JP6405569B2 - 車両のバンパカバー連結構造 - Google Patents
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Description
以下、図1から図14に基づいて本発明の実施形態1に係る車両のバンパカバー連結構造について説明する。本実施形態に係る車両のバンパカバー連結構造は、図1に示すように、ワンボックス車両10のボディ12にリヤバンパカバー20を正式にネジ等により取付ける前に、リヤバンパカバー20をボディ12の所定位置に連結する構造である。ここで、図中における前後左右、及び上下は前記ワンボックス車両10(以下、車両10という)の前後左右、及び上下に対応している。
リヤバンパカバー連結構造について説明する前に、図1、図2に基づいて、車両10のボディ12の概要について簡単に説明する。車両10のボディ12の後部には荷物の積み下ろし等に使用されるドア開口部12hが形成されており、そのドア開口部12hがバックドア13(図2では省略)により開閉可能に構成されている。ボディ12のドア開口部12hの下辺部分には左右方向に延びる横梁部12y(図2参照)が設けられており、その横梁部12yの左右両側にドア開口部12hを構成する左右の後端支柱部12zが立設されている。そして、左右の後端支柱部12zにバックランプユニット14が取付けられている。また、ボディ12の後部の左右側面にはリヤホイールハウス12aを備えるリヤフェンダパネル12f等が設けられている。そして、ボディ12の横梁部12yと、左右のバックランプユニット14の下側と、左右のリヤフェンダパネル12fの下窪み部12kとがリヤバンパカバー20により覆われている。
リヤバンパカバー20は、図1〜図3に示すように、ボディ12の横梁部12yを車両後方から覆う後面カバー部22と、リヤフェンダパネル12fの下窪み部12kを車幅方向外側から覆う左右の側面カバー部24と、後面カバー部22と側面カバー部24間に設けられた左右の湾曲部25とから構成されている。そして、リヤバンパカバー20の左右の側面カバー部24と左右の湾曲部25とが左右対称に形成されている。リヤバンパカバー20の湾曲部25の上辺部分は、後側傾斜上板部25bと前側傾斜上板部25fとにより山形に形成されている。
リヤバンパカバー20は、ネジ、及びクリップ等により車両10のボディ12に正式に固定される前に、そのリヤバンパカバー20の湾曲部25の上部がリヤバンパカバー連結構造によりボディ12の所定位置に連結される。ここで、リヤバンパカバー連結構造は、車両10の左右両側において左右対称に設けられている。このため、図3〜図14に基づいて、代表して右側のリヤバンパカバー連結構造について説明する。
即ち、リヤバンパカバー20の後面カバー部22が本発明の第1カバー部、左右の側面カバー部24が本発明の第2カバー部に相当する。また、湾曲部25の後側傾斜上板部25bが湾曲部の傾斜部に相当し、後面カバー部22の上端平板部22uが本発明の第1カバー部の上端に相当する。また、リヤバンパカバー20の連結用端縁250が本発明のバンパカバーの端縁に相当する。
バンパサポート30は、図8、図9に示すように、リヤバンパカバー20の連結用端縁250が係合可能なサポート部材であり、バックランプユニット14の右下位置でボディ12(後端支柱部12z)に固定されている。バンパサポート30は、図9に示すように、ボディ12に固定される固定フランジ部37と、バックランプユニット14のハウジング14hに連結されるランプ側連結部36とを備えている。固定フランジ部37は、略横向き台形状に形成されており、その固定フランジ部37の先端部にボルト(図示省略)が通されるボルト孔37hが形成されている。ランプ側連結部36は、図8、図10等に示すように、バックランプユニット14のハウジング14hの端縁を裏側から支えられるように構成されており、そのランプ側連結部36の上端左側面にハウジング14hに係合可能な鉤部36kが設けられている。
次に、リヤバンパカバー20の連結、及び取外し手順について説明する。リヤバンパカバー20を車両10のボディ12に対して連結する場合には、図2に示すように、左右の湾曲部25に設けられた後側傾斜上板部25bの連結用端縁250を後方からボディ12の左右に固定されたバンパサポート30にセットする。即ち、リヤバンパカバー20(湾曲部25)の連結用端縁250の上部をバンパサポート30の被係合部33に位置合わせし、連結用端縁250の高さ方向中央部をバンパサポート30のガイド部35に位置合わせして、リヤバンパカバー20の湾曲部25を前方に押圧する。
本実施形態に係るリヤバンパカバー連結構造によると、リヤバンパカバー20の連結用端縁250(端縁)の段差部254(係合部)とバンパサポート30(サポート部材)の被係合部33とが係合している状態からリヤバンパカバー20を連結用端縁250(端縁)に沿う方向に移動させ、平坦部251y(係合解除部)をバンパサポート30の被係合部33の位置まで導くことができる。即ち、リヤバンパカバー20の連結用端縁250(端縁)の段差部254(係合部)とバンパサポート30(サポート部材)の被係合部33とが係合している状態からリヤバンパカバー20を連結用端縁250(端縁)に沿う方向に移動させることで、リヤバンパカバー20をバンパサポート30から外せるようになる。このため、リヤバンパカバー20の段差部254(係合部)とバンパサポート30の被係合部33間に無理な力を加えずに両者254,33の係合を解除できるようになり、リヤバンパカバー20の段差部254(係合部)とバンパサポート30の被係合部33とが損傷、あるいは変形することがない。このため、リヤバンパカバー20を車両ボディ12に再度連結する際の連結信頼性が低下しなくなる。
ここで、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更が可能である。例えば、本実施形態では、リヤバンパカバー20の連結用端縁250にL字形凹部251を形成して段差部254(係合部)と平坦部251y(係合解除部)とを設ける例を示した。しかし、リヤバンパカバー20の連結用端縁250にL字形凹部251を形成する代わりに、略L字形の切欠部等を形成して段差部254(係合部)と係合解除部とを設けることも可能である。また、L字形凹部251の一部を切欠く構成でも可能である。また、本実施形態では、バンパサポート30(サポート部材)をバックランプユニット14の近傍で車両ボディ12に固定する例を示した。しかし、リヤバンパカバー20の形状によっては、バンパサポート30の固定位置を適宜変更することも可能である。また、本実施形態では、リヤバンパカバー20の連結構造について本発明を適用したが、フロントバンパカバーの連結構造について本発明を適用することも可能である。
14・・・・・バックランプユニット
20・・・・・リヤバンパカバー(バンパカバー)
250・・・・連結用端縁(端縁)
254・・・・段差部(係合部)
251y・・・平坦部(係合解除部)
30・・・・・バンパサポート(サポート部材)
33k・・・・爪部
33・・・・・被係合部
35・・・・・ガイド部
35x・・・・突起
35y・・・・突起
Claims (8)
- バンパカバーの端縁に設けられた係合部と車両ボディに固定されたサポート部材の被係合部とを弾性変形を利用して係合させて、前記バンパカバーを車両ボディに連結する車両のバンパカバー連結構造であって、
前記バンパカバーの端縁には、その端縁に沿って係合部と係合解除部とが形成されており、
前記バンパカバーの端縁の係合部と前記サポート部材の被係合部とが係合している状態から前記バンパカバーをそのバンパカバーの端縁に沿う方向に移動させることで、前記サポート部材の被係合部を弾性変形させずに前記係合解除部を前記サポート部材の被係合部の位置まで導けるように構成されている車両のバンパカバー連結構造。 - バンパカバーの端縁に設けられた係合部を車両ボディに固定されたサポート部材の被係合部に係合させて、前記バンパカバーを車両ボディに連結する車両のバンパカバー連結構造であって、
前記バンパカバーの端縁には、その端縁に沿って係合部と係合解除部とが形成されており、
前記バンパカバーの端縁の係合部と前記サポート部材の被係合部とが係合している状態から前記バンパカバーをそのバンパカバーの端縁に沿う方向に移動させ、前記係合解除部を前記サポート部材の被係合部の位置まで導けるように構成されており、
前記サポート部材には、前記バンパカバーの端縁に沿う方向にそのバンパカバーをガイド可能なガイド部が設けられており、
前記サポート部材のガイド部は、前記バンパカバーの端縁を収納する溝状部と、その溝状部の側壁に形成されて前記バンパカバーの端縁を厚み方向から挟む複数の突起とから構成されている車両のバンパカバー連結構造。 - 請求項1又は請求項2のいずれかに記載された車両のバンパカバー連結構造であって、
前記バンパカバーは、車幅方向に延びる第1カバー部と、車両前後方向に延びる第2カバー部と、前記第1カバー部と第2カバー部との間に設けられて、傾斜部を有する湾曲部とを備えており、
前記湾曲部の傾斜部は、前記第1カバー部の上端に連続するとともに、その上端から車幅方向外側方向に離れるにつれて高くなるように傾斜しており、
前記バンパカバーの端縁は、前記湾曲部の傾斜部の前方端縁に上下方向に延びるように設けられており、
前記バンパカバーの端縁に沿う方向が上下方向である車両のバンパカバー連結構造。 - 請求項1から請求項3のいずれかに記載された車両のバンパカバー連結構造であって、
前記係合部と係合解除部間で、前記バンパカバーの端縁の断面形状が前記係合部の断面形状から係合解除部の断面形状まで徐々に変化する構成である車両のバンパカバー連結構造。 - 請求項1から請求項4のいずれかに記載された車両のバンパカバー連結構造であって、
前記バンパカバーの係合部と前記サポート部材の被係合部との係合方向は、そのバンパカバーの端縁に沿う方向に対して直角方向であって車両前後方向と一致している車両のバンパカバー連結構造。 - 請求項5に記載された車両のバンパカバー連結構造であって、
前記バンパカバーの係合解除部は、そのバンパカバーの係合部に対して下方に形成されている車両のバンパカバー連結構造。 - 請求項1から請求項6のいずれかに記載された車両のバンパカバー連結構造であって、
前記サポート部材の被係合部は、前記バンパカバーの端縁が挿入可能な溝状に形成されて、その溝の開口縁に爪部が形成されており、
前記バンパカバーの係合部は、そのバンパカバーの端縁が前記サポート部材の溝状の被係合部に挿入される際に前記爪部が係合する段差部であり、
前記バンパカバーの係合解除部は、前記爪部が係合不能に構成された平坦部である車両のバンパカバー連結構造。 - 請求項2から請求項7のいずれかに記載された車両のバンパカバー連結構造であって、
前記サポート部材は、所定部位が車両ボディに固定されたランプユニットに連結された状態で、他の部位が前記車両ボディに固定されており、
前記サポート部材のガイド部は、前記ランプユニットに沿って配置されている車両のバンパカバー連結構造。
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