JP2010130400A - 圧電振動デバイス - Google Patents

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Abstract

【課題】 圧電振動板に発生する応力を緩和しつつ、絶縁不良を防止して、安定した特性を得ることができる圧電振動デバイスを提供することを目的とする。
【解決手段】 水晶振動子1は、水晶振動板2と第1蓋部材3と第2蓋部材4とで構成されており、水晶振動板2は、表裏一対の励振電極23が形成された振動部20と、振動部よりも厚肉に形成された枠部29と、振動部と枠部との間に、振動部よりも薄肉に形成された薄肉部28とが一体成形されている。振動部20には第1接合電極25が形成され、第1蓋部材3の一主面31には、他主面37に形成された外部接続端子34と電気的に繋がった第2接合電極33が形成されている。そして、第1接合電極25と第2接合電極33とが金属ロウ材を介して一体化接合されることによって、励振電極23が外部接続端子34と電気的に繋がっている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、電子機器等に用いられる圧電振動デバイスに関するものである。
近年、各種電子機器の小型化・薄型化が急速に進んでおり、これに伴って、圧電振動デバイス(例えば水晶振動子等)も超小型化対応が求められている。しかしながら、例えば従来のようなセラミックからなる容器体の内部に圧電振動板を搭載し、蓋体で気密封止した形態の圧電振動デバイスでは、容器体の成形精度の問題から超小型化への対応が困難になってきている。これに対し、容器体および蓋体を例えば水晶やガラスなどで構成し、圧電振動板の両主面に形成された励振電極を封止するように、圧電振動板の両主面に対して容器体および蓋体を接合すする形態の圧電振動デバイスがある(例えば、下記する特許文献1および特許文献2をご参照)。このような圧電振動デバイスの製造においては、例えば圧電振動板、容器体、蓋体のいずれかの部材を、多数個が連なって形成された基板で取り扱うことによって、取扱いを簡便にし、生産効率を向上させるようにしている。
特許3390348号公報 特開2001−119264号公報
また、近年の各種電子機器の動作周波数の高周波化に伴って、圧電振動デバイスも高周波化対応が必要となっている。例えば圧電振動板にATカット水晶板を用いた場合、その厚さは周波数に反比例する関係にあるため、高周波帯では非常に薄くなる。このように水晶板の厚さが非常に薄くなると機械的に脆弱となるため、薄肉領域の周囲に、該薄肉領域よりも厚肉の補強部を一体成形することによって、水晶板の機械的強度を高める構造が一般的に用いられている(所謂、逆メサ構造)。
上記した特許文献1および特許文献2では、圧電振動板の表裏主面の外周部の各々に、金属膜を介して蓋(蓋部材)が接合された構造となっている。圧電振動板には水晶板が使用されており、所謂、逆メサ構造が開示されている。このような構造において、水晶板とその上下の蓋との接合は金属膜の溶融によって行われている。しかし、上記構造では前記接合後の金属膜の収縮応力等の応力が、水晶板の外周部分(厚肉部)から内側部分(薄肉部)へ伝搬し、当該応力によって圧電振動デバイスの発振周波数が変化してしまうことが懸念される。また、前記応力は圧電振動デバイスの諸特性にも悪影響を及ぼすことになる。さらに、上記した特許文献1および特許文献2では、圧電振動板とその上下の蓋との接合に寄与する接合材(金属膜)と、励振電極と圧電振動デバイス底面の外部接続とを電気的に接続するための電極(接続電極と略記)とが、各部材の外周付近に近接して形成されている。このように近接した状態では例えば前記接合材を加熱溶融させるときに溶融金属が圧電振動デバイスの内側方向へ(あるいは前記接続電極形成時に溶融した金属が圧電振動デバイスの外側方向へ)流出して、接合材と接続電極とが接触し、絶縁不良を発生させる危険性が増大することになる。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、圧電振動板に発生する応力を緩和しつつ、絶縁不良を防止して、安定した特性を得ることができる圧電振動デバイスを提供することを目的とするものである。
上記目的を達成するために、請求項1の発明は、表裏一対の励振電極を有する圧電振動板と、該圧電振動板の表裏外周に接合材を介して各々接合され、前記励振電極を気密封止する蓋部材とで構成された圧電振動デバイスであって、前記圧電振動板は、励振電極が形成された振動部と、該振動部を包囲し、該振動部よりも厚肉に形成された枠部と、振動部と枠部との間に、振動部よりも薄肉に形成された薄肉部あるいは貫通部、または前記薄肉部と前記貫通部の組合せ構成とが一体成形されており、前記振動部には、励振電極から該振動部の一主面側に引き出された第1接合電極が形成され、一方の蓋部材の一主面には、該蓋部材の他主面に形成された外部接続端子と電気的に繋がった第2接合電極が形成されてなり、第1接合電極と第2接合電極とが金属ロウ材を介して一体化接合されることによって、励振電極が外部接続端子と電気的に繋がっている。このような構造の圧電振動デバイスであれば、接合後に圧電振動体に生じる各種応力を効果的に緩和することができる。
具体的に、圧電振動体の表裏外周部に接合材を介して蓋部材を各々接合する際、接合によって発生する各種応力(接合材の収縮応力等)を、前記薄肉部によって緩和することができる。また、振動部と枠部との間に前記薄肉部を形成せず、貫通部を形成してもよい。前記貫通部を形成することによって、前述の各種応力は緩和することができる。さらには、振動部と枠部との間に薄肉部と貫通部の両方を形成してもよい。上記構造によって、励振電極が形成された振動部に伝搬する応力が緩和され、圧電振動デバイスの発振周波数の変化を抑制することができる。また、前記応力緩和により、圧電振動デバイスの特性劣化を防止することができる。
また、上記構成によれば、前記励振電極と前記外部接続端子を電気的に接続するため導通路(金属ロウ材を介して一体化接合される第1接合電極と第2接合電極等)は、枠部から独立して離間した位置、すなわち振動部に形成されている。これにより、前記導通路形成のために金属膜(金属ロウ材)を加熱溶融させる際に、溶融金属が圧電振動デバイスの外側方向へ移動したとしても、前記薄肉部が“溝”として機能するため、溶融金属を薄肉部に滞留させることができる。これにより、圧電振動デバイスの外周領域に形成された接合材と、前記導通路と接触による絶縁不良を防止することができる。
また、上記目的を達成するために請求項2の発明によると、前記振動部の表裏主面のうち、少なくとも一方の主面には振動部と同材料からなる突起部が該振動部と一体的に成形され、該突起部には前記第1接合電極が形成されてなり、前記突起部は、該突起部の上面が前記枠部の一主面と略同一平面となる厚さで形成されている。
上記構成によれば、前記突起部の厚さ(高さ)は、前記枠部の一主面と略同一平面となる厚さ(高さ)で形成されている。これにより、例えば電解メッキ法によって、枠部に形成する接合材の上面と、突起部に形成する金属膜(金属ロウ材)の上面とを概ね揃えて形成する場合、膜厚管理を行い易くすることができる。つまり、枠部の主面外周の接合材と、突起部上の金属膜の電解メッキによる成膜を一括同時に行うことができる。これは、前記枠部の一主面と前記振動部の一主面とが非同一面である場合、枠部の接合材の上面と、突起部上の金属膜の上面とを概ね揃えて形成するには、枠部と突起部に形成する接合材および金属膜の厚さが異なるため、略同一平面に制御するための膜厚管理が煩雑となる。これに比べて本発明の構成であれば、一括電解メッキで膜厚を管理することができる。また、前記突起部の厚さ(高さ)が、前記枠部の一主面と略同一平面となる厚さ(高さ)で形成されているため、金属使用量も低減させることができる。
また、上記目的を達成するために請求項3の発明によると、前記圧電振動板が平面視矩形状のATカット水晶板からなり、該圧電振動板の長辺側をX軸、該圧電振動板の短辺側をZ’軸としたとき、前記薄肉部の領域のうち、Z’軸方向の一部領域に貫通部が形成されてなり、前記貫通部の上端と下端を繋ぐ壁面導体が、該貫通部の内壁面に部分的に被着され、前記振動部の一主面側の励振電極は、前記壁面導体を経由して他主面側へ引き回され、前記第1接合電極と電気的に繋がっている。
水晶振動板を用いて、前記薄肉部をウエットエッチング(化学的溶解)によって成形する場合、水晶は異方性結晶であるため、軸方向の相違によって水晶の深さ方向の侵食角度に差異が生じる。つまり、前記侵食角度の相違によって、溶解部分の開口角度に差異が生じてしまう。具体的に、Z’軸方向の方がX軸方向よりも水晶の深さ方向の侵食角度が大きいため開口角度が大きくなる。このような開口角度の相違により、エッチング後の薄肉部の機械的強度は、X軸方向の方がZ’軸方向よりも機械的強度が劣ることになる。しかしながら本発明の構造であれば、Z’軸方向の一部領域に貫通孔を形成し、X軸方向は薄肉部を境界に枠部および振動部と繋がっている。つまりX軸方向を水晶振動板の長辺方向とすることによって、X軸方向に貫通部を形成する場合よりも水晶振動板の強度低下を抑制することができる。
一方、水晶板に表裏いずれか一方向(例えば表面側)からのウエットエッチングによって貫通孔を形成する場合、水晶は異方性結晶であるために、深くエッチングするほど最深部の孔径が狭小となり、侵食孔の形状は概ね逆三角錐形状に近づいてくる。つまり貫通孔は表裏で開口寸法に相違が生じてしまう。これは高周波帯の水晶板に比べて厚さが厚い低周波帯(ATカット水晶板は厚さが周波数に反比例するため)に近づくほど、前記開口寸法の相違が顕在化してくる。したがって、貫通孔内部に導体を充填して該貫通孔の上下接続を確実に行うのに充分な孔径を確保するためには、水晶の異方性により、少なくとも水晶の一主面側にはある程度の大きさの開口領域が必要となる。つまり前記開口領域の確保が振動領域の減少に繋がってしまう。しかしながら、本発明の構造であれば、前記薄肉部の領域のうち、Z’軸方向の一部領域に貫通部が形成され、前記貫通部の上端と下端を繋ぐ壁面導体が、該貫通部の内壁面に部分的に被着されている。つまり、前記壁面導体を経由することによって、貫通孔を形成することなく、前記振動部の一主面側から他主面側への導通を確保することができる。したがって、貫通孔を形成する構造に比べて振動領域を広く確保することができる。これにより、圧電振動デバイスの設計自由度を増すことができる。
以上のように、本発明によれば、本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、圧電振動板に発生する応力を緩和しつつ、絶縁不良を防止して、安定した特性を得ることができる圧電振動デバイスを提供することができる。
−第1の実施形態−
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。なお、以下に示す実施例では、圧電振動デバイスとして水晶振動子を本発明に適用した場合を示す。図1は本発明の第1の実施形態を示す水晶振動子の長辺方向の断面模式図であり、図2は図1で各部材に分解した図である。以下、まず水晶振動子の主要構成部材について説明した後、その製造方法について説明する。
本実施形態にかかる水晶振動子1は、図1に示すように、水晶振動板2(本発明でいう圧電振動板)と、この水晶振動板2の一主面21に形成された励振電極23を気密封止する第1蓋部材3と、この水晶振動板2の他主面22に形成された励振電極23を気密封止する第2蓋部材4が主要構成部材となっている。水晶振動子1は、水晶振動板2と第1蓋部材3とが接合材5によって接合され、かつ、水晶振動板2と第2蓋部材4とが接合材5によって接合されてパッケージ11が構成される。そして、水晶振動板2を介して第1蓋部材3と第2蓋部材4とが接合されることで、パッケージ11の内部空間12が2箇所形成され、このパッケージ11の内部空間12に水晶振動板2の両主面21,22に形成された励振電極23がそれぞれの内部空間12で気密封止されている。なお、第1蓋部材と第2蓋部材とは略同一形状および略同一外形寸法となっており、第1蓋部材3には、当該蓋部材の底面(他主面)37に形成される外部接続端子34と電気的に繋がった導通路(ビア)35が当該蓋部材の厚さ方向に貫通形成されている。
図2において水晶振動板2は、所定の角度で切り出されたATカット水晶板である。水晶振動板2は、励振電極23が形成された振動部20と、枠部29と薄肉部28とを有しており、これらは一体的に成形されている。ここで枠部29は振動部20を環状に包囲し、該振動部よりも厚肉に形成されている。また、薄肉部28は振動部20と枠部29との間に形成され、振動部(土手部27)よりも薄肉に形成されている。なお、本発明でいう、振動部は励振電極が形成された領域のみに限定されるものではない。本実施形態の説明においては、「振動部」は枠部の内側に形成される薄肉部または貫通孔よりも内側の領域(具体的に凹部26および土手部27)としている。本実施形態において振動部20は、表裏に励振電極23が形成される凹部26と、凹部26を環状に包囲する土手部27とからなっている(所謂、「逆メサ」形状の振動部となっている)。なお、振動部20の構造は上記構造に限定されるものではなく、平板状であってもよい。また、本実施形態では「逆メサ」形状の振動部の外周に薄肉部を形成した構造となっているが、枠部の内側の領域に薄肉部を形成せず、平板状として貫通部を部分的に形成してもよい。なお、これらの構造においても、振動部の厚さは枠部よりも薄くなる。
前記凹部26および土手部27、薄肉部28はウエットエッチングによって成形されている。そして凹部26の表裏面(一主面21と他主面22)に励振電極23が蒸着法によって対向形成されている。本実施形態では励振電極23は水晶振動板2の表裏主面に、下から順に、クロム,金の膜構成で成膜されている。なお、前記電極の膜構成はこれに限定されるものではなく、その他の膜構成であってもよい。励振電極23からは引出電極24が導出形成されており、他主面22から引き出された引出電極24は、凹部26と土手部27の境界部分から振動部を厚さ方向に貫いて一主面21側へ導出されている。そして、引出電極24の終端部分には第1接合電極25が形成されている。第1接合電極25の上部には金(Au)メッキ層50が形成されている。
水晶振動板2の両主面21,22は鏡面加工仕上げとなっており、平坦平滑面として成形されている。水晶振動板2では、枠部29の両主面201,202は第1蓋部材3と第2蓋部材4との接合面として構成され、振動部20が振動領域として構成される。枠部29の一主面201には第1蓋部材3と接合するための第1接合材51が形成されている。また、枠部29の一主面201には第2蓋部材4と接合するための第2接合材52が形成されている。ここで前記第1接合材51と第2接合材52の形成幅は略同一となっている。また、第1接合材51と第2接合材52とは同一構成からなっている。これら第1接合材51および第2接合材52は、複数の層が枠部29の両主面201,202に積層して構成されている。本実施形態では、第1接合材および第2接合材は、最下層側からクロム(Cr)層(図示省略)と金(Au)層(図示省略)とが蒸着法によって形成され、その上に金メッキ層(図示省略)が電解メッキ法によって積層された構成となっている。
図2において第1蓋部材3は平面視矩形状の平板であり、Z板水晶が使用されている。平面視において第1蓋部材3の外形寸法は水晶振動板2の外形寸法と略同一となっており、第1蓋部材3の一主面31(下記する水晶振動板2との接合面32)は平坦平滑面(鏡面加工)として成形されている。そして、第1蓋部材3の水晶振動板2との接合面側の周縁には、第3接合材53が周状に形成されている。ここで、第3接合材53の形成幅は第1接合材51の形成幅と略同一となるように形成されている。
第1蓋部材3には、水晶振動板2の第1接合電極25と金属膜(金属ロウ材)を介して接合される第2接合電極33と、水晶振動板2と接合する接合部(具体的に接合面32)と、外部と電気的に接続する外部接続端子34とが設けられている。水晶振動板2との接合面32は、第1蓋部材3の一主面31の平面視主面外周に設けられている。
第1蓋部材3の接合面32には、水晶振動板2と接合するための第3接合材53が形成されている。具体的に、第3接合材53は複数の層が接合面32に積層され、その最下層側からクロム(Cr)層(図示省略)と金(Au)層531とが蒸着形成され、その上にAu−Sn合金層532が積層して形成され、その上にAuフラッシュメッキ層533が積層して形成されている。もしくは、第3接合材53は、その下面側からCr層とAu層とが蒸着形成され、その上にSnメッキ層とAuメッキ層が順に積層して形成されていてもよい。なお、第3接合材53と第2接合電極33とは同時に形成され、第2接合電極33も第3接合材53と同一の構成となる。また、第1蓋部材3には、図2に示すように、水晶振動板2の励振電極23を外部と導通させるためのスルーホール35が形成されている。そして、このスルーホール35を介して、電極パターン36が第1蓋部材3の一主面31の第2接合電極33から第1蓋部材3の他主面37の外部接続端子34にかけてパターン形成されている。
図2において第2蓋部材4は平面視矩形状の平板であり、第1蓋部材3と同様にZ板水晶が使用されている。平面視において第2蓋部材4の外形寸法は水晶振動板2の外形寸法と略同一となっている。第2蓋部材4の一主面41(下記する水晶振動板2との接合面42)は平坦平滑面(鏡面加工)として成形されている。そして、第2蓋部材4の水晶振動板2との接合面側の周縁には、第4接合材54が周状に形成されている。ここで、第4接合材54の形成幅は第2接合材52の形成幅と略同一となっている。
この第2蓋部材4には、水晶振動板2と接合する接合部(具体的に接合面42)が設けられている。接合面42は、第2蓋部材4の一主面41の平面視主面外周に設けられている。また、第2蓋部材4の接合面42には、水晶振動板2と接合するための第4接合材54が形成されている。具体的に、第4接合材54は、複数の層が接合面42に積層され、その最下層側からCr層(図示省略)とAu層541とが蒸着形成され、その上にAu−Sn合金層542が積層して形成され、その上にAuフラッシュメッキ層543が積層して形成されている。もしくは、第4接合材54は、その下面側からCr層とAu層とが蒸着形成され、その上にSnメッキ層とAuメッキ層が順に積層して形成されていてもよい。
上記した水晶振動板2の接合面(枠部29の一主面201)における第1接合材51の接合領域(シールパス)と、第1蓋部材3の接合面32における第3接合材53の接合領域(シールパス)は同じ幅を有している。また、水晶振動板2の接合面(枠部29の他主面202)における第2接合材52の接合領域(シールパス)と、第2蓋部材3の接合面42における第4接合材54の接合領域(シールパス)は同じ幅を有している。以上が水晶振動子1を構成する主要部材の説明である。
次に、水晶振動子1の製造方法について図2を用いて説明する。本実施形態では、個片状態の第1蓋部材3に対して、ウエハに多数個が一括形成された状態の水晶振動板2を配し、さらにその上に個片状態の第2蓋部材4を配した後、ウエハ(水晶振動板)をダイシングによって多数個の水晶振動子に個片化する製造方法について説明する。しかしながら、本発明は、本実施形態で説明する方法に限定されるものではなく、ウエハに多数個が一括形成された状態の第1蓋部材3の上に、水晶ウエハに多数個が一括形成された状態の水晶振動板2を配し、さらにその上にウエハに多数個形成された状態の第2蓋部材4を配して、これら水晶振動板2と第1蓋部材3と第2蓋部材4とを接合し、その後に個片化を行う方法であってもよく、この場合、水晶振動子1の量産に好適である。
まず、多数個の第1蓋部材3をパレット(図示省略)に収納する。前記パレットは隣接する第1蓋部材3との間に所定間隔が設けられており、一定間隔で第1蓋部材を整列収容できるように設計されている。そして、第1蓋部材3の一主面31上に、ウエハ状態の水晶振動板2を画像認識手段により設定した位置に、水晶振動板2の一主面21が第1蓋部材3の一主面31と対向するように配する。このとき、第1蓋部材3の接合面32に形成された第3接合材53と、水晶振動板2の枠部29の一主面201に形成された第1接合材51とは平面視で略一致するように配されている。また、第1蓋部材3の一主面31に形成された第2接合電極33と、水晶振動板2の第1接合電極25に形成された金メッキ層50とは平面視で略平面視で略一致するように配されている。
水晶振動板2を第1蓋部材3に配した後に、水晶振動板2の他主面22上に、個片状態の第2蓋部材4を、画像認識手段により設定した位置に第2蓋部材4の一主面41が水晶振動板2の他主面22と対向するように配して積層する。このとき、水晶振動板2の枠部29の他主面202に形成された第2接合材52と、第2蓋部材4の接合面42に形成された第4接合材54とは平面視で略一致するように配されている。
第1蓋部材3と水晶振動板2と第2蓋部材4とを積層した後に、超音波を用いた接合により、これら第1蓋部材3と水晶振動板2と第2蓋部材4の超音波を用いた仮止接合を行う。第1蓋部材3と水晶振動板2と第2蓋部材4の仮止接合を行なった後に、他の製造工程(内部空間12内のガス抜きや発振周波数調整など)を行ない、その後に加熱溶融接合を行う。なお、本実施形態では真空雰囲気下において第1蓋部材3と水晶振動板2と第2蓋部材4との接合を行っているが、これに限定されるものではなく、窒素などの不活性ガスを用いてもよい。
次に、仮止接合された第1蓋部材3と水晶振動板2と第2蓋部材4を、所定温度に昇温された環境下に置き、各部材に形成された各接合材を溶融させることで本接合を行う。具体的に、第1接合材51と第3接合材53とを接合することで接合材5を構成し、この接合材5によって水晶振動板2と第1蓋部材3を接合する。この接合材5による水晶振動板2と第1蓋部材3との接合により、図1に示すように、水晶振動板2の一主面21に形成された励振電極23が気密封止される。また、第1接合材51と第3接合材53との接合と同時に加熱溶融接合を行い、第2接合材52と第4接合材54とを接合することで接合材5を構成し、この接合材5によって水晶振動板2と第2蓋部材4を接合する。この接合材5による水晶振動板2と第2蓋部材4との接合により、図1に示すように、水晶振動板2の他主面22に形成した励振電極23が気密封止される。
上記したように、本実施形態にかかる水晶振動子1によれば、接合後に水晶振動子板2に生じる各種応力を効果的に緩和することができる。具体的に、水晶振動子板の表裏外周部に接合材を介して蓋部材3,4を各々接合する際、接合によって発生する各種応力(接合材の収縮応力等)を、薄肉部28によって緩和することができる。これにより、励振電極23が形成された振動部20に伝搬する応力が緩和され、水晶振動子の発振周波数の変化を抑制することができる。また、前記応力緩和により、水晶振動子の特性劣化を防止することができる。
また、本実施形態にかかる水晶振動子1によれば、励振電極23と外部接続端子34を電気的に接続するため導通路(金属ロウ材を介して一体化接合される第1接合電極と第2接合電極等)は、枠部29から独立して離間した位置、すなわち振動部20に形成されている。これにより、前記導通路形成のために金属膜(金属ロウ材)を加熱溶融させる際に、溶融金属が水晶振動子の外側方向へ移動したとしても、薄肉部28が“溝”として機能するため、溶融金属を薄肉部に滞留させることができる。これにより、圧電振動デバイスの外周領域に形成された接合材と、前記導通路と接触による絶縁不良を防止することができる。
本実施形態において振動部20は、凹部26の外周に土手部27が形成された逆メサ形状であり、振動部20の外側に薄肉部28が形成された構造となっている。しかしながら、本発明は前記構造に限定されるものではない。例えば図3の第1の実施形態の変形例に示すように、薄肉部を形成せず、枠部の内側を平板とし、部分的に貫通孔を設けた形状であってもよい。
なお、本発明の実施形態では、接合材5として、CrとAuとSnを用いているが、これに限定されるものではなく、接合材5を例えばCrとAuとGeとから構成してもよい。また、圧電振動板側にAuとSnなどのメッキ積層膜やAuSnなどのメッキ合金層を形成し、蓋部材側にAuメッキ層(単一金属元素のメッキ層)を形成してもよい。さらに、本発明の実施形態では、2つのパッケージ基材の材料として水晶が使用されているが、水晶以外にガラスやサファイアを使用してもよい。
−第2の実施形態−
本実施形態における第2の実施形態を、第1の実施形態と同様に圧電振動板として水晶振動板を用いた水晶振動子を例に挙げて図4乃至6を用いて説明する。図4は本発明の第2の実施形態を示す水晶振動板の平面図である。図5は本発明の第2の実施形態を示す水晶振動板の長辺方向の断面模式図で、図6は図4のA部の拡大斜視図である。なお、第1の実施形態と同様の構成については同番号を付して説明の一部を割愛するとともに、前述の実施形態と同様の効果を有する。以下、第1の実施形態との相違点を中心に説明する。
図4に示すように、本実施形態において水晶振動板2の薄肉部28には、2箇所の貫通部6が形成されている。前記貫通部6は薄肉部28の領域のうち、Z’軸方向の一部領域に形成されている。このように貫通部を振動部の両側に形成することによって、水晶振動板と蓋部材との接合材の硬化後の収縮応力等の各種応力を薄肉部28に加え、さらに効果的に分散させることができる。
水晶振動板を用いて、薄肉部をウエットエッチング(化学的溶解)によって成形する場合、水晶は異方性結晶であるため、軸方向の相違によって水晶の深さ方向の侵食角度に差異が生じる。つまり、前記侵食角度の相違によって、溶解部分の開口角度に差異が生じてしまう。具体的に、Z’軸方向の方がX軸方向よりも水晶の深さ方向の侵食角度が大きいため開口角度が大きくなる。このような開口角度の相違により、エッチング後の薄肉部の機械的強度は、X軸方向の方がZ’軸方向よりも機械的強度が劣ることになる。しかしながら本発明の構造であれば、Z’軸方向の一部領域に貫通孔を形成し、X軸方向は薄肉部を境界に枠部および振動部と繋がっている。つまりX軸方向を水晶振動板の長辺方向とすることによって、X軸方向に貫通部を形成する場合よりも水晶振動板の強度低下を抑制することができる。
図4乃至5において、振動部20は平面視矩形状の平板形状であり、一短辺の両端付近にはと一対の突起部8が形成されている。突起部8は振動部と同材料で一体成形されており、その厚さ(高さ)は、枠部29の一主面201と略同一平面となる厚さ(高さ)で形成されている。突起部8は励振電極23から引き出された引出電極24と繋がっており、突起部8の表面は第1接合電極で被覆されている。なお、第1接合電極は引出電極および励振電極と同一材料および同一の膜構成で構成されている。
本実施形態にかかる水晶振動子1によれば、突起部8の厚さ(高さ)は、枠部29の一主面と略同一平面となる厚さ(高さ)で形成されている。これにより、例えば電解メッキ法によって、枠部に形成する接合材の上面と、突起部に形成する金属膜(金属ロウ材)の上面とを概ね揃えて形成する場合、膜厚管理を行い易くすることができる。つまり、枠部29の主面外周の接合材と、突起部8上の金属膜の電解メッキによる成膜を一括同時に行うことができる。これは、前記枠部の一主面と前記振動部の一主面とが非同一面である場合、枠部の接合材の上面と、突起部上の金属膜の上面とを概ね揃えて形成するには、枠部と突起部に形成する接合材および金属膜の厚さが異なるため、略同一平面に制御するための膜厚管理が煩雑となる。これに比べて本発明の構成であれば、一括電解メッキで膜厚を管理することができる。また、前記突起部の厚さ(高さ)が、前記枠部の一主面と略同一平面となる厚さ(高さ)で形成されているため、金属使用量も低減させることができる。
図6は図4におけるA部の拡大斜視図であり、枠部の一部を取り払って、貫通部の内壁面が見えるように表した図である。貫通部6は水晶振動板の表裏両方向からウエットエッチングを行うことによって形成されており、貫通部6の内壁面には壁面導体7が部分的に被着されている。具体的に、壁面導体7は貫通部6の内壁面のうち、薄肉部の領域61に形成されており、振動部の側面部分62は水晶素地が露出した状態となっている。前記壁面導体7は、まず貫通部6を形成した後、蒸着法によって、励振電極と同一材料および同一膜構成からなる金属膜を貫通部の内壁面全体に被着させる。次に、レジストを前記薄肉部の領域61に形成して露光・現像を行う。そして金属エッチングおよびレジストを除去することによって壁面導体7が形成される。
他主面22側(図6では振動部20の下面側)の励振電極23は、他主面側の引出電極24を経て、これと繋がった壁面導体7を介して一主面21側(図6では振動部20の上面側)の第1接合電極と繋がっている。そして、第1接合電極は、第1の実施形態で前述したように第1蓋部材3の他主面31に形成された第2接合電極33と、金属ロウ材を介して一体化接合されることにより、最終的に第1蓋部材3の他主面37に形成された外部接続端子34と電気的に接続される。
水晶板に表裏いずれか一方向(例えば表面側)からのウエットエッチングによって貫通孔を形成する場合、水晶は異方性結晶であるために、深くエッチングするほど最深部の孔径が狭小となり、侵食孔の形状は概ね逆三角錐形状に近づいてくる。つまり貫通孔は表裏で開口寸法に相違が生じてしまう。これは高周波帯の水晶板に比べて厚さが厚い低周波帯(ATカット水晶板は厚さが周波数に反比例するため)に近づくほど、前記開口寸法の相違が顕在化してくる。したがって、貫通孔内部に導体を充填して該貫通孔の上下接続を確実に行うのに充分な孔径を確保するためには、水晶の異方性により、少なくとも水晶の一主面側にはある程度の大きさの開口領域が必要となる。つまり前記開口領域の確保が振動領域の減少に繋がってしまう。しかしながら、本発明の構造であれば、薄肉部28の領域のうち、Z’軸方向の一部領域に貫通部6が形成され、前記貫通部6の上端と下端を繋ぐ壁面導体7が、貫通部6の内壁面に部分的に被着されている。つまり、壁面導体7を経由することによって、貫通孔を形成することなく、振動部20の一主面側から他主面側への導通を確保することができる。したがって、貫通孔を形成する構造に比べて振動領域を広く確保することができる。これにより、圧電振動デバイスの設計自由度を増すことができる。
なお、本発明の第2の実施形態の変形例として、水晶振動板を図7乃至8に示すような構造にしてもよい。例えば図7では、突起部8を被覆する第1接合電極の全周に金属ロウ材が形成されている。このような構造であれば、金メッキ層50の幅(径)は、図2に示す蓋部材の第2接合電極33の幅(径)よりも幅広(大径)の状態となり、水晶振動板2と第1蓋部材3との仮止接合時に、位置決め載置が行いやすくなる。また、このような構成であれば、水晶振動板と第1蓋部材の仮止接合で僅かな位置ずれが生じたとしても、接合材の加熱溶融によって水晶振動板側に第1蓋部材が追従して自己補正(セルフアライメント効果)されやすくなる。
また、図8のように薄肉部が途切れている、つまり貫通している領域を利用し、引出電極を振動部を貫通させないで振動部の側面を介して第1接合電極にまで引き回す構造としてもよい。このような構造の場合、振動部の側面を経由することによって、貫通孔を形成することなく、振動部の一主面側から他主面側への導通を確保することができる。したがって、貫通孔を形成する構造に比べて振動領域を広く確保することができる。これにより、圧電振動デバイスの設計自由度を増すことができる。
また、本発明の実施形態では、平面視矩形状で平板状の2つの蓋部材が用いられているが、これに限定されるものではなく、2つの蓋部材によって水晶振動板に形成された励振電極を気密封止できれば、蓋部材の形状は任意に設定してもよい。例えば、凹状に形成された2つの蓋部材の凹部分が、水晶振動板に対向するようにして気密接合された形態であってもよい。
本発明の実施形態では表面実装型水晶振動子を例にしているが、水晶フィルタ、集積回路等の電子部品に水晶振動子を組み込んだ水晶発振器など、電子機器等に用いられる他の表面実装型の圧電振動デバイスの製造方法にも適用可能である。
本発明は、その精神または主要な特徴から逸脱することなく、他のいろいろな形で実施することができる。そのため、上述の実施の形態はあらゆる点で単なる例示にすぎず、限定的に解釈してはならない。本発明の範囲は特許請求の範囲によって示すものであって、明細書本文には、なんら拘束されない。さらに、特許請求の範囲の均等範囲に属する変形や変更は、全て本発明の範囲内のものである。
圧電振動デバイスの量産に適用できる。
本発明の第1の実施形態を示す水晶振動子の長辺方向の断面模式図。 図1の分解断面図。 本発明の第1の実施形態の変形例を示す水晶振動板の長辺方向の断面模式図。 本発明の第2の実施形態を示す水晶振動板の平面図 本発明の第2の実施形態を示す水晶振動板の長辺方向の断面模式図。 図4のA部の拡大斜視図。 本発明の第2の実施形態の変形例を示す水晶振動板の長辺方向の断面模式図。 本発明の第2の実施形態の変形例を示す水晶振動板の長辺方向の断面模式図。
符号の説明
1 水晶振動子
2 水晶振動板
20 振動部
23 励振電極
24 引出電極
25 第1接合電極
28 薄肉部
29 枠部
3 第1蓋部材
33 第2接合電極
34 外部接続端子
4 第2蓋部材
5 接合材
50 金メッキ層
51 第1接合材
52 第2接合材
53 第3接合材
54 第4接合材
6 貫通部
7 壁面導体
8 突起部

Claims (3)

  1. 表裏一対の励振電極を有する圧電振動板と、該圧電振動板の表裏外周に接合材を介して各々接合され、前記励振電極を気密封止する蓋部材とで構成された圧電振動デバイスであって、
    前記圧電振動板は、励振電極が形成された振動部と、
    該振動部を包囲し、該振動部よりも厚肉に形成された枠部と、
    振動部と枠部との間に、振動部よりも薄肉に形成された薄肉部あるいは貫通部、または前記薄肉部と前記貫通部の組合せ構成とが一体成形されており、
    前記振動部には、励振電極から該振動部の一主面側に引き出された第1接合電極が形成され、
    一方の蓋部材の一主面には、該蓋部材の他主面に形成された外部接続端子と電気的に繋がった第2接合電極が形成されてなり、
    第1接合電極と第2接合電極とが金属ロウ材を介して一体化接合されることによって、励振電極が外部接続端子と電気的に繋がっていることを特徴とする圧電振動デバイス。
  2. 前記振動部の表裏主面のうち、少なくとも一方の主面には振動部と同材料からなる突起部が該振動部と一体的に成形され、該突起部には前記第1接合電極が形成されてなり、
    前記突起部は、該突起部の上面が前記枠部の一主面と略同一平面となる厚さで形成されていることを特徴とする請求項1に記載の圧電振動デバイス。
  3. 前記圧電振動板が平面視矩形状のATカット水晶板からなり、該圧電振動板の長辺側をX軸、該圧電振動板の短辺側をZ’軸としたとき、前記薄肉部の領域のうち、Z’軸方向の一部領域に貫通部が形成されてなり、
    前記貫通部の上端と下端を繋ぐ壁面導体が、該貫通部の内壁面に部分的に被着され、
    前記振動部の一主面側の励振電極は、前記壁面導体を経由して他主面側へ引き回され、前記第1接合電極と電気的に繋がっていることを特徴とする請求項1乃至2に記載の圧電振動デバイス。
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