JP2010129612A - 点灯装置 - Google Patents

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春男 永瀬
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Abstract

【課題】LEDの短絡故障時にLEDの破損を防止可能な点灯装置を提供する。
【解決手段】直流電源1からLED4へ供給する電流を制御するDE/DCコンバータ2を備えた点灯装置であって、前記LED4の両端電圧が検出可能な電圧検出手段(R2,R3)と、前記LED4に流れる電流を制限可能なスイッチング素子SW1と、前記電圧検出手段(R2,R3)により検出した電圧が前記LED4の短絡判別用に規定した所定値以下のときに前記LED4に流れる電流を制限するようにスイッチング素子SW1を制御する出力電圧判別部3とを有する点灯装置である。
【選択図】図1

Description

本発明は、発光ダイオード(以下、LEDという)を点灯させる点灯装置に関するものである。
近年、LEDの高輝度化に伴いLEDの量産化が盛んに行われており、青色の光を発光するLEDチップと、このLEDチップを被覆しLEDチップからの光を吸収して補色となる光を発光する蛍光体を含有する透光性材料(例えば、エポキシ樹脂、シリコーン樹脂など)で構成された色変換部とを備え、白色光が発光可能なLED(いわゆる白色LED)の出現により、LEDの用途も多様化している。LEDは、白熱電球と比較して、長寿命であり、応答性に優れ、しかもコンパクトにできるという利点がある。そのためLEDを用いた照明は、小型軽量に構成することができ、照明器具全体を薄く立体的に形成することができるため、照明器具を含めたデザインの自由度が高まるなどの利点もある。さらに、用途に応じて所望の色の光を、着色フィルタを用いることなしに得ることができる。
また、白熱電球や蛍光灯などの代替も可能な高輝度に発光する高出力のLEDも開発されてきたため、車両用の分野においても、車両の室内灯、日中の車両視認性を向上させるデイタイムランニングランプ等だけでなくヘッドライトへの開発も行われてきている。
ところで、LEDは点灯による自己発熱の温度上昇により輝度の低下が生ずる。そのため、LEDの点灯に用いられる点灯装置として、LEDの点灯時間に応じてLEDに流れる電流を制御することで輝度を一定に保つ点灯装置が提案されている(例えば、特許文献1)。
このようなLEDを点灯させる点灯装置としては、例えば、図18に示すように直流電源1からLED4へ供給する電流を制御する電流制御手段としてDC/DCコンバータ2を備えた点灯装置であって、LED4と直列接続された電流検出用の抵抗R1によって検出された電流I2が略一定となるようにDC/DCコンバータ2の出力をフィードバック制御する点灯装置が挙げられる。
しかしながら、この構成ではLED4の自己発熱による電圧低下を補償する場合だけでなく、LED4の順方向電圧Vfが当該LED4の短絡などにより低下した場合においても、LED4に流す電流量を増加させるようにDC/DCコンバータ2の出力をフィードバック制御することになる。そのため、LED4が何らかの原因で故障し短絡した場合には、さらに多くの電流がLED4に流れ続けることとなる。
通常、LED4は、化合物半導体材料(例えば、InGaN系やAlInGaP系など)を利用したLEDチップが基板上に半田や樹脂などの接着剤により固定される。また、LEDチップと外部の基板回路の回路パターンとを電気的に接続させるため、基板に設けられた導体パターンとLEDチップの電極とを半田や金属ワイヤ等の電気的接続部材によって電気的に接続してある。さらに、このLEDチップ、電気的接続部材や基板などを電気的、機械的に保護するために直接或いは空気などを介在させて樹脂やガラスなどのカバーにより被覆して保護している。このようなLED4を光源として備えた照明装置は、LED4を前面が透光性のガラスやプラスティクなどで覆われた筐体の灯具や器具内部に固定配置させて構成してある。
高出力のLED4では、チップサイズが数百μm角(例えば、300μm角)の複数個のLEDチップを直列接続させる、あるいは1mm角以上の大面積のLEDチップを用いており、大型化するだけでなく、流れる電流も数百mAから数Aにもなる。
そのため、高出力のLED4に短絡が生じた場合、発熱量も大きく急激に昇温することになり、LED4が単に不灯となるだけではない。LEDチップの短絡により、電流集中などで局所的に過熱され、その熱により、LED4中に含まれる空気の熱膨張、接着剤やカバーなどが樹脂からなる場合には樹脂中に含まれる水分が気化することなどにより、急激な熱膨張を生じ、LED4を破損させる場合がある。このような場合、LED4の短絡に伴い照明装置の灯具や器具などにLED4を構成する部品(LEDチップ、接着剤、基板やカバーなど)が落下し、灯具や器具内を汚す、或いは損傷を生じさせ、照明装置の再利用に支障が生ずる場合がある。
特に、高出力のLED4では電気的接続部材として金属ワイヤを使用する代わりに半田などが用いられることが多く、金属ワイヤの断線による開放よりも短絡によるLED4の破損が起こる。また、LED4の短絡も完全な短絡だけでなく、短絡による順方向電圧Vfの低下度合いは複雑となる。
図19は、図18の点灯装置において、上述のLED4の輝度が一定となるようにDC/DCコンバータ2をフィードバック制御させた場合にLED4に流れる電流I2と、LED4の両端電圧V2との関係(LED4の電流電圧特性)を示し、LED4が短絡したときに生ずる電流電圧の軌跡を例示したものである。なお、図19において、LED4の両端電圧V2が電圧Vstより高い場合にLED4の正常な点灯状態を示している。
通常、LED4を点灯させるとLED4の自己発熱に起因した温度上昇に伴い徐々に順方向電圧Vfが低下し、LED4の輝度が低下する。このLED4の輝度の低下を補償するために、LED4に供給する電流I2を増加させるようにフィードバック制御してLED4の輝度を増加させるので、図19の実線で示すような電流電圧特性を示す。ここで、LED4が短絡すると、図19の破線で示すようにLED4の順方向電圧Vfの低下とともに電流I2が流れ続けて最後にはゼロとなる。その結果、LED4の短絡に伴いLED4に過電流が流れる時間が長くなり、LED4の発熱量も増大しLED4の破損による照明器具の汚染や損傷等も大きくなる場合がある。
ところで、ヒューズなどによって上述の点灯装置を停止させることも考えられる。しかしながら、この場合は、LED4が短絡しLEDチップ等が昇温した後で電流が停止することになるため、点灯装置の保護にはなるが、LED4の破損に伴う灯具や器具などの汚れや損傷を十分に防ぐことはできない。
また、入力電力から所望の出力電力を得る電力変換装置において、電力を変換・調整するためにスイッチング素子を用いたスイッチング電源を使用して、定電圧制御により過電流、過電力からスイッチング電源を保護することが提案されている(例えば、特許文献2)。このような電力変換装置の出力特性は、図20に示すように、通常、出力電圧Vが一定であり出力電流Iが所定の値以上(過電流)になると電流を低減するフ字状の特性を示す。
特開2007−118847号公報 特開2004−215394号公報
このようなスイッチング電源をLED4の点灯装置に応用してLED4の破損を防止しようと考えた場合、通常、LED4は高い電圧を必要とせず、電流によって輝度を制御するほうが容易なため、定電流駆動制御を行う電流制御手段を用いることが考えられる。そのため、定電流駆動制御を用いた電流制御手段の出力特性は、図21に例示するように、通常、出力電流Iが一定であり出力電圧Vが所定の値以上になると出力電流Iが低減する特性となる。しかしながら、LED4の短絡故障時には、定電流制御で電圧が低下するため、LED4の短絡によりLED4の両端電圧V2が下がってもLED4に流れる電流を低減することができないという問題がある。
本発明は上記事由に鑑みて為されたものであり、その目的は、LEDの短絡故障時に生ずるLEDの破損を防止可能な点灯装置を提供することにある。
請求項1の発明は、電源からLEDへ供給する電流を制御する電流制御手段を備えた点灯装置であって、前記LEDの両端電圧を検出可能な電圧検出手段と、前記LEDに流れる電流を制限可能なLED電流制限部と、前記電圧検出手段により検出した電圧が前記LEDの短絡判別用に規定した所定値以下のときに前記LEDに流れる電流を制限するように前記LED電流制限部を制御する出力電圧判別部とを有することを特徴とする。
この発明によれば、出力電圧判別部は電圧検出手段により検出した電圧がLEDの短絡判別用に規定した所定値以下のときに、LEDが短絡したと判断してLEDへの電流を制限するため、LEDに過電流が流れ続けることがない。そのため、LEDの短絡故障時に生ずる昇温に起因したLEDの破損を防止可能な点灯装置とすることができる。
請求項2の発明は、請求項1の発明において、前記電流制御手段は、前記LEDへ供給する電流をスイッチング素子により制御するコンバータであって、前記LED電流制限部は、前記スイッチング素子を用いて前記LEDに流れる電流を制限することを特徴とする。
この発明によれば、前記LEDを点灯させるために用いられる前記電流制御手段のスイッチング素子を前記LED電流制限部に利用することができるため構成を簡略化させることができる。また、前記LED電流制限部を前記電流制御手段に内臓することが可能であるため点灯装置を小型化することもできる。
請求項3の発明は、請求項1の発明において、前記LED電流制限部は、前記電源と前記LEDとの間に直列接続されたスイッチング素子であることを特徴とする。
この発明によれば、前記LEDに流れる電流を前記LEDに直列接続させたスイッチング素子で制限するため、比較的簡単な構成で前記LEDの短絡時に前記LEDに過電流が流れる時間を短くすることができる。
請求項4に記載の発明は、請求項1ないし請求項3のいずれかの発明において、前記所定値は、前記LEDの正常な両端電圧の1/3倍から5/9倍の範囲内に相当することを特徴とする。
この発明によれば、前記所定値を前記LEDの正常な両端電圧を基準として、その1/3倍から5/9倍の範囲内とし、この特定の範囲にある所定値以下であれば前記出力電圧判別部は擬似的に前記LEDを短絡と判断する。特に、正常な両端電圧の1/3倍よりも低いと短絡した前記LEDに過電流が流れる時間が長くなり、正常な両端電圧の5/9倍より高いと前記LEDの経時劣化や前記LED間の製造ばらつきにより前記LEDの両端電圧のばらつきが大きく、前記出力電圧判別部の誤作動を生ずる可能性もあるため、これらを効果的に防止することができる。
請求項5に記載の発明は、請求項1ないし請求項4のいずれかの発明において、前記出力電圧判別部は、前記LEDの短絡を前記電圧検出手段により検出した電圧が前記所定値以下であり、且つ当該電圧の低下時に前記LEDに流れる電流を制限するように前記LED電流制限部を制御することを特徴とする。
この発明によれば、前記LEDの短絡後、前記LEDに電源から電流が再び流れようとする場合でも、前記LEDへの電流の流れを制限することができる。
請求項6に記載の発明は、請求項1の発明において、前記電流制御手段は、前記LEDへ供給する電流をスイッチング素子により制御するコンバータであって、前記LED電流制限部は、前記電流制御手段のスイッチング素子と、前記電源と前記LEDとの間に直列接続されたスイッチング素子との両方により前記LEDに流れる電流を制限することを特徴とする。
この発明によれば、前記LEDへの電流を前記LEDに直列接続された前記スイッチング素子と、前記電流制御手段に設けられたスイッチング素子との両方で制限できるため、前記LEDの短絡時に点灯装置を保護しつつ、前記LEDの破損を防止することが可能となる。
請求項7に記載の発明は、請求項3の発明において、前記LED電流制限部は、前記スイッチング素子と並列に接続した限流抵抗を有することを特徴とする。
この発明によれば、前記LEDが短絡しても、前記LEDの破損を防止しつつ制限した電流を流しつづけることが可能となる。特に、複数個のLEDが直列接続されている場合は、短絡したLEDの破損を防止しつつ、短絡していないLEDは点灯を維持することができる。そのため、前記LEDの一部が短絡したことを示しつつ、全てのLEDが不灯となることを避けることができる。
請求項8の発明は、請求項1ないし請求項7のいずれかの発明において、前記電源が直流電源であり、前記電流制御手段は、昇圧回路を用いたDC/DCコンバータであることを特徴とする。
この発明によれば、前記電源である直流電源の出力が低い場合でも、当該直流電源の電圧よりも高い電圧を生成することができるため、より多くのLEDを直列接続可能な大電力の点灯装置とすることができる。
請求項9の発明は、請求項1ないし請求項7のいずれかの発明において、前記電源が直流電源であり、前記電流制御手段は、フライバックトランスを用いたDC/DCコンバータであることを特徴とする。
この発明によれば、前記直流電源の出力が低い場合でも、当該直流電源の電圧よりも高い電圧を生成することができるため、より多くのLEDを直列接続可能な大電力の点灯装置とすることができる。
請求項1の発明では、LEDの両端電圧を検出可能な電圧検出手段により検出した電圧が前記LEDの短絡判別用に規定した所定値以下のときに前記LEDに流れる電流を制限するようにLED電流制限部を制御する出力電圧判別部を有する点灯装置とすることで、電圧検出手段により検出した電圧が短絡判別用に規定した所定値より低下した場合に、LEDが短絡したと判断してLEDへの電流の流れを制限するため、LEDに過電流が流れ続けることがない。そのため、LEDの短絡故障時に生ずるLEDの破損を防止可能な点灯装置とすることができる。
(実施形態1)
以下、本実施形態の点灯装置について図1〜図4を参照して説明する。
本実施形態の点灯装置は、図1(a)に示すように電源たる直流電源1からLED4へ供給する電流を制御する電流制御手段としてDC/DCコンバータ2を備えている。DC/DCコンバータ2の出力端子間には、LED4と、トランジスタからなるスイッチング素子SW1と、好適に設けられた電流検出用の抵抗R1との直列回路が接続されており、スイッチング素子SW1がLED4に流れる電流を制限するLED電流制限部を構成している。また、本実施形態の点灯装置は、DC/DCコンバータ2の出力端子間に分圧抵抗R2と分圧抵抗R3との直列回路により構成されLED4の両端電圧V2を検出可能な電圧検出手段が接続されている。また、本実施形態の点灯装置は、電圧検出手段により検出された電圧と、予めLED4の短絡判別用に規定した所定値とを比較し、上述の検出した電圧が所定値以下のときに、LED4に流れる電流を制限するようにLED電流制限部であるスイッチング素子SW1を制御する出力電圧判別部3を有している。なお、LED4はGaN系材料を用いた高出力の白色LEDとしてある。
出力電圧判別部3は、図1(b)に示すように、コンパレータCP1を有し、コンパレータCP1の非反転入力端子に上述の電圧検出手段における分圧抵抗R2、分圧抵抗R3の接続点が接続されている。これにより、コンパレータCP1の非反転入力端子には、電圧検出手段により検出した電圧が入力される。また、コンパレータCP1の反転入力端子は、基準電圧Vrefを分圧した分圧抵抗R4、分圧抵抗R5の接続点と接続されている。これにより、コンパレータCP1の反転入力端子には、LED4の短絡判別用に規定した所定値が入力される。コンパレータCP1からの出力は分圧抵抗R6および分圧抵抗R7で分圧され、制御信号Vbとしてスイッチング素子SW1に出力される。
次に、本実施形態の点灯装置における出力電圧判別部3の判別動作について説明する。図2には、本実施形態の点灯装置における電流電圧特性の一例を実線(イ)で示し、LED4の正常な点灯状態の電圧をVst以上とし、LED4の両端電圧をV2、LED4に流れる電流をI2で示してある。また、図2には比較のため図19で示した点灯装置の構成におけるLED4の電流電圧特性の一部を参考例として破線(ロ)で示してある。本実施形態において、LED4を定電流駆動制御させている場合には、電流I2は一定である。しかし、一度、LED4に短絡が生じると、LED4の両端電圧V2が下がり始める。LED4の両端電圧V2がLED4の正常な両端電圧V2として好適にLED4を点灯可能な電圧Vstより低くなり、闘値電圧Vth(LED4の短絡判別用に規定した所定値に相当)以下になったときに、出力電圧判別部3は、LED4が短絡したと判別し、スイッチング素子SW1を制御してLED4への電流供給を遮断するため、闘値電圧Vthで電流I2がゼロとなる。
すなわち、出力電圧判別部3では、LED4の両端電圧V2を検出可能な電圧検出手段により検出した電圧と、LED4の正常な点灯状態の電圧Vstよりも低いLED4の短絡判別用に規定した所定値とを、コンパレータCP1で比較する。電圧検出手段により検出した電圧が所定値以下の場合に、出力電圧判別部3はLED4が短絡したと判断しコンパレータCP1から出力されるスイッチング素子SW1への制御信号VbがLレベルとなる。
この制御信号Vbの変化に伴って、スイッチング素子SW1がオン状態からオフ状態となり、LED4に流れる電流I2が停止する。これにより短絡したLED4に過電流が流れ続けることがなく、LED4の短絡に伴うLED4の破損を防止することができる。
図3に、出力電圧判別部3からの制御信号Vbと、LED4の両端電圧V2に対するスイッチング素子SW1のオン/オフ状態を例示する。今、LED4の正常な両端電圧V2が、LED4の闘値電圧Vthよりも高い電圧の場合は、出力電圧判別部3から出力される制御信号VbはHレベルとなり、スイッチング素子SW1はオン状態が維持される。
これに対し、一度、LED4に何らかの故障が生じLED4が短絡すると、LED4の両端電圧V2が下がりLED4の闘値電圧Vth以下となれば、出力電圧判別部3はLED4が短絡故障したと判断し、出力電圧判別部3からスイッチング素子SW1へ出力される制御信号VbはLレベルとなる。そのため、スイッチング素子SW1は、闘値電圧Vth以下でオフ状態となる。
なお、本実施形態では負荷としてLED4が、1個の場合を例示してあるが、複数個のLED4を直列接続させたものや並列接続させたもの、直並列に複数接続させたものを用いて良いことはいうまでもない。この場合の闘値電圧Vthは、LED4の特性により異なるが、1個のLED4の順方向電圧Vfの値に基づいて規定することができる。また、LED4とLED電流制限部との接続は、例えば、図4(a)のごとく複数個のLED4とLED電流制限部となるスイッチング素子SW1を直列接続させる場合や、図4(b)の如く、LED電流制限部をスイッチング素子SW1と、当該スイッチング素子SW1と並列接続させた限流抵抗Rsの構成とし、複数個のLED4とLED電流制限部とを直列接続した構成としてもよい。
図4(b)の場合、複数個のLED4のうち一部のLED4が短絡故障し、スイッチング素子SW1がオフ状態となった場合であっても、限流抵抗RsによりLED4に流れる電流を制限し、より少ない電流で他の正常なLED4の点灯を継続することができる。そのため、LED4の一部が短絡したことを示しつつ、全てのLED4が不灯になることを避けることができる。このようなLED4を点灯させる構成やLED4の接続方法、数は必要に応じて適宜設定することができる。
LED4の短絡判別用に規定した所定値は、LEDチップの材料などにもよるがLED4の正常な両端電圧V2の1/3倍から5/9倍の範囲内に相当することが好ましい。正常な両端電圧V2の1/3倍よりも低いと短絡したLED4に過電流が流れる時間が長くなり、正常な両端電圧V2の5/9倍より高いとLED4の経時劣化やLED4間の製造ばらつきによりLED4の両端電圧V2のばらつきが大きく、出力電圧判別部3の誤作動を生ずる可能性もある。駆動電流が数百mAから数Aの高出力のGaN系材料を用いた高出力LEDチップの場合、LED4の順方向電圧Vf(両端電圧V2)は通常3.2Vから3.6V程度であるため、LED4の闘値電圧Vthは、例えば1.0Vから2.0Vに規定することが好ましい。
また、本実施形態では電流制御手段としてDC/DCコンバータ2を例示したが、電流制御手段は、直流電源1のような電源からLED4へ供給する電流を制御してLED4を点灯できるものであればよく、電源やLED4の仕様によって種々選択することができる。電流制御手段として、例えば、単なる限流抵抗でもよいし、各種コンバータとして、昇圧、降圧や昇降圧のコンバータを用いることができる。
また、本実施形態では、上述で示したLED4の自己発熱を補償するために、LED4と直列接続された電流検出用の抵抗R1によって検出された電流I2が略一定となるようにDC/DCコンバータ2の出力を好適にフィードバック制御することもできる。
(実施形態2)
本実施形態の点灯装置の基本構成は、実施形態1の図1(a)に示した構成と同じであり、出力電圧判別部3の回路構成が相違する。
本実施形態における出力電圧判別部3は、図5に示す如く、2つのコンパレータCP2,CP3と、AND素子6とを有し、電圧検出手段となる分圧抵抗R2および分圧抵抗R3により検出された電圧を、一方のコンパレータCP2の反転入力端子および他方のコンパレータCP3の非反転入力端子にそれぞれ入力させるように接続してある。基準電圧Vrefは、抵抗R8,R9およびR10によりそれぞれ分圧し、分圧された電圧Vref2を上記一方のコンパレータCP2の非反転入力端子に、分圧された電圧Vref1を上記他方のコンパレータCP3の反転入力端子に入力するように接続させてある。AND素子6の入力端子は、それぞれのコンパレータCP2およびCP3の出力端子と接続されている。AND素子6の出力端子は、分圧抵抗R6および分圧抵抗R7と接続され、AND素子6の分圧された電圧が制御信号Vbとしてスイッチング素子SW1に出力される。
次に、図6を用いて本実施形態における出力電圧判別部3の動作について説明する。図6はLED4の両端電圧V2と、コンパレータCP2,CP3における出力信号Va1,Va2および制御信号Vbを共に示したものである(図5を参照)。図6(a)にコンパレータCP2の出力信号Va1を、(b)にコンパレータCP3の出力信号Va2を、(c)にはAND素子6を介して出力された制御信号Vbを示している。
コンパレータCP2には、非反転入力端子に入力されたLED4に印加される電圧の上限を規定した値となる電圧Vref2が入力され、反転入力端子に入力された電圧検出手段により検出された電圧が電圧Vref2以下の場合は、コンパレータCP2からの出力信号Va1がHレベルとなる。逆に、コンパレータCP2からの出力信号Va1は、LED4に印加される電圧の上限を規定した値となる電圧Vref2が、電圧検出手段により検出された電圧よりも大きい場合には、Lレベルとなる(図6(a))。
また、コンパレータCP3は、非反転入力端子に入力された電圧検出手段により検出された電圧が、反転入力端子に接続されLED4の短絡判別用に予め規定した所定値となる電圧Vref1よりも大きい場合は、コンパレータCP3の出力信号Va2がHレベルとなる。逆に、コンパレータCP3の出力信号Va2は、電圧検出手段により検出した電圧が、LED4の短絡判別用に予め規定した所定値となる電圧Vref1以下の場合に、Lレベルとなる(図6(b))。
そのため、電圧Vref1は、LED4の短絡判別用に規定した所定値に相当する闘値電圧Vthとなる。それぞれのコンパレータCP2およびコンパレータCP3の出力信号Va1,Va2が共にHレベルのときに、AND素子6からの制御信号VbはHレベルとなり、コンパレータCP2の出力信号Va1あるいはコンパレータCP3の出力信号Va2のいずれかがLレベルのときには、AND素子6からの制御信号VbはLレベルとなる(図6(c))。
本実施形態の点灯装置は、制御信号VbがHレベルのときだけスイッチング素子SW1がオン状態となり、LED4に電流が流れる。他方、制御信号VbがLレベルのときは、スイッチング素子SW1がオフ状態となりLED4に電流は流れない。
これにより、本実施形態における出力電圧判別部3は、実施態様1のごとくLED4の短絡判別用に規定した所定値だけを検出してスイッチング素子SW1がLED4に流れる電流を制限するのではない。本実施形態の点灯装置は、LED4の両端電圧V2が所定の電圧範囲内においてLED4が点灯できるように、出力電圧判別部3がスイッチング素子SW1を制御しLED4に流れる電流を制限する。そのため、本実施形態の点灯装置においては、出力電圧判別部3が所定の電圧範囲を判別し、LED4に流れる電流を制限するようにLED電流制限部を制御することで、より信頼性の高い点灯装置とすることができる。
(実施形態3)
本実施形態の点灯装置の基本構成は、実施形態1と同様であり、出力電圧判別部3を図7に示す構成とした点が相違する。
本実施形態における出力電圧判別部3は、分圧抵抗R2と分圧抵抗R3よりなる電圧検出手段により分圧された電圧の値がコンパレータCP1の非反転入力端子に入力させるように接続される一方、基準電圧Vrefを分圧抵抗R4およびR5で分圧した電圧をコンパレータCP1の反転入力端子に入力させるように接続してある。コンパレータCP1の出力端子は、第1のインバータ素子NT1の入力端子と接続され、第1のインバータ素子NT1の出力端子がD型フリップフロップ素子7のクロック端子(以下、CLK端子という)と接続されている。また、D型フリップフロップ素子7のデータ入力端子(以下、D端子という)は、正電源Vccと接続されている。D型フリップフロップ素子7の出力端子(以下、Q端子という)からの出力は、第2のインバータ素子NT2を介して反転され、分圧抵抗R6および分圧抵抗R7で分圧された電圧が制御信号Vbとしてスイッチング素子SW1に入力されるように構成している。なお、第1のインバータ素子NT1には、動作を安定させるためにヒシテリシスの動作をするシュミット回路を好適に設けてもよい。
次に、図8を用いて本実施形態における出力電圧判別部3の動作について説明する。図8はLED4の両端電圧V2と、コンパレータCP1、第1のインバータ素子NT1、正電源Vcc、D型フリップフロップ素子7における出力信号Va3,Va4,Va5,Va6および制御信号Vbとを時刻tの経過とともに示したものである(図7を参照)。
LED4が正常な点灯状態から、短絡故障などによりLED4の両端電圧V2が低下しはじめ、時刻t1以上でLED4の闘値電圧Vth以下となる(図8(a))。
この場合、コンパレータCP1は、電圧検出手段により検出した電圧とLED4の短絡判別用に規定した所定値と比較して、所定値以下になった場合に、その出力信号Va3がHレベルからLレベルとなる(図8(b))。
次に、コンパレータCP1の出力信号Va3がLレベルになった時刻t1において、第1のインバータ素子NT1からの出力信号Va4はHレベルとなる(図8(c))。
他方、D型フリップフロップ素子7のD端子には、LED4の両端電圧V2が下がっても、正電源Vccは一定であるから出力信号Va5はHレベルのままとなる(図8(d))。
この場合、D型フリップフロップ素子7は、D端子に入力される正電源Vccの出力信号Va5がHレベルであり、CLK端子に入力される第1のインバータ素子TN1の出力信号Va4がHレベルとなるので、Q端子から出力される出力信号Va6がHレベルとなる(図8(e))。
D型フリップフロップ素子7からの出力信号Va6を第2のインバータ素子NT2で反転させ、分圧抵抗R6および分圧抵抗R7で分圧された電圧を制御信号Vbとして出力電圧判別部3から出力させる。そのため、時刻t1において、スイッチング素子SW1がオン状態からオフ状態に変化しLED4に流れる電流を遮断することになる(図8(f))。
ところで、スイッチング素子SW1をオフ状態とした後、電流制御手段の出力端子間の電圧は、電流制御手段によって種々異なる。本実施形態においては、LED電流制限部であるスイッチング素子SW1をオフ状態としLED4に流れる電流が遮断されると、出力電圧判別部3は分圧抵抗R2および分圧抵抗R3によってDC/DCコンバータ2の出力端間の電圧を検出する(図1(a)を参照)。すなわち、出力電圧判別部3からの制御信号Vbによりスイッチング素子SW1がオフ状態になった後は、電圧検出手段が電流制御手段の出力端間の電圧を検出することとなる。この場合、出力電圧判別部3に入力される値が、LED4の闘値電圧Vthに相当する所定値を越える場合でも、D型フリップフロップ素子7のQ端子の出力信号Va6はCLK端子に入力される出力信号Va4の立ち上がり(電圧検出手段が検出した電圧の低下時)のときのみで変わるため、スイッチング素子SW1は引き続きオフ状態のままでLED4に電流が流れることはない。
つまり、LED4の両端電圧V2をLED4の闘値電圧Vthとの大小のみで比較し、スイッチング素子SW1をオンオフ制御するのではなく、LED4の両端電圧V2の低下に伴う立下りのエッジの信号を受けてスイッチング素子SW1の動作を決定する制御を行う。
言い換えれば、本実施形態では、LED4の短絡故障などにより、LED4の両端電圧V2が正常時の電圧からLED4の闘値電圧Vth以下に低下した場合のみ、スイッチング素子SW1がオフになりLED4への電流の流れを停止する。LED4の両端電圧V2がLED4の闘値電圧Vthよりも低くとも、両端電圧V2の上昇時(立上がり)はスイッチング素子SW1がオン状態を維持しLED4への電流が供給されLED4の点灯は維持されることになる。そのため、出力電圧判別部3は、LED4の短絡を電圧検出手段により検出した電圧が所定値以下であり、且つ当該電圧の低下時であることを判別してLED4に流れる電流を制限するようにスイッチング素子SW1を制御することになる。
なお、実施形態1および実施形態2において、スイッチング素子SW1がオフ状態になった後で、出力電圧判別部3がDC/DCコンバータ2の出力端電圧を、LED4の両端電圧V2であると誤検出することを防止するために、点灯装置にスイッチング素子SW1を一定時間オフする回路を設けることもできる。例えば、LED4が短絡した場合、出力電圧判別部3は、電圧検出手段により検出した電圧が所定値以下となって、上記一定時間(数十msec)が経過するまで、スイッチング素子SW1のオフ状態を保持する。このスイッチング素子SW1を一定時間オフすることでDC/DCコンバータ2自体の駆動が停止すればよい。或いは、スイッチング素子SW1に一度、オフとなればオフ状態を維持する機能を別途設けることで誤作動の問題を解消することもできる。
(実施形態4)
本実施形態の点灯装置は、電流制御手段をフライバックトランスを用いたDC/DCコンバータ2として構成してある。
具体的に図9に示すように、直流電源1と接続させた電流制御手段となるDC/DCコンバータ2の出力端間に、LED4、LED電流制限部となるスイッチング素子SW1および電流検出用の抵抗R1を直列接続し、LED4へ電流を供給可能に構成してある。直列接続したLED4、スイッチング素子SW1および抵抗R1と、電圧検出手段となる分圧抵抗R2、分圧抵抗R3とが並列接続され、電圧検出手段によって検出された電圧が出力電圧判別部3に入力される。
ここで、DC/DCコンバータ2は、昇圧部20と当該昇圧部20を制御する制御部21から構成され、昇圧部20のトランスL1に制御部21からパルス信号を入力し、相互誘導によって正負電圧を作り出すことができるフライバックトランスを用いている。DC/DCコンバータ2の昇圧部20は、直流電源1と接続されたトランスL1の1次巻線に制御用のスイッチング素子SW2が直列接続されている。上記トランスL1の2次巻線は、昇圧部20を構成するダイオードD1と限流抵抗RgとがLED4、スイッチング素子SW1および抵抗R1と直列接続されている。また、トランスL1の2次巻線には、ダイオードD1と限流抵抗Rgとの間にLED4、スイッチング素子SW1および抵抗R1と並列接続させたコンデンサC1が設けられている。
本実施形態では昇圧部20を制御する制御部21は、電流制御手段に内蔵されており、制御部21には抵抗R1により検出されたLED4の電流と、分圧抵抗R2、分圧抵抗R3よりなる電圧検出手段により検出された電圧とが入力される。制御部21は、これらLED4の電流および電圧に基づいて昇圧部20を制御する。
制御部21は、図10に示すように、2つのコンパレータCP4,CP5、アンプAP1、発振部OSC1、ドライバ回路22などから構成してある。制御部21のコンパレータCP4には、電圧検出手段(分圧抵抗R2,R3)により検出された電圧が非反転入力端子に入力され、基準電圧Vrefが分圧抵抗R11,R12で分圧された電圧が反転入力端子に入力されるよう接続してある。アンプAP1は、非反転入力端子が抵抗R1と接続され、反転入力端子が一端で接地された抵抗R14の他端および、一端でアンプAP1の出力端子に接続された抵抗R13の他端と接続してある。コンパレータCP4の出力はダイオードD2を介して、アンプAP1の出力はダイオードD3を介してそれぞれ接続され、パルス幅制御用のコンパレータCP5の非反転入力端子に入力されるよう接続されている。また、パルス幅制御用のコンパレータCP5の反転入力端子は、発振部OSC1の出力と接続されている。パルス幅制御用のコンパレータCP5の出力端子は、ドライバ回路22を介して昇圧部20のスイッチング素子SW2が制御できるように接続されている。
制御部21のパルス幅制御用のコンパレータCP5は、コンパレータCP4に入力される電圧検出手段(分圧抵抗R2,R3)が検出した電圧が、基準電圧Vrefを分圧抵抗R11,R12で分圧した所定の電圧の値より低い場合、LED4に流れる電流を抵抗R1で検出してアンプAP1で増幅し、発振部OSC1からの高周波の三角波と比較することで、発振部OSC1からの高周波の周期と同期して出力パルスがLED4に流れる電流に応じたパルス幅の出力信号を出力する。すなわち、パルス幅制御用のコンパレータCP5からは、LED4に流れる電流が多くなると出力信号のパルス幅が狭くなり、LED4に流れる電流が少なくなると、出力される出力信号のパルス幅が広くなるパルス幅制御(以下、PWMという)信号が出力される。
パルス幅制御用のコンパレータCP5から出力されたPWM信号は、ドライバ回路22に入力され昇圧部20の1次巻線に設けられたスイッチング素子SW2のオン時間を制御することにより昇圧部20の出力を変化させLED4を定電流制御することができる。また、コンパレータCP4に入力される電圧検出手段が検出した電圧が、基準電圧Vrefを分圧抵抗R11,R12により分圧した値よりも高い場合、コンパレータCP4はHレベルとなるため、パルス幅制御用のコンパレータCP5から出力されるPWM信号のパルス幅がコンパレータCP4の出力信号に応じて狭くなる。そのため、昇圧部20の出力電圧が所定の値以上になると、PWM信号がドライバ回路22を介して昇圧部20の出力を抑制する制御を行うことにもなる。
なお、出力電圧検出部3は実施形態1の図1(b)で示した構成と同様の構成でよく、LED4の短絡時にLED4の破損を防止可能な点灯装置とすることができる。また、図9に示す限流抵抗Rgは、突入電流抑制用に好適に用いられる抵抗である。限流抵抗Rgは、電源オン時にLED4への突入電流などの低減に有効であるが、LED4の電流耐量が大きい場合などは、抵抗値を小さくでき、或いは設けなくてもよい。なお、本実施形態においても、図4のごとく複数個のLED4をそれぞれ直列接続して用いてもよいことは言うまでもない。
(実施形態5)
本実施形態の点灯装置は、DC/DCコンバータ2として、実施形態4のフライバックトランスの代わりに図11に示す昇圧チョッパ回路を用いた以外は実施形態4と同様に構成してある。
直流電源1と接続させた電流制御手段となるDC/DCコンバータ2の出力端間に、2つのLED4、LED電流制限部となるスイッチング素子SW1および電流検出用の抵抗R1を直列接続し、LED4へ電流を供給可能に構成してある。直列接続したLED4、スイッチング素子SW1および抵抗R1と、電圧検出手段となる分圧抵抗R2、分圧抵抗R3とが並列接続され、電圧検出手段によって検出された電圧が出力電圧判別部3に入力される。DC/DCコンバータ2は、昇圧部20と、当該昇圧部20を制御する制御部21とで構成される昇圧チョッパ回路としている。
DC/DCコンバータ2の昇圧部20は、インダクタンス素子L2、ダイオードD4、コンデンサC1およびスイッチング素子SW3から構成されている。昇圧部20のコンデンサC1の両端間には、2つのLED4と、LED電流制限部であるスイッチング素子SW1と抵抗R1との直列回路が接続されている。昇圧部20のインダクタンス素子L2とダイオードD4とは、2つのLED4、スイッチング素子SW1および電流検出用の抵抗R1と直列接続されている。さらに、昇圧部20のスイッチング素子SW3は、インダクタンス素子L2とダイオードD4との間の接続点でコンデンサC1と並列接続されている。
制御部21は、当該制御部21からの制御信号Vbにより昇圧部20内のスイッチング素子SW3を制御し、LED4が定電流制御してある。
また、出力電圧検出部3は実施形態1の図1(b)で示した構成と同様の構成でよく、実施形態4と同様、LED4の短絡時に、LED4の破損を防止可能な点灯装置とすることができる。
(実施形態6)
本実施形態の点灯装置は、LED4に流れる電流を制限する電流制御手段として限流抵抗Rgを用いた以外は、実施形態1と同様に構成してある。
図12に示すように、LED4、スイッチング素子SW1および抵抗R1を直列接続し、直流電源1からの電流を限流素子Rgを介してLED4に供給できるように接続されている。直列接続したLED4、スイッチング素子SW1および抵抗R1と、分圧抵抗R2、分圧抵抗R3よりなる電圧検出手段とが並列接続されている。分圧抵抗R2と分圧抵抗R3との間の接続点は、分圧された電圧値が入力されるように出力電圧判別部3と接続される。出力電圧判別部3は、LED4と直列接続されたスイッチング素子SW1と接続され、LED4が短絡時、出力電圧判別部3からの制御信号Vbによりスイッチング素子SW1を制御しLED4へ供給する電流を低減できる。
なお、本実施形態の出力電圧判別部3は図1(b)と同様の構成としており、他の実施形態と同様、LED4の短絡時にLED4の破損を防止可能な点灯装置とすることができる。
(実施形態7)
本実施形態は、実施形態1のLED4と直列接続されたスイッチング素子SW1によりLED4に流れる電流を制限する代わりに、LED電流制限部5がDC/DCコンバータ2のスイッチング素子を用いてLED4に流れる電流を制限するものである。
本実施形態の基本構成として、図13に示すように直流電源1と接続されたDC/DCコンバータ2からの電流をLED4に供給することによってLED4を点灯させる。LED4と好適に設けられた電流検出用の抵抗R1の直列回路には、電圧検出手段となる分圧抵抗R2および分圧抵抗R3の直列回路が並列接続され、電圧検出手段により検出された電圧が出力電圧判別部3に入力される。出力電圧判別部3からの制御信号Vbに基づいて、電流制御手段となるDC/DCコンバータ2からLED4に供給される電流を制限する。
出力電圧判別部3では、電圧検出手段により検出された電圧が、LEDの短絡判別用に規定した所定値(LED4の闘値電圧Vth)以下になると制御信号Vbの出力をLレベルとする。DC/DCコンバータ2は、上述の制御信号VbがLレベルとなったこと伴い、内蔵されたLED電流制限部5を停止することでDC/DCコンバータ2の駆動を停止させる。
より具体的には、本実施形態の電流制御手段となるDC/DCコンバータ2は、図14に示すように昇圧部20と当該昇圧部20を制御する制御部21とから構成され、昇圧部20は昇圧チョッパ回路を用いており、制御部21は、ドライバ回路22と主制御回路23から構成されている。主制御回路23には、LED4と直列接続された抵抗R1からLED4に流れる電流が入力され、LED4と並列接続させた電圧検出手段(分圧抵抗R2,R3)により検出された電圧も入力されるように構成されている。なお、主制御回路23は、一般的なPWM信号を生成できる回路で構成することができる。
また、同様に電圧検出手段(分圧抵抗R2,R3)により検出された電圧は、出力電圧判別部3に入力され、出力電圧判別部3の出力と上述の主制御回路23の出力とがドライバ回路22に入力されるように構成されている。ドライバ回路22は、昇圧部20のスイッチング素子SW3のオンとオフを制御することで、負荷となるLED4に流れる電流を制御する。なお、スイッチング素子SW3は、バイポーラトランジスタやMOSFETなどにより構成することができる。
ここで、DC/DCコンバータ2に内蔵されたスイッチング素子SW3を制御するドライバ回路22は、図15に示す如くAND素子8と、インバータ素子NT3、抵抗R15とが直列接続され、直列接続された抵抗R15は2つのトランジスタTr1およびトランジスタTr2のベースに接続されている。トランジスタTr1は、pnp型トランジスタで構成され、トランジスタTr2は、npn型トランジスタで構成されている。トランジスタTr1のコレクタは正電源Vccに接続され、トランジスタTr1のエミッタはトランジスタTr2のコレクタおよび分圧抵抗R16の一端と接続されている。分圧抵抗R17の他端とトランジスタTr2のエミッタは、グランドに接地されている。分圧抵抗R16と分圧抵抗R17によって分圧された信号が昇圧部20のスイッチング素子SW3に出力されるように構成されている。
AND素子8は、主制御回路23からのPWM信号と、出力電圧判別部3からの出力信号を受けて、トランジスタTr1、トランジスタTr2で、スイッチング素子SW3の駆動を制御する。そのため、電圧検出手段により検出された電圧が闘値電圧Vthよりも高い場合は、出力電圧判別部3よりHレベルの信号がAND素子8に入力される。また、LED4を定電流駆動させるために、主制御回路23からPWM信号がAND素子8に入力されると、PWM信号がインバータ素子NT3で反転され、この信号に基づいてトランジスタTr1,Tr2のベースに入力され、昇圧チョッパ回路を用いた昇圧部20のスイッチング素子SW3が駆動制御される。今、電圧検出手段により検出された電圧が闘値電圧Vth以下となり、出力電圧判別部3の信号がLレベルになると、インバータ素子NT3によって反転され、抵抗R15を介してトランジスタTr1,Tr2のベースに出力される。これにより、トランジスタTr2がオン状態となり、制御信号がLレベルとなるため、昇圧部20内のスイッチング素子SW3は動作を停止する。したがって、LED4への電流は供給されないことになる。
なお、本実施形態では、LED4を1つとして記載したが、複数個用いてよいことはいうまでもなく、この場合は、直流電源1の出力が低い場合でも、直流電源の電圧よりも高い電圧を生成することができるため、より多くのLED4を直列接続可能な大電力の点灯装置とすることができる。
(実施形態8)
本実施形態の点灯装置は、LED電流制限部を2つ設け、両方のLED電流制限部によりLED4に流れる電流を制限するように構成してある。一方のLED電流制限部は、LED4と直列接続させたスイッチング素子SW1と、このスイッチング素子SW1と並列に接続した限流抵抗Rsを有する構成としてある。また、他方のLED電流制限部は、実施形態7と同様に電流制御手段がLED4へ流れる電流をスイッチング素子SW3により制御するDC/DCコンバータ2であって、DC/DCコンバータ2のスイッチング素子SW3を用いた構成としてある。
具体的には、本実施形態の点灯装置は、図16に示すように、直流電源1からLED4へ供給する電流を制御するDC/DCコンバータ2を備えている。DC/DCコンバータ2の出力端間には、3つのLED4、上記一方のLED電流制限部およびLED4に流れる電流を検出する電流検出用の抵抗R1を直列接続し、上記一方のLED電流制限部は、スイッチング素子SW1と並列接続された限流抵抗Rsから構成されている。LED4、上記一方のLED電流制限部および抵抗R1の直列回路と、分圧抵抗R2,R3よりなる電圧検出手段が並列接続されている。電圧検出手段により検出された電圧は、出力電圧判別部3に入力されるように構成されている。
DC/DCコンバータ2は、昇圧部20と当該昇圧部20を制御する制御部21とから構成され、制御部21はドライバ回路22と主制御回路23から構成されている。
出力電圧判別部3からの出力は、2つあり、1つは上記一方のLED電流制限部に、他方はDC/DCコンバータ2内のドライバ回路22に出力されるように構成されている。
上記一方のLED電流制限部のスイッチング素子SW1は、出力電圧判別部3の出力に基づいてオン/オフを制御するように構成され、ドライバ回路22は、出力電圧判別部3の出力に基づいて、上記他方のLED電流制限部となる昇圧部20のスイッチング素子SW3のオン/オフを制御するように構成してある。なお、ドライバ回路22は、実施形態7のドライバ回路と同様の構成としている。
また、出力電圧判別部3は、図17に示すようにコンパレータCP1とコンパレータCP1の出力に接続された分圧抵抗R6,R7とで構成され、分圧抵抗R7の分圧抵抗R6と接続されていない端部は接地してある。コンパレータCP1の非反転入力端子には電圧検出手段により検出された電圧が入力され、反転入力端子にはLED4の短絡判別用に規定した所定値が入力される(図示しない)。コンパレータCP1は、ドライバ回路22と、分圧抵抗R6,R7により分圧されLED電流制限部であるスイッチング素子SW1に出力できるように構成されている。
次に、本実施形態の動作を説明すると、AND素子8は、主制御回路23からのPWM信号と、出力電圧判別部3からの出力信号を受けて、スイッチング素子SW3を駆動する。そのため、電圧検出手段により検出された電圧がLED4の短絡判別用に規定した所定値よりも高い場合は、出力電圧判別部3よりHレベルの信号がAND素子8に入力される。また、LED4を定電流駆動させるために、主制御回路23からPWM信号がAND素子8に入力されると、PWM信号がインバータ素子NT3で反転され、この信号に基づいてトランジスタTr1,Tr2のベースに入力され、昇圧チョッパ回路を用いたDC/DCコンバータ2のスイッチング素子SW3が駆動制御される。今、LED4が短絡し、電圧検出手段により検出した電圧が、LED4の短絡判別用に規定した所定値以下になった場合、出力電圧判別部3の信号がLレベルとなり、インバータ素子NT3によって反転され、抵抗R15を介してトランジスタTr1,Tr2のベースに入力される。これにより、トランジスタTr2がオン状態となり、出力信号がLレベルとなるため、昇圧部20内の上記他方のLED電流制御部であるスイッチング素子SW3は動作停止する。同様に、出力電圧判別部3は一方のLED電流制限部も制御し、LED4への電流を制限する。
これにより、LED4に流れる電流をLED4に直列接続されたスイッチング素子SW1と電流制御手段に設けられたスイッチング素子SW3との両方で制限することができ、LED4の短絡時に点灯装置を保護しつつ、LED4の破損を防止することが可能となる。
なお、本発明において、電流制御手段の方式としては、電流のオンとオフとを繰り返すことによって、交流の電源から、実効値として任意の電圧や電流を擬似的に作り出す降圧チョッパ制御やフォワード型コンバータを用いてもよい。また、制御回路の構成は、PWM制御をマイクロコンピュータなどを使用して構成してもよいことはいうまでもない。
実施形態1の点灯装置を示し、(a)は概略回路図、(b)は要部の回路図である。 同上の動作説明図である。 同上の動作説明図である。 同上の要部の他の構成例の説明図である。 実施形態2の点灯装置における要部の回路図である。 同上の出力電圧判別部の動作説明図である。 実施形態3の点灯装置における要部の回路図である。 同上の動作説明図である。 実施形態4の点灯装置の回路図である。 同上の要部の回路図である。 実施形態5の点灯装置の回路図である。 実施形態6の点灯装置の回路図である。 実施形態7の点灯装置の回路図である。 同上における要部の回路図である。 同上における要部の回路図である。 実施形態8の点灯装置の回路図である。 同上の要部の回路図である。 従来の点灯装置の回路図である。 同上の電流電圧特性図である。 従来の電力変換装置の出力特性図である。 参考のため電力変換装置の出力特性図である。
符号の説明
1 直流電源(電源)
2 DC/DCコンバータ(電流制御手段)
3 出力電圧判別部
4 LED
SW1 スイッチング素子(LED電流制限部)
Rs 限流抵抗

Claims (9)

  1. 電源からLEDへ供給する電流を制御する電流制御手段を備えた点灯装置であって、
    前記LEDの両端電圧を検出可能な電圧検出手段と、前記LEDに流れる電流を制限可能なLED電流制限部と、前記電圧検出手段により検出した電圧が前記LEDの短絡判別用に規定した所定値以下のときに前記LEDに流れる電流を制限するように前記LED電流制限部を制御する出力電圧判別部とを有することを特徴とする点灯装置。
  2. 前記電流制御手段は、前記LEDへ供給する電流をスイッチング素子により制御するコンバータであって、前記LED電流制限部は、前記スイッチング素子を用いて前記LEDに流れる電流を制限することを特徴とする請求項1に記載の点灯装置。
  3. 前記LED電流制限部は、前記電源と前記LEDとの間に直列接続されたスイッチング素子であることを特徴とする請求項1に記載の点灯装置。
  4. 前記所定値は、前記LEDの正常な両端電圧の1/3倍から5/9倍の範囲内に相当することを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の点灯装置。
  5. 前記出力電圧判別部は、前記LEDの短絡を前記電圧検出手段により検出した電圧が前記所定値以下であり、且つ当該電圧の低下時に前記LEDに流れる電流を制限するように前記LED電流制限部を制御することを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載の点灯装置。
  6. 前記電流制御手段は、前記LEDへ供給する電流をスイッチング素子により制御するコンバータであって、前記LED電流制限部は、前記電流制御手段のスイッチング素子と、前記電源と前記LEDとの間に直列接続されたスイッチング素子との両方により前記LEDに流れる電流を制限することを特徴とする請求項1に記載の点灯装置。
  7. 前記LED電流制限部は、前記スイッチング素子と並列に接続した限流抵抗を有することを特徴とする請求項3に記載の点灯装置。
  8. 前記電源が直流電源であり、前記電流制御手段は、昇圧回路を用いたDC/DCコンバータであることを特徴とする請求項1ないし請求項7のいずれか1項に記載の点灯装置。
  9. 前記電源が直流電源であり、前記電流制御手段は、フライバックトランスを用いたDC/DCコンバータであることを特徴とする請求項1ないし請求項7のいずれか1項に記載の点灯装置。
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