JP2010130367A - データ伝送装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】
開示のデータ伝送装置は、受信データに基づき作成する送信データと該送信データを複製した複製データとを外部に伝送する場合、該送信データと該複製データとが一致しているか否かを確認することができる。
【解決手段】
開示のデータ伝送装置は、受信データに、該受信データを識別する識別情報を付加する識別情報付加手段と、前記識別情報が付加された前記受信データを複製する受信データ複製手段と、前記識別情報が付加された受信データと前記受信データ複製手段により複製されたデータとのそれぞれに対し、同一の演算処理を施すデータ演算手段と、前記識別情報と前記演算処理の結果とに基づいて、前記識別情報が付加された受信データと前記複製されたデータとが同一であるか否かを判定する同一判定手段と、を有する。
【選択図】図3

Description

本発明は、受信データに基づき複製した複製データにつき、該受信データとの同一性を判定する技術に関する。
近年、既存の回線交換技術で構築された電話網は、パケット交換技術のIP(Internet Protocol)パケットベースの通信網に置き換わりつつあり、それに伴ってレイヤ2のバックボーン伝送システムも、IPパケットと親和性が高く装置単価の安いイーサネット(登録商標)ベースの伝送方式に徐々に置き換わってきている。しかしながら、バックボーン回線に使用されるシステム(データ伝送装置)は安価であるといっても、従来採用されてきたSDH/SONET(Synchronous Digital Hierarchy / Synchronous Optical NETwork)の伝送技術と同様の耐障害性及び保守性が求められる(特許文献1、特許文献2等)。
そこでイーサネット(登録商標)ベースのパケット伝送システムでは、伝送システムの保守性という面を考慮して、Output Port Mirrorと呼ばれる、出力パケットの内容をモニタリングする機能を有することが求められる。そして、該システムでは、通常データを出力するインタフェースカードとは別のカードにOutput Mirror Portを設けることが求められる。
特開平8−37527号公報 特開2005−260742号公報
しかし、上記技術においては、通常の出力データと該出力データに基づき複製したデータとが完全に一致することが求められるが、伝送装置内の経路の輻輳等によって、これらデータの同一性が保証されないという問題点があった。
そこで、本発明では、受信データに基づき作成する送信データと該送信データを複製した複製データとを外部に伝送する場合、該送信データと該複製データとが一致しているか否かを確認することのできるデータ伝送装置を提供することを目的とする。
本発明に係るデータ伝送装置の一形態では、受信データ及び該受信データに係る複製データをそれぞれ別のポートを介して外部に送信するデータ伝送装置であって、前記受信データに、該受信データを識別する識別情報を付加する識別情報付加手段と、前記識別情報が付加された前記受信データを複製する受信データ複製手段と、前記識別情報が付加された受信データと前記受信データ複製手段により複製されたデータとのそれぞれに対し、同一の演算処理を施すデータ演算手段と、前記識別情報と前記演算処理の結果とに基づいて、前記識別情報が付加された受信データと前記複製されたデータとが同一であるか否かを判定する同一判定手段と、を有する。
上記特徴を有するデータ伝送装置は、送信データ及び複製データに付加された識別情報により元データの同一性を識別し、さらに、同一の該識別情報を有する送信データ及び複製データに対する同一の演算処理の結果を比較する。従って、データ伝送装置は、別々のポートから出力される送信データ及び複製データの同一性を確認することができる。
開示のデータ伝送装置は、受信データに基づき作成する送信データと該送信データを複製した複製データとを外部に伝送する場合、該送信データと該複製データとが一致しているか否かを確認することができる。
図面を参照しながら、本発明を実施するための最良の形態について説明する。
(本実施の形態に係るデータ伝送装置の動作原理)
図1−5を用いて、本実施の形態に係るデータ伝送装置100の動作原理について説明する。図1は、データ伝送装置100の概要を説明するための図である。図1で示すように、データ伝送装置100は、入力処理部(Ingress Processing Block)200、スイッチファブリック(Switch Fabric)300、第1の出力処理部(Egress Processing Block)400、第2の出力処理部500を有する。入力処理部200は、回線側から入力された受信データ(パケット)を処理し、スイッチファブリック300に転送する処理部である。
スイッチファブリック300は、後述するように入力処理部200から転送された送信データを複製して、該複製データを第2の出力処理部500に転送する。第1の出力処理部400及び第2の出力処理部500は、スイッチファブリック300から転送されてきた送信データ又は複製データを回線側に出力するための処理を行う。
第1の出力処理部400は、通常のデータ伝送に使用される「Output Port」を備え、送信データを「Output Port」から外部に出力する。第2の出力処理部500は、障害時やモニタリング時に使用する「Output Mirror Port」を備え、複製データを「Output Mirror Port」から外部に出力する。データ伝送装置100では、個々のパケットを処理単位としても良く、複数のパケットを1つの処理単位としても良い。
図1では第2の出力処理部500を1つだけ図示しているが、データ伝送装置100は、複数の第2の出力処理部500を有する形態としても良い。データ形態は、e−tree等のマルチキャスト(Multicast)パケットであっても良く、その際、「Output Port」は「Master port」となり、「Output Mirror Port」は「Multicast Port」となる。
そして、データ伝送装置100は、後述するように「Output Port」から出力される送信データと「Output Mirror Port」から出力される複製データとが一致するか否かを確認し、その結果に応じて種々の処理を行う。また、データ伝送装置100は、複数のインタフェースカードを有し、第1の出力処理部400と第2の出力処理部500とは、それぞれ異なるインタフェースカード上に存在する形態であっても良い。
ここで、Output Port Mirrorとe−tree等のmulticastパケットとの違いは、前者は「Output Port」宛全てのパケットが複製されるのに対し、後者は特定の種別(フロー)のパケットだけ複製されるという点である。また、前者では複製されるパケットは通常の出力ポート宛パケットに対して1個のみ、つまり、同じパケットが出力されているか否かの確認は、1つのポートについて行えば良い。一方、後者では複数のコピーパケットが存在する、つまり、同じパケットが出力されているか否かの確認は、複数のポートについて行う必要があるという点で両者は異なる。
図2は、データ伝送装置100のハードウェア構成の一例を示す図である。図2で示すように、データ伝送装置100は、監視制御部、主信号処理部を有する。該監視制御部は、CPU(Central Processing Unit)710、ROM(Read-Only Memory)720、RAM(Random Access Memory)730、通信I/F740を有する。また、該主信号処理部は、後述する入力処理部200、スイッチファブリック300、出力処理部400、500、600を有する。
CPU710は、ROM720に記憶されたプログラムを実行する装置であり、RAM730に展開(ロード)されたデータを、プログラムの命令に従って演算処理し、データ伝送装置100の全体を制御する。ROM720は、CPU710が実行するプログラムやデータを記憶している。RAM730は、CPU710でROM720に記憶されたプログラムを実行する際に、実行するプログラムやデータが展開(ロード)され、演算の間、演算データを一時的に保持する。
通信I/F740は、無線又は有線の通信ネットワークを介して接続された他の通信制御機能を備えた周辺機器と情報(データ)を送受信するためのインタフェースである。
データ伝送装置100が有する各手段又は各処理部は、CPU710が、ROM720に記憶された各手段又は各処理部に対応するプログラムを実行することにより実現される形態としても良いし、当該各手段又は各処理部に関する処理をハードウェアで実現する形態としても良い。
図3は、データ伝送装置100の動作原理を説明するための図である。図3で示すように、データ伝送装置100は、入力処理部200、スイッチファブリック300、第1の出力処理部400、第2の出力処理部500を有する。
入力処理部200は、識別情報付加手段210を有する。識別情報付加手段210は、受信データに対し、該受信データに固有の識別情報を付与する。ここで、当該識別情報は、一例として0又は1から始まり、所定の最大値(例えば、10000番)に達した場合、0又は1に戻って巡回するシーケンス番号であっても良く、受信データを識別できるものであれば良い。そして、識別情報付加手段210は、識別情報を付与した受信データ(以下、送信データという。)をスイッチファブリック300に転送する。
また、入力処理部200は、複製指示判別手段(不図示)を有する形態であっても良い。複製指示判別手段は、対象とする受信データ(パケット)が複製され、第2の出力処理部500に転送されるべきデータか否かを判別し、転送されるべきと判別した場合、その判別を識別するためのフラグを付与する。後述する受信データ複製手段310は、このフラグに基づいて、送信データを複製し、複製データを第2の出力処理部へ転送する形態であっても良い。ここで、転送されるべきデータか否かの判別は、例えば、MACアドレス(Media Access Control address)学習の学習テーブルを利用した形態であっても良く、所定の宛先MACアドレスやVLAN(Virtual Local Area Network)タグ等の情報を含むか否かによって判別する形態であっても良い。複製指示判別手段による処理は、識別情報付加手段210による処理の前であっても後であっても良い。その他、受信データを加工する一定の処理が、識別情報付加手段210による処理の前後で行われる形態としても良い。
スイッチファブリック300は、受信データ複製手段310を有する。受信データ複製手段310は、識別情報付加手段210によって識別情報が付加された受信データ(送信データ)を複製して、元データである送信データを第1の出力処理部400へ転送し、複製した複製データを第2の出力処理部500へ転送する。
図4で示すように、例えば、送信データには、受信データ複製手段310による複製処理を行う際2方路に出力するよう指示するためのヘッダ(図4中のSW Header)が格納され、受信データ複製手段310は、当該ヘッダの情報からどこに出力するデータなのかという情報を取得する。そして、受信データ複製手段310は、出力読出しブロックにパケットバッファからデータの読出し指示を行う。当該読出し指示は、1方路でも可能である。
また、受信データ複製手段310は、複製指示判別手段によって付されたフラグを検出し、該フラグが付された場合のみ、上記の複製、転送処理を行うとする形態であっても良い。
第1の出力処理部400は、識別情報抽出手段410、第1のデータ演算手段420を有する。識別情報抽出手段410は、受信データ複製手段310により転送された送信データから、識別情報付加手段210により付加された識別情報を抽出(検出)し、該識別情報を演算結果保持手段510に通知する。
第1のデータ演算手段420は、受信データ複製手段310により転送された送信データに対し、所定の演算処理を施した後、該所定の演算処理の結果を演算結果保持手段510に通知する。ここで、所定の演算処理とは、特定のデータと該特定のデータに施した演算結果とが対応する演算処理であって、例えば、CRC(Cyclic Redundancy Check)演算であっても良い。また、第1のデータ演算手段420と第2のデータ演算手段550とで行う所定の演算処理は、同一の演算処理である。
また、第1のデータ演算手段420は、識別情報を除く送信データに上記所定の演算処理を施す形態としても良く、識別情報を含む送信データに上記所定の演算処理を施す形態としても良い。また、識別情報抽出手段410の前段又は第1のデータ演算手段420の後段に、例えば、送信データに特定の加工処理を施す手段(処理部)が設置される形態であっても良い。その際、第2の出力処理部500においても、複製データに対し、同じタイミングで、同一の処理が施される。
さらに、第1のデータ演算手段420(又は第1の出力処理部400)は、送信データから識別情報を削除し、例えば、「Output Port」から該送信データをデータ伝送装置100外部に送信する。また、第1のデータ演算手段420(又は第1の出力処理部400)は、送信データから識別情報を削除せず、該送信データを外部送信する形態であっても良い。
ここで、識別情報抽出手段410及び第1のデータ演算手段420による識別情報及び所定の演算結果の通知手段としては、実際のパケットの経路を通す方法であっても良い。また、該通知手段は、装置100内の各カード(第1の出力処理部400、第2の出力処理部500)間に本情報を転送するための専用の経路を確保し、その専用線を介して情報を転送する方法、アラーム情報等の通知を行うための制御系との通信経路を使用して転送する方法であっても良い。つまり、該通知手段は、通知する情報が確実に転送され、対象カード(第2の出力処理部500)に到達するものであれば良い。
第2の出力処理部500は、演算結果保持手段510、遅延手段520、同一判定手段530を有し、同一判定手段530は、識別情報抽出手段540、第2のデータ演算手段550を有する。
演算結果保持手段510は、識別情報通知手段410及び第1のデータ演算手段420から通知される識別番号と該識別番号を有する送信データに対する所定の演算結果とを関連付けて保持する。演算結果保持手段510は、例えば、RAM730上にこれらのデータを保持する形態であっても良い。
また、演算結果保持手段510は、識別番号と該識別番号を有する送信データに対する所定の演算結果の通知後所定の時間が経過した時点で、これらを削除する形態であっても良い。また、演算結果保持手段510は、後述する同一判定手段530による処理終了後、これらを削除する形態であっても良い。
また、演算結果保持手段510は、一定時間以上保持されるデータが有る場合、複製データの出力が少ない旨の警報を外部に通知する形態としても良い。該当データに対応する複製データについては、通常出力ポートからのみ送信データが出力され、完全にOutput Port Mirrorを実施したとはいえないためである。同様の理由によって、演算結果保持手段510は、保持する識別情報が順序性を持ち、その順序性が狂った場合に、複製データの出力が少ない旨の警報を外部に通知する形態としても良い。
遅延手段520は、受信データ複製手段310により転送された複製データに対し、後段の同一判定手段530による処理実行のタイミングを一定の時間だけ遅延させるため、複製データを一時的に保持し、一定の時間経過後、同一性判定手段530に転送する。遅延手段520は、FIFO(First In, First Out)回路であっても良く、RAMで構成する形態であっても良い。
遅延手段520をRAMで構成する場合、遅延手段520は、複製データを一旦RAMに保持した後、演算結果保持手段510に保持される識別情報を有する複製データをRAM内で検索し、該当する複製データを同一判定手段530に通知する。
ここで、所定の複製データに対してのみ、同一判定手段530による処理を実行させるために、遅延手段520の前段に、同一判定手段530による処理を施す複製データか否かの判定処理を行う手段(処理部)を設置しても良い。つまり、同一判定手段530による処理を施す複製データと判定された場合、該複製データは遅延手段520以後の処理を受け、そうでない場合、該複製データはそのままデータ伝送装置100外部に出力される。
識別情報抽出手段540は、受信データ複製手段310により転送された複製データから、識別情報付加手段210により付加された識別情報を抽出(検出)する。
第2のデータ演算手段550は、受信データ複製手段310により転送された複製データに対し、所定の演算処理を施す。ここで、所定の演算処理とは、特定のデータと該特定のデータに施した演算結果とが対応する演算処理であって、例えば、CRC演算であっても良い。また、第1のデータ演算手段420と第2のデータ演算手段550とで行う所定の演算処理は、同一の演算処理である。
また、第2のデータ演算手段550は、識別情報を除く複製データに上記所定の演算処理を施す形態としても良く、識別情報を含む複製データに上記所定の演算処理を施す形態としても良い。
同一判定手段530は、演算結果保持手段510に保持される識別情報及びそれと対応する演算結果、並びに識別情報抽出手段540により抽出された識別情報及びそれと対応する演算結果に基づき、送信データと複製データの同一性を判定(確認)する。具体的には、同一判定手段530は、演算結果保持手段510内で識別情報抽出手段540により抽出された識別情報を検索し、該識別情報と関連付けて保持されている演算結果を抽出する。その後、同一判定手段530は、抽出した演算結果と第2のデータ演算処理手段550による演算結果とを比較し、これら演算結果が同一であれば、送信データと複製データは同一であると判定する。
また、同一判定手段530は、演算結果保持手段510内で識別情報抽出手段540により抽出された識別情報を検索し、該当する識別情報が保持されていなかった場合、該識別情報を有する複製データを廃棄する(外部に送信させない)形態としても良い。さらに、同一判定手段530は、抽出した演算結果と第2のデータ演算処理手段550による演算結果とを比較し、これら演算結果が同一で無い場合、該演算結果に対応する複製データを廃棄する(外部に送信させない)形態としても良い。
また、同一判定手段530は、上記の複製データの廃棄処理を行うと共に所定の警報を通知する形態としても良く、上記の複製データの廃棄処理を行う代わりに所定の警報を通知する形態としても良い。
そして、同一判定手段530(又は第2の出力処理部500)は、送信データと複製データは同一であると判定した場合、複製データから識別情報を削除し、例えば、「Output Mirror Port」から該複製データをデータ伝送装置100外部に送信する。また、同一判定手段530(又は第2の出力処理部500)は、複製データから識別情報を削除せず、該複製データを外部送信する形態であっても良い。
また、同一判定手段530の前段又は後段に、例えば、複製データに特定の処理を施す手段(処理部)が設置される形態であっても良く、その際、第1の出力処理部400においても、送信データに対し、同じタイミングで、同一の処理が施される。
ここで、データ形態がe−tree等のマルチキャスト(Multicast)パケットである場合であって、送信データと該送信データに基づく複数の複製データを外部に伝送する場合について考える。
図3を用いて説明したデータ伝送装置100では、第1の出力処理部400に送信データが到達しなかった場合、該送信データに係る複製データに対して同一判定手段550による処理が実施できない事態が発生する可能性がある。そこで、同一判定手段530において複製データと送信データの一致を判定する際使用する識別情報及び演算結果を複数用意することで、そういった事態を回避する。以下では、図5を用いて、同一判定手段530において複製データと送信データの一致を判定する際使用する識別情報及び演算結果を複数用意する形態について説明する。
図5で示すように、データ伝送装置100は、さらに、第3の出力処理部600を有する。ここで、入力処理部200、スイッチファブリック300、第1の出力処理部400、第2の出力処理部500における各手段は、図3を用いて説明した処理をそれぞれ実行する。第3の出力処理部600は、識別情報抽出手段610、第3のデータ演算手段620を有する。
識別情報抽出手段610は、受信データ複製手段310により転送された複製データから、識別情報付加手段210により付加された識別情報を抽出(検出)し、該識別情報を演算結果保持手段510に通知する。
第3のデータ演算手段620は、受信データ複製手段310により転送された複製データに対し、所定の演算処理を施した後、該所定の演算処理の結果を演算結果保持手段510に通知する。ここで、所定の演算処理とは、特定のデータと該特定のデータに施した演算結果とが対応する演算処理であって、例えば、CRC演算であっても良い。また、第1のデータ演算手段420と第2のデータ演算手段550と第3のデータ演算手段620とで行う所定の演算処理は、同一の演算処理である。
また、第3のデータ演算手段620は、識別情報を除く複製データに上記所定の演算処理を施す形態としても良く、識別情報を含む複製データに上記所定の演算処理を施す形態としても良い。また、識別情報抽出手段610の前段又は第3のデータ演算手段620の後段に、例えば、複製データに特定の加工処理を施す手段(処理部)が設置される形態であっても良い。その際、第1の出力処理部400及び第2の出力処理部500においても、送信データ又は複製データに対し、同じタイミングで、同一の処理が施される。
さらに、第3のデータ演算手段620(又は第3の出力処理部600)は、複製データから識別情報を削除し、例えば、「Output Port」から該複製データをデータ伝送装置100外部に送信する。また、第3のデータ演算手段620(又は第3の出力処理部600)は、複製データから識別情報を削除せず、該複製データを外部送信する形態であっても良い。
ここで、識別情報抽出手段610及び第3のデータ演算手段620による識別情報及び所定の演算結果の通知手段としては、実際のパケットの経路を通す方法であっても良い。また、該通知手段は、装置100内の各カード(第2の出力処理部500、第3の出力処理部600)間に本情報を転送するための専用の経路を確保し、その専用線を介して情報を転送する方法、アラーム情報等の通知を行うための制御系との通信経路を使用して転送する方法であっても良い。つまり、該通知手段は、通知する情報が確実に転送され、対象カード(第2の出力処理部500)に到達するものであれば良い。
また、図5で示すデータ伝送装置100において、演算結果保持手段510は、識別情報通知手段410、610、第1のデータ演算手段420、及び第3のデータ演算手段620から通知される識別番号と該識別番号を有する送信データ又は複製データに対する所定の演算結果とを関連付けて保持する。
同一判定手段530は、演算結果保持手段510内で識別情報抽出手段540により抽出された識別情報を検索し、該識別情報と関連付けて保持されている複数の演算結果を抽出する。その後、同一判定手段530は、抽出した演算結果と第2のデータ演算処理手段550による演算結果とを比較し、これら演算結果が全て同一であれば、送信データと複製データは同一であると判定する形態としても良い。
また、同一判定手段530は、抽出した演算結果と第2のデータ演算処理手段550による演算結果とを比較し、その比較結果に従って、該演算結果に対応する複製データの廃棄や所定の警報の通知等異なる事後処理をする形態としても良い。
そして、同一判定手段530は、送信データと複製データは同一であると判定した場合、複製データから識別情報を削除し、例えば、「Multicast Port」から該複製データをデータ伝送装置100外部に送信する。また、同一判定手段530は、複製データから識別情報を削除せず、該複製データを外部送信する形態であっても良い。
また、上記データ伝送装置100の変形例として、演算結果保持手段510、同一性判定手段530を有し、送信データと複製データが一致しているか否かの確認処理を行う処理部を別途設ける形態としても良い。この場合、第2の出力処理部500は、外部の同一性判定手段530から、複製データの出力又は廃棄の指示、警報通知の指示を待つこととなる。
(本実施の形態に係るデータ伝送装置による処理例)
図6−8を用いて、図3で説明した動作原理に基づくデータ伝送装置100による処理例を説明する。
(1)入力処理部200及びスイッチファブリック300による処理例
ここでは、図6を用いて、入力処理部200及びスイッチファブリック300による処理例を説明する。図6は、入力処理部200及びスイッチファブリック300による処理例を示すフローチャートである。
S10で入力処理部200(データ伝送装置100)が処理を開始する。S20で入力処理部200が受信データを受信し、識別情報付加手段210が該受信データに、該受信データを識別するための識別情報を付加する。ここで、当該識別情報は、0又は1から始まり、所定の最大値(例えば、10000番)に達した場合、0又は1に戻って巡回するシーケンス番号であっても良く、受信データを識別できるものであれば良い。その後、S20で識別情報付加手段210が、識別情報を付加した受信データ(送信データ)をスイッチファブリック300に転送する。
S30でスイッチファブリック300が、識別情報付加手段210によって転送された送信データを受信し、受信データ複製手段310が識別情報付加手段210によって識別情報が付加された送信データを複製して、元データである送信データを第1の出力処理部400へ転送し、複製した複製データを第2の出力処理部500へ転送する。複製データが複数有る場合、第2の出力処理部500と同じ機能を有する出力処理部が他に1つ以上存在し、他の複製データは他の出力処理部に転送され、後述する第2の出力処理部500と同じ処理が行われる。
S40でスイッチファブリック300(データ伝送装置100)が複製、転送処理を終了する。図6を用いて説明した処理例では、1つの受信データに関する処理を説明しているが、受信データが複数連続する場合、個々の受信データには上記説明と同じ処理が施され、全ての受信データに対し連続した処理が実施される。
(2)第1の出力処理部400及び第2の出力処理部500による処理例
ここでは、図7を用いて、第1の出力処理部400及び第2の出力処理部500による処理例を説明する。図7は、第1の出力処理部400及び第2の出力処理部500による処理例を示すフローチャートである。
S50で第1の出力処理部400(データ伝送装置100)が処理を開始する。S60で第1の出力処理部400が、受信データ複製手段310によって転送された送信データを受信し、識別情報抽出手段410が該送信データから、識別情報付加手段210によって付加された識別情報を抽出する。
S70で第1の演算処理手段420が、S60で受信した送信データに対し、所定の演算処理を実行する。ここで、所定の演算処理とは、特定のデータと該特定のデータに施した演算結果とが対応する演算処理であって、例えば、CRC演算であっても良い。また、第1のデータ演算手段420と第2のデータ演算手段550とで行う所定の演算処理は、同一の演算処理である。
また、S70で第1のデータ演算手段420は、識別情報を除く送信データそのものに上記所定の演算処理を施す形態としても良く、識別情報を含む送信データに上記所定の演算処理を施す形態としても良い。
S80で識別情報抽出手段410及び第1のデータ演算手段420が、識別情報及び演算結果を第2の出力処理部500に通知する。また、S80では、複製データが複数有り、第2の出力処理部500と同じ機能を有する出力処理部が他に1つ以上存在する場合、他の出力処理部に対しても識別情報及び演算結果が同様に通知される。
S80で演算結果保持手段510が、識別情報通知手段410及び第1のデータ演算手段420から通知される識別番号と該識別番号を有する送信データに対する所定の演算結果とを関連付けて保持する。演算結果保持手段510は、例えば、RAM上にこれらのデータを保持する形態であっても良い。
S80で第1の出力処理部400が、送信データから識別情報を削除した後、例えば、「Output Port」から該送信データをデータ伝送装置100外部に送信する。S90で第1の出力処理部400が、複製データの同一性を確認するためのデータを生成する処理を終了する。
図7を用いて説明した処理例では、1つの受信データに関する処理を説明しているが、受信データが複数連続する場合、個々の受信データには上記説明と同じ処理が施され、全ての受信データに対し連続した処理が実施される。
また、識別情報抽出手段410の前段又は第1のデータ演算手段420の後段に、例えば、受信データに特定の処理を施す手段(処理部)が設置される形態であっても良い。その際、第2の出力処理部500においても、複製データに対し、同じタイミングで、同一の処理が施される。
(3)第2の出力処理部500による処理例
ここでは、図8を用いて、第2の出力処理部500による処理例を説明する。図8は、第2の出力処理部500による処理例を示すフローチャートである。
S110で第2の出力処理部500(データ伝送装置100)が処理を開始する。S120で第2の出力処理部500が受信データ複製手段310によって転送された複製データを受信する。そして、S120で遅延手段520が受信した複製データに対し、後段の同一判定手段530による処理実行のタイミングを一定の時間だけ遅延させるため、複製データを一時的に保持し、一定の時間経過後、同一性判定手段530に転送する。遅延手段520は、FIFOデジタル回路であっても良く、RAMで構成する形態であっても良い。
遅延手段520をRAMで構成する場合、遅延手段520は、複製データを一旦RAMに保持した後、演算結果保持手段510に保持される識別情報を有する複製データをRAM内で検索し、該当する複製データを同一判定手段530に転送する。
S130で識別情報抽出手段540が、遅延手段520より転送される複製データから、識別情報付加手段210により付加された識別情報を抽出する。S140で同一判定手段530が、演算結果保持手段510内で識別情報抽出手段540により抽出された識別情報を検索する。
S150で同一判定手段530の検索対象である識別情報があった場合(S150でYesの場合)、S160で第2のデータ演算手段550が、遅延手段520により転送された複製データに対し、所定の演算処理を施す。ここで、第1のデータ演算手段420と第2のデータ演算手段550とで行う所定の演算処理は、同一の演算処理である。また、第1のデータ演算手段420は、識別情報を除く複製データに上記所定の演算処理を施す形態としても良く、識別情報を含む複製データに上記所定の演算処理を施す形態としても良い。
S150で同一判定手段530の検索対象である識別情報が無い場合(S150でNoの場合)、S170で第2の出力処理部500が、該識別情報に対応する複製データの廃棄(外部に送信させない)や所定の警報の通知等の処理を実行する。
S180で同一判定手段530が、同一判定手段530の検索対象である識別情報と対応する演算結果を演算結果保持手段510内から抽出し、抽出した演算結果とS160における第2のデータ演算手段550による演算結果とを比較する。
S190で同一判定手段530が、2つの演算結果が一致すると判定した場合(S190でYesの場合)、S200で第2の出力処理部500が、複製データから識別情報を削除し、例えば、「Output Mirror Port」から該複製データをデータ伝送装置100外部に送信する。
S190で同一判定手段530が、2つの演算結果が一致しないと判定した場合(S190でNoの場合)、S210で第2の出力処理部500が、該演算結果に対応する複製データの廃棄(外部に送信させない)や所定の警報の通知等の処理を実行する。そして、S220で第2の出力処理部500が処理を終了する。
図8を用いて説明した処理例では、1つの受信データに関する処理を説明しているが、受信データが複数、連続する場合、個々の受信データには上記説明と同じ処理が施され、全ての受信データに対し連続した処理が実施される。
また、識別情報抽出手段540の前段又は第2のデータ演算手段550の後段に、例えば、受信データに特定の処理を施す手段(処理部)が設置される形態であっても良い。その際、第1の出力処理部400においても、送信データに対し、同じタイミングで、同一の処理が施される。
(4)データ伝送装置による処理の変形例
上記、図6−8を用いて説明した処理例は、図3で示した動作原理に基づくものであったが、図5を用いて示した動作原理に基づく処理例については、以下のようになる。下記では、図6−8を用いて説明した処理例との相違点のみ説明する。
S30で受信データ複製手段310が、複数の複製データを生成し、各複製データを第2の出力処理部500、第3の出力処理部600へ転送する。
そして、S60で識別情報抽出手段410、610が送信データ又は複製データより識別情報を抽出し、S70で第1のデータ演算手段420が送信データに対し、第3のデータ演算手段620が複製データに対し、それぞれ所定の演算処理を実行する。さらに、S80で識別情報抽出手段410、610が識別情報を、第1のデータ演算手段420及び第3のデータ演算手段620が演算結果を、第2の出力処理部500に通知し、それらを演算結果保持手段510が格納する。
S180で同一判定手段530が、演算結果保持手段510内で識別情報抽出手段540により抽出された識別情報を検索し、該識別情報と関連付けて保持されている複数の演算結果を抽出する。その後、同一判定手段530は、抽出した演算結果と第2のデータ演算処理手段550による演算結果とを比較する。そして、S200及びS210で第2の出力処理部500が比較結果に伴い予め定める処理を実施する。
(総括)
開示のデータ伝送装置は、受信データに基づき作成する送信データと該送信データを複製した複製データとを外部に伝送する場合、該送信データと該複製データとが一致しているか否かを確認することができる。
以上、本発明の実施の形態について詳述したが、本発明は係る特定の実施の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲において、種々の変形・変更が可能である。
(付記1)
受信データ及び該受信データに係る複製データをそれぞれ別のポートを介して外部に送信するデータ伝送装置であって、
前記受信データに、該受信データを識別する識別情報を付加する識別情報付加手段と、
前記識別情報が付加された前記受信データを複製する受信データ複製手段と、
前記識別情報が付加された受信データと前記受信データ複製手段により複製されたデータとのそれぞれに対し、同一の演算処理を施すデータ演算手段と、
前記識別情報と前記演算処理の結果とに基づいて、前記識別情報が付加された受信データと前記複製されたデータとが同一であるか否かを判定する同一判定手段と、を有することを特徴とするデータ伝送装置。
(付記2)
前記同一判定手段は、同一の前記識別情報を有する前記識別情報が付加された受信データ及び前記複製されたデータについて、該識別情報が付加された受信データに関する前記演算処理の結果と該複製されたデータに関する前記演算処理の結果とが一致した場合に、該識別情報が付加された受信データと該複製されたデータとが同一であると判定することを特徴とする付記1に記載のデータ伝送装置。
(付記3)
前記受信データ複製手段は、2つ以上の前記複製されたデータを生成し、
前記同一判定手段は、前記識別情報が付加された受信データに関する前記演算処理の結果及び一の前記複製されたデータに関する該演算処理の結果に基づいて、前記識別情報が付加された受信データと他の該複製されたデータとが同一であるか否かを判定することを特徴とする付記1又は2に記載のデータ伝送装置。
(付記4)
前記ポートを1つずつ備える複数のインタフェースカードを有し、
一の前記インタフェースカードは、前記識別情報が付加された受信データに対し前記演算処理を施す第1のデータ演算手段を有し、
他の前記インタフェースカードは、前記複製されたデータに対し前記演算処理を施す第2のデータ演算手段と、前記同一判定手段とを有することを特徴とする請求項1乃至3の何れか一に記載のデータ伝送装置。
(付記5)
前記複製されたデータに対し前記演算処理を施すタイミングを遅延させる遅延手段と、
前記識別情報が付加された受信データに関し、該識別情報と前記演算処理の結果とを関連付けて保持する演算結果保持手段と、を有することを特徴とする付記1乃至4の何れか一に記載のデータ伝送装置。
(付記6)
受信データ及び該受信データに係る複製データをそれぞれ別のポートを介して外部に送信するデータ伝送装置のデータ伝送方法であって、
識別情報付加手段が、前記受信データに、該受信データを識別する識別情報を付加するステップと、
受信データ複製手段が、前記識別情報が付加された前記受信データを複製するステップと、
データ演算手段が、前記識別情報が付加された受信データと前記受信データ複製手段により複製されたデータとのそれぞれに対し、同一の演算処理を施すステップと、
同一判定手段が、前記識別情報と前記演算処理の結果とに基づいて、前記識別情報が付加された受信データと前記複製されたデータとが同一であるか否かを判定するステップと、を有することを特徴とするデータ伝送方法。
(付記7)
前記同一判定手段は、同一の前記識別情報を有する前記識別情報が付加された受信データ及び前記複製されたデータについて、該識別情報が付加された受信データに関する前記演算処理の結果と該複製されたデータに関する前記演算処理の結果とが一致した場合に、該識別情報が付加された受信データと該複製されたデータとが同一であると判定することを特徴とする付記6に記載のデータ伝送方法。
(付記8)
前記受信データ複製手段は、2つ以上の前記複製されたデータを生成し、
前記同一判定手段は、前記識別情報が付加された受信データに関する前記演算処理の結果及び一の前記複製されたデータに関する該演算処理の結果に基づいて、前記識別情報が付加された受信データと他の該複製されたデータとが同一であるか否かを判定することを特徴とする付記6又は7に記載のデータ伝送方法。
(付記9)
前記ポートを1つずつ備える複数のインタフェースカードを有し、
一の前記インタフェースカードは、第1のデータ演算手段が、前記識別情報が付加された受信データに対し前記演算処理を施すステップを有し、
他の前記インタフェースカードは、第2のデータ演算手段が、前記複製されたデータに対し前記演算処理を施すステップと、前記同一判定手段によるステップとを有することを特徴とする付記6乃至8の何れか一に記載のデータ伝送方法。
(付記10)
遅延手段が、前記複製されたデータに対し前記演算処理を施すタイミングを遅延させるステップと、
演算結果保持手段が、前記識別情報が付加された受信データに関し、該識別情報と前記演算処理の結果とを関連付けて保持するステップと、を有することを特徴とする付記6乃至9の何れか一に記載のデータ伝送方法。
本実施の形態に係るデータ伝送装置の概要を説明するための図である。 本実施の形態に係るデータ伝送装置のハードウェア構成の一例を示す図である。 本実施の形態に係るデータ伝送装置の動作原理を説明するための図である。 本実施の形態に係るスイッチファブリックによる受信データの複製処理を説明するための図である。 本実施の形態に係るデータ伝送装置の動作原理の変形例を説明するための図である。 本実施の形態に係るデータ伝送装置による処理例を示すフローチャートである。 本実施の形態に係るデータ伝送装置による処理例を示すフローチャートである。 本実施の形態に係るデータ伝送装置による処理例を示すフローチャートである。
符号の説明
100 データ伝送装置
200 入力処理部
210 識別情報付加手段
300 スイッチファブリック
310 受信データ複製手段
400 第1の出力処理部
410 識別情報抽出手段
420 第1のデータ演算手段
500 第2の出力処理部
510 演算結果保持手段
520 遅延手段
530 同一判定手段
540 識別情報抽出手段
550 第2のデータ演算手段
600 第3の出力処理部
610 識別情報抽出手段
620 第3のデータ演算手段
710 CPU
720 ROM
730 RAM
740 通信I/F

Claims (5)

  1. 受信データ及び該受信データに係る複製データをそれぞれ別のポートを介して外部に送信するデータ伝送装置であって、
    前記受信データに、該受信データを識別する識別情報を付加する識別情報付加手段と、
    前記識別情報が付加された前記受信データを複製する受信データ複製手段と、
    前記識別情報が付加された受信データと前記受信データ複製手段により複製されたデータとのそれぞれに対し、同一の演算処理を施すデータ演算手段と、
    前記識別情報と前記演算処理の結果とに基づいて、前記識別情報が付加された受信データと前記複製されたデータとが同一であるか否かを判定する同一判定手段と、を有することを特徴とするデータ伝送装置。
  2. 前記同一判定手段は、同一の前記識別情報を有する前記識別情報が付加された受信データ及び前記複製されたデータについて、該識別情報が付加された受信データに関する前記演算処理の結果と該複製されたデータに関する前記演算処理の結果とが一致した場合に、該識別情報が付加された受信データと該複製されたデータとが同一であると判定することを特徴とする請求項1に記載のデータ伝送装置。
  3. 前記受信データ複製手段は、2つ以上の前記複製されたデータを生成し、
    前記同一判定手段は、前記識別情報が付加された受信データに関する前記演算処理の結果及び一の前記複製されたデータに関する該演算処理の結果に基づいて、前記識別情報が付加された受信データと他の該複製されたデータとが同一であるか否かを判定することを特徴とする請求項1又は2に記載のデータ伝送装置。
  4. 前記ポートを1つずつ備える複数のインタフェースカードを有し、
    一の前記インタフェースカードは、前記識別情報が付加された受信データに対し前記演算処理を施す第1のデータ演算手段を有し、
    他の前記インタフェースカードは、前記複製されたデータに対し前記演算処理を施す第2のデータ演算手段と、前記同一判定手段とを有することを特徴とする請求項1乃至3の何れか一に記載のデータ伝送装置。
  5. 前記複製されたデータに対し前記演算処理を施すタイミングを遅延させる遅延手段と、
    前記識別情報が付加された受信データに関し、該識別情報と前記演算処理の結果とを関連付けて保持する演算結果保持手段と、を有することを特徴とする請求項1乃至4の何れか一に記載のデータ伝送装置。
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