JP2010136538A - 電子機器 - Google Patents
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Abstract
【課題】主制御部(例えば、マスター基板)と駆動制御部(例えば、スレーブ基板)とを通信するためのピンの数を少なくすることができ、かつ駆動制御部のコストを抑える。
【解決手段】複数のモータ16の各々に供給する電流の各電流値に対応する各デューティ比の信号を生成して出力すると共に、複数のモータ16の各々に供給する電流の電流値に対応する信号を選択するための選択情報、及び複数のモータ16の各々の駆動を制御するための制御情報としてのIOビット42等をシリアル伝送方式で伝送するマスター基板12と、マスター基板12から伝送された選択情報に基づいて、各モータ16毎にマスター基板12から出力された信号を選択し、選択された信号に対応する電流値の電流が各モータ16に供給されるように制御すると共に、マスター基板12から伝送された制御情報に応じて各モータ16の駆動を制御するスレーブ基板14とを含んで構成する。
【選択図】図2
【解決手段】複数のモータ16の各々に供給する電流の各電流値に対応する各デューティ比の信号を生成して出力すると共に、複数のモータ16の各々に供給する電流の電流値に対応する信号を選択するための選択情報、及び複数のモータ16の各々の駆動を制御するための制御情報としてのIOビット42等をシリアル伝送方式で伝送するマスター基板12と、マスター基板12から伝送された選択情報に基づいて、各モータ16毎にマスター基板12から出力された信号を選択し、選択された信号に対応する電流値の電流が各モータ16に供給されるように制御すると共に、マスター基板12から伝送された制御情報に応じて各モータ16の駆動を制御するスレーブ基板14とを含んで構成する。
【選択図】図2
Description
本発明は、電子機器に関する。
従来、所定の信号によりステッピングモータの微細ステップ毎の駆動と停止との切換を行うステッピングモータ駆動装置において、モータ停止要求時に直ちにモータを停止し、停止状態において停止処理直前の励磁状態でモータをホールドし、次にスタートするときはCPUに格納されたデータにより上記励磁状態からスタート処理を行うステッピングモータ制御装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
また、従来、所定の周期でディジタル信号をアナログ信号に変換するDAコンバータが知られている(例えば、特許文献2参照)。特許文献2に記載のDAコンバータは、拡散パルス信号生成部およびフィルタ部を備えている。ディジタル信号が拡散パルス信号生成部に入力されると、拡散パルス信号生成部は、ディジタル信号により特定される時間的パルス密度で、時系列的に拡散された拡散パルス信号を生成する。拡散パルス信号は、同一のパルス幅及び振幅を有するパルスにより構成される。フィルタ部は、拡散パルス信号を平滑化して、アナログ信号を出力する。
また、例えば、画像形成装置全体を制御するマスター基板(例えば、メインコントローラ)と、モータを駆動させるためのモータドライバ、ファンを駆動させるためのドライバ、及びソレノイドを駆動させるためのドライバの少なくとも1つのドライバが搭載されたスレーブ基板とを備えた画像形成装置が一般的に知られている。このようなマスター基板からは、例えば、モータをON/OFFさせるための信号、モータの回転方向を制御する信号、モータのモードを制御する信号、モータの回転数を制御するクロック信号、モータに供給する電流値を制御するPWM信号等がモータの個数分スレーブ基板に出力される。
特開平5−328796号公報
特開2000−307427号公報
本発明は、本構成を有しない場合と比較して、主制御部(例えば、マスター基板)と駆動制御部(例えば、スレーブ基板)とを通信するためのピンの数を少なくすることができ、かつ駆動制御部のコストを抑えることができる電子機器を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1記載の発明の電子機器は、複数のモータの各々に供給する電流の各電流値に対応する各デューティ比の信号を生成して出力すると共に、前記複数のモータの各々に供給する電流の電流値に対応する前記信号を選択するための選択情報、及び前記複数のモータの各々の駆動を制御するための制御情報をシリアル伝送方式で伝送する主制御部と、前記主制御部から伝送された前記選択情報に基づいて、各モータ毎に前記主制御部から出力された前記信号を選択し、選択された信号に対応する電流値の電流が各モータに供給されるように制御すると共に、前記主制御部から伝送された制御情報に応じて各モータの駆動を制御する駆動制御部とを含んで構成されている。
請求項2記載の発明の電子機器は、前記駆動制御部を、前記主制御部から出力された信号の各々を反転させる反転回路を備え、前記反転回路によって反転された信号及び前記主制御部から出力された信号から、前記主制御部から伝送された前記選択情報に基づいて、各モータ毎に信号を選択するようにしたものである。
また、上記目的を達成するために、請求項3記載の発明の電子機器は、複数のファンの各々を駆動させるための各デューティ比の各駆動信号を生成して出力すると共に、前記複数のファンの各々を駆動させるための各駆動信号を選択するための選択情報をシリアル伝送方式で伝送する主制御部と、前記主制御部から伝送された前記選択情報に基づいて、各ファン毎に前記主制御部から出力された前記駆動信号を選択し、選択された駆動信号に応じて各ファンの駆動を制御する駆動制御部とを含んで構成されている。
また、上記目的を達成するために、請求項4記載の発明の電子機器は、複数のソレノイドの各々を駆動させるための各デューティ比の各駆動信号を生成して出力すると共に、前記複数のソレノイドの各々を駆動させるための各駆動信号を選択するための選択情報をシリアル伝送方式で伝送する主制御部と、前記主制御部から伝送された前記選択情報に基づいて、各ソレノイド毎に前記主制御部から出力された前記駆動信号を選択し、選択された駆動信号に応じて各ソレノイドの駆動を制御する駆動制御部とを含んで構成されている。
請求項5記載の発明の電子機器は、前記駆動制御部を、前記主制御部から出力された駆動信号の各々を反転させる反転回路を備え、前記反転回路によって反転された駆動信号及び前記主制御部から出力された駆動信号から、前記主制御部から伝送された前記選択情報に基づいて、駆動信号を選択するようにしたものである。
請求項1、請求項3、及び請求項4に記載の各発明によれば、本構成を有しない場合と比較して、主制御部(例えば、マスター基板)と駆動制御部(例えば、スレーブ基板)とを通信するためのピンの数を少なくすることができ、かつ駆動制御部のコストを抑えることができる、という効果を有する。
請求項2及び請求項5に記載の各発明によれば、簡易な構成でコストを抑制しつつ、入力された信号または駆動信号から、選択される際の候補として、デューティ比が異なる新たな信号または駆動信号を生成できる、という効果を有する。
以下、本発明を画像形成装置に適用した場合の実施形態について説明する。
図1は、本実施の形態における画像形成装置10の概略構成図である。図1に示すように、電子機器としての画像形成装置10は、画像形成装置10全体を制御するための主制御部としてのマスター基板(MASTER基板)12、駆動制御部としてのスレーブ基板(SLAVE基板)14、画像情報(画像データ)に応じたトナー像が形成される感光体(図示せず)や、用紙を搬送させるためのローラ(図示せず)を回転駆動させるためのN個のモータ16_1〜16_N、画像形成装置10内を冷却するためのK個のファン(FAN)18_1〜18_K、及び画像形成制御を行う際に用いられるM個のソレノイド20_1〜20Mを備えている。
マスター基板12は、CPU(Central Processing Unit)12a、及びFPGA(Field Programmable Gate Array)12bを備えている。
CPU12aは、例えば、外部端末(図示せず)から画像情報(画像データ)が入力されると、図示しないプリンタエンジン(画像形成部)に画像情報を出力する。これにより、プリンタエンジンによって、当該画像情報に基づいた画像が用紙に形成されて出力される。また、このときCPU12aは、FPGA12bにモータ16_1〜16_N、ファン18_1〜18_K、及びソレノイド20_1〜20Mの各々を画像形成のために駆動させる指示を出力する。これにより、後述するように、モータ16_1〜16_N、ファン18_1〜18_K、及びソレノイド20_1〜20Mの各々が画像形成のために駆動される。
図1に示すように、FPGA12bのピン22aは信号線30aに接続され、ピン22bは信号線30bに接続され、ピン22cは信号線30cに接続され、ピン22dは信号線30dに接続されている。本実施の形態では、CPU12aからFPGA12bに上記指示が入力されると、FPGA12bによって、ピン22bを介して同期信号(クロック)が信号線30bに入力され、この同期信号に同期させて、信号線30aを介して、図2に示すように、各種情報を含むパケットがシリアル伝送方式により、スレーブ基板14に伝送される。なお、信号線30cは、スレーブ基板14側に設けられたセンサ(図示せず)の検出信号を、スレーブ基板14からマスター基板12に送信するためのものである。このセンサは、例えば画像形成媒体としての用紙の通過などを検出するためのものであり、このような構成によってジャムの検出が行われる。また、信号線30dは、マスター基板12からスレーブ基板14へリセット信号を送信するためのものである。なお、一般的にリセット信号が送信されている間は、CPLDなどは動作が停止される。
また、FPGA12bのP個のピン24_1〜24_Pの各々は、信号線32_1〜32_Pの各々に接続されている。なお、本実施の形態では、P=5の場合(すなわち、信号線32の数が5本の場合)について説明するが、Pの値はこれに限られない。
FPGA12bは、複数のモータ16_1〜16_Nの各々に供給する電流の各電流値に対応する各デューティ比の信号を生成して、ピン24_1、ピン24_2、及びピン24_3の各々を介して信号線32_1、信号線32_2、及び信号線32_3の各々に、生成した異なるデューティ比の信号を出力する。FPGA12bは、例えば、予め定められた周波数(例えば100kHz)でデューティ比が予め定められた値、例えば、90%となる信号を生成して、この生成した信号をピン24_1を介して信号線32_1に出力する。また、FPGA12bは、例えば、予め定められた周波数(例えば100kHz)でデューティ比が予め定められた値、例えば、80%となる信号を生成して、この生成した信号をピン24_2を介して信号線32_2に出力する。また、FPGA12bは、例えば、予め定められた周波数(例えば100kHz)でデューティ比が予め定められた値、例えば、70%となる信号を生成して、この生成した信号をピン24_3を介して信号線32_3に出力する。なお、上記では、FPGA12bが3種類のデューティ比(90%、80%、70%)の信号を生成して、各々異なる信号線32に出力する例について説明したが、3種類とは異なるP種類のデューティ比の信号を生成して各々異なる信号線に出力するようにしてもよい。
また、FPGA12bは、複数のファン18_1〜18_Kの各々を駆動させるためのデューティ比の駆動信号を生成して、ピン24_4を介して信号線32_4に、生成したデューティ比の信号を出力する。FPGA12bは、例えば、予め定められた周波数(例えば17kHz)でデューティ比が予め定められた値、例えば、60%となる信号を生成して、この生成した信号をピン24_4を介して信号線32_4に出力する。なお、上記では、FPGA12bが1種類のデューティ比(60%)の信号を生成して、信号線32_4に出力する例について説明したが、複数種類のデューティ比の信号を生成して各々異なる信号線に出力するようにしてもよい。例えば、ピンを複数設けて、複数のファン18_1〜18_Kの各々を駆動させるための複数のデューティ比の駆動信号を生成して、複数のピンの各々を介して複数の信号線の各々に、生成した信号を出力するようにしてもよい。
また、FPGA12bは、複数のソレノイド20_1〜20_Mの各々を駆動させるためのデューティ比の駆動信号を生成して、ピン24_5を介して信号線32_5に、生成したデューティ比の信号を出力する。FPGA12bは、例えば、予め定められた周波数(例えば23kHz)でデューティ比が予め定められた値、例えば、65%となる信号を生成して、この生成した信号をピン24_5を介して信号線32_5に出力する。なお、上記では、FPGA12bが1種類のデューティ比(65%)の信号を生成して、信号線32_5に出力する例について説明したが、複数種類のデューティ比の信号を生成して各々異なる信号線に出力するようにしてもよい。例えば、ピンを複数設けて、複数のソレノイド20_1〜20_Mの各々を駆動させるための複数のデューティ比の駆動信号を生成して、複数のピンの各々を介して複数の信号線の各々に、生成した信号を出力するようにしてもよい。
ここで、シリアル伝送方式により伝送される1つのパケット90の構成について図2を参照して説明する。パケット90は、先頭から順に、予め定められた数のビット(例えば、図2の例では1ビット)のスタートビット40、予め定められた数のビット(例えば、図2の例では16〜32ビット)のIOビット42を含んで構成される。そして、パケット90は、IOビット42に続いて、予め定められた数のビット(例えば、図2の例では3ビット)のモータ選択ビット44、及び予め定められた数のビット(例えば、図2の例では3ビット)のモータPWM選択ビット46を、モータ16_1〜16_Nの個数分(すなわちN個分)含んで構成される。そして、パケット90は、モータ16_1〜16_Nの個数分のモータ選択ビット44及びモータPWM選択ビット46に続いて、予め定められた数のビット(例えば、図2の例では3ビット)のファン選択ビット48、及び予め定められた数のビット(例えば、図2の例では3ビット)のファンPWM選択ビット50を、ファン18_1〜18_Kの個数分(すなわちK個分)含んで構成される。そして、パケット90は、ファン18_1〜18_Kの個数分のファン選択ビット48及びファンPWM選択ビット50に続いて、予め定められた数のビット(例えば、図2の例では3ビット)のソレノイド選択ビット52、及び予め定められた数のビット(例えば、図2の例では3ビット)ソレノイドPWM選択ビット54を、ソレノイド20_1〜20_Mの個数分(すなわちM個分)含んで構成される。そして、パケット90は、ソレノイド20_1〜20_Mの個数分のソレノイド選択ビット52及びソレノイドPWM選択ビット54に続いて、予め定められた数のビット(例えば、図2の例では3ビット)のクロック選択ビット56を、モータ16_1〜16_Nの個数分(すなわちN個分)含んで構成される。そして、パケット90は、モータ16_1〜16_Nの個数分のクロック選択ビット56に続いて、予め定められた数のビット(例えば、図2の例では1ビット)のストップビット58を含んで構成される。
スタートビット40及びストップビット58は送信する情報(データ)の区切りを示すためのものである。例えば、スタートビット40には、情報の開始を表す値(例えば1)が設定され、ストップビット58には、情報の終了を表す値(例えば1)が設定される。なお、図2の一例では、スタートビット40及びストップビット58が1ビットであるが、スタートビット40及びストップビット58のビット数を複数として、それぞれ、情報の開始及び終了を示す予め定められた値が設定されるようにしてもよい。
IOビット42には、モータ16_1〜16_Nの各々の駆動を制御するための情報、例えば、モータのON/OFFを表す値、モータの回転方向を表す値、及びモータのモードを表す値が、各モータ16毎に設定される。
N個のモータ選択ビット44は、上述したように、先頭から順番にそれぞれモータ16_1、モータ16_2、・・・、モータ16_Nに対応しており、あるモータを駆動させる場合には、当該モータに対応するモータ選択ビット44に、駆動させることを示す予め定められた値(例えば1)が設定される。また、あるモータを駆動させない場合には、当該モータに対応するモータ選択ビット44に、駆動させないことを示す予め定められた値(例えば0)が設定される。例えば、モータ16_1のみを駆動させ、他のモータ16_2〜16_Nを駆動させない場合には、モータ16_1に対応するモータ選択ビット44に、駆動させることを示す予め定められた値(上記の例では1)が設定されると共に、モータ16_2〜16_Nの各々に対応する各モータ選択ビット44に、駆動させないことを示す予め定められた値(上記の例では0)が設定される。
N個のモータPWM選択ビット46は、上述したように、先頭から順番にそれぞれモータ16_1、モータ16_2、・・・、モータ16_Nに対応しており、あるモータを駆動させる場合(すなわち、対応するモータ選択ビット44に、駆動させることを示す予め定められた値が設定されている場合)に、上述した3種類のデューティ比の信号に加え、詳細を以下で説明するように、デューティ比が90%の信号が後述する反転回路68aによって反転されたデューティ比が10%の信号、デューティ比が80%の信号が後述する反転回路68bによって反転されたデューティ比が20%の信号、デューティ比が70%の信号が後述する反転回路68cによって反転されたデューティ比が30%の信号の6種類(デューティ比が90%、80%、70%、30%、20%、10%の6種類)の信号の中から何れの信号を選択するかを示す値が設定される。例えば、デューティ比が90%の信号を選択する場合には、デューティ比が90%の信号を選択することを示す値(例えば1)がモータPWM選択ビット46に設定される。また、例えば、80%の信号を選択する場合には、デューティ比が80%の信号を選択することを示す値(例えば2)がモータPWM選択ビット46に設定される。また、例えば、70%の信号を選択する場合には、デューティ比が70%の信号を選択することを示す値(例えば3)がモータPWM選択ビット46に設定される。また、例えば、30%の信号を選択する場合には、デューティ比が30%の信号を選択することを示す値(例えば4)がモータPWM選択ビット46に設定される。また、例えば、20%の信号を選択する場合には、デューティ比が20%の信号を選択することを示す値(例えば5)がモータPWM選択ビット46に設定される。また、例えば、10%の信号を選択する場合には、デューティ比が10%の信号を選択することを示す値(例えば1)がモータPWM選択ビット46に設定される。なお、本実施の形態では、スレーブ基板14のCPLD14aによって、FPGA12bから伝送されたパケット90の内容が解析され、CPLD14aによってモータPWM選択ビット46に設定された値が示すデューティ比の信号が選択されてモータドライバIC14bに出力されると、モータドライバIC14bの制御によってモータ16にそのデューティ比に対応する大きさの電流値の電流が流れる。例えば、90%のデューティ比の信号がCPLD14aによって選択されてモータドライバIC14bに出力されると、そのモータドライバIC14によって制御されるモータ16には電流値I90の大きさの電流が流れ、80%のデューティ比の信号がCPLD14aによって選択されてモータドライバIC14bに出力されると、そのモータドライバIC14によって制御されるモータ16には電流値I80の大きさの電流が流れ、70%のデューティ比の信号がCPLD14aによって選択されてモータドライバIC14bに出力されると、そのモータドライバIC14によって制御されるモータ16には電流値I70の大きさの電流が流れ、30%のデューティ比の信号がCPLD14aによって選択されてモータドライバIC14bに出力されると、そのモータドライバIC14によって制御されるモータ16には電流値I30の大きさの電流が流れ、20%のデューティ比の信号がCPLD14aによって選択されてモータドライバIC14bに出力されると、そのモータドライバIC14によって制御されるモータ16には電流値I20の大きさの電流が流れ、10%のデューティ比の信号がCPLD14aによって選択されてモータドライバIC14bに出力されると、そのモータドライバIC14によって制御されるモータ16には電流値I10の大きさの電流が流れる。このとき、デューティ比が大きくなると電流値の大きさも大きくなるので、上記の電流値I90〜I10の大小関係は、I90>I80>I70>I30>I20>I10となる。
K個のファン選択ビット48は、上述したように、先頭から順番にそれぞれファン18_1、ファン18_2、・・・、ファン18_Kに対応しており、あるファンを駆動させる場合には、当該ファンに対応するファン選択ビット48に、駆動させることを示す予め定められた値(例えば1)が設定される。また、あるファンを駆動させない場合には、当該ファンに対応するファン選択ビット48に、駆動させないことを示す予め定められた値(例えば0)が設定される。例えば、ファン18_1のみを駆動させ、他のファン18_2〜18_Kを駆動させない場合には、ファン18_1に対応するファン選択ビット48に、駆動させることを示す予め定められた値が設定されると共に、ファン18_2〜18_Kの各々に対応する各ファン選択ビット48に、駆動させないことを示す予め定められた値が設定される。
K個のファンPWM選択ビット50は、上述したように、先頭から順番にそれぞれファン18_1、ファン18_2、・・・、ファン18_Kに対応しており、あるファンを駆動させる場合(すなわち、対応するファン選択ビット48に、駆動させることを示す予め定められた値が設定されている場合)に、上述した1種類のデューティ比(上記の一例では60%)の駆動信号に加え、詳細を以下で説明するように、デューティ比が60%の駆動信号が後述する反転回路68dによって反転されたデューティ比が40%の駆動信号の2種類(デューティ比が60%、40%の2種類)の駆動信号の中から何れの駆動信号を選択するかを示す値が設定される。例えば、デューティ比が60%の駆動信号を選択する場合には、デューティ比が60%の駆動信号を選択することを示す値(例えば1)がファンPWM選択ビット50に設定される。また、例えば、40%の駆動信号を選択する場合には、デューティ比が40%の駆動信号を選択することを示す値(例えば2)がファンPWM選択ビット50に設定される。
M個のソレノイド選択ビット52は、上述したように、先頭から順番にそれぞれソレノイド20_1、ソレノイド20_2、・・・、ソレノイド20_Mに対応しており、あるソレノイドを駆動させる場合には、当該ソレノイドに対応するソレノイド選択ビット52に、駆動させることを示す予め定められた値(例えば1)が設定される。また、あるソレノイドを駆動させない場合には、当該ソレノイドに対応するソレノイド選択ビット52に、駆動させないことを示す予め定められた値(例えば0)が設定される。例えば、ソレノイド20_1のみを駆動させ、他のソレノイド20_2〜20_Mを駆動させない場合には、ソレノイド20_1に対応するソレノイド選択ビット52に、駆動させることを示す予め定められた値が設定されると共に、ソレノイド20_2〜20_Mの各々に対応する各ソレノイド選択ビット52に、駆動させないことを示す予め定められた値が設定される。
M個のソレノイドPWM選択ビット54は、上述したように、先頭から順番にそれぞれソレノイド20_1、ソレノイド20_2、・・・、ソレノイド20_Mに対応しており、あるソレノイドを駆動させる場合(すなわち、対応するソレノイド選択ビット52に、駆動させることを示す予め定められた値が設定されている場合)に、上述した1種類のデューティ比(上記の一例では65%)の駆動信号に加え、詳細を以下で説明するように、デューティ比が65%の駆動信号が後述する反転回路68eによって反転されたデューティ比が35%の駆動信号の2種類(デューティ比が65%、35%の2種類)の駆動信号の中から何れの駆動信号を選択するかを示す値が設定される。例えば、デューティ比が65%の駆動信号を選択する場合には、デューティ比が65%の駆動信号を選択することを示す値(例えば1)がソレノイドPWM選択ビット54に設定される。また、例えば、35%の駆動信号を選択する場合には、デューティ比が35%の駆動信号を選択することを示す値(例えば2)がソレノイドPWM選択ビット54に設定される。
N個のクロック選択ビット56は、上述したように、先頭から順番にそれぞれモータ16_1、モータ16_2、・・・、モータ16_Nに対応しており、あるモータを駆動させる場合(すなわち、対応するモータ選択ビット44に、駆動させることを示す予め定められた値が設定されている場合)に、モータの回転数を示すC種類の周波数のクロック信号の中から何れのクロック信号を選択するかを示す値が設定される。例えば、本実施の形態では、スレーブ基板14のCPLD14aにおいて、以下で説明するように2種類の周波数のクロック信号(周波数X(例えば1kHz)のクロック信号、及び周波数X´(例えば3kHz)のクロック信号)が生成されるようになっており、この2種類の周波数のクロック信号の中から周波数Xの信号を選択する場合には、周波数Xの信号を選択することを示す値(例えば1)がクロック選択ビット56に設定される。また、例えば、周波数X´の信号を選択する場合には、周波数X´の信号を選択することを示す値(例えば2)がクロック選択ビット56に設定される。
スレーブ基板14は、CPLD(Complex Programmable Logic Device)14a、N個のモータドライバIC14b_1〜14b_N、K個のファン駆動回路82_1〜82_K、及びM個のソレノイド駆動回路88_1〜88_Mを備えている。なお、CPLDのコストとFPGAのコストとを比較すると、一般的に、CPLDの方がコストが低い。
図3に示すように、CPLD14aは、パケット解析部60、セレクタ62、第1のクロック生成部64、第2のクロック生成部66、反転回路68a、68b、68c、68d、68eを備えている。なお、本実施の形態では、CPLD14aには、9本の信号線30a、30b、30c、30d、32_1、32_2、32_3、32_4、32_5の各々に対応する複数個のピン(すなわち、本実施の形態では9個のピン。図示しない)が設けられている。
パケット解析部60は、信号線30a及び信号線30bに接続されている。パケット解析部60は、信号線30aを介してFPGA12bから入力されたパケット90の内容を解析して、セレクタ62を制御する。なお、パケット解析部60の動作の詳細については、後述する。
図3に示されるように、セレクタ62は、信号線32_1から分岐された信号線32_1_a、信号線32_2から分岐された信号線32_2_a、信号線32_3から分岐された信号線32_3_a、信号線32_4から分岐された信号線32_4_a、及び信号線32_5から分岐された信号線32_5_aに接続されている。また、セレクタ62は、信号線32_1_c、信号線32_2_c、信号線32_3_c、信号線32_4_c、及び信号線32_5_cに接続されている。図示されるように、信号線32_1_cは、信号線32_1から分岐された信号線32_1_bに入力端子68a_iが接続された反転回路68aの出力端子68a_oに接続されている。また、信号線32_2_cは、信号線32_2から分岐された信号線32_2_bに入力端子68b_iが接続された反転回路68bの出力端子68b_oに接続されている。また、信号線32_3_cは、信号線32_3から分岐された信号線32_3_bに入力端子68c_iが接続された反転回路68cの出力端子68c_oに接続されている。また、信号線32_4_cは、信号線32_4から分岐された信号線32_4_bに入力端子68d_iが接続された反転回路68dの出力端子68d_oに接続されている。また、信号線32_5_cは、信号線32_5から分岐された信号線32_5_bに入力端子68e_iが接続された反転回路68eの出力端子68e_oに接続されている。
反転回路68a、68b、68c、68d、68eの各々は、その入力端子68a_i、68b_i、68c_i、68d_i、68e_iに入力された信号を反転させて、出力端子68a_o、68b_o、68c_o、68d_o、68e_oから出力する。
第1のクロック生成部64は、第1の周波数(例えば、周波数X)のクロック信号を生成して出力する。また、第2のクロック生成部66は、第2の周波数(例えば、周波数X´)のクロック信号を生成して出力する。
また、セレクタ62には、信号線70_1の一端が接続されており、その他端はモータドライバIC14b_1に接続されている。また、セレクタ62には、信号線70_2、・・・、信号線70_Nの各々の一端が接続されており、それぞれの他端は、モータドライバIC14b_2、・・・、モータドライバIC14b_Nの各々に接続されている。
また、セレクタ62には、信号線72_1の一端が接続されており、その他端はモータドライバIC14b_1に接続されている。また、セレクタ62には、信号線72_2、・・・、信号線72_Nの各々の一端が接続されており、それぞれの他端は、モータドライバIC14b_2、・・・、モータドライバIC14b_Nの各々に接続されている。
また、セレクタ62には、信号線74_1の一端が接続されており、その他端はフィルタ76_1の入力端子76_1_iに接続されている。フィルタ76_1の出力端子76_1_oは信号線78_1の一端に接続されており、その他端はモータドライバIC14b_1に接続されている。また、セレクタ62には、信号線74_2、・・・、信号線74_Nの各々の一端が接続されており、それぞれの他端は、フィルタ76_2の入力端子76_2_i、・・・、フィルタ76_Nの入力端子76_N_iに接続されている。フィルタ76_2の出力端子76_2_o、・・・、フィルタ76_Nの出力端子76_N_oの各々は、信号線78_2の一端、・・・、信号線78_Nの一端に接続されており、それぞれの他端は、モータドライバIC14b_2、・・・、モータドライバIC14b_Nの各々に接続されている。
フィルタ76_1〜フィルタ76_Nの各々は、入力された信号のデューティ比に応じた電圧値を出力する。
また、セレクタ62には、信号線80_1の一端が接続されており、その他端はファン駆動回路82_1の入力端子82_1_iに接続されている。ファン駆動回路82_1の出力端子82_1_oは信号線84_1の一端に接続されており、その他端はファン18_1に接続されている。また、セレクタ62には、信号線80_2、・・・、信号線80_Kの各々の一端が接続されており、それぞれの他端は、ファン駆動回路82_2の入力端子82_2_i、・・・、ファン駆動回路82_Kの入力端子82_K_iに接続されている。ファン駆動回路82_2の出力端子82_2_o、・・・、ファン駆動回路82_Kの出力端子82_K_oの各々は、信号線84_2の一端、・・・、信号線84_Kの一端に接続されており、それぞれの他端は、ファン18_2、・・・、ファン18_Kの各々に接続されている。
ファン駆動回路82_1〜82_Kの各々は、入力された駆動信号のデューティ比に応じてファン18_1〜18_Kの各々の駆動を制御する。ファン駆動回路82_1〜82_Kの各々は、例えば、スイッチング機能を有するトランジスタを含んで構成される。
また、セレクタ62には、信号線86_1の一端が接続されており、その他端はソレノイド駆動回路88_1の入力端子88_1_iに接続されている。ソレノイド駆動回路88_1の出力端子88_1_oは信号線90_1の一端に接続されており、その他端はソレノイド20_1に接続されている。また、セレクタ62には、信号線86_2、・・・、信号線86_Mの各々の一端が接続されており、それぞれの他端は、ソレノイド駆動回路88_2の入力端子88_2_i、・・・、ソレノイド駆動回路88_Mの入力端子88_M_iに接続されている。ソレノイド駆動回路88_2の出力端子88_2_o、・・・、ソレノイド駆動回路88_Mの出力端子88_M_oの各々は、信号線90_2の一端、・・・、信号線90_Mの一端に接続されており、それぞれの他端は、ソレノイド20_2、・・・、ソレノイド20_Mの各々に接続されている。
ソレノイド駆動回路88_1〜88_Mの各々は、入力された駆動信号のデューティ比に応じてソレノイド20_1〜20_Mの各々の駆動を制御する。ソレノイド駆動回路88_1〜88_Mの各々は、例えば、スイッチング機能を有するトランジスタを含んで構成される。
次に、本実施の形態における画像形成装置10の動作について説明する。
外部端末(図示せず)から画像情報がマスター基板12のCPU12aに入力されると、CPU12aは、図示しないプリンタエンジンに画像情報を出力する。これにより、プリンタエンジンによって、当該画像情報に基づいた画像が用紙に形成されて出力される。また、このときCPU12aは、モータ16_1〜16_N、ファン18_1〜18_K、及びソレノイド20_1〜20Mの各々を画像形成のために駆動させる指示を、FPGA12bに出力する。
FPGA12bは、当該指示を受信すると、情報(データ)伝送用の同期信号(クロック)を生成して、生成した同期信号をピン22bを介して信号線30bに入力する。またFPGA12bは、図2に示すパケット90を生成して、信号線30aを介して、パケット90をシリアル伝送方式でスレーブ基板14に伝送する。なお、パケット90に含まれる各種情報を示す各値がFPGA12bによって設定されることにより、パケット90が生成される。また、FPGA12bは、予め定められた周波数(例えば100kHz)でデューティ比が予め定められた値、例えば、90%となる信号を生成して、この生成した信号をピン24_1を介して信号線32_1に出力する。また、FPGA12bは、例えば、予め定められた周波数(例えば100kHz)でデューティ比が予め定められた値、例えば、80%となる信号を生成して、この生成した信号をピン24_2を介して信号線32_2に出力する。また、FPGA12bは、例えば、予め定められた周波数(例えば100kHz)でデューティ比が予め定められた値、例えば、70%となる信号を生成して、この生成した信号をピン24_3を介して信号線32_3に出力する。また、FPGA12bは、例えば、予め定められた周波数(例えば17kHz)でデューティ比が予め定められた値、例えば、60%となる信号を生成して、この生成した信号をピン24_4を介して信号線32_4に出力する。また、FPGA12bは、例えば、予め定められた周波数(例えば23kHz)でデューティ比が予め定められた値、例えば、65%となる信号を生成して、この生成した信号をピン24_5を介して信号線32_5に出力する。
FPGA12bから信号線30aを介してパケット90が、スレーブ基板14のCPLD14aのパケット解析部60に入力される(パケット90をパケット解析部60が受信する)と、パケット解析部60は、パケット90の内容を解析して、セレクタ62を制御する。より具体的には、パケット解析部60は、パケット90のIOビット42に設定された値を解析して、モータ16_1〜16_Nの各々の駆動を制御するための情報(制御情報)、例えば、モータのON/OFF、モータの回転方向、及びモータのモード等をモータ16_1〜16_Nの各々毎に取得する。また、パケット解析部60は、N個のモータ選択ビット44の各々に設定された値を解析して、モータ16_1〜16_Nのうち、駆動させるモータを特定する。また、パケット解析部60は、N個のモータPWM選択ビット46の各々に設定された値を解析して、駆動させるモータ毎に、複数種類(例えば、デューティ比が90%、80%、70%、30%、20%、10%の6種類)の信号の中から何れの信号を選択するかを特定する。また、パケット解析部60は、K個のファン選択ビット48の各々に設定された値を解析して、ファン18_1〜18_Kのうち、駆動させるファンを特定する。また、パケット解析部60は、K個のファンPWM選択ビット50の各々に設定された値を解析して、駆動させるファン毎に、複数種類(例えば、デューティ比が60%、40%の2種類)の駆動信号の中から何れの駆動信号を選択するかを特定する。また、パケット解析部60は、M個のソレノイド選択ビット52の各々に設定された値を解析して、ソレノイド20_1〜ソレノイド20_Mのうち、駆動させるソレノイドを特定する。また、パケット解析部60は、M個のソレノイドPWM選択ビット54の各々に設定された値を解析して、駆動させるソレノイド毎に、複数種類(例えば、デューティ比が65%、35%の2種類)の駆動信号の中から何れの駆動信号を選択するかを特定する。また、パケット解析部60は、N個のクロック選択ビット56の各々に設定された値を解析して、駆動させるモータ毎に、モータの回転数を示す複数種類の周波数のクロック信号(例えば、周波数Xのクロック信号及び周波数X´のクロック信号)の中から何れのクロック信号を選択するかを特定する。
そして、パケット解析部60は、駆動させるモータとして特定されたモータ16_E(0≦E≦N)毎に、取得された制御情報(例えば、モータ16_EのON/OFF、モータ16_Eの回転方向、及びモータ16_Eのモード等)が、上記特定されたモータ16_Eに対応する信号線70_Eに出力されるように、セレクタ62による出力する信号の選択を制御する。また、パケット解析部60は、駆動させるモータとして特定されたモータ16_E毎に、特定されたクロック信号が、上記特定されたモータ16_Eに対応する信号線72_Eに出力されるように、セレクタ62による出力する信号の選択を制御する。また、パケット解析部60は、駆動させるモータとして特定されたモータ16_E毎に、特定されたデューティ比の信号が、上記特定されたモータ16_Eに対応する信号線74_Eに出力されるように、セレクタ62による出力する信号の選択を制御する。これにより、駆動させるモータとして特定されたモータに対応するモータドライバIC14(すなわち、駆動させるモータとして特定されたモータを駆動させるためのモータドライバIC14)に、制御情報及びクロック信号が入力されると共に、フィルタ76_Eによって、信号線74_Eに入力された信号のデューティ比に応じた電圧値が入力される。モータドライバIC14_E(0≦E≦N)は、制御情報、クロック信号、及び電圧値が入力されると、電圧値に応じた電流値の電流がモータ16_Eに供給されるように制御すると共に、制御情報及びクロック信号に応じてモータ16_Eの駆動を制御する。
また、パケット解析部60は、ファン選択ビット48に基づいて駆動させるファンとして特定されたファン18_E´(0≦E´≦K)毎に、ファンPWM選択ビット50に基づいて特定された駆動信号が、上記特定されたファン18_E´に対応する信号線80_E´に出力されるように、セレクタ62による出力する駆動信号の選択を制御する。これにより、駆動させるファンとして特定されたファン18_E´に対応するファン駆動回路82_E´に、駆動信号が入力され、ファン駆動回路82_E´は、入力された駆動信号のデューティ比に応じてファン18_E´の駆動を制御する。
また、パケット解析部60は、ソレノイド選択ビット52に基づいて駆動させるソレノイドとして特定されたソレノイド20_E´´(0≦E´´≦M)毎に、ソレノイドPWM選択ビット54に基づいて特定された駆動信号が、上記特定されたソレノイド20_E´´に対応する信号線86_E´´に出力されるように、セレクタ62による出力する駆動信号の選択を制御する。これにより、駆動させるソレノイドとして特定されたソレノイド20_E´´に対応するソレノイド駆動回路88_E´´に、駆動信号が入力され、ソレノイド駆動回路88_E´´は、入力された駆動信号のデューティ比に応じてソレノイド20_E´´の駆動を制御する。
以上、説明したように、本実施の形態の電子機器としての画像形成装置10は、複数のモータ16_1〜16_Nの各々に供給する電流の各電流値に対応する各デューティ比の信号を生成して出力すると共に、複数のモータ16_1〜16_Nの各々に供給する電流の電流値に対応する信号を選択するための選択情報(モータPWM選択ビット46が示す値)、及び複数のモータ16_1〜16_Nの各々の駆動を制御するための制御情報としてのIOビット42等をシリアル伝送方式で伝送する主制御部としてのマスター基板12と、マスター基板12から伝送された選択情報に基づいて、各モータ16毎にマスター基板12から出力された信号(各電流値に対応する各デューティ比の信号)を選択し、選択された信号に対応する電流値の電流が各モータ16に供給されるように制御すると共に、マスター基板12から伝送された制御情報に応じて各モータ16の駆動を制御する駆動制御部としてのスレーブ基板14とを含んで構成されている。
また、本実施の形態の画像形成装置10は、複数のファン18_1〜18_Kの各々を駆動させるための各デューティ比の各駆動信号を生成して出力すると共に、複数のファン18_1〜18_Kの各々を駆動させるための各駆動信号を選択するための選択情報(ファンPWM選択ビット50が示す値)をシリアル伝送方式で伝送する主制御部としてのマスター基板12と、マスター基板12から伝送された選択情報に基づいて、各ファン18毎にマスター基板12から出力された駆動信号を選択し、選択された駆動信号に応じて各ファン18の駆動を制御する駆動制御部としてのスレーブ基板14とを含んで構成されている。
また、本実施の形態の画像形成装置10は、複数のソレノイド20_1〜20_Mの各々を駆動させるための各デューティ比の各駆動信号を生成して出力すると共に、複数のソレノイド20_1〜20_Mの各々を駆動させるための各駆動信号を選択するための選択情報(ソレノイドPWM選択ビット54が示す値)をシリアル伝送方式で伝送する主制御部としてのマスター基板12と、マスター基板12から伝送された選択情報に基づいて、各ソレノイド20毎にマスター基板12から出力された駆動信号を選択し、選択された駆動信号に応じて各ソレノイド20の駆動を制御する駆動制御部としてのスレーブ基板14とを含んで構成されている。
10 画像形成装置
12 マスター基板
12a CPU
12b FPGA
14 スレーブ基板
14a CPLD
14b モータドライバIC
16 モータ
18 ファン
20 ソレノイド
82 ファン駆動回路
88 ソレノイド駆動回路
12 マスター基板
12a CPU
12b FPGA
14 スレーブ基板
14a CPLD
14b モータドライバIC
16 モータ
18 ファン
20 ソレノイド
82 ファン駆動回路
88 ソレノイド駆動回路
Claims (5)
- 複数のモータの各々に供給する電流の各電流値に対応する各デューティ比の信号を生成して出力すると共に、前記複数のモータの各々に供給する電流の電流値に対応する前記信号を選択するための選択情報、及び前記複数のモータの各々の駆動を制御するための制御情報をシリアル伝送方式で伝送する主制御部と、
前記主制御部から伝送された前記選択情報に基づいて、各モータ毎に前記主制御部から出力された前記信号を選択し、選択された信号に対応する電流値の電流が各モータに供給されるように制御すると共に、前記主制御部から伝送された制御情報に応じて各モータの駆動を制御する駆動制御部と、
を含む電子機器。 - 前記駆動制御部は、
前記主制御部から出力された信号の各々を反転させる反転回路を備え、前記反転回路によって反転された信号及び前記主制御部から出力された信号から、前記主制御部から伝送された前記選択情報に基づいて、各モータ毎に信号を選択する請求項1記載の電子機器。 - 複数のファンの各々を駆動させるための各デューティ比の各駆動信号を生成して出力すると共に、前記複数のファンの各々を駆動させるための各駆動信号を選択するための選択情報をシリアル伝送方式で伝送する主制御部と、
前記主制御部から伝送された前記選択情報に基づいて、各ファン毎に前記主制御部から出力された前記駆動信号を選択し、選択された駆動信号に応じて各ファンの駆動を制御する駆動制御部と、
を含む電子機器。 - 複数のソレノイドの各々を駆動させるための各デューティ比の各駆動信号を生成して出力すると共に、前記複数のソレノイドの各々を駆動させるための各駆動信号を選択するための選択情報をシリアル伝送方式で伝送する主制御部と、
前記主制御部から伝送された前記選択情報に基づいて、各ソレノイド毎に前記主制御部から出力された前記駆動信号を選択し、選択された駆動信号に応じて各ソレノイドの駆動を制御する駆動制御部と、
を含む電子機器。 - 前記駆動制御部は、
前記主制御部から出力された駆動信号の各々を反転させる反転回路を備え、前記反転回路によって反転された駆動信号及び前記主制御部から出力された駆動信号から、前記主制御部から伝送された前記選択情報に基づいて、駆動信号を選択する請求項3または請求項4記載の電子機器。
Priority Applications (1)
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JP2008310442A JP2010136538A (ja) | 2008-12-05 | 2008-12-05 | 電子機器 |
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JP2008310442A JP2010136538A (ja) | 2008-12-05 | 2008-12-05 | 電子機器 |
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JP2008310442A Pending JP2010136538A (ja) | 2008-12-05 | 2008-12-05 | 電子機器 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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-
2008
- 2008-12-05 JP JP2008310442A patent/JP2010136538A/ja active Pending
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