JP2005294967A - 映像符号化装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】入力された画像の画素情報の階調値が所定の値以下であれば、階調値を減少させ、入力された画像の画素情報の階調値が別の所定の値以上であれば、階調値を増加させる処理を減少処理部130と増加処理部104とで行なう。これにより、所定の値以下や別の所定の値以上の映像部分でノイズが発生しても、復号時のクリッピングにより、ノイズを減少させることができる。
【選択図】 図1
Description
図1は、本発明の実施形態1に係る映像符号化装置の機能ブロック図を例示する。図15と比較すれば判るように、本実施形態に係る映像符号化装置100は、従来の映像符号化装置が、下値判断部101と、上値判断部102と、減少処理部103と、増加処理部104と、モード判定部105と、を有した構成となっている。
図5は、本実施形態に係る映像符号化装置の下値判断部101と上値判断部102と減少処理部103と増加処理部104とモード判定部105との処理の流れ図を例示する。ステップS501において、イントラ符号化モードであるかどうかを、モード判定部105で判定する(モード判定ステップ)。もしイントラ符号化モードであれば、ステップS502へ処理を移行させ、そうでなければ、ステップS502からステップS505をスキップする。ステップS502において、階調値がA以下であるかどうかを、下値判断部101で判断する(下値判断ステップ)。もし、階調値がA以下であれば、ステップS503へ処理を移行させ、そうでなければ、ステップS503をスキップする。ステップS503において、階調値をA´以下に減少させることを、減少処理部103で行なう(減少処理ステップ)。ステップS504において、階調値がB以上であるかどうかを、上値判断部102で判断する(上値判断ステップ)。もし、階調値がB以上であれば、ステップS505へ処理を移行させ、そうでなければ、ステップS505をスキップする。ステップS505において、階調値をB´以上に増加させることを、増加処理部104にて行なう(増加処理ステップ)。本実施形態に係る映像符号化装置は、入力された映像の画素情報それぞれについて、この流れ図の処理を実行する。
図6は、本実施形態に係る映像符号化装置の別の構成を示す機能ブロック図を例示する。図6と図1とを比べると、図6では、モード判定部105が描かれていない。そのかわりモード判定部はスイッチ1502により実現されていると考えることができる。すなわち、スイッチ1502により、イントラ符号化モードの側が選択されていれば、減少処理部103と増加処理部104とを通過した画素情報が空間周波数変換部1503に入力され、インター符号化モードの側が選択されていれば、差分器1501を通過した画素情報が空間周波数変換部1503に入力される。
図7、図8、図9は、本実施形態の効果を説明するための図である。図7は、横軸が画素位置を表わし、縦軸が画素情報の階調値を表わす。最大の階調値が255であるとして、画素情報の階調値がA以下の部分が負の値に減少され、階調値がB以上の部分が255より大きい値に増加されたとする。図8は、図7で示される映像が符号化され、受信側で復号された状態を例示する。図7で負の階調値になった部分に相当する部分と255より大きい値になった部分に相当する部分に凸凹が生じてノイズが発生したとしても、表示される場合には、負の階調値は0に、255より大きい階調値は255に、クリッピングされるため、図9に示されるように凸凹のない映像が再現されることになる。これにより、ノイズが発生しなくなっていることが示される。
図10は、本発明の実施形態2に係る映像符号化装置の機能ブロック図を例示する。映像符号化装置1000は、実施形態1に係る映像符号化装置が、高周波成分測定部1001を有した構成となっている。
図11は、本実施形態における映像符号化装置の処理の流れ図を例示する。図11の流れ図においては、ステップS1101がステップS501に、ステップS1103がステップS502に、ステップS1104がステップS503に、ステップS1105がステップS504に、ステップS1106がステップS505に、それぞれ対応している。ステップS1102は、高周波成分の量が所定の値以上であるかどうかを判断するステップである。もし、所定の値以上であれば、ステップS1103へ処理を移行させ、そうでなければ、ステップS1103からステップS1106までをスキップする。
本実施形態により、高周波成分の多い画像の部分に発生するモスキートノイズを減少させることができ、また、その他の部分の画質を変化させないようにすることができる。
図12は、本発明の実施形態3に係る映像符号化装置の機能ブロック図を例示する。映像符号化装置1200は、実施形態1に係る映像符号化装置において、入力された映像が第1の映像部分と第2の映像部分とからなり、スイッチ1201を有した構成となっている。
本実施形態により、高周波成分が多く含まれる文字が書かれた映像または/およびコンピュータグラフィックスにより作成された映像の画素情報の階調値の減少または増加の処理が行なわれるので、ノイズを減少させることが可能となる。
図13は、本発明の実施形態4に係る映像符号化装置の機能ブロック図を例示する。映像符号化装置1300は、実施形態3に係る映像符号化装置にスイッチ1301を有した構成となっており、これにより、以下に述べるように動き補償符号化部が形成されている。
もし、イントラ符号化モードで符号化を行なう場合には、スイッチ1502とスイッチ1509とは、図13の上側の端子を選択する。また、スイッチ1301は、図13における右側の端子を選択する。この状態で、符号化されるマクロブロック上の画素の座標を(x,y)とすると、Tsx≦x≦TexかつTsy≦y≦Teyであれば、スイッチ1201は、図13における上側の端子を選択し、文字あるいはコンピュータグラフィックスの画像を空間周波数変換部1503へ入力する。それ以外であれば、スイッチ1201は、図13における下側の端子を選択し、自然画像を空間周波数変換部1503へ入力する。
もし、イントラ符号化モードで符号化を行なわない場合、すなわち、インター符号化モードで符号化を行なう場合には、スイッチ1502とスイッチ1509とは、図13における下側の端子を選択する。また、この場合、スイッチ1301とスイッチ1201とは連動することとなる。すなわち、もし、Tsx≦x≦TexかつTsy≦y≦Teyでなければ、スイッチ1201は図13における下側の端子を選択し、スイッチ1301は、図13における右側の端子を選択する。これにより、差分フレームの値が空間周波数変換部1503に入力され、加算器1507で加算が行なわれた結果が画像メモリ1508に蓄積される。一方、もし、Tsx≦x≦TexかつTsy≦y≦Teyであれば、スイッチ1201は図13における上側の端子を選択し、スイッチ1301は図13における左側の端子を選択する。このとき、第1の映像部分と画像メモリ1508が蓄積する映像の相当部分とが一致したとすると、差分器1501による差分が0となり、結果として逆空間周波数変換部1506の出力も0となり、加算器で加算を行なう必要がなくなる。スイッチ1301が左側の端子を選択するとは、このことを意味する。また、第1の映像部分が平行に移動すると、画像メモリ1508により、その動きベクトルが検出されて出力されるとともに、画像メモリの内容の第1の映像部分が平行移動される。これにより、第1の映像部分と画像メモリ1508が蓄積する映像部分の相当部分との差分を0にすることができる。したがって、差分フレームの値を0とし、動き補償で符号化を行なうことができる。また、逆量子化部1505と逆空間周波数変換部1506とを動作させる必要が無くなる。
本実施形態の主な効果は、実施形態3と同じである。加えて、第1の映像部分をインター符号化モードで符号化する場合には、逆量子化部、逆空間周波数変換部を動作させないようにすることが可能であり、電力消費を抑えることができるなどの効果がある。
101 下値判断部
102 上値判断部
103 減少処理部
104 増加処理部
105 モード判定部
1501 差分器
1502 スイッチ
1503 空間周波数変換部
1504 量子化部
1505 逆量子化部
1506 逆空間周波数変換部
1507 加算器
1508 画像メモリ
1509 スイッチ
Claims (6)
- 入力された映像の画素情報に基づいて空間周波数変換を行ない、入力された映像の符号化を行なう映像符号化装置であって、
前記入力された映像の画素情報の示す階調値が所定の値A以下であるか判断する下値判断部と、
前記入力された映像の画像情報の示す階調値が所定の値B以上であるか判断する上値判断部と、
前記下値判断部での判断結果が所定の値A以下であると判断された場合には、前記入力された映像の画素情報の階調値を所定の値A´以下に減少させる処理を行なう減少処理部と、
前記上値判断部での判断結果が所定の値B以上であると判断された場合には、前記入力された映像の画素情報の階調値を所定の値B´以上に増加させる処理を行なう増加処理部と、
前記入力された映像の画素情報に基づいて構成されるブロックがイントラ符号化モードで符号化されるかどうかを判定するモード判定部と、
を有し、
前記減少処理部と前記増加処理部とは、前記モード判定部での判定が"イントラ符号化モードで符号化される"である場合に、前記処理を行なう映像符号化装置。 - 前記所定の値A´は0以下の値であり、前記所定の値B´は入力された映像の最大の階調値以上である請求項1に記載の映像符号化装置。
- 前記入力された映像の画素情報を含む映像部分の高周波成分の量を測定する高周波成分測定部を有し、
前記減少処理部と前記増加処理部とは、前記高周波成分測定部での測定結果が所定の値以上である場合に、前記処理を行なう請求項1または2に記載の映像符号化装置。 - 前記入力された映像は、文字が書かれた映像または/およびコンピュータグラフィックスにより作成された映像を含む第1の映像部分と、その他の映像である第2の映像部分と、からなり、
前記減少処理部と前記増加処理部とは、第1の映像の画素情報に対して前記処理を行なう請求項1または2に記載の映像符号化装置。 - 前記入力された映像は、文字が書かれた映像または/およびコンピュータグラフィックスにより作成された映像を含む第1の映像部分と、その他の映像である第2の映像部分と、からなり、
前記第1の映像部分の画素情報に基づいて構成されるブロックについての前記モード判定部での判定が"イントラ符号化モードで符号化されない"である場合には、差分フレームの値を0とし、動き補償により符号化を行なう動き補償符号化部を有する請求項4に記載の映像符号化装置。 - 入力された映像の画素情報に基づいて空間周波数変換を行ない、入力された映像の符号化を行なう映像符号化プログラムであって、
前記入力された映像の画素情報の示す階調値が所定の値A以下であるか判断する下値判断ステップと、
前記入力された映像の画像情報の示す階調値が所定の値B以上であるか判断する上値判断ステップと、
前記下値判断ステップでの判断結果が所定の値A以下であると判断された場合には、前記入力された映像の画素情報の階調値を所定の値A´以下に減少させる処理を行なう減少処理ステップと、
前記上値判断ステップでの判断結果が所定の値B以上であると判断された場合には、前記入力された映像の画素情報の階調値を所定の値B´以上に増加させる処理を行なう増加処理ステップと、
前記入力された映像の画素情報に基づいて構成されるブロックがイントラ符号化モードで符号化されるかどうかを判定するモード判定ステップと、
をコンピュータに実行させるためのプログラムであり、
前記減少処理ステップと前記増加処理ステップにおいては、前記モード判定ステップでの判定が"イントラ符号化モードで符号化される"である場合に、前記処理が行なわれる映像符号化プログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004103572A JP2005294967A (ja) | 2004-03-31 | 2004-03-31 | 映像符号化装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2004103572A JP2005294967A (ja) | 2004-03-31 | 2004-03-31 | 映像符号化装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2005294967A true JP2005294967A (ja) | 2005-10-20 |
Family
ID=35327457
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2004103572A Pending JP2005294967A (ja) | 2004-03-31 | 2004-03-31 | 映像符号化装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2005294967A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017508415A (ja) * | 2013-12-28 | 2017-03-23 | 同済大学 | 画像符号化/復号方法及び装置 |
-
2004
- 2004-03-31 JP JP2004103572A patent/JP2005294967A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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