JP2010127082A - 可変容量往復動圧縮機 - Google Patents

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Abstract

【課題】吐出容量が小さいときから大きいときに渡って、脈動及びノイズが的確に抑制される可変容量往復動圧縮機を提供する。
【解決手段】可変容量往復動圧縮機は、クランク室(26)内を延びる駆動軸(30)と、シリンダボア(32)内に配置されたピストン(34)と、駆動軸(30)の回転をピストン(34)の往復運動にストローク長可変にて変換する動力変換機構と、マフラー室(101)における空洞部分の容積をピストン(34)のストローク長に対応して変化させるマフラー容積調整機構とを有する。
【選択図】図1

Description

本発明は可変容量往復動圧縮機に係わり、より詳しくは、マフラー室を有する可変容量圧縮機に関する。
可変容量往復動圧縮機は、例えば車両用空調システムの冷凍サイクルシステムに組み込まれる。具体的には、冷凍サイクルシステムは、冷媒が循環する循環路を備え、循環路には、圧縮機、放熱器、膨張器及び蒸発器が順次介挿される。圧縮機は、冷媒の吸入、圧縮及び吐出工程からなる一連のプロセスを実行し、そのために圧縮機には、例えばプーリを介してエンジンから動力が供給される。
可変容量往復動圧縮機のハウジングの内部には吸入室、吐出室及びシリンダボアが区画され、吸入室とシリンダボアとは吸入弁を介して連通し、吐出室とシリンダボアとは吐出弁を介して連通する。
可変容量往復動圧縮機では、駆動軸の回転がピストンの往復運動に変換される。このとき、ピストンのストローク長は、例えばクランク室の圧力を利用して変化させられ、これにより吐出容量が調整される。この場合、例えば、外部から制御される容量制御弁の開閉作動によって、クランク室の圧力が変化させられ、もって吐出容量が調整される。
外部制御の方式としては、冷凍サイクルシステムの低圧、則ち圧縮機の吸入室の圧力(吸入圧力)を目標値に維持する吸入圧力制御方式と、冷凍サイクルシステムにおける高圧、則ち圧縮機の吐出室の圧力(吐出圧力)と吸入圧力との差圧を目標値に維持する差圧制御方式とがある。
可変容量往復動圧縮機には、脈動を低減すべく、マフラー室を有するものがある。例えば特許文献1が開示する圧縮機にあっては、シリンダボアのデッドスペースにマフラー室が区画されている。
また、可変容量往復動圧縮機には、吸入絞り弁を内蔵したものがある。吸入絞り弁の一種として、例えば特許文献2は、低容量運転時に吸入通路を絞る脈動低減装置を開示している。この脈動低減装置では、クランク室の圧力が上昇したときに吸入通路が絞られ、これにより吸入弁の自励振動が抑制される。更に、この脈動低減装置にあっては、ダンパ室が、特定周波数の吸入脈動を減衰させる。
特開2003−239855号公報 特開2008−223757号公報
特許文献1に記載されたマフラー室及び特許文献2に記載されたダンパ室は容積が一定であり、特許文献1及び2の圧縮機では、ノイズの特定周波数成分しか抑制されない。
特に、特許文献1の圧縮機では、脈動を防止することを目的としてマフラー室の容積が大であるため、ノイズの高周波数成分が抑制されない。従って、吐出容量が小さいときに吸入弁が自励振動し、当該振動に基づいて高周波成分を多く含むノイズが発生しても、ノイズが有効に低減されない。
また、特許文献2の脈動低減装置は、吸入室の容積を増大して脈動を防止するものではない。このため、吐出容量が大きいときには、脈動及び脈動に基づいて発生するノイズを十分に抑制することができない。
本発明は上述の事情に基づいてなされたもので、その目的とするところは、吐出容量が小さいときから大きいときに渡って、脈動及びノイズが的確に抑制される可変容量往復動圧縮機を提供することにある。
上記の目的を達成するべく、本発明の一態様によれば、吸入室、吐出室、前記吸入室に吸入弁を介して連通し且つ前記吐出室に吐出弁を介して連通する複数のシリンダボア、クランク室、及び、前記吸入室に連通したマフラー室が内部に区画され、且つ、前記吸入室と外部とを連通する吸入ポート及び前記吐出室と外部とを連通する吐出ポートが形成されたハウジングと、前記クランク室内を延びる駆動軸と、前記シリンダボア内に配置されたピストンと、前記駆動軸の回転を前記ピストンの往復運動にストローク長可変にて変換する動力変換機構と、前記マフラー室における空洞部分の容積を前記ピストンのストローク長に対応して変化させるマフラー容積調整機構とを備えることを特徴とする可変容量往復動圧縮機が提供される(請求項1)。
好ましくは、前記マフラー室は、前記吸入ポートから前記吸入室を経て前記シリンダボアに至る流路から分岐されている(請求項2)。
好ましくは、前記マフラー室は、前記吸入ポートから前記吸入室を経て前記シリンダボアに至る流路の一部を構成している(請求項3)。
好ましくは、前記複数のシリンダボアは、シリンダブロックの外周部に同心上に配列され、前記マフラー室は、前記シリンダボアの中央部に形成され、前記動力変換機構は、前記駆動軸に嵌合された円盤形状のロータと、前記ロータの外周部にヒンジを介して連結されるとともに前記駆動軸によって貫通され、前記駆動軸に対して当該駆動軸の軸線方向に移動しながら傾動可能な環形状のカム部材と、前記カム部材によって揺動させられる揺動板と、前記揺動板と前記ピストンとを連結する連接棒と、前記駆動軸に軸受を介して嵌合されるとともに、前記シリンダボアに形成されて前記マフラー室に繋がる支持孔の内周面によって当該内周面に対し相対回転不能且つ滑動可能に支持されたジョイントシャフトと、前記揺動板と一体に揺動可能に設けられたジョイントケースと、前記ジョイントシャフトに一体に設けられたJS側突出部と前記ジョイントケースに一体に設けられたJC側突出部との間に転動可能に挟持された複数のボールとを含み、前記マフラー容積調整機構は、前記ジョイントシャフトの滑動を利用して前記マフラー室の空洞部の容積を変化させる(請求項4)。
好ましくは、前記マフラー容積調整機構は、前記ジョイントシャフトと一体に設けられ、前記マフラー室内に進入することにより前記マフラー室の空洞部の容積を減少させる空洞占有部材を有する(請求項5)。
本発明の請求項1の可変容量往復動圧縮機では、マフラー容積調整機構がマフラー室における空洞部分の容積をピストンのストローク長に対応して変化させる。すなわち、マフラー容積調整機構が、吐出容量に対応してマフラー室における空洞部分の容積を変化させる。
この圧縮機によれば、吐出容量が小さいときに、マフラー室の空洞部分の容積を小さくすることにより、吸入弁の自励振動に起因するノイズの高周波数成分が吸収される。
一方、吐出容量が大きいときには、マフラー室の空洞部分の容積を大きくすることにより、吸入室の圧力変動が抑制され、脈動及びこれに伴うノイズが抑制される。
請求項2の可変容量往復動圧縮機では、マフラー室がヘルムホルツ共鳴型のサイレンサーとして機能する。このマフラー室によれば、その容積が変化することにより、減衰させられるノイズの周波数成分も変化し、吐出容量が小さいときには、吸入弁の自励振動に基づく高周波数成分が確実に減衰させられる。
請求項3の可変容量往復動圧縮機では、マフラー室が膨張型のサイレンサーの一部として機能する。このマフラー室によれば、その容積が変化することにより、減衰させられるノイズの周波数成分も変化し、吐出容量が小さいときには、吸入弁の自励振動に基づく高周波数成分が確実に減衰させられる。
請求項4の可変容量往復動圧縮機では、ジョイントシャフトの滑動を利用することにより、簡単な構成にて、吐出容量に対応してマフラー室の空洞部の容積を確実且つ的確に変化させられる。
請求項5の可変容量往復動圧縮機では、ジョイントシャフトと一体に空洞占有部材を設け、空洞占有部材がマフラー室内に進入することによりマフラー室の空洞部の容積を減少させる。これにより、簡単な構成にて、吐出容量に対応してマフラー室の空洞部の容積を確実且つ的確に変化させられる。
図1は、冷凍サイクルシステムに適用された、第1実施形態に係る可変容量型の往復動圧縮機を示す。
冷凍サイクルシステム10は、作動流体としての冷媒が循環する循環路12を備える。循環路12には、冷媒の流動方向でみて、圧縮機、放熱器(凝縮器)14、膨張器(膨張弁)16及び蒸発器18が順次介挿され、圧縮機が作動すると、循環路12を冷媒が循環する。すなわち、圧縮機は、冷媒の吸入工程、吸入した冷媒の圧縮工程及び圧縮した冷媒の吐出工程からなる一連のプロセスを行う。
圧縮機は、揺動板式の圧縮機であり、円柱形状のシリンダブロック20を備える。シリンダブロック20の一端側には、フロントハウジング22の周壁24が気密に接合されている。シリンダブロック20の一端面、フロントハウジング22の周壁24及びフロントハウジング22の端壁25は、クランク室26を区画している。
クランク室26内にはその中央に駆動軸30が配置され、駆動軸30は、フロントハウジング22の端壁25の外面に一体に形成された略円筒形状の軸受支持部31を貫通している。軸受支持部31から突出した駆動軸30の外端には、図示しないけれども、例えばプーリが連結される。プーリは、図示しない軸受を介し、軸受支持部31によって回転自在に支持される。当該プーリを介して、図示しないエンジンの動力が駆動軸30に伝達される。
シリンダブロック20の外周部には、複数のシリンダボア32、例えば7個のシリンダボア32が同心上に形成されている。各シリンダボア32は、駆動軸30と平行に延び、シリンダブロック20を貫通している。これらシリンダボア32はシリンダブロック20の周方向に等間隔を存して配置されている。
各シリンダボア32内には、ピストン34が摺動自在に配置され、駆動軸30の回転運動は、動力変換機構によって、ピストン34の往復運動に変換される。
具体的には、各ピストン34には連接棒36が球継手を介して連結されている。連接棒36はクランク室26内に突出し、連接棒36の端部は、球継手を介して略環形状の揺動板38に連結されている。
ピストン34を往復運動させるべく、換言すれば、揺動板38を揺動させるべく、駆動軸30には、略円盤形状のロータ40が相対回転不能に同軸的に固定されている。ロータ40とフロントハウジング22の端壁25との間にはスラストベアリング42が配置され、ロータ40には、ヒンジ44を介して、カム部材としての斜板46が連結されている。
斜板46は略環形状をなし、駆動軸30によって貫通されている。斜板46は、ヒンジ44によって、駆動軸30の軸線方向に移動しながら、駆動軸30に対して傾動可能である。
揺動板38の内周縁には、ボス部48が一体に形成され、ボス部48は、揺動板38からロータ40若しくは斜板46に向けて突出している。ボス部48は、斜板46によって囲まれ、ボス部48と斜板46との間には、ラジアルベアリング50としての、ボールベアリングが配置されている。
ボールベアリングの内輪はボス部48に固定され、その外輪は斜板46に固定されている。また、揺動板38と斜板46との間には、スラストベアリング52として、環形状の滑り軸受けが配置されている。従って、斜板46と揺動板38とは、相対回転可能に連結され、揺動板38もまた、駆動軸30の軸線方向に移動しながら、駆動軸30に対して傾動可能である。
そして、この圧縮機は揺動板式であることから、動力変換機構は、駆動軸30の回転に伴う揺動板38の回転を防止するための揺動板回転阻止ユニットを含む。揺動板回転阻止ユニットは、揺動板38とシリンダブロック20との間を連結することにより、揺動板38の回転を阻止する。
より詳しくは、揺動板回転阻止ユニットは略中空円筒形状のジョイントシャフト54を有し、ジョイントシャフト54は、駆動軸30の内端側に、微小な隙間をもって嵌合されている。ジョイントシャフト54の内周面と駆動軸30の外周面との間には、円筒形状の滑り軸受56が配置されている。ジョイントシャフト54は、滑り軸受56を介したことにより、駆動軸30に対してスライド可能である。
ここで、駆動軸30の内端は、シリンダブロック20の中央に形成されたシャフト孔(支持孔)58の内部に位置している。シャフト孔58はクランク室26に開口し、シャフト孔58の内周面には、駆動軸30の軸線方向に延びる複数の溝が形成されている。
そして、図2に分解して示したように、これらの溝とスライド可能に噛み合うように、ジョイントシャフト54の一端側の外周面に、駆動軸30の軸線方向にそれぞれ延びる複数のキー60が形成されている。つまり、ジョイントシャフト54は、シャフト孔58の内周面に対し、シャフト孔58の軸線方向にスライド可能にスプライン結合されている。そして、このスプライン結合によって、駆動軸30の回転に伴うジョイントシャフト54の回転は阻止される。
なお、駆動軸30の回転に伴うジョイントシャフト54の回転を阻止でき、且つ、ジョイントシャフト54が駆動軸30に沿って滑動可能であれば、溝及びキーの数はそれぞれ1つであってもよい。
ジョイントシャフト54の他端には、ジョイントシャフト54の軸線方向に突出する例えば3つの突出部(以下、JS側突出部又はJS側突出部という)62が一体に形成されている。各JS側突出部62は、ジョイントシャフト54の軸線方向でみて、略扇形状を有する。
これらJS側突出部62は、自身の周方向にて等間隔に配置され、各JS側突出部62は、自身の径方向に沿う両側面に、溝(JS側ボール溝)64を有する。JS側ボール溝64は、ジョイントシャフト54から離れるほど駆動軸30に近付くように、ジョイントシャフト54の軸線方向に対して傾斜している。
また、揺動板回転阻止ユニットは、図2に示したように、ジョイントケース66を有する。ジョイントケース66はジョイントシャフト54と同軸に配置される。ジョイントケース66はリング部68を有し、リング部68は、揺動板38の径方向内側に一体に回転可能に固定される。リング部68の内周面には、それぞれ径方向内側に向けて突出する3つの突出部(以下、ジョイントケース側突出部又はJC側突出部という)70が一体に形成されている。
これらJC側突出部70は、リング部68の軸線方向でみて、略扇形状を有する。そして、これらJC側突出部70は、自身の周方向にて等間隔に配置され、各JC側突出部70は、自身の径方向に沿う両側面に、溝(JC側ボール溝)72を有する。JC側ボール溝72は、ジョイントシャフト54から離れるほど駆動軸30から遠ざかるように、リング部68の軸線方向に対して傾斜している。
図3は、ジョイントシャフト54からジョイントケース66に向けてジョイントケース66の軸線方向に沿ってみたときの、相互に組み立てられた状態にあるジョイントケース66、JS側突出部62及びボール74を示している。なお、図3中、ジョイントシャフト54を省略し、JS側突出部62の破断面にはハッチングを施した。
ジョイントケース66は、JS側突出部62と同心上に配置され、JC側突出部70同士の間に、JS側突出部62がそれぞれ位置付けられる。そして、隙間を存して対向するJS側ボール溝64とJC側ボール溝72との間には、ボール74が1つずつ転動可能に配置されている。
再び図2を参照すると、JC側突出部72は、リング部68の径方向でみて最も内側に端面を有し、この端面は曲面76により構成されている。この曲面76は、JC側突出部72の縦断面でみて、所定の曲率の円弧形状をなす。
また、揺動板回転阻止ユニットは、円筒形状の滑り軸受78を介して駆動軸30に嵌合されるスリーブ80を有する。スリーブ80もまた、滑り軸受78とともに、駆動軸30の軸線方向にスライド可能である。スリーブ80は樽形状の外形を有し、スリーブ80の縦断面でみたとき、スリーブ80の外周面は、JC側突出部72の曲面76と略同じ曲率の円弧形状をなす。
スリーブ80の外周面には、JC側突出部72の曲面が摺接し、従って、ジョイントケース66は、スリーブ80によって揺動可能に支持されている。そして、駆動軸30の回転に伴うジョイントケース66の回転、則ち、揺動板38の回転は、ボール74を介して、ジョイントシャフト54によって規制されている。
再び図1を参照すると、シリンダブロック20は、ジョイントシャフト54及び滑り軸受56を介して、駆動軸30の内端側を相対回転可能に支持している。また、フロントハウジング22は、ラジアルベアリング82を介して、駆動軸30の外端側を相対回転可能に支持している。なお、フロントハウジング22の軸受支持部31内には、シャフトシール84が配置されている。
シリンダブロック20の他端側には、ガスケット(図示せず)及びバルブプレート86を介して、シリンダヘッド88が複数個の連結ボルト90によって接合されている。従って、シリンダブロック20の外縁部、フロントハウジング22及びシリンダヘッド88は、圧縮機のハウジングを構成している。
シリンダヘッド88には吐出ポート(図示せず)が形成されている。吐出ポートは、循環路12を通じて放熱器14に連通するとともに、シリンダヘッド88内に区画された吐出室92に連通している。
吐出室92は、ガスケット及びバルブプレート86を貫通する吐出孔94を通じてシリンダボア32に連通可能であり、吐出孔94は吐出弁(図示せず)によって開閉される。また、吐出室92は、例えば外部の配管95を通じてクランク室26と連通可能である。配管95の途中には、当該配管95を開閉可能な容量制御弁96が介挿され、容量制御弁96は、外部から制御可能である。
なお、配管95に代えて、シリンダヘッド88からバルブプレート86及びシリンダブロック20を経てクランク室26まで延びる内部流路を設けてもよい。そして、この内部流路に容量制御弁96を介挿してもよい。
また、シリンダヘッド88内には、吸入室97が区画されている。吸入室97は、シリンダヘッド88の径方向中央に区画され、吐出室92は、シリンダヘッド88の径方向でみて、吸入室97の周囲に区画されている。つまり、吐出室92と吸入室97とは、シリンダヘッド88の一部をなす区画壁98によって相互に分けられている。吸入室97は、ガスケット及びバルブプレート86を貫通する吸入孔99を通じてシリンダボア32に連通可能であり、吸入孔99は、吸入弁としてのリード弁(図示せず)によって開閉される。
シリンダヘッド88には吸入ポート100が一体に形成されている。吸入ポート100は、循環路12を通じて蒸発器18に連通している。また、吸入ポート100は、マフラー室101を経て、シリンダヘッド88内に区画された吸入室97に連通する。
マフラー室101は、シリンダブロック20の径方向中央に形成された、段付き円柱形状の空間102を含む。空間102はシャフト孔58と同軸上を延び、シリンダブロック20の他端に開口している。空間102とシャフト孔58とは相互に連通し、マフラー室101は、空間102側に位置するシャフト孔58の一部の空間103も含んでいる。
マフラー室101の周壁は、シリンダブロック20の壁面によって構成され、吸入室97側のマフラー室101の端壁は、ガスケット(図示せず)及びバルブプレート86によって構成されている。
マフラー室101の入口104及び出口106は、ガスケット及びバルブプレート86を貫通する孔によりそれぞれ構成されている。マフラー室101の出口106は、吸入室97に開口し、マフラー室101と吸入室97とを連通している。
マフラー室101の入口104は、シリンダヘッド88に一体に形成された略円筒形状の導入壁部108の内部を通じて、吸入ポート100と連通している。導入壁部108の先端は、ガスケット(図示せず)を介して、バルブプレート86における入口104の周縁に対して気密に当接している。つまり、導入壁部108は、シリンダヘッド88内にて吸入ポート100とマフラー室101の入口104とを繋ぐ内部流路を構成している。
ここで、図4は、圧縮機の吐出容量が最大のときの、マフラー室101及びその近傍を示している。図4に示したように、吸入室97とは反対側のマフラー室101の端面、即ち、クランク室26側のマフラー室101の端面は、圧縮機の吐出容量が最大のとき、駆動軸30の端面及びジョイントシャフト54の端面に一致している。
なお、クランク室26は、シャフト孔58と空間101とを通じて、吸入室97と連通している。そして、ジョイントシャフト54とシャフト孔58とのスプライン結合における微小隙間は、クランク室26と吸入室97とを連通する連通路において、絞りとして機能する。
以下、上述した圧縮機の動作について説明する。
エンジンから動力が駆動軸30に伝達されると、駆動軸30が回転する。駆動軸30の回転に伴い、ロータ40、ヒンジ44及び斜板46も回転し、斜板46に相対回転可能に支持された揺動板38が揺動する。揺動板38の揺動は、玉継手及び連接棒36を介してピストン34の往復運動に変換される。
なお、揺動板38が揺動している間、駆動軸30の回転に伴う揺動板38の回転は、ジョイントケース66、ボール74、及び、ジョイントシャフト54によって防止される。
ピストン34の往復運動により、吸入室97からシリンダボア32への冷媒の吸入工程、シリンダボア32内での冷媒の圧縮工程及びシリンダボア32から吐出室92への冷媒の吐出工程が実行される。すなわち、ピストン34の往復運動により、蒸発器18で気化した冷媒が循環路12及び吸入ポート100を通じて圧縮機に吸入され、圧縮機の吐出ポートから吐出された冷媒が循環路12を通じて放熱器14に供給される。
冷媒の吐出量、即ち圧縮機の吐出容量は、例えば、吸入圧力制御方式又は差圧制御方式によって制御される。吸入圧力制御方式では、吸入室97の圧力(吸入圧力)が目標値に近付くように、吐出容量が制御される。差圧制御方式では、吐出室92の圧力(吐出圧力)と吸入圧力との差が目標値に近付くように、吐出容量が制御される。いずれの方式の場合も、操作量として、容量制御弁96のソレノイドに供給される電流の量、又は、当該電流のデューティ比が調整される。
圧縮機の吐出容量が最大であるとき、揺動板38は、図1に示したように、駆動軸30と直交する面に対して最も傾斜している。そしてこのとき、揺動板38の径方向中心は、ロータ40に最も近付く。
これに対し、圧縮機の吐出容量が最小であるとき、揺動板38は、駆動軸30と直交する面に対して略平行になる。そしてこのとき、揺動板38の径方向中心は、ロータ40から最も遠ざかる。即ち、圧縮機の吐出容量が最小であるとき、当該吐出容量が最大であるときに比べて、揺動板38の径方向中心が、シリンダブロック20側に移動する。
そして、この圧縮機では、駆動軸30の軸線方向でみて、揺動板38の径方向中心位置と、ジョイントケース66の径方向中心位置とが連動し、更に、スリーブ80及びジョイントシャフト54の位置も連動する。
ここで図5は、圧縮機の吐出容量が最小であるときの、マフラー室101及びその近傍を示している。図5に示したように、ジョイントシャフト54が揺動板38と連動することにより、ジョイントシャフト54がマフラー室101内に進入する。
ジョイントシャフト54は、マフラー室101の空洞部分の容積を変化させるマフラー容積調整機構を構成しており、マフラー室101における空洞部分の容積をピストン34のストローク長に対応して変化させる。すなわち、マフラー容積調整機構が、吐出容量に対応してマフラー室101における空洞部分の容積を変化させる。
かくして上述した圧縮機によれば、吐出容量が小さいときに、マフラー室101の空洞部分の容積を小さくすることにより、吸入弁の自励振動に起因するノイズの高周波数成分が吸収される。
一方、吐出容量が大きいときには、マフラー室101の空洞部分の容積を大きくすることにより、吸入室97の圧力変動が抑制され、脈動及びこれに伴うノイズが抑制される。
特に、上述した圧縮機では、マフラー室101が膨張型のサイレンサーの一部として機能する。すなわち、吸入ポート100から吸入室97に至る作動流体のための流路の断面積は、マフラー室101にて拡大されてから、マフラー室101の出口106にて絞られる。そして、このマフラー室101によれば、その容積が変化することにより、減衰させられるノイズの周波数成分も変化し、吐出容量が小さいときには、吸入弁の自励振動に基づく高周波数成分が確実に減衰させられる。
また、上述した圧縮機では、ジョイントシャフト54の滑動を利用することにより、簡単な構成にて、吐出容量に対応してマフラー室101の空洞部の容積を確実且つ的確に変化させられる。
上述した圧縮機では、ジョイントシャフト54の一部が、マフラー室101の空洞部を占有する空洞占有部材として機能している。これにより、簡単な構成にて、吐出容量に対応してマフラー室101の空洞部の容積を確実且つ的確に変化させられる。
本発明は上記した第1実施形態に限定されることはなく、種々変更が可能である。
図6は、第2実施形態に係る可変容量圧縮機を示している。なお、第1実施形態に係る可変容量圧縮機と同一の構成については、同一の符号を付して説明を省略する。
第2実施形態に係る圧縮機は、吸入ポート100が吸入室97に直接開口している。そして、マフラー室101は、ガスケット及びバルブプレート86を貫通する連通孔110を通じて、吸入室97と連通している。
この圧縮機では、マフラー室101がヘルムホルツ共鳴型のサイレンサーとして機能する。このマフラー室101によれば、その容積が変化することにより、減衰させられるノイズの周波数成分も変化し、吐出容量が小さいときには、吸入弁の自励振動に基づく高周波数成分が確実に減衰させられる。
上述した第1及び第2実施形態に係る圧縮機において、シリンダボア32の数は7個に限られない。
また、第1及び第2実施形態に係る圧縮機は、揺動板式の圧縮機であったけれども、本発明は、斜板式の圧縮機にも適用可能である。
斜板式の圧縮機の場合、ピストン34と一体にテール部が形成され、テール部がクランク室26に突出する。各テール部には球面座が形成され、球面座に配置された1組の半球状のシューが、カム部材としての斜板の外周部に摺接する。斜板式の圧縮機であっても、カム部材としての斜板が、駆動軸に対して傾動しながら駆動軸の軸線方向に移動することを利用して、マフラー室の空洞部分の容積を変化させることができる。
上述した第1及び第2実施形態に係る圧縮機では、クランク室26の圧力が入口側で制御(入口制御)されていたが、本発明は、クランク室26の圧力を出口側で制御(出口制御)する圧縮機にも適用可能である。すなわち、本発明は、カム部材が駆動軸30に対して傾動しながら軸線方向に移動する可変容量型の往復動圧縮機に適用可能である。
最後に、本発明の可変容量型の往復動圧縮機は、車両用空調システム以外の種々のシステムに適用可能であるのは勿論であり、作動流体も冷媒に限定されない。
第1実施形態の可変容量型の往復動圧縮機を車両用空調システムの冷凍サイクルシステムとともに示した図である。 図1の圧縮機に適用された揺動板回転阻止ユニットの概略的な分解図である。 図2の揺動板回転阻止ユニットにおける、ジョイントケース、ボール及びJS側突出部の相互の係合状態を説明するための図である。 圧縮機の吐出容量、則ち揺動板の傾角が最大であるときにおける、図1の領域IVの拡大図である。 圧縮機の吐出容量、則ち揺動板の傾角が最小であるときにおける、図1の領域Vの拡大図である。 第2実施形態の可変容量型の往復動圧縮機を車両用空調システムの冷凍サイクルシステムとともに示した図である。
符号の説明
26 クランク室
30 駆動軸
32 シリンダボア
34 ピストン
101 マフラー室

Claims (5)

  1. 吸入室、吐出室、前記吸入室に吸入弁を介して連通し且つ前記吐出室に吐出弁を介して連通する複数のシリンダボア、クランク室、及び、前記吸入室に連通したマフラー室が内部に区画され、且つ、前記吸入室と外部とを連通する吸入ポート及び前記吐出室と外部とを連通する吐出ポートが形成されたハウジングと、
    前記クランク室内を延びる駆動軸と、
    前記シリンダボア内に配置されたピストンと、
    前記駆動軸の回転を前記ピストンの往復運動にストローク長可変にて変換する動力変換機構と、
    前記マフラー室における空洞部分の容積を前記ピストンのストローク長に対応して変化させるマフラー容積調整機構と
    を備えることを特徴とする可変容量往復動圧縮機。
  2. 前記マフラー室は、前記吸入ポートから前記吸入室を経て前記シリンダボアに至る流路から分岐されていることを特徴とする請求項1に記載の可変容量往復動圧縮機。
  3. 前記マフラー室は、前記吸入ポートから前記吸入室を経て前記シリンダボアに至る流路の一部を構成していることを特徴とする請求項1に記載の可変容量往復動圧縮機。
  4. 前記複数のシリンダボアは、シリンダブロックの外周部に同心上に配列され、
    前記マフラー室は、前記シリンダボアの中央部に形成され、
    前記動力変換機構は、
    前記駆動軸に嵌合された円盤形状のロータと、
    前記ロータの外周部にヒンジを介して連結されるとともに前記駆動軸によって貫通され、前記駆動軸に対して当該駆動軸の軸線方向に移動しながら傾動可能な環形状のカム部材と、
    前記カム部材によって揺動させられる揺動板と、
    前記揺動板と前記ピストンとを連結する連接棒と、
    前記駆動軸に軸受を介して嵌合されるとともに、前記シリンダボアに形成されて前記マフラー室に繋がる支持孔の内周面によって当該内周面に対し相対回転不能且つ滑動可能に支持されたジョイントシャフトと、
    前記揺動板と一体に揺動可能に設けられたジョイントケースと、
    前記ジョイントシャフトに一体に設けられたJS側突出部と前記ジョイントケースに一体に設けられたJC側突出部との間に転動可能に挟持された複数のボールとを含み、
    前記マフラー容積調整機構は、前記ジョイントシャフトの滑動を利用して前記マフラー室の空洞部の容積を変化させる
    ことを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の可変容量往復動圧縮機。
  5. 前記マフラー容積調整機構は、前記ジョイントシャフトと一体に設けられ、前記マフラー室内に進入することにより前記マフラー室の空洞部の容積を減少させる空洞占有部材を有することを特徴とする請求項4に記載の可変容量往復動圧縮機。
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