JP2010130281A - 撮像装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】スルー画像上で指定した対象物を含む拡大表示領域を、対象物に応じて変更しながら拡大表示させる撮像装置を提供する。
【解決手段】撮像装置は、撮像により得られた画像データに基づく第1スルー画像を表示する表示部90を備える。第1スルー画像S1上における第1位置を指定するために使用される操作部を備える。操作部を使って指定された第1位置を含む第1領域(第2検出セル領域CA2)の画像に含まれる特定対象物SF1を検出する検出部を備える。表示部90に対して、第1スルー画像S1の一部の上に、検出部による第1領域(第2検出セル領域CA2)における特定対象物SF1の検出結果に基づいて、特定対象物SF1を含み且つ特定対象物SF1の位置や大きさに応じて位置や大きさが変動する拡大表示領域FRの画像を拡大した第2スルー画像S2を表示させる制御部を備える。
【選択図】図7

Description

本発明は、撮像装置に関し、特に指定した領域の拡大表示を行う画面表示制御に関する。
従来、特許文献1のように、スルー画像上の一部を拡大表示させることが可能な撮像装置が提案されている。拡大表示により、拡大前の通常表示画面を見る場合に比べて、特に注目する点の視認がスムーズに行えるようになる。
特開平11−298791号公報
しかし、拡大表示させる領域は、予め設定された複数のエリアから指定されたものに限られる。このため、拡大表示させたい対象物に応じて、拡大表示させる領域を変えることは出来ない。
したがって本発明の目的は、スルー画像上で指定した対象物を含む拡大表示領域を、対象物に応じて変更しながら拡大表示させる撮像装置を提供することである。
本発明に係る撮像装置は、撮像により得られた画像データに基づく第1スルー画像を表示する表示部と、第1スルー画像上における第1位置を指定するために使用される操作部と、操作部を使って指定された第1位置を含む第1領域の画像に含まれる特定対象物を検出する検出部と、表示部に対して、第1スルー画像の一部の上に、検出部による第1領域における特定対象物の検出結果に基づいて、特定対象物を含み且つ特定対象物の位置や大きさに応じて位置や大きさが変動する拡大表示領域の画像を拡大した第2スルー画像を表示させる制御部とを備える。
検出部により、第1領域に含まれる特定対象物を検出し、検出結果(特定対象物の位置や大きさ)に応じて拡大表示領域が変動するため、拡大表示させたい対象物(特定対象物)に応じて、拡大表示させる領域を変えることが可能になる。これにより、使用者の意図する対象物を的確な大きさで拡大表示することが可能になる。
好ましくは、特定対象物の検出後、検出部は、第1領域を含む第2領域における特定対象物の検出を行い、制御部は、検出部による第2領域における特定対象物の検出結果に基づいて、特定対象物が拡大表示領域に含まれるように、第1領域、及び拡大表示領域を変更する。
特定対象物の動きに応じて、特定対象物が拡大表示領域に含まれるように、第1領域を変更して特定対象物を検出する範囲である第2領域を変更し、且つ拡大表示領域を変更する。これにより、特定対象物を追尾することが可能になり、特定対象物が動きのあるものであっても、第2スルー画像として拡大された状態で特定対象物を含む拡大表示領域の表示を維持することが可能になる。
さらに好ましくは、制御部は、検出部による第2領域における特定対象物の検出結果に基づいて、第1スルー画像における第2スルー画像を表示する位置を変更する。
特定対象物が移動した場合、第1スルー画像上の特定対象物と、第2スルー画像とが重なり合い、第1スルー画像上の特定対象物が、第2スルー画像の下に隠れて見えなくなることが起こり得るが、特定対象物を追尾し、第2スルー画像を表示する位置を調整することで、かかる重なり合いを避けることが可能になる。
また、好ましくは、検出部が特定対象物を検出出来ない場合には、制御部は表示部による第2スルー画像の表示を終了させる。
特定対象物が、第1スルー画像の外に移動した場合や、特定対象物の形や大きさなどの変化量が多く、同じ対象物であるとして特定対象物を検出できなくなった場合には、第2スルー画像の表示を終了させる。
また、好ましくは、検出部は、顔認識結果と、画像データに基づく輝度情報による認識結果の少なくともどれか1つに基づいて特定対象物を検出する。
特定対象物の検出手段としては、顔認識や、輝度情報に基づく二値化情報や輝度パターンによるものが挙げられる。
さらに好ましくは、検出部は、顔認識結果と、輝度情報による認識結果とを組み合わせて特定対象物を検出する。
複数の認識機能を使って検出を行うことにより、たとえ一方の認識機能での検出が困難な状態になっても、他の認識で検出し、特定対象物を追尾し続けることが可能になる。
また、好ましくは、操作部は、前記第2スルー画像上における第2位置を指定するためにも使用され、操作部を使って、第2スルー画像上における第2位置が指定された場合には、制御部は、第1位置を、第1スルー画像上における第2位置に対応する場所に変更し、検出部は、変更された第1位置を含む第1領域の画像に含まれる特定対象物を検出する。
第2スルー画像表示では、使用者の意図に対応した領域が表示されない可能性がある。例えば、誤操作により、第1位置として指定する位置が少しずれた場合などに起こり得る。また、顔認識などの検出部による特定対象物の検出が、使用者の意図とは異なる結果になる場合にも起こり得る。この場合、拡大表示領域の画像が拡大表示された第2スルー画像上で再度位置指定を可能にすることにより、使用者の意図に沿った領域を正確に拡大して表示することが可能になる。
また、第2スルー画像を表示している最中に、新たに第1位置を指定することも出来る。この場合、制御部は、現在表示している第2スルー画像の表示を速やかに終了し、新たに指定された、第1位置を含む第1領域の画像で、第2スルー画像を表示する。
以上のように本発明によれば、スルー画像上で指定した対象物を含む拡大表示領域を、対象物に応じて変更しながら拡大表示させる撮像装置を提供することができる。
以下、本実施形態について、図を用いて説明する。撮像装置1は、デジタルカメラである。撮像装置1の撮像に関する部分は、操作部10、レリーズボタン13、各部の制御を行う制御部30、レンズ駆動部45、露出制御部47、レンズ51、CCDなどの撮像素子53、AFE(アナログフロントエンド)55、DSP(映像信号処理回路)60、検出部63、記録部70、及び表示部90を備える(図1参照)。
被写体像は、レンズ51を介した光学像として、撮像素子53で撮像される。撮像により得られた画像データは、AFE55でアナログ信号からデジタル信号に変換され、DSP60で画像処理される。かかる動作が一定時間(フレームレートなどに準拠、約1/30秒)ごとに行われ、表示部90に、画像データに基づいて第1スルー画像S1が表示される(ライブビュー表示、図2参照)。本実施形態では、第1スルー画像S1の一部の上に、後述する第2スルー画像S2が表示される。
操作部10は、第1スルー画像上のカーソル11を上下左右方向に移動させるために使用する方向キー10a、及びカーソル11の移動位置を決定するために使用する決定キー10bを有し、これらは、後述する第1スルー画像S1上における第1位置P1を指定するために使用される。また、操作部10は、第2スルー画像S2の表示を終了させるために使用する終了キー10cを有する。
レリーズボタン13は、半押しすることにより測光スイッチ(不図示)がオン状態にされ測光やレンズ駆動部45による測距及び測距結果に基づく合焦動作が行われる。測光は、撮像素子53における撮像で得られた画像データに基づいて行われる。具体的には、DSP60は、画像処理において生成される輝度信号から測光領域における輝度値(被写体の明るさに関する情報)を求め、輝度情報に基づく適正露出を演算し、露出時間や絞り情報などを、制御部30に通知する。また、レリーズボタン13は、全押しすることによりレリーズスイッチ(不図示)がオン状態にされ、制御部30は、DSP60で算出された露出時間や絞り情報などで撮影が行われるように、露出制御部47を制御し、撮像が行われる。撮像により得られた画像データに対応する画像は、表示部90に表示され、画像データは記録部70に記録される。但し、拡大表示領域FRや、第2スルー画像S2は記録されない。これらは構図の確認のために使用されるもので、実際の撮像によって得られる画像データには記録されない。
第1スルー画像S1が表示された状態で、使用者が、方向キー10aを操作すると、カーソル11が表示される(図3参照)。第1スルー画像S1上の任意の場所にカーソル11を移動させた後、決定キー10bを操作すると、制御部30は、第1スルー画像S1を格子状に分割(例えば16×16に分割)してマス目(セル)を作成する。このマス目からカーソル11の位置(第1位置P1)が、どのマス目に当てはまるかを判断し、第1位置P1を含む1マス(第1検出セル領域CA1)と、第1検出セル領域CA1の左上の原点を、検索原点P1aとして検出する(図4参照)。図4などでは、説明のため格子を点線で示すが、実際の表示部90の表示画面には表示されない。
制御部30は、第1検出セル領域CA1の情報(画像情報や座標など)を、検出部63に出力し、顔検出機能や、二値化情報や輝度パターンに基づいて、第1検出セル領域CA1の中で特定対象物SF1となりうる映像を検出させる。
特定対象物SF1は、顔や目など、予め設定された形状パターンであって、顔検出機能などによって検出される。検出部63は、顔検出機能で、顔を特定対象物SF1として認識した場合には、認識後は顔認識機能だけでなく、二値化情報や輝度パターンに基づいて、特定対象物SF1の動き(形状や大きさの変化)を追尾する。特定対象物SF1として追尾する対象物の形状や大きさは変動する可能性があり、たとえ一方の認識機能での特定対象物SF1の検出が困難な状態になっても、他の認識で検出し、特定対象物SF1を追尾し続けることが可能になる。例えば正面を向いていた顔が横を向いたりするなど、顔認識機能だけでは、追尾出来ない特定対象物SF1を、二値化情報や輝度パターンに基づいて、追尾を継続させることが出来る。また、ポートレート撮影などで、画面全体に対する顔領域の割合が大きく、顔認識処理で顔を特定出来ない状況の場合は、二値化情報や輝度パターンで、例えば、目を特定対象物SF1として認識した場合には、認識後は二値化情報や輝度パターンに基づいて、特定対象物SF1の動きを追尾する。
第1検出セル領域CA1に、特定対象物SF1として予め設定された形状パターンに対応した“顔”が含まれる場合には、検出部63は、顔検出機能で顔を特定対象物SF1として検出する。また、第1検出セル領域CA1に、特定対象物SF1として予め設定された形状パターンに対応した“目”が含まれる場合には、検出部63は、二値化情報や輝度パターンに基づいて、目を特定対象物SF1として検出する。
この第1検出セル領域CA1内で特定対象物SF1が検出出来なかった場合、制御部30は、第1検出セル領域CA1の右に隣接または下に隣接するマス目を含み一回り拡大した第2検出セル領域CA2(2×2)の情報を検出部63に出力し、第2検出セル領域CA2の中で特定対象物SF1となりうる映像を検出させる。更に、第2検出セル領域CA2で特定対象物SF1が検出出来なかった場合、制御部30は、第2検出セル領域CA2の左に隣接または上に隣接するマス目を含み一回り拡大した第3検出セル領域CA3(3×3)の情報を検出部63に出力し、第3検出セル領域CA3の中で特定対象物SF1となりうる映像を検出させる。また更に、第3検出セル領域CA3で特定対象物SF1が検出出来なかった場合、制御部30は、第3検出セル領域CA3の右に隣接または下に隣接するマス目を含み一回り拡大した第4第4検出セル領域CA4(4×4)の情報を検出部63に出力し、第4検出セル領域CA4の中で特定対象物SF1となりうる映像を検出させる(図5参照)。
第4検出セル領域CA4で特定対象物SF1が検出出来なかった場合は、制御部30は、特定対象物SF1の検出は終了させ、且つ、第2スルー画像S2の表示も終了させる。第4検出セル領域CA4は、第1スルー画像S1の1/16の大きさに相当し、これ以上検出セル領域を拡大して特定対象物SF1を検出して、かかる領域を第2スルー画像S2として拡大表示させても拡大倍率が小さく拡大表示させる効果が少ないからである。これは、本来の主表示である第1スルー画像S1に対して、第2スルー画像S2をそのまま表示することによって阻害しないためである。但し、検出セル領域の拡大する上限は、第1スルー画像S1の1/16の大きさに限られず、他の値であってもよい。
例えば、第1〜第4検出セル領域CA1〜CA4の画像が、白い壁で構成される場合には、検出部63は、特定対象物SF1を検出することが出来ない。
なお、本実施形態では、16×16の格子状に分割する形態を説明するが、分割数はこれに限られない。例えば、32×32の格子状に分割するなど、分割数を多くすれば、検出セル領域を拡大させる幅を小さくすることが可能になる。
操作部10は、表示部90に設けられたタッチパネルであってもよい。この場合は、第1スルー画像S1上の任意の場所に使用者の指などが触れることにより、触れた位置に第1位置P1が指定される。
特定対象物SF1の検出を最初に行う場合、すなわち特定対象物SF1を検出していない状態で特定対象物SF1の検出を行う場合、検出部63は、第1〜第4検出セル領域CA1〜CA4のいずれの範囲で、特定対象物SF1を検出する(図6参照)。本実施形態では、第2検出セル領域CA2の範囲で特定対象物SF1を検出した場合について説明する。
顔認識により、第2検出セル領域CA2の中で特定対象物SF1を検出した場合には、検出部63は、第2検出セル領域CA2の検索原点P1aの座標位置とセル数(第2検出領域CA2の場合は2×2)、認識した第2検出セル領域CA2内の一部(顔の画像位置)を特定対象物SF1として、第2検出セル領域CA2に対する差分座標位置(第2検出セル領域CA2に対する位置関係情報、オフセット量)を記録する。この場合、制御部30は、第2検出セル領域CA2と同じ大きさで且つ、検出された特定対象物SF1が中央に配置される拡大表示領域FRを特定し、拡大表示領域FRの画像を抽出し、第1スルー画像S1の一部の上に、電子ズームを利用して、第2スルー画像S2として拡大表示させる(図7参照)。このとき、特定対象物SF1は第2スルー画像S2の中央に、拡大特定対象物SF2となって表示される。
また、検出部63は、特定対象物SF1を含む第2検出セル領域CA2における、顔認識情報(第1認識パターンMP1、図9参照)、輝度情報に基づく二値化情報(第2認識パターンMP2、図10参照)、及び輝度パターン(第3認識パターンMP3、図11参照)を記録する。これらの情報は、2回目以降の検出、すなわち特定対象物SF1の追尾に利用される。
二値化情報や輝度パターンにより、第2検出セル領域CA2の中で特定対象物SF1を検出した場合には、検出部63は、第2検出セル領域CA2の検索原点P1aの座標位置とセル数を記録する。この場合、制御部30は、特定対象物SF1を含み、第2検出セル領域CA2と同じ大きさで且つ同じ位置に配置される拡大表示領域FRを特定し、拡大表示領域FRの画像を抽出し、第1スルー画像S1の一部の上に、電子ズームを利用して、第2スルー画像S2として拡大表示させる。このとき、特定対象物SF1は第2スルー画像S2上に、拡大特定対象物SF2となって表示される。但し、二値化情報または輝度パターンに基づく場合には、特定対象物SF1は拡大表示領域FRの中心に配置されるとは限らず、第2スルー画像S2上で、拡大特定対象物SF2の位置は変動する。
また、検出部63は、特定対象物SF1を含む第2検出セル領域CA2における、輝度情報に基づく二値化情報(第2認識パターンMP2、図10参照)、及び輝度パターン(第3認識パターンMP3、図11参照)を記録する。これらの情報は、2回目以降の検出、すなわち特定対象物SF1の追尾に利用される。
制御部30は、特定対象物SF1が最初に検出されてから一定時間が経過後の次のフレームで、2回目の検出を、検出部63に行わせる。検出部63は、1回目に記録した特定対象物SF1の検索原点P1aを基に、第2検出セル領域CA2を基準として、上下左右に隣接するマス目を含む追尾セル領域CA2a(4×4)で検索を行う(図8参照)。
追尾セル領域CA2a(4×4)での検索によって特定対象物SF1が検出された場合には、検出部63は、検出された特定対象物SF1に基づく顔認識情報(第1認識パターンMP1)、二値化情報(第2認識パターンMP2)、及び輝度パターン(第3認識パターンMP3)と、検出部63で記録した顔認識情報(第1認識パターンMP1)、二値化情報(第2認識パターンMP2)、及び輝度パターン(第3認識パターンMP3)を比較する。比較の結果、両者の認識パターンが似通っているなど、両者の特定対象物SF1が同じ対象物(顔など)に基づくものであると判断した場合には、新しい特定対象物SF1に基づいて、検索原点P1aの座標位置などを更新する。
比較の結果、両者の認識パターンが似通っていないなど、両者の特定対象物SF1が同じ対象物に基づくものでないと判断した場合には、検索によって特定対象物SF1が検出されていないとされる。
また、制御部30は、検出された特定対象物SF1を含む拡大表示領域FRの画像を抽出し、第1スルー画像S1の一部の上に、電子ズームを利用して、第2スルー画像S2として拡大表示させる。上記、2回目の検出動作を繰り返すことにより、制御部30は、検出部63による追尾セル領域における特定対象物SF1の検出結果に基づいて、特定対象物SF1が拡大表示領域FRに含まれるように、検出セル領域や拡大表示領域FRを変更する。これにより、第2スルー画像S2の表示は、安定的に特定対象物SF1を含む拡大表示領域FRの拡大映像を表示し続けることが可能となる。
検出部63は、記録した検索原点P1aで、特定対象物SF1を検出出来なかった場合、検索原点P1aを右下1マス分移動させて、すなわち追尾セル領域CA2aを右下1マス分移動させて、移動後の追尾セル領域CA2a内で、特定対象物SF1の検出を実施する。検出の内容は、追尾セル領域CA2aを右下1マス分移動させる前に行った検出の内容と同様である。
この場合でも、特定対象物SF1を検出出来なかった場合、検索原点P1aを左下1マス分移動させて、同様の検出を行う。この場合でも、特定対象物SF1を検出出来なかった場合、検索原点P1aを左上1マス分移動させて、同様の検出を行う。この場合でも、特定対象物SF1を検出出来なかった場合、検索原点P1aを右上1マス分移動させて、同様の検出を行う。すなわち、第2検出セル領域CA2に対して上下左右隣接する2マスを含む6×6のセル領域で、特定対象物SF1の検出が行われる。検索原点P1aを移動させる順序は、これに限られるものではない。
このように、検索原点P1aを移動させて、検出部63が、特定対象物SF1を検出した場合、検出部63は、移動後の検索原点P1bを新たな検索原点P1aとして記録する。
例として、撮像装置1の保持姿勢が同じ状態のまま、特定対象物SF1が、左上に移動した場合、制御部30からの指示を受けた検出部63は、移動前の検索原点P1aを含む追尾セル領域CA2aで検出を行っても特定対象物SF1の検出は出来ない。この場合、検索原点P1a(追尾セル領域CA2a)を左上に移動させた場合の検索原点P1bを含む追尾セル領域CA2bで、特定対象物SF1を検出することが出来る(図12参照)。これを基に制御部30は、新たな拡大表示領域FRaを算出し、第1スルー画像S1の一部の上に、電子ズームを利用して、第2スルー画像S2として拡大表示させる。検出部63は、検索原点P1bを新しい検索原点P1aとして記録する。
検出部63が、検索原点P1aを左下などに移動させて特定対象物SF1の検出を実施しても特定対象物SF1を検出出来なかった場合、制御部30は、特定対象物SF1の追尾が行えなかったとして、第2スルー画像S2の表示を終了する。
また、被写体が撮像装置1に接近する、若しくは、撮像装置1のズーム機能などにより、特定対象物SF1の大きさが現在検出に使用している検出セル領域(第2検出セル領域CA2)よりも大きくなることが起こりうる。このため、検出部63は、特定対象物SF1の変化度合いから、特定対象物SF1の大きさが第2検出セル領域CA2よりも大きくなり、第2検出セル領域CA2(2×2)では特定対象物SF1を検出出来なくなるか否かを判断し、検出出来なくなると判断した場合には、特定対象物SF1を含み、且つ第2検出セル領域CA2よりも横方向と縦方向に1マスずつ大きくした第3検出セル領域CA3(3×3)を新たな検出セル領域とし、第3検出セル領域CA3の左上の端部P1cを新たな検索原点P1aとして記録する。
図13は、セル検出領域を第2検出セル領域CA2から、右方向と上方向に1マスずつ大きくした第3検出セル領域CA3に置き換えた状態を示す。このように特定対象物SF1が大きくなる場合には、検出セル領域が大きくなるように制御し、同様に、特定対象物SF1が小さくなるときにも、特定対象物SF1を把握し、検出セル領域が小さくなるように制御する。なお、検出部63は、特定対象物SF1が第4検出セル領域CA4より大きくなると判断した場合は、制御部30に、第2スルー画像S2の表示を終了するように通知する。
従って、検出部63は、形状認識機能を使って、特定対象物SF1の動き(位置と大きさの変化)を追尾し、制御部30は、検出セル領域の大きさに応じて第2スルー画像S2での特定対象物SF1を含む拡大表示領域FRの画像の拡大表示を維持する。
但し、特定対象物SF1が第1スルー画像S1上から外れた場合、すなわち撮像素子53の撮像領域から外れた場合や、形状が大きく変化するなど検出部63が特定対象物SF1を認識できない状態になった場合には、かかる旨の情報を制御部30に出力し、制御部30は、第2スルー画像S2の表示を終了する。
また、制御部30は、特定対象物SF1の動きに応じて、第2スルー画像S2が、拡大表示領域FRと重複しないように、第2スルー画像S2を表示させる位置を調整する。特定対象物SF1が移動した場合、第1スルー画像S1上の特定対象物SF1と、第2スルー画像S2とが重なり合い、第1スルー画像S1上の特定対象物SF1が、第2スルー画像S2の下に隠れて見えなくなることが起こり得る。このため、本実施形態では、第1スルー画像S1を4等分し、更に、中心に1つの範囲を設けた5つのエリア(第1〜第5エリアAR1〜AR5)に分割し、検索原点P1aの移動履歴を、通過したエリアに対応させて記録する。例えば、検索原点P1aが第3エリアAR3に居る状態(図14参照)から、特定対象物SF1が移動して検索原点P1aが第3エリアAR3→第5エリアAR5→第2エリアAR2と移動した場合、第2スルー画像S2を第3エリアAR3に移動する(図15参照)。また、また、検索原点P1aが第3エリアAR3に居る状態(図14参照)から、画像が移動して検索原点P1aが第3エリアAR3→第4エリアAR4→第2エリアAR2と移動した場合、第2スルー画像S2を第1エリアAR1に移動する(不図示)。このように、検索原点P1aが移動した履歴から第2スルー画像S2の表示場所を、最適な位置に移動させる。なお、移動履歴はリングバッファのような周回記録方式を用いて、最も古い情報は、最新の情報に書き換える形をとり、いくつかの最新情報のみ記録しておく。
制御部30は、第2スルー画像S2が表示され、検出部63により、特定対象物SF1が検出されている最中に、終了キー10cが押下されたことを認識すると、第2スルー画像S2の表示を終了させ、検出部63など検出作業の総ての処理を初期化させ、終了させる。
次に、第2スルー画像S2の拡大表示を行う手順について、図16のフローチャートを用いて説明する。撮像装置1の電源がオン状態にされると、ステップS10で、撮像素子53による撮像、DSP60による画像処理および露出演算が行われ、表示部90に、画像データに基づいて第1スルー画像S1が表示される。ステップS10の第1スルー画像S1の表示は、一定時間ごとに行われる。ただし、レリーズボタン13が全押しされて本撮影が完了するまでの間は、中断する。
また、制御部30は、第2スルー画像S2が表示され、検出部63により、特定対象物SF1が検出されている最中に、第1スルー画像S1の特定位置をカーソル11により新たに指定すると、その位置を、新しい第1位置P1として、既存の情報を更新し、今まで述べてきた手順と同じ動作で、第2スルー画像S2を再表示する。
ステップS11で、操作部10の終了キー10cが押されたかを確認する。終了に関しては後述するので、ここでは、押されていないという状況で、ステップS12に進む。
ステップS12で、制御部30は、操作部10による第1位置P1の指定が行われたか否かを判断する。指定が行われていない場合は、ステップS10に戻される。初めて指定が行われた場合にはステップS13に進められる。既に指定されている場合はステップS14に進められる。また、第1スルー画像S1上の既存の第1位置P1以外に、新たな第1位置P1が指定された場合は、旧第1位置P1に関連する情報(特定対象物SF1を検出するのに必要な情報)を初期化し、既に表示している第2スルー画像S2を終了させて、初めて第1位置P1の指定が行われたとしてステップS13に進められる。
ステップS13で、検出部63は、第1位置P1を含む第1〜第4検出セル領域CA1〜CA4のいずれかにおいて、特定対象物SF1の検出を行う。検出出来た場合は、検出部63は、検索原点P1aや検出セル領域の情報、及び特定対象物SF1に関する情報を記録し、制御部30に出力する。検出出来ない場合には、特定対象物SF1を認識出来ない旨の情報を制御部30に出力する。
ステップS14で、検出部63は、ステップS13、または前回のステップS14で導き出して検出部63に記録しておいた検索原点P1aや検出セル領域の情報、及び特定対象物SF1に関する情報に基づいて、検索原点P1aを含む第1〜第4検出セル領域CA1〜CA4のいずれかの上下左右に隣接するマスを含む追尾セル領域内で、特定対象物SF1の検出を行う。検出出来ない場合には、特定対象物SF1を認識出来ない旨の情報を制御部30に出力する。例えば、前回検出した特定対象物SF1が第2検出セル領域CA2に含まれる場合には、第2検出セル領域CA2の上下左右に隣接するマス目を含む追尾セル領域CA2a(4×4)で、特定対象物SF1の検索が行われる。
特定対象物SF1が検出されると、検出部63は、前回検出された特定対象物SF1に関する情報(第1〜第3認識パターンMP1〜MP3)と、今回検出された特定対象物SF1に関する情報(第1〜第3認識パターンMP1〜MP3)とを比較し、両者の認識パターンが似通っており、両者の特定対象物SF1が同じ対象物に基づくものであると判断出来た場合は、検索原点P1aや検出セル領域の情報、及び特定対象物SF1に関する情報を更新する。更新された情報は、制御部30に出力される。次回のステップS14では、検出部63は、更新された検索原点P1aや検出セル領域に基づく検出セル領域で、特定対象物SF1の検出を行い、更新された特定対象物SF1に関する情報と新たに検出された特定対象物SF1に関する情報との比較を行う。特定対象物SF1が検出された場合であっても、比較の結果、両者の認識パターンが似通っていないなど、両者の特定対象物SF1が同じ対象物に基づくものでないと判断した場合には、検索によって特定対象物SF1が検出されていないとされ、特定対象物SF1を認識出来ない旨の情報を制御部30に出力する。
ステップS15で、制御部30は、検出部63から出力された情報に基づいて、特定対象物SF1の認識が出来ているか否かを判断する。出来ていない場合は、ステップS10に戻される。この場合、指定された第1位置P1の情報など特定対象物SF1を検出するために使用された情報は消去(リセット)、すなわち特定対象物SF1検出にかかる総ての処理が初期化される。また、第1スルー画像S1上に拡大表示領域FRや、第2スルー画像S2が表示されている場合にはこれらの表示を終了する。特定対象物SF1の認識が出来ている場合には、ステップS16に進められる。
ステップS16で、制御部30は、検出部63から出力された情報に基づいて拡大表示領域FRを決定し、拡大表示領域FRの画像データを一時記憶する。例えば、顔認識機能によって、第2検出セル領域CA2の中で特定対象物SF1を検出した場合には、第2検出セル領域CA2と同じ大きさで且つ特定対象物SF1が中心になるように、拡大表示領域FRが決定される。ステップS17で、検索原点P1aの移動履歴から、現在第2スルー画像S2を表示する位置が、ステップS16で決定した拡大表示領域FRの位置と重複するか否かを判断する。重複すると判断した場合には、ステップS18で、第2スルー画像S2を表示させる位置を、拡大表示領域FRと重複しない位置に変更する。また、ステップS17の時点で、第2スルー画像S2が表示されていない場合、すなわち最初に第2スルー画像S2を表示する場合には、ステップS18で、第2スルー画像S2を表示させる位置を、拡大表示領域FRと重複しない位置に設定する。重複しないと判断した場合には、ステップS19に進められる。ステップS19で、第2スルー画像S2の表示が行われ、ステップS10に戻され、次の第1スルー画像S1の表示動作が行われる。ステップS10〜S19を一定時間ごとに繰り返すことにより、一定時間ごとに第1スルー画像S1及び第2スルー画像S2の表示が繰り返し行われる。
制御部30は、第1スルー画像S1表示のステップS10を実施した後に、ステップS11で終了キーが押下されていることを確認する。押下されている場合は、第2スルー画像S2を表示している場合は、表示を終了し、特定対象物SF1検出にかかる総ての処理を初期化する。この後、ステップS10に戻り、そのまま、第1スルー画像S1の表示動作が行われる。
本実施形態では、画像全体に対して小さい領域(拡大表示領域FR)の画像が、第2スルー画像S2上に拡大表示されるため、拡大表示領域FR内の画像の詳細を簡単に視認することが可能になる。また、顔認識機能などにより拡大表示領域FRに含まれる特定対象物SF1が追尾出来るため、特定対象物SF1が移動しても特定対象物SF1を含む拡大表示領域FRの画像の拡大表示は維持出来る。
例えば、風景写真を撮る場合に、特に気になる部分の近くに第1位置P1を指定し、かかる部分を特定対象物SF1として認識させ、かかる部分を含む拡大表示領域FRの拡大表示画像(第2スルー画像S2)を見ながら、被写体全体を示す第1スルー画像S1を確認することが可能になる。また、集合写真を撮る場合に、ある人物の顔の近くに第1位置P1を指定し、かかる人物の顔を特定対象物SF1として認識させ、かかる人物の顔を含む拡大表示領域FRの拡大表示画像(第2スルー画像S2)を見ながら、被写体全体を示す第1スルー画像S1を確認することが可能になる。また、マクロ撮影において、特に注目したい部分の近くに第1位置P1を指定し、かかる部分を特定対象物SF1として認識させ、かかる部分を含む拡大表示領域FRの拡大表示画像(第2スルー画像S2)を見ながら、被写体全体を示す第1スルー画像S1を確認することが可能になる。例えば、花を被写体とし、雄しべに注目したい場合は、雄しべを特定対象物SF1として認識させるように第1位置P1を指定する。風などにより雄しべが揺らいで動いたとしても、認識出来る限り特定対象物SF1が追尾されるため、注目したい箇所(特定対象物SF1)を含む拡大表示領域FRを安定的に第2スルー画像S2として拡大表示することが出来る。また、多くの動物を含む被写体を撮る場合に、ある動物の近くに第1位置P1を指定し、かかる動物を含む拡大表示領域FRを特定対象物SF1として認識させ、かかる動物の拡大表示(第2スルー画像S2)を見ながら、被写体全体を示す第1スルー画像S1を確認することが可能になる。
また、特定対象物SF1を検出する際に、特定対象物SF1のおおよその位置が使用者の手入力によって指定されているため、その周辺(検出セル領域)だけを検出するだけで、特定対象物SF1を特定することが可能になる。このため、画面全体から特定対象物SF1を検出する形態に比べて、検出時間が短く且つ正確に使用者の意図する対象物を特定対象物SF1として検出することが可能になる。
第2スルー画像S2の表示では、使用者の意図に対応した領域が表示されない可能性がある。例えば、誤操作により、第1位置P1として指定する位置が少しずれた場合や、顔認識などの検出部63による特定対象物SF1の認識が、使用者の意図とは異なる結果になる場合に起こり得る。この場合を考慮して、拡大表示領域FRの画像が拡大表示された第2スルー画像S2上で再度位置指定を可能にしてもよい。これにより、使用者の意図に沿った領域を正確に拡大して表示することが可能になる。また、拡大表示された第2スルー画像S2を利用して、繰り返し第1位置P1の指定位置を設定し直すことが可能になる。
具体的には、操作部10は、第2スルー画像S2上における第2位置P2(不図示)を指定するためにも使用される。操作部10を使って、第2スルー画像S2上における第2位置P2が指定された場合には、制御部30は、第1位置P1を、第1スルー画像S1上における第2位置P2に対応する場所に変更する。その後は、変更された第1位置P1に基づいて、検出部63による特定対象物SF1の認識、制御部30による拡大表示領域FRの算出などが行われる。図16のステップS12で考えると、操作部10により、既に表示している第2スルー画像S2上で、第1位置P1が指定されると、図16のステップS12で、初めて第1位置の指定が行われたとしてステップS13に進められる。
また、第1スルー画像S1上で、再度位置指定も可能である。この場合は、既に第1位置P1として指定された位置から離れた位置を新たに第1位置P1として指定することが可能になる。第1位置P1が新たに指定されたとき、既に第2スルー画像S2を表示していた場合は、それまで検出していた特定対象物SF1の情報や、検索原点P1aの情報を初期化し、新たに設定された第1位置P1に基づいて特定対象物SF1の検出を行い、第2スルー画像S2の表示を行う。
なお、本実施形態は、撮像装置1がデジタルカメラであるとして説明したが、デジタルビデオカメラであってもよい。
本実施形態における撮像装置の構成図である。 第1スルー画像が表示された状態の表示部を示す図である。 第1スルー画像上でカーソルを移動させて第1位置を指定する状態の表示部を示す図である。 第1スルー画像上における第1位置、検索原点、及び第1検出セル領域の位置関係を示す図である。 第1〜第4検索セル領域の大きさの推移を示す図である。 第1スルー画像上における特定対象物と第2検出セル領域の位置関係を示す図である。 顔認識機能で特定対象物を検出した場合の、第1スルー画像上における特定対象物、第2検出セル領域、及び拡大表示領域の位置関係を示す図である。 第2検出セル領域と追尾セル領域との位置関係を示す図である。 特定対象物を含む第2検出セル領域における、顔認識情報(第1認識パターン)を示す図である。 特定対象物を含む第2検出セル領域における、輝度情報に基づく二値化情報(第2認識パターン)を示す図である。 特定対象物を含む第2検出セル領域における、輝度情報に基づく輝度パターン(第3認識パターン)を示す図である。 検索原点や追尾セル領域の移動前後の位置関係を示す図である。 検出セル領域を第2検出セル領域から第3検出セル領域に変更する場合における、第2、第3検出セル領域の位置関係を示す図である。 第2スルー画像の位置調整を行う前の第1、第2スルー画像の表示例である。 第2スルー画像の位置調整後の第1、第2スルー画像の表示例である。 第2スルー画像の表示手順を示すフローチャートである。
符号の説明
1 撮像装置
10 操作部
13 レリーズボタン
30 制御部
45 レンズ駆動部
47 露出制御部
51 レンズ
53 撮像素子
55 AFE
60 DSP
63 検出部
70 記録部
90 表示部

Claims (7)

  1. 撮像により得られた画像データに基づく第1スルー画像を表示する表示部と、
    前記第1スルー画像上における第1位置を指定するために使用される操作部と、
    前記操作部を使って指定された前記第1位置を含む第1領域の画像に含まれる特定対象物を検出する検出部と、
    前記表示部に対して、前記第1スルー画像の一部の上に、前記検出部による前記第1領域における前記特定対象物の検出結果に基づいて、前記特定対象物を含み且つ前記特定対象物の位置や大きさに応じて位置や大きさが変動する拡大表示領域の画像を拡大した第2スルー画像を表示させる制御部とを備えることを特徴とする撮像装置。
  2. 前記特定対象物の検出後、前記検出部は、前記第1領域を含む第2領域における前記特定対象物の検出を行い、
    前記制御部は、前記検出部による前記第2領域における前記特定対象物の検出結果に基づいて、前記特定対象物が前記拡大表示領域に含まれるように、前記第1領域、及び前記拡大表示領域を変更することを特徴とする撮像装置。
  3. 前記制御部は、前記検出部による前記第2領域における前記特定対象物の検出結果に基づいて、前記第1スルー画像における前記第2スルー画像を表示する位置を変更することを特徴とする請求項2に記載の撮像装置。
  4. 前記検出部が前記特定対象物を検出出来ない場合には、前記制御部は前記表示部による前記第2スルー画像の表示を終了させることを特徴とする請求項2に記載の撮像装置。
  5. 前記検出部は、顔認識結果と、前記画像データに基づく輝度情報による認識結果の少なくともどれか1つに基づいて前記特定対象物を検出することを特徴とする請求項2に記載の撮像装置。
  6. 前記検出部は、前記顔認識結果と、前記輝度情報による認識結果とを組み合わせて前記特定対象物を検出することを特徴とする請求項5に記載の撮像装置。
  7. 前記操作部は、前記第2スルー画像上における第2位置を指定するためにも使用され、
    前記操作部を使って、前記第2スルー画像上における前記第2位置が指定された場合には、前記制御部は、前記第1位置を、前記第1スルー画像上における前記第2位置に対応する場所に変更し、前記検出部は、前記変更された前記第1位置を含む前記第1領域の画像に含まれる前記特定対象物を検出することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
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