JP2010125772A - 合成樹脂成形品の製造方法および成形金型 - Google Patents
合成樹脂成形品の製造方法および成形金型 Download PDFInfo
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Abstract
インモールド成形法による合成樹脂成型品において、成型品の側面(立ち上がり部分)に相当する部分や、合成樹脂成型品に設けられた窓の端部に相当する部分において、合成樹脂シートの端部が表面にむき出しにならないようにすることによって、合成樹脂成型品の外観品質を向上させる。
【解決手段】
合成樹脂シートの位置決め手段を利用して第一の金型の所定位置に合成樹脂シートをセットした後、合成樹脂シートを合成樹脂シート保持手段により、金型と合成樹脂シートの位置関係を維持しつつ保持し、位置決め手段を所定距離移動させることにより、合成樹脂シートの端面周辺に所定の空隙部分を形成させ、合成樹脂シートと金型によって画成される空間に溶融合成樹脂を射出し、合成樹脂シートと一体化した合成樹脂成形品を成形する構成とした。
【選択図】図1
Description
11 第一の金型
12 スライドコア
13 吸引ポート
21 第二の金型
22 押し切り用突起部
23 突起部
24 スプリング部材
25 スプルー
30 キャビティー
Claims (14)
- (1) 第一の金型と第二の金型からなる合成樹脂成形用金型を準備するステップと、
(2) 合成樹脂シートの位置決め手段を第一の金型の所定位置にセットするステップと、
(3) 当該位置決め手段に合わせて所定の形状に切断加工された合成樹脂シートを第一の金型内面に沿わせて設置するステップと、
(4) 当該第一の金型に第二の金型を接近させ型締めするステップと、
(5) 当該第一の金型内に設置された当該合成樹脂シートを合成樹脂シート保持手段により、当該第一の金型と当該合成樹脂シートの位置関係を維持しつつ保持するステップと、
(6) 当該位置決め手段を所定距離移動させることにより、合成樹脂シートの端面周辺に所定の空隙部分を形成させるステップと、
(7) 当該合成樹脂シート、当該第一の金型、及び当該第二の金型によって画成される空間に溶融合成樹脂を射出し、当該合成樹脂シートと一体化した合成樹脂成形品を成形するステップと、
からなる合成樹脂成形品を製造するための方法であって、合成樹脂シートの端面周辺に形成された当該空隙部分に、溶融合成樹脂が流入し固化していることを特徴とする合成樹脂成形品の製造方法。 - 請求項1に記載された合成樹脂成形品の製造方法であって、前記位置決め手段が前記第一の金型と第二の金型の合わせ面方向に摺動する1又は複数のスライドコアからなることを特徴とする合成樹脂成形品の製造方法。
- 請求項1に記載された合成樹脂成形品の製造方法であって、前記位置決め手段が前記第一の金型と第二の金型の合わせ面と垂直方向に摺動する1又は複数のスライドコアからなることを特徴とする合成樹脂成形品の製造方法。
- 請求項1乃至3のいずれかに記載された合成樹脂成形品の製造方法であって、前記合成樹脂シート保持手段は、前記第二の金型に設けられた突起部と当該突起部を弾性支持するためのスプリング部材から成ることを特徴とする合成樹脂成形品の製造方法。
- 請求項1乃至3のいずれかに記載された合成樹脂成形品の製造方法であって、前記合成樹脂シート保持手段は、前記第二の金型に設けられた押し切り用突起部から成ることを特徴とする合成樹脂成形品の製造方法。
- 請求項5に記載された合成樹脂成形品の製造方法であって、前記合成樹脂シート保持手段は、前記押し切り用突起部に設けられた、突起部と当該突起部を弾性支持するためのスプリング部材から成ることを特徴とする合成樹脂成形品の製造方法。
- 請求項1乃至3のいずれかに記載された合成樹脂成形品の製造方法であって、前記合成樹脂シート保持手段は、前記第一の金型に設けられた吸引ポートと当該吸引ポートに連通する負圧源から成ることを特徴とする合成樹脂成形品の製造方法。
- 合成樹脂シートを予め金型内面に沿って配置し、金型と合成樹脂シートによって画成される空間に溶融合成樹脂を射出し、当該合成樹脂シートと一体化した合成樹脂成形品を成形するための金型であって、
(1) 第一の金型と第二の金型からなる合成樹脂成形用金型と、
(2) 第一の金型の所定位置に合成樹脂シートを位置決めしつつセットするための合成樹脂シート位置決め手段と、
(3) 当該第一の金型と当該合成樹脂シートの位置関係を維持しつつ、当該合成樹脂シートを保持するための合成樹脂シート保持手段とから成り、
(4) 合成樹脂シート位置決め手段は、所定距離移動可能となっており、当該合成樹脂シートを位置決めするために当該合成樹脂シートの端面に当接する位置と、当該合成樹脂シートの端面周辺に所定の空隙部分を形成させることができる位置の両位置の間を移動可能となっており、
(5) 合成樹脂シートの端面周辺に形成された当該空隙部分に、溶融合成樹脂が流入し固化することができるようになっていることを特徴とする合成樹脂成形用金型。 - 請求項8に記載された合成樹脂成形用金型であって、前記位置決め手段が前記第一の金型と第二の金型の合わせ面方向に摺動する1又は複数のスライドコアからなることを特徴とする合成樹脂成形用金型。
- 請求項8に記載された合成樹脂成形用金型であって、前記位置決め手段が前記第一の金型と第二の金型の合わせ面と垂直方向に摺動する1又は複数のスライドコアからなることを特徴とする合成樹脂成形用金型。
- 請求項8乃至10のいずれかに記載された合成樹脂成形用金型であって、前記合成樹脂シート保持手段は、前記第二の金型に設けられた突起部と当該突起部を弾性支持するためのスプリング部材から成ることを特徴とする合成樹脂成形用金型。
- 請求項8乃至10のいずれかに記載された合成樹脂成形用金型であって、前記合成樹脂シート保持手段は、前記第二の金型に設けられた押し切り用突起部から成ることを特徴とする合成樹脂成形用金型。
- 請求項12に記載された合成樹脂成形用金型であって、前記合成樹脂シート保持手段は、前記押し切り用突起部に設けられた、突起部と当該突起部を弾性支持するためのスプリング部材から成ることを特徴とする合成樹脂成形用金型。
- 請求項8乃至10のいずれかに記載された合成樹脂成形用金型であって、前記合成樹脂シート保持手段は、前記第一の金型に設けられた吸引ポートと当該吸引ポートに連通する負圧源から成ることを特徴とする合成樹脂成形用金型。
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JP2008304771A JP2010125772A (ja) | 2008-11-28 | 2008-11-28 | 合成樹脂成形品の製造方法および成形金型 |
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JP2008304771A JP2010125772A (ja) | 2008-11-28 | 2008-11-28 | 合成樹脂成形品の製造方法および成形金型 |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015139947A (ja) * | 2014-01-29 | 2015-08-03 | 信越ポリマー株式会社 | インサート成形用金型 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH08303589A (ja) * | 1995-05-12 | 1996-11-19 | Tokai Rika Co Ltd | シフトレバー装置のハウジングの製造方法 |
JP2005153268A (ja) * | 2003-11-25 | 2005-06-16 | Mitsubishi Materials Corp | インサート成形用金型装置およびインサート成形方法 |
-
2008
- 2008-11-28 JP JP2008304771A patent/JP2010125772A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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