,Vwを算出し、各相電圧指令Vu,Vv,Vwに応じてインバータ13に対するゲート信号であるPWM信号を出力する。そして、実際にインバータ13からモータ11に供給される各相電流Iu,Iv,Iwをγ−δ座標上に変換して得たγ軸電流Iγ及びδ軸電流Iδと、指令γ軸電流Iγc及び指令δ軸電流Iδcとの各偏差がゼロとなるように制御をおこなう。
モータ制御装置14は、例えば電流センサI/F(インターフェース)21と、過電流保護装置22と、相電流推定部23と、制御装置24と、PWM信号生成部25とを備えて構成されている。
電流センサI/F(インターフェース)21は、インバータ13のブリッジ回路13aとバッテリ12の負極側端子との間において、インバータ13のブリッジ回路13aの直流側電流Idcを検出する直流側電流センサ31に接続され、直流側電流センサ31から出力される検出信号を過電流保護装置22および相電流推定部23に出力する。
なお、直流側電流センサ31はインバータ13のブリッジ回路13aとバッテリ12の正極側端子との間に配置されてもよい。
過電流保護装置22は、直流側電流センサ31により検出される直流側電流Idcに応じて所定の過電流保護の動作をおこなう。
相電流推定部23は、PWM信号生成部25から出力されるゲート信号(つまり、PWM信号)に応じた検出タイミングで直流側電流センサ31により検出される直流側電流Idcに基づき、実際にインバータ13からモータ11に供給される各相電流Iu,Iv,Iwを推定する。なお、この相電流推定部23の動作の詳細は後述する。
制御装置24は、例えば図4に示すように、実際のモータ11が有する回転直交座標のd−q軸に対して、実際の回転角と推定または指定した回転角との差である位相差Δθeおよび回転速度ωeを有する回転直交座標のγ−δ軸を設定し、このγ−δ座標上で電流のフィードバック制御(ベクトル制御)をおこなう。
制御装置24は、指令γ軸電流Iγc及び指令δ軸電流Iδcを生成し、指令γ軸電流Iγc及び指令δ軸電流Iδcに基づいて各相電圧指令Vu,Vv,Vwを算出し、PWM信号生成部25に出力する。
また、制御装置24は、相電流推定部23から出力される各相電流Iu,Iv,Iwをγδ座標上に変換して得たγ軸電流Iγ及びδ軸電流Iδと、指令γ軸電流Iγc及び指令δ軸電流Iδcとの各偏差がゼロとなるように電流のフィードバック制御(ベクトル制御)をおこなう。
なお、この制御装置24の動作の詳細は後述する。
PWM信号生成部25は、正弦波状の電流を3相のステータ巻線に通電するために、各相電圧指令Vu,Vv,Vwと、三角波などのキャリア信号とを比較して、インバータ13の各トランジスタUH,VH,WH,UL,VL,WLをオン/オフ駆動させるゲート信号(つまり、PWM信号)を生成する。そして、インバータ13において3相の各相毎に対をなす各トランジスタのオン(導通)/オフ(遮断)状態を切り替えることによって、バッテリ12から供給される直流電力を3相交流電力に変換し、3相のモータ11の各ステータ巻線への通電を順次転流させることで、各ステータ巻線に交流のU相電流IuおよびV相電流IvおよびW相電流Iwを通電する。
PWM信号生成部25からインバータ13に入力されるゲート信号は、各相毎に対をなす各トランジスタUH,ULおよびVH,VLおよびWH,WLのオン/オフ状態の組み合わせに応じて、例えば下記表1および図2(A)〜(H)に示すように、8通りの各スイッチング状態S1〜S8(つまり、60度ずつ位相が異なる基本電圧ベクトルV0〜V7の状態)に応じたPWM(パルス幅変調)信号となる。なお、下記表1においては、ハイ側(High)およびロー側(Low)の各トランジスタのうちオン状態となるトランジスタを示しており、図2(A)〜(H)においてはオン状態となるトランジスタが網掛け表示されている。
そして、インバータ13のブリッジ回路13aの直流側には各スイッチング状態S1〜S8に応じて断続的に各相電流Iu,Iv,Iwが発生し、直流側電流センサ31により検出される直流側電流Idcは、各相電流Iu,Iv,Iwの何れかひとつ、あるいは、各相電流Iu,Iv,Iwの何れかひとつの符号が反転したもの、あるいは、ゼロとなる。
Figure 2010136584
相電流推定部23は、例えば、三角波などのキャリア信号の1周期の期間において、上述した各スイッチング状態S2〜S7(つまり、60度ずつ位相が異なる基本電圧ベクトルV1〜V6の状態)のうちの所定の2組の状態において直流側電流センサ31により検出される直流側電流Idcから3相の相電流のうち2相の相電流を取得する。そして、これらの2相の相電流に基づき、3相の相電流のうち他の1相の相電流を推定する。そして、直流側電流センサ31により検出される直流側電流Idcから推定して得た3相の相電流の各推定値を制御装置24に出力する。
例えば図3に示すように、三角波のキャリア信号を用いた3相変調時においては、三角波のキャリア(搬送波)信号の谷側の頂点(キャリア頂点)に対して対称な電圧パターンでのキャリア信号の1周期Tsの期間において、2相分の各相電流の検出値を2回取得することができる。
つまり、相電流推定部23は、キャリア頂点に対して対称な2回の基本電圧ベクトルV1の状態において、キャリア頂点に対して対称な時刻tu1,tu2(つまり、谷側のキャリア頂点の時刻tpに対して、同一の時間間隔T1を有する時刻であって、直流側電流検出タイミング)で直流側電流センサ31により検出される直流側電流Idcから、第1U相電流Iu1および第2U相電流Iu2を取得し、さらに、キャリア頂点に対して対称な2回の基本電圧ベクトルV3の状態において、キャリア頂点に対して対称な時刻tw1,tw2(つまり、谷側のキャリア頂点の時刻tpに対して、同一の時間間隔T2を有する時刻であって、直流側電流検出タイミング)で直流側電流センサ31により検出される直流側電流Idcから、第1W相電流Iw1および第2W相電流Iw2を取得する。
そして、相電流推定部23は、各相毎に、各相電流Iu1,Iu2およびIw1,Iw2に基づき平均値を算出し、各平均値を谷側のキャリア頂点の時刻tp(つまり、推定相電流同期化タイミング)での電流値とする。これにより、2相の相電流(つまり、U相電流およびW相電流)の電流値のタイミングが、直流側電流検出タイミング(つまり、各時刻tu1,tu2,tw1,tw2)から谷側のキャリア頂点の時刻tp(推定相電流同期化タイミング)に同期化される。
そして、相電流推定部23は、同一タイミングでの各相電流の電流値の総和はゼロであることを用いて、2相の相電流(例えば、U相電流およびW相電流)の電流値(つまり、谷側のキャリア頂点の時刻tpでの電流値)から、他の1相の相電流(例えば、V相電流)の電流値を算出する。これにより、3相の相電流の電流値のタイミングが谷側のキャリア頂点の時刻tpに同期化される。
なお、相電流推定部23は、各相電流Iu1,Iu2およびIw1,Iw2に基づき平均値を算出して、2相の相電流から他の1相の相電流を推定するとしたが、これに限定されず、他の推定方法によって各相電流を推定してもよい。
制御装置24は、例えば図5に示すように、速度制御部41と、指令電流生成部42と、電流制御部43と、γδ−3相変換部44と、3相−γδ変換部45と、磁極位置誤差推定部46と、回転速度−磁極位置演算部47と、電気角−機械角変換部48とを備えて構成されている。
速度制御部41は、外部から入力される回転速度指令値ωrcに基づき、例えば電気角−機械角変換部48から出力される回転速度ωr(機械角)に応じたクローズループ制御により、トルク指令Tcを演算する。そして、トルク指令Tcを出力する。
なお、制御装置24は、この速度制御部41の代わりにトルク制御部を備え、トルク制御を実行してもよい。
指令電流生成部42は、速度制御部41から出力されるトルク指令Tcに基づき指令δ軸電流Iδcを演算する。そして、指令δ軸電流Iδcに基づき、指令γ軸電流Iγcを演算し、指令δ軸電流Iδcおよび指令γ軸電流Iγcを出力する。
電流制御部43は、指令電流生成部42から出力される指令γ軸電流Iγcと3相−γδ変換部45から出力されるγ軸電流Iγとの偏差ΔIγを算出し、指令電流生成部42から出力される指令δ軸電流Iδcと3相−γδ変換部45から出力されるδ軸電流Iδとの偏差ΔIδを算出する。そして、例えばPI(比例・積分)動作などにより、偏差ΔIγを制御増幅してγ軸電圧指令値Vγを算出し、偏差ΔIδを制御増幅してδ軸電圧指令値Vδを算出する。そして、γ軸電圧指令値Vγおよびδ軸電圧指令値Vδを出力する。
γδ−3相変換部44は、回転速度−磁極位置演算部47から出力されるモータ11の磁極位置推定値θeにより、γ−δ座標上でのγ軸電圧指令値Vγおよびδ軸電圧指令値Vδを、静止座標である3相交流座標上での電圧指令値であるU相電圧指令VuおよびV相電圧指令VvおよびW相電圧指令Vwに変換する。
3相−γδ変換部45は、回転速度−磁極位置演算部47から出力されるモータ11の磁極位置推定値θeにより、相電流推定部23から出力される各相電流Iu,Iv,Iwの推定値を、γ−δ座標上でのγ軸電流Iγ及びδ軸電流Iδに変換する。
磁極位置誤差推定部46は、例えば、電流制御部43から出力されるγ軸電圧指令値Vγ及びδ軸電圧指令値Vδと、3相−γδ変換部45から出力されるγ軸電流Iγ及びδ軸電流Iδとに基づき、モータ11の回転時にモータ11が発生する誘起電圧が回転速度によって変化することを利用して位相差Δθeを推定する。
磁極位置誤差推定部46は、例えば図6に示すように、モータモデル電流演算部51と、γ軸電流偏差算出部52aおよびδ軸電流偏差算出部52bと、磁極位置誤差演算部53とを備えて構成されている。
モータモデル電流演算部51は、電流制御部43から出力されるγ軸電圧指令値Vγ及びδ軸電圧指令値Vδを用いて、モータ11の所定モデルの電圧方程式によりγ軸モデル電流IγM及びδ軸モデル電流IδMを算出し、各モデル電流IγM,IδMを出力する。
先ず、以下に、モータ11の所定モデルの電圧方程式について説明する。
γδ座標系でのモータ11の電圧方程式(つまり、連続時間での電圧方程式)は、例えば、γ軸電圧指令値Vγ及びδ軸電圧指令値Vδと、巻線抵抗Rと、微分演算子pと、d軸インダクタンスLdおよびq軸インダクタンスLqと、位相差Δθeと、回転速度推定値ωeと、d軸電流Id及びq軸電流Iqと、永久磁石の磁束成分(誘起電圧定数)φとにより、例えば下記数式(1)に示すように記述される。
Figure 2010136584
上記数式(1)において、磁極位置および回転速度に係る項を外乱として削除すると、モータ11の簡易的な電圧方程式は、下記数式(2)に示すように記述される。
Figure 2010136584
ところで、3相−γδ変換部45から出力されるγ軸電流Iγ及びδ軸電流Iδは、相電流推定部23から出力される各相電流Iu,Iv,Iwの推定値が座標変換されたものであるから、各相電流Iu,Iv,Iwの推定値と同等のタイミング、つまり図3に示す谷側のキャリア頂点の時刻tp(推定相電流同期化タイミング)での値を有している。
これに対して、電流制御部43から出力されるγ軸電圧指令値Vγ及びδ軸電圧指令値Vδは、モータ制御装置14により実行される電流のフィードバック制御の制御周期に応じたタイミング、つまり図3に示す山側のキャリア頂点の時刻ts(例えば、各相電流を直接的に検出する相電流センサを備える比較例において各相電流が検出されるタイミングであって、実相電流検出タイミング)での値を有している。
従って、電流制御部43から出力されるγ軸電圧指令値Vγ及びδ軸電圧指令値Vδのタイミングを、3相−γδ変換部45から出力されるγ軸電流Iγ及びδ軸電流Iδのタイミングに同期化させると、図3に示す谷側のキャリア頂点の時刻tp(推定相電流同期化タイミング)でのγ軸電圧指令値Vγ及びδ軸電圧指令値Vδは、例えば下記数式(3)に示すように記述される。なお、下記数式(3)において、任意の自然数n,mは、それぞれ同一の任意の制御周期での山側のキャリア頂点に対応するインデックスと谷側のキャリア頂点に対応するインデックスである。
Figure 2010136584
連続時間での簡易的な電圧方程式である上記数式(2)を、例えばオイラー近似を用いて図3に示す谷側のキャリア頂点の時刻tp(推定相電流同期化タイミング)で離散化し、さらに上記数式(3)を適用すると、離散時間状態方程式は、キャリア信号の1周期Tsにより、例えば下記数式(4)に示すように記述される。
Figure 2010136584
モータモデル電流演算部51は、電流制御部43から出力されるγ軸電圧指令値Vγ及びδ軸電圧指令値Vδ、つまり図3に示す山側のキャリア頂点の時刻ts(実相電流検出タイミング)での値を有する(n−1)番目,(n−2)番目のγ軸電圧指令値Vγ[n−1],Vγ[n−2]及びδ軸電圧指令値Vδ[n−1],Vδ[n−2]を用いて、上記数式(4)に示すモータ11の所定モデルの電圧方程式により、図3に示す谷側のキャリア頂点の時刻tp(推定相電流同期化タイミング)での値を有する(m)番目のγ軸モデル電流IγM[m]及びδ軸モデル電流IδM[m]を算出し、各モデル電流IγM[m],IδM[m]を出力する。
γ軸電流偏差算出部52aおよびδ軸電流偏差算出部52bは、例えば下記数式(5)に示すように、図3に示す谷側のキャリア頂点の時刻tp(推定相電流同期化タイミング)の(m)番目で、3相−γδ変換部45から出力されるγ軸電流Iγ[m]及びδ軸電流Iδ[m]と、モータモデル電流演算部51から出力される各モデル電流IγM[m],IδM[m]との各電流偏差ΔIγM[m],ΔIδM[m]を算出し、各電流偏差ΔIγM[m],ΔIδM[m]を出力する。
Figure 2010136584
磁極位置誤差演算部53は、例えば、γ軸電流偏差算出部52aおよびδ軸電流偏差算出部52bから出力される(m)番目での各電流偏差ΔIγM[m],ΔIδM[m]と、(m−1)番目での回転速度推定値ωe[m−1]と、3相−γδ変換部45から出力される(m−1)番目でのγ軸電流Iγ[m−1]及びδ軸電流Iδ[m−1]と、予め既知とされるモータ11の電気的回路定数(つまり、各インダクタンスLd,Lqおよびキャリア信号の1周期Ts)とにより、下記数式(6)に基づき、(m)番目での位相差Δθeを算出する。そして、位相差Δθeを出力する。
なお、下記数式(6)は、上記数式(1)に示すモータ11の電圧方程式を離散化して得た離散時間状態方程式と、上記数式(4)に示すモータ11の所定モデルの電圧方程式、つまりモータ11の簡易的な電圧方程式を離散化して得た離散時間状態方程式とに基づき算出される。
Figure 2010136584
回転速度−磁極位置演算部47は、磁極位置誤差推定部46から出力される位相差Δθeに基づき、PLL(Phase-locked loop)による位相同期処理をおこなう。
位相同期部56は、位相同期処理として、例えばPI(比例・積分)動作を実行し、例えば下記数式(7)に示すように記述される伝達関数Ge(s)に基づき、比例ゲインKpおよび積分ゲインKiにより、例えば下記数式(8)に示すようにして、位相差Δθeから回転速度推定値ωeを演算する。そして、回転速度推定値ωeを出力する。
Figure 2010136584
Figure 2010136584
積分演算部57は、例えば下記数式(9)に示すように、位相同期部56から出力される回転速度推定値ωeを積分して磁極位置推定値θeを演算する。そして、磁極位置推定値θeを出力する。
Figure 2010136584
なお、回転速度−磁極位置演算部47は、PI動作に限定されず、例えば図8および下記数式(10)に示す変形例のように、位相差Δθeを入力値とする同一次元オブザーバによる追従演算処理を実行して、回転速度推定値ωe及び磁極位置推定値θeを演算してもよい。
Figure 2010136584
電気角−機械角変換部48は、モータ11の極対数qに応じて、回転速度−磁極位置演算部47から出力される回転速度推定値ωeを回転速度ωr(機械角)に変換し、回転速度ωr(機械角)を出力する。
上述したように、本実施形態による電動機の磁極位置推定装置10によれば、相電流推定部23により推定される3相の各相電流Iu,Iv,Iwの電流値は同一の所定タイミングに同期化され、さらに、モータ11の所定モデルの電圧方程式は、各相電流Iu,Iv,Iwの電流値と同一の所定タイミングを基準とすることから、各相電流Iu,Iv,Iwに応じたγ軸電流Iγ及びδ軸電流Iδと、電圧方程式に応じた各モデル電流IγM,IδMとのタイミングが一致し、位相差Δθeおよび磁極位置推定値θeを適切に算出することができる。
しかも、同期化される所定タイミングをキャリア頂点とすることから、各相電流Iu,Iv,Iwの推定時において雑音に起因する誤差を低減しつつ、3相の相電流Iu,Iv,Iw毎の推定精度を向上させることができる。これにより、モータ11の磁極位置推定値θeを精度良く推定することができる。
なお、上述した実施の形態において、磁極位置誤差推定部46は、モータ11の回転時にモータ11が発生する誘起電圧が回転速度によって変化することを利用して位相差Δθeを推定するとしたが、これに限定されず、例えば電流制御部43から出力されるγ軸電圧指令値Vγ及びδ軸電圧指令値Vδに高調波電圧を印加し、インダクタンスが磁極位置により変化することを利用して位相差Δθeを推定してもよい。この場合においても、モータ11の所定モデルの電圧方程式が、3相−γδ変換部45から出力されるγ軸電流Iγ及びδ軸電流Iδと同一のタイミングで同期化されていればよい。
なお、上述した実施の形態において、相電流推定部23は、三角波のキャリア信号を用いた3相変調時に対して、キャリア信号の1周期Tsの期間において2相分の各相電流の検出値から各相毎に平均値を算出し、各平均値を谷側のキャリア頂点の時刻Ts/2での電流値とするとしたが、これに限定されず、例えば2相変調時に対しても、キャリア信号の1周期Tsの期間において2相分の各相電流の検出値から各相毎に平均値を算出し、各平均値を谷側のキャリア頂点の時刻Ts/2での電流値としてもよい。なお、相電流推定部23は、2相分の各相電流の検出値から各相毎に平均値を算出して、2相の相電流から他の1相の相電流を推定するとしたが、これに限定されず、他の推定方法によって各相電流を推定してもよい。
本発明の実施形態に係る電動機の磁極位置推定装置の構成図である。 図1に示すインバータの各スイッチング状態S1〜S8を示す図である。 本発明の実施形態に係る搬送波と各トランジスタUH,ULおよびVH,VLおよびWH,WLのオン/オフのパターンと各相電流の検出タイミングの例を示す図である。 本発明の実施形態に係る回転直交座標のγ−δ軸およびd−q軸の一例を示す図である。 本発明の実施形態に係る電動機の磁極位置推定装置の構成図である。 図5に示す磁極位置誤差推定部の構成図である。 図5に示す回転速度−磁極位置演算部の構成図である。 本発明の実施形態の変形例に係る回転速度−磁極位置演算部の構成図である。
符号の説明
10 電動機の磁極位置推定装置
11 モータ
13 インバータ
23 相電流推定部(相電流推定手段、電流値算出手段)
24 制御装置
25 PWM信号生成部(パルス幅変調信号生成手段)
31 直流側電流センサ
46 磁極位置誤差推定部(位相差算出手段)
47 回転速度−磁極位置演算部(磁極位置演算手段)

Claims (2)

  1. パルス幅変調信号により3相交流の電動機への通電を順次転流させるインバータと、前記パルス幅変調信号を搬送波信号により生成するパルス幅変調信号生成手段と、前記インバータの直流側電流を検出する直流側電流センサと、前記直流側電流センサにより検出された前記直流側電流に基づいて相電流を推定する相電流推定手段と、
    dq座標系に対して位相差を有するγδ座標系を設定し、前記相電流推定手段により推定された前記相電流に応じた実電流と前記電動機の所定モデルの電圧方程式に応じたモデル電流との電流偏差に基づき前記位相差を算出する位相差算出手段と、前記位相差算出手段により算出された前記位相差に基づき前記電動機の磁極位置を演算する磁極位置演算手段とを備え、
    前記相電流推定手段は、前記搬送波信号の1周期中での最大値または最小値のキャリア頂点に対して対称な電圧パターン内のそれぞれにおいて、前記キャリア頂点に対して対称なタイミングで前記相電流の各1点の電流値を推定しており、
    前記相電流推定手段により推定された前記各1点からなる2点のタイミングでの前記電流値に基づき所定タイミングでの前記相電流の電流値を算出する電流値算出手段を備え、
    前記電流値算出手段は、3相の前記相電流毎の前記所定タイミングを同期化しており、
    前記位相差算出手段は、前記電流値算出手段により同期化された前記所定タイミングでの前記電圧方程式に基づき前記位相差を算出することを特徴とする電動機の磁極位置推定装置。
  2. 前記電流値算出手段は、前記相電流推定手段により推定された前記各1点からなる2点のタイミングでの前記電流値による平均値を、前記キャリア頂点での前記相電流の電流値として算出しており、
    前記位相差算出手段は、前記キャリア頂点での前記電圧方程式に基づき前記位相差を算出することを特徴とする請求項1に記載の電動機の磁極位置推定装置。
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