JP2010135098A - 燃料電池システム、車両 - Google Patents

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Abstract

【課題】燃料電池システムにおいて、燃料電池システムの外部に燃料ガスタンク内の燃料ガスが大量に放出されることを抑制すること。
【解決手段】燃料電池システムであって、燃料電池と、燃料電池で用いられる燃料ガスを貯留する燃料ガスタンクと、燃料ガスタンクに貯留されている燃料ガスを、開弁により燃料電池に供給し、閉弁により燃料ガスの供給を遮断する主止弁と、燃料電池に対する燃料ガスの供給方向において主止弁よりも上流側の上流領域から燃料電池システムの外部に対する、燃料ガスの漏れを検知する検知部と、検知部が燃料ガスの漏れを検知した場合に、主止弁を開弁させ、燃料電池に燃料ガスタンク中の燃料ガスを消費するための消費発電を行わせる発電制御部と、を備える。
【選択図】図3

Description

本発明は、燃料電池システムに関する。
燃料電池で用いられる燃料ガスを貯留する燃料ガスタンクと、燃料ガスタンクに貯留される燃料ガスを、開弁により前記燃料電池に供給し、閉弁により遮断する主止弁と、を備えた燃料電池システムが知られている(特許文献1参照)。
特開2004−127748号公報
上記燃料電池システムにおいて、例えば、燃料ガスタンクや、主止弁と燃料ガスタンク間で燃料ガスが漏れていた場合、主止弁を閉弁しても燃料ガスの漏れは止めることができず、その結果、燃料電池システムの外部に燃料ガスタンク内の燃料ガスが大量に放出されるおそれがあった。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたもので、燃料電池システムにおいて、燃料電池システムの外部に燃料ガスタンク内の燃料ガスが大量に放出されることを抑制することを目的とする。
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の形態又は適用例として実現することが可能である。
[適用例1]
燃料電池システムであって、燃料電池と、前記燃料電池で用いられる燃料ガスを貯留する燃料ガスタンクと、前記燃料ガスタンクに貯留されている前記燃料ガスを、開弁により前記燃料電池に供給し、閉弁により前記燃料ガスの供給を遮断する主止弁と、前記燃料電池に対する前記燃料ガスの供給方向において前記主止弁よりも上流側の上流領域から前記燃料電池システムの外部に対する、前記燃料ガスの漏れを検知する検知部と、前記検知部が前記燃料ガスの漏れを検知した場合に、前記主止弁を開弁させ、前記燃料電池に前記燃料ガスタンク中の前記燃料ガスを消費するための消費発電を行わせる発電制御部と、を備えることを要旨とする。
上記構成の燃料電池システムによれば、燃料電池システムの外部に燃料ガスタンク内の燃料ガスが大量に放出されることを抑制することができる。
[適用例2]
適用例1に記載の燃料電池システムにおいて、前記燃料電池によって発電された電力によって作動する補機と、前記発電制御部が前記消費発電を行わせている際に、前記補機を駆動させ、電力を消費させる補機制御部と、を備えることを特徴とする燃料電池システム。
このようにすれば、燃料電池の発電電力を増加させることができ、燃料ガスタンク中の燃料ガスを効率よく消費することができる。その結果、上流領域から燃料電池システムの外部に対する燃料ガス漏れ量を低減することができる。
[適用例3]
適用例2に記載の燃料電池システムにおいて、前記補機制御部は、前記発電制御部が前記消費発電を行わせている際に、電力効率が低くなるように、前記補機を駆動させることを特徴とする燃料電池システム。
このようにすれば、燃料電池の発電電力をより増加させることができる。
[適用例4]
適用例1ないし適用例3のいずれか記載の燃料電池システムにおいて、前記上流領域における前記燃料ガスの圧力変動量である第1変動量を検出する第1検出部と、前記供給方向において前記主止弁よりも下流側の下流領域における前記燃料ガスの圧力変動量である第2変動量を検出する第2検出部と、を備え、前記検知部は、前記第1変動量が負であると共に、前記第1変動量の大きさが第1判定値よりも大きく、前記第2変動量が第2判定値よりも小さい場合において、前記上流領域で、前記燃料電池システムの外部に対する前記燃料ガスの漏れがあると検知することを特徴とする燃料電池システム。
このようにすれば、正確に水素漏れを検知することができる。
[適用例5]
適用例1ないし適用例4のいずれか記載の燃料電池システムにおいて、前記発電制御部は、前記燃料電池に前記消費発電を行わせる際、前記燃料電池に供給する酸化ガスのストイキ比を下げ発電効率を低下させることを特徴とする燃料電池システム。
このようにすれば、燃料電池の発電電力をより増加させることができる。
[適用例6]
適用例1ないし適用例5のいずれか記載の燃料電池システムにおいて、前記上流領域は、前記燃料ガスタンクを含むことを特徴とする燃料電池システム。
このようにすれば、燃料ガスタンクからの水素漏れを検知することができる。
[適用例7]
車両であって、適用例1ないし適用例6に記載の燃料電池システムと、前記車両が停車中若しくは駐車中か否かを判断する判断部と、を備え、前記発電制御部は、前記判断部が前記車両が停車中若しくは駐車中であると判断した場合において、前記消費発電を行わせることを特徴とする車両。
上記構成の車両によれば、車両が駐車または停車した空間に燃料ガスタンク内の燃料ガスが大量に放出されることを抑制することができる。
なお、本発明は、上記した装置発明の態様に限ることなく、方法発明としての態様で実現することも可能である。さらには、それら方法や装置を構築するためのコンピュータプログラムとしての態様や、そのようなコンピュータプログラムを記録した記録媒体としての態様や、上記コンピュータプログラムを含み搬送波内に具現化されたデータ信号など、種々の態様で実現することも可能である。
また、本発明をコンピュータプログラムまたはそのプログラムを記録した記録媒体等として構成する場合には、上記装置の動作を制御するプログラム全体として構成するものとしてもよいし、本発明の機能を果たす部分のみを構成するものとしてもよい。
以下、本発明の実施の形態について、実施例に基づき説明する。
A.第1実施例:
A1.燃料電池自動車の概要:
図1は、本発明の第1実施例である燃料電池自動車HRの概略構成を表わすブロック図である。燃料電池自動車HRは、主に、駆動モータ300と、減速ギヤ400と、運転制御回路600と、イグニッションキー610と、セレクター620と、燃料電池システム1000と、を備えている。燃料電池自動車HRは、オートマティック(AT)仕様の自動車である。なお、図1における燃料電池システム1000は、電気系装置のみ示されており、反応ガスを給排するための反応ガス給排系装置については、後述の図2に示す。
駆動モータ300は、燃料電池自動車HRの駆動源であり、同期モータであって、回転磁界を形成するための位相コイルを備えている。この駆動モータ300は、出力軸310に接続されており、動力を出力軸310に伝達する。減速ギヤ400は、出力軸310を介して駆動モータ300から出力される動力を、その回転数を調節した上で車両駆動軸320に伝達する。
運転制御回路600は、マイクロコンピュータを中心とした論理回路として構成され、詳しくは、予め設定された制御プログラムに従って所定の演算などを実行するCPU(図示せず)と、CPUで各種演算処理を実行するのに必要な制御プログラムや制御データ等が予め格納されたROM(図示せず)と、同じくCPUで各種演算処理をするのに必要な各種データが一時的に読み書きされるRAM(図示せず)と、各種信号を入出力する入出力ポート(図示せず)等を備える。運転制御回路600は、駆動モータ300、イグニッションキー610、および、セレクター620等と信号回線を介して接続される。運転制御回路600は、燃料電池自動車HRの運転者(ユーザ)がイグニッションキー610をオン/オフしたり、運転者がセレクター620を操作し、レンジの移行が行われた場合等、それら信号を検出し、駆動モータ300や、後述する燃料電池システム1000のシステム制御回路200を適宜制御する。なお、セレクター620は、ニュートラルレンジ、ドライブレンジ、バックレンジ、および、パーキングレンジを有している。
A2.燃料電池システム1000の構成:
図2は、燃料電池システム1000における反応ガスを給排するための反応ガス給排系装置の概略構成図である。燃料電池システム1000は、燃料電池自動車HRにおける電力供給源である。燃料電池システム1000は、図1および図2に示すように、主に、燃料電池ケース10と、水素タンク20と、コンプレッサ30と、主止弁40と、水素循環ポンプ50と、ラジエータ60と、冷媒循環ポンプ65と、気液分離器70と、パージ弁80と、調圧弁82と、調圧遮断弁85と、圧力センサ90と、圧力センサ92と、圧力センサ94と、圧力センサ96と、燃料電池100と、DC/DCコンバータ110と、2次電池120と、蓄電可能量モニタ122と、インバータ130と、インバータ140と、補機150と、システム制御回路200と、を備えている。
図1に示すように、DC/DCコンバータ110と、2次電池120と、インバータ130と、インバータ140とは、配線170を介して、並列に接続されている。燃料電池100は、DC/DCコンバータ110と直列に接続されている。
インバータ130は、補機150と接続されており、直流電流を交流電流に変換して、補機150に供給する。
補機150は、後述する燃料電池システムにおいて発電を行うために用いる補機類(以下では、燃料電池補機とも呼ぶ)と、燃料電池自動車HRの駆動中に用いる補機類(以下では、自動車補機とも呼ぶ)とを含む。
燃料電池補機は、後述の燃料電池システム1000におけるコンプレッサ30、水素循環ポンプ50、および、冷媒循環ポンプ65などを含む。自動車補機は、エアコン(図示せず)などを含む。補機150は、燃料電池100または2次電池120から電力の供給を受ける。
インバータ140は、駆動モータ300と接続されており、直流電流を交流電流に変換して駆動モータ300に供給すると共に、駆動モータ300の速度調整やトルク制御などを行う。
DC/DCコンバータ110は、配線170における電圧を調節する。
2次電池120としては、鉛蓄電池や、ニッケル−カドミウム蓄電池、ニッケル−水素蓄電池、リチウム2次電池など種々の2次電池を用いることができる。
また、2次電池120には、蓄電可能な電力量(以下では、蓄電可能電力量Pkとも呼ぶ)を検出するための蓄電可能量モニタ122が併設されている。本実施例では、蓄電可能量モニタ122は、2次電池120における充電・放電の電流値と時間とを積算して2次電池120の残存容量(SOC)を検出し、2次電池120の定格容量からその残存容量(SOC)を引いた容量に基づいて、蓄電可能電力量Pkを検出する。
燃料電池100は、固体高分子型の燃料電池であり、燃料電池セル(図示せず)を複数積層したスタック構造を有している。燃料電池セルは、MEA(膜電極接合体:Membrane Electrode Assembly、図示せず)と、MEAの外側に形成されるガス拡散層(図示せず)と、ガス拡散層の外側に形成されるセパレータ(図示せず)と、を備えている。燃料電池ケース10は、燃料電池100を保護するためのケースである。
水素タンク20は、高圧の水素が貯留されている装置であり、燃料ガス導入流路24を介して燃料電池100に接続されている。燃料ガス導入流路24上において、水素タンク20から近い順番に、主止弁40と、調圧弁82と、調圧遮断弁85とが設けられている。なお、水素タンク20に代えて、アルコール、炭化水素、アルデヒドなどを原料とする改質反応によって水素を生成し、燃料電池100へ供給するものとしてもよい。また、燃料ガス導入流路24において、水素タンク20から燃料電池100へ水素を供給する方向を水素供給方向と呼ぶ。燃料ガス導入流路24において水素タンク20側が水素供給方向に対して上流側となるので、燃料ガス導入流路24において水素タンク20側を単に上流側とも呼ぶ。燃料ガス導入流路24において燃料電池100側が水素供給方向に対して下流側となるので、燃料ガス導入流路24において燃料電池100側を単に下流側とも呼ぶ。
主止弁40は、水素タンク20に貯留される水素を、開弁により燃料ガスとして燃料電池100に供給し、閉弁により供給を遮断する弁である。
調圧弁82は、水素タンク20から供給される水素の圧力が所定圧となるように調圧するための弁である。
調圧遮断弁85は、調圧弁82で調圧された水素の圧力を、所定圧となるように調圧したり、燃料電池100への水素の供給を遮断可能な弁である。
燃料電池100は、燃料オフガスを燃料電池100から排出するための燃料ガス排出流路26と接続され、この燃料ガス排出流路26上には、燃料電池100から近い順番に、気液分離器70と、パージ弁80とが設けられている。
気液分離器70は、燃料オフガスと燃料電池100から排出される水とを分離すると共に、その水を貯留するための装置である。
気液分離器70と、燃料ガス導入流路24とは、接続流路27によって接続される。この接続流路27上には、水素循環ポンプ50が設けられる。水素循環ポンプ50は、気液分離器70に流入した燃料オフガスを、燃料ガス導入流路24に燃料ガスとして導入する。これにより、燃料電池100から排出された燃料オフガスは、再び燃料電池100で発電に用いられる。なお、燃料電池システム1000の運転中において、パージ弁80を定期的に開弁することで、気液分離器70に貯留される水や燃料オフガスを、定期的に、燃料電池システム1000の外部へ排出することができる。
コンプレッサ30は、空気を圧縮し酸化ガスとして、酸化ガス導入流路34を介して燃料電池100に供給する。燃料電池100は、酸化ガス排出流路36と接続され、酸化オフガスを酸化ガス排出流路36を介して、燃料電池システム1000の外部に排出する。
燃料電池100は、冷媒循環流路64と接続される。この冷媒循環流路64上には、ラジエータ60、冷媒循環ポンプ65が設けられる。冷媒循環ポンプ65は、冷媒循環流路64を介して、燃料電池100に冷媒を供給する。燃料電池100で暖められた冷媒は、ラジエータ60で冷却され、再び燃料電池100に供給される。冷媒としては、水や、水とエチレングリコールとの混合液(不凍液)などを用いることができる。
圧力センサ90は、燃料ガス導入流路24において、調圧遮断弁85よりも下流側の所定点(以下では、A地点とも呼ぶ)の水素圧力(以下では、圧力P1と呼ぶ)を検出するためのセンサである。
圧力センサ92は、燃料ガス導入流路24において、調圧弁82と調圧遮断弁85との間の所定点(以下では、B地点とも呼ぶ)の水素圧力(以下では、圧力P2と呼ぶ)を検出するためのセンサである。
圧力センサ94は、燃料ガス導入流路24において、主止弁40と調圧弁82との間の所定点(以下では、C地点とも呼ぶ)の水素圧力(以下では、圧力P3と呼ぶ)を検出するためのセンサである。
圧力センサ96は、燃料ガス導入流路24において、水素タンク20と主止弁40との間の所定点(以下では、D地点とも呼ぶ)の水素圧力(以下では、圧力P4と呼ぶ)を検出するためのセンサである。
燃料電池システム1000において、燃料ガス導入流路24における主止弁40と水素タンク20との間の流路、および、水素タンク20を主止弁上流領域X(図2参照)とも呼ぶ。圧力P4は、主止弁上流領域Xの水素圧力を示す。
システム制御回路200は、マイクロコンピュータを中心とした論理回路として構成され、詳しくは、予め設定された制御プログラムに従って所定の演算などを実行するCPU(図示せず)と、CPUで各種演算処理を実行するのに必要な制御プログラムや制御データ等が予め格納されたROM(図示せず)と、同じくCPUで各種演算処理をするのに必要な各種データが一時的に読み書きされるRAM(図示せず)と、各種の信号を入出力する入出力ポート等を備える。
システム制御回路200は、コンプレッサ30、主止弁40、水素循環ポンプ50、冷媒循環ポンプ65、パージ弁80、調圧遮断弁85、DC/DCコンバータ110、2次電池120、および、インバータ130,140などと信号回線を介して接続され、運転制御回路600からの指示信号を受信し、これらの制御を行う。システム制御回路200は、蓄電可能量モニタ122が出力する信号を受信し、蓄電可能電力量Pkを検出可能である。システム制御回路200は、所定間隔で定期的に圧力センサ90〜96から圧力P1〜P4を検出している。この間隔は、燃料電池自動車HRの具体的な設計によって適宜決定される。
システム制御回路200は、燃料電池システム1000において、主止弁上流領域Xから燃料電池システム1000外部に対して水素の漏れを検知するための水素漏れ検知処理を行う。なお、「主止弁上流領域Xから燃料電池システム1000の外部に対して水素の漏れ」とは、言い換えれば、燃料ガス導入流路24における主止弁40と水素タンク20との間の流路、または、水素タンク20から、燃料電池システム1000外部の空間に向けた水素の漏れのことである。
A3.水素漏れ検知処理:
図3は、燃料電池自動車HRが行う水素漏れ検知処理を示すフローチャートである。この水素漏れ検知処理は、所定間隔で定期的に行われる。この間隔は、燃料電池自動車HRの具体的な設計によって適宜決定される。
水素漏れ検知処理において、システム制御回路200は、燃料電池自動車HRが駐車中か否かを判断する(ステップS10)。具体的には、システム制御回路200は、イグニッションキー610がオフであり、セレクター620がパーキングレンジに位置している場合には、燃料電池自動車HRが駐車中であると判断し、その他の場合には、燃料電池自動車HRが駐車中でないと判断する。なお、燃料電池自動車HRが駐車中の場合、燃料電池システム1000において、主止弁40および調圧遮断弁85は閉弁されており、コンプレッサ30は、駆動停止している。
システム制御回路200は、燃料電池自動車HRが駐車中でないと判断すると(ステップS10:No)、この水素漏れ検知処理を終了する。
システム制御回路200は、燃料電池自動車HRが駐車中であると判断すると(ステップS10:Yes)、各圧力センサ90〜96から、A〜D地点の圧力P1〜P4をそれぞれ検出する(ステップS20)。
システム制御回路200は、A〜D地点において、前回に検出した圧力からの変動圧力ΔP1〜ΔP4をそれぞれ検出する(ステップS30)。具体的には、システム制御回路200は、前回に検出した圧力P1〜P4から、今回のステップS20の処理で検出した圧力P1〜P4をそれぞれ引くことによって、変動圧力ΔP1〜ΔP4を検出する。
システム制御回路200は、D地点(主止弁上流領域X)における圧力P4が前回より低下しており、その低下量が一定量以上であるか否かを判断する(ステップS40)。具体的には、システム制御回路200は、変動圧力ΔP4が負であり(0より小さく)、かつ、変動圧力ΔP4の大きさが、閾値Pt1より大きいか否かを判断する。
システム制御回路200は、変動圧力ΔP4が0以上である場合、若しくは、変動圧力ΔP4の大きさが、閾値Pt1以下の場合(ステップS40:No)には、主止弁上流領域Xから燃料電池システム1000の外部に対しての水素漏れはないと判断し、この水素漏れ検知処理を終了する。
システム制御回路200は、変動圧力ΔP4が負であり、かつ、変動圧力ΔP4の大きさ(変動圧力ΔP4の絶対値)が、閾値Pt1より大きい場合、すなわち、圧力P4が前回より低下しており、その低下量が一定量以上である場合(ステップS40:Yes)には、次に、A地点〜C地点において、いずれにも圧力に変動がなかったか否かを判断する(ステップS50)。具体的には、システム制御回路200は、変動圧力ΔP1、変動圧力ΔP2、および、変動圧力ΔP3のすべてが、正であり、かつ、それらのすべての大きさが閾値Pt2より小さいか否かを判断する。
システム制御回路200は、変動圧力ΔP1、変動圧力ΔP2、および、変動圧力ΔP3のうち、どれか一つでも負であるか、若しくは、変動圧力ΔP1、変動圧力ΔP2、および、変動圧力ΔP3のすべてが、正であっても、どれか一つの大きさが閾値Pt2より大きい場合(ステップS50:No)には、ステップS40の処理における主止弁上流領域Xにおける圧力の変動は、主止弁40または調圧遮断弁85のガス遮断不良による変動であり、主止弁上流領域Xから燃料電池システム1000の外部に対しての水素漏れはないと判断し、この水素漏れ検知処理を終了する。
システム制御回路200は、変動圧力ΔP1、変動圧力ΔP2、および、変動圧力ΔP3のすべてが、正であり、かつ、それらのすべての大きさが閾値Pt2より小さい場合、すなわち、A地点〜C地点において、いずれにも圧力に変動がなかったとみなせる場合(ステップS50:Yes)には、主止弁上流領域Xから燃料電池システム1000の外部に対して水素漏れがあると判断し、水素タンク20の水素を消費するための水素消費発電を開始する(ステップS60)。
具体的には、システム制御回路200は、主止弁40を開弁し、調圧遮断弁85を開弁および開度調整すると共に、コンプレッサ30および冷媒循環ポンプ65を駆動させて、水素および空気、または、冷媒を燃料電池100に供給し、燃料電池100に発電を行わせる。システム制御回路200は、蓄電可能量モニタ122から蓄電可能電力量Pkを検出し、発電電力が、蓄電可能電力量Pkに応じた最大電力量となるように水素および空気の供給量を調整する。この場合、システム制御回路200は、補機150を、電力効率が低くなるように駆動させる。例えば、システム制御回路200は、コンプレッサ30を、上記最大電力量に応じた空気を上回る空気を排出することが可能な回転数で運転させると共に、上記最大電力量に応じた空気を上回る分の空気を燃料電池システム1000外部に排出させ、電力効率が低くなるように駆動させる。システム制御回路200は、蓄電可能電力量Pkが0程度となると、発電電力が、補機150の総合最大電力量となるように水素および空気の供給量を調整する。なお、システム制御回路200は、最大電力量で燃料電池100を発電させる場合、燃料電池100においてドライアップやフラッディングが生じない範囲内の電力量で発電させる。
次に、システム制御回路200は、圧力センサ96からD地点(主止弁上流領域X)の圧力P4を再検出する(ステップS70)。
システム制御回路200は、水素消費発電に伴って、主止弁上流領域Xの圧力P4が、閾値Pt3より小さくなったか否かを判断する(ステップS80)。
システム制御回路200は、検出した主止弁上流領域Xの圧力P4が、水素消費発電に伴って閾値Pt3より小さくなっていない場合(ステップS80:No)には、ステップS70の処理にリターンする。
システム制御回路200は、水素消費発電に伴って、主止弁上流領域Xの圧力P4が、閾値Pt3より小さくなった場合(ステップS80:Yes)には、水素消費発電を終了する(ステップS90)。具体的には、システム制御回路200は、主止弁40および調圧遮断弁85を遮断すると共に、コンプレッサ30および冷媒循環ポンプ65を駆動停止させ、燃料電池100に対する水素および空気、または、冷媒の供給を停止させる。システム制御回路200は、水素消費発電を終了させると、この水素漏れ検知処理を終了する。
なお、上記閾値Pt1、Pt2、Pt3は、燃料電池自動車HRの具体的設計等により、適宜設定される。
ところで、燃料電池システムを搭載した燃料電池自動車において、駐車中に、主止弁上流領域から燃料電池システムの外部に水素漏れが生じると、主止弁を閉弁しても水素漏れを止めることができず、燃料電池自動車が駐車している空間に水素が充満するおそれがあった。
一方の本実施例の燃料電池自動車HRでは、主止弁上流領域Xから燃料電池システム1000の外部に対して水素漏れがある場合には、水素タンク20の水素を消費するための水素消費発電を行うようにしている。このようにすれば、水素タンク20中の水素を発電により消費し、水素漏れ量を抑制することができる。その結果、燃料電池自動車HRが駐車している空間に水素が充満することを抑制することができる。
本実施例の燃料電池自動車HRでは、補機150を備えており、水素消費発電を行わせている際に、補機150を駆動させ、電力を消費させるようにしている。このようにすれば、燃料電池100の発電電力を増加させることができ、水素タンク20中の水素を効率よく消費することができる。その結果、主止弁上流領域Xから燃料電池システム1000の外部に対する水素漏れ量を抑制することができる。
本実施例の燃料電池自動車HRでは、水素消費発電を行わせている際に、補機150を駆動させ、電力を消費させる場合、電力効率が低くなるように、補機150を駆動させるようにしている。このようにすれば、燃料電池100の発電電力をより増加させることができる。
本実施例の燃料電池自動車HRでは、変動圧力ΔP4が負であり、変動圧力ΔP4の大きさが、閾値Pt1より大きく、さらに、変動圧力ΔP1、変動圧力ΔP2、および、変動圧力ΔP3のすべてが、閾値Pt2より小さい場合に、主止弁上流領域Xから燃料電池システム1000の外部に水素漏れが生じていると判断するようにしている。このようにすれば、正確に水素漏れを検知することができる。
本実施例において、システム制御回路200は、特許請求の範囲における検知部、発電制御部、補機制御部、第1検出部、第2検出部、および、判断部に該当し、変動圧力ΔP4は、特許請求の範囲における第1変動量に該当し、閾値Pt1は、特許請求の範囲における第1判定値に該当し、閾値Pt2は、特許請求の範囲における第2判定値に該当し、水素タンク20は、特許請求の範囲における燃料ガスタンクに該当し、燃料電池自動車HRは、特許請求の範囲における車両に該当し、コンプレッサ30、水素循環ポンプ50、冷媒循環ポンプ65、および、エアコンは、特許請求の範囲における補機に該当する。
B.第2実施例:
B1.燃料電池システム1000Aの構成:
図4は、第2実施例の燃料電池システム1000Aの概略構成を示している。本実施例の燃料電池自動車における燃料電池システム1000Aは、第1実施例の燃料電池システム1000と比較して、図4に示すように、圧力センサ96を備えていない点、および、水素ディテクタ700を備えている点で、第1実施例の燃料電池システム1000の構成と異なる。燃料電池システム1000Aは、その他の点では、燃料電池システム1000と同様の構成となっており、その説明を省略する。
水素ディテクタ700は、水素タンク20(主止弁上流領域X)の外部付近に設けられ、水素濃度を検出するための検出器である。システム制御回路200は、定期的に水素ディテクタ700から水素濃度R1を検出している。
本実施例の燃料電池システム1000Aは、第1実施例の燃料電池システム1000とは処理内容が若干異なる水素漏れ検知処理を実行する。以下に、本実施例の水素漏れ検知処理を説明する。なお、本実施例の水素漏れ検知処理において、第1実施例の水素漏れ検知処理と同様の処理については、その説明を省略する。
図5は、第2実施例の水素漏れ検知処理を示すフローチャートである。システム制御回路200は、燃料電池自動車HRが駐車中であると判断すると(ステップS10:Yes)、各圧力センサ90〜94から、A〜C地点の圧力P1〜P3をそれぞれ検出すると共に、水素ディテクタ700から水素濃度R1を検出する(ステップS20A)。
システム制御回路200は、A〜C地点において、前回に検出した圧力からの変動圧力ΔP1〜ΔP3をそれぞれ検出すると共に、前回に検出した水素濃度からの変動濃度ΔR1を検出する(ステップS30A)。具体的には、システム制御回路200は、前回に検出した圧力P1〜P3から、今回のステップS20Aの処理で検出した圧力P1〜P3をそれぞれ引くことによって、変動圧力ΔP1〜ΔP3を検出する。また、システム制御回路200は、前回に検出した水素濃度R1から、今回のステップS20Aの処理で検出した水素濃度R1を引くことによって、変動濃度ΔR1を検出する。
システム制御回路200は、今回検出した水素濃度R1が閾値Rtより大きく、変動濃度ΔR1が負であるか否かを判断する(ステップS40A)。
システム制御回路200は、今回検出した水素濃度R1が閾値Rt以下である場合、若しくは、変動濃度ΔR1が0以上である場合(ステップS40A:No)には、主止弁上流領域Xから燃料電池システム1000の外部に対しての水素漏れはないと判断し、この水素漏れ検知処理を終了する。なお、上記閾値Rtは、燃料電池自動車の具体的設計等により、適宜設定される。
システム制御回路200は、今回検出した水素濃度R1が閾値Rtより大きく、変動濃度ΔR1が負である(ステップS40A:Yes)には、ステップS50の処理に移行し、第1実施例の水素漏れ検知処理と同様の処理を以下行う。
以上のように、本実施例の燃料電池システム1000Aでは、水素ディテクタ700を水素タンク20(主止弁上流領域X)の外部付近に設け、水素ディテクタ700から検出した水素濃度R1に基づいて、主止弁上流領域Xから燃料電池システム1000の外部に対しての水素漏れを検知するようにしている。このようにすれば、水素漏れを直接的検知することができ、正確に水素漏れを検知することができる。
C.変形例:
なお、上記各実施例における構成要素の中の、独立クレームでクレームされた要素以外の要素は、付加的な要素であり、適宜省略可能である。また、この発明は上記の実施例や実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の態様において実施することが可能であり、例えば以下のような変形も可能である。
C1.変形例1:
上記実施例の燃料電池自動車において、水素漏れ検知処理で、水素消費発電を行う場合であって最大電力量となるように発電する場合において、システム制御回路200は、コンプレッサ30を制御し、空気のストイキ比(いわゆる、エアストイキ比)を下げて燃料電池100の発電効率を悪化させるようにしてもよい。このようにすれば、燃料電池100での発電量は、同様のまま水素消費量を向上させることができ、水素漏れ量を抑制することができる。その結果、燃料電池自動車が駐車している空間に水素が充満することを抑制することができる。
C2.変形例2:
上記実施例の燃料電池自動車において、システム制御回路200は、水素漏れ検知処理で、燃料電池自動車が駐車中の場合に、主止弁上流領域Xから燃料電池システム1000の外部に対しての水素漏れの有無を検知し、水素漏れが生じていると判断した場合には、水素消費発電を行うようにしているが、本発明は、これに限られるものではない。例えば、水素漏れ検知処理において、燃料電池自動車が停車中の場合に、主止弁上流領域Xから燃料電池システム1000の外部に対しての水素漏れの有無を検知し、水素漏れが生じていると判断した場合には、水素消費発電を行うようにしてもよい。このようにしても上記実施例の効果を奏することができる。
C3.変形例3:
上記実施例の燃料電池自動車において、システム制御回路200は、水素漏れ検知処理で、駐車中か否かを判断する場合に、イグニッションキー610がオフであり、かつ、セレクター620がパーキングレンジに位置している場合には、燃料電池自動車HRが駐車中であると判断するようにしているが、本発明は、これに限られるものではない。例えば、システム制御回路200は、駐車中か否かを判断する場合に、イグニッションキー610がオフである場合に駐車中であると判断するようにしてもよいし、セレクター620がパーキングレンジに位置している場合に駐車中であると判断するようにしてもよい。このようにしても上記実施例の効果を奏することができる。
C4.変形例4:
上記実施例の燃料電池自動車において、システム制御回路200は、水素漏れ検知処理のステップS50の処理で、変動圧力ΔP1、変動圧力ΔP2、および、変動圧力ΔP3と、閾値Pt2とを比較するようにしているが、本発明は、これに限られるものではない。変動圧力ΔP1、変動圧力ΔP2、および、変動圧力ΔP3と、閾値Pt2とを比較する前に、各変動圧力に、容積変動係数を乗じた後、変動圧力ΔP1、変動圧力ΔP2、および、変動圧力ΔP3と、閾値Pt2とを比較するようにしてもよい。このようにすれば、正確に水素漏れ検知処理を実行することができる。
本発明の第1実施例である燃料電池自動車HRの概略構成を表わすブロック図である。 燃料電池システム1000における反応ガスを給排するための反応ガス給排系装置の概略構成図である。 燃料電池自動車HRが行う水素漏れ検知処理を示すフローチャートである。 第2実施例の燃料電池システム1000Aの概略構成を示している。 第2実施例の水素漏れ検知処理を示すフローチャートである。
符号の説明
10…燃料電池ケース
20…水素タンク
24…燃料ガス導入流路
26…燃料ガス排出流路
27…接続流路
30…コンプレッサ
34…酸化ガス導入流路
36…酸化ガス排出流路
40…主止弁
50…水素循環ポンプ
60…ラジエータ
64…冷媒循環流路
65…冷媒循環ポンプ
70…気液分離器
80…パージ弁
82…調圧弁
85…調圧遮断弁
90…圧力センサ
92…圧力センサ
94…圧力センサ
96…圧力センサ
100…燃料電池
110…DC/DCコンバータ
120…2次電池
122…蓄電可能量モニタ
130…インバータ
140…インバータ
150…補機
170…配線
200…システム制御回路
300…駆動モータ
310…出力軸
320…車両駆動軸
400…減速ギヤ
600…運転制御回路
610…イグニッションキー
620…セレクター
700…水素ディテクタ
1000…燃料電池システム
1000A…燃料電池システム
X…主止弁上流領域
HR…燃料電池自動車

Claims (7)

  1. 燃料電池システムであって、
    燃料電池と、
    前記燃料電池で用いられる燃料ガスを貯留する燃料ガスタンクと、
    前記燃料ガスタンクに貯留されている前記燃料ガスを、開弁により前記燃料電池に供給し、閉弁により前記燃料ガスの供給を遮断する主止弁と、
    前記燃料電池に対する前記燃料ガスの供給方向において前記主止弁よりも上流側の上流領域から前記燃料電池システムの外部に対する、前記燃料ガスの漏れを検知する検知部と、
    前記検知部が前記燃料ガスの漏れを検知した場合に、前記主止弁を開弁させ、前記燃料電池に前記燃料ガスタンク中の前記燃料ガスを消費するための消費発電を行わせる発電制御部と、
    を備えることを特徴とする燃料電池システム。
  2. 請求項1に記載の燃料電池システムにおいて、
    前記燃料電池によって発電された電力によって作動する補機と、
    前記発電制御部が前記消費発電を行わせている際に、前記補機を駆動させ、電力を消費させる補機制御部と、
    を備えることを特徴とする燃料電池システム。
  3. 請求項2に記載の燃料電池システムにおいて、
    前記補機制御部は、
    前記発電制御部が前記消費発電を行わせている際に、電力効率が低くなるように、前記補機を駆動させることを特徴とする燃料電池システム。
  4. 請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の燃料電池システムにおいて、
    前記上流領域における前記燃料ガスの圧力変動量である第1変動量を検出する第1検出部と、
    前記供給方向において前記主止弁よりも下流側の下流領域における前記燃料ガスの圧力変動量である第2変動量を検出する第2検出部と、
    を備え、
    前記検知部は、前記第1変動量が負であると共に、前記第1変動量の大きさが第1判定値よりも大きく、前記第2変動量が第2判定値よりも小さい場合において、前記上流領域で、前記燃料電池システムの外部に対する前記燃料ガスの漏れがあると検知することを特徴とする燃料電池システム。
  5. 請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の燃料電池システムにおいて、
    前記発電制御部は、
    前記燃料電池に前記消費発電を行わせる際、前記燃料電池に供給する酸化ガスのストイキ比を下げ発電効率を低下させることを特徴とする燃料電池システム。
  6. 請求項1ないし請求項5のいずれかに記載の燃料電池システムにおいて、
    前記上流領域は、前記燃料ガスタンクを含むことを特徴とする燃料電池システム。
  7. 車両であって、
    請求項1ないし請求項6に記載の燃料電池システムと、
    前記車両が停車中若しくは駐車中か否かを判断する判断部と、
    を備え、
    前記発電制御部は、
    前記判断部が前記車両が停車中若しくは駐車中であると判断した場合において、前記消費発電を行わせることを特徴とする車両。
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