JP2010024892A - 可変容量コンプレッサ - Google Patents

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Abstract

【課題】少ない部品点数で斜板をスムーズに揺動させることができ、且つ、ガタ付きによる異音の発生も防止できる可変容量コンプレッサを提供する。
【解決手段】各ピストンの背圧であるクランク室圧を調整することによって、ジャーナル13と斜板15が連結手段14を支点として揺動して傾斜角度が可変され、斜板15の傾斜角度の可変によって各ピストンの往復ストロークが可変される可変容量コンプレッサ1Aにおいて、駆動軸4にその軸方向に沿って延びる長孔18が設けられ、ジャーナル13に長孔18に挿入されたガイドピン19が設けられ、斜板15の揺動時にはガイドピン19が長孔18内を移動する。
【選択図】図1

Description

本発明は、斜板の傾斜角によってピストンの吐出容量を可変する可変容量コンプレッサに関する。
この種の従来の可変容量コンプレッサとしては、特許文献1に開示されたものがある。
この可変容量コンプレッサ100は、図6に示すように、ハウジング101を有する。ハウジング101は、シリンダブロック101aと、シリンダブロック101aの一端側に配置されたフロントヘッド101bと、シリンダブロック101aの他端側に弁プレート102を介して配置されたリアヘッド101cとが組み付けされることによって主に構成されている。
ハウジング101の中心には駆動軸103が配置されている。駆動軸103の両端側は、ラジアル軸受部104とラジアル軸受部105を介してハウジング101に回転自在に支持されている。
シリンダブロック101a内には、駆動軸103を中心とする円周上に複数のシリンダボア106が形成されており、この各シリンダボア106内にピストン107がそれぞれ摺動自在に配置されている。フロントヘッド101b内には、複数のシリンダボア106に連通するクランク室108が形成されている。このクランク室108には、駆動軸103の外周に固定されたロータ109と、駆動軸103の外周に軸方向に移動自在に配置されたスリーブ110と、スリーブ110の外周側に配置され、連結手段111を介してロータ109に連結されたジャーナル112と、ジャーナル112の外周に固定された斜板113とがそれぞれ設けられている。斜板113の外周部に一対のシュー114を介して各ピストン107が係合されている。
スリーブ110は、ジャーナル112に支持ピン110aを介して回転自在に支持されている。スリーブ110の両端には、第1及び第2バネS1,S2がそれぞれ配置され、この第1及び第2バネS1,S2のバネ力の均衡によって、運転停止後に斜板113が初期駆動位置に戻される。
リアヘッド101c内には、吸入室120と吐出室121がそれぞれ形成されている。
シリンダブロック101aとリアヘッド101cの間に介在された弁プレート102は、複数のシリンダボア106と吸入室120及び吐出室121との間を仕切っている。
上記構成において、駆動軸103が回転駆動されると、斜板113が揺動して各ピストン107が往復運動する。各ピストン107の吸入行程では、吸入室120から冷媒がシリンダボア106内に供給され、供給された冷媒がピストン107の圧縮行程で圧縮されて吐出室121に吐出される。吐出された冷媒は、冷凍サイクルを循環して冷房等に供されて再び可変容量コンプレッサ100に戻ってくる。
このような可変容量コンプレッサ100の駆動時にあって、冷凍サイクルの熱負荷が大きくなると、クランク室108の圧力が低圧側に調整される。すると、各ピストン107の背圧であるクランク室圧及び第1バネS1のバネ力による反時計方向モーメントと各ピストン107の前面圧及び第2バネS2のバネ力による時計方向モーメントのバランスがくずれ、斜板113とジャーナル112の一体部材に対し連結手段111を中心として斜板113の傾斜角度を大きくする方向の時計方向モーメントが大きくなり、双方のモーメントがバランスする位置まで斜板113が図6のa矢印方向に傾斜し、斜板113の傾斜角度が大きくなる。斜板113の傾斜角度が大きくなると、各ピストン107の往復ストロークが大きくなり、冷媒の吐出容量が大きくなって、冷房能力等が大きくなる。
又、冷凍サイクルの熱負荷が小さくなると、クランク室108の圧力が高圧側に調整される。すると、各ピストン107の背圧であるクランク室圧及び第1バネS1のバネ力による反時計方向モーメントと各ピストン107の前面圧及び第2バネS2のバネ力による時計方向モーメントのバランスがくずれ、斜板113とジャーナル112の一体部材に対し連結手段111を中心として斜板113の傾斜角度を小さくする方向の反時計方向モーメントが大きくなり、双方のモーメントがバランスする位置まで斜板113が図6のb矢印方向に傾斜し、斜板113の傾斜角度が小さくなる。斜板113の傾斜角度が小さくなると、各ピストン107の往復ストロークが小さくなり、冷媒の吐出容量が小さくなって、冷房能力等が小さくなる。可変容量コンプレッサ100は、このような運転によって省動力化が図られる。
上記動作中の斜板113の揺動過程にあって、駆動軸103の外周をスリーブ110が摺動することによって斜板113の揺動を案内するため、スリーブ110に斜板113の傾斜角度を可変することができる。又、斜板113とジャーナル112は、駆動軸103上を摺動するスリーブ110に支持ピン110aを介して支持されているため、斜板113及びジャーナル112が駆動軸103に対してガタ付かず、ガタ付きによる異音の発生もない。
特開2000−108646号公報
しかしながら、前記従来例の可変容量コンプレッサ100では、斜板113の揺動をスムーズに案内したり、斜板113及びジャーナル112のガタ付きによる異音の発生を防止するためにスリーブ110と支持ピン110aを設けている。従って、部品点数が多いという問題がある。
一方、スリーブ110と支持ピン110aを配置しないスリーブレス構造のものも提案されている。このスリーブレス構造は、部品点数が少なくて済むが、斜板113の揺動をスムーズに案内することができず、又、斜板113及びジャーナル112が中間容量状態の際にガタ付き、ガタ付きによる異音が発生する恐れがある。
そこで、本発明は、少ない部品点数で斜板をスムーズに揺動させることができ、且つ、ガタ付きによる異音の発生も防止できる可変容量コンプレッサを提供することを目的とする。
上記目的を達成する請求項1の発明は、ハウジング内に複数のシリンダボアとこれに連通するクランク室とが設けられ、ハウジングにはクランク室を貫通する駆動軸が回転自在に設けられ、駆動軸にロータが固定され、駆動軸の外周にジャーナルが設けられ、ジャーナルとロータ間を連結する連結手段が設けられ、ジャーナルに斜板が固定され、斜板の揺動によって複数のシリンダボア内を往復移動する複数のピストンが設けられ、各ピストンの背圧であるクランク室圧を調整することによって、ジャーナルと斜板が連結手段を中心として揺動することで傾斜角度が可変され、斜板の傾斜角度の可変によって各ピストンの往復ストロークが可変される可変容量コンプレッサにおいて、駆動軸とジャーナルのいずれか一方に駆動軸の軸方向に沿って延びる長孔が、他方に長孔に挿入されたガイドピンがそれぞれ設けられたことを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1記載の可変容量コンプレッサであって、長孔は駆動軸に、ガイドピンはジャーナルに設けられ、長孔は駆動軸を貫通する貫通孔であり、ガイドピンは長孔を貫通する一本のガイドピンであることを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1記載の可変容量コンプレッサであって、長孔は駆動軸に、ガイドピンはジャーナルに設けられ、長孔は駆動軸の一端側が開放された孔に形成され、ガイドピンはジャーナルに一体に設けられたことを特徴とする。
請求項1の発明によれば、斜板が揺動する際には、ガイドピンが長孔内を移動することによって斜板の揺動を案内するため、スムーズに揺動する。そして、このように斜板をスムーズに揺動させるための部品はガイドピンのみである。又、斜板とジャーナルは、駆動軸の軸方向以外の変移を長孔とガイドピンによって規制されるため、ガタ付きが極力防止される。以上より、少ない部品点数で斜板をスムーズに揺動させることができ、且つ、ガタ付きによる異音の発生も防止できる。
請求項2の発明によれば、請求項1の発明の効果に加え、斜板をスムーズに揺動させる部品としては、一本のガイドピンのみで良い。
請求項3の発明によれば、請求項1の発明の効果に加え、斜板をスムーズに揺動させる単体の部品は必要なく、ジャーナルに一体であるガイドピンを駆動軸の長孔の開放端から長孔に挿入すれば良いため、組付け性が良い。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
(第1実施形態)
図1〜図3は本発明の第1実施形態を示し、図1は可変容量コンプレッサの全体断面図、図2(a)は斜板の最大容量状態の要部断面図、図2は斜板の最小容量状態の要部断面図、図3は図1のA−A線断面図である。
図1〜図3に示すように、可変容量コンプレッサ1Aは、ハウジング2を有する。このハウジング2は、シリンダブロック2aと、このシリンダブロック2aの一方の側面に配置されたフロントヘッド2bと、シリンダブロック2aの他方の側面に弁体3を介して配置されたリアヘッド2cとが組み付けられることによって構成されている。
シリンダブロック2aとフロントヘッド2bには、下記するクランク室10を貫通するよう駆動軸4が配置されている。駆動軸4の両端側は、ラジアル軸受部5,6を介してシリンダブロック2aとフロントヘッド2bに回転自在に支持されている。駆動軸4は、その一端側がフロントヘッド2bより外に突出し、この突出した箇所にエンジンの回転を受けるプーリ(図示せず)が固定されている。駆動軸4は、このように一端側に固定されたプーリより駆動力を受けて回転するよう構成されている。
シリンダブロック2aには複数のシリンダボア8が形成されている。複数のシリンダボア8は、駆動軸4を中心とする円周上に等間隔に形成されている。各シリンダボア8には、ピストン9が摺動自在に配置されている。
フロントヘッド2bには、複数のシリンダボア8に連通するクランク室10が形成されている。クランク室10には、駆動軸4の外周に固定されたロータ11と、駆動軸4の外周に配置されたジャーナル13と、ジャーナル13とロータ11間を連結する連結手段14と、ジャーナル13の外周に固定された斜板15と、この斜板15の外周部に一対のシュー16を介して係合された各ピストン9の後端側がそれぞれ設けられている。
ジャーナル13は、その中心に駆動軸貫通孔17を有する。この駆動軸貫通孔17を駆動軸4が貫通している。駆動軸4には軸方向に沿って延びる長孔18が設けられている。この長孔18は貫通孔であり、貫通孔の長孔18に一本のガイドピン19が貫通している。ガイドピン19は円柱形状であり、その両端がジャーナル13に支持されている。
ジャーナル13の両端側には、第1及び第2バネS1,S2がそれぞれ配置され、この第1及び第2バネS1,S2のバネ力の均衡によって、運転停止後に斜板15が初期駆動位置(吐出容量5%〜10%程度の位置)に戻される。
連結手段14は、ロータ11に形成されたガイド孔14aと、ジャーナル13に設けられ、ガイド孔14aに挿入されたガイドピン14bとから構成されている。
駆動軸4が回転すると、ロータ11、連結手段14及びジャーナル13によって斜板15に回転が伝達され、各ピストン9がシリンダボア8内を往復移動する。又、斜板15の傾斜角度によって各ピストン9のストロークが可変され、冷媒の吐出容量が可変される。斜板15の傾斜角度が調整されるメカニズムについては、作用の箇所で説明する。
リアヘッド2cには、冷媒ガスの吸入室20と吐出室21とが形成されている。吸入室20は、冷凍サイクルのエバポレータの出口側に接続されている。吐出室21は、冷凍サイクルの凝縮器の入口側に接続されている。又、吸入室20と吐出室21は、各シリンダボア8に弁体3を介して仕切られている。双方の室を仕切る弁体3の箇所には、吸入弁付きの吸入孔(図示せず)と吐出弁付きの吐出孔22がそれぞれ形成されている。
また、クランク室10と吸入室20との間には、常時連通する抽気通路(図示せず)が形成されている。クランク室10と吐出室21との間には、給気通路(図示せず)が形成されている。給気通路には圧力制御弁(図示せず)が配置されている。圧力制御弁の開度を制御することによってクランク室10の圧力を調整できるよう構成されている。
上記構成において、駆動軸4が回転すると、この回転力により斜板15が回転し、複数のピストン9がシリンダボア8内を往復動する。そして、ピストン9の吸入行程(上死点から下死点に移動する行程)では、シリンダボア8内の減圧によって吸入孔(図示せず)が開口する。これによって、冷媒ガスが吸入室20よりシリンダボア8に供給される。
ピストン9の圧縮行程(下死点から上死点に移動する行程)では、吸入孔(図示せず)が閉口し、ピストン9によってシリンダボア8内の冷媒ガスが圧縮される。この圧縮された高温高圧の冷媒ガスが吐出孔22より吐出室21に排出される。吐出室21に吐出された高温高圧の冷媒は、吐出ポート(図示せず)より可変容量コンプレッサ1A外に吐出される。吐出された冷媒は、冷凍サイクルを循環して冷房等に供されて再び可変容量コンプレッサ1Aに戻ってくる。
このような可変容量コンプレッサ1Aの駆動時にあって、冷凍サイクルの熱負荷が大きくなると、クランク室10の圧力が低圧側に調整される。すると、各ピストン9の背圧であるクランク室圧及び第1バネS1のバネ力による反時計方向モーメントと、各ピストン9の前面圧及び第2バネS2のバネ力による時計方向モーメントのバランスがくずれ、斜板15とジャーナル13の一体部材に対し連結手段14を中心として斜板15の傾斜角度を大きくする方向の時計方向モーメントが大きくなり、双方のモーメントがバランスする位置まで斜板15が図1のa矢印方向に傾斜し、斜板15の傾斜角度が大きくなる。斜板15の傾斜を案内する。斜板15の傾斜角度が大きくなると、各ピストン9の往復ストロークが大きくなり、冷媒の吐出容量が大きくなって、冷房能力等が大きくなる。
又、冷凍サイクルの熱負荷が小さくなると、クランク室10の圧力が高圧側に調整される。すると、各ピストン9の背圧であるクランク室圧及び第1バネS1のバネ力による反時計方向モーメントと、各ピストン9の前面圧及び第2バネS2のバネ力による時計方向モーメントのバランスがくずれ、斜板15とジャーナル13の一体部材に対し連結手段14を中心として斜板15の傾斜角度を小さくする方向の反時計方向モーメントが大きくなり、双方のモーメントがバランスする位置まで斜板15が図1のb矢印方向に傾斜し、斜板15の傾斜角度が小さくなる。斜板15の傾斜角度が小さくなると、各ピストン9の往復ストロークが小さくなり、冷媒の吐出容量が小さくなって、冷房能力等が小さくなる。可変容量コンプレッサ1Aは、このような運転によって省動力化が図られる。
上記動作中の斜板15の揺動過程では、ガイドピン19が長孔18内を移動することによって斜板15の揺動を案内するため、斜板15がスムーズに揺動する。そして、このように斜板15をスムーズに揺動させるための部品はガイドピン19のみである。又、斜板15とジャーナル13は、駆動軸4の軸方向以外の変移が長孔18とガイドピン19によって規制されるため、ガタ付きが極力防止される。以上より、少ない部品点数で斜板15をスムーズに揺動させることができ、且つ、ガタ付きによる異音の発生も防止できる。
この第1実施形態では、長孔18は駆動軸4を貫通する貫通孔であり、ガイドピン19は長孔18を貫通する一本のガイドピンであるので、斜板15をスムーズに揺動させる部品としては、一本のガイドピン19のみで良い。
(第2実施形態)
図4及び図5は本発明の第2実施形態を示し、図4は可変容量コンプレッサの全体断面図、図5は図4のB−B線断面図である。図4及び図5に示すように、この第2実施形態の可変容量コンプレッサ1Bは、前記第1実施形態のものと比較するに、駆動軸4の長孔18aとガイドピン19aの構成が異なる。つまり、駆動軸4には、その180度対向位置に一対の長孔18aが形成されている。一対の長孔18aは、駆動軸4の一端側が開放された有底の孔に形成されている。
又、ジャーナル13の駆動軸貫通孔17の内面には、その180度対向位置に一対のガイドピン19aが一体に設けられている。この一対のガイドピン19aが駆動軸4の一対の長孔18aに挿入されている。
他の構成は、前記第1実施形態と同様であるため、重複説明を回避する。又、図4及び図5の同一構成箇所には同一符号を付して明確化を図る。
この第2実施形態にあっても、斜板15の揺動過程にあって、一対のガイドピン19aが各長孔18a内を移動することによって斜板15の揺動を案内するため、斜板15がスムーズに揺動する。そして、このように斜板15をスムーズに揺動させるための部品は一対のガイドピン19aのみであり、その一対のガイドピン19aはジャーナル13に一体に設けられている。従って、斜板15をスムーズに揺動させる単体の部品は必要ない。そして、ジャーナル13に一体のガイドピン19aを駆動軸4の一対の長孔18aの開放端から長孔18aに挿入すれば良いため、組付け性が良い。
(その他)
前記第1及び第2実施形態では、駆動軸4に長孔18,18aが、ジャーナル13にガイドピン19,19aが設けられているが、逆に駆動軸4にガイドピン19,19aを、ジャーナル13に長孔18,18aを設けても良い。但し、前記第1及び第2実施形態の構成の方が製造上容易である。
前記第1及び第2実施形態では、連結手段は、ロータ11に設けられたガイド孔とジャーナル13に設けられたガイドピンであるが、ロータ11の回転をジャーナル13に伝達でき、且つ、ジャーナル13及び斜板15の回転中心となる構造であれば良く、ロータ11とジャーナル13にそれぞれ回転自在に支持される連結リンクにて構成しても良い。
本発明の第1実施形態を示し、可変容量コンプレッサの全体断面図である。 本発明の第1実施形態を示し、(a)は斜板の最大容量状態の要部断面図、図2は斜板の最小容量状態の要部断面図である。 本発明の第1実施形態を示し、図1のA−A線断面図である。 本発明の第2実施形態を示し、可変容量コンプレッサの全体断面図である。 本発明の第2実施形態を示し、図4のB−B線断面図である。 従来例の可変容量コンプレッサの全体断面図である。
符号の説明
1A,1B 可変容量コンプレッサ
2 ハウジング
4 駆動軸
8 シリンダボア
9 ピストン
10 クランク室
11 ロータ
13 ジャーナル
14 連結手段
15 斜板
18,18a 長孔
19,19a ガイドピン

Claims (3)

  1. ハウジング(2)内に複数のシリンダボア(8)とこれに連通するクランク室(10)とが設けられ、前記ハウジング(2)には前記クランク室(10)を貫通する駆動軸(4)が回転自在に設けられ、前記駆動軸(4)にロータ(11)が固定され、前記駆動軸(4)の外周にジャーナル(13)が設けられ、前記ジャーナル(13)と前記ロータ(11)間を連結する連結手段(14)が設けられ、前記ジャーナル(13)に斜板(15)が固定され、前記斜板(15)の揺動によって複数の前記シリンダボア(8)内を往復移動する複数のピストン(9)が設けられ、
    前記各ピストン(9)の背圧であるクランク室圧を調整することによって、前記ジャーナル(13)と前記斜板(15)が前記連結手段(14)を中心として揺動することで傾斜角度が可変され、前記斜板(15)の傾斜角度の可変によって前記各ピストン(9)の往復ストロークが可変される可変容量コンプレッサ(1A),(1B)において、
    前記駆動軸(4)と前記ジャーナル(13)のいずれか一方に前記駆動軸(4)の軸方向に沿って延びる長孔(18),(18a)が、他方に前記長孔に挿入されたガイドピン(19),(19a)がそれぞれ設けられたことを特徴とする可変容量コンプレッサ(1A),(1B)。
  2. 請求項1記載の可変容量コンプレッサ(1A)であって、
    前記長孔(18)は前記駆動軸(4)に、前記ガイドピン(19)は前記ジャーナル(13)に設けられ、前記長孔(18)は前記駆動軸(4)を貫通する貫通孔であり、前記ガイドピン(19)は前記長孔(18)を貫通する一本のガイドピンであることを特徴とする可変容量コンプレッサ(1A)。
  3. 請求項1記載の可変容量コンプレッサ(1B)であって、
    前記長孔(18a)は前記駆動軸(4)に、前記ガイドピン(19a)は前記ジャーナル(13)に設けられ、前記長孔(18a)は前記駆動軸(4)の軸方向の一端側が開放された孔に形成され、前記ガイドピン(19a)は前記ジャーナル(13)に一体に設けられたことを特徴とする可変容量コンプレッサ(1B)。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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