JP2010124438A - ヘッドホンユニット及びヘッドホン - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 磁気回路構成部材によって形成されている磁気ギャップに配置されているボイスコイル56、このボイスコイル56が固着された振動板54、振動板54の周縁部が固着されたユニットフレーム52を具備したヘッドホンユニット。振動板54がユニットフレーム52の固着部位に固着され、固着部位が水平部とこの水平部から半径方向外側に続く傾斜部52jとから形成されている。
【選択図】 図1
Description
図1及び図2に示すように、本実施例に係るヘッドホンユニット5は、ユニットフレーム52の円周部に設けられた突堤52fの内周側下部に、断面形状がテーパ状に傾斜している傾斜部52jが形成されることによって接着剤溜まり52h’がユニットフレーム52の全周にわたり設けられている。そして、接着剤溜まり52h’の半径方向内側に沿って、水平面状の接着剤塗布部52gが設けられている。したがって、接着剤溜まり52h’は突堤52fと接着剤塗布部52gとの間に形成されるとともに、接着剤塗布部52gの図1において上面に連続し、かつ、半径方向外側に向かって順次落ち込むテ−パ面状に形成されている。
上記実施例1においては、図2に示すように、ユニットフレーム52の円周方向全体に亘り連続して接着剤溜まり52h’が形成されている。しかし、本発明においては、図3に示す実施例2のように、接着剤溜まり52h’が、ユニットフレーム52の円周方向全体に亘り断続的に形成されていても良い。本実施例においては、接着剤溜まり52h’は、平面形状がユニットフレーム52の円周方向内側から外側にかけて均一の幅となっている。また、断面形状が、前述の実施例1に係る接着剤溜まりと同様、ユニットフレーム52の半径方向内側から外側にかけてテーパ状に傾斜している形態とする。このような接着剤溜まり52h’も、前述の実施例1と同様の効果を奏する。
また、本願発明においては、図4に示す実施例3のように、接着剤溜まり52h’が、ユニットフレーム52の円周方向全体に亘り断続的に形成されるとともに、その平面形状がユニットフレーム52の半径方向内側から外側にかけて徐々に狭まる、いわゆるくさび形の形状をしていても良い。この場合も、断面形状が、前述の実施例1に係る接着剤溜まりと同様、ユニットフレーム52の半径方向内側から外側にかけてテーパ状に傾斜している形態とする。このような接着剤溜まり52h’も、前述の実施例1と同様の効果を奏する。
前述の実施例1〜3においては、接着剤溜まり52h’の断面形状がユニットフレーム52の半径方向内側から外側にかけてテーパ状に傾斜する構成となっているが、本発明においてはこれに限られず、実施例4のような構成とすることもできる。
実施例5は、接着剤溜まり52h’の断面形状を、複数の段部を有する階段状に形成したもので、これを図6に示す。接着剤溜まり52h’の平面形状は任意で、実施例1乃至3における接着剤溜まりと同様の平面形状であってもよい。この実施例5においても、各段部の段差は小さいものであるため、接着剤Aは接着剤溜まり52h’及び貼り付け部位54aへの接触を保ちつつ接着剤溜まり52h’に流入していくことができ、前述の実施例1〜3と同様の効果を奏する。
2 イヤパッド
3 バッフル板
4 ヘッドホンハウジング
5 ヘッドホンユニット
52 ユニットフレーム
52f 突堤
52g 接着剤塗布部
52h、52h’ 接着剤溜まり
52i 角部
52j 傾斜部
54 振動板
54a 貼り付け部位
54b 振動部位
56 ボイスコイル
A 接着剤
Claims (8)
- 磁気回路構成部材、この磁気回路構成部材によって形成されている磁気ギャップに配置されているボイスコイル、このボイスコイルが固着された振動板、この振動板の周縁部が固着されたユニットフレームを具備したヘッドホンユニットであって、
上記振動板が上記ユニットフレームの固着部位に固着され、
上記固着部位が水平部とこの水平部から半径方向外側に続く傾斜部とから形成されているヘッドホンユニット。 - 上記傾斜部はテーパ状の傾斜面として形成されている請求項1記載のヘッドホンユニット。
- 上記傾斜部は曲面状の傾斜面として形成されている請求項1記載のヘッドホンユニット。
- 上記傾斜部は階段状に形成されている請求項1記載のヘッドホンユニット。
- 上記傾斜部は上記固着部位の全周に渡り形成されている請求項1乃至4のいずれかに記載のヘッドホンユニット。
- 上記傾斜部は上記固着部位の周方向における複数の箇所に溝状に形成されている請求項1乃至4のいずれかに記載のヘッドホンユニット。
- 上記傾斜部は、平面形状がくさび状である請求項6記載のヘッドホンユニット。
- ヘッドホンユニットが取り付けられたバッフル板と、バッフル板の前面側に取り付けられたイヤパッドと、バッフル板の背面側に取り付けられたハウジングと、を備えたヘッドホンであって、上記ヘッドホンユニットは請求項1乃至7のいずれかに記載のヘッドホンユニットであるヘッドホン。
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JP2008298647A JP5313640B2 (ja) | 2008-11-21 | 2008-11-21 | ヘッドホンユニット及びヘッドホン |
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JP5313640B2 JP5313640B2 (ja) | 2013-10-09 |
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2008
- 2008-11-21 JP JP2008298647A patent/JP5313640B2/ja not_active Expired - Fee Related
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