JP2003154724A - インクジェットプリンタ - Google Patents

インクジェットプリンタ

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JP2003154724A
JP2003154724A JP2001356834A JP2001356834A JP2003154724A JP 2003154724 A JP2003154724 A JP 2003154724A JP 2001356834 A JP2001356834 A JP 2001356834A JP 2001356834 A JP2001356834 A JP 2001356834A JP 2003154724 A JP2003154724 A JP 2003154724A
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heads
head
carriage
ink jet
jet printer
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Yoshiya Ito
喜也 伊藤
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は簡単かつ容易にヘッドの位置調整を行
うことのできるインクジェットプリンタを提供する。 【解決手段】インクジェットプリンタ1は、記録紙7の
搬送方向に直交する主走査方向の少なくとも印字範囲を
複数個のヘッド4a〜4dを搭載するキャリッジ2を移
動させて、ヘッド4a〜4dからインクを記録紙7に吐
出して印字するが、複数個のヘッド4a〜4dをヘッド
ホルダ3に一括支持させ、ヘッドホルダ3をキャリッジ
2に位置調整可能に搭載している。したがって、組立時
の調整工数を短縮化し、かつ、メンテナンス性を向上さ
せることができるとともに、キャリッジ2の部品の要求
精度を緩くして、簡単で安価に、かつ、高精度にヘッド
4a〜4dの位置調整を行うことができ、印字品質を向
上させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インクジェットプ
リンタに関し、詳細には、簡単かつ容易にヘッドの位置
調整を行うことのできるインクジェットプリンタに関す
る。
【0002】
【従来の技術】インクジェットプリンタは、現像・定着
等のプロセスを必要とせず、非接触で記録を行うことが
できるために、記録時の騒音が極めて小さいこと、高速
印字が可能であること、インクの自由度が高く、安価な
普通紙を使用できることなど多くの利点を有している。
【0003】そして、インクジェットプリンタを高速化
するには、ノズル数を増やすことが有効であるが、一つ
のヘッド当たりのノズル数を増やすことは、技術的に問
題も多く、歩留まりが低下するという問題がある。
【0004】この場合、キャリッジに複数個のヘッドを
搭載すると、印字速度を高速化することはできるが、画
質を安定させるためには、各ノズル間の位置を高精度に
維持する必要があり、ヘッドを複数個キャリッジに搭載
することは、キャリッジに対するヘッドの組立が困難に
なるという問題がある。
【0005】そして、従来、走査軸に平行な、紙送り方
向の位置を決めるヘッド位置決め面と、該走査軸に垂直
なヘッドガイド溝と、を有するキャリッジと、上記ヘッ
ドガイド溝に係合して走査方向の動きを抑制する係合部
と、上記ヘッド位置決め面に対応する走査方向前後の当
接面と、を備えたヘッドと、上記ヘッドの当接面を上記
ヘッド位置決め面に押圧する付勢ばねと、を備えたイン
クジェットプリンタにおけるヘッド位置調整機構が提案
されている(特開平7−314851号公報参照)。
【0006】すなわち、このインクジェットプリンタに
おけるヘッド位置調整機構は、キャリッジのヘッドガイ
ド溝にヘッドの係合部を係合させ、キャリッジのヘッド
位置決め面にヘッド当接面を密着させるだけで、ヘッド
を走査方向に変位させることなく紙送り方向に正確に位
置決めしようとしている。
【0007】また、ヘッドの位置精度を上げるために
は、部品レベルの精度も上げる必要がある。
【0008】そして、従来、2つのインクカートリッジ
収容室と2つのヘッド支持部材を備えたインクジェット
記録装置用のキャリッジにおいて、樹脂材により形成し
たキャリッジ枠に、2つのインクカートリッジ収容室を
振り分け形成して、該各収容室間に底板との結合部を形
成するとともに、上記結合部に、2つのヘッド支持部材
を振り分け担持した薄肉金属板よりなる底板の中央部を
結合して一体となしたインクジェット記録装置用のキャ
リッジが提案されている(特開平10−278248号
公報参照)。
【0009】すなわち、このインクジェット記録装置用
のキャリッジは、底板によりキャリッジ枠を保形すると
ともに、ヘッド支持部材の支持点間距離を短くすること
によって熱膨張による影響を排しようとしている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開平
7−314851号公報記載のインクジェットプリンタ
におけるヘッド位置調整機構にあっては、複数個のヘッ
ドがキャリッジに設けられていると、複数個のヘッドの
調整を必要とし、組立工程に要する負荷が大きいととも
に、コストが高くつくという問題があった。
【0011】また、特開平10−278248号公報記
載のインクジェット記録装置用のキャリッジは、底板に
よりキャリッジ枠を保形するとともに、ヘッド支持部材
の支持点間距離を短くすることによって熱膨張による影
響を排除しようとしているが、キャリッジは、穴あきの
箱形状であるため、キャリッジの剛性を上げたり、熱変
形を少なくする必要があるとともに、キャリッジに複数
のヘッドを搭載している場合には、簡単に剛性を上げる
ことができないという問題がある。
【0012】さらに、ヘッドは、目詰まり等の障害を引
き起こしやすく、特に、キャリッジに複数個のヘッドを
搭載している場合には、一つのヘッドが不良になると、
製造工程においても、市場においてもヘッド単位での無
調整交換が望ましいため、キャリッジ毎交換しなければ
ならず、メンテナンスコストが高くつくという問題があ
る。
【0013】そこで、請求項1記載の発明は、記録媒体
の搬送方向に直交する主走査方向の少なくとも印字範囲
を複数個のヘッドを搭載するキャリッジを移動させて、
当該ヘッドからインクを記録媒体に吐出して印字するに
際して、複数個のヘッドを保持部材に一括支持させ、当
該保持部材をキャリッジに位置調整可能に搭載すること
により、組立時の調整工数を短縮化し、かつ、メンテナ
ンス性を向上させるとともに、キャリッジの部品の要求
精度を緩くし、簡単で安価に、かつ、高精度にヘッドの
位置調整を行って、印字品質を向上させることのできる
インクジェットプリンタを提供することを目的としてい
る。
【0014】請求項2記載の発明は、保持部材を、アル
ミ材で形成することにより、保持部材を剛性及び熱変形
に優れたものとし、ヘッドの位置ズレを小さくして、よ
り一層印字品質を向上させることのできるインクジェッ
トプリンタを提供することを目的としている。
【0015】請求項3記載の発明は、各ヘッドを、所定
の付勢部材で保持部材に対して所定の一方向に付勢して
位置固定することにより、各ヘッドを保持部材に位置調
整することなく、かつ、ドライバー等の工具を用いるこ
となく、ヘッドの取り外し及び取り付けを可能として、
ヘッド1個単位の交換を簡単かつ容易に行えるように
し、メンテナンス性のより一層良好なインクジェットプ
リンタを提供することを目的としている。
【0016】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明のイ
ンクジェットプリンタは、記録媒体の搬送方向に直交す
る主走査方向の少なくとも印字範囲を複数個のヘッドを
搭載するキャリッジを移動させて、当該ヘッドからイン
クを前記記録媒体に吐出して印字するインクジェットプ
リンタにおいて、前記複数個のヘッドを一括支持すると
ともに、前記キャリッジに位置調整可能に搭載される保
持部材を備えていることにより、上記目的を達成してい
る。
【0017】上記構成によれば、記録媒体の搬送方向に
直交する主走査方向の少なくとも印字範囲を複数個のヘ
ッドを搭載するキャリッジを移動させて、当該ヘッドか
らインクを記録媒体に吐出して印字するに際して、複数
個のヘッドを保持部材に一括支持させ、当該保持部材を
キャリッジに位置調整可能に搭載しているので、組立時
の調整工数を短縮化し、かつ、メンテナンス性を向上さ
せることができるとともに、キャリッジの部品の要求精
度を緩くして、簡単で安価に、かつ、高精度にヘッドの
位置調整を行うことができ、印字品質を向上させること
ができる。
【0018】この場合、例えば、請求項2に記載するよ
うに、前記保持部材は、アルミ材で形成されていてもよ
い。
【0019】上記構成によれば、保持部材を、アルミ材
で形成しているので、保持部材を剛性及び熱変形に優れ
たものとすることができ、ヘッドの位置ズレを小さくし
て、より一層印字品質を向上させることができる。
【0020】また、例えば、請求項3に記載するよう
に、前記各ヘッドは、所定の付勢部材で前記保持部材に
対して所定の一方向に付勢されて位置固定されていても
よい。
【0021】上記構成によれば、各ヘッドを、所定の付
勢部材で保持部材に対して所定の一方向に付勢して位置
固定しているので、各ヘッドを保持部材に位置調整する
ことなく、かつ、ドライバー等の工具を用いることな
く、ヘッドの取り外し及び取り付けを可能として、ヘッ
ド1個単位の交換を簡単かつ容易に行えうことができ、
メンテナンス性をより一層向上させることができる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
を添付図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下に述
べる実施の形態は、本発明の好適な実施の形態であるか
ら、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本
発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定す
る旨の記載がない限り、これらの態様に限られるもので
はない。
【0023】図1〜図3は、本発明のインクジェットプ
リンタの一実施の形態を示す図であり、図1は、本発明
のインクジェットプリンタの一実施の形態を適用したイ
ンクジェットプリンタ1の要部概略構成正面図である。
【0024】図1において、インクジェットプリンタ1
は、キャリッジ2にヘッドホルダ(保持部材)3が搭載
されており、ヘッドホルダ3には、複数、本実施の形態
では、4個のヘッド4a〜4dが搭載されている。キャ
リッジ2は、主走査方向に張り渡された1対のガイドロ
ッド5、6に移動可能に支持されており、図示しない駆
動モータが回転駆動することで、ガイドロッド5、6に
沿って主走査方向に移動する。したがって、プリンタヘ
ッド2は、駆動モータが回転してキャリッジ2がガイド
ロッド5、6に沿って移動することで、記録紙(記録媒
体)7の搬送方向と直交する方向である主走査方向に移
動する。
【0025】キャリッジ2には、ヘッドホルダ3の挿入
されるホルダ穴2aが形成されており、ホルダ穴2a
は、ヘッドホルダ3の外周よりも多少大きめに形成され
ている。キャリッジ2には、各ヘッド4a〜4d毎にイ
ンクタンク8が搭載される。
【0026】キャリッジ2の下方には、ヘッド4a〜4
dを挟んで、プラテンローラ9と排紙ローラ10が配設
されており、ヘッド4a〜4dの真下には、ガイド板1
1が配設されている。プラテンローラ9と排紙ローラ1
0には、それぞれ加圧ローラ12、13が当接してお
り、プラテンローラ9と加圧ローラ12が記録紙7をヘ
ッド4a〜4dとガイド板11との間を排紙ローラ10
方向に搬送して、排紙ローラ10と加圧ローラ13で記
録紙7を排出する。
【0027】そして、各ヘッド4a〜4dには、図2及
び図3に示すように、その長手方向(副走査方向)に複
数のノズルが形成されたノズル列14a〜14dが形成
されており、長手方向の両端部には、各ヘッド4a〜4
dをヘッドホルダ3に載置する保持部15a〜15d、
16a〜16dが設けられている。
【0028】上記ヘッドホルダ3には、図2及び図3に
示すように、主走査方向側の側面であって、ガイドロッ
ド5側の端部に支持部21が設けられており、当該支持
部21の中心部21aを介して当該中心部21aを回転
中心としてキャリッジ2に回転可能に取り付けられてい
る。また、ヘッドホルダ3には、主走査方向側の側面で
あって、ガイドロッド6側の端部、すなわち、支持部2
1と対角方向の端部に固定部22が設けられており、ヘ
ッドホルダ3は、支持部21を中心とする回転が位置固
定される。
【0029】そして、ヘッドホルダ3には、上記各ヘッ
ド4a〜4dの挿入される挿入穴23a〜23dが形成
されており、ヘッド4a〜4dは、その本体部がヘッド
ホルダ3の挿入穴23a〜23dに挿入されて、本体部
の両端部の保持部15a〜15d、16a〜16dがヘ
ッドホルダ3上面の凹部状の保持部に位置することで、
ヘッドホルダ3に保持される。そして、ヘッドホルダ3
は、剛性が高く、熱変形の少ないアルミ材料で形成され
ている。
【0030】ヘッドホルダ3には、ヘッド4a〜4dの
保持部15a〜15d、16a〜16dの載置される部
分に、ヘッド4a〜4dをヘッドホルダ3の一方向、例
えば、図2及び図3に矢印Aで示す主走査方向に付勢す
ることで、挿入穴23a〜23dの一方向側の端部に押
し当てて、ヘッド4a〜4dをヘッドホルダ3に位置固
定する付勢部材24a〜24dが配設されており、付勢
部材24a〜24dとしては、例えば、スプリング、板
バネ、ゴム等を用いることができるが、これらに限るも
のではない。
【0031】次に、本実施の形態の作用を説明する。イ
ンクジェットプリンタ1は、キャリッジ2をガイドロッ
ド5、6に沿って移動させながら、記録紙7をプラテン
ローラ9と加圧ローラ12及び排紙ローラ10と加圧ロ
ーラ13で搬送し、キャリッジ2の搭載するヘッド4a
〜4dのノズル列14a〜14dに配列されたノズルか
らインクを記録紙7に吐出して、印字を行う。
【0032】このとき、印字精度を向上させるには、図
2に示すように、ノズル列14a〜14dとキャリッジ
2が沿って移動するガイドロッド5とのなす角度αが正
確に90度であることが重要である。
【0033】そこで、本実施の形態のインクジェットプ
リンタ1は、このヘッド4a〜4dのノズル列14a〜
14dとガイドロッド5とのなす角度を正確に90度に
調整するために、ヘッド4a〜4dを搭載するヘッドホ
ルダ3をキャリッジ2に対して回転調整可能に取り付け
ているとともに、ヘッド4a〜4dをヘッドホルダ3の
主走査方向に付勢する付勢部材24a〜24dを配設し
ている。
【0034】すなわち、ヘッドホルダ3は、主走査方向
側の側面であって、ガイドロッド5側の端部に設けられ
た支持部21の中心部21aを回転中心としてキャリッ
ジ2に回転可能に取り付けられており、支持部21と対
角方向に設けられた固定部22で支持部21を中心とす
る回転が位置固定される。
【0035】そして、ヘッドホルダ3には、挿入穴23
a〜23dにヘッド4a〜4dが挿入されて、本体部の
両端部の保持部15a〜15d、16a〜16dがヘッ
ドホルダ3上面の凹部状の保持部に位置することで、ヘ
ッド4a〜4dがヘッドホルダ3に保持され、ヘッドホ
ルダ3に載置されたヘッド4a〜4dは、ヘッドホルダ
3の保持部15a〜15d、16a〜16dの載置され
る部分に配設されている付勢部材24a〜24dによ
り、ヘッドホルダ3の主走査方向(図2及び図3に矢印
Aで示す方向)に付勢されて、位置固定される。
【0036】したがって、ヘッド4a〜4dが付勢部材
24a〜24dにより位置固定されたヘッドホルダ3
を、支持部21の中心部21aを中心に回転移動させ
て、ヘッド4a〜4dのノズル列14a〜14dとガイ
ドロッド5とのなす角度αが90度となる位置で、固定
部22によりヘッドホルダ3に固定することで、ヘッド
4a〜4dのノズル列14a〜14dをガイドロッド5
を正確に、かつ、容易に90度に位置調整することがで
きる。
【0037】そして、このヘッドホルダ3は、高精度で
あることが要求されるが、アルミ材料で形成されてお
り、剛性が高く、熱変形が少ないことから、印字精度を
より一層向上させることができる。
【0038】このように、本実施の形態のインクジェッ
トプリンタ1は、記録紙7の搬送方向に直交する主走査
方向の少なくとも印字範囲を複数個のヘッド4a〜4d
を搭載するキャリッジ2を移動させて、ヘッド4a〜4
dからインクを記録紙7に吐出して印字するに際して、
複数個のヘッド4a〜4dをヘッドホルダ3に一括支持
させ、ヘッドホルダ3をキャリッジ2に位置調整可能に
搭載している。
【0039】したがって、組立時の調整工数を短縮化
し、かつ、メンテナンス性を向上させることができると
ともに、キャリッジ2の部品の要求精度を緩くして、簡
単で安価に、かつ、高精度にヘッド4a〜4dの位置調
整を行うことができ、印字品質を向上させることができ
る。
【0040】また、本実施の形態のインクジェットプリ
ンタ1は、ヘッドホルダ3を、アルミ材で形成してい
る。
【0041】したがって、ヘッドホルダ3を剛性及び熱
変形に優れたものとすることができ、ヘッド4a〜4d
の位置ズレを小さくして、より一層印字品質を向上させ
ることができる。
【0042】さらに、本実施の形態のインクジェットプ
リンタ1は、各ヘッド4a〜4dを、所定の付勢部材2
4a〜24dでヘッドホルダ3に対して所定の一方向に
付勢して位置固定している。
【0043】したがって、各ヘッド4a〜4dをヘッド
ホルダ3に位置調整することなく、かつ、ドライバー等
の工具を用いることなく、ヘッド4a〜4dの取り外し
及び取り付けを可能として、ヘッド4a〜4dの1個単
位の交換を簡単かつ容易に行えうことができ、メンテナ
ンス性をより一層向上させることができる。
【0044】以上、本発明者によってなされた発明を好
適な実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は
上記のものに限定されるものではなく、その要旨を逸脱
しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもな
い。
【0045】
【発明の効果】請求項1記載の発明のインクジェットプ
リンタによれば、記録媒体の搬送方向に直交する主走査
方向の少なくとも印字範囲を複数個のヘッドを搭載する
キャリッジを移動させて、当該ヘッドからインクを記録
媒体に吐出して印字するに際して、複数個のヘッドを保
持部材に一括支持させ、当該保持部材をキャリッジに位
置調整可能に搭載しているので、組立時の調整工数を短
縮化し、かつ、メンテナンス性を向上させることができ
るとともに、キャリッジの部品の要求精度を緩くして、
簡単で安価に、かつ、高精度にヘッドの位置調整を行う
ことができ、印字品質を向上させることができる。
【0046】請求項2記載の発明のインクジェットプリ
ンタによれば、保持部材を、アルミ材で形成しているの
で、保持部材を剛性及び熱変形に優れたものとすること
ができ、ヘッドの位置ズレを小さくして、より一層印字
品質を向上させることができる。
【0047】請求項3記載の発明のインクジェットプリ
ンタによれば、各ヘッドを、所定の付勢部材で保持部材
に対して所定の一方向に付勢して位置固定しているの
で、各ヘッドを保持部材に位置調整することなく、か
つ、ドライバー等の工具を用いることなく、ヘッドの取
り外し及び取り付けを可能として、ヘッド1個単位の交
換を簡単かつ容易に行えうことができ、メンテナンス性
をより一層向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のインクジェットプリンタの一実施の形
態を適用したインクジェットプリンタの要部概略構成正
面図。
【図2】図1のインクジェットプリンタの要部平面図。
【図3】図2のホルダ及びヘッドホルダの平面図。
【符号の説明】
1 インクジェットプリンタ 2 プリンタヘッド 2a ホルダ穴 3 ヘッドホルダ 4a〜4d ヘッド 5、6 ガイドロッド 7 記録紙 8 インクタンク 9 プラテンローラ 10 排紙ローラ 11 ガイド板 12、13 加圧ローラ 14a〜14d ノズル列 15a〜15d、16a〜16d 保持部 21 支持部 22 固定部 23a〜23d 挿入穴 24a〜24d 付勢部材

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】記録媒体の搬送方向に直交する主走査方向
    の少なくとも印字範囲を複数個のヘッドを搭載するキャ
    リッジを移動させて、当該ヘッドからインクを前記記録
    媒体に吐出して印字するインクジェットプリンタにおい
    て、前記複数個のヘッドを一括支持するとともに、前記
    キャリッジに位置調整可能に搭載される保持部材を備え
    ていることを特徴とするインクジェットプリンタ。
  2. 【請求項2】前記保持部材は、アルミ材で形成されてい
    ることを特徴とする請求項1記載のインクジェットプリ
    ンタ。
  3. 【請求項3】前記各ヘッドは、所定の付勢部材で前記保
    持部材に対して所定の一方向に付勢されて位置固定され
    ていることを特徴とする請求項1または請求項2記載の
    インクジェットプリンタ。
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