JP2010133681A - 飲料水ディスペンサー - Google Patents
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Abstract
【解決手段】冷水タンク2は、余剰水を排出するためのオーバーフロー部15を備える。オーバーフロー部15は、オーバーフロートラップ16とオーバーフローパイプ17とを備える。オーバーフロートラップ16は、冷却空間12から排出された余剰水を一時的に貯留する。オーバーフローパイプ17は、オーバーフロートラップ16から溢れた余剰水を、冷水タンク2の外部へと最終的に排出する。オーバーフロートラップ16はタンク本体13の一部およびタンク蓋14の一部によって構成され、オーバーフローパイプ17はタンク本体13と一体に形成される。
【選択図】図2
Description
このようなアイスバンク方式の飲料水ディスペンサーにおいては、冷却用水の量が過剰となった場合に備え、余剰の冷却用水を排出するオーバーフローパイプが冷水タンクの満水位付近に設けられる。このような構成の例は、特許文献1に記載される。この例では、冷水タンクの内壁、冷水タンクの外壁、オーバーフローパイプ、およびオーバーフローパイプを接続する部分が、それぞれ別部材からなっている。
実施の形態1.
図1は、この発明に係る飲料水ディスペンサー1の内部構造を概略的に示す図である。飲料水ディスペンサー1はアイスバンク方式の冷水タンク2を備え、冷水と、冷水を用いて製造される飲料とを、利用者の操作に応じて提供する。冷水タンク2は支持フレーム4によって支持される。また、飲料水ディスペンサー1はホットタンク3を備え、お湯と、お湯を用いて製造される飲料とを、利用者の操作に応じて提供する。ホットタンク3も支持フレーム4によって間接的に支持されるが、この支持構造については特に図示しない。
また、飲料水ディスペンサー1は、給排水用の配管、ヒータ、攪拌用のモータ等の構成要素を備える。これらは、とくに後述するものを除いて従来の構成と同様であるので、図示および説明を省略する。これらの構成要素は、支持フレーム4内部の空間5、冷水タンク2上方の空間6、等の空間に収容される。
冷水タンク2は、飲料水を冷却するための冷却用水を貯留する。このために、冷水タンク2は、水を貯留するタンク本体13と、タンク本体13の上方を覆うタンク蓋14とを備える。タンク本体13は樹脂成形部品であり、冷水タンク2の底部の内装と、周面の内装および外装とが一体となった部材である。タンク本体13はタンク内壁13aおよびタンク外壁13bを含み、タンク外壁13bの下端にはタンク底板19が設けられる。冷水タンク2は、内部と外部との断熱のための断熱材18を備える。断熱材18は、タンク内壁13a、タンク外壁13b、およびタンク底板19で囲まれた空間に配置される。
冷水コイル31の上流端部は、図示しない給水管に連結されている。また、冷水コイル31の下流端部は、図示しない注出管に連結されている。このような構成によって、飲料水ディスペンサー1は、利用者の操作に応じて冷却された飲料水を注出し、利用者に提供するようになっている。
インペラ33は、飲料水ディスペンサー1の運転中は常に連続運転され、冷却空間12内の冷却用水を常に攪拌し、これによって冷水コイル31内の飲料水を効率良く冷却する。また、攪拌によって、強制的に冷却用水を循環させて冷却用水の水温を均一化し、蒸発コイル32に氷結し蓄氷された氷(蓄熱材)を均一に使用して熱交換の効率を良くする。
オーバーフロー部15は、オーバーフロートラップ16とオーバーフローパイプ17とを備える。オーバーフロートラップ16は、冷却空間12から排出された余剰水を一時的に貯留する。オーバーフローパイプ17は、オーバーフロートラップ16から溢れた余剰水を、冷水タンク2の外部へと最終的に排出する。なおオーバーフローパイプ17はタンク本体13と一体に形成される。
図2〜4に示すように、オーバーフロートラップ16は、傾斜部16aと、貯水壁16bと、蒸気遮蔽板16cとを備える。傾斜部16aおよび貯水壁16bはタンク本体13の一部であり(図3)、蒸気遮蔽板16cはタンク蓋14の一部である(図4)。このように、オーバーフロートラップ16はタンク本体13の一部およびタンク蓋14の一部によって構成されるので、独立した部品は不要であり、部品点数を削減することができる。
オーバーフロートラップ16の傾斜部16aは、冷却空間12に隣接して設けられ、冷却空間12から外側に向かって低くなる傾斜を有する。傾斜部16aは、冷却空間12の満水位Aを超えて溢れた余剰水をオーバーフロートラップ16に導くとともに、オーバーフロートラップ16から冷却空間12への逆流を防ぐ。
このように、オーバーフロートラップ16は、余剰水を一時的に貯留するものであり、また、余剰水を所定の量だけ貯留するものである。
図5は、冷水タンク2の、図1および図2とは異なる断面による断面図である。図6は冷水タンク2の上面図である。
図9および図10を用いて、蓄氷センサの構成を説明する。図9および図10は、それぞれ、図7および図8において、蓄氷センサが蒸発コイルホルダ40に取り付けられた状態を示す。
蓄氷センサは、上下に所定距離だけ離隔して配置される2つの電極からなる。これらのうち、上側に配置されるものを第一電極61とし、下側に配置されるものを第二電極62とする。第一電極61には第一ケーブル61aが接続され、この第一ケーブル61aが第一電極61と外部の制御装置(図示せず)とを電気的に接続する。同様に、第二電極62には第二ケーブル62aが接続され、この第二ケーブル62aが第二電極62と制御装置とを電気的に接続する。
図5に示すように、複数の蒸発コイルホルダ40それぞれの位置において蒸発コイル32の上下位置が異なるため、蒸発コイルホルダ40はこれに応じて異なる高さに固定される。このため、リブ23は、それぞれの蒸発コイルホルダ40の上下方向位置に応じて、異なる高さをもって設けられる。
なお、図5等から明らかなように、蒸発コイルホルダ40の固定にはビス等の追加部材は不要であり、簡素な構成となっている。
図12は、図1と同一の位置の断面による、冷水タンク2の断面図である。なお説明の便宜上、図12では、図2に示される構成要素のうち、タンク本体13、タンク蓋14、断熱材18およびタンク底板19のみを示す。
タンク固定突起81周辺の斜視図を図13に示す。タンク固定突起81は、タンク本体13から外側に向けて突起しており、タンク固定突起81の外側上辺には突起係合部81aが設けられ、上側に延びている。また、タンク固定突起81の下縁は突起下辺81bを構成する。
このタンク固定突起81、タンク固定フランジ82、およびタンク位置決め突起83は、すべてタンク本体13と一体に形成される。
支持面410の一端に、冷水タンク2のタンク固定突起81と係合する角穴フランジ411が配置される。角穴フランジ411は、支持面410の一部を切り抜き、支持脚420の一方と面一とするよう形成されている。このため、支持面410には、角穴フランジ411が切り抜かれたフランジ切抜穴412が形成されることになる。
なお、タンク固定突起81を固定するために、突起係合部81aの高さは角穴フランジ411の開口高さよりも高く設計される。このため、冷水タンク2を水平に保ったままではタンク固定突起81を角穴411aに挿入することができないので、取り付け作業時には冷水タンク2を傾け、タンク固定突起81側をやや低くする必要がある。ただし、角穴フランジ411に隣接してフランジ切抜穴412が形成されているため、タンク固定突起81の突起下辺81bをフランジ穴切抜穴412より下方に逃がすことができるので、冷水タンク2の傾斜はそれほど大きくする必要がない。このように、取り付け作業を省力化することができる。
図16は、タンク外壁13bに形成されたドライヤ支持部13eの構造を示す。ドライヤ支持部13eは、タンク外壁13bとドライヤ90との間に形成される中央支持突起13fと、ドライヤ90を両側から挟持する一対の側部支持突起13gとを含む。
図17は、ドライヤ支持部13eにドライヤ90が取り付けられた状態を示す。ドライヤ90は略円筒状であり、その両端には冷媒を運搬する冷媒配管91が連結されている。中央支持突起13fおよび一対の側部支持突起13gは、ドライヤ90の軸方向中央部を、それぞれ異なる周方向位置において支持する。
とくに、ホットタンク3が冷水タンク2の上方に配置されている構成においては、冷水用のオーバーフローパイプ17を温水用にも共用することができ、温水オーバーフローホース11を下方まで延ばす必要がない。
Claims (1)
- 水を冷却する冷水タンクを備えた飲料水ディスペンサーであって、
前記冷水タンクは、水を貯留するタンク本体と、前記タンク本体の上方の少なくとも一部を覆うタンク蓋とを備え、
前記冷水タンクは、所定の水位を超える余剰水を排出するオーバーフロー部を備え、
前記オーバーフロー部は、前記余剰水の一部を貯留するオーバーフロートラップを含み、
前記オーバーフロートラップは、前記タンク本体の一部と、前記タンク蓋の一部とによって構成される
飲料ディスペンサー。
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