JP2010125599A - 記録装置、その記録ヘッドの位置決め方法、及び、その製造方法 - Google Patents

記録装置、その記録ヘッドの位置決め方法、及び、その製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】ユーザ側で記録ヘッドの位置調整を可能にする。
【解決手段】インクジェットヘッド1のヘッドホルダ51に対する固定位置を偏心ねじ61及び62を用いて調整することができる。一方、インクジェットヘッド1を支持するヘッドホルダ51に光学センサ50を固定する。光学センサ50は、レーザ光Lを射出する発光部53及び発光部53からのレーザ光を受け取る受光部54を有している。発光部53からのレーザ光が、インクジェットヘッド1に設けられた通過孔80を通過して受光部54に到達すると、光学センサ50から報知部102へとレーザ光Lの検出を示す信号が送信される。報知部102は、レーザ光Lの検出をランプを点灯させるなどしてユーザ等に報知する。
【選択図】図3

Description

本発明は、液滴を吐出する記録ヘッドを有する記録装置、その記録ヘッドの位置決め方法、及び、その製造方法に関する。
液滴を吐出する記録ヘッドを位置決めする方法の一例として、特許文献1に開示された方法がある。特許文献1では、光学顕微鏡で液滴を吐出するノズルの位置を確認しながら記録ヘッドの位置を調整している。
特開2006−212791号公報
従来、特許文献1のように製造時に記録ヘッドの位置決めを行うことは想定されているが、記録装置の使用時にユーザ側にて記録ヘッドの位置調整を行うことは想定されていなかった。一方で、記録装置の使用時にメンテナンス等のために記録ヘッドを取り外すことが想定されるが、特許文献1のように光学顕微鏡を用意してノズルの位置を確認しながら記録ヘッドを位置決めすることは、メーカにおいては可能であっても、ユーザ側では非常に困難である。
本発明の目的は、ユーザ側で記録ヘッドの位置調整が可能な記録装置、その記録ヘッドの位置決め方法、及び、その製造方法を提供することにある。
本発明の記録装置は、液滴を吐出する吐出口を有する記録ヘッドと、前記記録ヘッドを支持するヘッド支持部材と、液滴の吐出方向に交差する方向に関して前記ヘッド支持部材と前記記録ヘッドとの位置関係を変更可能に前記記録ヘッドを前記ヘッド支持部材に固定する固定手段と、発光手段と、前記発光手段からの光を受け取る受光手段と、前記受光手段が受け取る光の強度に基づいて前記位置関係を検出する位置検出手段と、前記位置検出手段が検出した前記位置関係に係る信号を出力する出力手段とを備えている。そして、前記発光手段及び受光手段が、前記受光手段が受け取る光の強度が前記位置関係に応じて変化するように配置されている。
本発明の記録装置によると、記録ヘッドの位置を検出する手段とその検出結果を出力する手段とが記録装置に設けられているので、ユーザ側で記録ヘッドの位置調整が可能になる。これにより、ユーザが記録ヘッドの交換等を行うことができる。
また、本発明においては、前記発光手段からの光を通過させる通過孔が前記記録ヘッドに形成されており、前記位置関係が所定の範囲内にあるときに前記発光手段からの光が前記通過孔を通過して前記受光手段に到達することが好ましい。これによると、通過孔を通過した光を検出することにより、発光手段と通過孔との位置関係に基づいて記録ヘッドの位置を検出することができる。
また、本発明においては、前記発光手段がレーザー光を射出し、前記通過孔が、前記発光手段からのレーザー光の通過方向に直交する方向に関して前記レーザー光のビーム径と前記通過孔の最小径とがほぼ等しくなるように形成されていることが好ましい。これによると、レーザー光を用いると共に通過孔の最小径をレーザー光のビーム径と等しくすることにより、精度の高い検出が可能となる。
また、本発明においては、前記記録ヘッドが、前記吐出口が表面に開口した平板部材を有しており、前記通過孔が、前記平板部材に前記吐出口と所定の位置関係を有するように形成されていることが好ましい。これによると、吐出口が形成された平板部材に通過孔が形成されているので、吐出口に対して通過孔を直接位置決めして形成することができる。
また、本発明においては、前記通過孔が、前記発光手段からの光の通過方向に沿って前記記録ヘッドの外表面から前記平板部材まで形成されている部分と、前記平板部材に形成された部分とを有しており、前記記録ヘッドの外表面から前記平板部材まで形成された部分の径が、前記平板部材に形成された部分の径より大きいことが好ましい。これによると、通過孔より径が大きい孔が発光手段側に形成されているので、発光手段側から見た際に通過孔の位置を視認しやすい。
また、本発明においては、前記記録ヘッドが、前記吐出口が開口した前記平板部材を含む複数の平板部材が積層された積層体を有し、前記通過孔が、前記複数の平板部材に形成された複数の貫通孔からなり、前記発光手段に近い前記貫通孔ほど径が大きいことが好ましい。これによると、発光手段に近い貫通孔ほど径が大きいので、発光手段側から見た際に通過孔の位置をより視認しやすい。
また、本発明においては、前記固定手段が、液滴の吐出方向に交差する一方向に関して前記記録ヘッドを付勢する付勢部材と、前記記録ヘッドの前記一方向に関する位置を保持する固定具とを有しており、前記固定具が、前記記録ヘッドの保持位置を前記一方向に関して連続的に変化させるように変位可能であることが好ましい。これによると、付勢部材と固定具によって記録ヘッドの位置を調整できる。
また、本発明においては、前記固定具が、液滴の吐出方向に交差する方向に関してねじ頭が偏心した偏心ねじであり、前記ねじ頭を前記記録ヘッドに当接させることで前記記録ヘッドの位置を保持することが好ましい。これによると、偏心ねじによって記録ヘッドの位置を調整できる。
また、本発明の位置決め方法は、上記に記載の記録装置において前記記録ヘッドを位置決めする位置決め方法である。そして、前記出力手段からの出力内容に基づいて、液滴の吐出方向に交差する方向に関して前記ヘッド支持部材と前記記録ヘッドとの位置関係を調整するものである。これによると、出力手段が出力した記録ヘッドの位置に基づいて記録ヘッドを位置決めするので、ユーザ側で記録ヘッドの位置決めを容易に行うことができる。
また、本発明の記録装置の製造方法は、上記に記載の記録装置の製造方法である。そして、前記平板部材の積層方向に関して前記複数の貫通孔が互いに対向するように、前記複数の貫通孔を用いて前記複数の平板部材を位置決めする工程と、前記複数の平板部材を位置決めした後に前記複数の平板部材同士を接合する工程とを備えている。これによると、貫通孔を用いて平板部材同士の位置決めを行うことができる。
本発明の位置決め方法によると、記録ヘッドの位置を検出する手段とその検出結果を出力する手段とが記録装置に設けられているので、ユーザ側で記録ヘッドの位置調整が可能になる。これにより、ユーザがメンテナンス等のために記録ヘッドを取り外した後、再び記録ヘッドを記録装置に取り付けることができる。
以下、本発明の好適な実施の形態について、図面を参照しつつ説明する。
図1は、本発明の一実施の形態に係るインクジェットヘッドを含むインクジェットプリンタの内部構成を示す縦断面図である。図1に示すように、インクジェットプリンタ101は直方体形状の筐体101aを有している。筐体101a内には、マゼンタ、シアン、イエロー、ブラックのインクをそれぞれ吐出する4つのインクジェットヘッド1、及び、搬送機構16が配置されている。また、筐体101aの天板内面には、インクジェットヘッド1及び搬送機構16の動作を制御する制御部100が取り付けられている。さらに、筐体101a内には、インクジェットヘッド1の取り付け状態をユーザに報知するための報知部102が設けられている。報知部102はランプを点灯させるなどにより、インクジェットヘッド1が所定の取り付け位置に正確に配置されていることをユーザ等に報知する。
搬送機構16の下方には、筐体101aに対して着脱可能な給紙ユニット101bが配置されている。給紙ユニット101bの下方には、筐体101aに対して着脱可能なインクタンクユニット101cが配置されている。インクタンクユニット101cは、互いに異なる色のインクを貯留する4つのインクタンク17を含んでいる。
インクジェットプリンタ101の内部には、給紙ユニット101bから排紙部である凹部15に向けて、図1に示す太矢印に沿って、用紙Pが搬送される用紙搬送経路が形成されている。給紙ユニット101bは、給紙トレイ11と、給紙ローラ12とを有している。給紙トレイ11は、上方に向かって開口した箱形状を有しており、複数枚の用紙Pを積層された状態で収納する。給紙ローラ12は、給紙トレイ11の最も上方にある用紙Pを送り出す。送り出された用紙Pは、ガイド13a、13bによりガイドされ且つ送りローラ対14によって挟持されつつ搬送機構16へと送られる。
搬送機構16は、2つのベルトローラ6、7と、搬送ベルト96と、テンションローラ97と、プラテン18とを有している。搬送ベルト96は、両ローラ6、7の間に架け渡されるように巻回されたエンドレスのベルトである。テンションローラ97は、搬送ベルト96の下側ループにおいて、その内周面に接触しつつ下方に付勢されており、搬送ベルト96にテンションを付加している。プラテン18は、搬送ベルト96によって囲まれた領域内に配置されている。また、プラテン18は、インクジェットヘッド1と対向する位置において、搬送ベルト96が下方に撓まないように搬送ベルト96を支持している。ベルトローラ7は、駆動ローラであって、その軸に搬送モータ19から駆動力が与えられることで、図1中時計回りに回転する。ベルトローラ6は、従動ローラであって、ベルトローラ7の回転により搬送ベルト96が走行することによって、図1中時計回りに回転する。なお、搬送モータ19の駆動力は、複数のギアを介してベルトローラ7に伝達される。
搬送ベルト96の外周面96aは、シリコーン処理が施されることによって粘着性を有している。ベルトローラ6と対向する位置には、ニップローラ95が配置されている。ニップローラ95は、給紙ユニット101bから送り出された用紙Pを搬送ベルト96の外周面96aに押さえ付ける。外周面96aに押さえ付けられた用紙Pは、その粘着力によって外周面96a上に保持されながら用紙搬送方向(図1中右方であって副走査方向)へと搬送される。
ベルトローラ7と対向する位置には、剥離プレート93が設けられている。剥離プレート93は、用紙Pを外周面96aから剥離する。剥離された用紙Pは、ガイド92a、92bによりガイドされ、且つ二組の送りローラ対91によって挟持されつつ搬送される。そして用紙Pは、筐体101aの上部に形成された排出口94から、筐体101aの上面に設けられた排紙部である凹部15へと排出される。
4つのインクジェットヘッド1は、互いに異なる色のインク(マゼンタ、イエロー、シアン、ブラック)を吐出する。これら4つのヘッド1は、主走査方向に長尺な略直方体形状を有している。また、4つのインクジェットヘッド1は、用紙Pの搬送方向に沿って並べて固定されている。つまり、このプリンタ101はライン式のプリンタである。
インクジェットヘッド1の底面は、インクを吐出する複数のノズル8(図5参照)が形成された吐出面2aとなっている。搬送される用紙Pが4つのインクジェットヘッド1のすぐ下方を通過する際に、用紙Pの上面に向けてノズル8から各色のインクが順に吐出される。これにより、用紙Pの上面、すなわち、印刷面に所望のカラー画像が形成される。
以下、インクジェットヘッド1周辺の構成についてより詳細に説明する。図2は、インクジェットヘッド1の周辺構成の平面図である。図3は、図2のIII−III線断面図である。4つのインクジェットヘッド1は、いずれもヘッドホルダ51(ヘッド支持部材)に固定されている。ヘッドホルダ51は、4つのインクジェットヘッド1の四方を囲む矩形の平面形状を有する側板51aと、側板51aの底部に配置された底板51bとを有している。底板51bは副走査方向に沿って延びており、主走査方向に関して側板51aの両端部のそれぞれに配置されている。
インクジェットヘッド1は、ヘッド本体71とヘッド本体71の上面に固定されたリザーバプレート72とを有している。ヘッド本体71の下面は吐出面2aである。ヘッド本体71及びリザーバプレート72内にはインク流路が形成されている。リザーバプレート72の上面にはヘッドカバー3が固定されており、ヘッドカバー3の上面にはヘッド本体71及びリザーバプレート72にインクを供給するためのインク供給口1aが設置されている。インク供給口1aは、インクタンクユニット101c内のインクタンク17とチューブを介して接続されている。インク供給口1aからのインクはリザーバプレート72を介してヘッド本体71に供給される。
リザーバプレート72の長手方向に両端には、切り欠き部72bがそれぞれ形成されている。リザーバプレート72は、切り欠き部72bを上方から貫通するねじ63によって、ヘッドホルダ51の底板51bの上面に固定されている。切り欠き部72bは、ねじ63のねじ頭が通過できないような大きさに形成されていると共に、ねじ63の首下部分(ねじ頭より下の部分)より僅かに大きく、切り欠き部72bの内表面とねじ63の首下部分との間に若干の余裕が生じるように形成されている。これにより、ねじ63を十分に締め付けた際にはねじ63のねじ頭と底板51bとの間にリザーバプレート72を強固に挟みこんで固定できると共に、ねじ63を緩めた際にはリザーバプレート72を主走査方向及び副走査方向のいずれにも僅かに移動できるようになっている。
各インクジェットヘッド1の長手方向に両端付近には、偏心ねじ61及び62(固定具)が設置されている。偏心ねじ61及び62は、いずれもねじ頭が円を一方向に引き伸ばした平面形状を有している。偏心ねじ61及び62は、ヘッドホルダ51の底板51bの上面に固定されており、リザーバプレート72の端縁にねじ頭が当接するように配置されている。偏心ねじ61は図2において左方(副走査方向)からリザーバプレート72に当接し、偏心ねじ62は図2において上方(主走査方向)からリザーバプレート72に当接している。
副走査方向に関して偏心ねじ61とは反対側のリザーバプレート72の端縁には、板ばね64(付勢部材)が当接している。板ばね64は副走査方向に偏心ねじ61と対向しており、偏心ねじ61に向かってリザーバプレート72を付勢している。一方、偏心ねじ61は、板ばね64によって付勢されたリザーバプレート72に付勢方向とは反対方向から当接し、これによりリザーバプレート72の副走査方向に関する位置を保持している。この状態で偏心ねじ61を図2のA方向やB方向に回すと、偏心ねじ61においてリザーバプレート72に当接した位置が変化する。これによって、リザーバプレート72の長手方向に両端部の位置を、副走査方向に連続的に変化させることができる。
また、主走査方向に関して偏心ねじ62とは反対側のリザーバプレート72の端縁には、板ばね65が当接している。板ばね65は主走査方向に偏心ねじ62と対向しており、偏心ねじ62に向かってリザーバプレート72を付勢している。一方、偏心ねじ62は、板ばね65によって付勢されたリザーバプレート72に付勢方向とは反対方向から当接し、これによりリザーバプレート72の副走査方向に関する位置を保持している。この状態で偏心ねじ62を図2のC方向に回すと、偏心ねじ62においてリザーバプレート72に当接した位置が変化する。これによって、リザーバプレート72の位置を主走査方向に連続的に変化させることができる。
また、インクジェットプリンタ101には、インクジェットヘッド1の水平方向に関する位置を検出する光学センサ50(位置検出手段)が設けられている。光学センサ50は各インクジェットヘッド1の長手方向に両端部のそれぞれに設置されている。各光学センサ50は、レーザ光を射出する発光部53(発光手段)と、発光部53からのレーザ光を受け取る受光部54(受光手段)と、発光部53及び受光部54をヘッドホルダ51に固定するアーム52とを有している。
発光部53は、図3に示すように、リザーバプレート72の上方に、下方に向かってレーザ光Lを射出する位置に配置されている。受光部54は、インクジェットヘッド1の下方において、発光部53からのレーザ光Lを受け取る位置に配置されている。リザーバプレート72及びヘッド本体71には、水平方向に関して所定の位置に、レーザ光Lの射出方向に沿った通過孔80が形成されている。通過孔80は、リザーバプレート72の上面からヘッド本体71の下面まで貫通している。光学センサ50は、受光部54が発光部53からのレーザ光Lを検出すると、レーザ光Lの検出を示す信号を報知部102へと出力する(出力手段)。報知部102は、光学センサ50からの信号に基づいて、受光部54が発光部53からのレーザ光Lを検出したことを光学センサ50ごとにランプを点灯させるなどしてユーザ等に報知する。
したがって、インクジェットヘッド1がヘッドホルダ51に対して、レーザ光Lがちょうど通過孔80を通過して受光部54へと到達するような位置関係にある場合には、報知部102がレーザ光Lの検出を報知する。一方、インクジェットヘッド1がヘッドホルダ51に対して、レーザ光Lが通過孔80から外れ、リザーバプレート72に遮蔽されて受光部54へと到達しないような位置関係にある場合には、報知部102がレーザ光Lの未検出を報知する。これにより、インクジェットヘッド1がヘッドホルダ51に対して所定の位置関係を有する位置に配置されているか否かをユーザ等が知ることができる。
以上の構成により、インクジェットプリンタ101の組み立て時やインクジェットヘッド1の交換時に、ヘッドホルダ51に対するインクジェットヘッド1の水平方向の位置決めを正確に行うことができる。例えば、インクジェットヘッド1をヘッドホルダ51に取り付けるときは、まず、インクジェットヘッド1の切り欠き部72bをねじ63による固定位置に配置し、ねじ63を用いてリザーバプレート72をヘッドホルダ51の底板51bに固定する。このとき、ねじ63はあまり締め付けず、リザーバプレート72を水平方向に移動させることができるようにしておく。
次に、図2の偏心ねじ61をそれぞれA方向やB方向に回転させることにより、インクジェットヘッド1の長手方向に両端部を図2の左右方向に移動させる。また、図2の偏心ねじ62をC方向に回転させることにより、インクジェットヘッド1をその長手方向に移動させる。ここで、板ばね64及び65が偏心ねじ61及び62に向かってリザーバプレート72を付勢しているので、偏心ねじ61及び62をリザーバプレート72と当接させたままインクジェットヘッド1を連続的に変位させることができる。
そして、報知部102が全ての光学センサ50に関してレーザ光Lの検出を報知する状態になるように、各インクジェットヘッド1の水平方向に関する位置を調整する。これにより、全てのインクジェットヘッド1を、ヘッドホルダ51に対して所定の位置関係を有するように配置させることができる。全てのインクジェットヘッド1をヘッドホルダ51に対して所定の位置関係となるように配置すると、ねじ63を十分に締め付け、インクジェットヘッド1をヘッドホルダ51に完全に固定する。なお、所定の位置関係に各インクジェットヘッド1が固定されると、搬送ベルト96による搬送方向と直交する方向にインクジェットヘッド1の長手方向(主走査方向)がそろう。また、通過孔80は、吐出面2aにおいて、ノズル8と所定の位置関係に形成されている。そのため、インクジェットヘッド1の位置が決まると、各インクジェットヘッド1のノズル8が搬送方向に沿った仮想直線上に配列し、インクジェットヘッド1同士が画像形成時に色ずれのない位置関係に配置されることになる。
以下、ヘッド本体71について詳細に説明する。図4は、図3のヘッド本体71の平面図である。ヘッド本体71は、インク流路が形成された流路ユニット4(積層体)と、流路ユニット4のインク流路内のインクに吐出エネルギーを付与するアクチュエータユニット20とを有している。流路ユニット4は、図4に示すように、主走査方向に長尺な矩形平面形状を有している。流路ユニット4の上面の長手方向に両端付近には、光学センサ50からのレーザ光が通過する通過孔80が開口している。流路ユニット4には、図4に示すように、平面視において台形の形状を有する範囲内に多数の圧力室10が分布した、圧力室群9が形成されている。
流路ユニット4の上面には、図4に示すように、台形形状を有する4つのアクチュエータユニット20が、圧力室群9の配置に対応して千鳥状に2列にそれぞれ接着されている。流路ユニット4の下面において、アクチュエータユニット20の接着領域に対向した領域は、ノズル8の開口(吐出口)が分布したインク吐出領域となっている。インク吐出領域は、アクチュエータユニット20と同様に台形形状を有している。
流路ユニット4内には、インク供給口5bに連なるマニホールド流路5と、このマニホールド流路5から分岐する副マニホールド流路5aが形成されている。インク供給口5bには、リザーバプレート72からのインクが供給される。2つのアクチュエータユニット20に挟まれた領域では、1つのマニホールド流路5が、隣接するアクチュエータユニット20に共有されており、副マニホールド流路5aがマニホールド流路5の両側から長手方向に分岐している。
図5は、図4のV−V線断面図の一部拡大図である。流路ユニット4は、図5に示すように、9枚のステンレス鋼等の金属プレート22〜30から構成されている。これらプレート22〜30は、いずれも主走査方向に長尺な矩形状の平板部材である。プレート22〜30には複数の貫通孔や溝が、エッチング加工やプレス加工によって形成されている。これらプレート22〜30を互いに位置合わせしつつ積層することによって貫通孔や溝が連結されて、副マニホールド流路5aと、副マニホールド流路5aの出口から圧力室10を経てノズル8に至る多数の個別インク流路31とが形成されている。
流路ユニット4の上面にはアクチュエータユニット20が固定されている。アクチュエータユニット20は、各圧力室10に対向して設けられたアクチュエータを複数含んでおり、圧力室10内のインクに選択的に吐出エネルギーを付与する機能を有する。インクジェットヘッド1には、図示しない基板及びドライバICが設けられている。制御部100からインクジェットヘッド1に制御指令が送信されると、基板及びドライバICを通じてアクチュエータユニット20へと駆動信号が供給される。かかる駆動信号に応じて、アクチュエータユニット20は、圧力室10内のインクに吐出エネルギーを付与する。これによって、ノズル8から所望量のインクが所望のタイミングで吐出される。
図6は、図4のVI−VI線断面における通過孔80の周辺拡大図である。なお、図6においてはヘッド本体71の断面と共に、リザーバプレート72の断面も示してある。このリザーバプレート72の断面は、図4のVI−VI線断面の延長面に沿った断面である。
図6に示すように通過孔80は、プレート72及び22〜30にそれぞれ形成された貫通孔72a及び22a〜30aから構成されている。これらの貫通孔はいずれも環状の平面形状を有しており、互いに同心になるように配置されている。そして、平面視において下方の貫通孔ほど径が小さく形成されている。つまり、最も上方に位置する貫通孔72aの径が最も大きく、下方に位置する貫通孔ほど径が小さくなり、最も下方に位置する貫通孔30aの径が最も小さくなっている。このような構成により、リザーバプレート72の上方から通過孔80を見たときに、貫通孔72a及び貫通孔22a〜29aを通じて貫通孔30aを視認しやすくなっている。
また、本実施形態の貫通孔30aは、通過孔80を通過するレーザ光Lのビーム径とほぼ同じ大きさに形成されている。これにより、レーザ光の通過位置が貫通孔30aから僅かでもずれると光学センサ50がレーザ光を検出できなくなるので、光学センサ50を用いたインクジェットヘッド1の位置決めの精度が向上する。
なお、レーザ光のビーム径は、その定義により変わるものである。例えばレーザ光のビーム径の定義として1/e^2法、FWHM法、D4σ法、D86法等が用いられる。本明細書において「レーザ光のビーム径とほぼ同じ大きさ」とは、これらの定義の違いによるビーム径の違いを包括する趣旨である。ビーム径の定義の違いにより貫通孔30aの径に違いが生じたとしても、これらの定義の違いによる程度であれば、位置決め精度にそれほど違いが生じないからである。ただし、貫通孔30aの径を、これらのいずれの定義を用いたビーム径とも2〜3倍以上も大きく外れたものにすると、レーザ光Lの強度中心と貫通孔30aの中心とが多少離れても光学センサ50がレーザ光Lを検出できるようになり、位置決め精度が劣化するので好ましくない。
また、貫通孔30aは、サイズと形状がノズル8と同じで、ノズル8に対して水平方向に所定の位置関係を有するように配置されている。この位置関係は、光学センサ50が貫通孔30aを通過したレーザ光Lを検出可能な位置になるようにインクジェットヘッド1を配置すると、ちょうどインクジェットヘッド1をヘッドホルダ51に対して正確に位置決めできるような位置関係である。
以上説明した本実施形態によると、発光部53からのレーザ光を受光部54が検出した場合に光学センサ50が報知部102にその旨を示す信号を送信し、さらに報知部102が光学センサ50によるレーザ光の検出をユーザ等に報知する。したがって、報知部102の報知情報に基づいて、インクジェットプリンタ101の使用時にユーザ側でインクジェットヘッド1の位置調整を行えるので、ユーザがインクジェットヘッド1の取り付け等を行うことができる。
また、レーザ光の通過孔80において最小径となる貫通孔30aの径がレーザ光のビーム径とほぼ等しいため、精度の高い位置決めが可能である。
また、貫通孔30aが、ノズル8が形成されたプレートであるノズルプレート30に形成されている。これにより、ノズル8に対して貫通孔30aを直接位置決めして形成することができる。例えば、ノズルプレート30にプレス加工によりノズル8を形成する場合、これと同時に貫通孔30aも形成すればよい。具体的には、プレス加工に用いるパンチに、ノズル8を形成するためのピンと共に貫通孔30aを形成するためのピンを設ける。これにより、ノズル8と貫通孔30aとの位置関係を精密に調整した上で、ノズル8と貫通孔30aとをノズルプレート30に同時に形成することができる。
また、プレート22〜30には、レーザ光の通過孔80を構成する貫通孔72a及び22a〜30aが形成されている。したがって、プレート22〜30を積層する際に、これらの貫通孔を用いてプレート同士を位置決めすることができる。
図7は、これらの貫通孔を用いたプレート同士の位置決めの一例を示す図である。この位置決めでは、台座202の上面に突出部201を設けた治具200を用いる。突出部201は、通過孔80の内表面と概略的に同じ形状且つ同じ大きさの外表面を有するように形成されている。したがって、貫通孔22a等を突出部201に通しつつプレート22等を順に積層していくことにより、これらのプレートを正確に位置決めしつつ積層することができる。例えば、プレート22等の接合面に熱硬化性接着剤を塗布し、治具200を用いて互いに積層する。その後、積層したプレート全体を加熱することにより、これらのプレート同士を接合する。これにより、プレート同士を正確に位置決めして接合することができる。なお、突出部201を用いて位置決めするのではなく、顕微鏡を用いて貫通孔22a〜30aを目視しながらプレート同士を位置決めしてもよい。
<変形例>
以上は、本発明の好適な実施形態についての説明であるが、本発明は上述の実施形態に限られるものではなく、課題を解決するための手段に記載された範囲の限りにおいて様々な変更が可能なものである。
例えば、上述の実施形態では、受光部54へとレーザ光が到達するか否かに基づいて光学センサ50が検出結果を出力している。しかし、受光部54が受け取った光の強弱を段階的に検出し、光学センサ50がその検出結果を出力することにより、インクジェットヘッド1の位置をより詳細に検出してもよい。
また、発光部53及び受光部54のいずれもヘッドホルダ51に固定されているが、これらのいずれかがインクジェットヘッド1に固定されていてもよい。例えば、インクジェットヘッド1に固定された発光部53からのレーザ光を、ヘッドホルダ51に固定されたり筐体101aに直接固定されたりした受光部54が受け取ることにより、インクジェットヘッド1の位置を検出するように構成されていてもよい。
また、発光部53と受光部54のいずれもがインクジェットヘッド1に固定されていてもよい。例えば、ヘッドホルダ51にレーザ光の通過孔が形成されており、インクジェットヘッド1がヘッドホルダ51に取り付けられると、インクジェットヘッド1に固定された発光部53及び受光部54がヘッドホルダ51側の通過孔を挟む位置に配置される。そして、偏心ねじ61等でインクジェットヘッド1の位置を微調整して、ヘッドホルダ51に対して所定の位置に配置すると、発光部53からのレーザ光がヘッドホルダ51側の通過孔を通過し、受光部54に到達するようになっていてもよい。
また、上述の実施形態では、発光部53としてレーザ光を射出するものが採用されているが、レーザ光以外の光を射出するものでもよい。図8は、発光部として、放射状に光を射出する点光源153が用いられている例を示している。点光源153は、インクジェットヘッド1との間に配置された凸レンズ155の焦点に配置されている。また、凸レンズ155とインクジェットヘッド1との間にはスリット156が設けられている。図8の一点鎖線に示すように、点光源153からの光は凸レンズ155によって平行光となり、スリット156によって絞られる。インクジェットヘッド1と点光源153とが所定の位置関係のとき、スリット156によって絞られた光は通過孔80を通過する。かかる通過光を検出することにより、インクジェットヘッド1と点光源153とが所定の位置関係を有していることを検出できる。
また、発光部53からのレーザ光をインクジェットヘッド1に反射させ、その反射光を受光部54が検出することにより、インクジェットヘッド1の位置を検出するものであってもよい。
以上のように、インクジェットヘッド1とヘッドホルダ51との位置関係に応じて受光部が受け取る光の強度が変化するような構成であれば、どのような光学系が採用されてもよい。
また、上述の実施形態においては、貫通孔72a及び22a〜30aが、上方に配置されたものほど径が大きくなっている。しかし、このように構成されていなくても、貫通孔30aを視認できるように貫通孔72a及び22a〜29aが貫通孔30aより大きく構成されていればよい。
また、上述の実施形態においては、各光学センサ50におけるレーザ光の検出を報知部102に報知させることにより、インクジェットヘッド1とヘッドホルダ51との位置関係をユーザに報知させている。しかし、光学センサ50の検出結果を出力させるための手段であれば、上記以外の構成を有するものであってもよい。例えば、光学センサ50の検出結果に基づいて上記の位置関係に係る信号を制御部100に出力するものであってもよい。この場合、制御部100は、かかる位置関係に係る信号に基づいてインクジェットヘッド1の位置に関する情報をディスプレイ等に表示するように構成されていてもよい。また、光学センサ50の検出結果を外部装置へと出力するようなインタフェースが設けられていてもよい。
また、上述の実施形態では、インクジェットヘッド1の位置調整を板ばね64、65及び偏心ねじ61、62の組み合わせを用いてユーザが行っている。このとき、偏心ねじ61、62による調整動作を自動で行ってもよい。例えば、図9に示す構成を用いる。ここでは、説明を簡単にするために、インクジェットヘッド1の長手方向の位置調整をする構成の一部のみを示してあるが、他の方向への調整も同様に行われる。図9に示すように、偏心ねじ62に代えて、偏心カム162を用いる。他の構成は、上述の実施形態と同様である。偏心カム162は、調整モータMにギアを介して連結されている。また、報知部102には、調整モータMの駆動を指示する駆動ボタンが設けられており、ユーザは、駆動ボタンの操作によりインクジェットヘッド1の位置調整を行う。これによって、ユーザはインクジェットプリンタ101の外側からの調整が可能となり、調整作業が容易となる。
また、上述の実施形態は、ノズルからインクを吐出するインクジェットヘッドに本発明を適用した一例であるが、本発明を適用可能な対象はこのようなインクジェットヘッドに限られない。例えば、導電ペーストを吐出して基板上に微細な配線パターンを形成したり、あるいは、有機発光体を基板に吐出して高精細ディスプレイを形成したり、さらには、光学樹脂を基板に吐出して光導波路等の微小電子デバイスを形成するための、液滴吐出ヘッドに適用することができる。
本発明の一実施形態に係るインクジェットプリンタの内部構成を示す縦断面図である。 図1のインクジェットヘッドの周辺構成の平面図である。 図2の一転鎖線で囲まれた領域の拡大図である。 図3のヘッド本体の平面図である。 図4のV−V線断面図の一部拡大図である。 図4のVI−VI線断面における通過孔80の周辺拡大図である。 図5の流路ユニットを構成するプレートを積層する工程の図である。 光学センサに係る変形例を示す図である。 ヘッドの位置調整機構の変形例を示す図である。
符号の説明
22a-30a、72a 貫通孔
1 インクジェットヘッド
8 ノズル
30 ノズルプレート
50 光学センサ
51 ヘッドホルダ
53 発光部
54 受光部
71 ヘッド本体
80 通過孔
101 インクジェットプリンタ
102 報知部

Claims (10)

  1. 液滴を吐出する吐出口を有する記録ヘッドと、
    前記記録ヘッドを支持するヘッド支持部材と、
    液滴の吐出方向に交差する方向に関して前記ヘッド支持部材と前記記録ヘッドとの位置関係を変更可能に前記記録ヘッドを前記ヘッド支持部材に固定する固定手段と、
    発光手段と、
    前記発光手段からの光を受け取る受光手段と、
    前記受光手段が受け取る光の強度に基づいて前記位置関係を検出する位置検出手段と、
    前記位置検出手段が検出した前記位置関係に係る信号を出力する出力手段とを備えており、
    前記発光手段及び受光手段が、前記受光手段が受け取る光の強度が前記位置関係に応じて変化するように配置されていることを特徴とする記録装置。
  2. 前記発光手段からの光を通過させる通過孔が前記記録ヘッドに形成されており、
    前記位置関係が所定の範囲内にあるときに前記発光手段からの光が前記通過孔を通過して前記受光手段に到達することを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
  3. 前記発光手段がレーザー光を射出し、
    前記通過孔が、前記発光手段からのレーザー光の通過方向に直交する方向に関して前記レーザー光のビーム径と前記通過孔の最小径とがほぼ等しくなるように形成されていることを特徴とする請求項2に記載の記録装置。
  4. 前記記録ヘッドが、前記吐出口が表面に開口した平板部材を有しており、
    前記通過孔が、前記平板部材に前記吐出口と所定の位置関係を有するように形成されていることを特徴とする請求項2又は3に記載の記録装置。
  5. 前記通過孔が、前記発光手段からの光の通過方向に沿って前記記録ヘッドの外表面から前記平板部材まで形成されている部分と、前記平板部材に形成された部分とを有しており、
    前記記録ヘッドの外表面から前記平板部材まで形成された部分の径が、前記平板部材に形成された部分の径より大きいことを特徴とする請求項4に記載の記録装置。
  6. 前記記録ヘッドが、前記吐出口が開口した前記平板部材を含む複数の平板部材が積層された積層体を有し、
    前記通過孔が、前記複数の平板部材に形成された複数の貫通孔からなり、
    前記発光手段に近い前記貫通孔ほど径が大きいことを特徴とする請求項5に記載の記録装置。
  7. 前記固定手段が、
    液滴の吐出方向に交差する一方向に関して前記記録ヘッドを付勢する付勢部材と、
    前記記録ヘッドの前記一方向に関する位置を保持する固定具とを有しており、
    前記固定具が、前記記録ヘッドの保持位置を前記一方向に関して連続的に変化させるように変位可能であることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の記録装置。
  8. 前記固定具が、
    液滴の吐出方向に交差する方向に関してねじ頭が偏心した偏心ねじであり、
    前記ねじ頭を前記記録ヘッドに当接させることで前記記録ヘッドの位置を保持することを特徴とする請求項7に記載の記録装置。
  9. 請求項1〜8のいずれか1項に記載の記録装置において前記記録ヘッドを位置決めする位置決め方法であって、
    前記出力手段からの出力内容に基づいて、液滴の吐出方向に交差する方向に関して前記ヘッド支持部材と前記記録ヘッドとの位置関係を調整することを特徴とする記録ヘッドの位置決め方法。
  10. 請求項6に記載の記録装置の製造方法であって、
    前記平板部材の積層方向に関して前記複数の貫通孔が互いに対向するように、前記複数の貫通孔を用いて前記複数の平板部材を位置決めする工程と、
    前記複数の平板部材を位置決めした後に前記複数の平板部材同士を接合する工程とを備えていることを特徴とする記録装置の製造方法。
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