JP2010132158A - サンルーフ装置におけるスライドパネルの衝動規制装置 - Google Patents

サンルーフ装置におけるスライドパネルの衝動規制装置 Download PDF

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【課題】衝動規制機能の一層の向上と製造コストのさらなる低減化を図る。
【解決手段】ケーブルシュー19aとスライダ7との間に介設され、車両衝突時にスライドパネルに作用する慣性力により両者を分離可能な結合手段20と、ケーブルシュー19aとスライダ7との間に設けられる楔係合手段21と、を備え、車両が衝突するとケーブルシュー19aから分離したスライダ7が前方へ移動し、楔係合手段21をもってケーブルシュー19aに係合することによりスライドパネル4の前方への移動を規制するスライドパネルの衝動規制装置であって、楔係合手段21を、車両前後方向から見たスライドシュー18のスライド空間断面の範囲内に設けた。
【選択図】図5

Description

本発明は、サンルーフ装置において、車両衝突時の慣性力によるスライドパネルの閉方向への移動を規制する衝動規制装置に関する。
車両のサンルーフ装置において、スライドパネルが開いた状態で車両が正面衝突すると前方へ移動しようとする慣性力がスライドパネルに作用するので、スライドパネルの衝動を防止する対策を施すことが好ましい。
スライドパネルは一般にプッシュプルケーブルを減速機付きモータで押し引き駆動して開閉させるようになっており、これを衝突時に動かないようにする技術として例えば特許文献1に記載のものが挙げられる。しかし、特許文献1の技術は装置が複雑となり、部品点数も多いために製造コストが高くなりやすい。
これに対し、特許文献2に記載の技術は部品点数の少ない構造であるため、衝動規制機能と製造コストの低減との両立が図れる。
特開昭56−67624号公報 特許公報第3086436号
本発明は、衝動規制機能の一層の向上と製造コストのさらなる低減化を図ることを目的としている。
本発明は、前記課題を解決するため、固定ルーフの開口部に装着され、車両前後方向に移動可能なスライドパネルと、前記スライドパネルに連結するとともにプッシュプルケーブルに固定されたケーブルシューに連結し、側部にスライドシューを備えたスライダと、前記スライドシューを介して前記スライダの移動をガイドするガイドレールと、前記ケーブルシューと前記スライダとの間に介設され、車両衝突時に前記スライドパネルに作用する慣性力により両者を分離可能な結合手段と、前記ケーブルシューと前記スライダとの間に設けられる楔係合手段と、を備え、車両が衝突すると前記ケーブルシューから分離した前記スライダが前記スライドパネルとともに前方へ移動し、前記楔係合手段をもって前記ケーブルシューに係合することにより前記スライドパネルの前方への移動を規制するサンルーフ装置におけるスライドパネルの衝動規制装置であって、前記楔係合手段を、車両前後方向から見た前記スライドシューのスライド空間断面の範囲内に設けたことを特徴とする。
本発明によれば、楔係合手段がスライドシューのスライド空間断面の範囲内に設けられるため、楔係合時に発生する摩擦力は鉛直軸回りのモーメントが殆ど生ずることなくブレーキ力としてスライダに伝達されることになり、高いブレーキ効率によってスライドパネルの移動規制機能が向上する。
また本発明は、前記ケーブルシュー側の楔係合部を前記ガイドレールに摺動させて前記スライダのスライドシューとして兼用させる構成としたことを特徴とする。
本発明によれば、ケーブルシュー側の楔係合部をスライドシューとして利用することにより、ガイド機能のみを有するスライドシューの部品点数を低減でき、組み付けも簡素化されるため製造コストの低減が図れる。
また本発明は、前記ケーブルシュー側の楔係合部は上下一対の楔係合片を有し、前記スライダ側の楔係合部と楔係合した際、前記各楔係合片が上下に拡開して前記ガイドレールの上下面に圧接される構成とした。
本発明によれば、ケーブルシュー側の楔係合部とガイドレールとの間で生ずる摩擦を上下2箇所で発生させることができ、ブレーキ効率を一層高めることができる。
本発明によれば、高いブレーキ効率を得ることができ、スライドパネルの移動規制機能が向上する。
図1は本発明が適用されるサンルーフ装置の平面図、図2は同側面図であり、(a)はフロント側のスライドパネル周りの側面、(b)はリア側のスライドパネル周りの側面を示す。図3はサンルーフ装置の開閉動作を示す作用説明図である。
先ずサンルーフ装置1の概略構造について説明すると、図1に示したサンルーフ装置1は、いわゆるツインパネル構造のサンルーフ装置であって、車両の固定ルーフ2の開口部3に車両前後方向に分割して装着されるフロント側のスライドパネル4とリア側のスライドパネル5とを備える。図2において、フロント側のスライドパネル4は、その両側部に取り付けた前寄りの第1スライダ6および後寄りの第2スライダ7の前後方向の移動によりチルトアップした状態で後方に移動して開き、リア側のスライドパネル5は、その両側部に取り付けたリアパネルスライダ8の前後方向の移動によりチルトダウンした状態で後方に移動して開く。スライドパネル4、5は例えばガラス製のパネルからなる。
図1において、開口部3の両側縁の下方には、車両の前後方向に延設する左右一対のガイドフレーム9が取り付けられ、開口部3の後方にはプッシュプルケーブル10を前後移動させるための駆動モータMが取り付けられる。ガイドフレーム9は、図6に示すように、プッシュプルケーブル10を挿通させるための円形断面のケーブル溝11と、図2に示した第1スライダ6、第2スライダ7およびリアパネルスライダ8をスライドさせるためのガイドレール12と、雨水等を排水するためのドレン溝13とを有した断面形状からなり、例えばアルミニウム合金の押出形材から構成される。後に詳述するように各スライダの内で第2スライダ7がプッシュプルケーブル10に連結する駆動スライダとして機能し、この第2スライダ7が特許請求の範囲に記載の「スライダ」に相当する。
図2(a)において、フロント側のスライドパネル4の下面には支持ブラケット14を介してパネル支持ステー15が取り付けられている。第1スライダ6および第2スライダ7にはそれぞれカム溝6a、7aが形成され、パネル支持ステー15にはこれらカム溝6a、7aに係合するカムピン15a、15bが突設されている。一方、図2(b)に示すように、リア側のスライドパネル5の下面には支持ブラケット16を介してパネル支持ステー17が取り付けられている。パネル支持ステー17には前後一対としてカム溝17a、17bが形成されており、リアパネルスライダ8の前後にはこれらカム溝17a、17bに係合するカムピン8a、8bが形成されている。第2スライダ7の後端には係合溝7bが形成され、リアパネルスライダ8の前端には係合溝7bに係脱自在となる可動式の係合ピン8cが取り付けられている。この係合溝7bと係合ピン8cとによる係脱機構の詳細な説明については本発明の趣旨から外れるので省略する。
サンルーフ装置1の概略構造は以上からなり、図3を参照してスライドパネル4、5の開閉動作について説明すると、スライドパネル4、5が全閉の状態からプッシュプルケーブル10(図1)を介して第2スライダ7が若干後方に移動すると、カムピン15a、15bがそれぞれカム溝6a、7a内を移動し、スライドパネル4がチルトアップする。さらに第2スライダ7が後方に移動すると、パネル支持ステー15の介在により第1スライダ6も一緒に移動することでスライドパネル4がチルトアップした状態で後方にスライドする。そして、所定の移動ストロークに達すると図3(a)に示すように係合ピン8cと係合溝7bとが係合する。
なおも第2スライダ7が後方に移動すると、係合溝7bと係合ピン8cとの係脱機構を介してリアパネルスライダ8も後方に移動し、カムピン8a、8bがカム溝17a、17b内を移動することにより図3(b)に示すようにスライドパネル5がチルトダウンし、以降、図3(c)に示すようにスライドパネル4、5がそれぞれチルトアップ、チルトダウンした状態で一体となって後方に開いていく。閉方向の動作は以上の開方向の動作と逆であり、説明は省略する。
以下、駆動スライダである第2スライダ7(以降、単にスライダ7という)周りの構造について詳細に説明する。図4、図5はそれぞれスライドシュー18およびケーブルシュー19aを取り付けた状態、外した状態のスライダ7の外観斜視図である。また、図6はガイドレール12とスライダ7との関係を示す断面図であり、(a)はスライドシュー18が位置する箇所での断面を、(b)は楔係合手段21が位置する辺りでの断面を示している。
スライダ7の下部の両側にはスライドシュー18が取り付けられる。スライドパネルのチルト動作時、スライダ7のカム溝7aにはカムピン15b(図6)から比較的大きな反力が加わるため、一般にスライダ7は強度の高い金属製の部材から構成される。一方、ガイドレール12に対するスムースな摺動性と摺動時の静音性を確保するため、スライドシュー18は樹脂製の部材から構成される。スライドシュー18は、例えばスライダ7の下部に突設されたシュー取付片7cに圧入嵌合により取り付けられる。スライダ7は前後方向に長手の部材であるため、スライドシュー18は本来であればスライダ7の両側面ともに前後に、つまり計4つとして配設されるのであるが、後記するように本実施形態では、楔係合部23がスライドシューの機能を担っているため、スライドシュー18は計3つ配設されている。
スライドシュー18は図6(a)に示すように略断面矩形状を呈しており、その上下面および一側面がガイドレール12の上面12a、下面12b、壁面12cに摺動可能に接する。なお、厳密に言えば、スライドシュー18の側面には、ガイドレール12の幅方向の誤差を吸収するために、ガイドレール12の壁面12cに圧接される突状の板ばね片18aが一体に形成されている。また、スライドシュー18の上面には、ガイドレール12の上下方向の誤差を吸収するため、ガイドレール12の長手方向に2点で点接触するように突片18bが一体に形成されている。
図4、図5に示す符号19はケーブルスライダを示す。図6も参照して、ケーブルスライダ19は、プッシュプルケーブル10の先端周りに固定されてケーブル溝11内を摺動するケーブルシュー19aと、スライダ7の側面に取り付けられる基体部19bと、基体部19bをスライダ7に固定するための突状片からなるスライダ固定部19c(図5)と、ケーブルシュー19aと基体部19bとを連結し、ケーブル溝11とガイドレール12とを連通するスロット25を通る連結部19dとを備えた形状からなる。ケーブルスライダ19は樹脂製の部材からなり、ケーブルシュー19a、基体部19b、スライダ固定部19cおよび連結部19dが一体に成形されている。
図5において、スライダ固定部19cは例えばスライダ7に形成された取付孔7dに圧入嵌合される。基体部19bに対するスライダ固定部19cの根元部19eは、スライドパネル4(図2)の通常作動時の摺動抵抗では分離しないが、ある限度を超えた車両減速度が作用したときのスライドパネル4の前方への慣性力で切断分離するように脆弱に構成されている。脆弱に構成する例としては、応力を集中させるために薄肉に形成するなどである。このようにスライダ固定部19cの根元部19eは、ケーブルシュー19aとスライダ7との間に介設され、車両衝突時にスライドパネル4に作用する慣性力によりケーブルシュー19aとスライダ7とを分離可能とする結合手段20を構成する。
ケーブルシュー19aとスライダ7との間には楔係合手段21が設けられる。具体的には、スライダ7側においては、その一側面において車両前方に向かうにしたがい漸次上下間隔が狭まる楔係合部22が突設されている。楔係合部22の上面22a、下面22bはともに斜面として形成される。一方、ケーブルシュー19a側の楔係合部23は基体部19bの後端に形成されている。楔係合部23は、上下一対の楔係合片24A,24Bを有して車両後方に向けて開口した音叉形状を呈しており、楔係合片24A、24Bの各内面24cは楔係合部22の上面22a、下面22bに略平行な斜面として形成されている。
根元部19eが分離していない状態では、スライダ7側の楔係合部22とケーブルシュー19a側の楔係合部23とは車両前後方向に離間した位置関係にある。その離間距離は、後記するように車両が正面衝突して根元部19eが分離し、楔係合部22が楔係合部23に楔係合するまでのスライダ7の移動ストロークとなる。
本発明は、楔係合手段21を、車両前後方向から見たスライドシュー18のスライド空間断面の範囲内に設けたことを主な特徴とする。スライドシュー18のスライド空間断面とは、図6において、ガイドレール12の上面12a、下面12b、壁面12cの三面に囲まれたスライドシュー18の摺動機能部が占める空間の断面である。ここで対象となるスライドシュー18とは、スライダ7において楔係合手段21が設けられる側のスライドシュー18であり、図6(a)において車両内側に位置するスライドシュー18を指している。図6の(a)と(b)とを照らし合わせて見れば、楔係合部22、23からなる楔係合手段21が車両内側寄りのスライドシュー18の断面、すなわちスライドシュー18のスライド空間断面の範囲内に位置している様子が容易に判る。
図7は楔係合手段21の作用側面図である。(a)は正常時の状態を示し、楔係合部23の楔係合片24A、24Bはガイドレール12内を摺動してスライダ7のスライドシューとして機能している。そして、(b)に示すように楔係合部22と楔係合部23とが楔係合した際には、楔係合片24A、24Bの各内面24cが楔係合部22の上面22a、下面22bに押圧されることにより、楔係合片24A、24Bが上下に拡開してガイドレール12の上面12a、下面12bに圧接されるようになっている。
以上の実施態様の一連の動作について説明する。正常時においては、ケーブルスライダ19によってケーブルシュー19aとスライダ7とが一体であり、プッシュプルケーブル10の前後移動によりスライダ7がスライドし、図3で説明したカム結合部を介してスライドパネル4が開閉移動する。その際、楔係合部23の楔係合片24A、24Bはスライダ7のスライドシューとして機能する。また、楔係合部22と楔係合部23とは車両前後方向に離間した位置関係にある。
そして、スライドパネル4が開いた状態で車両が正面衝突して過大な減速度が作用すると、スライドパネル4が慣性力で前方へ移動しようとする。このとき、ケーブルシュー19aにはプッシュプルケーブル10の張力による保持力が作用しているが、スライダ固定部19cの根元部19eの強度はこの保持力よりも低く設定されているので、根元部19eが破断してスライダ7とケーブルシュー19aとが互いに分離し、ケーブルシュー19aはそのままでスライダ7のみが前方へと移動する。
スライダ7が前方に移動するとこのスライダ7に一体に形成された楔係合部22も前方に移動し、図7(b)に示すように、楔係合部22の上面22a、下面22bが楔係合部23の楔係合片24A、24Bの各内面24cに食い込み、摩擦力が発生する。そして、楔係合片24A、24Bは上下に拡開してガイドレール12の上面12a、下面12bに圧接され、ブレーキ力が発生する。以上によりスライドパネル4の前方への移動が規制される。
特許文献2の技術においては、楔係合部がスライドシューを囲むガイドレールとケーブル溝との間に形成されたスロットに位置し、楔係合部とスライドシューとの間に車幅方向の距離が空くのに対し、本発明では、楔係合部22と楔係合部23とによる楔係合手段21がスライドシュー18を囲むガイドレール内、つまりスライドシュー18のスライド空間断面の範囲内に設けられているために前記距離が生じず、前記摩擦力は鉛直軸回りのモーメントが殆ど生ずることなくスライダ7に伝達されることになる。したがって、高いブレーキ効率が得られ、スライドパネル4の移動規制機能が向上することとなる。特に、本実施形態のようにツインパネル構造のサンルーフ装置においては、車両の正面衝突時に前側のスライドパネル4の慣性力に加えて、図2に示した係合溝7bと係合ピン8cとによる係脱機構を介して後側のスライドパネル5の慣性力も加わるおそれがあるが、ブレーキ効率に優れた本発明によれば容易に対処可能となる。
また、ケーブルシュー19a側の楔係合部23をガイドレール12に摺動させてスライダ7のスライドシューとして兼用させる構成とすれば、ガイド機能のみを有するスライドシュー18の部品点数を低減でき、組み付けも簡素化されるため経済的な衝動規制装置となる。
さらに、ケーブルシュー19a側の楔係合部23として上下一対の楔係合片24A、24Bを有する形状とし、スライダ7側の楔係合部22と楔係合した際、楔係合片24A、24Bが上下に拡開してガイドレール12の上面12a、下面12bに圧接される構成とすれば、楔係合部23とガイドレール12との間で生ずる摩擦を上下2箇所で発生させることができ、ブレーキ効率を一層高めることができる。
以上、本発明について好適な実施形態を説明した。実施形態ではツインパネル構造のサンルーフ装置について説明したが、勿論、1枚パネル構造のサンルーフ装置においても本発明は適用可能である。
本発明が適用されるサンルーフ装置の平面図である。 本発明が適用されるサンルーフ装置の側面図であり、(a)はフロント側のスライドパネル周りの側面、(b)はリア側のスライドパネル周りの側面を示す。 サンルーフ装置の開閉動作を示す作用説明図である。 スライドシューおよびケーブルシューを取り付けた状態のスライダの外観斜視図である。 スライドシューおよびケーブルシューを外した状態のスライダの外観斜視図である。 ガイドレールとスライダとの関係を示す断面図であり、(a)はスライドシューが位置する箇所での断面を、(b)は楔係合手段が位置する辺りでの断面を示す。 楔係合手段の作用側面図である。
符号の説明
1 サンルーフ装置
2 固定ルーフ
3 開口部
4,5 スライドパネル
7 第2スライダ(スライダ)
12 ガイドレール
18 スライドシュー
19 ケーブルスライダ
19a ケーブルシュー
20 結合手段
21 楔係合手段
22 楔係合部(スライダ側)
23 楔係合部(ケーブルシュー側)
24A,24B 楔係合片

Claims (3)

  1. 固定ルーフの開口部に装着され、車両前後方向に移動可能なスライドパネルと、
    前記スライドパネルに連結するとともにプッシュプルケーブルに固定されたケーブルシューに連結し、側部にスライドシューを備えたスライダと、
    前記スライドシューを介して前記スライダの移動をガイドするガイドレールと、
    前記ケーブルシューと前記スライダとの間に介設され、車両衝突時に前記スライドパネルに作用する慣性力により両者を分離可能な結合手段と、
    前記ケーブルシューと前記スライダとの間に設けられる楔係合手段と、
    を備え、車両が衝突すると前記ケーブルシューから分離した前記スライダが前記スライドパネルとともに前方へ移動し、前記楔係合手段をもって前記ケーブルシューに係合することにより前記スライドパネルの前方への移動を規制するサンルーフ装置におけるスライドパネルの衝動規制装置であって、
    前記楔係合手段を、車両前後方向から見た前記スライドシューのスライド空間断面の範囲内に設けたことを特徴とするサンルーフ装置におけるスライドパネルの衝動規制装置。
  2. 前記ケーブルシュー側の楔係合部を前記ガイドレールに摺動させて前記スライダのスライドシューとして兼用させる構成としたことを特徴とする請求項1に記載のサンルーフ装置におけるスライドパネルの衝動規制装置。
  3. 前記ケーブルシュー側の楔係合部は上下一対の楔係合片を有し、
    前記スライダ側の楔係合部と楔係合した際、前記各楔係合片が上下に拡開して前記ガイドレールの上下面に圧接される構成としたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のサンルーフ装置におけるスライドパネルの衝動規制装置。
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