JP2012203345A - 焦点調節装置および焦点調節方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】被写体捕捉判定の精度を向上させる焦点調節装置を提供する。
【解決手段】撮像装置に用いられる焦点調節装置は、AFセンサに蓄積された被写体信号に基づいて撮影レンズのデフォーカス量を検出するとともに、今回得られた被写体信号と、過去に得られた被写体信号との相関量を算出し、算出された相関量が高い相関性を示すほど、閾値を大きい値に変更する。そして、焦点調節装置は、上記デフォーカス量と、上記変更された閾値との比較により、過去に得られた被写体信号に関わる被写体と同一の被写体を捕えているか否かを判定し、同一の被写体を捕えていると判定された場合には、上記デフォーカス量に基づいて撮影レンズを移動して焦点調節を行う。
【選択図】 図1

Description

本発明は、カメラ等に用いられる焦点調節装置に関し、特に被写体の捕捉判定を行う焦点調節装置および焦点調節方法に関するものである。
一般に、カメラの焦点調節装置に於いて動体被写体にピントを合わせ続けるために、動体被写体の動きに連動させて撮影レンズを駆動させる制御方法が広く知られている。撮影レンズの駆動制御では、カメラは、まず始めに、被写体の焦点検出結果に応じて焦点調節を行う。その後、再度焦点検出を行い、焦点検出結果に応じて被写体の捕捉判定を行い、同一被写体を捕捉していると判定した場合には過去の測距結果から被写体位置の予測を行って被写体予測位置にレンズを駆動させる、という動作が繰り返される。また、焦点調節装置において、被写体捕捉判定で同一被写体を捕捉していないと判定した場合には所定時間撮影レンズを停止させるなど、様々な制御方法が数多く提案されている。
特許文献1では、縦と横に垂直に配置された光電変換素子列のうち、前回測距時の被写体信号と所定時間後の被写体信号の相関性を比べ、相関性が良い方の光電変換素子列を選ぶことで被写体の捕捉判定を行う構成が記載されている。また、特許文献2では、前回と今回の測距時の測距領域を変更することで、被写体が別の測距領域に移動した場合でも前回と今回の被写体信号の相関性を良くし、相関性が良い測距領域で同一被写体を測距する捕捉判定技術が記載されている。
また、上述した先行技術以外には、図4(a)のように前回測距時の被写体位置302と今回測距時の被写体位置303aから算出されるデフォーカス量があらかじめ設定された閾値未満か否かで同一被写体を捕えているか否かを判定する方法がある。より具体的には、図4(a)で示すように、前回測距時の被写体位置302と今回測距時の被写体位置303aから算出されるデフォーカス量があらかじめ設定された閾値の範囲内にある場合には被写体を捕えていると判定される。他方、図4(b)で示すように、前回測距時の被写体位置302と今回測距時の被写体位置303bから算出されるデフォーカス量があらかじめ設定された閾値の範囲外にある場合には被写体を捕えていないと判定される。
特開平11−295587号公報 特開2000−258682号公報
ところで、特許文献1では、上下左右方向に移動する被写体の捕捉判定については記載されているが、被写体が光軸方向に移動する場合に所定時間後の被写体信号の相関性から被写体捕捉判定を行う構成については言及されていない。また、特許文献2では、複数の測距エリアに跨って測距を行うことを前提としており、任意の1点の測距点で被写体を捕捉する場合に、被写体捕捉精度を向上させることについては言及されていない。
また、図4(a),(b)に示した捕捉判定では、撮影対象としていた被写体の前に障害物が入ったり、被写体が光軸方向に対して垂直方向に移動するなどして測距点から被写体が外れたりした場合に、前回測距時と今回測距時のデフォーカス量が大きく変化する。したがって、デフォーカス量が閾値の範囲外となり被写体捕捉判定で被写体を捕えていないと判定される。このように、図4(a),(b)のような捕捉判定は、測距対象とした被写体が変わった場合に有効な手段である。
しかし、図4(b)のように前回測距時の被写体と今回測距時の被写体が同一被写体の場合であっても、前回測距時の被写体位置302から今回測距時の被写体位置303bへの移動量が多いと、算出されるデフォーカス量が閾値の範囲外になる。そのため、本来は被写体をカメラ301が捕えていても、被写体捕捉判定で被写体を捕えていないと判定されてしまうという課題がある。特に、被写体が近景に位置しているほど、同じ被写体の移動量であってもデフォーカス量は遠景のときよりも多くなるので、閾値を固定してしまうと被写体が近景なほど誤った捕捉判定を行ってしまう可能性が大きくなる。
さらに、図4(c)のように、前回測距時に捕えていた被写体から今回測距時に背景304を測距してしまうと、今回のデフォーカス量は大きくなるが、捕えていた被写体も遠景に位置していると、上述の閾値の範囲内に収まってしまう場合がある。その場合、背景の捕捉、追従が生じてしまう。このように、閾値が固定であると、捕捉している被写体が背景に変わっているのに同一被写体を捕えていると誤って判定される可能性がある。
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、被写体捕捉判定の精度を向上させる焦点調節装置を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するための本発明の一態様による焦点調節装置は以下の構成を備える。すなわち、
撮像装置に用いられる焦点調節装置であって、
AFセンサに蓄積された被写体信号に基づいて撮影レンズのデフォーカス量を検出する焦点検出手段と、
前記焦点検出手段において得られた前記被写体信号と、前記焦点検出手段によって過去に得られた被写体信号との相関量を算出する相関量演算手段と、
前記相関量演算手段により算出された相関量が高い相関性を示すほど、閾値を大きい値に変更する閾値変更手段と、
前記焦点検出手段により得られたデフォーカス量と、前記閾値変更手段により変更された前記閾値との比較により、前記過去に得られた被写体信号に関わる被写体と同一の被写体を捕えているか否かを判定する捕捉判定手段と、
前記捕捉判定手段により同一の被写体を捕えていると判定された場合に、前記デフォーカス量に基づいて撮影レンズを移動して焦点調節を行う焦点調節手段と、を備える。
本発明によれば、被写体捕捉判定の精度を向上させる焦点調節装置を提供することができる。
実施形態による焦点調節装置の機能構成例を示すブロック図。 実施形態による一眼レフカメラの構成を示すブロック図。 位相差方式の焦点検出原理を示す図。 (a)は、デフォーカス量が閾値の範囲内にある場合を示す図、(b)は、デフォーカス量が閾値の範囲外にある場合を示す図、(c)は、背景を測距したことで、デフォーカス量が閾値の範囲外になった場合を示す図。 実施形態による、オートフォーカス処理を示すフローチャート。 捕捉判定部の閾値変更の処理を示すフローチャート。 時刻t0と時刻t1でAFセンサが同一被写体を捕えている場合の被写体信号を示す図。 時刻t0と時刻t1でAFセンサが同一被写体を捕えていない場合の被写体信号を示す図。
以下、添付の図面を用いて本発明の実施形態について説明する。
図1は本発明の一実施形態による焦点調節装置の機能構成を示すブロック図である。図示の機能部は、図2により後述するマイクロコンピュータ221の制御下で、図2に示すハードウェアとソフトウェアとの協働により実現される。
図1に於いて、焦点調節装置において、信号蓄積部101は、光電変換素子列などからなるAFセンサ(例えば、図3のAFセンサ229a、229b)に被写体信号を蓄積する。焦点検出部102は、蓄積された被写体信号から焦点位置を検出する。捕捉判定部104は、前回の焦点位置から今回の焦点位置への変化量であるデフォーカス量があらかじめ設定された閾値未満か否かで同一被写体を捕えているか否かを判定する。相関量演算部103は、AFセンサ上に結像された前回の被写体像と今回の被写体像の相関量(前回と今回の被写体信号の相関量)を演算する。閾値変更部105は、相関量演算部103により算出された相関量に基づいて、捕捉判定部104が捕捉判定に用いる閾値を変更する。被写体捕捉維持部106は、捕捉判定部104の判定結果により被写体の捕捉維持を行う。焦点調節部107は、被写体捕捉維持部106の結果に基づいて、撮影レンズの焦点調節を行う。
以上のような構成に於いて、相関量演算部103は、AFセンサ上に結像された前回の被写体像と今回の被写体像の相関量を演算する。そして、閾値変更部105は、算出された相関結果に基づいて捕捉判定部104が捕捉判定に用いる閾値を変更する。捕捉判定部104は、焦点検出部102により検出された今回の焦点位置と前回の焦点位置とからデフォーカス量を得て、このデフォーカス量と上記閾値変更部105による変更後の閾値との比較により同一被写体を捕えているか否かを判定する。また、被写体捕捉維持部106は、同一被写体を捕えているか否かの判定結果に従って被写体の捕捉維持を行い、焦点調節部107は被写体の捕捉が維持されたか否かに応じて撮影レンズの焦点調節を行う。
次に、本発明を一眼レフデジタルカメラに適用した例について具体的に説明する。図2は、実施形態による一眼レフデジタルカメラ(以下、デジタルカメラ)の構成例を示すブロック図である。図2において、オートフォーカス駆動回路(以下、AF駆動回路)202は、例えばDCモータや超音波モータによって構成され、マイクロコンピュータ221の制御によって撮影レンズ201のフォーカスレンズ位置を変化させてピントを合わせる。絞り駆動回路204は、マイクロコンピュータ221によって算出された駆動量で絞り203を駆動し、光学的な絞り値を変化させる。
主ミラー205は、撮影レンズ201から入射した光束をファインダ側と撮像素子側とに切替える。主ミラー205は、常時はファインダ側へと光束を導くよう反射させるように配されているが、撮影が行われる場合には、撮像素子213へと光束を導くように上方に跳ね上がり、光束中から待避する。また主ミラー205は、その中央部が光の一部を透過できるようにハーフミラーとなっており、焦点検出を行うための一対のAFセンサ229a及び229bにその一部が入射するように光束を透過させる。
サブミラー206は、主ミラー205から透過してきた光束を反射させ焦点検出を行うためのAFセンサを有する焦点検出回路210に導く。焦点検出回路210は、例えば、位相差方式により焦点検出を行うものであり、本例では一対のAFセンサ(図3のAFセンサ229a及び229b)を含むものとする。ファインダは、ペンタプリズム207、ピント板208、アイピース209などによって構成される。主ミラー205の中央部を透過し、サブミラー206で反射された光束は、焦点検出回路210の内部に配置された光電変換を行うための一対のAFセンサ229a、229bに至る。被写体に対する撮影レンズの焦点調節状態を示すデフォーカス量は、一対のAFセンサ229a、229bの出力を演算することによって求められる。マイクロコンピュータ221は演算結果を評価してAF駆動回路202に指示し、フォーカスレンズを駆動させる。
シャッタ駆動回路212は、マイクロコンピュータ221の制御下でフォーカルプレーンシャッタ211を駆動する。従って、フォーカルプレーンシャッタの開口時間はマイクロコンピュータ221によって、制御される。撮像素子213には、CCDやCMOSセンサなどが用いられ、撮影レンズ201によって結像された被写体像を電気信号に変換する。クランプ回路214やAGC回路215は、A/D変換をする前の基本的なアナログ信号処理を行い、マイクロコンピュータ221により、クランプレベルやAGC基準レベルの変更が行われる。A/D変換器216は撮像素子213のアナログ出力信号をデジタル信号に変換する。映像信号処理回路217は、ゲートアレイなどのロジックデバイスにより実現される。
映像信号処理回路217は、デジタル化された画像データに、フィルター処理、色変換処理、ガンマ処理を行うと共に、JPEGなどの圧縮処理を行い、メモリコントローラ218に出力する。メモリコントローラ218は、メモリ219、バッファメモリ220へのデータの格納、取り出しを制御する。
映像信号処理回路217は、必要に応じて撮像素子213の信号の露出情報やホワイトバランスなどの情報をマイクロコンピュータ221に出力することが可能である。それらの情報を基にマイクロコンピュータ221はホワイトバランスやゲイン調整の指示を行う。連続撮影動作の場合においては、映像信号処理回路217は、一旦、未処理画像のままバッファメモリ220に撮影データを格納し、メモリコントローラ218を通して未処理の画像データを読み出し、画像処理や圧縮処理を行う。連像撮影枚数は、バッファメモリ220の大きさに左右される。
メモリコントローラ218は、映像信号処理回路217から入力された未処理のデジタル画像データをバッファメモリ220に格納し、処理済みのデジタル画像データをメモリ219に格納する。また、メモリコントローラ218は、逆にバッファメモリ220やメモリ219から画像データを映像信号処理回路217に出力する。メモリ219は取り外し可能としてもよい。
操作部材222は、マイクロコンピュータ221にその状態を伝え、マイクロコンピュータ221は操作部材222の変化に応じて各部をコントロールする。また、操作部材222は、以下の各モードへの切り替え操作を行うことができる。
・止まっている被写体の撮影に適しているONESHOTモード
・撮影距離が絶えず変化する被写体の撮影に適しているAI−SERVOモード(以下に説明する被写体捕捉維持を行う焦点調節は、このようなAI−SERVOモードに好適である)
・被写体の状態に応じてONESHOTからAI−SERVOへとカメラが自動的に切り換えを行うAI−FOCUSモード
223は第1スイッチ(以後、スイッチSW1)、224は第2スイッチ(以後、スイッチSW2)である。スイッチSW1とスイッチSW2は、レリーズボタンの操作でオンオフするスイッチであり、それぞれ操作部材222の入力スイッチのうちの1つである。スイッチSW1のみオンの状態はレリーズボタン半押し状態であり、この状態でオートフォーカスの動作や、測光動作が行われる。
スイッチSW1,スイッチSW2が共にオンの状態はレリーズボタンの全押し状態であり、この状態で撮影が行われる。またスイッチSW1,スイッチSW2がともにONし続けている間は、連続撮影動作が行われる。操作部材222には、他に、ISO設定ボタン、画像サイズ設定ボタン、画質設定ボタン、情報表示ボタンなど不図示のスイッチが接続されており、それぞれのスイッチの状態が検出されている。電源部225は、各ICや駆動系に必要な電源を供給する。
図3は、焦点検出回路210の概略構成を示す図である。なお、図2中の構成要素と同じ構成要素には図2と同じ符号を付している。また、図3では、各構成要素を撮影レンズ201の光軸上に展開して示している。ただし、図3では、主ミラー205およびサブミラー206を省略して示している。図3に示すように、焦点検出回路210は、フィールドレンズ226と、一対の開口部を有する絞り227と、一対の2次結像レンズ228と、一対の光電変換素子列などからなるAFセンサ229a、229bとを有して構成されている。
光軸201a上の一点から発した光束は、撮影レンズ201を通過した後、撮像素子213上に結像するとともに、サブミラー206により焦点検出回路210へ入射される。入射された光束は、フィールドレンズ226、絞り227、および2次結像レンズ228を介して一対のAFセンサ229a及び229b上に一定の間隔を隔てて結像する。フィールドレンズ226は、撮影レンズ201の瞳201bと一対の2次結像レンズ228の入射瞳、すなわち絞り227付近が結像するように配置されており、絞り227の一対の開口部に対応して撮影レンズ201の瞳201bを図中上下方向に分割している。
このような構成において、例えば撮影レンズ201を図中左方に繰り出して、撮像素子213より左方に光束が結像すると、一対のAFセンサ229a及び229b上の一対の像は矢印方向に変位する。この一対の像の相対的なずれ量をAFセンサ229a、229bで検出することで、撮影レンズ201の焦点検出を行い、さらに撮影レンズ201の焦点調節駆動を行うことが可能である。なお、撮影レンズ201を図中右方に繰り出した場合は、一対のAFセンサ229a、229b上の一対の像は図中矢印方向とは反対方向に変位する。
本実施形態のデジタルカメラは、以上のような焦点検出回路210を用いて、撮影レンズ201の焦点検出を行う。そして、本実施形態では、以上のように構成されたデジタルカメラにより、被写体捕捉判定の精度を向上させる。以下では、実施形態に関わる被写体捕捉判定の動作について図5、図6のフローチャートを参照して説明する。なお、以下の動作は、マイクロコンピュータ221が所定のプログラムを実行することで実現される。
ステップS101において、マイクロコンピュータ221は、スイッチSW1(223)のオンを検出すると、ステップS102以降の自動焦点調節動作を開始する。まず、ステップS102において、信号蓄積部101は、AFセンサ229a,229bにより検出された被写体信号から焦点位置を検出し、保持する。そして、ステップS103において、捕捉判定部104は、現状の焦点位置(前回検出された焦点位置)と今回検出された焦点位置とからデフォーカス量を検出する。次に、ステップS104において、相関量演算部103と閾値変更部105は、捕捉判定部104が同一被写体を捕えているか否かを判定するのに用いる閾値を変更するルーチンを実行する。なお、ステップS104のルーチンについては図7のフローチャートを用いて後述する。
次に、ステップS105において、捕捉判定部104は、ステップS103で検出したデフォーカス量が閾値未満か否かで同一被写体を捕えているか否かを判定する。捕捉判定部104により被写体を捕捉していると判定されると、処理はステップS106へ分岐し、被写体捕捉維持部106が捕捉状態を維持し、焦点調節部107は、AF駆動回路202に指示して今回検出されたデフォーカス量で撮影レンズ201の駆動を行う。撮影レンズ201の駆動を終えるとステップS109へ進む。
また、ステップS105で被写体を捕捉していないと判定されると、処理はステップS107へ進む。ステップS107において、マイクロコンピュータ221は、撮影者が同一被写体へ所定時間内に測距点を戻すことを期待して所定時間内であれば焦点検出を繰り返す。ステップS107において、被写体捕捉維持部106は、同一被写体を捕えていないまま所定時間が経過したかを判定する。所定時間内に同一被写体を捕えていないと判定されると、処理はステップS108へ進み、被写体捕捉維持部106は、処理をステップS108へ進め、AF駆動回路202に指示して撮影レンズ201を停止させる。
ステップS109において、マイクロコンピュータ221は、スイッチSW1がオンされているかどうかを判定し、オンされていれば処理をステップS102に戻し、以下スイッチSW1がオフされるまで自動焦点調節の処理を繰り返す。ただし、ステップS106を経てステップS109に処理が進んだ場合は、捕捉状態が維持されるが、ステップS108を経てステップS109に処理が進んだ場合は、捕捉状態が解除され、新たな被写体について焦点検出が行われる。また、ステップS109においてスイッチSW1がオンされていないと判定されると、自動焦点調節は終了する。
なお、上記処理では、ステップS105において被写体を捕捉していないと判断される状態が所定時間継続した場合にはレンズを停止した(ステップS108)が、これに限られるものではない。たとえば、ステップS105において、焦点調節部107が、最近における過去の所定数の測距結果(或いは、デフォーカス量)から被写体位置を予測し、予測された位置にピントが合うようにレンズ駆動を行うようにしてもよい。なお、過去複数回の測距結果から被写体位置を予測する方法については、さまざまな方法が提案されており、本発明には直接関係ないので詳細な説明は省略する。
次に、図6の(a)、図6の(b)に示されるフローチャートを用いて、図5のステップS104にて実行される同一被写体を捕えているか否かを判定する捕捉判定部104の閾値を変更するルーチンについて説明する。
ステップS201において、相関量演算部103は、ステップS102の焦点検出時(時刻t0)に取得できる被写体信号と、所定時間後(時刻t1)にステップS102で取得できる被写体信号との相関量を演算する。具体的に図7、図8を用いて説明する。図7は一対のAFセンサ229a、229bのうちの一方が時刻t0とt1で同一の被写体401a、401bを捕えているときの被写体信号402a、402bを示した図である。以後、AFセンサ229aを用いた場合について説明するが、AFセンサ229bを用いてもよいことは言うまでもない。また、AFセンサ229aとAFセンサ229bのそれぞれから得られた相関量の平均を用いたり、いずれか大きい方(或いは小さい方)の相関量を用いたりするようにしてもよい。
被写体信号402aは時刻t0でAFセンサ229aが被写体401aを捕えているときの信号である。一方、被写体信号402bは時刻t1でAFセンサ229aが被写体401bを捕えているときの信号である。このとき、被写体401aと被写体401bとは同一であるため、時刻t0での被写体信号402aと時刻t1での被写体信号402bの相関は高くなる。
図8はAFセンサ229aが時刻t0とt1で異なる被写体を捕えているときの被写体信号502a、502bを示した図である。被写体信号502aは時刻t0でAFセンサ229aが被写体501aを捕えているときの信号である。一方、被写体信号502bは時刻t1でAFセンサ229aが被写体501bを捕えられず背景を捕えているときの信号である。このとき時刻t0での被写体信号502aと時刻t1での被写体信号502bの相関は低くなる。次に、具体的な相関量の演算について説明する。
時刻t0においてAFセンサ229aで検出される被写体信号をS_t0(I)とし、IはAFセンサ229aから読み出される信号の画素番号を示す。同様に、時刻t1においてAFセンサ229aで検出される被写体信号をS_t1(I)とする。このときの相関量COR(K)を求めるために、下記(1)式の相関量の計算が行われる。
Figure 2012203345
ここで、Kは時刻t1での被写体信号をシフトさせるビットシフト量、CPは演算画素数を表す変数である。(1)式によれば、相関が高いほど小さい相関量COR(K)が得られることになる。
次に、被写体信号の相関量を求める演算について、図6の(b)に示されるフローチャートを参照しながら説明する。
ステップS301において、相関量演算部103は、時刻t1の被写体信号のビットシフト量Kを0に初期化する。また、マイクロコンピュータ221は、最小相関量MIN_CORに非常に大きな値を格納して初期化する。ステップS302において、相関量演算部103は、ビットシフト量Kが演算画素数CPの半分の画素数を超えない範囲であるか否か(K<CP/2かどうか)を判定する。もし、ビットシフト量Kが演算画素数CPの半分の画素数を超えない範囲内にあれば、処理はステップS303へ進む。反対にビットシフト量Kが演算画素数CPの半分の画素数を超えてしまうようであれば、相関量の演算処理を終了し、処理は(a)のステップS202へ進む。
ステップS303において、相関量演算部103は、IにKを代入し、相関量の演算を開始する画素番号を指定する。ステップS304において、相関量演算部103は、上記(1)式を用いて相関量の演算を行う。ステップS305において、相関量演算部103は、ステップS304で求めた相関量COR(K)が最小相関量MIN_CORよりも小さい場合はステップS306へ進みMIN_CORをCOR(K)に更新する。反対に最小相関量MIN_CORよりも、相関量COR(K)が大きい場合はステップS307へ進む。
ステップS307において、相関量演算部103は、時刻t1での被写体信号を1ビットシフトさせるために、ビットシフト量Kを1つインクリメントする。その後、処理はステップS302に戻る。以後、ステップS302でビットシフト量Kが演算画素数CPの半分の画素数を超えるまで、この処理が繰り返される。こうして、KがCP/2以下の間で最も大きいCOR(K)の値が得られることになる。
なお、図6(b)に示した処理では、ステップS302のビットシフト量Kの範囲をCP/2として説明した。その理由はシフト量が少なすぎたり、シフト量が多すぎたりすると時刻t0、t1間での被写体像信号像の相関性が悪くなる可能性があるので、ビットシフト量Kの範囲がCP/2が適切であると考えられるためである。しかし、実際にはビットシフト量Kは1〜CP−1の範囲内で実施可能である。
図6の(b)で示した処理を実行したとき、図7で示したように、時刻t0と時刻t1で同一の被写体信号をAFセンサ229aが捕えている場合はステップS201で算出される相関量は小さくなり、相関は高くなる。一方、図8で示したように、時刻t0と時刻t1で同一の被写体を捕えられていない場合は、図6の(a)二示したステップS201で算出される相関量は大きくなり、相関は低くなる。ステップS201で相関量が算出されると、処理はステップS202へ進む。
ステップS202において、閾値変更部105は、ステップS201で算出された相関量に応じて、同一被写体を捕えているか否かを判定する捕捉判定部104の閾値を変更する。相関量が小さければ閾値を大きくし、反対に相関量が大きければ閾値を小さくする。相関量によって、閾値の変更が終了したらステップS104へ進む。
以上のように、本実施形態によれば、被写体捕捉判定に所定時間後の被写体信号との相関量を加味して、同一被写体を捕えているか否かを判定する捕捉判定部104の閾値を変更することで、被写体捕捉精度の向上が可能である。特に、本発明が有効となるのは、例えば次のような場面である。
被写体が近景にいるとき、時刻t0と所定時間後の時刻t1で被写体の移動量が光軸方向に大きい場合にはデフォーカス量は大きくなる。このとき、閾値が固定であると同一被写体を捕えていても、閾値以上にデフォーカス量が大きくなり、捕捉判定部104で同一被写体を捕捉していないと判断される可能性が高くなる。このようにして同一被写体を捕捉していないと判断されてしまうと、レンズ停止の制御に移り(S107→S108)、被写体を捕捉しているにもかかわらず被写体の移動に対して撮影レンズ201が追従しなくなる。この場合、被写体は時刻t0から時刻t1で移動量が大きいにも関わらず、撮影レンズ201を時刻t0での位置に留めてしまうので、時刻t1で得られる撮影対象とした被写体のピントは大きくぼけた画像になってしまう。
これに対して、上記実施形態によれば、被写体信号の相関が高いほど(実施形態では相関量COR(K)が小さいほど)閾値を大きくする。そのため、同一被写体を捕えていれば閾値が大きく設定されて、デフォーカス量が大きくなっても、同一被写体を捕えていると判断されやすくなり、誤判定を減らすことができる。従って、上述したようなケースでも、被写体に対して撮影レンズ201は追従するので、時刻t1で被写体に対してピントが合っている画像が得られる。
一方、被写体が遠景にいるとき、被写体は小さいので撮影者が被写体を捕え続けることが近景の場合に比べ難しい。この場合、時刻t0では被写体がAFセンサ229aで捕えられているが、所定時間後の時刻t1では撮影者自身の手ブレなどにより、AFセンサ229aから被写体が外れて、背景を測距してしまうことも多い。この場合の時刻t1でのデフォーカス量は大きくなる。しかしながら、被写体が遠景にある場合、被写体から背景に測距の対象が変わっても、デフォーカス量が閾値を越えるまでには大きくならず、同一被写体を捕えていると判断される場合がある。従って、時刻t1で異なる被写体である背景や障害物を同一被写体と誤って判定し、追従、捕捉してしまう可能性がある。すると、時刻t1で得られる撮影画像は本来の撮影対象である被写体が大きくぼけた画像になってしまう。
これに対して、上記実施形態によれば、相関が低いほど(実施形態では相関量COR(K)が大きいほど)閾値を小さくする。すなわち、異なる被写体を捕えていると判断され得る場合には被写体捕捉判定の閾値を小さくする。このため、上記ケースでも、同一被写体を捕えていると判断されず、誤判定を減らすことができる。すなわち、時刻t1で所定時間撮影レンズを停止させ、異なる被写体に対してレンズを追従することがない。これにより、時刻t1で得られる撮影画像は撮影対象とした被写体にピントが合っている画像が得られる。
以上のように、被写体信号の相関が高い場合には捕捉判定部104が用いる閾値を大きくし、被写体信号の相関が低い場合には捕捉判定部104が用いる閾値を小さくすることで、同一被写体へレンズを追従させ易くすることが可能となる。これにより、被写体が近景や遠景にある場合にも同一被写体を捕捉し続け易くなる。すなわち、異なる被写体である背景や障害物を同一被写体と誤って判定し、追従、捕捉してしまう可能性を低減することができる。
また、上記実施形態では現状のデジタルカメラに搭載されている焦点検出部である一対のAFセンサ229a及び229bを活用して被写体捕捉判定の精度向上を図ることができる。すなわち、本実施形態によれば、新たな部材を導入することなく、コストをかけずに被写体捕捉判定の精度を向上させることができる。
なお、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。

Claims (5)

  1. 撮像装置に用いられる焦点調節装置であって、
    AFセンサに蓄積された被写体信号に基づいて撮影レンズのデフォーカス量を検出する焦点検出手段と、
    前記焦点検出手段において得られた前記被写体信号と、前記焦点検出手段によって過去に得られた被写体信号との相関量を算出する相関量演算手段と、
    前記相関量演算手段により算出された相関量が高い相関性を示すほど、閾値を大きい値に変更する閾値変更手段と、
    前記焦点検出手段により得られたデフォーカス量と前記閾値変更手段により変更された前記閾値との比較により、前記焦点検出手段において得られた前記被写体信号が前記過去に得られた被写体信号と同一の被写体を捕えているか否かを判定する捕捉判定手段と、
    前記捕捉判定手段により同一の被写体を捕えていると判定された場合に、前記デフォーカス量に基づいて前記撮影レンズの焦点調節を行う焦点調節手段と、を備えることを特徴とする焦点調節装置。
  2. 前記捕捉判定手段により同一の被写体を捕えていないと判定された場合は、所定時間が経過するまでは、前記捕捉判定手段による判定が繰り返されることを特徴とする請求項1に記載の焦点調節装置。
  3. 前記所定時間が経過するまでに、前記捕捉判定手段により同一の被写体を捕えていると判定されなかった場合、前記焦点調節手段は、前記撮影レンズの焦点位置を維持することを特徴とする請求項2に記載の焦点調節装置。
  4. 前記所定時間が経過するまでに、前記捕捉判定手段により同一の被写体を捕えていると判定されなかった場合、前記焦点検出手段により検出された最近の所定数のデフォーカス量から予測される焦点位置へ、前記撮影レンズの焦点調節を行うことを特徴とする請求項2に記載の焦点調節装置。
  5. 撮像装置における焦点調節方法であって、
    焦点検出手段が、AFセンサに蓄積された被写体信号に基づいて撮影レンズのデフォーカス量を検出する工程と、
    相関量演算手段が、前記検出する工程において得られた被写体信号と、前記検出する工程により過去に得られた被写体信号との相関量を算出する工程と、
    閾値変更手段が、前記算出する工程で算出された相関量が高い相関性を示すほど、閾値を大きい値に変更する工程と、
    捕捉判定手段が、前記検出する工程で得られたデフォーカス量と前記変更する工程で変更された前記閾値との比較により、前記検出する工程において得られた前記被写体信号が前記過去に得られた被写体信号と同一の被写体を捕えているか否かを判定する工程と、
    焦点調節手段が、前記判定する工程で同一の被写体を捕えていると判定された場合に、前記デフォーカス量に基づいて前記撮影レンズの焦点調節を行う工程と、を有することを特徴とする焦点調節方法。
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