JP2010132215A - 車両用エアバッグ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】車両のルーフに支持されたエアバッグが展開過程で乗員に接触する可能性をより小さくする車両用エアバッグ装置を得る。
【解決手段】車両用エアバッグ装置10は、車両ルーフRの前端部Rfに固定されたモジュールケース16に支持されたエアバッグ12の展開完了形状が、乗員側の展開面20がモジュールケース16から垂下された鉛直線VL及び車幅方向に略沿った略平面状を成し、かつ反乗員側の展開面22が車両上方側で下方側よりも乗員側の展開面20に対して車両前方側に大きく離間される略傾斜面を成すように設定されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、車両用エアバッグ装置に関する。
車両のルーフの前端部に装着されたエアバッグが、ガス供給を受けて比較的薄い厚さで下方に展開された後、さらに前後に展開されるように構成された技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特表2002−534321号公報
しかしながら、上記の如き従来の技術では、車両ルーフに支持されたエアバッグが展開過程で乗員に接触することが懸念される。
本発明は、車両のルーフに支持されたエアバッグが展開過程で乗員に接触する可能性をより小さくする車両用エアバッグ装置を得ることが目的である。
請求項1記載の発明に係る車両用エアバッグ装置は、車両ルーフの支持部に支持されたエアバッグ展開完了形状が、乗員側の展開面が前記支持部から垂下された鉛直面に略沿った略平面状を成し、かつ反乗員側の展開面が車両上方側で下方側よりも前記乗員側の展開面に対して車両前方側に大きく離間する略傾斜面を成すように設定されている。
請求項1記載の車両用エアバッグ装置では、展開完了されたエアバッグにおける乗員側の展開面は、前記支持部から垂下された鉛直面に略沿った略平面状を成しており、反乗員側の展開面は略前傾方向の傾斜姿勢を成す。したがって、エアバッグの展開完了形状は、全体として側面視で下方に比べて上方ほどバッグ厚が厚い略三角形状とされる。
ここで、エアバッグの乗員側の展開面は、支持部から垂下された鉛直面に略沿った平面状を成すため、エアバッグは支持部から垂下された鉛直面(すなわち支持部)に対し、車両後方(すなわち乗員側)に殆ど突出されことなく上記の展開完了形状とされる。
このように、請求項1記載の車両用エアバッグ装置では、車両ルーフに支持されたエアバッグが展開過程で乗員に接触する可能性が小さくなる。
請求項2記載の発明に係る車両用エアバッグ装置は、車両ルーフの支持部に支持されたエアバッグが、乗員側の展開面が前記支持部から垂下された鉛直面に略沿って車両下向きに展開された後、車両前方に向けて展開されるように構成されている。
請求項2記載の車両用エアバッグ装置では、エアバッグにガスが供給されると、該エアバッグは先ず支持部から垂下された鉛直面に沿って車両下方に展開され、その後車両前方すなわち反乗員側に展開される。したがって、エアバッグは、支持部から垂下された鉛直面(すなわち支持部)に対し、車両後方(すなわち乗員側)に殆ど突出されずに展開完了される。
このように、請求項2記載の車両用エアバッグ装置では、車両ルーフに支持されたエアバッグが展開過程で乗員に接触する可能性が小さくなる。
請求項3記載の発明に係る車両用エアバッグ装置は、請求項1又は請求項2記載の車両用エアバッグ装置において、前記エアバッグは、運転席の乗員に対する車両前方側で展開されるものであって、車幅方向に沿った幅がステアリングホイールの車幅方向に沿った幅よりも大で、かつ前記反乗員側の面が前記ステアリングホイールの操舵面に沿って展開されるように構成されている。
請求項3記載の車両用エアバッグ装置では、エアバッグは、反乗員側の展開面がステアリングホイールに当接することで、該ステアリングホイールによって反力が支持され、乗員側の展開面に接触する乗員を効果的に保護する(前方移動を抑制)することができる。
請求項4記載の発明に係る車両用エアバッグ装置は、請求項1〜請求項3の何れか1項記載の車両用エアバッグ装置において、前記エアバッグは、運転席の乗員に対する車両前方側で展開されるものであって、反乗員側の展開面の下端側から車両前方に突出して展開され、該展開状態で前記ステアリングホイールに引掛け可能な突起部を有する。
請求項4記載の車両用エアバッグ装置では、エアバッグの下端側から車両前方に突出された突起部がステアリングホイールに係合する。このため、エアバッグが乗員を保護する過程でエアバッグが車両上方にずり上がることが防止又は抑制される。
請求項5記載の発明に係る車両用エアバッグ装置は、請求項1〜請求項4の何れか1項記載の車両用エアバッグ装置において、前記エアバッグは、車両下側で展開される下側袋体と、該下側袋体の車両上側で展開される上側袋体と、ガス供給手段からのガスを前記下側袋体に導くガス導入路と、前記下側袋体と上側袋体とを隔てるように設けられると共に該下側袋体と上側袋体とを連通する絞り流路を有する隔壁とを有して構成されている。
請求項5記載の車両用エアバッグ装置では、ガス供給手段からのガスはガス導入路を通じて下側袋体に導入される。すると、エアバッグは、支持部から下向きに展開されながら、下側袋体が先ず膨張され、この下側袋体から絞り流路を通じて上側袋体にガスが供給されることで該上側袋体が膨張される。このエアバッグは展開完了状態では、全体として、上記の通り乗員側の展開面が支持部から垂下された鉛直面に略沿った略平面状を成すと共に、反乗員側の展開面が車両下方側よりも上方側で乗員側の展開面に対し車両前方側に大きく離間する略傾斜面を成す展開形状とされる。
以上により、本車両用エアバッグ装置では、エアバッグの車両下方への展開が短時間でなされる。また、絞り流路を通じて下側袋体に連通された上側袋体は、下側袋体に対して内圧が低くなり、乗員の頭部を柔らかく受け止めることができる。
請求項6記載の発明に係る車両用エアバッグ装置は、請求項1〜請求項5の何れか1項記載の車両用エアバッグ装置において、前記エアバッグは、展開完了形状において、乗員側の展開面が前記支持部から垂下された鉛直面に略沿った略平面状を成し、かつ反乗員側の展開面が車両上方側で下方側よりも前記乗員側の展開面に対して車両前方側に大きく離間する略傾斜面を成すように、前記乗員側の展開面と反乗員側の展開面とを連結する整形部材を有する。
請求項6記載の車両用エアバッグ装置では、乗員側の展開面と反乗員側の展開面とを繋ぐ整形部材によってエアバッグの展開が規制されることで、乗員側の展開面が前記支持部から垂下された鉛直面に略沿った略平面状を成すと共に、反乗員側の展開面が車両下方側よりも上方側で前記乗員側の展開面に対し車両前方側に大きく離間する略傾斜面を成す展開完了形状が得られる。
請求項7記載の発明に係る車両用エアバッグ装置は、請求項6記載の車両用エアバッグ装置において、前記整形部材は、車両上下方向に離間して配置されると共に車両上方側で下方側よりも長く設定された複数の面状又は線状の張力構造体である。
請求項7記載の車両用エアバッグ装置では、車両前後方向の長さが異なる複数の張力構造体が車両上下方向に離間して配置されることで、エアバッグの上記展開完了形状が得られる。
請求項8記載の発明に係る車両用エアバッグ装置は、請求項6記載の車両用エアバッグ装置において、前記整形部材は、側面視で車両下側の頂部が鋭角となる略三角形状を成すと共に連通孔を有する面状の張力構造体である。
請求項8記載の車両用エアバッグ装置では、側面視で略三角形状を成す布状の張力構造体によって、エアバッグの上記展開完了形状が得られる。
以上説明したように本発明に係る車両用エアバッグ装置は、車両ルーフに支持されたエアバッグが展開過程で乗員に接触する可能性がより小さくなるという優れた効果を有する。
本発明の実施形態に係る車両用エアバッグ装置10について、図1〜図6に基づいて説明する。なお、各図に適宜記す矢印FR、矢印UP、矢印Wは、それぞれ車両用エアバッグ装置10が適用された自動車の前方向(進行方向)、上方向、車幅方向を示している。
図1には、車両用エアバッグ装置10を構成するエアバッグ12の展開状態が模式的な側面図にて示されている。この図に示される如く、車両用エアバッグ装置10は、エアバッグ12によって運転席14の着座乗員である運転者Dを車両前方側から保護する、前面衝突用の運転席エアバッグ装置として構成されている。すなわち、エアバッグ12は、前面衝突が検出又は予測された場合に、運転者Dの上体(胸部B、頭部H)に対する車両前方で展開されるようになっている。
この実施形態に係る車両用エアバッグ装置10は、車両としての自動車AのルーフRの前端部Rfに、モジュール化されて配設されている。具体的には、図2に示される如く、車両用エアバッグ装置10は、モジュールケース16と、モジュールケース16に固定されたガス発生手段としてのインフレータ18と、インフレータ18に連通されると共に折り畳み状態でモジュールケース16内に収納されたエアバッグ12とを主要部として構成されている。
図示は省略するが、モジュールケース16は、例えばルーフRの前端部Rfを構成するルーフヘッダ等の車体骨格部における運転者Dの略正面に、直接的又はブラケット等を介して固定され、ルーフヘッドライニング等にて車室内側から覆われている。インフレータ18は、前突センサやプリクラッシュセンサ等からの信号に基づいて前面衝突が検出又は予測された場合に、図示しない制御装置としてのECUによって作動されてガスを発生するようになっている。この実施形態では、ルーフRの前端部Rf自体、モジュールケース16、及びインフレータ18の少なくとも1つが、エアバッグ12をルーフRの前端部Rfに支持するための本発明における支持部に相当する。
そして、車両用エアバッグ装置10では、エアバッグ12は、図1に示される如く、乗員側の展開面20が、モジュールケース16の車両後端から垂下された鉛直線VL及び車幅方向に略沿った略平面状を成す構成とされている。すなわち、エアバッグ12は、鉛直線VLよりも乗員側(車両後方)には殆ど突出されないようになっている。以下、具体的に説明する。なお、以下の説明におけるエアバッグ12の形状については、特に補足のない場合は基本的にエアバッグ12の展開完了状態における形状(展開完了形状)であるものとする。
図4に示される如く、エアバッグ12は、車両上下方向(鉛直線VL)に対し所定の角度αだけ後傾させた側面視で、下端12Aを挟む角が鋭角となる略鋭角二等辺三角形状を成す、すなわち仮想線ILに対し略前後対称を成す構成とされている。この実施形態では、エアバッグ12は、乗員側の展開面20と反乗員側の展開面22とを繋ぐ複数の整形部材24及びエアバッグ12自体の形状(側面視で略鋭角二等辺三角形状を成す両側壁25の形状等)によって、上記の展開完了形状を成す構成とされている。
この実施形態における複数の整形部材24は、それぞれ紐状の張力構造体とされ、車両上下方向に離間して整列され、かつ車両上方のものが下方のものよりも車両前後方向に長く構成されている。図3に示される如く、複数の整形部材24は、乗員側の展開面20及び反乗員側の展開面22における幅方向(車幅方向に略一致する)の中央部間を繋いでいる。なお、複数の整形部材24は、帯状等の面状に形成されても良い。
これらにより、エアバッグ12は、幅方向中央が車幅方向端部に対し車両前後方向に大きく突出する展開形状、例えば平面略円形に展開されることが抑制されると共に、上記した如く角度αだけ後傾させた側面視で前後対称の鋭角二等辺三角形状を成す構成とされている。
また、図4に示される如く、側面視における乗員側の展開面20と反乗員側の展開面22とで成す角の角度θは、鉛直線VLとステアリングホイール26の操舵面Ssとの成す角の角度と略一致される構成とされている。また、図1に示される如く、エアバッグ12は、反乗員側の展開面22がステアリングホイール26に接触するか極近接するように、その展開完了形状が決められている。これにより、上記形状に展開完了されたエアバッグ12は、反乗員側の展開面22を反力面としてステアリングホイール26に支持されるようになっている。なお、展開面20と反乗員側の展開面22とで成す角の角度θは、上記した角度αの2倍(θ=2×α)とされる。
図4に示される如く、ステアリングホイール26の操舵面Ssに沿ったエアバッグ12の展開高さhは、ステアリングホイール26の直径ds(最大径)よりも大(h>ds)とされている。また、反乗員側の展開面22すなわちエアバッグ12は、その車幅方向に沿った幅W(図3参照)がステアリングホイール26の直径dsよりも大とされている。
さらに、図3及び図4に示される如く、エアバッグ12は、上側展開面28における車両後端側がモジュールケース16に支持されており、該支持部の近傍においてインフレータ18からガスが供給されるようになっている。したがって、乗員側の展開面20がモジュールケース16の車両後端から垂下された鉛直線VLに略一致されるエアバッグ12は、図1に示される如く主に鉛直線VLに対する車両前方で展開されるようになっている。
以上まとめると、車両用エアバッグ装置10を構成するエアバッグ12の展開完了形状は、乗員側の展開面20が鉛直線VL及び車幅方向に略沿った略平面状を成すと共に、反乗員側の展開面22が車両下方よりも上方側で乗員側の展開面20に対し車両前後方向に大きく離間される略傾斜面を成す設定とされている。
また、図2に示される如く、エアバッグ12は、車両用エアバッグ装置10の非作動時すなわち展開前には、モジュールケース16内で、乗員側の展開面20が外周側になるようにロール折りによって折り畳まれて該モジュールケース16に収納されている。これにより、車両用エアバッグ装置10では、図5に示される如く、エアバッグ12の展開初期には、ロール折りが解消されつつ乗員側の展開面20が鉛直線VLに沿って展開(降下)され、次いでエアバッグ12が車両前方に向けて展開され、展開完了状態で図1に示される如くなる構成とされている。
次に、本実施形態の作用を説明する。
上記構成の車両用エアバッグ装置10では、前突センサやプリクラッシュセンサ等からの信号に基づいて前面衝突が検出又は予測された場合に、ECUはインフレータ18を作動させ、このインフレータが発生したガスがエアバッグ12に供給される。すると、エアバッグ12は、図5に示される如くモジュールケース16の車両後端から垂下された鉛直線VLに略沿って降下され、次いで車両前方に向けて図1に示される如く展開される。展開完了状態でエアバッグ12は、運転者Dの大腿部近傍に位置する下端12Aを頂部(鋭角部)とする略鋭角二等辺三角形状(逆三角形状)を成している。
運転席14の運転者Dは、慣性によって上体が車両前方に移動され、その頭部H及び胸部Bがエアバッグ12に接触する。すると、エアバッグ12は、ステアリングホイール26によって反力を支持されつつ運転者Dの頭部H及び胸部Bの車両前方への移動を抑制する。すなわち、運転者Dが展開されたエアバッグ12によって保護される(図6(B)参照)。
ここで、車両用エアバッグ装置10では、乗員側の展開面20がモジュールケース16の車両後端から垂下された鉛直線VL及び車幅方向に略沿った略平面状を成すため、エアバッグ12は、鉛直線VLに対し車両後方すなわち運転者D側に殆ど突出されことなく、上記の展開完了形状とされる。別言すれば、車両用エアバッグ装置10では、エアバッグ12は、乗員側の展開面20が鉛直線VLに沿って降下(展開)された後に車両前方に向けて展開される構成であるため、鉛直線VLに対し車両後方すなわち運転者D側に殆ど突出されことなく、上記の展開完了形状とされる。
このため、車両用エアバッグ装置10では、図6(A)に想像線にて例示される如く、仮に運転者Dがブレーキ操作に伴う慣性力等によって前面衝突前に車両前方に移動されていた場合であっても、該運転者Dの頭部H及び胸部Bが展開過程のエアバッグ12に接触(干渉)する可能性が小さくなる。
このように、第1の実施形態に係る車両用エアバッグ装置10では、ルーフRに支持されたエアバッグ12が展開過程で運転者Dに接触する可能性が小さくなる。これにより、車両用エアバッグ装置10では、上記の如く前面衝突前に車両前方に移動されていた場合であっても、運転者Dはエアバッグ12によって効果的に保護される。しかも、車両用エアバッグ装置10では、エアバッグ12の車両前後方向の厚みが車両上方で下方よりも厚くなるため、換言すれば、運転者Dの頭部Hが接する部分が厚いため、運転者Dの頭部Hに作用する荷重、加速度を抑えることができる。
また、車両用エアバッグ装置10では、エアバッグ12の反乗員側の展開面22がステアリングホイール26の操舵面Ssに沿って展開されるため、エアバッグ12の反力がステアリングホイール26にて良好に支持される。このため、ルーフRに支持された車両用エアバッグ装置10において、小型のエアバッグ12によって運転者Dを効果的に保護することができる。また、エアバッグ12の幅がステアリングホイール26の直径dsよりも大であるため、運転者Dの身体が直接ステアリングホイール26に接触する可能性も小さくなる。
さらに、車両用エアバッグ装置10では、エアバッグ12が、乗員側の展開面20と反乗員側の展開面22とを繋ぐ複数の整形部材24を有する簡単な構造によって、図3及び図4に示される如き展開完了形状が実現されている。しかも、このエアバッグ12は、上側展開面28における車両後端側がモジュールケース16に支持(インフレータ18に連通)されると共に、乗員側の展開面20が外周側になるようにロール折りされる簡単な構造によって、該乗員側の展開面20が上記した鉛直線VLに略沿って展開(降下)される構成が実現されている。
次に、本発明の他の実施形態を説明する。なお、上記第1の実施形態又は前出の構成と基本的に同一の部品・部分については、上記第1の実施形態又は前出の構成と同一の符号を付して説明を省略する。
(第2の実施形態)
図7には、第2の実施形態に係る車両用エアバッグ装置30が図1に示される側面図にて示されている。また、図8には、車両用エアバッグ装置30を構成するエアバッグ32が図3に対応する斜視図にて示されており、図9にはエアバッグ32が図4に対応する側面図にて示されている。これらの図に示される如く、エアバッグ32は、下側袋体としてのロアバッグ34と、下側袋体としてのアッパバッグ36とを有して構成されている点で、単一の袋体より成るエアバッグ12とは異なる。以下、具体的に説明する。
図8及び図9に示される如く、エアバッグ32は、展開完了形状についてはエアバッグ12と略同形状となるように構成されている。すなわち、エアバッグ32は、モジュールケース16の車両後端から垂下された鉛直線VL及び車幅方向に略沿って展開される平面状の乗員側の展開面20と、乗員側の展開面20に対し車両上方に向かうほど車両前後方向に離間するように傾斜された反乗員側の展開面22とを有する。この実施形態では、乗員側の展開面20は、ロアバッグ34とアッパバッグ36とで連続して構成され、反乗員側の展開面22は、ロアバッグ34とアッパバッグ36との境界部で上下に分割された構成とされている。
より具体的には、図9に一部切り欠いて示される如く、エアバッグ32は、ロアバッグ34の気室34Aとアッパバッグ36の気室36Aとを隔てる隔壁38を有する。隔壁38は、反乗員側の展開面22側から乗員側の展開面20に至るようにエアバッグ32の一部を内方に折り込むと共に、該折り込み部の車両後端部をエアバッグ32の乗員側の展開面20(後述する流路形成布42を含む部分)に縫製することで形成されている。なお、隔壁38は、エアバッグ32とは別体の布材の周囲を乗員側の展開面20、反乗員側の展開面22、両側壁25縫製することで設けても良い。この場合は、ロアバッグ34とアッパバッグ36とで反乗員側の展開面22を連続させて構成することも可能である。
また、エアバッグ32は、インフレータ18から供給されたガスをロアバッグ34(の気室34A)に導くガス流路40を有する。ガス流路40は、エアバッグ32における乗員側の展開面20の内面側の幅方向中央部に流路形成布42を縫製等により固定することで、該流路形成布42とエアバッグ32との間に、車両上下方向に長手の流路として設けられている。この実施形態では、ガス流路40は、ロアバッグ34の気室34Aの下部で開口しており、該ロアバッグ34の気室34Aに対しその下部からガスを導入するようになっている。
さらに、エアバッグ32は、隔壁38に形成され、ロアバッグ34の気室34Aとアッパバッグ36の気室36Aとを連通する絞り流路44を有する。これにより、エアバッグ32では、ガス流路40からロアバッグ34の気室34Aに流入されたガスが絞り流路44を通じてアッパバッグ36の気室36Aに流入されるようになっている。この実施形態では、絞り流路40は隔壁38に2つ(左右一対)形成されており、総流路面積が隔壁38の面積に対し十分に小とされている。これにより、エアバッグ32は、展開完了時点でアッパバッグ36の気室36Aの内圧がロアバッグ34の気室34Aの内圧よりも低くなる構成とされている。
以上説明したエアバッグ32は、車両用エアバッグ装置10におけるエアバッグ12と同様に、乗員側の展開面20が外周側に成るようにロール折りによって折り畳まれ、モジュールケース16内に収納されている。車両用エアバッグ装置30の他の構成は、図示しない部分を含め、第1の実施形態に係る車両用エアバッグ装置10と同様に構成されている。
この車両用エアバッグ装置30の作用における車両用エアバッグ装置10の作用と異なる部分を説明する。上記構成の車両用エアバッグ装置30では、前突センサやプリクラッシュセンサ等からの信号に基づいて前面衝突が検出又は予測された場合に、ECUはインフレータ18を作動させ、このインフレータが発生したガスがガス流路40を通じてロアバッグ34の気室34Aに供給される。
すると、エアバッグ12は、図10に示される如くモジュールケース16の車両後端から垂下された鉛直線VLに略沿って直ちに降下され、次いでロアバッグ34が鉛直線VLに対し主に車両前方に向けて展開され、さらに絞り流路44を通じてロアバッグ34からガスが供給されたアッパバッグ36が図7に示される如く展開される。これにより、車両用エアバッグ装置30においても、エアバッグ32は、モジュールケース16の車両後端から垂下された鉛直線VLに対し車両後方すなわち運転者D側に殆ど突出されことなく、エアバッグ12と同様の展開完了形状に展開される。
したがって、第2の実施形態に係る車両用エアバッグ装置30によっても、基本的に第1の実施形態に係る車両用エアバッグ装置10と同様の作用によって同様の効果を得ることができる。また、車両用エアバッグ装置30では、エアバッグ32の展開初期にロアバッグ34に選択的(集中的)にガスが供給される構成であるため、エアバッグ32が車両下向きに降下し終わるタイミングが早くなる(インフレータ18の作動開始から短時間で32の車両下方への降下が完了する)。
このため、車両用エアバッグ装置30では、展開過程のエアバッグ32が運転者Dの上体に接触(干渉)する可能性が小さくなる。特に、シートベルト装置で拘束された運転者Dは、一般的に胸部Bよりも頭部Hの方が早期に(短時間で)ステアリングホイール26に近接しやすので、上記の通りエアバッグ32の降下完了タイミングを早める構成によって、特に運転者Dの頭部Hが展開過程のエアバッグ32に接触(干渉)する可能性が小さくなる。
また、車両用エアバッグ装置30では、ロアバッグ34の気室34Aとアッパバッグ36の気室36Aとが絞り流路44を通じて連通されているため、アッパバッグ36の気室36Aの内圧がロアバッグ34の気室34Aの内圧に対し低くなる。したがって、車両用エアバッグ装置30では、ロアバッグ34にて運転者Dの胸部Bを保護するのに伴う荷重に対して、アッパバッグ36にて運転者Dの頭部Hを保護する(図11参照)のに伴う荷重が小さくなる。すなわち、車両用エアバッグ装置30では、運転者Dの頭部Hを柔らかく受け止めることができ、該頭部Hを保護する際に作用するピーク荷重を低減することができる。
(第3の実施形態)
図12には、第3の実施形態に係る車両用エアバッグ装置50が図1に対応する側面図にて示されている。また、図13には、車両用エアバッグ装置50を構成するエアバッグ52が図3に対応する斜視図にて示されている。これらの図に示される如く、エアバッグ52は、その下端52Aから車両前方(反乗員側)に向けて突出展開される突起部54を有する点で、第1の実施形態に係るエアバッグ12とは異なる。
突起部54は、反乗員側の展開面22の下端部に形成された孔を覆う別布を縫製により反乗員側の展開面22に固定することで設けても良く、反乗員側の展開面22の下端に一体に設けても良い。突起部54は、エアバッグ52の展開完了状態で、図12に示される如く、ステアリングホイール26の下端部に引っ掛かる構成とされている。
また、この実施形態では、エアバッグ52は、複数の整形部材24に代えて、単一の整形部材56を備えている。整形部材56は、側面視におけるエアバッグ52の展開完了形状に似た布状部材とされ、その周縁部が乗員側の展開面20、反乗員側の展開面22を含むエアバッグ52の幅方向中央部に縫製されている。整形部材56には、その厚み方向(エアバッグ52の幅方向)の両側の気室を連通するための連通孔58が形成されている。
連通孔58は、複数形成されており、左右の気室に内圧差が生じないように十分に大きな総面積を有する。これにより、エアバッグ52は、整形部材56に対する左右何れ側からインフレータ18のガスが供給されても良い設定とされている。なお、エアバッグ52は、整形部材56に対する左右両側からインフレータ18のガスが供給されても良い。
以上説明したエアバッグ52は、側面視で、上記の通り下端12Aを頂部(鋭角部)とする略鋭角二等辺三角形状のエアバッグ12に対し、上前の角部が切り欠かれた如く形成されている。車両用エアバッグ装置50における他の構成は、図示しない部分を含め第1の実施形態に係る車両用エアバッグ装置10と同様に構成されている。
したがって、第3の実施形態に係る車両用エアバッグ装置50によっても、基本転記に第1の実施形態に係る車両用エアバッグ装置10と同様の作用によって同様の効果を得ることができる。また、車両用エアバッグ装置50では、エアバッグ52の展開完了状態で突起部54がステアリングホイール26の下端部に引っ掛かるため、運転者Dがエアバッグ52で保護される(エアバッグ52をステアリングホイール26に押し付ける)際にエアバッグ52がステアリングホイール26の操舵面Ssに沿ってずり上がることが防止又は効果的に抑制される。
また、車両用エアバッグ装置50では、複数の整形部材24に代えて整形部材56を備えるため、上記した如くエアバッグ12に対し上前の角部が切り欠かれた如き展開完了形状を容易に得ることができる。したがって、エアバッグ52は、例えばウインドシールドガラスの形状等に応じた形状を設定することが容易である。
なお、第3の実施形態における突起部54、整形部材56の少なくとも一方を第2の実施形態に係るエアバッグ32に適用しても良い。整形部材56をエアバッグ32に適用する場合、ロアバッグ34とアッパバッグ36とで整形部材56を2分割に構成しても良い。
また、上記した各実施形態では、エアバッグ12、32、52が展開完了姿勢でモジュールケース16(ルーフRの前端部Rf)の車両後端から垂下された鉛直線VLに対し僅かに車両後方にはみ出す例を示したが、本発明はこれに限定されず、例えば、エアバッグ12、32、52が全体として鉛直線VLの車両前方で展開される構成としても良い。
本発明の第1の実施形態に係る車両用エアバッグ装置の作動状態を模式的に示す側面図である。 本発明の第1の実施形態に係る車両用エアバッグ装置の非作動状態を拡大して模式的に示す側断面図である。 本発明の第1の実施形態に係る車両用エアバッグ装置を構成するエアバッグの展開完了形状を示す斜視図である。 本発明の第1の実施形態に係る車両用エアバッグ装置を構成するエアバッグの展開完了形状を後傾させて示す側面図である。 本発明の第1の実施形態に係る車両用エアバッグ装置を構成するエアバッグの展開過程を模式的に示す側面図である。 本発明の第1の実施形態に係る車両用エアバッグ装置の作動状態を模式的に示す図であって、(A)はエアバッグの展開完了直後の側面図、(B)はエアバッグによる運転者の保護状態を示す側面図である。 本発明の第2の実施形態に係る車両用エアバッグ装置の作動状態を模式的に示す側面図である。 本発明の第2の実施形態に係る車両用エアバッグ装置を構成するエアバッグの展開完了形状を示す斜視図である。 本発明の第2の実施形態に係る車両用エアバッグ装置を構成するエアバッグの展開完了形状を後傾させて示す側面図である。 本発明の第2の実施形態に係る車両用エアバッグ装置を構成するエアバッグの展開過程を模式的に示す側面図である。 本発明の第2の実施形態に係る車両用エアバッグ装置を構成するエアバッグによる運転者の保護状態を示す側面図である。 本発明の第3の実施形態に係る車両用エアバッグ装置の作動状態を模式的に示す側面図である。 本発明の第3の実施形態に係る車両用エアバッグ装置を構成するエアバッグの展開完了形状を示す斜視図である。
符号の説明
10 車両用エアバッグ装置
12 エアバッグ
14 運転席
16 モジュールケース(支持部)
18 インフレータ(支持部)
20 乗員側の展開面
22 反乗員側の展開面
24 整形部材
26 ステアリングホイール
30・50 車両用エアバッグ装置
32・52 エアバッグ
34 ロアバッグ(下側袋体)
36 アッパバッグ(上側袋体)
38 隔壁
40 ガス流路(ガス導入路)
44 絞り流路
54 突起部
56 整形部材
58 連通孔
R ルーフ
Ss 操舵面

Claims (8)

  1. 車両ルーフの支持部に支持されたエアバッグ展開完了形状が、乗員側の展開面が前記支持部から垂下された鉛直面に略沿った略平面状を成し、かつ反乗員側の展開面が車両上方側で下方側よりも前記乗員側の展開面に対して車両前方側に大きく離間する略傾斜面を成すように設定されている車両用エアバッグ装置。
  2. 車両ルーフの支持部に支持されたエアバッグが、乗員側の展開面が前記支持部から垂下された鉛直面に略沿って車両下向きに展開された後、車両前方に向けて展開されるように構成されている車両用エアバッグ装置。
  3. 前記エアバッグは、運転席の乗員に対する車両前方側で展開されるものであって、車幅方向に沿った幅がステアリングホイールの車幅方向に沿った幅よりも大で、かつ前記反乗員側の面が前記ステアリングホイールの操舵面に沿って展開されるように構成されている請求項1又は請求項2記載の車両用エアバッグ装置。
  4. 前記エアバッグは、運転席の乗員に対する車両前方側で展開されるものであって、反乗員側の展開面の下端側から車両前方に突出して展開され、該展開状態で前記ステアリングホイールに引掛け可能な突起部を有する請求項1〜請求項3の何れか1項記載の車両用エアバッグ装置。
  5. 前記エアバッグは、車両下側で展開される下側袋体と、該下側袋体の車両上側で展開される上側袋体と、ガス供給手段からのガスを前記下側袋体に導くガス導入路と、前記下側袋体と上側袋体とを隔てるように設けられると共に該下側袋体と上側袋体とを連通する絞り流路を有する隔壁とを有して構成されている請求項1〜請求項4の何れか1項記載の車両用エアバッグ装置。
  6. 前記エアバッグは、展開完了形状において、乗員側の展開面が前記支持部から垂下された鉛直面に略沿った略平面状を成し、かつ反乗員側の展開面が車両上方側で下方側よりも前記乗員側の展開面に対して車両前方側に大きく離間する略傾斜面を成すように、前記乗員側の展開面と反乗員側の展開面とを連結する整形部材を有する請求項1〜請求項5の何れか1項記載の車両用エアバッグ装置。
  7. 前記整形部材は、車両上下方向に離間して配置されると共に車両上方側で下方側よりも長く設定された複数の面状又は線状の張力構造体である請求項6記載の車両用エアバッグ装置。
  8. 前記整形部材は、側面視で車両下側の頂部が鋭角となる略三角形状を成すと共に連通孔を有する面状の張力構造体である請求項6記載の車両用エアバッグ装置。
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