JP2010134506A - 消費電力削減支援プログラム、情報処理装置、および消費電力削減支援方法 - Google Patents

消費電力削減支援プログラム、情報処理装置、および消費電力削減支援方法 Download PDF

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Abstract

【課題】施設内の温度分布の均一化を図り、空調設備にかかる消費電力を削減すること。
【解決手段】データセンタ100内における各サーバの設置位置、CPU温度およびシャーシ温度を参照して、電源未投入のサーバMa,Mbごとに、電源未投入のサーバMa,Mbと電源投入済のサーバMc,Md,Meとの間の発熱量の相関関係をあらわす指標値を算出する。そして、電源未投入のサーバMa,Mbごとの指標値に基づいて、電源未投入のサーバ群の中から電源投入対象となるサーバを決定する。
【選択図】図2

Description

この発明は、複数台の電子機器を収容可能なデータセンタやサーバルームなどの施設における消費電力を削減する技術に関する。
近年、データセンタの巨大化、高度複雑化、さらには、IT(Information Technology)機器の高性能化、高密度化により、データセンタにおける消費電力の問題が深刻化している。一般に、データセンタにおける消費電力の大まかな内訳(入力電力に対する)は、空調設備に45%、IT機器に30%、電源その他に25%となっている。
このため、データセンタの消費電力を削減するためには、空調設備にかかる消費電力をいかに削減するかが大きなポイントとなる。そこで、従来においては、冷却効率を向上させるために、サーバから排気される熱せられた空気(熱気)が、どのように室内を流れるのかを想定した空調設計がおこなわれている。
なお、データセンタなどの施設を想定したものではないが、複数のプロセッサを有する計算機システムにおいて、空調機能力の低下時や入力電源の電圧低下時などに、発熱量の多いプロセッサの電源を切断して縮退運転をおこなう従来技術がある。
特開平8−314578号公報 特開2000−40067号公報
しかしながら、データセンタ内を流れる熱気は、サーバにかかる負荷によって動的に変動する。このため、個々のラックにどれだけの風量を確保できるかは、実際に運用してからでないと分からないのが現状である。この結果、予測不能な場所にホットスポットが生じてしまい、期待通りの空調効果を得ることができない場合がある。これでは、空調設備に負荷がかかり、消費電力の増加を招くという問題がある。
この発明は、上述した従来技術による問題点を解消するため、施設内の温度分布の均一化を図り、空調設備にかかる消費電力を削減することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、この開示技術は、施設内に設置されている複数のサーバの中から電源未投入のサーバ群を検出し、検出された電源未投入のサーバごとに、前記施設内における前記各サーバの設置位置と温度とを含むサーバ情報を記憶するテーブルを参照して、前記電源未投入のサーバと電源投入済のサーバとの間の発熱量の相関関係をあらわす指標値を算出し、算出された電源未投入のサーバごとの指標値に基づいて、前記電源未投入のサーバ群の中から電源投入対象となるサーバを決定し、決定された決定結果を出力する。
この開示技術によれば、電源未投入のサーバのうち、冷却効率の高い空間に設置されているサーバを電源投入対象に決定することができる。
この開示技術によれば、施設内の温度分布の均一化を図り、空調設備にかかる消費電力を削減することができるという効果を奏する。
以下に添付図面を参照して、この消費電力削減支援プログラム、情報処理装置、および消費電力削減支援方法の好適な実施の形態を詳細に説明する。この消費電力削減支援プログラム、情報処理装置、および消費電力削減支援方法では、電源ONサーバと電源OFFサーバとの発熱量の相関関係を距離と温度比から判断し、各サーバの電源ON/OFFを制御することにより、施設内の温度分布の均一化を図り、空調設備にかかる消費電力を削減する。なお、本明細書において、情報処理装置とは、消費電力削減支援プログラムがインストールされた電源制御装置である。
(データセンタのシステム構成)
まず、実施の形態にかかるデータセンタのシステム構成について説明する。図1は、データセンタのシステム構成図である。図1において、データセンタ100は、電源制御装置101と、複数のサーバM1〜Mnと、がインターネット、LAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)などのネットワーク110を介して相互に通信可能に接続されている。
データセンタ100は、サーバM1〜Mnのネットワーク110への接続回線や保守・運用サービスなどを提供する施設である。このデータセンタ100には、熱発生源となるサーバM1〜Mnを冷却するための空調が設備されている。なお、データセンタ100の空調設備は、フロア内の室温を一律に制御する全体空調である。
電源制御装置101は、各サーバM1〜Mnの設置位置、CPU(Central Processing Unit)温度、シャーシ温度、アプリケーションの実行状況などをサーバ情報として管理する機能を有する。なお、サーバ情報についての詳細な説明は、図4を用いて後述する。
また、電源制御装置101は、サーバ情報を参照して、各サーバM1〜Mnの電源状態を制御する機能を有する。具体的には、たとえば、電源制御装置101は、データセンタ100内の温度分布の均一性を考慮して、各サーバM1〜Mnの電源投入および電源遮断を制御する。これにより、フロア内の局所的な高温空間の発生を抑制し、空調設備にかかる消費電力を削減する。
サーバM1〜Mnは、各種アプリケーションを実行するアプリケーションサーバである。各サーバM1〜Mnは、リソース(たとえば、CPU、メモリ、インターフェースなど)を分割して複数の実行環境(仮想マシン)を構築する機能を有する。これにより、1台のサーバ上で複数のアプリケーションを実行することができる。
また、サーバM1〜Mnは、起動中の仮想マシンの仮想マシンIDおよび実行中のアプリケーションのアプリケーションIDを電源制御装置101に送信する機能を有する。さらに、サーバM1〜Mnは、アプリケーションの実行が完了すると、その完了報告を電源制御装置101に送信する。
また、各サーバM1〜Mnには、CPU温度およびシャーシ温度を測定する温度センサ(不図示)が内蔵されている。この温度センサは、ネットワーク110を介して、電源制御装置101と通信可能であり、所定時間間隔で各サーバ固有のCPU温度およびシャーシ温度を電源制御装置101に送信する機能を有している。なお、サーバM1〜Mnと温度センサの電源は別系統であり、温度センサはサーバM1〜Mnの電源が遮断されても動作可能となっている。
(本消費電力削減方式の概要)
つぎに、本消費電力削減方式の概要について説明する。一般に、複数のサーバM1〜Mnを収容するデータセンタ100のような施設では、各サーバM1〜Mnから排気される熱せられた空気(熱気)が、どのようにフロア内を流れるのかを想定した空調設計がおこなわれている。
ところが、サーバM1〜Mnから排気される熱気は、各サーバM1〜Mnにかかる負荷によって動的に変動する。このため、個々のラックにどれだけの風量を確保できるかは、実際に運用してからでないと分からないのが現状である。この結果、予測不能な場所にホットスポットが生じてしまい、期待通りの空調効果を得ることができない場合があった。
そこで、本消費電力削減方式では、各サーバの電源状態(ON/OFF)を制御して、データセンタ100内の局所的な高温空間の発生を排除する。これにより、データセンタ100内の温度分布の均一化を図り、空調設備にかかる消費電力を削減する。具体的には、新たな電源投入対象を決定する場合に、冷却効率の高い空間に設置されているサーバから順に決定する。
より具体的には、電源未投入のサーバと電源投入済のサーバとの間の発熱量の相関関係をあらわす指標値を用いて電源投入対象を決定する。図2は、本消費電力削減方式の概要を示す説明図である。図2において、サーバMa,Mbは電源未投入のサーバであり、サーバMc,Md,Meは電源投入済のサーバである。
ここでは、下記(A)および(B)を考慮して、電源未投入のサーバMaと、電源投入済のサーバMc,Md,Meとの間の発熱量の相関関係をあらわす指標値を算出する。同様に、下記(A)および(B)を考慮して、電源未投入のサーバMbと、電源投入済のサーバMc,Md,Meとの間の発熱量の相関関係をあらわす指標値を算出する。
(A)サーバ間の距離
電源未投入のサーバMa,Mbのうち、電源投入済のサーバMc〜Meからできるだけ離れたところに設置されているサーバを優先的に電源投入対象とする。これにより、熱発生源となる電源投入済のサーバの設置分布を分散させることが可能となり、データセンタ100における局所的な高温空間の発生を抑制することができる。
(B)サーバ間の温度比(温度=CPU温度+シャーシ温度)
電源未投入のサーバMa,Mbのうち、電源投入済のサーバMc〜Meとの温度比(または温度差)が大きいサーバを優先的に電源投入対象とする。これにより、電源投入済のサーバから排気される熱気の影響が少ないサーバを電源投入対象とすることが可能となり、データセンタ100における局所的な高温領域の発生を抑制することができる。
そして最終的に、電源未投入のサーバMa,Mb同士で、電源投入済のサーバMc〜Meとの間の発熱量の相関関係をあらわす指標値を比較して、電源投入対象となるサーバを決定する。また、データセンタ100内の局所的な空間に電源投入済のサーバの温度分布が集中している場合は、そのサーバの電源を遮断して、局所的な高温空間の発生を抑制することになる。
このように、本消費電力削減方式では、サーバ間の発熱量の相関関係を考慮して、サーバの電源状態を制御することにより、データセンタ100内の温度分布の均一化を図る。これにより、データセンタ100内の空調設備自体に手を加えることなく、空調設備にかかる消費電力を削減する。
(電源制御装置のハードウェア構成)
つぎに、実施の形態にかかる電源制御装置101のハードウェア構成について説明する。図3は、電源制御装置のハードウェア構成を示すブロック図である。図3において、電源制御装置101は、CPU301と、ROM(Read‐Only Memory)302と、RAM(Random Access Memory)303と、磁気ディスクドライブ304と、磁気ディスク305と、光ディスクドライブ306と、光ディスク307と、ディスプレイ308と、I/F(Interface)309と、キーボード310と、マウス311と、スキャナ312と、プリンタ313と、を備えている。また、各構成部はバス300によってそれぞれ接続されている。
ここで、CPU301は、電源制御装置101の全体の制御を司る。ROM302は、ブートプログラムなどのプログラムを記憶している。RAM303は、CPU301のワークエリアとして使用される。磁気ディスクドライブ304は、CPU301の制御にしたがって磁気ディスク305に対するデータのリード/ライトを制御する。磁気ディスク305は、磁気ディスクドライブ304の制御で書き込まれたデータを記憶する。
光ディスクドライブ306は、CPU301の制御にしたがって光ディスク307に対するデータのリード/ライトを制御する。光ディスク307は、光ディスクドライブ306の制御で書き込まれたデータを記憶したり、光ディスク307に記憶されたデータをコンピュータに読み取らせたりする。
ディスプレイ308は、カーソル、アイコンあるいはツールボックスをはじめ、文書、画像、機能情報などのデータを表示する。このディスプレイ308は、たとえば、CRT、TFT液晶ディスプレイ、プラズマディスプレイなどを採用することができる。
インターフェース(以下、「I/F」と略する。)309は、通信回線を通じてLAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)、インターネットなどのネットワーク110に接続され、このネットワーク110を介して他の装置(たとえば、サーバM1〜Mn)に接続される。そして、I/F309は、ネットワーク110と内部のインターフェースを司り、外部装置からのデータの入出力を制御する。I/F309には、たとえばモデムやLANアダプタなどを採用することができる。
キーボード310は、文字、数字、各種指示などの入力のためのキーを備え、データの入力をおこなう。また、タッチパネル式の入力パッドやテンキーなどであってもよい。マウス311は、カーソルの移動や範囲選択、あるいはウィンドウの移動やサイズの変更などをおこなう。ポインティングデバイスとして同様に機能を備えるものであれば、トラックボールやジョイスティックなどであってもよい。
スキャナ312は、画像を光学的に読み取り、電源制御装置101内に画像データを取り込む。なお、スキャナ312は、OCR(Optical Character Reader)機能を持たせてもよい。また、プリンタ313は、画像データや文書データを印刷する。プリンタ313には、たとえば、レーザプリンタやインクジェットプリンタを採用することができる。
なお、ここでは電源制御装置101のハードウェア構成について説明したが、サーバM1〜Mnについても同様のハードウェア構成で実現することができる。
(サーバ情報テーブルの記憶内容)
つぎに、電源制御装置110で用いられるサーバ情報テーブルの記憶内容について説明する。図4は、サーバ情報テーブルの記憶内容の一例を示す説明図である。図4において、サーバ情報テーブル400は、サーバID、設置位置、CPU温度、シャーシ温度および仮想マシンIDのフィールドを有している。各フィールドに情報を設定することで、サーバ情報400−1〜400−nがレコードとして記憶されている。
ここで、サーバIDは、各サーバM1〜Mnを識別する識別子である。設置位置は、データセンタ100における各サーバM1〜Mnの座標位置である。具体的には、x座標およびy座標は、フロア内の水平方向の座標位置をあらわしている。z座標は、各サーバM1〜Mnが設置されているラックの段数、すなわち、フロア内の垂直方向の座標位置をあらわしている。なお、原点はフロア内の任意の点に設定されている。
CPU温度は、各サーバM1〜MnのCPUの表面温度である。シャーシ温度は、各サーバM1〜Mnが備える各種構成部を収納するシャーシ(サーバケース)の表面温度である。仮想マシンIDは、サーバM1〜Mn上で起動中の仮想マシンを識別する識別子である。また、仮想マシンIDには、現在実行中のアプリケーションを識別するアプリケーションIDが付加されている。
ここで、サーバMkを例に挙げると、CPU温度は「T1k」であり、シャーシ温度は「T2k」である。また、サーバMk上の実行環境で動作する仮想マシンの仮想マシンIDは「VMk1」であり、仮想マシンVMk1で実行中のアプリケーションのアプリケーションIDは「AP1」である。
なお、サーバ情報400−1〜400−nの設置位置は、サーバM1〜Mnの配置換えがおこなわれると、その都度更新される。CPU温度およびシャーシ温度は、各サーバM1〜Mnの温度センサからの情報を受信すると、その都度更新される。仮想マシンIDおよびアプリケーションIDは、アプリケーションの実行状況に応じて、その都度更新される。
(電源制御装置の機能的構成)
つぎに、電源制御装置の機能的構成について説明する。図5は、電源制御装置の機能的構成を示すブロック図である。電源制御装置101は、取得部501と、検出部502と、算出部503と、決定部504と、電源制御部505と、選択部506と、第1の算出部507と、第2の算出部508と、出力部509と、第3の算出部510と、第4の算出部511と、を含む構成である。この制御部となる機能(取得部501〜第4の算出部511)は、具体的には、たとえば、図3に示したROM302、RAM303、磁気ディスク305、光ディスク307などの記憶領域に記憶されたプログラムをCPU301に実行させることにより、または、I/F309により、その機能を実現する。
取得部501は、サーバM1〜Mnの温度に関する情報を取得する機能を有する。具体的には、たとえば、取得部501が、各サーバM1〜Mnに内蔵されている温度センサから、各サーバM1〜MnのCPU温度とシャーシ温度を含む情報を受信する。なお、CPU温度およびシャーシ温度を含む情報は、所定時間間隔(たとえば、10分間隔)で各温度センサから送信されてくる。
また、取得部501は、サーバM1〜Mnで実行中の処理に関する情報を受信する。具体的には、たとえば、取得部501が、各サーバM1〜Mn上の実行環境で動作している仮想マシンの仮想マシンID、仮想マシンで実行中のアプリケーションのアプリケーションIDを含む情報をサーバM1〜Mnから受信する。なお、仮想マシンIDおよびアプリケーションIDを含む情報は、アプリケーションの実行状況に応じてサーバM1〜Mnから送信されてくる。また、取得された取得結果は、たとえば、図4に示したサーバ情報テーブル400に記憶される。
検出部502は、サーバM1〜Mnの中から電源未投入のサーバ群を検出する機能を有する。具体的には、たとえば、検出部502が、サーバM1〜Mnの稼働状況を確認するためのコマンド(たとえば、pingコマンド)を用いて、電源未投入のサーバ群を検出する。なお、検出された検出結果は、RAM303、磁気ディスク305、光ディスク307などの記憶領域に記憶される。
ここで、検出結果(電源状態リスト)の具体例について説明する。図6は、電源状態リストの具体例を示す説明図である。図6において、電源状態リスト600は、電源未投入サーバIDおよび電源投入済サーバIDを有している。ここで、電源未投入サーバIDは、電源未投入のサーバ(検出されたサーバ)のサーバIDである。電源投入済のサーバ(未検出のサーバ)のサーバIDである。
算出部503は、サーバ情報400−1〜400−nに基づいて、電源未投入のサーバごとに、電源未投入のサーバと電源投入済のサーバとの間の発熱量の相関関係をあらわす指標値を算出する機能を有する。具体的には、たとえば、算出部503が、電源未投入のサーバと電源投入済のサーバとの間の距離および温度比(または、温度差)に基づいて、電源未投入のサーバごとの指標値を算出する。なお、算出処理の具体的な処理内容については後述する。また、算出された算出結果は、RAM303、磁気ディスク305、光ディスク307などの記憶領域に記憶される。
決定部504は、電源未投入のサーバごとの指標値に基づいて、電源未投入のサーバ群の中から電源投入対象となるサーバを決定する機能を有する。なお、決定処理の具体的な処理内容については後述する。また、決定された決定結果は、RAM303、磁気ディスク305、光ディスク307などの記憶領域に記憶される。
電源制御部505は、決定された決定結果に基づいて、電源投入対象のサーバの電源を投入する機能を有する。具体的には、たとえば、電源制御部505が、ウェイク・オン・ラン機能を利用して、電源投入対象のサーバの電源を投入する。なお、ウェイク・オン・ラン機能とは、ネットワーク110に接続されているコンピュータ装置の電源状態を遠隔操作する機能である。
ここで、上記算出部503および決定部504の各種処理の具体的な処理内容について説明する。なお、以降において、電源未投入のサーバ群(たとえば、図6に示したサーバM1,M3,M4,…)のうち任意のサーバを「サーバMi」と表記する。また、電源投入済のサーバ群(たとえば、図6に示したサーバM2,M5,M7,…)のうち任意の電源投入済のサーバを「サーバMj」と表記する。
まず、選択部506は、電源未投入のサーバ群の中から任意のサーバMiを選択する機能を有する。具体的には、たとえば、選択部506が、図6に示した電源状態リスト600の中から、電源未投入サーバIDを手掛かりに、任意のサーバMiを選択する。さらに、選択部506は、電源投入済のサーバ群の中から任意のサーバMjを選択する。具体的には、たとえば、選択部506が、電源状態リスト600の中から、電源投入済サーバIDを手掛かりに、任意のサーバMjを選択する。なお、選択された選択結果は、RAM303、磁気ディスク305、光ディスク307などの記憶領域に記憶される。
第1の算出部507は、選択部506によって選択されたサーバMi,Mj間の距離と温度比との乗算値を算出する機能を有する。具体的には、たとえば、第1の算出部507が、サーバ情報400−1〜400−nを参照して、サーバMiおよびサーバMjの設置位置、CPU温度およびシャーシ温度を下記式(1)に代入することにより、乗算値qijを算出することができる。
Figure 2010134506
なお、第1の算出部507の算出処理は、電源未投入のサーバMiについて、電源状態リスト600から選択されていない未選択の電源投入済のサーバMjがなくなるまで繰り返される。この結果、電源未投入のサーバMiについて、電源投入済のサーバ数分の乗算値qijが算出されることになる。
ここで、第1の算出部507による算出結果(乗算値リスト)の具体例について説明する。図7は、乗算値リストの具体例を示す説明図である。図7において、乗算値リスト700は、電源未投入のサーバM1について、電源投入済のサーバMj(j=2,5,7,…)数分の乗算値q1jを有している。なお、この乗算値リスト700は、RAM303、磁気ディスク305、光ディスク307などの記憶領域に記憶されている。
第2の算出部508は、第1の算出部507によって算出された電源投入済のサーバMjごとの乗算値qijを累積することにより、電源未投入のサーバMiの指標値Qiを算出する機能を有する。具体的には、たとえば、第2の算出部508が、下記式(2)を用いて、電源未投入のサーバMiの指標値Qiを算出することができる。
Figure 2010134506
なお、選択部506、第1および第2の算出部507,508の各種処理は、たとえば、電源状態リスト600から選択されていない未選択のサーバがなくなるまで繰り返される。ここで、第2の算出部508による算出結果(指標値リスト)の具体例について説明する。
図8は、指標値リストの具体例を示す説明図である。図8において、指標値リスト800は、電源未投入のサーバMiごとの指標値Qiを有している。なお、この指標値リスト800は、RAM303、磁気ディスク305、光ディスク307などの記憶領域に記憶されている。
この場合、決定部504は、図8に示した指標値リスト800を参照して、電源未投入のサーバ群の中から電源投入対象となるサーバを決定する。具体的には、たとえば、決定部504が、指標値Qiが大きいサーバから順に電源投入対象に決定することにしてもよい。なお、以降において、電源未投入のサーバ群の指標値のうち、最大の指標値を「最大指標値Qmax」と表記する。
これにより、電源未投入のサーバ群の中から冷却効率の高い空間に設置されているサーバを電源投入対象として決定することができる。この結果、データセンタ100内の温度分布の均一化を図り、空調設備にかかる消費電力を削減することができる。
また、決定部504は、電源未投入のサーバMiごとの指標値Qiと、データセンタ100内の空調設備の設置位置とに基づいて、電源投入対象となるサーバを決定してもよい。ここで、空調設備の設置位置とは、たとえば、空調の吹き出し口の設置位置である。なお、空調設備の設置位置は、たとえば、RAM303、磁気ディスク305、光ディスク307などの記憶領域に予め記憶されている。
また、空調設備の設置位置としては、たとえば、吹き出し口の座標位置であってもよく、また、吹き出し口の設置面(たとえば、天井または床)であってもよい。ここで、空調設備の設置位置を考慮して、電源投入対象を決定する具体的な処理内容の一例について説明する。なお、ここでは空調の吹き出し口が天井側に設置されている場合を例に挙げて説明する。
この場合、まず、決定部504が、電源未投入のサーバ群のうち、指標値Qiが最大指標値Qmaxの所定範囲内となるサーバを電源投入候補として特定する。なお、指標値に関する所定範囲は任意に設定可能である。ここで、複数の電源投入候補が特定された場合、それら電源投入候補の中から、空調の吹き出し口の設置面に最も近いサーバを電源投入対象に決定する。
具体的には、たとえば、決定部504が、サーバ情報400−1〜400−nを参照して、電源投入候補の各サーバのz座標が最大(天井側)のサーバを電源投入対象に決定する。これにより、電源未投入のサーバ群の中から、空調設備による冷却能力の高い空間でかつ冷却効率の高い空間に設置されているサーバを電源投入対象として決定することができる。
また、決定部504は、複数の電源投入候補が特定された場合、それら電源投入候補の中から、温度が最も低いサーバを電源投入対象に決定することにしてもよい。具体的には、たとえば、決定部504が、サーバ情報400−1〜400−nを参照して、CPU温度とシャーシ温度とを足し合わせた値が最小となるサーバを電源投入対象に決定する。
出力部509は、決定された決定結果を出力する機能を有する。具体的には、たとえば、出力部509が、電源投入対象のサーバのサーバIDをリスト化して出力してもよい。出力形式としては、たとえば、ディスプレイ308への表示、プリンタ313への印刷出力、I/F309による外部装置への送信がある。また、RAM303、磁気ディスク305、光ディスク307などの記憶領域に記憶することとしてもよい。
これにより、電源未投入のサーバ群のうち冷却効率の高い空間に設置されているサーバを提示することができる。この結果、たとえば、データセンタ100の顧客との契約内容などに基づいて、電源投入対象を管理者が任意に決定することができる。また、電源制御機能を有する他のコンピュータ装置を利用して、電源投入対象のサーバの電源を投入することができる。
なお、上記決定部504による決定処理は、たとえば、電源投入対象に決定されたサーバ数が、必要となるサーバ数を満たすまで繰り返される。必要となるサーバ数は、たとえば、取得部501が、図3に示したキーボード310やマウス311を用いたユーザの操作入力により受け付けてもよい。また、図9に示す実行予定リスト900を用いて、必要となるサーバ数を求めることにしてもよい。
ここで、必要となるサーバ数を求める具体的な処理内容について説明する。まず、取得部501は、現在時刻から所定時間内(たとえば、30分)に実行を予定している処理数を取得する。具体的には、たとえば、取得部501が、図9に示す実行予定リスト900を参照して、所定時間内に実行を予定しているアプリケーション数を取得する。なお、現在時刻は、電源制御装置101において計時されている。
図9は、実行予定リストの具体例を示す説明図である。図9において、実行予定リスト900は、アプリケーションごとに、アプリケーションID、実行予定時刻および終了予定時刻を有している。ここで、現在時刻を『21:00』、所定時間を『30分』とする。この場合、取得部501が、実行予定リスト900を参照して、『21:00〜21:30』までに実行を予定しているアプリケーション数を取得する。
なお、図示は省略するが、実行予定リスト900には、アプリケーションの割当先となるサーバIDが含まれていてもよい。これにより、任意の時刻における各サーバM1〜Mnのアプリケーションの割当状況を判断することができる。この実行予定リスト900は、たとえば、キーボード310やマウス311をユーザが操作することで入力される。
また、検出部502は、サーバ情報400−1〜400−nを参照して、電源投入済のサーバ群のうち処理を実行していない未実行のサーバ群を検出する。具体的には、たとえば、検出部502が、アプリケーションIDを手掛かりに、アプリケーションを実行していない未実行のサーバ群を検出する。
第3の算出部510は、所定時間内に実行を予定している処理数と、電源投入済のサーバ群のうち未実行のサーバ数とに基づいて、所定時間内に必要となるサーバ数を算出する。具体的には、たとえば、下記式(3)を用いて、必要となるサーバ数を算出することができる。ただし、必要となるサーバ数をMS、実行予定のアプリケーション数をPS、電源投入済のサーバ群のうち未実行のサーバ数をUSと表記する。
MS=PS−US ・・・(3)
なお、未実行のサーバ数USは、電源投入済のサーバ群のうち所定時間内にアプリケーションの割当予定のないサーバのサーバ数としてもよい。アプリケーションの割当予定は、たとえば、実行予定リスト900に含まれるアプリケーションの割当先(不図示)から判断することができる。
また、第3の算出部510は、所定時間内にアプリケーションの実行が終了するサーバ数を考慮して、必要となるサーバ数を求めることにしてもよい。この場合、下記式(4)を用いて、必要となるサーバ数を算出することができる。ただし、所定時間内にアプリケーションの実行が終了するサーバ数をESと表記する。
MS=PS−(US+ES) ・・・(4)
なお、上記式(4)を用いて求めたサーバ数MSがマイナスの場合には、MS=0となる。これは、実行予定のアプリケーション数PSに対して、未実行のサーバ(または、所定時間内に未実行となるサーバ)が余分に存在していることをあらわしている。
これにより、所定時間内に必要となるサーバ数を事前に把握することができる。この結果、アプリケーションの実行に必要となるサーバを事前に起動させることが可能となり、アプリケーション処理時間の短縮化を図ることができる。また、段階的にサーバの電源投入をおこなうことで、突入電流を時間的に分散することが可能となり、データセンタ100内の電源設備にかかる負担を軽減(設備寿命の延長)させることができる。
また、本消費電力削減方式では、処理を実行していない未実行のサーバ(電源投入済)のうち、冷却効率の低い空間に設置されているものは電源を遮断することにしてもよい。以下、電源遮断対象となるサーバを決定する具体的な処理内容について説明する。
まず、算出部503は、電源投入済のサーバ群のうち未実行のサーバごとに、当該未実行のサーバと電源投入済のサーバとの間の発熱量の相関関係をあらわす指標値を算出する。具体的には、たとえば、上記電源未投入のサーバの指標値Qiと同様に、上記式(1)および(2)を用いて、未実行のサーバの指標値を算出することができる。
そして、決定部504は、算出された未実行のサーバごとの指標値に基づいて、未実行のサーバ群の中から電源遮断対象となるサーバを決定する。具体的には、たとえば、決定部504が、未実行のサーバ群のうち指標値が大きいサーバから順に電源遮断対象に決定する。
この場合、電源制御部505は、電源遮断対象に決定されたサーバの電源を遮断する。具体的には、たとえば、電源制御部505が、ウェイク・オン・ラン機能を利用して、電源遮断対象のサーバの電源を遮断する。これにより、アプリケーションを実行していない未実行のサーバでかつ冷却効率の低い空間に設置されているサーバの電源を遮断することができる。
また、本消費電力削減方式では、処理を実行中のサーバ(以下、「実行中サーバ」という)の温度分布が、データセンタ100内の局所的な空間に集中している場合は、その実行中の処理をマイグレーションしてもよい。以下、実行中の処理をマイグレーションする際の具体的な処理内容について説明する。
まず、第4の算出部511は、サーバ情報400−1〜400−nを参照して、実行中サーバと、当該サーバに隣接するサーバ(以下、「隣接サーバ」という)との間における温度(たとえば、CPU温度、シャーシ温度)の平均値を算出する。ここで、隣接サーバとは、たとえば、同一ラック上(x座標、y座標が同一)の上下のサーバ、および隣接するラックの同一段数のサーバ(z座標が同一)である。具体的には、たとえば、第4の算出部511が、実行中サーバ/隣接サーバ間のCPU温度とシャーシ温度とを足し合わせた温度の平均値を算出する。
そして、決定部504は、第4の算出部511によって算出された算出結果に基づいて、実行中のサーバ群の中から電源遮断対象となるサーバを決定する。すなわち、実行中サーバごとの温度の平均値から、データセンタ100内の局所的な高温の空間に設置されている実行中サーバを特定する。
具体的には、たとえば、決定部504が、上記平均温度が最大の実行中サーバを電源遮断対象に決定してもよい。また、任意の手法を用いて、各サーバの平均温度から局所的な高温の空間に設置されているサーバを特定し、電源遮断対象となるサーバを決定してもよい。この場合、電源制御部505は、電源遮断対象に決定されたサーバの電源を遮断する。
また、決定部504は、電源未投入のサーバごとの指標値に基づいて、電源遮断対象に決定されたサーバで実行中の処理のマイグレーション先となるサーバを決定してもよい。すなわち、データセンタ100内の局所的な高温の空間に設置されているサーバで実行中のアプリケーションのマイグレーション先を決定する。なお、この決定手法は、電源投入対象となるサーバを決定する手法と同様のため説明を省略する。
この場合、電源制御部505は、マイグレーション先に決定されたサーバの電源を投入する。そして、電源制御部505は、電源遮断対象に決定されたサーバで実行中の処理を、マイグレーション先に決定されたサーバにマイグレーションする。なお、マイグレーション処理の具体的な処理内容は公知のため説明を省略する。
これにより、アプリケーションを実行していない未実行のサーバでかつ冷却効率の低い空間に設置されているサーバで実行されているアプリケーションを、冷却効率の高い空間に設置されているサーバにマイグレーションすることができる。
(電源制御装置の電源制御処理手順)
つぎに、電源制御装置101の電源制御処理手順について説明する。まず、電源投入対象のサーバを決定する場合の電源制御処理手順について説明する。図10は、電源制御装置の電源制御処理手順の一例を示すフローチャート(その1)である。図10のフローチャートにおいて、まず、取得部501により、必要となるサーバ数MSを取得する(ステップS1001)。
このあと、電源投入対象に決定されたサーバ数XをX=0で初期化する(ステップS1002)。そして、電源未投入のサーバ群の中から電源投入対象となるサーバを決定する電源投入対象決定処理を実行する(ステップS1003)。
つぎに、電源制御部505により、電源投入対象に決定されたサーバ数Xをインクリメントして(ステップS1004)、X=MSとなったか否かを判断する(ステップS1005)。ここで、X<MSの場合(ステップS1005:No)、ステップS1003に戻る。
一方、X=MSの場合(ステップS1005:Yes)、最後に、電源制御部505により、電源投入対象に決定されたサーバの電源を投入して(ステップS1006)、本フローチャートによる一連の処理を終了する。
つぎに、図10に示したステップS1003における電源投入対象決定処理の具体的処理手順について説明する。図11は、電源投入対象決定処理手順の一例を示すフローチャートである。図11のフローチャートにおいて、まず、検出部502により、サーバM1〜Mnの中から電源未投入のサーバ群を検出する(ステップS1101)。
このあと、算出部503により、電源未投入のサーバMiごとに、電源未投入のサーバMiと電源投入済のサーバMjとの間の発熱量の相関関係をあらわす指標値Qiを算出する指標値算出処理を実行する(ステップS1102)。そして、決定部504により、電源未投入のサーバ群のうち、指標値Qiが最大指標値Qmaxの所定範囲内となるサーバを電源投入候補として特定する(ステップS1103)。
ここで、決定部504により、複数の電源投入候補が特定されたか否かを判断し(ステップS1104)、複数の電源投入候補が特定された場合(ステップS1104:Yes)、それら電源投入候補のうち、空調設備に最も近いサーバを電源投入対象に決定して(ステップS1105)、図10に示したステップS1004に移行する。
一方、複数の電源投入候補が特定されなかった場合(ステップS1104:No)、決定部504により、電源投入候補のサーバを電源投入対象に決定して(ステップS1106)、図10に示したステップS1004に移行する。
つぎに、図11に示したステップS1102における指標値算出処理の具体的処理手順について説明する。図12は、指標値算出処理手順の一例を示すフローチャートである。図12のフローチャートにおいて、まず、選択部506により、電源未投入のサーバ群の中から任意のサーバMiを選択する(ステップS1201)。
さらに、選択部506により、電源投入済のサーバ群の中から任意のサーバMjを選択する(ステップS1202)。そして、第1の算出部507により、上記式(1)を用いて、サーバMi,Mj間の距離と温度比との乗算値qijを算出する(ステップS1203)。
このあと、選択部506により、電源投入済のサーバ群の中から選択されていない未選択のサーバがあるか否かを判断する(ステップS1204)。ここで、未選択のサーバがある場合(ステップS1204:Yes)、ステップS1202に戻る。
一方、未選択のサーバがない場合(ステップS1204:No)、第2の算出部508により、上記式(2)を用いて、電源投入済のサーバMjごとの乗算値qijを累積することにより、電源未投入のサーバMiの指標値Qiを算出する(ステップS1205)。
このあと、電源未投入のサーバ群の中から選択されていない未選択のサーバがあるか否かを判断し(ステップS1206)、未選択のサーバがある場合(ステップS1206:Yes)、ステップS1201に戻る。一方、未選択のサーバがない場合(ステップS1206:No)、図11に示したステップS1103に移行する。
つぎに、電源遮断対象のサーバを決定する場合の電源制御処理手順について説明する。図13は、電源制御装置の電源制御処理手順の一例を示すフローチャート(その2)である。なお、この電源制御処理は、たとえば、所定時間間隔でコンピュータにより自動実行される。
図13のフローチャートにおいて、まず、検出部502により、電源投入済のサーバのうち、アプリケーションを実行していない未実行のサーバ群を検出する(ステップS1301)。このあと、算出部503により、未実行のサーバごとに、当該未実行のサーバと電源投入済のサーバとの間の発熱量の相関関係をあらわす指標値を算出する指標値算出処理を実行する(ステップS1302)。
そして、決定部504により、未実行のサーバごとの指標値に基づいて、未実行のサーバ群の中から電源遮断対象となるサーバを決定する(ステップS1303)。最後に、電源制御部505により、電源遮断対象に決定されたサーバの電源を遮断して(ステップS1304)、本フローチャートによる一連の処理を終了する。
つぎに、所定時間内に必要となるサーバ数MSを算出するサーバ数算出処理手順について説明する。図14は、サーバ数算出処理手順の一例を示すフローチャートである。図14のフローチャートにおいて、まず、取得部501により、実行予定リスト900を参照して、所定時間内に実行を予定しているアプリケーション数PSを取得する(ステップS1401)。
このあと、検出部502により、サーバ情報400−1〜400−nを参照して、電源投入済のサーバ群のうちアプリケーションを実行していない未実行のサーバ群(サーバ数US)を検出する(ステップS1402)。さらに、検出部502により、実行予定リスト900を参照して、所定時間内にアプリケーションの実行が終了するサーバ群(サーバ数ES)を検出する(ステップS1403)。
そして、第3の算出部510により、上記式(4)を用いてサーバ数MSを算出して(ステップS1404)、サーバ数MSが0以上か否かを判断する(ステップS1405)。ここで、MS≧0の場合(ステップS1405:Yes)、出力部509により、サーバ数MSを必要となるサーバ数として出力する(ステップS1406)。
一方、MS<0の場合(ステップS1405:No)、必要となるサーバ数を0(MS=0)として出力する(ステップS1407)。なお、ステップS1406において得られるサーバ数MSを用いて、図10に示した電源制御処理を実行することとしてもよい。
以上説明したように、本実施の形態によれば、電源未投入のサーバのうち、冷却効率の高い空間に設置されているサーバを電源投入対象に決定することができる。具体的には、電源未投入のサーバMiと電源投入済のサーバMjとの距離を考慮して、電源投入対象を決定することができる。これにより、熱発生源となる電源投入済のサーバの設置分布を分散させることが可能となり、データセンタ100における局所的な高温空間の発生を抑制することができる。
また、電源未投入のサーバMiと電源投入済のサーバMjとの温度比(または温度差)を考慮して、電源投入対象を決定することができる。これにより、電源投入済のサーバから排気される熱気の影響が少ないサーバを電源投入対象とすることが可能となり、データセンタ100における局所的な高温領域の発生を抑制することができる。
また、アプリケーションを実行していない未実行のサーバでかつ冷却効率の低い空間に設置されているサーバの電源を遮断することができる。さらに、アプリケーションを実行していない未実行のサーバでかつ冷却効率の低い空間に設置されているサーバで実行されているアプリケーションを、冷却効率の高い空間に設置されているサーバにマイグレーションすることができる。
以上のことから、この消費電力削減支援プログラム、情報処理装置、および消費電力削減支援方法によれば、データセンタ100内の温度分布の均一化を図り、空調設備にかかる消費電力を削減することができる。
なお、本実施の形態で説明した消費電力削減支援方法は、予め用意されたプログラムをパーソナル・コンピュータやワークステーションなどのコンピュータで実行することにより実現することができる。このプログラムは、ハードディスク、フレキシブルディスク、CD−ROM、MO、DVDなどのコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録され、コンピュータによって記録媒体から読み出されることによって実行される。また、このプログラムは、インターネットなどのネットワークを介して配布することが可能であってもよい。
上述した実施の形態に関し、さらに以下の付記を開示する。
(付記1)施設内に設置されている複数のサーバと通信可能であり、前記施設内における前記各サーバの設置位置と温度とを含むサーバ情報を記憶するテーブルにアクセス可能なコンピュータを、
前記複数のサーバの中から電源未投入のサーバ群を検出する検出手段、
前記検出手段によって検出された電源未投入のサーバごとに、前記テーブルに記憶されているサーバ情報に基づいて、前記電源未投入のサーバと電源投入済のサーバとの間の発熱量の相関関係をあらわす指標値を算出する算出手段、
前記算出手段によって算出された電源未投入のサーバごとの指標値に基づいて、前記電源未投入のサーバ群の中から電源投入対象となるサーバを決定する決定手段、
前記決定手段によって決定された決定結果を出力する出力手段、
として機能させることを特徴とする消費電力削減支援プログラム。
(付記2)前記算出手段は、
前記電源未投入のサーバと前記電源投入済のサーバとの間の距離および温度比に基づいて、前記電源未投入のサーバごとの前記指標値を算出することを特徴とする付記1に記載の消費電力削減支援プログラム。
(付記3)前記コンピュータを、
前記算出手段において、
前記サーバ群から選ばれた電源未投入のサーバと前記電源投入済のサーバとの距離と、前記電源未投入のサーバに対する前記電源投入済のサーバの温度比と、の乗算値を前記電源投入済のサーバごとに算出する第1の算出手段、
前記第1の算出手段によって算出された電源投入済のサーバごとの乗算値を累積することにより、前記電源未投入のサーバの前記指標値を算出する第2の算出手段として機能させることを特徴とする付記2に記載の消費電力削減支援プログラム。
(付記4)前記決定手段は、
前記サーバ群から選ばれていない未選択のサーバがなくなるまで前記第1および第2の算出手段による処理が実行された結果、前記電源未投入のサーバごとの指標値に基づいて、前記電源投入対象となるサーバを決定することを特徴とする付記3に記載の消費電力削減支援プログラム。
(付記5)前記決定手段は、
前記算出手段によって算出された算出結果と、前記施設内の空調設備の設置位置とに基づいて、前記電源投入対象となるサーバを決定することを特徴とする付記1〜4のいずれか一つに記載の消費電力削減支援プログラム。
(付記6)前記コンピュータを、
前記決定手段によって前記電源投入対象に決定されたサーバの電源を投入する電源制御手段として機能させることを特徴とする付記1〜5のいずれか一つに記載の消費電力削減支援プログラム。
(付記7)前記コンピュータを、
所定時間内に実行を予定している処理数を取得する取得手段、
前記所定時間内に必要となるサーバ数を算出する第3の算出手段として機能させ、
前記検出手段は、
前記電源投入済のサーバのうち処理を実行していない未実行のサーバ群を検出し、
前記第3の算出手段は、
前記実行予定の処理数と前記未実行のサーバ数とに基づいて、前記所定時間内に必要となるサーバ数を算出し、
前記決定手段は、
前記所定時間内に必要となるサーバ数に基づいて、前記電源投入対象を決定することを特徴とする付記1〜6のいずれか一つに記載の消費電力削減支援プログラム。
(付記8)前記取得手段は、
さらに、実行中の処理のうち前記所定時間内に実行が終了する予定の処理数を取得し、
前記第3の算出手段は、
前記実行予定の処理数と前記終了予定の処理数と前記未実行のサーバ数とに基づいて、前記所定時間内に必要となるサーバ数を算出することを特徴とする付記7に記載の消費電力削減支援プログラム。
(付記9)前記算出手段は、
前記未実行のサーバごとに、当該未実行のサーバと電源投入済のサーバとの間の発熱量の相関関係をあらわす指標値を算出し、
前記決定手段は、
前記算出手段によって算出された未実行のサーバごとの指標値に基づいて、前記未実行のサーバ群の中から電源遮断対象となるサーバを決定し、
前記電源制御手段は、
前記決定手段によって決定されたサーバの電源を遮断することを特徴とする付記7または8に記載の消費電力削減支援プログラム。
(付記10)前記コンピュータを、
前記サーバ情報を参照して、前記実行中のサーバと当該実行中のサーバに隣接するサーバとの間における前記温度の平均値を算出する第4の算出手段として機能させ、
前記決定手段は、
前記第4の算出手段によって算出された算出結果に基づいて、前記実行中のサーバ群の中から電源遮断対象となるサーバを決定することを特徴とする付記7〜9のいずれか一つに記載の消費電力削減支援プログラム。
(付記11)前記決定手段は、
前記電源未投入のサーバごとの指標値に基づいて、前記電源遮断対象に決定されたサーバで実行中の処理のマイグレーション先となるサーバを決定することを特徴とする付記10に記載の消費電力削減支援プログラム。
(付記12)前記電源制御手段は、
前記電源遮断対象のサーバで実行中の処理を、前記決定手段によって決定されたマイグレーション先のサーバにマイグレーションすることを特徴とする付記11に記載の消費電力削減支援プログラム。
(付記13)施設内に設置されている複数のサーバと通信可能な情報処理装置であって、
前記施設内における前記各サーバの設置位置と温度とを含むサーバ情報を記憶する記憶手段と、
前記複数のサーバの中から電源未投入のサーバ群を検出する検出手段と、
前記検出手段によって検出された電源未投入のサーバごとに、前記記憶手段に記憶されているサーバ情報に基づいて、前記電源未投入のサーバと電源投入済のサーバとの間の発熱量の相関関係をあらわす指標値を算出する算出手段と、
前記算出手段によって算出された電源未投入のサーバごとの指標値に基づいて、前記電源未投入のサーバ群の中から電源投入対象となるサーバを決定する決定手段と、
前記決定手段によって決定された決定結果を出力する出力手段と、
を備えることを特徴とする情報処理装置。
(付記14)制御手段および記憶手段を備え、施設内に設置されている複数のサーバと通信可能であり、前記施設内における前記各サーバの設置位置と温度とを含むサーバ情報を記憶するテーブルにアクセス可能なコンピュータが、
前記制御手段により、前記複数のサーバの中から電源未投入のサーバ群を検出して、前記記憶手段に記憶する検出工程と、
前記制御手段により、前記検出工程によって検出された電源未投入のサーバごとに、前記テーブルに記憶されているサーバ情報に基づいて、前記電源未投入のサーバと電源投入済のサーバとの間の発熱量の相関関係をあらわす指標値を算出して、前記記憶手段に記憶する算出工程と、
前記制御手段により、前記算出工程によって算出された電源未投入のサーバごとの指標値に基づいて、前記電源未投入のサーバ群の中から電源投入対象となるサーバを決定して、前記記憶手段に記憶する決定工程と、
前記制御手段により、前記決定工程によって決定された決定結果を出力する出力工程と、
を実行することを特徴とする消費電力削減支援方法。
データセンタのシステム構成図である。 本消費電力削減方式の概要を示す説明図である。 電源制御装置のハードウェア構成を示すブロック図である。 サーバ情報テーブルの記憶内容の一例を示す説明図である。 電源制御装置の機能的構成を示すブロック図である。 電源状態リストの具体例を示す説明図である。 乗算値リストの具体例を示す説明図である。 指標値リストの具体例を示す説明図である。 実行予定リストの具体例を示す説明図である。 電源制御装置の電源制御処理手順の一例を示すフローチャート(その1)である。 電源投入対象決定処理手順の一例を示すフローチャートである。 指標値算出処理手順の一例を示すフローチャートである。 電源制御装置の電源制御処理手順の一例を示すフローチャート(その2)である。 サーバ数算出処理手順の一例を示すフローチャートである。
符号の説明
100 データセンタ
101 電源制御装置
400 サーバ情報テーブル
400−1〜400−n サーバ情報
501 取得部
502 検出部
503 算出部
504 決定部
505 電源制御部
506 選択部
507 第1の算出部
508 第2の算出部
509 出力部
510 第3の算出部
511 第4の算出部
M1〜Mn サーバ

Claims (8)

  1. 施設内に設置されている複数のサーバと通信可能であり、前記施設内における前記各サーバの設置位置と温度とを含むサーバ情報を記憶するテーブルにアクセス可能なコンピュータを、
    前記複数のサーバの中から電源未投入のサーバ群を検出する検出手段、
    前記検出手段によって検出された電源未投入のサーバごとに、前記テーブルに記憶されているサーバ情報に基づいて、前記電源未投入のサーバと電源投入済のサーバとの間の発熱量の相関関係をあらわす指標値を算出する算出手段、
    前記算出手段によって算出された電源未投入のサーバごとの指標値に基づいて、前記電源未投入のサーバ群の中から電源投入対象となるサーバを決定する決定手段、
    前記決定手段によって決定された決定結果を出力する出力手段、
    として機能させることを特徴とする消費電力削減支援プログラム。
  2. 前記算出手段は、
    前記電源未投入のサーバと前記電源投入済のサーバとの間の距離および温度比に基づいて、前記電源未投入のサーバごとの前記指標値を算出することを特徴とする請求項1に記載の消費電力削減支援プログラム。
  3. 前記コンピュータを、
    前記算出手段において、
    前記サーバ群から選ばれた電源未投入のサーバと前記電源投入済のサーバとの距離と、前記電源未投入のサーバに対する前記電源投入済のサーバの温度比と、の乗算値を前記電源投入済のサーバごとに算出する第1の算出手段、
    前記第1の算出手段によって算出された電源投入済のサーバごとの乗算値を累積することにより、前記電源未投入のサーバの前記指標値を算出する第2の算出手段として機能させることを特徴とする請求項2に記載の消費電力削減支援プログラム。
  4. 前記決定手段は、
    前記算出手段によって算出された算出結果と、前記施設内の空調設備の設置位置とに基づいて、前記電源投入対象となるサーバを決定することを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載の消費電力削減支援プログラム。
  5. 前記コンピュータを、
    前記決定手段によって前記電源投入対象に決定されたサーバの電源を投入する電源制御手段として機能させることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載の消費電力削減支援プログラム。
  6. 前記コンピュータを、
    所定時間内に実行を予定している処理数を取得する取得手段、
    前記所定時間内に必要となるサーバ数を算出する第3の算出手段として機能させ、
    前記検出手段は、
    前記電源投入済のサーバのうち処理を実行していない未実行のサーバ群を検出し、
    前記第3の算出手段は、
    前記実行予定の処理数と前記未実行のサーバ数とに基づいて、前記所定時間内に必要となるサーバ数を算出し、
    前記決定手段は、
    前記所定時間内に必要となるサーバ数に基づいて、前記電源投入対象を決定することを特徴とする請求項1〜5のいずれか一つに記載の消費電力削減支援プログラム。
  7. 施設内に設置されている複数のサーバと通信可能な情報処理装置であって、
    前記施設内における前記各サーバの設置位置と温度とを含むサーバ情報を記憶する記憶手段と、
    前記複数のサーバの中から電源未投入のサーバ群を検出する検出手段と、
    前記検出手段によって検出された電源未投入のサーバごとに、前記記憶手段に記憶されているサーバ情報に基づいて、前記電源未投入のサーバと電源投入済のサーバとの間の発熱量の相関関係をあらわす指標値を算出する算出手段と、
    前記算出手段によって算出された電源未投入のサーバごとの指標値に基づいて、前記電源未投入のサーバ群の中から電源投入対象となるサーバを決定する決定手段と、
    前記決定手段によって決定された決定結果を出力する出力手段と、
    を備えることを特徴とする情報処理装置。
  8. 制御手段および記憶手段を備え、施設内に設置されている複数のサーバと通信可能であり、前記施設内における前記各サーバの設置位置と温度とを含むサーバ情報を記憶するテーブルにアクセス可能なコンピュータが、
    前記制御手段により、前記複数のサーバの中から電源未投入のサーバ群を検出して、前記記憶手段に記憶する検出工程と、
    前記制御手段により、前記検出工程によって検出された電源未投入のサーバごとに、前記テーブルに記憶されているサーバ情報に基づいて、前記電源未投入のサーバと電源投入済のサーバとの間の発熱量の相関関係をあらわす指標値を算出して、前記記憶手段に記憶する算出工程と、
    前記制御手段により、前記算出工程によって算出された電源未投入のサーバごとの指標値に基づいて、前記電源未投入のサーバ群の中から電源投入対象となるサーバを決定して、前記記憶手段に記憶する決定工程と、
    前記制御手段により、前記決定工程によって決定された決定結果を出力する出力工程と、
    を実行することを特徴とする消費電力削減支援方法。
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