JP2010124397A - 高解像度化装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】画像の高解像度化に伴う処理負荷を軽減可能な高解像度化装置を提供する。
【解決手段】基準フレームと注目画素を設定し、符号化モード情報を取得する動画像復号化部101と、基準フレームよりも画素数の多い仮高解像度画像を生成する仮高解像度画像生成部102と、注目画素に対応する符号化モード情報に基づいて、注目画素に対して動き0の位置に相当する仮高解像度画像の対応位置の画素値に対する修正の有無を判定する判定部103と、注目画素に対応する対応点を復号低解像度画像の中から小数精度で取得し、判定部103が対応位置の画素値に対する修正を行うと判定した場合には所定の修正処理を行い、判定部103が対応位置の画素値に対する修正を行わないと判定した場合には仮高解像度画像の対応位置の画素値を高解像度画像信号として出力する高解像度画像修正部104と、を備える。
【選択図】 図1
【解決手段】基準フレームと注目画素を設定し、符号化モード情報を取得する動画像復号化部101と、基準フレームよりも画素数の多い仮高解像度画像を生成する仮高解像度画像生成部102と、注目画素に対応する符号化モード情報に基づいて、注目画素に対して動き0の位置に相当する仮高解像度画像の対応位置の画素値に対する修正の有無を判定する判定部103と、注目画素に対応する対応点を復号低解像度画像の中から小数精度で取得し、判定部103が対応位置の画素値に対する修正を行うと判定した場合には所定の修正処理を行い、判定部103が対応位置の画素値に対する修正を行わないと判定した場合には仮高解像度画像の対応位置の画素値を高解像度画像信号として出力する高解像度画像修正部104と、を備える。
【選択図】 図1
Description
この発明は、動画像符号化された画像データを高解像度の画像データに変換する高解像度化装置に関する。
ある低解像度画像に対して高解像度化処理を画面一様に行うと、画像の平坦領域におけるノイズ成分についても鮮鋭化が行われるため、高解像度画像の画質が低下する。下記特許文献1には、高解像度化する画像を平坦領域とエッジ領域に分別し、領域ごとに異なる高解像度化処理を行う技術が開示されている。領域を分別する方法としては、分別対象とする画素とその周辺画素のそれぞれの画素値の分散量等の指標を算出し、それらの値に応じて分別する。しかしながら、上記従来の技術では、全ての低解像度画像に対して1画素ごとに分別処理を実施し高解像度化処理を実施するため処理負荷が大きい、という問題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、画像の高解像度化に伴う処理負荷を軽減可能な高解像度化装置を提供することを目的とする。
本願発明の一態様によれば、動画像符号化方式によって圧縮された動画像の符号化データを復号し、復号後の画像信号から高解像度画像信号を生成する高解像度化装置において、前記復号後の画像信号により構成される画像を順次基準フレームとして設定し、当該基準フレームから、内挿処理によって当該基準フレームよりも画素数の多い仮高解像度画像を生成し、さらに、当該基準フレームに含まれる複数の画素を1つずつ注目画素として設定し、前記符号化データに基づき注目画素ごとまたは当該注目画素を含む特定範囲ごとに、所定の符号化モード情報を取得する仮高解像度画像生成手段と、前記注目画素に対応する符号化モード情報に基づいて、当該注目画素に対して動き0の位置に相当する仮高解像度画像の対応位置の画素値に対する修正の有無を判定する判定手段と、前記注目画素に対応する対応点を、前記復号後の画像信号の中から小数精度で取得する対応点探索手段と、前記判定手段が前記仮高解像度画像の対応位置の画素値に対する修正を行うと判定した場合には、当該仮高解像度画像の対応位置の画素値に対して所定の修正処理を行い、一方、修正を行わないと判定した場合には、当該仮高解像度画像の対応位置の画素値を高解像度画像信号として出力する画像修正手段と、を備えることを特徴とする高解像度化装置が提供される。
また、本願発明の一態様によれば、動画像符号化方式によって圧縮された動画像の符号化データを復号し、復号後の画像信号から高解像度画像信号を生成する高解像度化装置において、前記復号後の画像信号により構成される画像を順次基準フレームとして設定し、当該基準フレームから、内挿処理によって当該基準フレームよりも画素数の多い仮高解像度画像を生成し、さらに、当該基準フレームに含まれる複数の画素を1つずつ注目画素として設定し、前記符号化データに基づき注目画素ごとまたは当該注目画素を含む特定範囲ごとに、所定の符号化モード情報を取得する仮高解像度画像生成手段と、前記注目画素に対応する符号化モード情報に基づいて、当該注目画素を、隣接する画素の画素値との差分を基準として分類された複数の領域のうちの1つの領域に分別する領域分別手段と、前記領域分別手段が、隣接する画素の画素値との差分が所定のしきい値よりも小さいことを示す領域に分別した注目画素については、対応点の探索を行わず、その他の領域に分別した注目画素に対応する対応点を、前記復号後の画像信号の中から小数精度で取得する対応点探索手段と、前記対応点探索手段が対応点の探索を行った注目画素に対応する仮高解像度画像の対応位置の画素値については所定の修正処理を行い、一方、前記対応点探索手段が対応点の探索を行わなかった注目画素に対応する仮高解像度画像の対応位置の画素値については前記修正処理を行わず、当該仮高解像度画像の対応位置の画素値を高解像度画像信号として出力する画像修正手段と、を備えることを特徴とする高解像度化装置が提供される。
また、本願発明の一態様によれば、動画像符号化方式によって圧縮された動画像の符号化データを復号し、復号後の画像信号から高解像度画像信号を生成する高解像度化装置において、前記復号後の画像信号により構成される画像を順次基準フレームとして設定し、当該基準フレームから、内挿処理によって当該基準フレームよりも画素数の多い仮高解像度画像を生成し、さらに、当該基準フレームに含まれる複数の画素を1つずつ注目画素として設定し、前記符号化データに基づき注目画素ごとまたは当該注目画素を含む特定範囲ごとに、所定の符号化モード情報を取得する仮高解像度画像生成手段と、前記注目画素の画素値と当該注目画素に隣接する画素の画素値との差分が所定の対応点探索しきい値よりも小さい場合は対応点の探索を行わず、所定の対応点探索しきい値よりも大きい場合は、前記注目画素に対応する符号化モード情報に基づいて、当該注目画素の対応点を前記復号後の画像信号の中から小数精度で取得する対応点探索手段と、前記対応点探索手段が対応点の探索を行った注目画素に対応する仮高解像度画像の対応位置の画素値については所定の修正処理を行い、一方、前記対応点探索手段が対応点の探索を行わなかった注目画素に対応する仮高解像度画像の対応位置の画素値については前記修正処理を行わず、当該仮高解像度画像の対応位置の画素値を高解像度画像信号として出力する画像修正手段と、を備えることを特徴とする高解像度化装置が提供される。
本発明によれば、画像の修正処理を行う画素を限定することができ、画像の高解像度化に必要な処理負荷を軽減することができる、という効果を奏する。
また、本発明によれば、分別処理を行う画素を限定することができ、さらに画像の高解像度化に必要な処理負荷を軽減することができる、という効果を奏する。
また、本発明によれば、対応点の探索を行う画素を限定することができ、画像の高解像度化に必要な処理負荷を軽減することができる、という効果を奏する。
以下に添付図面を参照して、この発明にかかる高解像度化装置の最良な実施の形態を詳細に説明する。なお、以下の説明において画像のことをフレームと呼ぶことがある。
(第1の実施の形態)
図1は、第1の実施の形態にかかる高解像度化装置の構成例を示すブロック図である。高解像度化装置は、動画像復号化部101と、仮高解像度画像生成部102と、判定部103と、高解像度画像修正部104と、から構成される。
図1は、第1の実施の形態にかかる高解像度化装置の構成例を示すブロック図である。高解像度化装置は、動画像復号化部101と、仮高解像度画像生成部102と、判定部103と、高解像度画像修正部104と、から構成される。
動画像復号化部101は、動画像符号化データを入力して復号化処理を行い、復号低解像度画像信号と符号化モード情報を出力する。このとき、復号低解像度画像信号の中から高解像度化処理を行う画像を基準フレームとして順次設定する。また、基準フレームに含まれる画素を1つずつ注目画素として順次設定し、さらに、注目画素を含むマクロブロックを設定する。符号化モード情報は、予測モード情報、動きベクトル、直交変換係数および量子化パラメータである。ここでは、一例として、マクロブロックごとに符号化モード情報を出力する。なお、サブマクロブロックごとに符号化モード情報を出力することとしてもよい。また、画素ごとに符号化モード情報を出力してもよい。
仮高解像度画像生成部102は、基準フレームに設定された復号低解像度画像信号を入力し、一般的な内挿フィルタを利用する3次畳み込み法等によって所定の解像度を持つ仮高解像度画像を作成し、高解像度画像修正部104へ出力する。仮高解像度画像は、目的の高解像度画像と同等の画素数を持つ画像であり、通常、画面内の被写体がぼけている状態や本来直線的な部分が階段状に表されている状態である。
判定部103は、動画像復号化部101からの符号化モード情報に基づいて、注目画素を含むマクロブロックごとに、そのマクロブロックに含まれる画素に対応する仮高解像度画像の対応位置の画素値の修正を行うかどうかを判定し、判定信号を高解像度画像修正部104へ出力する。対応位置とは、ある画素を注目画素として設定した場合に、その注目画素を含む基準フレームの復号低解像度画像を仮高解像度化した画像における、注目画素に対して動き0の位置にあたる仮高解像度画像の画素である。判定処理の詳細については後述する。
高解像度画像修正部104は、判定部103からの判定信号に基づいて、注目画素の対応位置の仮高解像度画像の画素値を修正する。図2は、高解像度画像修正部104の構成例を示すブロック図である。高解像度画像修正部104は、スイッチ201と、対応点探索部202と、画素修正部203と、メモリ204と、から構成される。
スイッチ201は、判定部103からの判定信号に基づいて、仮高解像度画像信号の出力先を切り替える。対応点探索部202は、対応点を探索し、探索した結果である対応点探索情報と復号低解像度画像信号を画素修正部203へ出力する。対応点とは、注目画素を中心とした数画素四方の範囲の各画素の画素値と、前記範囲と同じ大きさに含まれる各画素の画素値が最も近似する場合の、復号低解像度画像内の前記範囲の中心の画素である。対応点は、基準フレーム以外のフレームで設定してもよいし、基準フレームの中から設定してもよい。探索方法はパラボラフィッティング法やオーバーサンプリング法等の既存の方法により小数精度で行う。画素修正部203は、判定部103からの判定信号に基づいて、POCS(Projection Onto Convex Sets)法や重ね合わせ法により、仮高解像度画像の対応位置の画素値の修正を行う。または、過去に生成した高解像度画像と同じ画素値に置き換える。メモリ204は、過去に生成した高解像度画像を保存する。対応点の探索方法および画素値の修正方法は上記の方法に限定するものではなく、他の方法でもよい。
つづいて、判定部103による判定処理を、フローチャートに基づいて詳細に説明する。図3−1は、判定部103の処理を示すフローチャートである。
まず、注目画素を含むマクロブロックがスキップマクロブロックの場合について説明する。判定部103は、符号化モード情報に基づいて注目画素を含むマクロブロックがスキップマクロブロックであると判定した場合(ステップS101:Yes)、注目画素を含むマクロブロックの動きベクトルが整数精度位置を参照しているかどうかを判定する(ステップS102)。
整数精度位置を参照している場合(ステップS102:Yes)、判定部103は、マクロブロックに含まれる画素の対応位置の仮高解像度画像の画素値を、過去に生成した高解像度画像における仮高解像度画像の対応位置に相当する位置(以下、第一の参照位置とする)の画素値と同一にすると判定し(ステップS103)、判定信号を高解像度画像修正部104へ出力する。
一方、上記ステップS102の処理において、整数精度位置を参照していない場合(ステップS102:No)、判定部103は、注目画素を含むマクロブロックにおける低解像度画像は高解像度処理の効果が表れるほどの画質の鮮鋭度はないとして、そのマクロブロックに含まれる画素の対応位置の仮高解像度画像の画素値に対して修正処理を行わないと判定し(ステップS104)、判定信号を高解像度画像修正部104へ出力する。
なお、注目画素を含むマクロブロックがスキップマクロブロックでない場合は(ステップS101:No)、イントラ予測判定フローへ進む(ステップS105)。図3−2は、イントラ予測判定フローを示す図である。
ここで、上記判定部103によるイントラ予測判定フロー、すなわち、注目画素を含むマクロブロックの予測モードがイントラ予測モードの場合の判定処理を、図3−2にしたがって説明する。なお、サブマクロブロックの予測モードがイントラ予測モードの場合の判定処理についても同様である。
注目画素を含むマクロブロックの予測モードがイントラ予測モードであって(ステップS106:Yes)、かつ、「DC予測であること、DCT係数が直流成分(DC成分)のみ、またはDCT係数が全て0」の条件を満たす場合(ステップS107:Yes)、判定部103は、そのマクロブロックに含まれる画素の対応位置の仮高解像度画像の画素値に対して修正処理を行わないと判定し(ステップS108)、判定信号を高解像度画像修正部104へ出力する。
一方、DC予測であること、DCT係数がDC成分のみ、DCT係数が全て0、の各条件を1つも満たしていない場合(ステップS107:No)、判定部103は、そのマクロブロックに含まれる画素の対応位置の仮高解像度画像の画素値に対して修正処理を行うと判定し(ステップS109)、判定信号を高解像度画像修正部104へ出力する。
なお、注目画素を含むマクロブロックの予測モードがイントラ予測モードでない場合は(ステップS106:No)、インター予測判定フローに進む(ステップS110)。図3−3は、インター予測判定フローを示す図である。
ここで、上記判定部103によるインター予測判定フロー、すなわち、注目画素を含むマクロブロックの予測モードがインター予測モードの場合の判定処理を、図3−3にしたがって説明する。なお、サブマクロブロックの予測モードがインター予測モードの場合の判定処理についても同様である。
注目画素を含むマクロブロックの動きベクトルの本数が1本の場合(ステップS111:Yes)、判定部103は、その動きベクトルが整数精度位置を参照しているかどうかを判定する(ステップS112)。整数精度位置を参照していると判定した場合において(ステップS112:Yes)、さらに、そのマクロブロックのDCT係数がDC成分のみまたは全て0の場合(ステップS113:Yes)、判定部103は、マクロブロックに含まれる画素の対応位置の仮高解像度画像の画素値を、過去に生成した高解像度画像の第一の参照位置の画素値と同一にすると判定し(ステップS114)、判定信号を高解像度画像修正部104へ出力する。
また、マクロブロックのDCT係数が、DC成分のみまたは全て0の条件を満たさない場合(ステップS113:No)、判定部103は、そのマクロブロックに含まれる画素の対応位置の仮高解像度画像の画素値に対して修正処理を行うと判定し(ステップS115)、判定信号を高解像度画像修正部104へ出力する。
なお、上記ステップS111の処理において、注目画素を含むマクロブロックの動きベクトルの本数が2本以上の場合(ステップS111:No)、判定部103は、低解像度画像信号に基づいて作成される予測画像は複数の画素の平均値を用いるためにぼけているとして、そのマクロブロックに含まれる画素の対応位置の仮高解像度画像の画素値に対して修正処理を行わないと判定し(ステップS116)、判定信号を高解像度画像修正部104へ出力する。
また、上記ステップS112の処理において、動きベクトルが整数精度位置を参照していない場合(ステップS112:No)、判定部103は、注目画素を含むマクロブロックにおける低解像度画像は高解像度処理の効果が表れるほどの画質の鮮鋭度はないとして、そのマクロブロックに含まれる画素の対応位置の仮高解像度画像の画素値に対して修正処理を行わないと判定し(ステップS116)、判定信号を高解像度画像修正部104へ出力する。
なお、上記処理において判定部103が修正処理を行わないと判定した場合(ステップS104、S116)であっても、装置の演算量に余裕があれば、そのマクロブロックに含まれる画素の対応位置の仮高解像度画像の画素値に対して修正処理を行うこととしてもよい。
また、判定部103が、修正処理を行うと判定した場合(ステップS109、S115)、または、上記演算量に余裕があるとして修正処理を行うと判定した場合(ステップS104、S116)、以下のしきい値との比較により、さらに、修正処理を行うこととしてもよい。
図4は、上記しきい値との比較処理を示すフローチャートである。判定部103は、DC成分以外のDCT係数値の和SumACを算出し(ステップS201)、算出したSumACとしきい値THとの比較を行う(ステップS202)。
しきい値THは、量子化パラメータqscaleに基づいて設定する。一例として、たとえば、以下のように一次式であらわす。
THx=αx×qscale+offsetx (1)
ただし、x∈{intra,inter}であり、αinterおよびαintraは「αinter<αintra」の関係を持つ比例定数である。また、offsetinterおよびoffsetintraは、ユーザが任意に設定できるパラメータとする。
THx=αx×qscale+offsetx (1)
ただし、x∈{intra,inter}であり、αinterおよびαintraは「αinter<αintra」の関係を持つ比例定数である。また、offsetinterおよびoffsetintraは、ユーザが任意に設定できるパラメータとする。
たとえば、SumACがしきい値THよりも小さい場合(ステップS202:Yes)、判定部103は、そのマクロブロックに含まれる画素の対応位置の仮高解像度画像の画素値に対して修正処理を行わないと判定し(ステップS203)、判定信号を高解像度画像修正部104へ出力する。一方、SumACがしきい値TH以上の場合(ステップS202:No)、判定部103は、そのマクロブロックに含まれる画素の対応位置の仮高解像度画像の画素値に対して修正処理を行うと判定し(ステップS204)、判定信号を高解像度画像修正部104へ出力する。
つづいて、高解像度画像修正部104による処理を説明する。高解像度画像修正部104は、判定部103による判定信号に基づいて、以下の処理を行う。
判定部103が修正処理を行わないと判定した場合、高解像度画像修正部104では、スイッチ201がスイッチを上側へ接続し、仮高解像度画像の対応位置の画素値を高解像度画像信号として出力する。
判定部103が修正処理を行うと判定した場合、高解像度画像修正部104では、スイッチ201がスイッチを下側へ接続し、画素修正部203が対応点探索部202からの対応点探索情報と復号低解像度画像信号に基づいて、仮高解像度画像の対応位置の画素値の修正量を算出し、修正後の画素値を高解像度画像信号として出力する。
判定部103が過去の高解像度画像の第一の参照位置の画素値と同一にすると判定した場合、高解像度画像修正部104では、スイッチ201がスイッチを下側へ接続し、画素修正部203が、メモリ204から過去に生成した高解像度画像の第一の参照位置の画素値を抽出し、仮高解像度画像の対応位置の画素値を第一の参照位置の画素値と同一にして高解像度画像信号として出力する。
以上説明したように、本実施の形態によれば、判定部103が、符号化モード情報に基づいて、注目画素を含むマクロブロックごとに画像の修正処理を行うかどうかの判定を行うこととした。これにより、画像の修正処理を行う画素を限定することができ、画像の高解像度化に必要な処理負荷を軽減することができる。
(第2の実施の形態)
本実施の形態では、高解像度画像修正部104が領域分別部を備える構成とする。以下、第1の実施の形態と異なる部分について説明する。
本実施の形態では、高解像度画像修正部104が領域分別部を備える構成とする。以下、第1の実施の形態と異なる部分について説明する。
図5は、第2の実施の形態にかかる高解像度画像修正部104の構成例を示すブロック図である。高解像度画像修正部104は、前述した第1の実施の形態の図2の構成に加えて、領域分別部301と対応点探索部302を備える。
領域分別部301は、復号低解像度画像信号を入力し、注目画素ごとに、注目画素に隣接する複数の画素の画素値との差分に基づいて2以上の種類を持ついずれかの領域に分別する。領域を分別する方法としては、画素値の変化が直線的に起こっているエッジ領域、それ以外の平坦領域、の2つに分別する方法がある。この場合、既存のソーベルフィルタを利用することで、エッジ領域と平坦領域を分別することができる。
また、エッジ領域、局所的な領域で画素値の変化が大きい画素が多いテクスチャ領域、局所的な領域で画素値の変化が小さい平坦領域、の3つの領域に分別することも可能である。この場合、たとえば、上記で平坦領域と分別された領域において、注目画素と注目画素に隣接する複数の画素の画素値との差分を取り、たとえば、その差分の絶対値の和が特定のしきい値以上の場合をテクスチャ領域とし、しきい値未満の場合を平坦領域とする。以下では、エッジ領域と平坦領域の2つの領域に分別する場合について説明する。
対応点探索部302は、領域分別部301からの領域分別情報と復号低解像度画像信号に基づいて、対応点の探索を行う。対応点の探索方法は、第1の実施の形態と同様であるが、領域分別部301が平坦領域と判定した画素については対応点の探索を行わない。対応点探索部302は、対応点を探索した結果である対応点探索情報と復号低解像度画像信号を、画素修正部203へ出力する。
本実施の形態では、対応点探索の前に領域分別を行う。平坦領域と分別された画素の対応位置の仮高解像度画像の画素値については、そのまま高解像度画像信号として出力する(仮高解像度画像の画素の画素値で十分であるため)。そのため、領域分別部301が平坦領域と分別した画素については、対応する仮高解像度画像の対応位置の画素値を修正しないため、対応点探索部302は対応点の探索を行わない。
以上説明したように、本実施の形態によれば、対応点探索の前に領域分別を行うこととした。これにより、平坦領域については対応点探索を行わないため、第1の実施の形態と比較して、さらに、画像の高解像度化に必要な処理負荷を軽減することができる。
(第3の実施の形態)
本実施の形態は、判定部を備えない構成とする。以下、第1の実施の形態または第2の実施の形態と異なる部分について説明する。
本実施の形態は、判定部を備えない構成とする。以下、第1の実施の形態または第2の実施の形態と異なる部分について説明する。
図6は、第3の実施の形態にかかる高解像度化装置の構成例を示すブロック図である。高解像度化装置は、前述した第2の実施の形態の図1および図5の構成から、判定部103,高解像度画像修正部104のスイッチ201とメモリ204,領域分別部301、を削除し、領域分別部401とメモリ402を備える。
領域分別部401は、符号化モード情報と復号低解像度画像信号を入力し、注目画素を含むマクロブロックごとに領域の分別を行う。ここでは、一例として、エッジ領域と平坦領域の2つの領域に分別する。領域分別の方法は領域分別部301による処理と同等であり、3つ以上の領域に分別する場合についても適用可能である。領域分別部401は、領域を分別した結果である領域分別情報と復号低解像度画像信号を対応点探索部302へ出力する。メモリ402は、過去に高解像度画像を生成する過程で領域を分別した際の画素ごとの領域分別情報を保存する。
つづいて、領域分別部401による分別処理を、フローチャートに基づいて詳細に説明する。図7−1は、領域分別部401の処理を示すフローチャートである。まず、注目画素を含むマクロブロックがスキップマクロブロックの場合について説明する。
注目画素を含むマクロブロックの動きベクトルが整数精度位置を参照している場合(ステップS102:Yes)、領域分別部401は、マクロブロックに含まれる画素の領域を、過去に高解像度画像を生成する過程で領域分別を行った画像における上記マクロブロックに相当する位置(以下、第二の参照位置とする)の画素の領域と同一にする(ステップS301)。このとき、領域分別部401は、メモリ402に保存されている過去に領域分別した際の領域分別情報から第二の参照位置の領域の情報を抽出し、マクロブロックに含まれる画素の領域を第二の参照位置の画素の領域と同一にする。一方、整数精度位置を参照していない場合(ステップS102:No)、領域分別部401は、マクロブロックに含まれる画素を全て平坦領域に分別する(ステップS302)。
なお、注目画素を含むマクロブロックがスキップマクロブロックでない場合は(ステップS101:No)、イントラ予測分別フローへ進む(ステップS303)。図7−2は、イントラ予測分別フローを示す図である。
ここで、上記領域分別部401によるイントラ予測分別フロー、すなわち、注目画素を含むマクロブロックの予測モードがイントラ予測モードの場合の分別処理を、図7−2にしたがって説明する。なお、サブマクロブロックの予測モードがイントラ予測モードの場合の分別処理についても同様である。
注目画素を含むマクロブロックの予測モードがイントラ予測モードであって(ステップS106:Yes)、かつ、イントラ予測モードが水平(左または右)方向から±45°以内の方向予測モードである場合(ステップS304:Yes)、領域分別部401は、そのマクロブロックに含まれる画素ごとに行う領域分別処理において、垂直エッジを探索する処理を省略し、水平エッジのみを探索する分別処理を行う(ステップS305)。一方、水平(左または右)方向から±45°以内の方向予測モードではなく(ステップS304:No)、かつ、垂直(上または下)方向から±45°未満の方向予測モードである場合(ステップS306:Yes)、領域分別部401は、そのマクロブロックに含まれる画素ごとに行う領域分別処理において、水平エッジを探索する処理を省略し、垂直エッジのみを探索する分別処理を行う(ステップS307)。
垂直(上または下)方向から±45°未満の方向予測モードではなく(ステップS306:No)、さらに「方向予測モードではない」かつ「DCT係数がDC成分のみまたはDCT係数が全て0」、の条件を満たす場合(ステップS308:Yes)、領域分別部401は、そのマクロブロックに含まれる画素を全て平坦領域に分別する(ステップS309)。一方、方向予測モードである場合、または、「DCT係数がDC成分のみまたはDCT係数が全て0」の条件を満たしていない場合(ステップS308:No)、領域分別部401は、領域分別の処理を行う(ステップS310)。
ここで、方向予測モードについて説明する。水平(左または右)方向から±45°以内の方向予測モードとは、たとえば、ITU−Tで規定するH.264に記載されている4x4ブロックのイントラ予測の予測方向モードを示すIntra4x4PredModeが、1,3,4,6,8のいずれかの場合の予測モードである。一方、垂直(上または下)方向から±45°未満の方向予測モードとは、Intra4x4PredModeが、0,5,7のいずれかの場合の予測モードである。8x8ブロックのイントラ予測の予測方向モードについても、予測方向モードを示すシンタックスがIntra8x8PredModeに置き換わるだけで同様である。また、16x16ブロックのイントラ予測について、水平(左または右)方向から±45°以内の方向予測モードとは、同様に、ITU−Tで規定するH.264に記載されているIntra16x16PredModeが1の場合の予測モードである。一方、垂直(上または下)方向から±45°未満の方向予測モードとは、Intra16x16PredModeが0の場合の予測モードである。
なお、注目画素を含むマクロブロックの予測モードがイントラ予測モードでない場合は(ステップS106:No)、インター予測分別フローに進む(ステップS311)。図7−3は、インター予測分別フローを示す図である。
ここで、上記領域分別部401によるインター予測分別フロー、すなわち、注目画素を含むマクロブロックの予測モードがインター予測モードの場合の分別処理を、図7−3にしたがって説明する。なお、サブマクロブロックの予測モードがインター予測モードの場合の分別処理についても同様である。
マクロブロックのDCT係数がDC成分のみまたは全て0の場合(ステップS113:Yes)、領域分別部401は、そのマクロブロックに含まれる画素の領域を、過去に高解像度画像を生成する過程で領域分別を行った画像における第二の参照位置の画素の領域と同一にする(ステップS312)。マクロブロックのDCT係数が、DC成分のみまたは全て0の条件を満たさない場合(ステップS113:No)、領域分別部401は、領域分別の処理を行う(ステップS313)。
なお、注目画素を含むマクロブロックの動きベクトルの本数が2本以上の場合(ステップS111:No)、領域分別部401は、そのマクロブロックに含まれる画素を全て平坦領域に分別する(ステップS314)。また、動きベクトルが整数精度位置を参照していない場合についても(ステップS112:No)、領域分別部401は、そのマクロブロックに含まれる画素を全て平坦領域に分別する(ステップS314)。
また、上記処理において領域分別部401が平坦領域に分別した場合(ステップS302、S314)であっても、装置の演算量に余裕があれば領域分別の処理を行うこととしてもよい。
また、領域分別部401は、領域分別の処理を行うとした場合(ステップS310、S313)、または、上記演算量に余裕があるとして領域分別の処理を行うとした場合(ステップS302、S314)、以下のしきい値との比較により、さらに、領域分別の処理を行うこととしてもよい。
図8は、上記しきい値との比較処理を示すフローチャートである。たとえば、SumACがしきい値THよりも小さい場合(ステップS202:Yes)、領域分別部401は、そのマクロブロックに含まれる画素を全て平坦領域に分別する(ステップS401)。一方、SumACがしきい値TH以上の場合(ステップS202:No)、領域分別部401は、領域分別の処理を行う(ステップS402)。
領域分別部401の処理をまとめると以下のとおりである。
マクロブロックに含まれる画素を全て平坦領域に分別した場合、領域分別部401は、その旨を領域分別情報として出力する。
領域分別の処理を行う場合、領域分別部401は、マクロブロックに含まれる画素を、エッジ領域,平坦領域のいずれかの領域に分別して、その結果を領域分別情報として出力する。
過去の領域分別情報を利用する場合、領域分別部401は、メモリ402に保存されている過去の領域分別情報から第二の参照位置の領域の情報を抽出し、マクロブロックに含まれる画素の領域を第二の参照位置の画素の領域と同一にして領域分別情報として出力する。
対応点探索部302は、領域分別部401からの領域分別情報と復号低解像度画像信号に基づいて、対応点の探索を行う。対応点探索部302は、領域分別部401がエッジ領域と分別した画素に対して対応点探索を行い、対応点探索情報を出力する。また、対応点探索部302は、領域分別部401が平坦領域と分別した画素に対して対応点の探索を行わず、平坦領域である(対応位置の画素値の修正の必要がない)旨を対応点探索情報として出力する。
以上説明したように、本実施の形態によれば、領域分別部401が、符号化モード情報に基づいて注目画素を含むマクロブロックごとに領域分別を行うこととした。これにより、分別処理を行う画素を限定することができ、さらに画像の高解像度化に必要な処理負荷を軽減することができる。
(第4の実施の形態)
本実施の形態では、判定部および領域分別部を備えない構成とする。以下、第1〜3の実施の形態と異なる部分について説明する。
本実施の形態では、判定部および領域分別部を備えない構成とする。以下、第1〜3の実施の形態と異なる部分について説明する。
図9は、第4の実施の形態にかかる高解像度化装置の構成例を示すブロック図である。高解像度化装置は、前述した第3の実施の形態の図6の構成から、領域分別部401,メモリ402,対応点探索部302を削除し、対応点探索部501とメモリ502を備える。
対応点探索部501は、符号化モード情報と復号低解像度画像信号を入力し、注目画素を含むマクロブロックごとに対応点の探索を行う。対応点を探索する場合の方法については、既存の方法と同様である。対応点を探索した結果である対応点探索情報と復号低解像度画像信号を画素修正部203へ出力する。メモリ502は、過去に高解像度画像を生成する過程で対応点を探索した際の画素ごとの対応点探索情報を保存する。
つづいて、対応点探索部501の探索処理を、フローチャートに基づいて詳細に説明する。図10−1は、対応点探索部501の処理を示すフローチャートである。まず、注目画素を含むマクロブロックがスキップマクロブロックの場合について説明する。
注目画素を含むマクロブロックの動きベクトルが整数精度位置を参照している場合(ステップS102:Yes)、対応点探索部501は、マクロブロックに含まれる画素の対応点を、過去に高解像度画像を生成する過程で対応点探索を行った画像における上記マクロブロックに相当する位置(以下、第三の参照位置とする)の画素の対応点と同一にする(ステップS501)。このとき、対応点探索部501は、メモリ502に保存されている過去に対応点探索した際の対応点探索情報から第三の参照位置の対応点の情報を抽出し、マクロブロックに含まれる画素の対応点を第三の参照位置の画素の対応点と同一にする。一方、整数精度位置を参照していない場合(ステップS102:No)、対応点探索部501は、マクロブロックに含まれる画素を平坦領域として対応点探索を行わない(ステップS502)。
なお、注目画素を含むマクロブロックがスキップマクロブロックでない場合は(ステップS101:No)、イントラ予測探索フローへ進む(ステップS503)。図10−2は、イントラ予測探索フローを示す図である。
ここで、上記対応点探索部501によるイントラ予測探索フロー、すなわち、注目画素を含むマクロブロックの予測モードがイントラ予測モードの場合の探索処理を、図10−2にしたがって説明する。なお、サブマクロブロックの予測モードがイントラ予測モードの場合の探索処理についても同様である。
イントラ予測モードが水平(左または右)方向から±45°以内の方向予測モードである場合(ステップS304:Yes)、対応点探索部501は、そのマクロブロックに含まれる画素ごとに行う対応点探索において、対応点探索の範囲を左右の縦ラインに限定する(ステップS504)。一方、水平(左または右)方向から±45°以内の方向予測モードではなく(ステップS304:No)、かつ、垂直(上または下)方向から±45°未満の方向予測モードである場合(ステップS306:Yes)、対応点探索部501は、そのマクロブロックに含まれる画素ごとに行う対応点探索において、対応点探索の範囲を上下の横ラインに限定する(ステップS505)。
垂直(上または下)方向から±45°未満の方向予測モードではなく(ステップS306:No)、さらに「方向予測モードではない」かつ「DCT係数がDC成分のみまたはDCT係数が全て0」の条件を満たす場合(ステップS308:Yes)、対応点探索部501は、そのマクロブロックに含まれる画素を平坦領域として対応点探索を行わない(ステップS506)。一方、「方向予測モードである」場合、または、「DCT係数がDC成分のみまたはDCT係数が全て0」の条件を満たさない場合(ステップS308:No)、対応点探索部501は、対応点探索を行う(ステップS507)。
なお、注目画素を含むマクロブロックの予測モードがイントラ予測モードでない場合は(ステップS106:No)、インター予測探索フローに進む(ステップS508)。図10−3は、インター予測探索フローを示す図である。
ここで、上記対応点探索部501によるインター予測探索フロー、すなわち、注目画素を含むマクロブロックの予測モードがインター予測モードの場合の探索処理を、図10−3にしたがって説明する。なお、サブマクロブロックの予測モードがインター予測モードの場合の探索処理についても同様である。
そのマクロブロックのDCT係数がDC成分のみまたは全て0の場合(ステップS113:Yes)、対応点探索部501は、マクロブロックに含まれる画素の対応点を、過去に高解像度画像を生成する過程で対応点探索を行った画像における第三の参照位置の画素の対応点と同一にする(ステップS509)。マクロブロックのDCT係数が、DC成分のみまたは全て0の条件を満たさない場合(ステップS113:No)、対応点探索部501は、対応点探索を行う(ステップS510)。
なお、注目画素を含むマクロブロックの動きベクトルの本数が2本以上の場合(ステップS111:No)、対応点探索部501は、そのマクロブロックに含まれる画素を平坦領域として対応点探索を行わない(ステップS511)。また、動きベクトルが整数精度位置を参照していない場合についても(ステップS112:No)、対応点探索部501は、そのマクロブロックに含まれる画素を平坦領域として対応点探索を行わない(ステップS511)。
また、上記処理において対応点探索部501が対応点探索を行わないとした場合(ステップS502、S511)であっても、装置の演算量に余裕があれば対応点探索を行うこととしてもよい。
また、対応点探索部501が、対応点探索を行うとした場合(ステップS507、S510)、または、上記演算量に余裕があるとして対応点探索を行うとした場合(ステップS502、S511)、以下のしきい値との比較により、さらに、対応点探索を行うこととしてもよい。
図11は、上記しきい値との比較処理を示すフローチャートである。たとえば、SumACがしきい値THよりも小さい場合(ステップS202:Yes)、対応点探索部501は、そのマクロブロックに含まれる画素を平坦領域として対応点探索を行わない(ステップS601)。一方、SumACがしきい値TH以上の場合(ステップS202:No)、対応点探索部501は、対応点探索を行う(ステップS602)。
対応点探索部501の処理をまとめると以下のとおりである。
対応点探索を行わない場合、対応点探索部501は、その旨を対応点探索情報として出力する。
対応点探索を行う場合、対応点探索部501は、マクロブロックに含まれる画素に対して対応点探索を行い、その結果を対応点探索情報として出力する。
過去の対応点探索情報を利用する場合、対応点探索部501は、メモリ502に保存されている過去の対応点探索情報から第三の参照位置の対応点の情報を抽出し、マクロブロックに含まれる画素の対応点を第三の参照位置の画素の対応点と同一にして対応点探索情報として出力する。
以上説明したように、本実施の形態によれば、対応点探索部501が、符号化モード情報に基づいて、注目画素を含むマクロブロックごとに対応点探索を行うこととした。これにより、対応点の探索を行う画素を限定することができ、画像の高解像度化に必要な処理負荷を軽減することができる。
(第5の実施の形態)
本実施の形態では、対応点探索部に符号化モード情報と領域分別情報を入力する構成とする。以下、第1〜4の実施の形態と異なる部分について説明する。
本実施の形態では、対応点探索部に符号化モード情報と領域分別情報を入力する構成とする。以下、第1〜4の実施の形態と異なる部分について説明する。
図12は、第5の実施の形態にかかる高解像度化装置の構成例を示すブロック図である。高解像度化装置は、前述した第4の実施の形態の図9の構成から、対応点探索部501を削除し、領域分別部301と対応点探索部601を備える。
対応点探索部601は、符号化モード情報と領域分別部301からの領域分別情報とを入力して対応点探索を行い、対応点探索情報と復号低解像度画像信号を画素修正部203へ出力する。本実施の形態では、第4の実施の形態と同様、符号化モード情報に基づいて対応点探索を行うが、既に領域分別部301で平坦領域と分別した画素については対応点探索を行わない。平坦領域に分別された画素に対して対応点探索を行わないことを除けば、対応点探索部601の処理は、第4の実施の形態でフローチャート(図10−1〜図11)を用いて説明した処理と同等である。
また、領域分別部301を、符号化モード情報と復号低解像度信号を入力とする領域分別部401に置き換えることも可能である。図13は、領域分別部301を領域分別部401に置き換えた高解像度化装置の構成例を示すブロック図である。この場合、領域分別部401の処理は、第3の実施の形態でフローチャート(図7−1〜図8)を用いて説明した処理と同等であり、対応点探索部601の処理は上記と同一である。
ただし、領域分別する処理を限定する場合(図8)、および対応点を探索する処理を限定する場合(図11)において使用するしきい値については、式(1)で示した条件以外に次のような条件を追加する。領域分別部401におけるしきい値を「THx (x∈{intra,inter})」とし、対応点探索部601におけるしきい値を「TH'x (x∈{intra,inter})」とすると、全ての「x」について、「THx>TH'x」となる(後段の対応点探索部601のしきい値の方を小さくする)ように式(1)の比例定数およびoffset値を調整する。
以上説明したように、本実施の形態によれば、対応点探索の前に領域分別を行うこととした。これにより、平坦領域については対応点探索を行わないため、第4の実施の形態と比較して、さらに、画像の高解像度化に必要な処理負荷を軽減することができる。
101 動画像復号化部、102 仮高解像度画像生成部、103 判定部、104 高解像度画像修正部、201 スイッチ、202 対応点探索部、203 画素修正部、204 メモリ、301 領域分別部、302 対応点探索部、401 領域分別部、402 メモリ、501 対応点探索部、502 メモリ、601 対応点探索部。
Claims (5)
- 動画像符号化方式によって圧縮された動画像の符号化データを復号し、復号後の画像信号から高解像度画像信号を生成する高解像度化装置において、
前記復号後の画像信号により構成される画像を順次基準フレームとして設定し、当該基準フレームから、内挿処理によって当該基準フレームよりも画素数の多い仮高解像度画像を生成し、さらに、当該基準フレームに含まれる複数の画素を1つずつ注目画素として設定し、前記符号化データに基づき注目画素ごとまたは当該注目画素を含む特定範囲ごとに、所定の符号化モード情報を取得する仮高解像度画像生成手段と、
前記注目画素に対応する符号化モード情報に基づいて、当該注目画素に対して動き0の位置に相当する仮高解像度画像の対応位置の画素値に対する修正の有無を判定する判定手段と、
前記注目画素に対応する対応点を、前記復号後の画像信号の中から小数精度で取得する対応点探索手段と、
前記判定手段が前記仮高解像度画像の対応位置の画素値に対する修正を行うと判定した場合には、当該仮高解像度画像の対応位置の画素値に対して所定の修正処理を行い、一方、修正を行わないと判定した場合には、当該仮高解像度画像の対応位置の画素値を高解像度画像信号として出力する画像修正手段と、
を備えることを特徴とする高解像度化装置。 - 前記復号後の画像信号により構成される画像に含まれる各画素を、隣接する画素の画素値との差分を基準として分類された複数の領域のうちの1つの領域に分別する領域分別手段、
を備え、
前記対応点探索手段は、さらに、前記領域分別手段の分別結果に基づいて、隣接する画素の画素値との差分が所定のしきい値よりも小さいことを示す領域に分別された画素については対応点の探索を行わず、
前記画像修正手段は、前記判定手段の結果によらず、前記対応点探索手段が対応点の探索を行わなかった画素に対応する仮高解像度画像の対応位置の画素値の修正を行わないことを特徴とする請求項1に記載の高解像度化装置。 - 動画像符号化方式によって圧縮された動画像の符号化データを復号し、復号後の画像信号から高解像度画像信号を生成する高解像度化装置において、
前記復号後の画像信号により構成される画像を順次基準フレームとして設定し、当該基準フレームから、内挿処理によって当該基準フレームよりも画素数の多い仮高解像度画像を生成し、さらに、当該基準フレームに含まれる複数の画素を1つずつ注目画素として設定し、前記符号化データに基づき注目画素ごとまたは当該注目画素を含む特定範囲ごとに、所定の符号化モード情報を取得する仮高解像度画像生成手段と、
前記注目画素に対応する符号化モード情報に基づいて、当該注目画素を、隣接する画素の画素値との差分を基準として分類された複数の領域のうちの1つの領域に分別する領域分別手段と、
前記領域分別手段が、隣接する画素の画素値との差分が所定のしきい値よりも小さいことを示す領域に分別した注目画素については、対応点の探索を行わず、その他の領域に分別した注目画素に対応する対応点を、前記復号後の画像信号の中から小数精度で取得する対応点探索手段と、
前記対応点探索手段が対応点の探索を行った注目画素に対応する仮高解像度画像の対応位置の画素値については所定の修正処理を行い、一方、前記対応点探索手段が対応点の探索を行わなかった注目画素に対応する仮高解像度画像の対応位置の画素値については前記修正処理を行わず、当該仮高解像度画像の対応位置の画素値を高解像度画像信号として出力する画像修正手段と、
を備えることを特徴とする高解像度化装置。 - 動画像符号化方式によって圧縮された動画像の符号化データを復号し、復号後の画像信号から高解像度画像信号を生成する高解像度化装置において、
前記復号後の画像信号により構成される画像を順次基準フレームとして設定し、当該基準フレームから、内挿処理によって当該基準フレームよりも画素数の多い仮高解像度画像を生成し、さらに、当該基準フレームに含まれる複数の画素を1つずつ注目画素として設定し、前記符号化データに基づき注目画素ごとまたは当該注目画素を含む特定範囲ごとに、所定の符号化モード情報を取得する仮高解像度画像生成手段と、
前記注目画素の画素値と当該注目画素に隣接する画素の画素値との差分が所定の対応点探索しきい値よりも小さい場合は対応点の探索を行わず、所定の対応点探索しきい値よりも大きい場合は、前記注目画素に対応する符号化モード情報に基づいて、当該注目画素の対応点を前記復号後の画像信号の中から小数精度で取得する対応点探索手段と、
前記対応点探索手段が対応点の探索を行った注目画素に対応する仮高解像度画像の対応位置の画素値については所定の修正処理を行い、一方、前記対応点探索手段が対応点の探索を行わなかった注目画素に対応する仮高解像度画像の対応位置の画素値については前記修正処理を行わず、当該仮高解像度画像の対応位置の画素値を高解像度画像信号として出力する画像修正手段と、
を備えることを特徴とする高解像度化装置。 - 前記復号後の画像信号により構成される画像に含まれる各画素を、隣接する画素の画素値との差分を基準として分類された複数の領域のうちの1つの領域に分別する領域分別手段、
を備え、
前記対応点探索手段は、さらに、前記領域分別手段の分別結果に基づいて、隣接する画素の画素値との差分が所定の領域分別しきい値(領域分別しきい値>対応点探索しきい値)よりも小さいことを示す領域に分別された画素については対応点の探索を行わないことを特徴とする請求項4に記載の高解像度化装置。
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