JP2013073402A - 電力制御装置、電力制御方法、および電力制御プログラム - Google Patents

電力制御装置、電力制御方法、および電力制御プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】サーバ集合の稼動状況を反映して消費電力の増加を抑制すること。
【解決手段】電力制御装置100は、処理をサーバSに割り当てるとき、熱流体解析手段を使用することによりサーバルーム内の各サーバSでの処理の実行による空調機ACでの消費電力の増加量を解析し、空調機ACでの消費電力の増加量が他のサーバSより少ないサーバSを、割当先に決定する。電力制御装置100は、割当先に処理を実行させる。また、電力制御装置100は、空調機ACの風量設定値の変化による各サーバSへ供給される風量の変化量を解析し、各サーバSへ供給される風量が目標風量以上になるように、空調機ACの設定を変化させる。これにより、電力制御装置100は、サーバルームのサーバSを十分に冷却した上で、サーバルームでの消費電力の増加を抑制することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、消費電力を制御する電力制御装置、電力制御方法、および電力制御プログラムに関する。
従来、サーバルームでの消費電力が低減されるように、ソフトウェアのサーバへの割り当てを動的に変更し、サーバルームでの複数のサーバの稼動状況に応じて複数のサーバを冷却する冷却装置の設定を変更する技術がある(例えば、下記特許文献1,2参照)。
特開2010−15192号公報 特開2007−179437号公報
しかしながら、上述した従来技術では、既存のデータベースに基づいてソフトウェアのサーバへの割り当てを変更するため、現在の複数のサーバの稼動状況に適した割り当てができない場合があるといった問題があった。また、上述した従来技術では、既存のデータベースに基づいて冷却装置の設定を変更するため、現在のサーバ集合の稼動状況に適した設定に変更できない場合がある。
本発明の一側面では、サーバ集合の稼動状況を反映して消費電力の増加を抑制することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、本発明の一側面によれば、複数のサーバの各サーバでの処理量の増加による複数のサーバの冷却に消費する電力の増加量を、熱流体解析処理によって解析させ、熱流体解析処理による解析結果に基づいて、処理を実行させるサーバを、複数のサーバの中から選択し、選択されたサーバに処理を実行させる電力制御装置、電力制御方法、および電力制御プログラムが提案される。
また、本発明の一側面によれば、対象発熱体を冷却する冷却装置での設定値の変化による対象発熱体に対する冷却値の変化量を、熱流体解析処理によって解析させ、熱流体解析処理による解析結果、および対象発熱体に対する現在の冷却値を目標冷却値に変化させるときの変化量に基づいて、冷却装置での設定値の変化量を算出し、算出された設定値の変化量で、冷却装置の設定値を変化させる電力制御装置、電力制御方法、および電力制御プログラムが提案される。
また、本発明の一側面によれば、電力制御装置と熱流体解析処理を実行する解析手段とが通信する電力制御システムであって、解析手段は、複数のサーバについての流速場および温度場をそれぞれ所定の解析自由度で解析し、解析された解析結果に基づいて、所定の解析自由度よりも小さい解析自由度の削減レベルを決定し、決定された削減レベルに基づいて、流速場および温度場の解析モデルをそれぞれ自由度削減モデルに変換し、変換された自由度削減モデルに基づいて、複数のサーバの各サーバでの処理量の増加による複数のサーバの冷却に消費する電力の増加量を解析し、電力制御装置は、複数のサーバの各サーバでの処理量の増加による複数のサーバの冷却に消費する電力の増加量を、解析手段に解析させ、解析手段によって解析された解析結果に基づいて、処理を実行させるサーバを、複数のサーバの中から選択し、選択されたサーバに処理を実行させる電力制御システムが提案される。
また、本発明の一側面によれば、電力制御装置と熱流体解析処理を実行する解析手段とが通信する電力制御システムであって、解析手段は、対象発熱体についての流速場および温度場をそれぞれ所定の解析自由度で解析し、解析された解析結果に基づいて、所定の解析自由度よりも小さい解析自由度の削減レベルを決定し、決定された削減レベルに基づいて、流速場および温度場の解析モデルをそれぞれ自由度削減モデルに変換し、変換された自由度削減モデルに基づいて、対象発熱体を冷却する冷却装置での設定値の変化による対象発熱体に対する冷却値の変化量を解析し、電力制御装置は、冷却装置での設定値の変化による対象発熱体に対する冷却値の変化量を、解析手段に解析させ、解析された解析結果、および対象発熱体に対する現在の冷却値を目標冷却値に変化させるときの変化量に基づいて、冷却装置での設定値の変化量を算出し、算出された設定値の変化量で、冷却装置の設定値を変化させる電力制御システムが提案される。
本発明の一側面によれば、複数のサーバの稼動状況を反映して消費電力の増加を抑制することができるという効果を奏する。
図1は、電力制御装置による電力制御の内容を示す説明図である。 図2は、実施の形態にかかる電力制御装置のハードウェア構成例を示すブロック図である。 図3は、電力感度テーブルの記憶内容の一例を示す説明図である。 図4は、風量感度テーブルの記憶内容の一例を示す説明図である。 図5は、不足風量テーブルの記憶内容の一例を示す説明図である。 図6は、電力制御装置の機能的構成を示すブロック図である。 図7は、電力制御装置による電力制御の具体例を示す説明図(その1)である。 図8は、電力制御装置による電力制御の具体例を示す説明図(その2)である。 図9は、電力制御装置による電力制御の具体例を示す説明図(その3)である。 図10は、消費電力制御処理の処理内容を示すフローチャートである。
以下に添付図面を参照して、この発明にかかる電力制御装置、電力制御方法、および電力制御プログラムの実施の形態を詳細に説明する。電力制御装置は、サーバルーム内の各サーバに処理を割り当てる。このとき、電力制御装置は、現在の各サーバの稼動状況を反映して処理の割り当てを実行し、サーバルームでの消費電力を低減する。そのために、電力制御装置は、各サーバで実行する処理の増加による冷却装置での消費電力の増加量を算出する。そして、電力制御装置は、他のサーバより冷却装置での消費電力の増加量が少ないサーバに、多くの処理を割り当てることにより、消費電力を低減する。
具体的には、例えば、電力制御装置は、新たに発生した処理があれば、発生した処理を他のサーバより冷却装置での消費電力の増加量が少ないサーバに割り当てて、処理を実行させる。また、電力制御装置は、サーバで実行中の処理があれば、処理を実行中のサーバより冷却装置での消費電力の増加量が少ないサーバに実行中の処理を割り当て直して、処理を移行させる。これにより、電力制御装置は、消費電力を低減することができる。
また、電力制御装置は、各サーバを冷却する冷却装置の設定を変更する。このとき、電力制御装置は、現在の各サーバの状況を反映して冷却装置の設定を変更し、サーバルームでの消費電力を低減する。そのために、電力制御装置は、冷却装置の設定の変更による各サーバへの冷却値(例えば、各サーバへ供給される冷却媒体の流量や温度)の変化量を算出する。そして、電力制御装置は、各サーバへの冷却値が目標冷却値以上になるように、冷却装置の設定を変更する。
具体的には、例えば、電力制御装置は、各サーバの冷却値が目標冷却値より小さければ、消費電力の増加量が最小になるように、冷却装置の設定を冷却能力が強くなる設定に変更して、消費電力を低減できる。また、電力制御装置は、各サーバの冷却値が目標冷却値より大きければ、冷却装置の設定を冷却能力が低くなる設定に変更して、消費電力を低減できる。
(電力制御装置による電力制御の内容)
まず、図1を用いて、電力制御装置による電力制御の内容について説明する。
図1は、電力制御装置による電力制御の内容を示す説明図である。図1では、電力制御装置100は、サーバルーム内のサーバラックR1〜R40にあるサーバSにジョブを割り当てる。また、電力制御装置100は、サーバルーム内のサーバラックR1〜R40にあるサーバSを冷却する空調機AC(CRAC:Computer Room Air Conditioner)の設定を変更する。図1では、空調機ACとして、8台の空調機A1〜D2がある。
以下では、電力制御装置100において、サーバSに割り当てるべき対象ジョブが発生した場合を例に挙げて、電力制御装置100による対象ジョブのサーバSへの割り当てについて説明する。そして、対象ジョブをサーバSに割り当てた後の電力制御装置100による空調機ACの設定変更について説明する。なお、以下では、サーバラックRごとに処理を行っているが、サーバラックRにあるサーバSごとに処理を行ってもよい。
(1)電力制御装置100は、対象ジョブが発生すると、対象ジョブの実行条件を満たすサーバSを特定する。そして、電力制御装置100は、特定した各サーバSにおいて対象ジョブを実行したときの各サーバSの冷却にかかる消費電力の増加量を、熱流体シミュレータに解析させる。
ここでは、対象ジョブは、サーバラックR1〜R8にあるサーバSで実行可能なジョブである。そのため、電力制御装置100は、対象ジョブの実行条件を満たすサーバSとして、サーバラックR1〜R8にあるサーバSを特定する。そして、電力制御装置100は、特定した各サーバSにおいて対象ジョブを実行したときの各サーバSの冷却にかかる消費電力の増加量を、熱流体シミュレータに解析させる。
(2)電力制御装置100は、解析された消費電力の増加量が最も小さいサーバSを、対象ジョブの割当先に決定する。ここでは、電力制御装置100は、サーバラックR7のサーバSを、対象ジョブの割当先に決定する。
(3)電力制御装置100は、決定した割当先のサーバSに、対象ジョブを割り当てて実行させる。これにより、電力制御装置100は、対象ジョブの実行による空調機ACの消費電力の増加量を最小に抑えることができる。
(4)電力制御装置100は、対象ジョブの実行後、空調機ACでの風量設定値を増加させたときの各サーバSに供給される風量の増加量を、熱流体シミュレータに解析させる。
(5)電力制御装置100は、解析された各サーバSに供給される風量の増加量に基づいて、各サーバSに供給される風量を各サーバSの目標風量以上にした上で、空調機ACの消費電力が最小になるように、空調機ACの設定を変更する。これにより、電力制御装置100は、各サーバSの目標風量以上の風量を供給しつつ、消費電力を最小に抑えることができる。
また、電力制御装置100は、サーバSで実行中のジョブを対象ジョブとして採用して、対象ジョブを実行中のサーバSより空調機ACの消費電力の増加量が小さいサーバSに、対象ジョブを移行させることにより、空調機ACの消費電力を低減してもよい。
また、電力制御装置100は、サーバSでジョブの実行が終了したとき、各サーバSに供給される風量を各サーバSの目標風量以上にした上で、空調機ACの消費電力が最小になるように、空調機ACの設定を変更することにより、空調機ACの消費電力を低減してもよい。
また、電力制御装置100は、サーバSで実行中のジョブを移行させた結果、ジョブを実行していないサーバSが生じた場合、ジョブを実行していないサーバSへの電力供給を停止することにより、サーバSの消費電力を低減してもよい。また、電力制御装置100は、サーバSでのジョブの実行が終了した結果、ジョブを実行していないサーバSが生じた場合、ジョブを実行していないサーバSへの電力供給を停止することにより、サーバSの消費電力を低減してもよい。
また、電力制御装置100は、対象ジョブの割当先にするサーバSとして、他のジョブを実行中のサーバSを採用することで、ジョブを実行中のサーバSの数が増えないようにして、消費電力の増加を抑制してもよい。また、電力制御装置100は、対象ジョブの割当先にするサーバSとして、他のジョブを実行中のサーバSに隣接するサーバSを採用することで、ジョブを実行中のサーバSがまとまるようにして、消費電力の増加を抑制してもよい。
(電力制御装置100のハードウェア構成例)
図2は、実施の形態にかかる電力制御装置100のハードウェア構成例を示すブロック図である。図2において、電力制御装置100は、CPU(Central Processing Unit)201と、ROM(Read‐Only Memory)202と、RAM(Random Access Memory)203と、磁気ディスクドライブ204と、磁気ディスク205と、光ディスクドライブ206と、光ディスク207と、ディスプレイ208と、I/F(Interface)209と、キーボード210と、マウス211と、スキャナ212と、プリンタ213と、を備えている。また、各構成部はバス200によってそれぞれ接続されている。
ここで、CPU201は、電力制御装置100の全体の制御を司る。ROM202は、ブートプログラムなどのプログラムを記憶している。RAM203は、CPU201のワークエリアとして使用される。磁気ディスクドライブ204は、CPU201の制御にしたがって磁気ディスク205に対するデータのリード/ライトを制御する。磁気ディスク205は、磁気ディスクドライブ204の制御で書き込まれたデータを記憶する。
光ディスクドライブ206は、CPU201の制御にしたがって光ディスク207に対するデータのリード/ライトを制御する。光ディスク207は、光ディスクドライブ206の制御で書き込まれたデータを記憶したり、光ディスク207に記憶されたデータをコンピュータに読み取らせたりする。
ディスプレイ208は、カーソル、アイコンあるいはツールボックスをはじめ、文書、画像、機能情報などのデータを表示する。このディスプレイ208は、例えば、CRT、TFT液晶ディスプレイ、プラズマディスプレイなどを採用することができる。
インターフェース(以下、「I/F」と略する。)209は、通信回線を通じてLAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)、インターネットなどのネットワーク214に接続され、このネットワーク214を介して他の装置に接続される。そして、I/F209は、ネットワーク214と内部のインターフェースを司り、外部装置からのデータの入出力を制御する。I/F209には、例えばモデムやLANアダプタなどを採用することができる。
キーボード210は、文字、数字、各種指示などの入力のためのキーを備え、データの入力を行う。また、タッチパネル式の入力パッドやテンキーなどであってもよい。マウス211は、カーソルの移動や範囲選択、あるいはウィンドウの移動やサイズの変更などを行う。ポインティングデバイスとして同様に機能を備えるものであれば、トラックボールやジョイスティックなどであってもよい。
スキャナ212は、画像を光学的に読み取り、電力制御装置100内に画像データを取り込む。なお、スキャナ212は、OCR(Optical Character Reader)機能を持たせてもよい。また、プリンタ213は、画像データや文書データを印刷する。プリンタ213には、例えば、レーザプリンタやインクジェットプリンタを採用することができる。
(電力感度テーブルの記憶内容)
次に、図3を用いて、電力感度テーブルの記憶内容について説明する。電力感度テーブルは、例えば、RAM203に記憶されている。
図3は、電力感度テーブルの記憶内容の一例を示す説明図である。図3に示すように、電力感度テーブル300は、ラック項目のそれぞれに対応付けて、空調機項目と、合計項目と、を有し、サーバラックRごとにレコードを構成する。なお、ここでは、サーバラックRごとにレコードを構成したが、サーバSごとにレコードを構成してもよい。
ラック項目には、サーバルーム内のサーバラックRの識別子が記憶されている。空調機項目には、ラック項目のサーバラックRでソフトウェアが実行された場合の空調機ACの消費電力の増加量が記憶されている。空調機項目は、A1項目と、A2項目と、B1項目と、B2項目と、C1項目と、C2項目と、D1項目と、D2項目と、を含む。合計項目には、空調機項目の各空調機ACの消費電力の合計が記憶されている。
空調機項目のA1項目には、ラック項目のサーバラックRでソフトウェアが実行された場合の図1に示した空調機A1の消費電力の増加量が記憶されている。空調機項目のA2項目には、ラック項目のサーバラックRでソフトウェアが実行された場合の図1に示した空調機A2の消費電力の増加量が記憶されている。空調機項目のB1項目には、ラック項目のサーバラックRでソフトウェアが実行された場合の図1に示した空調機B1の消費電力の増加量が記憶されている。空調機項目のB2項目には、ラック項目のサーバラックRでソフトウェアが実行された場合の図1に示した空調機B2の消費電力の増加量が記憶されている。
空調機項目のC1項目には、ラック項目のサーバラックRでソフトウェアが実行された場合の図1に示した空調機C1の消費電力の増加量が記憶されている。空調機項目のC2項目には、ラック項目のサーバラックRでソフトウェアが実行された場合の図1に示した空調機C2の消費電力の増加量が記憶されている。空調機項目のD1項目には、ラック項目のサーバラックRでソフトウェアが実行された場合の図1に示した空調機D1の消費電力の増加量が記憶されている。空調機項目のD2項目には、ラック項目のサーバラックRでソフトウェアが実行された場合の図1に示した空調機D2の消費電力の増加量が記憶されている。
(風量感度テーブルの記憶内容)
次に、図4を用いて、風量感度テーブルの記憶内容について説明する。風力感度テーブルは、例えば、RAM203に記憶されている。
図4は、風量感度テーブルの記憶内容の一例を示す説明図である。図4に示すように、風量感度テーブル400は、ラック項目のそれぞれに対応付けて、空調機項目を有し、サーバラックRごとにレコードを構成する。なお、ここでは、サーバラックRごとにレコードを構成したが、サーバSごとにレコードを構成してもよい。
ラック項目には、サーバルーム内のサーバラックRの識別子が記憶されている。空調機項目には、空調機ACからラック項目のサーバラックRへ供給される風量が記憶されている。空調機項目は、A1項目と、A2項目と、B1項目と、B2項目と、C1項目と、C2項目と、D1項目と、D2項目と、を含む。
空調機項目のA1項目には、図1に示した空調機A1からサーバラックRへ供給される風量が記憶されている。空調機項目のA2項目には、図1に示した空調機A2からサーバラックRへ供給される風量が記憶されている。空調機項目のB1項目には、図1に示した空調機B1からサーバラックRへ供給される風量が記憶されている。空調機項目のB2項目には、図1に示した空調機B2からサーバラックRへ供給される風量が記憶されている。
空調機項目のC1項目には、図1に示した空調機C1からサーバラックRへ供給される風量が記憶されている。空調機項目のC2項目には、図1に示した空調機C2からサーバラックRへ供給される風量が記憶されている。空調機項目のD1項目には、図1に示した空調機D1からサーバラックRへ供給される風量が記憶されている。空調機項目のD2項目には、図1に示した空調機D2からサーバラックRへ供給される風量が記憶されている。
(不足風量テーブルの記憶内容)
次に、図5を用いて、不足風量テーブルの記憶内容について説明する。不足風量テーブルは、例えば、RAM203に記憶されている。
図5は、不足風量テーブルの記憶内容の一例を示す説明図である。図5に示すように、不足風量テーブル500は、ラック項目のそれぞれに対応付けて、空調機項目を有し、サーバラックRごとにレコードを構成する。なお、ここでは、サーバラックRごとにレコードを構成したが、サーバSごとにレコードを構成してもよい。
ラック項目には、サーバルーム内のサーバラックRの識別子が記憶されている。空調機項目には、空調機ACの目標風量に対する供給風量の不足量が記憶されている。空調機項目は、A1項目と、A2項目と、B1項目と、B2項目と、C1項目と、C2項目と、D1項目と、D2項目と、を含む。
空調機項目のA1項目には、図1に示した空調機A1からサーバSへ供給すべき目標風量に対する供給風量の不足量が記憶されている。空調機項目のA2項目には、図1に示した空調機A2からサーバSへ供給すべき目標風量に対する供給風量の不足量が記憶されている。空調機項目のB1項目には、図1に示した空調機B1からサーバSへ供給すべき目標風量に対する供給風量の不足量が記憶されている。空調機項目のB2項目には、図1に示した空調機B2からサーバSへ供給すべき目標風量に対する供給風量の不足量が記憶されている。
空調機項目のC1項目には、図1に示した空調機C1からサーバSへ供給すべき目標風量に対する供給風量の不足量が記憶されている。空調機項目のC2項目には、図1に示した空調機C2からサーバSへ供給すべき目標風量に対する供給風量の不足量が記憶されている。空調機項目のD1項目には、図1に示した空調機D1からサーバSへ供給すべき目標風量に対する供給風量の不足量が記憶されている。空調機項目のD2項目には、図1に示した空調機D2からサーバSへ供給すべき目標風量に対する供給風量の不足量が記憶されている。
(電力制御装置100の機能的構成例)
次に、電力制御装置100の機能的構成例について説明する。図6は、電力制御装置100の機能的構成を示すブロック図である。電力制御装置100は、検出部601と、解析制御部602と、解析部603と、選択部604と、実行制御部605と、停止部606と、コスト算出部607と、判定部608と、変化量算出部609と、設定部610と、判断部611と、目標算出部612と、差算出部613と、特定部614と、を含む構成である。この制御部となる機能(検出部601〜特定部614)は、具体的には、例えば、図2に示したROM202、RAM203、磁気ディスク205、光ディスク207などの記憶装置に記憶されたプログラムをCPU201に実行させることにより、または、I/F209により、その機能を実現する。
検出部601は、サーバSへ割り当てる処理を検出する機能を有する。ここで、サーバSへ割り当てる処理としては、例えば、仮想マシン(VM:Virtual Machine)、またはジョブを採用できる。具体的には、例えば、検出部601は、電力制御装置100でジョブキューから取り出された新たに実行すべきジョブを、サーバSへ割り当てる処理として検出する。また、具体的には、例えば、検出部601は、サーバSで実行中のジョブを、他のサーバSへ割り当てる処理として検出する。これにより、検出部601は、サーバSに割り当てる処理、またはサーバS間で割り当て直す処理を検出することができる。なお、検出されたデータは、RAM203、磁気ディスク205、光ディスク207などの記憶領域に記憶される。
また、検出部601は、発熱体集合の各発熱体の発熱量を示す情報を検出する機能を有する。ここで、発熱体とは、例えば、サーバルームのサーバSである。具体的には、例えば、検出部601は、複数のサーバSの各サーバSの発熱量を示す情報を検出する。より具体的には、例えば、検出部601は、各サーバSでの実行中の処理数を検出する。これにより、検出部601は、各サーバSの発熱量の算出に使用される情報を検出することができる。なお、検出されたデータは、RAM203、磁気ディスク205、光ディスク207などの記憶領域に記憶される。
解析制御部602は、検出部601によって処理が検出された場合、複数のサーバSの各サーバSでの処理量の増加による複数のサーバSの冷却に消費する電力の増加量を、解析部603に解析させる機能を有する。ここで、複数のサーバSは、検出された処理の実行条件を満たすサーバSを含む。実行条件とは、例えば、サーバSのOS(Operating System)が特定のOSであることである。また、実行条件とは、サーバSの記憶領域の空き容量が閾値以上あることであってもよい。複数のサーバSには、他の処理を実行中のサーバSまたは他の処理を実行中のサーバSに隣接するサーバSの少なくともいずれかを含んでもよい。冷却に消費する電力とは、例えば、複数のサーバSを冷却する冷却装置での消費電力である。冷却装置としては、例えば、冷却媒体に空気を使用する冷却装置(空調機AC)を採用できる。冷却装置としては、冷却媒体に液体を使用する冷却装置を採用してもよいし、冷却媒体に冷却ガスを使用する冷却装置を採用してもよい。
具体的には、例えば、解析制御部602は、検出部601によって検出されたジョブの実行条件を満たす複数のサーバSの各サーバSで実行されるジョブ数の増加による冷却装置での消費電力の増加量を解析部603に解析させる。これにより、解析制御部602は、ジョブの割当先の選択に使用する情報を解析部603に生成させることができる。
解析制御部602は、対象発熱体を冷却する冷却装置での設定値の変化による対象発熱体に対する冷却値の変化量を、解析部603に解析させる機能を有する。ここで、対象発熱体とは、例えば、冷却の対象になる対象サーバSである。冷却装置での設定値としては、冷却装置が供給する冷却媒体の流量を採用することができる。冷却装置での設定値としては、冷却装置が供給する冷却媒体の温度を採用してもよい。冷却媒体とは、例えば、空気、液体、または冷却ガスである。冷却値としては、対象発熱体に供給される冷却媒体の流量を採用することができる。冷却値としては、冷却装置から対象発熱体に供給される冷却媒体の温度を採用してもよい。
具体的には、例えば、解析制御部602は、対象サーバSを冷却する空調機ACでの風量設定値の変化による対象サーバSに供給される風量の変化量を、解析部603に解析させる。これにより、解析制御部602は、空調機ACでの設定値の変化に使用する情報を解析部603に生成させることができる。
解析制御部602は、判断部611によって目標冷却値より大きいと判断された場合、対象発熱体を含む発熱体集合を冷却する冷却装置での設定値の変化による対象発熱体集合の各発熱体に対する冷却値の変化量を、解析部603に解析させる機能を有する。ここで、発熱体集合とは、例えば、対象サーバSを含む複数のサーバSである。
具体的には、例えば、解析制御部602は、判断部611によって現在対象サーバSに供給されている風量が目標風量より大きいと判断された場合に、空調機ACでの風量設定値の変化による複数のサーバSの各サーバSに供給される風量の変化量を、解析部603に解析させる。これにより、解析制御部602は、空調機ACでの設定値の変化に使用する情報を解析部603に生成させることができる。
解析部603は、複数のサーバSについての流速場および温度場の解析モデルに基づいて、熱流体解析処理を実行する機能を有する。具体的には、例えば、解析部603は、複数のサーバSについての流速場および温度場の解析モデルに基づいて、複数のサーバSの各サーバSでの処理量の増加による複数のサーバSの冷却に消費する電力の増加量を解析する。なお、解析結果は、電力感度テーブル300に記憶される。また、具体的には、例えば、解析部603は、複数のサーバSについての流速場および温度場の解析モデルに基づいて、冷却装置での設定値の変化量に対する対象発熱体に対する冷却値の変化量を解析する。なお、解析結果は、風量感度テーブル400に記憶される。
また、解析部603は、複数のサーバSについての流速場および温度場をそれぞれ所定の解析自由度で解析する機能を有する。また、解析部603は、解析された解析結果に基づいて、所定の解析自由度よりも小さい解析自由度の削減レベルを決定する機能を有する。また、解析部603は、決定された削減レベルに基づいて、流速場および温度場の解析モデルをそれぞれ自由度削減モデルに変換する機能を有する。また、解析部603は、変換された自由度削減モデルに基づいて、複数のサーバSの各サーバSでの処理量の増加による複数のサーバSの冷却に消費する電力の増加量を解析する機能を有する。
具体的には、例えば、解析部603は、既存の熱流体シミュレーション手法の1つである格子法の高速な解法である安定的逐次解法を使用して、所定の解析自由度で、非圧縮ナビエ・ストークス方程式と熱移流拡散方程式との連立方程式を解く。非圧縮ナビエ・ストークス方程式は4つの項を含む方程式であり、熱移流拡散方程式は3つの項を含む方程式である。安定的逐次解法では、非圧縮ナビエ・ストークス方程式と熱移流拡散方程式との各項について、各項のみの影響を考慮した7つの方程式を作成し、個々の方程式を安定的に解くことができる。
次に、解析部603は、安定的逐次解法により解析された解析結果に基づいて、解析自由度を削減した流速場および温度場の自由度削減モデルを、安定かつ高速に算出する。そして、解析部603は、解析自由度を削減した自由度削減モデルに基づいて、複数のサーバSの各サーバSでの処理量の増加による複数のサーバSの冷却に消費する電力の増加量を解析する。これにより、解析部603は、複数のサーバSについての解析を高速に実行できる。なお、解析結果は、電力感度テーブル300に記憶される。
また、解析部603は、対象発熱体についての流速場および温度場をそれぞれ所定の解析自由度で解析する機能を有する。また、解析部603は、解析された解析結果に基づいて、所定の解析自由度よりも小さい解析自由度の削減レベルを決定する機能を有する。また、解析部603は、決定された削減レベルに基づいて、流速場および温度場の解析モデルをそれぞれ自由度削減モデルに変換する機能を有する。また、解析部603は、変換された自由度削減モデルに基づいて、冷却装置での設定値の変化量に対する対象発熱体に対する冷却値の変化量を解析する機能を有する。
具体的には、例えば、解析部603は、既存の熱流体シミュレーション手法の1つである格子法の高速な解法である安定的逐次解法を使用して、所定の解析自由度で、非圧縮ナビエ・ストークス方程式と熱移流拡散方程式との連立方程式を解く。非圧縮ナビエ・ストークス方程式は4つの項を含む方程式であり、熱移流拡散方程式は3つの項を含む方程式である。安定的逐次解法では、非圧縮ナビエ・ストークス方程式と熱移流拡散方程式との各項について、各項のみの影響を考慮した7つの方程式を作成し、個々の方程式を安定的に解くことができる。
次に、解析部603は、安定的逐次解法により解析された解析結果に基づいて、解析自由度を削減した流速場および温度場の自由度削減モデルを、安定かつ高速に算出する。そして、解析部603は、解析自由度を削減した自由度削減モデルに基づいて、冷却装置での設定値の変化量に対する対象発熱体に対する冷却値の変化量を解析する。これにより、解析部603は、複数のサーバSについての解析を高速に実行できる。なお、解析結果は、風量感度テーブル400に記憶される。
選択部604は、解析部603によって解析された解析結果に基づいて、検出された処理を実行させるサーバSを、複数のサーバSの中から選択する機能を有する。具体的には、例えば、選択部604は、解析部603によって解析された複数のサーバSの各サーバSでの処理量の増加による複数のサーバSの冷却に消費する電力の増加量に基づいて、最も電力の増加量が少ないサーバSを選択する。これにより、選択部604は、検出された処理を割り当てて実行させるサーバSを選択することができる。なお、選択結果は、RAM203、磁気ディスク205、光ディスク207などの記憶領域に記憶される。
実行制御部605は、選択部604によって選択されたサーバSに検出された処理を実行させる機能を有する。具体的には、例えば、実行制御部605は、選択部604によって選択されたサーバSにジョブの実行要求を送信する。これにより、実行制御部605は、選択されたサーバSにジョブを割り当てて実行させることができる。
また、具体的には、例えば、実行制御部605は、検出された処理を実行中のサーバSから選択されたサーバSに検出された処理を移行させる。これにより、実行制御部605は、移行元のサーバSから選択されたサーバSに検出された処理を移行させて実行させることができる。
また、実行制御部605は、判定部608によって移行コストが電力コストより小さいと判定された場合に、検出された処理を選択されたサーバSに実行させる機能を有する。ここで、移行コストとは、検出された処理の移行により発生するコストである。電力コストとは、検出された処理の移行により削減されるコストである。具体的には、例えば、実行制御部605は、検出された処理の移行により増加するサーバSの使用料金が検出された処理の移行により削減される電力料金より小さいと判定された場合に、検出された処理の移行を行う。これにより、実行制御部605は、金銭的観点から検出された処理の移行が有効な場合に、検出された処理の移行を行うことができる。
停止部606は、実行制御部605によって処理が移行され、移行元になったサーバSが他の処理を実行していない場合、移行元になったサーバSへの電力供給を停止する機能を有する。具体的には、例えば、停止部606は、処理の移行元のサーバSが他の処理を実行していない場合、移行元のサーバSにおいて待機時消費電力が消費されることがないように、移行元のサーバSへの電力供給を停止する。これにより、停止部606は、移行元のサーバSでの消費電力を低減することができる。
また、停止部606は、処理を実行していないサーバSがある場合、処理を実行していないサーバSへの電力供給を停止する機能を有する。具体的には、例えば、停止部606は、処理を実行していないサーバSがあれば電力供給を停止する。これにより、停止部606は、移行元のサーバSでの消費電力を低減することができる。
コスト算出部607は、検出された処理の予定移行時間と単位時間当たりのサーバSの使用料金とに基づいて、検出された処理の移行により発生する移行コストを算出する機能を有する。具体的には、例えば、コスト算出部607は、検出された処理の移行にかかる予定時間と、単位時間当たりのサーバSの使用料金と、を乗算して、検出された処理の移行により増加するサーバSの使用料金を算出する。なお、算出された移行コストは、RAM203、磁気ディスク205、光ディスク207などの記憶領域に記憶される。
また、コスト算出部607は、検出された処理の予定処理時間と単位時間当たりの消費電力の減少量と単位電力当たりの電力料金とに基づいて、検出された処理の移行により減少する電力コストを算出する機能を有する。具体的には、例えば、コスト算出部607は、検出された処理を終了するのにかかる予定時間と、検出された処理の移行による単位時間当たりの消費電力の減少量と、単位電力当たりの電力料金と、を乗算して、検出された処理の移行により減少する電力料金を算出する。これにより、コスト算出部607は、判定部608での判定に使用される移行コストと電力コストを算出することができる。なお、算出された電力コストは、RAM203、磁気ディスク205、光ディスク207などの記憶領域に記憶される。
判定部608は、コスト算出部607によって算出された移行コストが電力コストより小さいか否かを判定する機能を有する。具体的には、例えば、判定部608は、検出された処理の移行により増加するサーバSの使用料金が、検出された処理の移行により減少する電力料金より小さいか否かを判定する。これにより、判定部608は、検出された処理の移行が金銭的観点から有効か否かを判定することができる。なお、判定結果は、RAM203、磁気ディスク205、光ディスク207などの記憶領域に記憶される。
変化量算出部609は、解析部603によって解析された解析結果、および対象発熱体に対する現在の冷却値を目標冷却値に変化させるときの変化量に基づいて、冷却装置での設定値の変化量を算出する機能を有する。具体的には、例えば、変化量算出部609は、目標風量と現在の風量との差分に対応する冷却装置での風量設定値の変化量を算出する。これにより、変化量算出部609は、冷却装置での設定値の設定に使用する情報を算出することができる。なお、算出された変化量は、RAM203、磁気ディスク205、光ディスク207などの記憶領域に記憶される。
また、変化量算出部609は、解析部603によって解析された解析結果、および対象発熱体に対する現在の冷却値を目標冷却値に変化させるときの変化量に基づいて、各発熱体に対する冷却値のそれぞれが各発熱体に対する目標冷却値以上に保たれる範囲で、冷却装置での設定値の変化量を算出する機能を有する。具体的には、例えば、変化量算出部609は、複数のサーバSの各サーバSでの現在の風量が目標風量以上に保たれる範囲で、冷却装置の風量設定値の変化量を算出する。これにより、変化量算出部609は、冷却装置での設定値の設定に使用する情報を算出することができる。なお、算出された変化量は、RAM203、磁気ディスク205、光ディスク207などの記憶領域に記憶される。
設定部610は、変化量算出部609によって算出された設定値の変化量で、冷却装置の設定値を変化させる機能を有する。具体的には、例えば、設定部610は、現在の冷却装置の設定値に変化量算出部609によって算出された変化量を加算した値に冷却装置の設定値を設定する。これにより、設定部610は、冷却装置の設定値を変化させることができる。
判断部611は、対象発熱体に対する現在の冷却値が目標冷却値より大きいか否かを判断する機能を有する。具体的には、例えば、判断部611は、サーバSに供給される風量が目標算出部612によって算出された目標風量より大きいか否かを判断する。これにより、判断部611は、空調機ACから供給する風量を増やすべきか否かを判断することができる。なお、判断結果は、RAM203、磁気ディスク205、光ディスク207などの記憶領域に記憶される。
目標算出部612は、検出部601によって検出された情報に基づいて、各発熱体に対する目標冷却値を算出する機能を有する。具体的には、例えば、目標算出部612は、検出部601によって検出されたサーバSでの処理数と、処理数に対応する発熱を冷却できる目標風量の情報と、に基づいて、サーバSの目標風量を算出する。これにより、目標算出部612は、空調機ACの風量を増やすべきか否かの判断に使用する目標風量を算出できる。なお、算出された目標冷却値は、RAM203、磁気ディスク205、光ディスク207などの記憶領域に記憶される。
差算出部613は、目標算出部612によって算出された各発熱体に対する目標冷却値と現在の冷却値との差を算出する機能を有する。具体的には、例えば、差算出部613は、各サーバSの目標風量と現在供給されている風量との差を算出する。これにより、差算出部613は、空調機ACの設定値の変化に使用する情報を算出できる。なお、算出された差は、不足風量テーブル500に記憶される。
特定部614は、発熱体集合の中で、差算出部613によって算出された差が最も大きい発熱体を、対象発熱体に特定する機能を有する。具体的には、例えば、特定部614は、複数のサーバSの中で、現在供給されている風量の目標風量への不足量が最も大きいサーバSを、冷却の対象サーバSに特定する。これにより、特定部614は、冷却の対象にする対象サーバSを特定できる。なお、特定結果は、RAM203、磁気ディスク205、光ディスク207などの記憶領域に記憶される。
(電力制御装置100による電力制御の具体例)
次に、図7〜図9を用いて、電力制御装置100による電力制御の具体例について説明する。
図7〜図9は、電力制御装置100による電力制御の具体例を示す説明図である。図7では、電力制御装置100は、サーバルーム内のサーバラックR1〜R4にあるサーバSにジョブを割り当てる。また、電力制御装置100は、サーバルーム内のサーバラックR1〜R4にあるサーバSを冷却する空調機AC(CRAC)の設定を変更する。なお、サーバラックR1にはサーバS1があり、サーバラックR2にはサーバS2があり、サーバラックR3にはサーバS3があり、サーバラックR4にはサーバS4がある。
以下では、電力制御装置100が各サーバSで実行中のジョブを割り当て直す場合を例に挙げて、電力制御装置100による各サーバSで実行中のジョブの他のサーバSへの移行について説明する。そして、ジョブの移行後の電力制御装置100による空調機ACの設定変更について説明する。
図7において、(1)電力制御装置100は、各サーバSで実行中のジョブの実行条件を満たすサーバSを特定する。ここでは、ジョブ1の実行条件を満たすサーバSとして、サーバS1〜S4が特定される。ジョブ2の実行条件を満たすサーバSとして、サーバS1,S2が特定される。ジョブ3の実行条件を満たすサーバSとして、サーバS2〜S4が特定される。ジョブ4の実行条件を満たすサーバSとして、サーバS2〜S4が特定される。
(2)電力制御装置100は、特定した各サーバSにおいてジョブを実行したときの各サーバSの冷却にかかる消費電力の増加量を、熱流体シミュレータに解析させる。
(3)電力制御装置100は、解析された消費電力の増加量が、ジョブを実行中のサーバSよりも小さいサーバSがあれば、実行中のジョブを移行させる割当先に決定する。ここでは、電力制御装置100は、ジョブ2を実行中のサーバS2より消費電力の増加量が少ないサーバS1を、ジョブ2を移行させる割当先に決定する。電力制御装置100は、ジョブ4を実行中のサーバS4より消費電力の増加量が少ないサーバS3を、ジョブ4を移行させる割当先に決定する。
そして、電力制御装置100は、ジョブ2をサーバS2からサーバS1に移行させ、ジョブ4をサーバS4からサーバS3に移行させる。このとき、電力制御装置100は、移行させる割当先として、空調機ACに近く冷却効率のよいサーバSに移行させ、消費電力を低減してもよい。電力制御装置100は、移行させた結果、なるべく少ないサーバS数でジョブを実行するようにして、消費電力を低減してもよい。
図8において、(1)電力制御装置100は、ジョブの移行後において、各サーバSに供給される目標風量を算出する。具体的には、例えば、電力制御装置100は、サーバSでの実行ジョブ数と目標風量とを対応付けたテーブルを参照することで、各サーバSの目標風量を算出する。
(2)電力制御装置100は、空調機ACでの風量設定値を増加させたときの各サーバSに供給される風量の変化量を、熱流体シミュレータに解析させる。
(3)電力制御装置100は、解析された各サーバSに供給される風量の増加量に基づいて、各サーバSに供給される風量を各サーバSの目標風量以上にした上で、空調機ACの消費電力が最小になるように、空調機ACの設定を変更する。これにより、電力制御装置100は、各サーバSの目標風量以上の風量を供給しつつ、消費電力を最小に抑えることができる。また、電力制御装置100は、ジョブを実行していないサーバS2,S4への電力供給を停止することにより、消費電力を低減する。
図9に示すように、電力制御装置100によるジョブの移行前では、空調機ACの消費電力は3200[W]であった。一方、電力制御装置100によるジョブの移行後では、ジョブを実行するサーバSが少なくなっているため、空調機ACの冷却能力を弱めても、サーバSを十分に冷却することができるようになっている。ここでは、空調機ACの冷却能力が弱くなるように設定変更され、空調機ACの消費電力は800[W]になる。このように、電力制御装置100は、空調機ACの設定変更を行って、消費電力を低減することができる。
また、サーバSには待機時消費電力があるため、ジョブを分散して多くのサーバSで実行させるより、ジョブを集合させて少ないサーバSで実行させた方が、複数のサーバSでの総消費電力量は少なくなる。ここで、電力制御装置100は、ジョブをサーバS1,S3に集合させて実行させ、ジョブを実行していないサーバS2,S4への電力供給を停止しているため、ジョブの移行前より消費電力を低減することができる。
(消費電力制御処理の処理内容)
次に、図10を用いて、消費電力制御処理の処理内容について説明する。
図10は、消費電力制御処理の処理内容を示すフローチャートである。まず、CPU201は、計算リソースの変化があるか否かを判定する(ステップS1001)。ここで、計算リソースの変化がない場合(ステップS1001:No)、CPU201は、ステップS1001に戻り、計算リソースの変化を待つ。
一方、計算リソースの変化がある場合(ステップS1001:Yes)、CPU201は、割り当てる対象になるジョブを実行可能なサーバSを特定する(ステップS1002)。次に、CPU201は、各サーバSのジョブ数に対する各空調機ACの消費電力の感度を解析する(ステップS1003)。
そして、CPU201は、解析した各空調機ACの消費電力の感度に基づいて、空調機ACの消費電力の増加量が最も少ないサーバSにジョブを割り当てて実行させる(ステップS1004)。次に、CPU201は、空調機ACの風量に対する各サーバSでの風量の増加量を解析する(ステップS1005)。そして、CPU201は、解析した各サーバSでの風量の増加量に基づいて、空調機ACの風量を調整する(ステップS1006)。
次に、CPU201は、空調機ACの調整が終了したか否かを判定する(ステップS1007)。ここで、終了していない場合(ステップS1007:No)、CPU201は、ステップS1002に戻る。
一方、終了している場合(ステップS1007:Yes)、CPU201は、ジョブを実行していないサーバSへの電力供給を停止して(ステップS1008)、消費電力制御処理を終了する。これにより、電力制御装置100は、サーバルームでの消費電力を低減することができる。なお、ここでは、計算リソースの変化をトリガに消費電力制御処理を実行しているが、一定時間ごとに消費電力制御処理を実行してもよい。
以上説明したように、電力制御装置100は、サーバSに割り当てる処理が新たに発生した場合、サーバルームの複数のサーバSの各サーバSでの処理の増加による冷却に消費する電力の増加量の解析結果を取得する。そして、電力制御装置100は、解析結果に基づいて、電力の増加量が最も少ないサーバSに処理を割り当てて実行させる。そのため、電力制御装置100は、処理の実行による複数のサーバSでの消費電力の増加を最小に抑えることができる。
また、電力制御装置100は、サーバルームの複数のサーバSの各サーバSでの処理の増加による冷却に消費する電力の増加量の解析結果を取得する。そして、電力制御装置100は、解析結果に基づいて、処理を実行中のサーバSよりも電力の増加量が少ないサーバSに、処理を移行させる。そのため、電力制御装置100は、処理の実行による消費電力を少なくすることができる。
また、電力制御装置100は、処理を実行していないサーバSがあれば、処理を実行していないサーバSへの電力供給を停止する。そのため、電力制御装置100は、サーバSの待機時消費電力を削減することができる。
また、電力制御装置100は、処理の移行時の処理の実行停止による金銭的負担の増加量が、処理の移行後の消費電力の削減による金銭的負担の減少量よりも小さい場合に、処理を移行する。そのため、電力制御装置100は、金銭的観点から処理の移行が有効である場合に、処理を移行させることができる。
また、電力制御装置100は、処理の割当先となるサーバSとして、他の処理を実行中のサーバSや他の処理を実行中のサーバSに隣接するサーバSを採用する。そのため、電力制御装置100は、処理を実行中のサーバSをひとまとまりにして、冷却効率を向上させることで、冷却装置の消費電力を低減することができる。
また、電力制御装置100は、冷却の対象になる対象サーバSを冷却する冷却装置の設定値の変化による対象サーバSに対する冷却値の変化量の解析結果を取得する。そして、電力制御装置100は、解析結果に基づいて、対象サーバSに対する冷却値が目標冷却値以上になるように、冷却装置の設定値を変化させる。そのため、電力制御装置100は、冷却装置の設定値を、対象サーバSの冷却を十分に行うことができる設定値にすることができる。
また、電力制御装置100は、対象サーバSの現在の冷却値が目標冷却値以上の場合、冷却装置の設定値の変化による対象サーバSを含む複数のサーバSの各サーバSに対する冷却値の変化量の解析結果を取得する。そして、電力制御装置100は、解析結果に基づいて、各サーバSに対する冷却値が目標冷却値以上に保たれる範囲で、冷却能力が弱くなるように冷却装置の設定値を変化させる。そのため、電力制御装置100は、各サーバSを十分に冷却した上で、消費電力を低減することができる。
なお、本実施の形態で説明した電力制御方法は、予め用意されたプログラムをパーソナル・コンピュータやワークステーション等のコンピュータで実行することにより実現することができる。本電力制御プログラムは、ハードディスク、フレキシブルディスク、CD−ROM、MO、DVD等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録され、コンピュータによって記録媒体から読み出されることによって実行される。また本電力制御プログラムは、インターネット等のネットワークを介して配布してもよい。
上述した実施の形態に関し、さらに以下の付記を開示する。
(付記1)複数のサーバの各サーバでの処理量の増加による前記複数のサーバの冷却のために消費する電力の増加量を、熱流体解析処理によって解析させる解析制御手段と、
前記熱流体解析処理による解析結果に基づいて、処理を実行させるサーバを、前記複数のサーバの中から選択する選択手段と、
前記選択手段によって選択されたサーバに前記処理を実行させる実行制御手段と、
を備えることを特徴とする電力制御装置。
(付記2)前記実行制御手段は、
前記処理を実行中のサーバから前記選択手段によって選択されたサーバに前記処理を移行させることを特徴とする付記1に記載の電力制御装置。
(付記3)前記実行制御手段によって前記処理が移行され、移行元になったサーバが他の処理を実行していない場合、前記移行元になったサーバへの電力供給を停止する停止手段を備えることを特徴とする付記2に記載の電力制御装置。
(付記4)前記処理の予定移行時間と単位時間当たりのサーバ使用料金とに基づいて、前記処理の移行により発生する移行コストを算出し、前記処理の予定処理時間と単位時間当たりの消費電力の減少量と単位電力当たりの電力料金とに基づいて、前記処理の移行により減少する電力コストを算出するコスト算出手段と、
前記コスト算出手段によって算出された前記移行コストが前記電力コストより小さいか否かを判定する判定手段と、を備え、
前記実行制御手段は、
前記判定手段によって前記移行コストが前記電力コストより小さいと判定された場合に、前記処理を前記選択手段によって選択されたサーバに実行させることを特徴とする付記2または3に記載の電力制御装置。
(付記5)前記複数のサーバは、他の処理を実行中のサーバまたは他の処理を実行中のサーバに隣接するサーバの少なくともいずれかを含むことを特徴とする付記1〜4のいずれか一つに記載の電力制御装置。
(付記6)冷却装置での設定値の変化量を算出する変化量算出手段と、
前記冷却装置の設定値を変化させる設定手段とを備え、
前記解析制御手段は、
対象サーバを冷却する前記冷却装置での設定値の変化による前記対象サーバに対する冷却値の変化量を、熱流体解析処理によって解析させ、
前記変化量算出手段は、
前記熱流体解析処理による解析結果、および前記対象サーバに対する現在の冷却値を目標冷却値に変化させるときの変化量に基づいて、前記冷却装置での設定値の変化量を算出し、
前記設定手段は、
前記変化量算出手段によって算出された設定値の変化量で、前記冷却装置の設定値を変化させることを特徴とする付記1〜5のいずれか一つに記載の電力制御装置。
(付記7)前記対象サーバに対する現在の冷却値が目標冷却値より大きいか否かを判断する判断手段を備え、
前記解析制御手段は、
前記判断手段によって目標冷却値より大きいと判断された場合、前記対象サーバを含む複数のサーバを冷却する冷却装置での設定値の変化による前記複数のサーバの各サーバに対する冷却値の変化量を、熱流体解析処理によって解析させ、
前記変化量算出手段は、
前記熱流体解析処理による解析結果、および前記対象サーバに対する現在の冷却値を目標冷却値に変化させるときの変化量に基づいて、前記各サーバに対する冷却値のそれぞれが各サーバに対する目標冷却値以上に保たれる範囲で、前記冷却装置での設定値の変化量を算出することを特徴とする付記6に記載の電力制御装置。
(付記8)前記解析制御手段は、
前記冷却装置での冷却媒体の流量設定値の変化量に対する前記対象サーバに対する冷却値の変化量を、前記熱流体解析処理によって解析させることを特徴とする付記6または7に記載の電力制御装置。
(付記9)前記解析制御手段は、
前記冷却装置での冷却媒体の温度設定値の変化量に対する前記対象サーバに対する冷却値の変化量を、前記熱流体解析処理によって解析させることを特徴とする付記6または7に記載の電力制御装置。
(付記10)前記解析制御手段は、
前記冷却装置の冷却媒体の流量設定値および温度設定値の変化量に対する前記対象サーバに対する冷却値の変化量を、前記熱流体解析処理によって解析させることを特徴とする付記6または7に記載の電力制御装置。
(付記11)前記複数のサーバの各サーバの発熱量を示す情報を検出する検出手段と、
前記検出手段によって検出された情報に基づいて、前記各サーバに対する目標冷却値を算出する目標算出手段と、
前記目標算出手段によって算出された前記各サーバに対する目標冷却値と現在の冷却値との差を算出する差算出手段と、
前記複数のサーバの中で、前記差算出手段によって算出された差が最も大きいサーバを、前記対象サーバに特定する特定手段を備えることを特徴とする付記6〜10のいずれか一つに記載の電力制御装置。
(付記12)対象発熱体を冷却する冷却装置での設定値の変化による前記対象発熱体に対する冷却値の変化量を、熱流体解析処理によって解析させる解析制御手段と、
前記熱流体解析処理による解析結果、および前記対象発熱体に対する現在の冷却値を目標冷却値に変化させるときの変化量に基づいて、前記冷却装置での設定値の変化量を算出する変化量算出手段と、
前記変化量算出手段によって算出された設定値の変化量で、前記冷却装置の設定値を変化させる設定手段と、
を備えることを特徴とする電力制御装置。
(付記13)前記対象発熱体に対する現在の冷却値が目標冷却値より大きいか否かを判断する判断手段を備え、
前記解析制御手段は、
前記判断手段によって目標冷却値より大きいと判断された場合、前記対象発熱体を含む発熱体集合を冷却する冷却装置での設定値の変化による前記対象発熱体集合の各発熱体に対する冷却値の変化量を、熱流体解析処理によって解析させ、
前記変化量算出手段は、
前記熱流体解析処理による解析結果、および前記対象発熱体に対する現在の冷却値を目標冷却値に変化させるときの変化量に基づいて、前記各発熱体に対する冷却値のそれぞれが各発熱体に対する目標冷却値以上に保たれる範囲で、前記冷却装置での設定値の変化量を算出することを特徴とする付記12に記載の電力制御装置。
(付記14)前記解析制御手段は、
前記冷却装置での冷却媒体の流量設定値の変化量に対する前記対象発熱体に対する冷却値の変化量を、前記熱流体解析処理に解析させることを特徴とする付記12または13に記載の電力制御装置。
(付記15)前記解析制御手段は、
前記冷却装置での冷却媒体の温度設定値の変化量に対する前記対象発熱体に対する冷却値の変化量を、前記熱流体解析処理に解析させることを特徴とする付記12または13に記載の電力制御装置。
(付記16)前記解析制御手段は、
前記冷却装置の冷却媒体の流量設定値および温度設定値の変化量に対する前記対象発熱体に対する冷却値の変化量を、前記熱流体解析処理に解析させることを特徴とする付記12または13に記載の電力制御装置。
(付記17)発熱体集合の各発熱体の発熱量を示す情報を検出する検出手段と、
前記検出手段によって検出された情報に基づいて、前記各発熱体に対する目標冷却値を算出する目標算出手段と、
前記目標算出手段によって算出された前記各発熱体に対する目標冷却値と現在の冷却値との差を算出する差算出手段と、
前記発熱体集合の中で、前記差算出手段によって算出された差が最も大きい発熱体を、前記対象発熱体に特定する特定手段を備えることを特徴とする付記12〜16のいずれか一つに記載の電力制御装置。
(付記18)コンピュータが、
複数のサーバの各サーバでの処理量の増加による前記複数のサーバの冷却に消費する電力の増加量を、熱流体解析処理によって解析させ、
前記熱流体解析処理による解析結果に基づいて、処理を実行させるサーバを、前記複数のサーバの中から選択し、
選択されたサーバに前記処理を実行させる、
処理を実行することを特徴とする電力制御方法。
(付記19)コンピュータが、
対象発熱体を冷却する冷却装置での設定値の変化による前記対象発熱体に対する冷却値の変化量を、熱流体解析処理によって解析させ、
前記熱流体解析処理による解析結果、および前記対象発熱体に対する現在の冷却値を目標冷却値に変化させるときの変化量に基づいて、前記冷却装置での設定値の変化量を算出し、
算出された設定値の変化量で、前記冷却装置の設定値を変化させる、
処理を実行することを特徴とする電力制御方法。
(付記20)コンピュータに、
複数のサーバの各サーバでの処理量の増加による前記複数のサーバの冷却に消費する電力の増加量を、熱流体解析処理によって解析させ、
前記熱流体解析処理による解析結果に基づいて、処理を実行させるサーバを、前記複数のサーバの中から選択し、
選択されたサーバに前記処理を実行させる、
処理を実行させることを特徴とする電力制御プログラム。
(付記21)コンピュータに、
対象発熱体を冷却する冷却装置での設定値の変化による前記対象発熱体に対する冷却値の変化量を、熱流体解析処理によって解析させ、
前記熱流体解析処理による解析結果、および前記対象発熱体に対する現在の冷却値を目標冷却値に変化させるときの変化量に基づいて、前記冷却装置での設定値の変化量を算出し、
算出された設定値の変化量で、前記冷却装置の設定値を変化させる、
処理を実行させることを特徴とする電力制御プログラム。
(付記22)電力制御装置と熱流体解析処理を実行する解析手段とが通信する電力制御システムであって、
前記解析手段は、
複数のサーバについての流速場および温度場をそれぞれ所定の解析自由度で解析し、
解析された解析結果に基づいて、前記所定の解析自由度よりも小さい解析自由度の削減レベルを決定し、
決定された削減レベルに基づいて、前記流速場および前記温度場の解析モデルをそれぞれ自由度削減モデルに変換し、
変換された前記自由度削減モデルに基づいて、前記複数のサーバの各サーバでの処理量の増加による前記複数のサーバの冷却に消費する電力の増加量を解析し、
前記電力制御装置は、
前記複数のサーバの各サーバでの処理量の増加による前記複数のサーバの冷却に消費する電力の増加量を、前記解析手段に解析させ、
前記解析手段によって解析された解析結果に基づいて、処理を実行させるサーバを、前記複数のサーバの中から選択し、
選択されたサーバに前記処理を実行させることを特徴とする電力制御システム。
(付記23)電力制御装置と熱流体解析処理を実行する解析手段とが通信する電力制御システムであって、
前記解析手段は、
対象発熱体についての流速場および温度場をそれぞれ所定の解析自由度で解析し、
解析された解析結果に基づいて、前記所定の解析自由度よりも小さい解析自由度の削減レベルを決定し、
決定された削減レベルに基づいて、前記流速場および前記温度場の解析モデルをそれぞれ自由度削減モデルに変換し、
変換された前記自由度削減モデルに基づいて、前記対象発熱体を冷却する冷却装置での設定値の変化による前記対象発熱体に対する冷却値の変化量を解析し、
前記電力制御装置は、
前記冷却装置での設定値の変化による前記対象発熱体に対する冷却値の変化量を、前記解析手段に解析させ、
解析された解析結果、および前記対象発熱体に対する現在の冷却値を目標冷却値に変化させるときの変化量に基づいて、前記冷却装置での設定値の変化量を算出し、
算出された設定値の変化量で、前記冷却装置の設定値を変化させることを特徴とする電力制御システム。
100 電力制御装置
S サーバ
AC 空調機
601 検出部
602 解析制御部
603 解析部
604 選択部
605 実行制御部
606 停止部
607 コスト算出部
608 判定部
609 変化量算出部
610 設定部
611 判断部
612 目標算出部
613 差算出部
614 特定部

Claims (15)

  1. 複数のサーバの各サーバでの処理量の増加による前記複数のサーバの冷却のために消費する電力の増加量を、熱流体解析処理によって解析させる解析制御手段と、
    前記熱流体解析処理による解析結果に基づいて、処理を実行させるサーバを、前記複数のサーバの中から選択する選択手段と、
    前記選択手段によって選択されたサーバに前記処理を実行させる実行制御手段と、
    を備えることを特徴とする電力制御装置。
  2. 前記実行制御手段は、
    前記処理を実行中のサーバから前記選択手段によって選択されたサーバに前記処理を移行させることを特徴とする請求項1に記載の電力制御装置。
  3. 前記実行制御手段によって前記処理が移行され、移行元になったサーバが他の処理を実行していない場合、前記移行元になったサーバへの電力供給を停止する停止手段を備えることを特徴とする請求項2に記載の電力制御装置。
  4. 冷却装置での設定値の変化量を算出する変化量算出手段と、
    前記冷却装置の設定値を変化させる設定手段とを備え、
    前記解析制御手段は、
    対象サーバを冷却する前記冷却装置での設定値の変化による前記対象サーバに対する冷却値の変化量を、熱流体解析処理によって解析させ、
    前記変化量算出手段は、
    前記熱流体解析処理による解析結果、および前記対象サーバに対する現在の冷却値を目標冷却値に変化させるときの変化量に基づいて、前記冷却装置での設定値の変化量を算出し、
    前記設定手段は、
    前記変化量算出手段によって算出された設定値の変化量で、前記冷却装置の設定値を変化させることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載の電力制御装置。
  5. 前記対象サーバに対する現在の冷却値が目標冷却値より大きいか否かを判断する判断手段を備え、
    前記解析制御手段は、
    前記判断手段によって目標冷却値より大きいと判断された場合、前記対象サーバを含む複数のサーバを冷却する冷却装置での設定値の変化による前記複数のサーバの各サーバに対する冷却値の変化量を、熱流体解析処理によって解析させ、
    前記変化量算出手段は、
    前記熱流体解析処理による解析結果、および前記対象サーバに対する現在の冷却値を目標冷却値に変化させるときの変化量に基づいて、前記各サーバに対する冷却値のそれぞれが各サーバに対する目標冷却値以上に保たれる範囲で、前記冷却装置での設定値の変化量を算出することを特徴とする請求項4に記載の電力制御装置。
  6. 前記解析制御手段は、
    前記冷却装置での冷却媒体の流量設定値の変化量に対する前記対象サーバに対する冷却値の変化量を、前記熱流体解析処理によって解析させることを特徴とする請求項4または5に記載の電力制御装置。
  7. 対象発熱体を冷却する冷却装置での設定値の変化による前記対象発熱体に対する冷却値の変化量を、熱流体解析処理によって解析させる解析制御手段と、
    前記熱流体解析処理による解析結果、および前記対象発熱体に対する現在の冷却値を目標冷却値に変化させるときの変化量に基づいて、前記冷却装置での設定値の変化量を算出する変化量算出手段と、
    前記変化量算出手段によって算出された設定値の変化量で、前記冷却装置の設定値を変化させる設定手段と、
    を備えることを特徴とする電力制御装置。
  8. 前記対象発熱体に対する現在の冷却値が目標冷却値より大きいか否かを判断する判断手段を備え、
    前記解析制御手段は、
    前記判断手段によって目標冷却値より大きいと判断された場合、前記対象発熱体を含む発熱体集合を冷却する冷却装置での設定値の変化による前記対象発熱体集合の各発熱体に対する冷却値の変化量を、熱流体解析処理によって解析させ、
    前記変化量算出手段は、
    前記熱流体解析処理による解析結果、および前記対象発熱体に対する現在の冷却値を目標冷却値に変化させるときの変化量に基づいて、前記各発熱体に対する冷却値のそれぞれが各発熱体に対する目標冷却値以上に保たれる範囲で、前記冷却装置での設定値の変化量を算出することを特徴とする請求項7に記載の電力制御装置。
  9. 前記解析制御手段は、
    前記冷却装置での冷却媒体の流量設定値の変化量に対する前記対象発熱体に対する冷却値の変化量を、前記熱流体解析処理に解析させることを特徴とする請求項7または8に記載の電力制御装置。
  10. コンピュータが、
    複数のサーバの各サーバでの処理量の増加による前記複数のサーバの冷却に消費する電力の増加量を、熱流体解析処理によって解析させ、
    前記熱流体解析処理による解析結果に基づいて、処理を実行させるサーバを、前記複数のサーバの中から選択し、
    選択されたサーバに前記処理を実行させる、
    処理を実行することを特徴とする電力制御方法。
  11. コンピュータが、
    対象発熱体を冷却する冷却装置での設定値の変化による前記対象発熱体に対する冷却値の変化量を、熱流体解析処理によって解析させ、
    前記熱流体解析処理による解析結果、および前記対象発熱体に対する現在の冷却値を目標冷却値に変化させるときの変化量に基づいて、前記冷却装置での設定値の変化量を算出し、
    算出された設定値の変化量で、前記冷却装置の設定値を変化させる、
    処理を実行することを特徴とする電力制御方法。
  12. コンピュータに、
    複数のサーバの各サーバでの処理量の増加による前記複数のサーバの冷却に消費する電力の増加量を、熱流体解析処理によって解析させ、
    前記熱流体解析処理による解析結果に基づいて、処理を実行させるサーバを、前記複数のサーバの中から選択し、
    選択されたサーバに前記処理を実行させる、
    処理を実行させることを特徴とする電力制御プログラム。
  13. コンピュータに、
    対象発熱体を冷却する冷却装置での設定値の変化による前記対象発熱体に対する冷却値の変化量を、熱流体解析処理によって解析させ、
    前記熱流体解析処理による解析結果、および前記対象発熱体に対する現在の冷却値を目標冷却値に変化させるときの変化量に基づいて、前記冷却装置での設定値の変化量を算出し、
    算出された設定値の変化量で、前記冷却装置の設定値を変化させる、
    処理を実行させることを特徴とする電力制御プログラム。
  14. 電力制御装置と熱流体解析処理を実行する解析手段とが通信する電力制御システムであって、
    前記解析手段は、
    複数のサーバについての流速場および温度場をそれぞれ所定の解析自由度で解析し、
    解析された解析結果に基づいて、前記所定の解析自由度よりも小さい解析自由度の削減レベルを決定し、
    決定された削減レベルに基づいて、前記流速場および前記温度場の解析モデルをそれぞれ自由度削減モデルに変換し、
    変換された前記自由度削減モデルに基づいて、前記複数のサーバの各サーバでの処理量の増加による前記複数のサーバの冷却に消費する電力の増加量を解析し、
    前記電力制御装置は、
    前記複数のサーバの各サーバでの処理量の増加による前記複数のサーバの冷却に消費する電力の増加量を、前記解析手段に解析させ、
    前記解析手段によって解析された解析結果に基づいて、処理を実行させるサーバを、前記複数のサーバの中から選択し、
    選択されたサーバに前記処理を実行させることを特徴とする電力制御システム。
  15. 電力制御装置と熱流体解析処理を実行する解析手段とが通信する電力制御システムであって、
    前記解析手段は、
    対象発熱体についての流速場および温度場をそれぞれ所定の解析自由度で解析し、
    解析された解析結果に基づいて、前記所定の解析自由度よりも小さい解析自由度の削減レベルを決定し、
    決定された削減レベルに基づいて、前記流速場および前記温度場の解析モデルをそれぞれ自由度削減モデルに変換し、
    変換された前記自由度削減モデルに基づいて、前記対象発熱体を冷却する冷却装置での設定値の変化による前記対象発熱体に対する冷却値の変化量を解析し、
    前記電力制御装置は、
    前記冷却装置での設定値の変化による前記対象発熱体に対する冷却値の変化量を、前記解析手段に解析させ、
    解析された解析結果、および前記対象発熱体に対する現在の冷却値を目標冷却値に変化させるときの変化量に基づいて、前記冷却装置での設定値の変化量を算出し、
    算出された設定値の変化量で、前記冷却装置の設定値を変化させることを特徴とする電力制御システム。
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