JP2010125079A - パチンコ遊技機 - Google Patents

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卓也 朝日
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Abstract

【課題】
普通機と称されるパチンコ遊技機において、遊技者にとって有利な入賞順序となる少なくとも1つの入賞装置を示唆またはおよび報知する。また、該報知により遊技者にとって有利となる入賞順序の学習を可能にして、遊技者が遊技を行いながら興趣を持って遊技方法を習得できるパチンコ遊技機を提供する。
【解決手段】
遊技球の入球しやすい拡開状態と、遊技球の入球しにくい閉鎖状態を備えた複数の入賞装置を有するパチンコ遊技機において、複数の進入穴からの遊技球の進入および入賞装置への入賞を検知して、入賞装置の拡開状態と閉鎖状態とを変換する変換機構と、入賞装置への入賞を検知して、入賞情報を出力する入賞検知手段と、複数の入賞装置のいずれか1つに入賞した場合においては、遊技者にとって有利な入賞となるように予め設定されている少なくとも1つの入賞装置を示唆するような音態様によって報知する報知手段から成るように構成されているパチンコ遊技機。
【選択図】図12

Description

本発明は、パチンコ遊技機において、遊技球の入球しやすい拡開状態と、遊技球の入球しにくい閉鎖状態を備えた複数の入賞装置を有するパチンコ遊技機において、各入賞装置への入賞または複数の進入穴からの遊技球の進入により前記入賞装置の拡開状態および閉鎖状態が変換されるとともに、前記複数の入賞装置への入賞において遊技者にとって有利な入賞となる少なくとも1つの入賞装置を報知するパチンコ遊技機に関するものである。
従来より、パチンコ遊技機の構成および機能の複雑化に伴い、パチンコ遊技機の遊技方法については分かりづらいものとなっており、遊技者とりわけ初心の遊技者が安心して遊技を行えるために、どのように遊技方法を説明するのかがホール運営上重要な問題となっている。
特許文献1に記載のパチンコ遊技機は、役物装置または入賞口に遊技球が入賞した後に効果音を発生させるものであり、役物装置または入賞口に遊技球が入賞する前に、役物装置または入賞口への入賞において遊技者にとって有利な入賞となる少なくとも1つの役物装置または入賞口を報知するものではなかった。
特開2000−233051
上述したように一般に、普通機と称されるパチンコ遊技機については、第1入賞装置への入賞を契機として付与される入賞口への入賞に対して、遊技方法を熟知した遊技者と遊技方法を熟知していない遊技者とでは獲得賞球数に差異が生じる可能性が比較的高いものであるため、遊技者の熟練度による有利不利が顕著に現れるものであり、公平性が保たれた遊技環境を提供するために遊技方法の説明が重要課題とされている。
しかしながら、上記従来のパチンコ遊技機においては、図20に示されるように、役物装置に遊技球が入賞した後に、遊技者にとって有利となる複数の役物装置への入賞順序に関係しない予め設定された効果音を出力するものであり、役物装置に遊技球が入賞する前に、該複数の役物装置への入賞において遊技者にとって有利な入賞となる少なくとも1つの役物装置を報知することができないという問題があった。
このためホールは、パチンコ遊技機についての小冊子を設置したり、遊技方法を記載したPOPを別途作成したり、遊技者に対してホール従業員による遊技方法の説明を行なったりと、パチンコ遊技機の遊技方法の説明のために多くの手間と費用が必要とされていた。
そこで本発明者らは、遊技球の入球しやすい拡開状態と、遊技球の入球しにくい閉鎖状態を備えた複数の入賞装置を有するパチンコ遊技機において、複数の進入穴からの遊技球の進入および入賞装置への入賞を検知して、入賞装置の拡開状態と閉鎖状態とを変換する変換機構と、入賞装置への入賞を検知して、入賞情報を出力する入賞検知手段と、複数の入賞装置のいずれか1つに入賞した場合においては、遊技者にとって有利な入賞となるように予め設定されている少なくとも1つの入賞装置を示唆するような音態様によって報知する報知手段から成るように構成するという本発明の技術的思想に着眼して、さらに研究開発を重ねた結果、遊技者が報知された音態様により前記複数の入賞装置への入賞において遊技者にとって有利な入賞となる少なくとも1つの入賞装置を知ることができるという目的を達成する本発明に到達した。
本発明(請求項1に記載の第1発明)のパチンコ遊技機は、
遊技球の入球しやすい拡開状態と、遊技球の入球しにくい閉鎖状態を備えた複数の入賞装置を有するパチンコ遊技機において、
複数の進入穴からの遊技球の進入および入賞装置への入賞を検知して、入賞装置の拡開状態と閉鎖状態とを変換する変換機構と、
入賞装置への入賞を検知して、入賞情報を出力する入賞検知手段と、
複数の入賞装置のいずれか1つに入賞した場合においては、遊技者にとって有利な入賞となるように予め設定されている少なくとも1つの入賞装置を示唆するような音態様によって報知する報知手段から成る
ものである。
本発明(請求項2に記載の第2発明)のパチンコ遊技機は、
前記第1発明において、
前記入賞検知手段が、前記複数の入賞装置の中で役割が同一のものの入賞は、1つの検知手段によって検出する
ものである。
本発明(請求項3に記載の第3発明)のパチンコ遊技機は、
前記第1発明または第2発明において
前記複数の入賞装置が、第2種非電動役物によって構成される
ものである。
本発明(請求項4に記載の第4発明)のパチンコ遊技機は、
遊技球の入球しやすい拡開状態と、遊技球の入球しにくい閉鎖状態を備えた複数の入賞装置を有するパチンコ遊技機において、
複数の進入穴からの遊技球の進入および入賞装置への入賞を検知して、入賞装置の拡開状態と閉鎖状態とを変換する変換機構と、
少なくとも1つの入賞装置の開閉状態を検知する開閉状態検知手段と、
前記開閉状態検知手段により検知された少なくとも1つの入賞装置の開閉状態に基づいて、前記複数の入賞装置への入賞において遊技者にとって有利な入賞となる少なくとも1つの入賞装置を示唆するような音態様によって報知する報知手段から成る
ものである。
本発明(請求項5に記載の第5発明)のパチンコ遊技機は、
前記第4発明において、
前記報知手段が、前記開閉状態検知手段により検知された少なくとも1つの入賞装置の開閉状態に基づいて構成される入賞判定テーブルに従って、前記複数の入賞装置への入賞において遊技者にとって有利な入賞となる少なくとも1つの入賞装置を示唆するような音態様によって報知する
ものである。
本発明(請求項6に記載の第6発明)のパチンコ遊技機は、
前記第1発明ないし第5発明のいずれかにおいて、
前記複数の入賞装置への入賞において遊技者にとって有利な入賞となる少なくとも1つの入賞装置を示唆するような音態様の種類を設定する報知態様設定手段を備えた
ものである。
本発明(請求項7に記載の第7発明)のパチンコ遊技機は、
前記第1発明ないし第6発明のいずれかにおいて、
前記複数の進入穴への遊技球の進入または前記入賞装置への入賞のタイミングに同期して前記報知態様設定手段が作動する
ものである。
本発明(請求項8に記載の第8発明)のパチンコ遊技機は、
前記第1発明ないし第7発明のいずれかにおいて
前記報知態様設定手段が遊技者が操作可能な操作ボタンによって構成されている
ものである。
本発明(請求項9に記載の第9発明)のパチンコ遊技機は、
前記第1発明ないし第8発明のいずれかにおいて、
前記報知手段が、音の種類が異なる複数の音態様で報知可能である
ものである。
本発明(請求項10に記載の第10発明)のパチンコ遊技機は、
第1発明ないし第9発明のいずれかにおいて
前記報知手段が、音量が異なる複数の音態様で報知可能である
ものである。
本発明(請求項11に記載の第11発明)のパチンコ遊技機は、
前記第1発明ないし第10発明のいずれかにおいて
前記報知手段が、音の周波数が異なる複数の音態様で報知可能である
ものである。
本発明(請求項1に記載の第1発明)のパチンコ遊技機は、遊技球の入球しやすい拡開状態と、遊技球の入球しにくい閉鎖状態を備えた複数の入賞装置を有するパチンコ遊技機において、前記変換機構が複数の進入穴からの遊技球の進入および入賞装置への入賞を検知して、前記入賞装置の拡開状態と閉鎖状態とを変換するとともに、前記入賞検知手段が複数の入賞装置のいずれか1つへの入賞を検知した場合においては、前記報知手段が遊技者にとって有利な入賞となるように予め設定されている少なくとも1つの入賞装置を示唆するような音態様によって報知するので、遊技者が報知された音態様により前記複数の入賞装置への入賞において遊技者にとって有利な入賞となる少なくとも1つの入賞装置を知ることができるという効果を奏する。また、前記複数の入賞装置への入賞において遊技者にとって有利な入賞となる少なくとも1つの入賞装置を示唆するので、遊技者にとって有利となる入賞順序の学習を可能にすることができるので、遊技者が遊技を行いながら興趣を持って遊技方法を習得することができるという効果を奏する。
本発明(請求項2に記載の第2発明)のパチンコ遊技機は、前記第1発明において、前記入賞検知手段が、前記複数の入賞装置の中で役割が同一のものの入賞は、1つの検知手段によって検出するので、必要となる検知手段の数を削減することによりパチンコ遊技機の製造コストを低減できるという効果を奏する。
本発明(請求項3に記載の第3発明)のパチンコ遊技機は、前記第1発明または第2発明において第2種非電動役物の中で役割が同一のものの入賞に対して1つの検知手段によって検出するので、必要となる検知手段の数を削減することによりパチンコ遊技機の製造コストを低減できるという効果を奏する。
本発明(請求項4に記載の第4発明)のパチンコ遊技機は、遊技球の入球しやすい拡開状態と、遊技球の入球しにくい閉鎖状態を備えた複数の入賞装置を有するパチンコ遊技機において、前記変換機構が複数の進入穴からの遊技球の進入および入賞装置への入賞を検知して、前記入賞装置の拡開状態と閉鎖状態とを変換するとともに、前記開閉状態検知手段により少なくとも1つの入賞装置の開閉状態を検知して、前記開閉状態検知手段により検知された少なくとも1つの入賞装置の開閉状態に基づいて、前記報知手段により前記複数の入賞装置への入賞において遊技者にとって有利な入賞となる少なくとも1つの入賞装置を示唆するような音態様によって報知するので、遊技者が報知された音態様によって前記複数の入賞装置への入賞において遊技者にとって有利な入賞となる少なくとも1つの入賞装置を知ることができるという効果を奏する。また、前記複数の入賞装置への入賞において遊技者にとって有利な入賞となる少なくとも1つの入賞装置を示唆するので、遊技者にとって有利となる入賞順序の学習を可能にすることができるので、遊技者が遊技を行いながら興趣を持って遊技方法を習得することができるという効果を奏する。
本発明(請求項5に記載の第5発明)のパチンコ遊技機は、前記第4発明において、前記報知手段が、前記開閉状態検知手段により検知された少なくとも1つの入賞装置の開閉状態に基づいて構成される入賞判定テーブルに従って、前記複数の入賞装置への入賞において遊技者にとって有利な入賞となる少なくとも1つの入賞装置を示唆するような音態様によって報知するので、遊技者が報知された音態様によって前記複数の入賞装置への入賞において遊技者にとって有利な入賞となる少なくとも1つの入賞装置を知ることができるという効果を奏する。また、前記複数の入賞装置への入賞において遊技者にとって有利な入賞となる少なくとも1つの入賞装置を示唆するので、遊技者にとって有利となる入賞順序の学習を可能にすることができるので、遊技者が遊技を行いながら興趣を持って遊技方法を習得することができるという効果を奏する。
本発明(請求項6に記載の第6発明)のパチンコ遊技機は、前記第1発明ないし第5発明のいずれかにおいて、前記報知態様設定手段が、前記複数の入賞装置への入賞において遊技者にとって有利な入賞となる少なくとも1つの入賞装置を示唆するような音態様の種類を設定するので、前記報知態様設定手段の作動を契機として報知する音態様の種類を変更するため、遊技者に興趣のある遊技を提供することができるという効果を奏する。
本発明(請求項7に記載の第7発明)のパチンコ遊技機は、前記第1発明ないし第6発明のいずれかにおいて、前記複数の進入穴への遊技球の進入または前記入賞装置への入賞のタイミングに同期して前記報知態様設定手段が作動するので、前記報知手段において報知される音態様の種類を明確にすることができるという効果を奏する。
本発明(請求項8に記載の第8発明)のパチンコ遊技機は、前記第1発明ないし第6発明のいずれかにおいて、遊技者が操作ボタンを操作することにより、遊技者の所望する音態様を選択することが可能であるので、遊技者の参加感を高めた興趣のある遊技を提供できるという効果を奏する。
本発明(請求項9に記載の第9発明)のパチンコ遊技機は、前記第1発明ないし第8発明のいずれかにおいて、音の種類が異なる複数の音態様によって遊技者にとって有利な入賞となる少なくとも1つの入賞装置を示唆するので、遊技者が報知された音の種類により興趣をもって遊技者にとって有利となる前記入賞装置への入賞順序を知ることができるという効果を奏する。
本発明(請求項10に記載の第10発明)のパチンコ遊技機は、前記第1発明ないし第9発明のいずれかにおいて、音量が異なる複数の音態様によって遊技者にとって有利な入賞となる少なくとも1つの入賞装置を示唆するので、遊技者が報知された異なる音量により興趣をもって遊技者にとって有利となる前記入賞装置への入賞順序を知ることができるという効果を奏する。
本発明(請求項11に記載の第11発明)のパチンコ遊技機は、前記第1発明ないし第10発明のいずれかにおいて、音の周波数が異なる複数の音態様によって遊技者にとって有利な入賞となる少なくとも1つの入賞装置を示唆するので、遊技者が報知された異なる音の周波数により興趣をもって遊技者にとって有利となる前記入賞装置への入賞順序を知ることができるという効果を奏する。
以下本発明の最良の実施の形態につき実施例に基づき、図面を用いて説明する。
本第1実施例のパチンコ遊技機は前記第1発明ないし第3発明および第9発明の実施例であり、第2種非電動役物12ないし15の左誘導部材および右誘導部材に誘導されて入賞した遊技球を検知する入賞検知手段2の検知出力に基づき入賞装置の1つないし3つを選択的に示唆するように音態様が設定されていて、装飾部材98Aないし98Dに描かれた複数の動物を示唆する動物の鳴き声の音態様が前記第2種非電動役物12ないし15への入賞において遊技者にとって有利となる少なくとも1つの前記第2種非電動役物12ないし15を示唆すべく報知するように構成した点を特徴とする。なお、該音態様は報知手段9としてのスピーカ99によって報知されるものである。
また、第2種非電動役物12ないし14の左誘導部材および右誘導部材に誘導されて入賞した遊技球を前記遊技盤100の後方に形成された遊技球導出路において同一経路を通過するように構成して、該同一経路に入賞検知スイッチ29を配設することにより、パチンコ遊技機製造に必要となる前記入賞検知スイッチの数を減らした点に特徴がある。
第1実施例のパチンコ遊技機は、図1ないし図12に示されるように、遊技球の入球しやすい拡開状態と、遊技球の入球しにくい閉鎖状態を備えた複数の入賞装置を有するパチンコ遊技機において、複数の進入穴からの遊技球の進入および入賞装置への入賞を検知して、入賞装置の拡開状態と閉鎖状態とを変換する変換機構1と、入賞装置への入賞を検知して、入賞情報を出力する入賞検知手段2と、入賞検知手段の検知出力に基づき遊技者にとって有利な入賞となる1つないし3つの入賞装置を示唆する音態様によって報知する報知手段9を備えるものである。
第1実施例のパチンコ遊技機は、図1ないし図12に示されるように遊技盤100に、遊技球が入球しやすい拡開状態と、遊技球が入球しにくい閉鎖状態を備えた第1種非電動役物10および11と、遊技球が入球しやすい拡開状態と、遊技球が入球しにくい閉鎖状態を備えた第2種非電動役物12ないし15が配設されている。
前記変換機構1は、遊技球の進入を検知して、前記第1種非電動役物および第2種非電動役物の誘導状態を変換する変換機構10Tないし15Tによって構成される。
前記入賞検知手段2は、各入賞装置への入賞を検知して入賞情報を出力する入賞検知スイッチ20、21、25、26、27および29によって構成される。
前記報知手段9は、前記入賞検知スイッチ20、21、25、26、27および29より出力された入賞情報に基づいて、前記入賞検知スイッチ毎に設定された音態様で報知するスピーカ99によって構成される。
第1実施例のパチンコ遊技機は、前記入賞検知スイッチ20、21、25、26、27および29より出力された入賞情報に基づいて同一または異なった音態様(すなわち音の発生態様)で報知する前記スピーカ99と、遊技球の進入によって前記第2種非電動役物12ないし15の一部を拡開状態へと変換する左ゲート30、中ゲート31および右ゲート32と、前記第2種非電動役物13の上入賞口への入賞を支持する下ゲート33と、遊技盤100の後方に形成された遊技球導出路を備えている。
前記第1種非電動役物10は、図4または図5に示されるように略扇形状に形成され対向して揺動可能に配設された左誘導部材40および右誘導部材41と、変換機構10Tにより構成されている。
前記変換機構10Tは、前記左誘導部材40および右誘導部材41の閉鎖状態においては前記左誘導部材40および右誘導部材41の下端部に当接支持することにより前記左誘導部材40および右誘導部材41を閉鎖状態に維持させるロック部材42と、前記ロック部材42と一体的に形成され上入賞口より入賞した遊技球を遊技盤100の後方に形成された遊技球導出路に誘導する第1のガイド部材43と、前記ロック部材42および第1のガイド部材43と対向して平行に形成され、前記左誘導部材40および右誘導部材41の拡開状態において、前記左誘導部材40および右誘導部材41に誘導されて入賞した遊技球を遊技盤100の後方に形成された遊技球導出路に誘導する第2のガイド部材45と、前記第1のガイド部材43の略中心位置に介挿され前記ロック部材42と、第1のガイド部材43、および第2のガイド部材45の揺動動作を支持する略円柱状の支持部材44により構成されている。
なお、前記左誘導部材40および右誘導部材41は、図4(a)に示されるようにその閉鎖状態において、前記第1種非電動役物10の上入賞口より入賞した遊技球は前記第1のガイド部材43上に落下して、図4(b)に示されるように前記第1のガイド部材43が前記支持部材44を支点として図4中時計方向に揺動動作するため、前記第1のガイド部材43と一体的に形成された前記ロック部材42と前記左誘導部材40および右誘導部材41との間に介挿された当接状態が解除されることにより、前記左誘導部材40および右誘導部材41が自重により拡開状態に変換される。
なお、図5(a)に示されるように前記左誘導部材40および右誘導部材41の拡開状態において、前記左誘導部材40および右誘導部材41に誘導されて入賞した遊技球は前記第2のガイド部材45上に落下して、図5(b)に示されるように前記第2のガイド部材45が前記支持部材44を支点として図5中時計方向に揺動動作するため、前記第1のガイド部材43と一体的に形成された前記ロック部材42が前記左誘導部材40および右誘導部材41との間に介挿されて当接状態となることにより、前記左誘導部材40および右誘導部材41が閉鎖状態に変換される。
なお、以下の説明では図4および図5に示されるように遊技球の進入により左誘導部材および右誘導部材を閉鎖状態から拡開状態へと変換する変換機構における範囲を拡開落下点OPとして表すとともに、左誘導部材および右誘導部材を拡開状態から閉鎖状態へと変換する変換機構における範囲を閉鎖落下点CLとして表す。
前記第1種非電動役物11および変換機構11Tは前記第1種非電動役物10および変換機構10Tと同様の構成であるため説明を省略する。
前記第2種非電動役物12は、図6ないし図9に示されるように略扇形状に形成された左誘導部材50および右誘導部材51と、動物の象が描かれた前記装飾部材98Aと、変換機構12Tにより構成されている。
前記変換機構12Tは、前記左誘導部材50および右誘導部材51の閉鎖状態においては前記左誘導部材50および右誘導部材51の下端部に当接支持することにより前記左誘導部材50および右誘導部材51を閉鎖状態に維持させるロック部材52と、前記ロック部材52と一体的に形成され上入賞口より入賞して拡開落下点OPに落下した遊技球を遊技盤100の後方に形成された遊技球導出路に誘導する第1のガイド部材53と、前記ロック部材52および第1のガイド部材53と対向して平行に形成され、前記左誘導部材50および右誘導部材51の拡開状態において、前記左誘導部材50および右誘導部材51に誘導されて入賞した遊技球を遊技盤100の後方に形成された遊技球導出路に誘導する第2のガイド部材55と、前記第1のガイド部材53の略中心位置に介挿され前記ロック部材52、第1のガイド部材53、および第2のガイド部材55の揺動動作を支持する略円柱状の支持部材54と、前記第1のガイド部材53の図中後方右端に穿設され後述する第2の左アーム58の揺動動作を連絡する円柱状の連絡棒56と、前記左ゲート30および中ゲート31を通過した遊技球の自重により押圧されて揺動し、一方の先端に前記第2の左アーム58の歯部と噛み合う歯部を有する略くの字状の第1の左アーム57と、一方の先端に前記第1の左アーム57の歯部と噛み合う歯部を有するとともに他方の先端において図9に示されるように前記連絡棒56と当接する突出部59を備え、前記第1の左アーム57が図中時計方向に揺動する場合には互いに噛み合う歯部において連絡して図中反時計方向に揺動する略Yの字状の第2の左アーム58により構成されている。
なお、前記第2の左アーム58が、図8(B)に示されるように遊技球の落下による前記第1の左アーム57の時計方向の揺動に応じて中反時計方向に揺動することにより前記連絡棒56が前記突出部59によって図8(B)中下方に揺動されるので、図7に示されるように前記第1のガイド部材53が前記支持部材54を支点として図7中反時計方向に揺動するため、前記左誘導部材50および右誘導部材51の下部に介挿されている前記ロック部材52のロック機構としての状態が解除され、前記左誘導部材50および右誘導部材51が拡開状態となる。
なお、上述したように図8(B)に示される前記左誘導部材50および右誘導部材51の拡開状態において、前記左誘導部材50および右誘導部材51に誘導されて入賞した遊技球は前記第2のガイド部材55の閉鎖落下点CLに落下して、前記第2のガイド部材55が前記支持部材54を支点として揺動動作するため前記第1のガイド部材53と一体的に形成された前記ロック部材52が前記左誘導部材50および右誘導部材51の下部に介挿され当接状態となることにより、前記左誘導部材50および右誘導部材51が閉鎖状態に変換される。
第2種非電動役物14および変換機構14Tは前記第2種非電動役物12および変換機構12Tと左右対称に構成されており、基本構成が同様であるため説明および図示を省略する。すなわち、第2種非電動役物14は上入賞口より入賞した場合に加え、前記中ゲート31および右ゲート32を遊技球が通過した場合に、該入賞した遊技球または通過した遊技球が前記第2種非電動役物14における拡開落下点OPに落下することにより拡開状態となるように構成されている。なお、前記第2種非電動役物14は、動物の象が描かれた前記装飾部材98Cを備えている。
なお、上記した前記変換機構12Tにおいて図8(B)を用いた説明と同様に、前記第2種非電動役物14は、左誘導部材および右誘導部材の拡開状態において、左誘導部材および右誘導部材に誘導されて入賞した遊技球は前記第2のガイド部材の閉鎖落下点CLに落下して、第2のガイド部材が支持部材を支点として揺動動作するため記第1のガイド部材と一体的に形成されたロック部材が左誘導部材および右誘導部材の下部に介挿され当接状態となることにより、左誘導部材および右誘導部材が閉鎖状態に変換される。
第2種非電動役物13は前記第1種非電動役物10と基本構成が同様であるため、相違点を中心に説明する。
前記第2種非電動役物13の変換機構13Tの動作原理は、図10に示されるように前記下ゲート33に支持されるか、または直接上入賞口へ入賞した遊技球が拡開落下点OPに落下することにより拡開状態に変換されるとともに、前記左ゲート30、中ゲート31および右ゲート32に進入した遊技球が拡開落下点OPに落下することにより拡開状態に変換されるものである。
なお、上述したように左誘導部材および右誘導部材の拡開状態において、左誘導部材および右誘導部材に誘導されて入賞した遊技球は第2のガイド部材の閉鎖落下点CLに落下して、第2のガイド部材が支持部材を支点として揺動動作するため記第1のガイド部材と一体的に形成されたロック部材が左誘導部材および右誘導部材と当接状態となることにより、左誘導部材および右誘導部材が閉鎖状態に変換される。また、前記第2種非電動役物13は、動物の象が描かれた前記装飾部材98Bを備えている。
第2種非電動役物15は前記第1種非電動役物10と基本構成が同様であるため、相違点を中心に説明する。
前記第2種非電動役物15の変換機構15Tの動作原理は、前記第2種非電動役物12、13および14の左誘導部材および右誘導部材に誘導されて入賞した遊技球が、図3に示されるように前記遊技盤100の後方に形成された遊技球導出路を通って、前記第2種非電動役物15の拡開落下点OPに落下することにより拡開状態に変換されるものである。
なお、上述したように左誘導部材および右誘導部材の拡開状態において、左誘導部材および右誘導部材に誘導されて入賞した遊技球は第2のガイド部材の閉鎖落下点CLに落下して、第2のガイド部材が支持部材を支点として揺動動作するため記第1のガイド部材と一体的に形成されたロック部材が左誘導部材および右誘導部材と当接状態となることにより、左誘導部材および右誘導部材が閉鎖状態に変換される。また、前記第2種非電動役物15は、動物のライオンが描かれた前記装飾部材98Dを備えている。(なお、装飾部材98Aないし98Dは図示しない。)
本第1実施例のパチンコ遊技機の制御システムの概要は図11に示されるように、メイン制御基板80に信号を出力する入賞検知手段2を構成する入賞検知スイッチ20、21、25、26、27および29と、メインCPU81、メインROM82およびメインRAM83を格納した前記メイン制御基板80と、前記メイン制御基板80からの信号を入力して前記スピーカ99に対して出力指令を出力する音声制御基板84と、前記メイン制御基板80からの信号を入力して賞球払出指令を出力する払出制御基板85によって構成される。
以下において、本第1実施例における前記スピーカ99によって報知される音態様(音の発生態様)の決定制御を説明する。
本第1実施例のパチンコ遊技機における第1種非電動役物10および11に遊技球が入賞すると図12に示されるように前記入賞検知スイッチ20および21に対応して設定された音態様(サ)が前記スピーカ99によって報知される。同様に、入賞口16および17に遊技球が入賞すると前記入賞検知スイッチ26および27に対応して設定された音態様(サ)が前記スピーカ99によって報知される。
なお、本第1実施例のパチンコ遊技機では一例として、音態様(サ)については、少なくとも動物の象およびライオンの鳴き声に相当することのない効果音もしくは電子音を発生させるものとする。
一方、前記第2種非電動役物12ないし14の前記左誘導部材および右誘導部材に誘導されて遊技球が入賞すると図12に示されるように前記入賞検知スイッチ29に対応して設定された音態様(ア)が前記スピーカ99によって報知される。また、第2種非電動役物15の前記左誘導部材および右誘導部材に誘導されて遊技球が入賞すると前記入賞検知スイッチ25に対応して設定された音態様(イ)が前記スピーカ99によって報知される。
なお、本第1実施例のパチンコ遊技機では一例として、音態様(ア)については、動物のライオンの鳴き声に相当する録音を再生するものとし、音態様(イ)については動物の象の鳴き声に相当する録音を再生するものとする。
すなわち、本第1実施例のパチンコ遊技機は上述したように遊技者にとって有利となる順序で前記第2種非電動役物12ないし15の前記左誘導部材および右誘導部材に誘導されて遊技球が入賞すると、例えば前記第2種非電動役物12ないし14の前記左誘導部材および右誘導部材に誘導されて遊技球が入賞し、動物のライオンの泣き声を発生させる音態様(ア)によって動物のライオンが描かれた前記装飾部材98Dを備えた前記第2種非電動役物15を示唆し、前記第2種非電動役物15の前記左誘導部材および右誘導部材に誘導されて遊技球が入賞し、動物の象の泣き声を発生させる音態様(イ)によって動物の象が描かれた前記装飾部材98Aないし98Cを備えた前記第2種非電動役物12ないし14を示唆し、前記第2種非電動役物12ないし14の前記左誘導部材および右誘導部材に誘導されて遊技球が入賞する等のように音態様(ア)と音態様(イ)が遊技者にとって有利な入賞順序となる少なくとも1つの前記第2種非電動役物12ないし15を常に示唆すべく報知する構成となっている。
以下、上記構成および作用の本第1実施例のパチンコ遊技機の効果について説明する。
本第1実施例のパチンコ遊技機は、前記入賞検知スイッチ20、21、25、26、27および29が複数の入賞装置のいずれか1つへの入賞を検知した場合においては、前記報知手段9が遊技者にとって有利な入賞となるように予め設定されている1つないし3つの前記第2種非電動役物12ないし15を示唆する動物の鳴き声の音態様によって報知するので、遊技者が報知された音態様により前記複数の入賞装置への入賞において遊技者にとって有利な入賞となる少なくとも1つの入賞装置を知ることができるという効果を奏する。
また、本第1実施例のパチンコ遊技機は、報知された該音態様によって遊技者にとって有利となる1つないし3つの前記第2種非電動役物12ないし15を動物の鳴き声によって示唆するため、遊技者に対して遊技者にとって有利となる入賞順序の学習を可能にすることができるので、遊技者が遊技を行いながら興趣を持って遊技方法を習得することができるという効果を奏する。
本第1実施例のパチンコ遊技機は、前記第2種非電動役物12ないし14の前記左誘導部材および右誘導部材に誘導されて入賞した遊技球を前記遊技盤100の後方に形成された遊技球導出路において同一経路を通過するように構成して、該同一経路に前記入賞検知スイッチ29を配設したので、前記複数の入賞装置の中で役割が同一のものの入賞を1つの検知手段によって検出したので、必要となる検知手段の数を削減することによりパチンコ遊技機の製造コストを低減することができるという効果を奏する。
上述した第1実施例においては、前記スピーカ99によって報知する音態様のリズムまたはテンポは変化しない構成としたが、本発明はこれに限定されるものではなく、リズムまたはテンポの異なる音態様(4分音符、8分音符等による差異がある音態様)によって遊技者にとって有利となる前記第2種非電動役物12ないし15を報知する変形例を採用することが出来る。
上述の第1実施例においては、遊技者にとって有利となる前記第2種非電動役物12ないし15への入賞順序を示唆するために、一例として動物の種類の異なる鳴き声の音態様を用いたが、本発明はこれに限定されるものではなく、報知される音量が異なる2段階の音形態を採用することもできるとともに、音の種類または音量による差異は上述した実施例に記載した2段階に限定されるものではなく、音の種類または音量の異なる音態様を3段階以上用いた形態を採用することが出来る。また、報知される音の種類は動物の鳴き声に限定されるものではなく、本発明の効果を有効に実現するにあたり、その他の動物の鳴き声、楽器の音色、人間の声、自然の音を録音したもの、シンセサイザーで合成した音、その他適宜選択した変形例を採用することが出来るものである。
本第1実施例のパチンコ遊技機のパチンコ遊技機は、音の種類が異なる複数の音態様によって遊技者にとって有利な入賞となる1つないし3つの前記第2種非電動役物12ないし15を示唆するので、遊技者が報知された音態様により興趣をもって遊技者にとって有利となる前記第2種非電動役物12ないし15への入賞順序を知ることができるという効果を奏する。
本第1実施例のパチンコ遊技機の変形例のパチンコ遊技機は、音量または音のリズムが異なる複数の音態様によって遊技者にとって有利な入賞となる1つないし3つの前記第2種非電動役物12ないし15を示唆するので、遊技者が報知された音態様により興趣をもって遊技者にとって有利となる前記第2種非電動役物12ないし15への入賞順序を知ることができるという効果を奏する。
また、本第1実施例のパチンコ遊技機は、音情報によって遊技者にとって有利となる前記第2種非電動役物12ないし15を報知するため、目の不自由な遊技者に対しても遊技者にとって有利となる前記第2種非電動役物12ないし15を報知することを可能にするという効果を奏する。
また、本第1実施例のパチンコ遊技機は、報知手段9としての1つの前記スピーカ99によって、遊技者にとって有利となる前記第2種非電動役物12ないし15を示唆するような音態様によって報知するので、必要となる報知手段の数を1つとすることによりパチンコ遊技機の製造コストを低減することができるという効果を奏する。
本第2実施例のパチンコ遊技機は、前記第4発明、第5発明および第9発明の実施例であり、前記第2種非電動役物12ないし15の開閉状態を検知する開閉状態検知手段92を備え、前記開閉状態検知手段92による前記第2種非電動役物12ないし15の開閉状態の検知出力に基づいて遊技者にとって有利な入賞となる1つまたは複数の前記第2種非電動役物12ないし15を判定する判定手段94における判定結果に基づいてスピーカ99が楽器の種類が異なった音色の音態様によって報知するように構成した点が、上述の第1実施例との主な相違点であり、以下相違点を中心に説明する。
第2実施例のパチンコ遊技機は、図13ないし図15に示されるように前記第2種非電動役物12ないし15の開閉状態を検知する開閉状態検知手段92と、前記開閉状態検知手段92における検知出力に基づいて構成される入賞判定テーブル93に従って、前記第2種非電動役物12ないし15への入賞が遊技者にとって有利となる1つまたは複数の前記第2種非電動役物12ないし15を判定する判定手段94と、前記判定手段94における判定結果に基づいて前記第2種非電動役物12ないし15に対応した楽器の音色の音態様を報知する報知手段9と、遊技球の進入によって前記第2種非電動役物12ないし15の一部を拡開状態へと変換する左ゲート30、中ゲート31および右ゲート32と、前記第2種非電動役物12ないし15への入賞を検知して入賞情報を出力する入賞検知スイッチ22ないし25と、前記第2種非電動役物12に配設され楽器のカスタネットが描かれた装飾部材982Aと、前記第2種非電動役物13に配設され楽器のピアノが描かれた装飾部材982Bと、前記第2種非電動役物14に配設され楽器のバイオリンが描かれた装飾部材982Cと、前記第2種非電動役物15に配設され楽器のフルートが描かれた装飾部材982Dとを備えている。(なお、装飾部材982Aないし982Dは図示しない。)
前記開閉状態検知手段92は、前記第2種非電動役物12の開閉状態を検知する開閉状態検知装置112、前記第2種非電動役物13の開閉状態を検知する開閉状態検知装置113、前記第2種非電動役物14の開閉状態を検知する開閉状態検知装置114および前記第2種非電動役物15の開閉状態を検知する開閉状態検知装置115により構成される。
前記開閉状態検知装置112は、図14(a)に示されるように、前記遊技盤100の裏面に前記第2種非電動役物12に対して一定距離下方に離して配設され、一端が固着されたバネ部材より成る薄板矩形状の揺動部材120と、前記揺動部材120の他端に回転自在に配設されたローラ状部材121とから成り、前記第2種非電動役物12が閉鎖状態の時には、前記ローラ状部材121が前記第2のガイド部材55の下端に当接して図中下方に押圧されるので、前記ローラ状部材121を一端に支持する前記揺動部材120が他端を中心として図中時計方向に揺動するので、前記揺動部材120と非接触の接点部材122が揺動してきた前記揺動部材120に接触して図中下方へ押圧され、前記第2種非電動役物12が閉鎖状態であることを検知するように構成されている。
なお、図14(b)に示されるように、前記第2種非電動役物12が拡開状態の時には、前記ローラ状部材121が図中反時計方向に揺動した前記第2のガイド部材55と非接触状態となるので、前記ローラ状部材121を一端に支持する前記揺動部材120が他端を中心として図中反時計方向に揺動するので、前記揺動部材120と接点部材122は非接触状態を維持して、前記第2種非電動役物12が拡開状態であることを検知するように構成されている。
また、前記開閉状態検知装置113ないし115については前記開閉状態検知装置112と同様の構成であるため説明を省略する。
前記入賞判定テーブル93は、図15に示されるように、前記第2種非電動役物12ないし15の開閉状態のデータと、該前記第2種非電動役物12ないし15の各開閉状態のデータと対応させたスピーカ99による報知音態様により構成され、予め前記ROM82に格納されている。
以下において、本第2実施例における前記スピーカ99によって報知される音態様の決定制御を説明する。
遊技が開始された後、前記左ゲート30に遊技球が進入した場合には、前記第2種非電動役物12および前記第2種非電動役物13が拡開状態にあり、前記第2種非電動役物14および前記第2種非電動役物15は閉鎖状態にある。なお、以下においてはこの状態を「状態1」として説明する。
ここで前記開閉状態検知手段92において検知された前記第2種非電動役物12ないし15の開閉状態のデータに基づき、図15に示される前記入賞判定テーブル93の上から4行目を参照して、遊技者にとって有利な入賞順序となる前記第2種非電動役物12および13に対応する楽器のカスタネットの音色とピアノの音色が前記スピーカ99によって短い周期で交互に繰り返し報知される。
上記した「状態1」において、前記第2種非電動役物12の前記左誘導部材および右誘導部材に誘導されて遊技球が入賞した場合には、前記第2種非電動役物13および前記第2種非電動役物15が拡開状態にあり、前記第2種非電動役物12および前記第2種非電動役物14は閉鎖状態にある。なお、以下においてはこの状態を「状態2」として説明する。
ここで上記した「状態2」において、前記開閉状態検知手段92において検知された前記第2種非電動役物12ないし15の開閉状態のデータに基づき、図15に示される前記入賞判定テーブル93の上から11行目を参照して、遊技者にとって有利な入賞順序となる前記第2種非電動役物15に対応する楽器のフルートの音色が前記スピーカ99によって報知される。
本第2実施例のパチンコ遊技機においては、上述したように前記第2種非電動役物12ないし15の前記左誘導部材および右誘導部材に誘導されて遊技球が入賞して前記入賞検知スイッチ22ないし25において該入賞が検知される毎に、上記した前記入賞判定テーブル93を参照して前記スピーカ99によって報知する音態様を選択する。
以下、上記構成および作用の本第2実施例のパチンコ遊技機の効果について説明する。
上記作用を奏する第2実施例のパチンコ遊技機は、遊技球の入球しやすい拡開状態と、遊技球の入球しにくい閉鎖状態を備えた複数の入賞装置を有するパチンコ遊技機において、前記変換機構1が複数の進入穴からの遊技球の進入および入賞装置への入賞を検知して、前記入賞装置の拡開状態と閉鎖状態とを変換するとともに、前記開閉状態検知手段92により前記第2種非電動役物12ないし15の開閉状態を検知して、前記開閉状態検知手段92により検知された開閉状態に基づいて、前記スピーカ99により前記第2種非電動役物12ないし15への入賞において遊技者にとって有利な入賞となる1つまたは複数の前記第2種非電動役物12ないし15を音態様によって報知するので、遊技者が報知された音態様によって前記第2種非電動役物12ないし15への入賞において遊技者にとって有利な入賞となる少なくとも1つの前記第2種非電動役物12ないし15を知ることができるという効果を奏する。
上記作用を奏する第2実施例のパチンコ遊技機は、前記スピーカ99が、前記開閉状態検知手段92により検知された前記第2種非電動役物12ないし15の開閉状態に基づいて構成される入賞判定テーブル93に従って、前記第2種非電動役物12ないし15への入賞において遊技者にとって有利な入賞となる1つまたは複数の前記第2種非電動役物12ないし15を示唆するような楽器の音色の音態様によって報知するので、遊技者が報知された音態様によって前記第2種非電動役物12ないし15への入賞において遊技者にとって有利な入賞となる1つまたは複数の前記第2種非電動役物12ないし15を知ることができるという効果を奏する。
また、上記作用を奏する第2実施例のパチンコ遊技機は、前記第2種非電動役物12ないし15への入賞において遊技者にとって有利な入賞となる1つまたは複数の前記第2種非電動役物12ないし15を楽器の音色により示唆するので、遊技者にとって有利となる入賞順序の学習を可能にすることができるので、遊技者が遊技を行いながら興趣を持って遊技方法を習得することができるという効果を奏する。
本第2実施例のパチンコ遊技機は、音の種類が異なる複数の音態様によって遊技者にとって有利な入賞となる1つまたは複数の前記第2種非電動役物12ないし15を楽器の音色により示唆するので、遊技者が報知された音態様により興趣をもって遊技者にとって有利となる前記第2種非電動役物12ないし15への入賞順序を知ることができるという効果を奏する。
本第3実施例のパチンコ遊技機は、前記第4発明ないし第7発明、第9発明および第11発明の実施例であり、前記第2種非電動役物12ないし15の開閉状態を検知する開閉状態検知手段92を備え、前記開閉状態検知手段92による前記第2種非電動役物12ないし15の開閉状態の検知出力に基づいて遊技者にとって有利な入賞順序となる1つまたは複数の前記第2種非電動役物12ないし15を判定する判定手段94における判定結果に基づいて、前記スピーカ99において音の種類が異なった音態様、または音の周波数(すなわち、音の高さ)が異なった音態様によって報知するように構成した点が、上述の第1実施例および第2実施例との主な相違点であり、以下相違点を中心に説明する。
また、本第3実施例のパチンコ遊技機は、左ゲート30および右ゲート32に遊技球が進入したことをゲート進入検知スイッチ28aおよび28cによって検知した時には、上述した第2実施例において説明した音の種類の差異により最適な前記第2種非電動役物12ないし15を示唆する報知態様の種類を選択して、中ゲート31に遊技球が進入したことをゲート進入検知スイッチ28bによって検知した時には、音の周波数(すなわち、音の高さ)の差異により最適な前記第2種非電動役物12ないし15を示唆する報知態様の種類を選択することを特徴とする。
第3実施例のパチンコ遊技機は、図14ないし図18に示されるように前記第2種非電動役物12ないし15の開閉状態を検知する開閉状態検知手段92と、前記開閉状態検知手段92における検知出力に基づいて構成される入賞判定テーブル933に従って、前記第2種非電動役物12ないし15への入賞において遊技者にとって有利となる前記第2種非電動役物12ないし15を判定する判定手段94と、前記判定手段94における判定結果に基づいて発生させる音の種類が異なった音態様、または発生させる音の周波数が異なった音態様を出力する報知手段9と、遊技球の進入によって前記第2種非電動役物12ないし15の一部を拡開状態へと変換する左ゲート30、中ゲート31および右ゲート32と、該左ゲート30への遊技球の進入を検知するゲート進入スイッチ28a、該中ゲート31への遊技球の進入を検知するゲート進入スイッチ28bおよび該右ゲート32への遊技球の進入を検知するゲート進入スイッチ28cと、前記第2種非電動役物12に配設され楽器のカスタネットが描かれるとともに、五線と、下第一線と、長調における主音のドを示す8分音符とが描かれた装飾部材983Aと、前記第2種非電動役物13に配設され楽器のピアノが描かれるとともに、五線と、長調におけるミを示す8分音符とが描かれた装飾部材983Bと、前記第2種非電動役物14に配設され楽器のバイオリンが描かれるとともに、五線と、長調におけるソを示す8分音符とが描かれた装飾部材983Cと、前記第2種非電動役物15に配設され楽器のフルートが描かれるとともに、五線と、長調におけるシを示す8分音符とが描かれた装飾部材983Dとを備えている。(なお、装飾部材983Aないし983Dは図示しない。)
前記開閉状態検知手段92は、上述した第2実施例と同様の作用および構成であるため説明を省略する。
前記入賞判定テーブル933は、図15に示されるように前記左ゲート30および右ゲート32に遊技球が進入したことが検知された時に選択されて、前記第2種非電動役物12ないし15の開閉状態のデータと、該前記第2種非電動役物12ないし15の各開閉状態のデータと対応させた音の種類の差異により最適な前記第2種非電動役物12ないし15を示唆するための報知音態様により構成されたテーブルと、図19に示されるように前記中ゲート31に遊技球が進入したことが検知された時に選択されて、前記第2種非電動役物12ないし15の開閉状態のデータと、該前記第2種非電動役物12ないし15の各開閉状態のデータと対応させた音の周波数の差異により最適な前記第2種非電動役物12ないし15を示唆する報知音態様により構成されたテーブルとから成り、予め前記ROM82に格納されている。
以下において、本第3実施例における前記スピーカ99によって報知される音態様の決定制御を説明する。
最初に、前記左ゲート30遊技球が進入したことをゲート進入検知スイッチ28aによって検知した時には、前記開閉状態検知手段92において検知された前記第2種非電動役物12ないし15の開閉状態のデータに基づき、図15に示される前記入賞判定テーブル933のテーブルの上から4行目を参照して、遊技者にとって有利な入賞順序となる前記第2種非電動役物12および13に対応する楽器のカスタネットの音色とピアノの音色が前記スピーカ99によって短い周期で交互に繰り返し報知される。
また、上述した「状態1」において、前記第2種非電動役物12の前記左誘導部材および右誘導部材に誘導されて遊技球が入賞した場合には、前記第2種非電動役物13および前記第2種非電動役物15が拡開状態にあり、前記第2種非電動役物12および前記第2種非電動役物14は閉鎖状態にある。
ここで前記開閉状態検知手段92において検知された前記第2種非電動役物12ないし15の開閉状態のデータに基づき、図15に示される前記入賞判定テーブル933のテーブルの上から11行目を参照して、遊技者にとって有利な入賞順序となる前記第2種非電動役物15に対応する楽器のフルートの音色が前記スピーカ99によって報知される。
次に、前記中ゲート31に遊技球が進入したことをゲート進入検知スイッチ28bによって検知した時には、前記開閉状態検知手段92において検知された前記第2種非電動役物12ないし15の開閉状態のデータに基づき、図18に示される前記入賞判定テーブル933のテーブルの上から2行目を参照して、遊技者にとって有利な入賞順序となる前記第2種非電動役物12ないし14を示唆する音の高さ(すなわち、音の周波数)が長調における主音のド、ミおよびソである効果音または電子音が前記スピーカ99によって短い周期で交互に繰り返し報知される。
また、前記中ゲート31に遊技球が進入したことをゲート進入検知スイッチ28bによって検知した後に、前記第2種非電動役物12の前記左誘導部材および右誘導部材に誘導されて遊技球が入賞した場合には、前記第2種非電動役物13、前記第2種非電動役物14および前記第2種非電動役物15が拡開状態にあり、前記第2種非電動役物12は閉鎖状態にある。
ここで前記開閉状態検知手段92において検知された前記第2種非電動役物12ないし15の開閉状態のデータに基づき、図18に示される前記入賞判定テーブル933のテーブルの上から9行目を参照して、遊技者にとって有利な入賞順序となる前記第2種非電動役物15を示唆する音の高さ(すなわち、音の周波数)が長調におけるシである効果音または電子音が前記スピーカ99によって報知される。
本第3実施例のパチンコ遊技機においては、上述したように前記第2種非電動役物12ないし15の前記左誘導部材および右誘導部材に誘導されて遊技球が入賞して前記入賞検知スイッチ22ないし25において該入賞が検知される毎に、上記した前記入賞判定テーブル933を参照して前記スピーカ99によって報知する音態様を選択する。また、前記左ゲート30、中ゲート31または右ゲート32に遊技球が進入して前記ゲート進入検知スイッチ28aないし28cにおいて該進入が検知される毎に、前記スピーカ99において行なわれる報知態様の種類を選択する。
以下、上記構成および作用の本第3実施例のパチンコ遊技機の効果について説明する。
上記作用を奏する第3実施例のパチンコ遊技機は、遊技球の入球しやすい拡開状態と、遊技球の入球しにくい閉鎖状態を備えた複数の入賞装置を有するパチンコ遊技機において、前記変換機構1が複数の進入穴からの遊技球の進入および入賞装置への入賞を検知して、前記入賞装置の拡開状態と閉鎖状態とを変換するとともに、前記開閉状態検知手段92により前記第2種非電動役物12ないし15の開閉状態を検知して、前記開閉状態検知手段92により検知された開閉状態に基づいて、前記スピーカ99の報知出力により前記第2種非電動役物12ないし15への入賞において遊技者にとって有利な入賞となる1つまたは複数の前記第2種非電動役物12ないし15を音態様によって報知するので、遊技者が報知された音態様によって前記第2種非電動役物12ないし15への入賞において遊技者にとって有利な入賞となる1つまたは複数の前記第2種非電動役物12ないし15を知ることができるという効果を奏する。
上記作用を奏する第3実施例のパチンコ遊技機は、前記開閉状態検知手段92により検知された前記第2種非電動役物12ないし15の開閉状態に基づいて構成される入賞判定テーブル933に従って、前記スピーカ99の報知出力により前記第2種非電動役物12ないし15への入賞において遊技者にとって有利な入賞となる1つまたは複数の前記第2種非電動役物12ないし15を示唆する音態様によって報知するので、遊技者が報知された音態様によって前記第2種非電動役物12ないし15への入賞において遊技者にとって有利な入賞となる1つまたは複数の前記第2種非電動役物12ないし15を知ることができるという効果を奏する。
また、上記作用を奏する第3実施例のパチンコ遊技機は、前記第2種非電動役物12ないし15への入賞において遊技者にとって有利な入賞となる1つまたは複数の前記第2種非電動役物12ないし15を示唆するので、遊技者にとって有利となる入賞順序の学習を可能にすることができるので、遊技者が遊技を行いながら興趣を持って遊技方法を習得することができるという効果を奏する。
上記作用を奏する第3実施例のパチンコ遊技機は、前記報知態様設定手段が、前記複数の前記第2種非電動役物12ないし15への入賞において遊技者にとって有利な入賞となる1つまたは複数の前記第2種非電動役物12ないし15を示唆する音態様のを設定するので、前記報知態様設定手段の作動を契機として報知する音態様の種類を変更するため、遊技者に興趣のある遊技を提供することができるという効果を奏する。
上記作用を奏する第3実施例のパチンコ遊技機は、前記左ゲート30、中ゲート31または右ゲート32への遊技球の進入のタイミングに同期して前記報知態様設定手段が作動するので、前記報知手段において報知される音態様の種類を明確にすることができるという効果を奏する。
本第3実施例のパチンコ遊技機は、音の種類が異なる複数の音態様によって遊技者にとって有利な入賞となる少なくとも1つの前記第2種非電動役物12ないし15を音の種類の異なる音態様によって示唆するので、遊技者が報知された音態様により興趣をもって遊技者にとって有利となる前記第2種非電動役物12ないし15への入賞順序を知ることができるという効果を奏する。
本第3実施例のパチンコ遊技機は、音の高さ(すなわち、音の周波数)が異なる複数の音態様によって遊技者にとって有利な入賞となる1つまたは複数の前記第2種非電動役物12ないし15を示唆するので、遊技者が報知された音態様により興趣をもって遊技者にとって有利となる前記第2種非電動役物12ないし15への入賞順序を知ることができるという効果を奏する。
本第4実施例のパチンコ遊技機は、前記第4発明および第5発明の実施例であり、前記第2種非電動役物12ないし15の開閉状態を検知する開閉状態検知手段92を備え、前記開閉状態検知手段92による前記第2種非電動役物12ないし15の開閉状態の検知出力に基づいて遊技者にとって有利な入賞となる1つまたは複数の前記第2種非電動役物12ないし15を判定する判定手段94における判定結果に基づいて、前記第2種非電動役物12ないし15に対応するように配設されたスピーカ994Aないし994Dによって音態様が報知されるように構成した点が、上述の第1実施例ないし第3実施例との主な相違点であり、以下相違点を中心に説明する。
第4実施例のパチンコ遊技機は、図13、図14および図19に示されるように前記第2種非電動役物12ないし15の開閉状態を検知する開閉状態検知手段92と、前記開閉状態検知手段92における検知出力に基づいて構成される入賞判定テーブル934に従って、前記第2種非電動役物12ないし15への入賞が遊技者にとって有利となる1つまたは複数の前記第2種非電動役物12ないし15を判定する判定手段94と、前記判定手段94における判定結果に基づいて前記第2種非電動役物12ないし15に対応するように配設されたスピーカ994Aないし994Dによって音態様を報知する報知手段9と、遊技球の進入によって前記第2種非電動役物12ないし15の一部を拡開状態へと変換する左ゲート30、中ゲート31および右ゲート32と、前記第2種非電動役物12に配設されたスピーカ994Aと、前記第2種非電動役物13に配設されたスピーカ994Bと、前記第2種非電動役物14に配設されたスピーカ994Cと、前記第2種非電動役物15に配設されたスピーカ994Dとを備えている。(なお、スピーカ994Aないし994Dは図示しない。)
前記開閉状態検知手段92は、上述した第2実施例および第3実施例と同様の作用および構成であるため説明を省略する。
前記入賞判定テーブル934は、図19に示されるように、前記第2種非電動役物12ないし15の開閉状態のデータと、該前記第2種非電動役物12ないし15の各開閉状態のデータと対応させた前記スピーカ994Aないし994Dによる報知音態様により構成され、予め前記ROM82に格納されている。
以下において、本第4実施例における前記スピーカ994Aないし994Dによって報知される音態様の決定制御を説明する。
ここで、上述した「状態1」において、前記開閉状態検知手段92において検知された前記第2種非電動役物12ないし15の開閉状態のデータに基づき、図19に示される前記入賞判定テーブル934の上から4行目を参照して、遊技者にとって有利な入賞順序となる前記第2種非電動役物12および13に対応する前記スピーカ994Aないし994Bによって効果音または電子音が短い周期で交互に繰り返し報知される。
また、上述した「状態2」において、前記開閉状態検知手段92において検知された前記第2種非電動役物12ないし15の開閉状態のデータに基づき、図19に示される前記入賞判定テーブル934の上から11行目を参照して、遊技者にとって有利な入賞順序となる前記第2種非電動役物15に対応する前記スピーカ994Dによって効果音または電子音が報知される。
本第4実施例のパチンコ遊技機においては、上述したように前記第2種非電動役物12ないし15の前記左誘導部材および右誘導部材に誘導されて遊技球が入賞して前記入賞検知スイッチ22ないし25において該入賞が検知される毎に、上記した前記入賞判定テーブル934を参照して前記スピーカ994Aないし994Dによって報知する音態様を選択する。
以下、上記構成および作用の本第4実施例のパチンコ遊技機の効果について説明する。
上記作用を奏する第4実施例のパチンコ遊技機は、遊技球の入球しやすい拡開状態と、遊技球の入球しにくい閉鎖状態を備えた複数の入賞装置を有するパチンコ遊技機において、前記変換機構1が複数の進入穴からの遊技球の進入および入賞装置への入賞を検知して、前記入賞装置の拡開状態と閉鎖状態とを変換するとともに、前記開閉状態検知手段92により前記第2種非電動役物12ないし15の開閉状態を検知して、前記開閉状態検知手段92により検知された開閉状態に基づいて、前記スピーカ994Aないし994Dにより前記第2種非電動役物12ないし15への入賞において遊技者にとって有利な入賞となる1つまたは複数の前記第2種非電動役物12ないし15を音態様によって報知するので、遊技者が報知された音態様によって前記第2種非電動役物12ないし15への入賞において遊技者にとって有利な入賞となる少なくとも1つの前記第2種非電動役物12ないし15を知ることができるという効果を奏する。
上記作用を奏する第4実施例のパチンコ遊技機は、前記スピーカ994Aないし994Dが、前記開閉状態検知手段92により検知された前記第2種非電動役物12ないし15の開閉状態に基づいて構成される入賞判定テーブル93に従って、前記第2種非電動役物12ないし15への入賞において遊技者にとって有利な入賞となる1つまたは複数の前記第2種非電動役物12ないし15に配設されたスピーカからの音によって示唆するような音態様(すなわち、音の発生位置)によって報知するので、遊技者が報知された音態様によって前記第2種非電動役物12ないし15への入賞において遊技者にとって有利な入賞となる1つまたは複数の前記第2種非電動役物12ないし15を知ることができるという効果を奏する。
また、上記作用を奏する第4実施例のパチンコ遊技機は、前記第2種非電動役物12ないし15への入賞において遊技者にとって有利な入賞となる1つまたは複数の前記第2種非電動役物12ないし15を示唆するので、遊技者にとって有利となる入賞順序の学習を可能にすることができるので、遊技者が遊技を行いながら興趣を持って遊技方法を習得することができるという効果を奏する。
本第4実施例のパチンコ遊技機は、音源が異なる複数の音態様によって遊技者にとって有利な入賞となる1つまたは複数の前記第2種非電動役物12ないし15を示唆するので、遊技者が報知された音態様により興趣をもって遊技者にとって有利となる前記第2種非電動役物12ないし15への入賞順序を知ることができるという効果を奏する。
上述の実施例は、説明のために例示したもので、本発明としてはそれらに限定されるものではなく、特許請求の範囲、発明の詳細な説明および図面の記載から当業者が認識することができる本発明の技術的思想に反しない限り、変更および付加が可能である。
上述した第1実施例ないし第4実施例においては、前記報知手段9の形態の一例として歌、交響曲、電子音、効果音、音声、台詞またはその他を発生する音の発生手段として前記スピーカ99または前記スピーカ994Aないし994Dを用いたが、本発明はこれに限定されるものではなく、報知指令出力により作動するモータまたはソレノイド、ぜんまい等によりオルゴールまたはベル等に音を発生させる形態を採用することが出来る。また、空気の振動を発生させる装置を備えることにより、音態様を発生させる構成を採用することも出来るものであり、どのような装置または形態によって報知する音態様を発生させるかについては、本発明の効果を実現するにあたり有効的に適宜選択できるものであり、上述したスピーカ99または前記スピーカ994Aないし994Dによるものに限定されない。
第1実施例ないし第3実施例のパチンコ遊技機において、前記装飾部材に描かれる図柄を楽器もしくは動物を採用することによって、前記報知手段9によって報知する音態様と対応させて遊技者にとって有利となる前記第2種非電動役物12ないし15を示唆する構成としたが、本発明はこれに限定されるものではなく、遊技者にとって有利となる前記第2種非電動役物12ないし15を示唆可能であるとともに効果的な報知演出を実現するものであれば、音態様と対応可能なその他の動物、植物、キャラクター、文字等を適宜選択して採用することが出来る。また、第1実施例ないし第3実施例においては、音態様と対応させた図柄を前記第2種非電動役物12ないし15に配設された前記装飾部材に描くことにより遊技者にとって有利となる前記第2種非電動役物12ないし15を示唆する構成としたが、本発明はこれに限定されることなく前記第2種非電動役物12ないし15と対応させて遊技者にとって有利となる前記第2種非電動役物12ないし15を示唆する作用を奏する範囲内においては、前記遊技盤100に音態様と対応させた図柄を描くとともに、該図柄と前記第2種非電動役物12ないし15を対応させる形態を採用することができる。
上述した第1実施例ないし第3実施例においては前記装飾部材は、前記スピーカ99によって報知する音態様と対応させた図柄が描かれた構成としたが、本発明はこれに限定されるものではなく、該装飾部材を前記スピーカ99によって報知する音態様と対応させた図柄を模った形に形成する形態を採用することができる。
前記第1実施例ないし第4実施例に記載したパチンコ遊技機においては、一例として前記スピーカ99または前記スピーカ994Aないし994Dによって実現される音情報を用いての報知形態を採用したが、本発明はこれに限定されるものではなくLEDまたはおよびドット表示部等を用いた光情報による報知形態、ソレノイドまたはモータを用いた報知役物による報知形態、またはおよび電気的駆動力を用いずに該報知役物を作動させることにより実現される報知形態等を本発明の効果を実現するにあたり有効的に適宜組み合わせることが出来るものである。
上述した第2実施例ないし第4実施例においては、前記判定手段94の判定結果に基づいて、すなわち前記開閉状態検知手段92において検知された前記第2種非電動役物12ないし15の開閉状態のデータに基づき、前記スピーカ99によって遊技者にとって有利となる前記第2種非電動役物12ないし15を示唆すべく音態様によって報知を行なう構成としたが、本発明はこれに限定されるものでなく一例として、前記入賞検知スイッチ20ないし27の検知出力に基づき、遊技者にとって有利となる前記第2種非電動役物12ないし15を示唆すべく音態様によって報知を行なう形態を採用することが出来る。
なお、遊技者にとって有利な順序でない入賞検知スイッチの検知出力が出された場合、または前記開閉状態検知手段92において検知される前記第2種非電動役物12ないし15の開閉状態のデータが、前記第2種非電動役物12ないし15へ遊技球が入賞する前の開閉状態のデータと入賞した後の開閉状態のデータを参照して、遊技者にとって有利な順序とならない前記第2種非電動役物12ないし15へ遊技球が入賞したと判定された場合には、前記スピーカ99または前記スピーカ994Aないし994Dによる報知態様を異なった報知態様に変更する形態または、報知態様を停止する形態を採用して、有利な順序とならなかったことを知らしめることが出来る。なお、前記スピーカ99または前記スピーカ994Aないし994Dによる報知を停止した後には、前記左ゲート30、中ゲート31または右ゲート32への遊技球の進入を検知する等の一定条件を満たすと再び前記スピーカ99による報知が開始される構成とすることが出来る。
前記第2実施例ないし第4実施例のパチンコ遊技機においては報知する音態様を選択する前記入賞判定テーブル93、933および934を図13および図16に示されるようにメイン制御基板に備えた構成としたが、前記入賞判定テーブル93、933および934を音声制御基板に格納して、前記開閉状態検知手段92等の検知出力に従い音声制御基板においてメイン制御基板とは独立して報知する音態様を選択する構成とすることが出来る。
前記第1実施例においては、一例として前記第2種非電動役物12ないし14の前記左誘導部材および右誘導部材に誘導されて入賞した遊技球を前記遊技盤100の後方に形成された遊技球導出路において同一経路を通過するように構成して、該同一経路に前記入賞検知スイッチを配設したが、本発明はこれに限定されるものではなく、前記第1種非電動役物10および11、前記第2種非電動役物12ないし15および前記入賞口16および17の何れの組み合わせに対して共通の入賞検知スイッチを備えるかは、本発明の効果を実現するにあたり有効的に適宜選択できるものである。
前記第1実施例においては、前記第2種非電動役物12ないし14の前記左誘導部材および右誘導部材に誘導されて入賞した遊技球を前記遊技盤100の後方に形成された遊技球導出路において同一経路を通過するように構成して、該同一経路に前記入賞検知スイッチを配設したが、本発明を第2実施例ないし第4実施例に適用することができる。
上述の第2実施例においては、報知する音態様を音の種類が異なる楽器のカスタネット、ピアノ、バイオリン、フルートの音色の4種類としたが、本発明はこれに限定されるものではなく、4種類以上の音の種類または4種類より少ない数の音源を用いて報知する形態を採用することが出来るとともに、報知する音態様はその他の楽器の音色も採用出来るものであるとともに、本発明の効果を有効に実現するにあたり、その他の動物の鳴き声、人間の声、自然の音を録音したもの、シンセサイザーで合成した音、その他の音の種類を適宜選択出来るものである。
前記第3実施例においては前記左ゲート30、中ゲート31または右ゲート32に遊技球が進入した時に選択される音態様の種類を一例として2種類備える構成としたが、本発明はこれに限定されるものでなく該音態様の種類を複数種類備え、該複数の音態様の種類を遊技状況に応じて選択的に用いるものであればよい。
第3実施例のパチンコ遊技機においては、音の高さの異なる電子音または効果音によって遊技者にとって有利となる前記第2種非電動役物12ないし15を報知する構成としたが、本発明はこれに限定されることなく、音の高さが異なるとともに前記装飾部材983Aないし983Dに描かれた楽器の音色の音態様によって遊技者にとって有利となる前記第2種非電動役物12ないし15を報知する形態を採用することができる。また、本発明の効果を実現するにあたり第1実施例ないし第3実施例において上述した音の種類または音の高さの差異を適宜選択組み合わせた形態を採用することが出来る。
第3実施例においては、遊技球が前記左ゲート30、中ゲート31または右ゲート32のいずれに進入するかに応じて音態様の種類を選択する構成としたが、本発明はこれに限定されるものではなく、前記入賞検知スイッチ20ないし27および29のいずれかにおいて検知出力が出された時に音態様の種類を選択する形態を採用することができる。また、遊技者が操作可能な操作ボタンを本発明のパチンコ遊技機に配設して、該操作ボタンを操作することにより音態様の種類を選択する形態を採用することもできる。
第3実施例のパチンコ遊技機においては、音の周波数の範囲を長調における主音ドないしシの範囲内において周波数の異なる電子音または効果によって報知する構成としたが、本発明はこれに限定されることなく、報知する周波数の範囲を上記した範囲以外に設定することが出来る。また、遊技者が操作可能な操作ボタンを本発明の遊技機に配設して、遊技者が該操作ボタンを操作することにより報知する周波数の範囲を選択または調整可能な構成とすることが出来る。なお、該操作ボタンは本発明の効果を実現するにあたり第1実施例、第2実施例および第4実施例においても適用出来るものであり、音量、音の種類および音のリズムを選択または調整する用途、および報知される音態様の一時停止または再生機能としての用途等に用いることが出来る。
第4実施例のパチンコ遊技機においては、前記スピーカ994Aないし994Dによって報知する音態様を効果音または電子音としたが、本発明はこれに限定されるものではなく、発明の効果を有効に実現するにあたり、動物の鳴き声、人間の声、自然の音を録音したもの、シンセサイザーで合成した音、その他の音の種類を適宜選択出来るとともに、前記スピーカ994Aないし994Dによって報知される音態様は音の種類、音の周波数またはおよび音のリズム等の変化を付加することも出来る。
前記第1実施例ないし第4実施例に記載したパチンコ遊技機においては、入賞検知手段の検知出力に基づいて遊技者にとって有利な入賞となる次に入賞すべき少なくとも1つの入賞装置を示唆することにより報知する形態を採用したが、本発明はこれに限定されることなく、遊技球の入球しやすい拡開状態と、遊技球の入球しにくい閉鎖状態を備えた複数の入賞装置を有するとともに、遊技球が複数の進入穴へ進入した時および入賞装置へ入賞した時に、入賞装置の拡開状態と閉鎖状態とを変換する変換機構とを備え、遊技球の動きによって動く部材の動きにより作動するもしくは作動を停止するスピーカ等の音態様によって、遊技者にとって有利な入賞となる次に入賞すべき少なくとも1つの入賞装置を示唆することにより報知する形態を採用することが出来る。
遊技球の入球しやすい拡開状態と、遊技球の入球しにくい閉鎖状態を備えた複数の入賞装置を有するパチンコ遊技機において、複数の進入穴からの遊技球の進入および入賞装置への入賞を検知して、入賞装置の拡開状態と閉鎖状態とを変換する変換機構と、入賞装置への入賞を検知して、入賞情報を出力する入賞検知手段と、複数の入賞装置のいずれか1つに入賞した場合においては、遊技者にとって有利な入賞となるように予め設定されている少なくとも1つの入賞装置を示唆するような音態様によって報知する報知手段から成るように構成され、遊技者が報知された音態様により前記複数の入賞装置への入賞において遊技者にとって有利な入賞となる少なくとも1つの入賞装置を知ることができるという用途に適用できる。
本発明の第1実施例ないし第3実施例パチンコ遊技機を示す正面図である。 本第1実施例ないし第3実施例のパチンコ遊技機の遊技盤面を示す正面図である。 本第1実施例のパチンコ遊技機の遊技盤裏面に配設された、遊技球導出路、変換機構および入賞検知スイッチを示す裏面図である。 本第1実施例ないし第3実施例のパチンコ遊技機の第1種非電動役物および変換機構を示す部分拡大正面図および部分拡大斜視図である。 本第1実施例ないし第3実施例のパチンコ遊技機の第1種非電動役物および変換機構を示す部分拡大側面図および部分拡大正面図である。 本第1実施例ないし第3実施例のパチンコ遊技機の第2種非電動役物および変換機構を示す部分拡大正面図および部分拡大斜視図である。 本第1実施例ないし第3実施例のパチンコ遊技機の第2種非電動役物および変換機構を示す部分拡大側面図および部分拡大正面図である。 本第1実施例ないし第3実施例のパチンコ遊技機の第2種非電動役物および変換機構の要部を示す部分拡大正面図である。 本第1実施例ないし第3実施例のパチンコ遊技機の第2種非電動役物および変換機構の要部を示す部分拡大上面図である。 本第1実施例ないし第3実施例のパチンコ遊技機の第2種非電動役物、左ゲート、中ゲート、右ゲート、下ゲートおよび変換機構の要部を示す部分拡大正面図および部分拡大断面図である。 本第1実施例のパチンコ遊技機における報知する音態様を選択して報知するための制御ブロック図である。 本第1実施例のパチンコ遊技機において、入賞検知スイッチと報知される音態様の対応関係を示す説明図である。 本第2実施例のパチンコ遊技機における報知する音態様を選択して報知するための制御ブロック図である。 本第2実施例および第3実施例のパチンコ遊技機における、第2種非電動役物と開閉状態検知装置の位置関係を示す部分拡大側面図である。 本第2実施例および第3実施例の入賞判定テーブルの詳細を示した説明図である。 本第3実施例のパチンコ遊技機における報知する音態様を選択して報知するための制御ブロック図である。 本第2実施例および第3実施例のパチンコ遊技機の遊技盤裏面に配設された、遊技球導出路、変換機構および入賞検知スイッチを示す裏面図である。 本第3実施例の入賞判定テーブルの詳細を示した説明図である。 本第4実施例の入賞判定テーブルの詳細を示した説明図である。 従来のパチンコ遊技機において、各役物装置と該各役物装置への入賞順序の適否に関係しない予め設定された効果音との対応関係を示した説明図。
符号の説明
1 変換機構
2 入賞検知手段
9 報知手段
10ないし11 第1種非電動役物
12ないし15 第2種非電動役物
10Tないし15T 変換機構
16ないし17 入賞口
20ないし27および29 入賞検知スイッチ
28anないし28d ゲート進入検知スイッチ
30 左ゲート
31 中ゲート
32 右ゲート
33 下ゲート
40および50 左誘導部材
41および51 右誘導部材
42および52 ロック部材
43および53 第1のガイド部材
44および54 支持部材
45および55 第2のガイド部材
56 連絡棒
57 第1の左アーム
58 第2の左アーム
59 突出部材
80 メイン制御基板
81 CPU
82 ROM
83 RAM
84 音声制御基板
85 払出制御基板
92 開閉状態検知手段
93 入賞判定テーブル
94 判定手段
98Aないし98D 装飾部材
100 遊技盤
112ないし115 開閉状態検知装置
120 揺動部材
121 ローラ状部材
122 接点部材
982Aないし982D 装飾部材
983Aないし983D 装飾部材
994Aないし994D スピーカ
CL 閉鎖落下点
OP 拡開落下点

Claims (11)

  1. 遊技球の入球しやすい拡開状態と、遊技球の入球しにくい閉鎖状態を備えた複数の入賞装置を有するパチンコ遊技機において、
    複数の進入穴からの遊技球の進入および入賞装置への入賞を検知して、入賞装置の拡開状態と閉鎖状態とを変換する変換機構と、
    入賞装置への入賞を検知して、入賞情報を出力する入賞検知手段と、
    複数の入賞装置のいずれか1つに入賞した場合においては、遊技者にとって有利な入賞となるように予め設定されている少なくとも1つの入賞装置を示唆するような音態様によって報知する報知手段から成る
    ことを特徴とするパチンコ遊技機。
  2. 請求項1において、
    前記入賞検知手段が、前記複数の入賞装置の中で役割が同一のものの入賞は、1つの検知手段によって検出する
    ことを特徴とするパチンコ遊技機。
  3. 請求項1または請求項2において
    前記複数の入賞装置が、第2種非電動役物によって構成される
    ことを特徴とするパチンコ遊技機。
  4. 遊技球の入球しやすい拡開状態と、遊技球の入球しにくい閉鎖状態を備えた複数の入賞装置を有するパチンコ遊技機において、
    複数の進入穴からの遊技球の進入および入賞装置への入賞を検知して、入賞装置の拡開状態と閉鎖状態とを変換する変換機構と、
    少なくとも1つの入賞装置の開閉状態を検知する開閉状態検知手段と、
    前記開閉状態検知手段により検知された少なくとも1つの入賞装置の開閉状態に基づいて、前記複数の入賞装置への入賞において遊技者にとって有利な入賞となる少なくとも1つの入賞装置を示唆するような音態様によって報知する報知手段から成る
    ことを特徴とするパチンコ遊技機。
  5. 請求項4において、
    前記報知手段が、前記開閉状態検知手段により検知された少なくとも1つの入賞装置の開閉状態に基づいて構成される入賞判定テーブルに従って、前記複数の入賞装置への入賞において遊技者にとって有利な入賞となる少なくとも1つの入賞装置を示唆するような音態様によって報知する
    ことを特徴とするパチンコ遊技機。
  6. 請求項1ないし請求項5のいずれかにおいて、
    前記複数の入賞装置への入賞において遊技者にとって有利な入賞となる少なくとも1つの入賞装置を示唆するような音態様の種類を設定する報知態様設定手段を備えた
    ことを特徴とするパチンコ遊技機。
  7. 請求項1ないし請求項6のいずれかにおいて、
    前記複数の進入穴への遊技球の進入または前記入賞装置への入賞のタイミングに同期して前記報知態様設定手段が作動する
    ことを特徴とするパチンコ遊技機。
  8. 請求項1ないし請求項7のいずれかにおいて
    前記報知態様設定手段が遊技者が操作可能な操作ボタンによって構成されている
    ことを特徴とするパチンコ遊技機。
  9. 請求項1ないし請求項8のいずれかにおいて、
    前記報知手段が、音の種類が異なる複数の音態様で報知可能である
    ことを特徴とするパチンコ遊技機。
  10. 請求項1ないし請求項9のいずれかにおいて
    前記報知手段が、音量が異なる複数の音態様で報知可能である
    ことを特徴とするパチンコ遊技機。
  11. 請求項1ないし請求項10のいずれかにおいて
    前記報知手段が、音の周波数が異なる複数の音態様で報知可能である
    ことを特徴とするパチンコ遊技機。
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