JP2008219870A - 動画像符号化方法及び動画像符号化装置 - Google Patents

動画像符号化方法及び動画像符号化装置 Download PDF

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Abstract

【課題】パルシングの影響を軽減することによって符号化対象の画像の画質を適応的に改善する方法及び装置を提供する。
【解決方法】本発明に係る方法は、既定の量子化制御変数を用いて、所定のブロック単位で動画像を符号化する動画像符号化方法であって、符号化対象の原画における原画ブロックと先行する非圧縮ピクチャにおける予測ブロックとの相関の度合いを算出する相関算出ステップと、前記相関の度合いが所定の閾値より大きい場合に、量子化ステップサイズが小さくなるように前記量子化制御変数を変更する変数決定ステップと、変更された前記量子化制御変数に基づいて量子化ステップサイズを決定し、所定の画像符号化ツールを用いて、決定された前記量子化ステップサイズで前記原画ブロックを符号化する画像符号化ステップとを含むことを特徴とする。
【選択図】図2

Description

本発明は、マルチメディアデータを符号化する符号化技術に関し、特に、画面内予測符号化を用いる動画像圧縮符号化技術に関する。
一般に、ISO/IEC14496−2パート10国際標準規格のような動画像符号化アルゴリズムの多くは、連続した画面間予測ピクチャからなるグループの始点でキーピクチャとしても知られる画面内ピクチャを符号化するものである。画面内符号化ピクチャは、隣接するピクチャに依存して復号化されるのではない自己完結型のピクチャである。これは、動画像復号化装置が、圧縮動画像ストリームにおけるある画面内符号化ピクチャに先行するピクチャを復号化することなく、当該画面内ピクチャを含む特定のピクチャグループ(GOP)及び当該画面内ピクチャに続く画面間予測ピクチャを独立的に復号化するためのアクセスポイントとして時折用いられる。符号化動画像シーケンスは、ランダムアクセスや符号化動画像シーケンスの一部の復号化を容易にする数個のピクチャグループからなることがある。
「パルシング」の影響とは、ある画面内ピクチャの符号化画質が当該画面内ピクチャ以前の画面間ピクチャの画質とは異なる場合に発生する歪みである。言い換えると、パルシング歪みは、あるピクチャグループから別のピクチャグループへの移行部分に発生する。複数のピクチャグループからなる符号化動画像シーケンスにおいて、パルシング歪みは、画面内ピクチャの画質が異なることによりピクチャグループの周期ごとに発生する「パルス」状に見えるものである。パルシングの影響は、特に動画像シーケンスが非常に高い圧縮率で符号化された場合、ピクチャ内の動きが小さい領域でより目立つ。図1は、動画像シーケンスにおいて、パルシング歪みが発生するであろう場所の例を示す。同図に示されるように、パルシング歪みは、ふたつの異なるGOP間のGOP境界に発生する。
パルシングの影響を軽減するために、ある従来技術においては、画面内ピクチャ全体の画質を制御するためのレート制御アルゴリズムを用いたり、GOP境界においてだけビットレートを変更させたりする方式がある(例えば、特許文献1参照)。通常、パルシングの影響は、画面内ピクチャが過度に圧縮された場合に生じる。そのため、パルシングの影響を軽減する方法のひとつとして、画面間ピクチャの圧縮率を上げつつ、画面内ピクチャ全体の圧縮率を下げる方法がある。しかしながら、この方法には、圧縮率を上げて画面間ピクチャの画質を低下させると、ブロッキングやリンギングなどの別の歪みが増加する結果になるという問題がある。
特開2000−78577号公報
パルシングの影響は、特にISO/IEC14496−2パート10国際標準規格のような動画像符号化アルゴリズムを用いて高い圧縮率で圧縮された動画像において目立つ歪みである。当該圧縮動画像の画質を改善するためには、当該動画像を符号化する前か復号化した後に、歪みを削減する必要がある。パルシングの影響を軽減するために画面内ピクチャ全体の圧縮率を下げる当該従来技術においては、ピクチャグループ全体としてある圧縮率を維持するために、高い圧縮率を用いた画面間ピクチャの画質を低下させることになるという問題がある。それゆえ、当該従来技術は、ピクチャグループ間の境界におけるパルシングの影響を削減するものの、ピクチャグループ内の画面間ピクチャにより多くの歪みを発生させている。
そこで、本発明は、上記の問題に鑑みてなされたものであって、パルシング歪みの影響を軽減化することができる動画像符号化方法等を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、ピクチャグループのはじめのほうにあるピクチャの画質を適応的に調整する新たな方法を導入する。本発明は、先行するピクチャグループに属するピクチャのマクロブロックとの関係に基づいて、あるピクチャグループに属するピクチャの画質を適応的に調整するという点で新しい。それゆえ、本発明は、パルシング歪みが視覚的により顕著であるピクチャ領域の画質を適応的に調整する。
本発明に係る動画像符号化方法は、既定の量子化制御変数を用いて、所定のブロック単位で動画像を符号化する動画像符号化方法であって、符号化対象の原画における原画ブロックと先行する非圧縮ピクチャにおける予測ブロックとの相関の度合いを算出する相関算出ステップと、前記相関の度合いが所定の閾値より大きい場合に、量子化ステップサイズが小さくなるように前記量子化制御変数を変更する変数決定ステップと、変更された前記量子化制御変数に基づいて量子化ステップサイズを決定し、所定の画像符号化ツールを用いて、決定された前記量子化ステップサイズで前記原画ブロックを符号化する画像符号化ステップとを含む。
また、本発明に係る動画像符号化装置は、既定の量子化制御変数を用いて、所定のブロック単位で動画像を符号化する動画像符号化装置であって、符号化対象の原画における原画ブロックと先行する非圧縮ピクチャにおける予測ブロックとの相関の度合いを算出する相関算出手段と、前記相関の度合いが所定の閾値より大きい場合に、量子化ステップサイズが小さくなるように前記量子化制御変数を変更する変数決定手段と、変更された前記量子化制御変数に基づいて量子化ステップサイズを決定し、所定の画像符号化ツールを用いて、決定された前記量子化ステップサイズで前記原画ブロックを符号化する画像符号化手段とを備える。
なお、本発明は、上記動画像符号化方法におけるステップをコンピュータに実行させるためのプログラムとして実現することもできる。そして、そのプログラムをDVD等の記録媒体やインターネット等の伝送媒体を介して広く流通させることもできる。
さらに、本発明は、上記動画像符号化装置における特徴的な構成手段を備える集積回路として実現することもできる。
本発明の効果は、ふたつの独立したピクチャグループ間の、特に移行部分で、圧縮動画像シーケンスのパルシング歪みを削減することである。当該効果は、視覚的な画質の向上という形で現れる。
適応的画質調整処理は、画面内予測ピクチャと画面間予測ピクチャ双方のマクロブロックに適用することが可能である。適応的画質調整処理がひとつの画面内予測ピクチャのマクロブロックに適用された場合であっても、当該画面内符号化ピクチャにおけるサイズの拡大を制約するものの、圧縮動画像シーケンスのパルシング歪みを削減することはできる。これにより、圧縮動画像シーケンスの圧縮率を下げることなく動画像シーケンス全体の画質が改善される。
以下、本発明に係る動画像符号化方法及び動画像符号化装置について、図面を参照しながら説明する。なお、本発明について、以下の実施の形態及び添付の図面を用いて説明を行うが、これは例示を目的としており、本発明がこれらに限定されることを意図しない。
図2は、本発明の実施の形態に係る動画像符号化装置における画像符号化部の機能構成を示すブロック図である。図2に示されるように、画像符号化部422は、ピクチャメモリ200、予測部202、減算部204、直交変換部206、量子化部208、及び係数走査部210を備える。量子化部208は、変換係数を量子化することにより、画像の圧縮率を制御する。量子化レベルは、量子化制御変数QCin(例えば、量子化パラメータQPin又は量子化マトリクスQMinなど)によって決定される。例えば、量子化パラメータは、量子化ステップサイズに正比例する。つまり、量子化パラメータの値が大きいほど、量子化ステップサイズは大きくなり、それゆえ、圧縮率が大きくなる。
(第1の実施の形態)
動画像に対する適応的画質調整処理には2つのステップがある。第1のステップは、非圧縮原画サンプルの符号化対象マクロブロックと先行する非圧縮ピクチャのサンプルとの相関を決定することである。次のステップは、非圧縮原画サンプルの符号化対象マクロブロックと先行する非圧縮ピクチャのサンプルとの相関が高い場合、符号化対象マクロブロックの符号化画質を改善することである。
図3は、本発明の第1の実施の形態における適応的画質調整処理を示すフローチャートである。同図に示されるように、非圧縮原画サンプルのマクロブロックは、モジュール300において符号化対象の非圧縮原画ピクチャから得られる。
次に、モジュール302において、参照ピクチャは、モジュール304に示されるように、ピクチャメモリに格納された原画のピクチャグループから選択される。この場合のピクチャは、フレームピクチャ又はフィールドピクチャとすることができる。本実施の形態の一例として、符号化対象ピクチャがフレームピクチャである場合、参照フレームは、当該符号化対象ピクチャに対し時間的に直近の参照フレームピクチャであるという基準に基づいて選択される。符号化対象ピクチャがフィールドピクチャである場合、当該符号化対象フィールドピクチャと同じフィールドパリティを有する直近の参照フィールドピクチャが選択される。
モジュール306において、非圧縮原画サンプルのマクロブロックの動きベクトルセットを導き出すために、選択された参照ピクチャに対し動き検出ステップが実施される。モジュール308において、予測サンプルのマクロブロックを導き出すために、導き出された動きベクトルに基づいて動き補償ステップが実施される。
モジュール310において、予測サンプルの導き出されたマクロブロックのサンプル値と原画サンプルのマクロブロックのサンプル値との差分絶対値和によって変化する式に基づいて、コスト値が求められる。コスト値(Cost)を求める式の一例を以下に示す。
Figure 2008219870
ここで、SADとは予測サンプルと原画サンプルとの差分絶対値和であり、Lambdaは固定値であり、MVCostは、導き出された動きベクトルに左右される要素Costを表す。Lambdaの値はゼロになることがあり、その場合、要素MVCostは、無視してもよい。
モジュール312において、モジュール306から導き出された動きベクトルの絶対値は、予め定められた第1閾値と比較される。例えば、所定の第1閾値はある整数である。次に、モジュール314において、モジュール310から求められたコストは、予め定められた第2閾値と比較される。例えば、所定の第2閾値はある整数である。
モジュール316に示されるように、動きベクトルの全要素の絶対値が所定の第1閾値より小さく、かつ、求められたコストが所定の第2閾値より小さい場合、モジュール318に示されるように、符号化対象マクロブロックの新たな量子化パラメータが決定される。量子化パラメータとは、量子化ステップサイズを制御するパラメータである。
動きベクトルのいずれかの要素の絶対値が所定の第1閾値より大きい、若しくは求められたコストが所定の第2閾値より大きい場合(316でNo)、モジュール322において、求められたコストは予め定められた第3閾値と比較される。例えば、所定の第3閾値はある整数である。
求められたコストがモジュール324において所定の第3閾値よりも小さい場合、モジュール318に示されるように、符号化対象マクロブロックに対し新たな量子化パラメータが決定される。さもなくば、モジュール326において符号化対象マクロブロックに用いられる量子化パラメータが既定値に設定される。その後、原画サンプルの符号化対象マクロブロックは、モジュール320における量子化パラメータに基づき、画像符号化ツールを用いて符号化される。そのようなツールの例としては、予測ツール、直交変換ツール、量子化ツール及びエントロピー符号化ツールなどがある。
適応的画質調整処理は、画面内予測ピクチャと画面間予測ピクチャ双方のマクロブロックに適用可能である。画面内予測ピクチャのマクロブロックのみに適用された場合、モジュール320において用いられる画像符号化ツールには、空間的予測ツール、直交変換ツール、量子化ツール及びエントロピー符号化ツールなどがある。適応的画質調整処理が画面間予測ピクチャのマクロブロックに適用された場合、画面内マクロブロックに用いられる画像符号化ツールには、空間的予測ツール、直交変換ツール、量子化ツール及びエントロピー符号化ツールなどがある。画面間マクロブロックのための画像符号化ツールには、時間的予測ツール、直交変換ツール、量子化ツール及びエントロピー符号化ツールなどがある。
図4は、本発明における新たな量子化パラメータの決定処理の例を示すフローチャートである。
まず、モジュール700において、符号化対象マクロブロックに対し既定の量子化パラメータが決定される。次に、モジュール702において、符号化対象マクロブロックに用いられる直交変換サイズが決定される。そのような直交変換の例としては、8×8変換や4×4変換がある。この例では、N×N変換とは、幅においてN個のサンプル×高さにおいてN個のサンプルの変換であり、ここでのNは整数値であればよい。モジュール704において、決定された変換サイズは、8×8サイズと比較される。モジュール704において、当該変換サイズが、8×8サイズであった場合、当該量子化パラメータは、モジュール706において既定の第1デルタ量子化パラメータ値の分だけ減らされる。モジュール702において、当該変換サイズが、8×8ではなく、例えば4×4であった場合、当該量子化パラメータは、モジュール708において既定の第2デルタ量子化パラメータ値の分だけ減らされる。なお、直交変換サイズは、上記の8×8サイズや4×4サイズに限定されるものではなく、16×16サイズ、16×8サイズ及び8×4サイズなど、その他のサイズであってもよい。
図4の例では、画像符号化処理において実施可能な直交変換の数は2つである。直交変換が1つだけ実施可能な場合、モジュール702及び704は必要ではなく、量子化パラメータは、ただ1つの既定のデルタ量子化パラメータ値の分だけ減らされる。
なお、図4においては、新たな量子化パラメータの決定処理について示したが、量子化ステップサイズを制御するパラメータとしては、量子化パラメータ以外に量子化マトリクスがある(以下、これらを総称して「量子化制御変数」という。)。
図5は、本発明における新たな量子化制御変数の決定処理の例を示すフローチャートである。なお、以下では、量子化制御変数として量子化マトリクスを採り上げることとする。
まず、モジュール650において、符号化対象マクロブロックに対し既定の量子化制御変数である量子化マトリクスが決定される。次に、モジュール652において、符号化対象マクロブロックに用いられる直交変換サイズが決定される。そのような直交変換サイズの例としては、図4と同様に、8×8変換や4×4変換などがある。ここでは便宜上、直交変換サイズを2種類に分類し、例えば、16×16サイズ、16×8サイズ又は8×8サイズを「大きなサイズ」とし、8×4サイズ又は4×4サイズを「小さなサイズ」とする。
モジュール654において、決定された変換サイズの大小を判定する。変換サイズが「大きいサイズ」と判定された場合は(654で大)、モジュール656において、既定の量子化制御変数を量子化ステップサイズが小さくなるように変更する。具体的には、モジュール654において、変換サイズが8×8サイズであると判定された場合、当該量子化マトリクスの各係数は、モジュール656において、既定の第1デルタ量子化マトリクスの各係数の分だけ減らすこととする。
一方、変換サイズが「小さいサイズ」と判定された場合は(654で小)、モジュール658において、既定の量子化制御変数によって量子化ステップサイズを決定する。具体的には、モジュール654において、変換サイズが4×4であると判定された場合、当該量子化マトリクスの各係数は、モジュール658において既定の第2デルタ量子化マトリクスの各係数の分だけ減らすこととする。
図5の例では、画像符号化処理において実施可能な直交変換の数は2つである。直交変換が1つだけ実施可能な場合、モジュール652及び654は必要ではなく、量子化マトリクスの各係数は、ただ1つの既定のデルタ量子化マトリクスの各係数の分だけ減らされる。
図6は、本発明の第1の実施の形態における動画像符号化装置の機能構成を示すブロック図である。この動画像符号化装置100は、ピクチャメモリ400、参照ピクチャ選択部402、動き検出部404、動き補償部406、動きベクトル比較部408、コスト演算部410、2つのコスト比較部412及び414、2つのスイッチ部416及び418、量子化パラメータ決定部421、画像符号化部422及びエントロピー符号化部424を備える。
参照ピクチャ選択部402は、符号化対象ピクチャ情報D2及び参照ピクチャ情報D4を受信し、直近の時間距離に基づいて適切な参照ピクチャを選択し、参照インデックスD5を動き検出部404に出力する。原画サンプルD1のマクロブロックは、入力Vinとして受信される。動き検出部404は、原画サンプルD17のマクロブロック、参照インデックスD5及び参照ピクチャD3を受信する。これは、動きベクトルセットD6を出力する。
動きベクトル比較部408は、動きベクトルセットD6を取り、これを所定の第1閾値と比較し、信号D9を出力する。動きベクトルの全要素の絶対値が当該第1閾値より小さい場合、信号D9は1に設定され、小さくなければ0に設定される。
その後、動き補償部406は、参照インデックスD5、動きベクトルセットD6、及び参照ピクチャD3を取る。これは、予測サンプルD7のマクロブロックを出力する。コスト演算部410は、予測サンプルD7のマクロブロック、原画サンプルD17のマクロブロック、及び動きベクトルセットD6を取る。これは、コスト値D8をコスト比較部412に出力する。コスト比較部412は、コスト値D8を取り、これを所定の第2閾値と比較し、信号D10をスイッチ部416に出力する。求められたコストが当該所定の第2閾値より小さい場合、信号D10は1に設定される。小さくなければ、信号D10は0に設定される。
スイッチ部416は、信号D10及びD9次第で、入力D1へ出力D12か出力D13を接続する。信号D10及びD9の両方が1であれば、D12がD1に接続され、1でなければ、D13が既定の量子化パラメータQPinであるD1に接続される。
コスト比較部414は、コスト値D8を取り、これを所定の第3閾値と比較し、信号D11を第2スイッチ部418に出力する。求められたコストが当該所定の第3閾値より小さい場合、信号D11は1に設定される。小さくなければ、信号D11は0に設定される。
スイッチ部418は、信号D11次第で、入力D13へ出力D14か出力D15を接続する。信号D11が1であれば、D14がD13に接続され、1でなければ、D15がD13に接続される。
量子化パラメータ決定部421は、次の入力のうちいずれかを取る。すなわち、それは信号D14又はD12として示された既定の量子化パラメータである。いくつかの実施態様において、符号化対象マクロブロックに用いられる直交変換における既定のサイズもまた、量子化パラメータ決定部に入力される。その後、量子化パラメータ決定部421は、新たな量子化パラメータD16を画像符号化部422に出力する。画像符号化部422は、原画サンプルD17のマクロブロックを取り、信号D16又はD15として示された量子化パラメータ値を用いてこれを符号化し、量子化残差D18のマクロブロックをエントロピー符号化部424に出力する。最後に、エントロピー符号化部424は、N×Mの量子化残差ブロックを符号化し、圧縮ビットストリームVoutを出力する。
なお、上記図6の動画像符号化装置100においては、量子化パラメータ決定部421を備えているが、上記の理由により、量子化パラメータ決定部に代えて量子化制御変数決定部を備えて動画像符号化装置を構成してもよい。
図7は、量子化制御変数決定部を備える動画像符号化装置の機能構成を示すブロック図である。図7に示すように、動画像符号化装置110は、量子化パラメータ決定部421に代えて量子化制御変数決定部420を備える以外、上記図6の動画像符号化装置100と同じ構成である。
量子化制御変数決定部420は、次の入力のうちいずれかを取る。すなわち、それは信号C14又はC12として示された既定の量子化マトリクスである。いくつかの実施態様において、符号化対象マクロブロックに用いられる直交変換における既定のサイズもまた、量子化制御変数決定部420に入力される。その後、量子化制御変数決定部420は、新たな量子化マトリクスC16を画像符号化部422に出力する。画像符号化部422は、原画サンプルD17のマクロブロックを取り、信号C16又はC15として示された量子化マトリクス値を用いてこれを符号化し、量子化残差D18のマクロブロックをエントロピー符号化部424に出力する。最後に、エントロピー符号化部424は、N×Mの量子化残差ブロックを符号化し、圧縮ビットストリームVoutを出力する。
以上のように、本実施の形態に係る動画像符号化装置によれば、隣接するピクチャ間(より具体的には隣接するピクチャ同士における各マクロブロック間)の相関が高い場合だけ、符号化対象のピクチャ(より具体的には符号化対象のマクロブロック)が高精細になるように符号化するので、パルシングノイズの発生を防止することができる。
なお、上記のコスト演算部及びコスト比較部は、特許請求の範囲における相関算出部の一例である。
また、上記の量子化パラメータ決定部及び量子化制御変数決定部は、特許請求の範囲における変数決定部の一例である。
(第2の実施の形態)
適応的画質調整処理にはふたつのステップがある。第1のステップは、非圧縮原画サンプルの符号化対象マクロブロックと先行する再構成ピクチャのサンプルとの相関を決定することである。次のステップは、非圧縮原画サンプルの符号化対象マクロブロックと先行する再構成ピクチャのサンプルとの相関が高い場合、符号化対象マクロブロックの符号化画質を改善することである。
実施の形態2の適応的画質調整処理は、参照ピクチャを選択する処理や、モジュール502、506及び508それぞれにおける動き検出処理及び動き補償処理において、非圧縮原画ピクチャの代わりに再構成ピクチャを参照ピクチャとして用いる点を除いて実施の形態1において定義された処理と同様である。
図8は、本発明の第2の実施の形態における適応的画質調整処理を示すフローチャートである。同図に示されるように、非圧縮原画サンプルのマクロブロックは、モジュール500において符号化対象の非圧縮原画ピクチャから得られる。
次に、モジュール502において、参照ピクチャは、モジュール504に示されるようにピクチャメモリに格納された再構成ピクチャグループから選択される。この場合のピクチャは、フレームピクチャ又はフィールドピクチャとすることができる。本実施の形態の一例として、符号化対象ピクチャがフレームピクチャである場合、参照フレームは、当該符号化対象ピクチャに対し時間的に直近の参照フレームピクチャであるという基準に基づいて選択される。符号化対象ピクチャがフィールドピクチャである場合、当該フィールドピクチャと同じフィールドパリティを有する直近の参照フィールドピクチャが選択される。
モジュール506において、非圧縮原画サンプルのマクロブロックの動きベクトルセットを導き出すために、選択された参照ピクチャに対し動き検出ステップが実施される。モジュール508において、予測サンプルのマクロブロックを導き出すために、導き出された動きベクトルに基づいて動き補償ステップが実施される。
モジュール510において、予測サンプルの導き出されたマクロブロックのサンプル値と原画サンプルのマクロブロックのサンプル値との差分絶対値和によって変化する式に基づいて、コスト値が求められる。コスト値(Cost)を求める式の一例を以下に示す。
Figure 2008219870
ここで、SADとは予測サンプルと原画サンプルとの差分絶対値和であり、Lambdaは固定値であり、MVCostは、導き出された動きベクトルに左右される要素Costを表す。Lambdaの値はゼロになることがあり、その場合、要素MVCostは、無視してもよい。
モジュール512において、モジュール506から導き出された動きベクトルの絶対値は、予め定められた第1閾値と比較される。例えば、所定の第1閾値はある整数である。次に、モジュール514において、モジュール510から求められたコストは、予め定められた第2閾値と比較される。例えば、所定の第2閾値はある整数である。
モジュール516に示されるように、動きベクトルの全要素の絶対値が所定の第1閾値より小さく、かつ、求められたコストが所定の第2閾値より小さい場合、モジュール518に示されるように、符号化対象マクロブロックの新たな量子化パラメータが決定される。量子化パラメータとは、量子化ステップサイズを制御するパラメータである。
動きベクトルのいずれかの要素の絶対値が所定の第1閾値より大きい、若しくは求められたコストが所定の第2閾値より大きい場合、求められたコストは予め定められた第3閾値と比較される。例えば、所定の第3閾値はある整数である。
求められたコストがモジュール524における所定の第3閾値よりも小さい場合、モジュール518における符号化対象マクロブロックに対し新たな量子化パラメータが決定される。さもなくば、モジュール526において符号化対象マクロブロックに用いられる量子化パラメータが既定値に設定される。その後、原画サンプルの符号化対象マクロブロックは、モジュール520における量子化パラメータに基づき、画像符号化ツールを用いて符号化される。そのようなツールの例としては、予測ツール、直交変換ツール、量子化ツール及びエントロピー符号化ツールなどがある。
適応的画質調整処理は、画面内予測ピクチャと画面間予測ピクチャ双方のマクロブロックに適用可能である。画面内予測ピクチャのマクロブロックのみに適用された場合、モジュール520において用いられる画像符号化ツールには、空間的予測ツール、直交変換ツール、量子化ツール及びエントロピー符号化ツールなどがある。適応的画質調整処理が画面間予測ピクチャのマクロブロックに適用された場合、画面内マクロブロックに用いられる画像符号化ツールには、空間的予測ツール、直交変換ツール、量子化ツール及びエントロピー符号化ツールなどがある。画面間マクロブロックのための画像符号化ツールには、時間的予測ツール、直交変換ツール、量子化ツール及びエントロピー符号化ツールなどがある。
図4は、本発明における新たな量子化パラメータの決定処理の例を示す。まず、モジュール700において、符号化対象マクロブロックに対し既定の量子化パラメータが決定される。次に、モジュール702において、符号化対象マクロブロックに用いられる直交変換サイズが決定される。そのような直交変換の例としては、8×8変換や4×4変換がある。この例では、N×N変換とは、幅においてN個のサンプル×高さにおいてN個のサンプルの変換であり、ここでのNは整数値であればよい。モジュール704において、決定された変換サイズは、8×8サイズと比較される。モジュール704において、当該変換サイズが、8×8サイズであった場合、当該量子化パラメータは、モジュール706において既定の第1デルタ量子化パラメータ値の分だけ減らされる。モジュール702において、当該変換サイズが、8×8ではなく、例えば4×4であった場合、当該量子化パラメータは、モジュール708において既定の第2デルタ量子化パラメータ値の分だけ減らされる。
この例では、画像符号化処理において実施可能な直交変換の数はふたつである。直交変換がひとつだけ実施可能な場合、モジュール702及び704は必要ではなく、量子化パラメータは、ただひとつの既定のデルタ量子化パラメータ値の分だけ減らされる。
なお、本実施の形態においても、上記の第1の実施の形態の場合と同様に、新たな量子化制御変数として量子化マトリクスを決定してもよい。
図9は、本発明の第2の実施の形態における動画像符号化装置の機能構成を示すブロック図である。動画像符号化装置120は、ピクチャメモリ600、参照ピクチャ選択部602、動き検出部604、動き補償部606、動きベクトル比較部608、コスト演算部610、ふたつのコスト比較部612及び614、ふたつのスイッチ部616及び618、量子化パラメータ決定部621、画像符号化部622、画像復号化部625及びエントロピー符号化部624を備える。
第2の実施の形態における動画像符号化装置120は、ピクチャメモリ600が非圧縮原画ピクチャの代わりに再構成ピクチャを含む点、及び圧縮ピクチャを再構成するために画像復号化部625を備える点を除き、第1の実施の形態における動画像符号化装置100と同様である。
参照ピクチャ選択部602は、符号化対象ピクチャ情報D2及び参照ピクチャ情報D4を受信し、直近の時間距離に基づいて適切な参照ピクチャを選択し、参照インデックスD5を動き検出部604に出力する。原画サンプルD1のマクロブロックは、入力Vinとして受信される。動き検出部604は、原画サンプルD17のマクロブロック、参照インデックスD5及び参照ピクチャD3を受信する。これは、動きベクトルセットD6を出力する。
動きベクトル比較部608は、動きベクトルセットD6を取り、これを所定の第1閾値と比較し、信号D9を出力する。動きベクトルの全要素の絶対値が当該第1閾値より小さい場合、信号D9は1に設定され、小さくなければ0に設定される。
その後、動き補償部606は、参照インデックスD5、動きベクトルセットD6及び参照ピクチャD3を取る。これは、予測サンプルD7のマクロブロックを出力する。コスト演算部610は、予測サンプルD7のマクロブロック、原画サンプルD17のマクロブロック、及び動きベクトルセットD6を取る。これは、コスト値D8をコスト比較部612に出力する。コスト比較部612は、コスト値D8を取り、これを所定の第2閾値と比較し、信号D10をスイッチ部616に出力する。求められたコストが当該所定の第2閾値より小さい場合、信号D10は1に設定される。小さくなければ、信号D10は0に設定される。
スイッチ部616は、信号D10及びD9次第で、入力D1へ出力D12か出力D13を接続する。信号D10及びD9の両方が1であれば、D12がD1に接続され、1でなければ、D13が既定の量子化パラメータQPinであるD1に接続される。
コスト比較部614は、コスト値D8を取り、これを所定の第3閾値と比較し、信号D11を第2スイッチ部618に出力する。求められたコストが当該所定の第3閾値より小さい場合、信号D11は1に設定される。小さくなければ、信号D11は0に設定される。
スイッチ部618は、信号D11次第で、入力D13へ出力D14か出力D15を接続する。信号D11が1であれば、D14がD13に接続され、1でなければ、D15がD13に接続される。
量子化パラメータ決定部621は、次の入力のうちいずれかを取る。すなわち、それは信号D14又はD12として示された既定の量子化パラメータである。いくつかの実施態様において、符号化対象マクロブロックに用いられる直交変換における既定のサイズもまた、量子化パラメータ決定部に入力される。その後、量子化パラメータ決定部621は、新たな量子化パラメータD16を画像符号化部622に出力する。画像符号化部622は、原画サンプルD17のマクロブロックを取り、信号D16又はD15として示された量子化パラメータ値を用いてこれを符号化し、量子化残差D18のマクロブロックをエントロピー符号化部624に出力する。エントロピー符号化部624は、N×Mの量子化残差ブロックを符号化し、圧縮ビットストリームVoutを出力する。最後に、画像復号化部625は、量子化残差D18のマクロブロックを取り、再構成サンプルのマクロブロックを再構成し、これをピクチャメモリ600に格納する。当該再構成ピクチャは、動き検出部604及び動き補償部606において参照ピクチャとして用いられる。
なお、上記の第1の実施の形態及び第2の実施の形態では、動画像符号化装置及び動画像符号化装置の実施例について説明したが、これらに対応する動画像復号化方法及び動画像復号化装置を実現することもできる。この場合の動画像復号化装置は、符号化された画像データから量子化制御変数を抽出する制御変数抽出手段と、抽出された量子化制御変数に基づいて決定した量子化ステップサイズによって(さらに、所定の画像復号化ツールを用いて)、上記の符号化された画像データを復号化する画像復号化手段とを備えることとする。
以上のように、本実施の形態に係る動画像符号化装置によれば、再構成ピクチャを含む隣接するピクチャ間(より具体的には隣接するピクチャ同士における各マクロブロック間)の相関が高い場合だけ、符号化対象のピクチャ(より具体的には符号化対象のマクロブロック)が高精細になるように符号化するので、パルシングノイズの発生を防止することができる。
本発明は、あらゆるマルチメディアデータを符号化する動画像符号化装置に利用が可能であり、特に、画面内ピクチャ符号化を用いる動画像符号化装置及び動画像符号化方法、及びこれらに対応する動画像復号化装置及び動画像復号化方法として利用が可能である。
符号化動画像シーケンスにおけるパルシング歪みの例を説明する図である。 マクロブロックの調整に用いる画像符号化部の例を示すブロック図である。 本発明の第1の実施の形態における適応的画質調整処理を示すフローチャートである。 本発明における量子化パラメータを設定する処理の例を示すフローチャートである。 本発明における量子化制御変数を設定する処理の例を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施の形態における動画像符号化装置の一例の機能構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施の形態における動画像符号化装置のその他の例の機能構成を示すブロック図である。 本発明の第2の実施の形態における適応的画質調整処理を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施の形態における動画像符号化装置の一例の機能構成を示すブロック図である。
符号の説明
100、110、120 動画像符号化装置
200、400、600 ピクチャメモリ
202 予測部
204 減算部
206 直交変換部
208 量子化部
210 係数走査部
402、602 参照ピクチャ選択部
404、604 動き検出部
406、606 動き補償部
408、608 動きベクトル比較部
410、610 コスト演算部
412、414、612、614 コスト比較部
416、418、616、618 スイッチ部
420 量子化制御変数決定部
421、621 量子化パラメータ決定部
422、622 画像符号化部
424、624 エントロピー符号化部
625 画像復号化部

Claims (13)

  1. 既定の量子化制御変数を用いて、所定のブロック単位で動画像を符号化する動画像符号化方法であって、
    符号化対象の原画における原画ブロックと先行する非圧縮ピクチャにおける予測ブロックとの相関の度合いを算出する相関算出ステップと、
    前記相関の度合いが所定の閾値より大きい場合に、量子化ステップサイズが小さくなるように前記量子化制御変数を変更する変数決定ステップと、
    変更された前記量子化制御変数に基づいて量子化ステップサイズを決定し、所定の画像符号化ツールを用いて、決定された前記量子化ステップサイズで前記原画ブロックを符号化する画像符号化ステップと
    を含むことを特徴とする動画像符号化方法。
  2. 相関算出ステップでは、
    符号化対象の原画における原画ブロックと先行する再構成ピクチャにおける予測ブロックとの相関の度合いを算出する
    ことを特徴とする請求項1記載の動画像符号化方法。
  3. 前記相関算出ステップは、
    前記予測ブロックについて動きベクトルを算出するサブステップと、
    前記原画ブロックのサンプル値、前記予測ブロックのサンプル値、及び算出された前記動きベクトルを用いて、相関を表わすコスト値を算出するサブステップとを含み、
    前記変数決定ステップでは、算出された前記コスト値に基づいて前記量子化制御変数を変更する
    ことを特徴とする請求項1記載の動画像符号化方法。
  4. 前記変数決定ステップは、
    前記原画ブロックについて、既定の量子化パラメータを特定するサブステップと、
    前記原画ブロックに用いられる直交変換サイズを決定するサブステップと、
    前記直交変換サイズが所定の大きいサイズ又は所定の小さいサイズの何れであるか否かを判定するサブステップと、
    前記直交変換サイズが所定の大きいサイズであると判定された場合に、既定の第1デルタ量子化パラメータ値分だけ前記量子化パラメータを小さくするサブステップと
    を含むことを特徴とする請求項1記載の動画像符号化方法。
  5. 前記変数決定ステップは、
    前記原画ブロックについて、既定の量子化マトリクスを特定するサブステップと、
    前記原画ブロックに用いられる直交変換サイズを決定するサブステップと、
    前記直交変換サイズが所定の大きいサイズ又は所定の小さいサイズの何れであるか否かを判定するサブステップと、
    前記直交変換サイズが所定の大きいサイズであると判定された場合に、既定の第1デルタ量子化マトリクスの各係数分だけ前記量子化マトリクスの各係数を小さくするサブステップと
    を含むことを特徴とする請求項1記載の動画像符号化方法。
  6. 前記所定の画像符号化ツールには、画面内マクロブロックを符号化するために用いられる符号化ツールが含まれる
    ことを特徴とする請求項1記載の動画像符号化方法。
  7. 前記所定の画像符号化ツールには、画面間マクロブロックを符号化するために用いられる符号化ツールが含まれる
    ことを特徴とする請求項1記載の動画像符号化方法。
  8. 前記画像符号化ステップでは、さらに、
    変更された前記量子化制御変数を符号化する
    ことを特徴とする請求項1記載の動画像符号化方法。
  9. 既定の量子化制御変数を用いて、所定のブロック単位で動画像を符号化する動画像符号化装置に用いられる、コンピュータに実行させるためのプログラムであって、
    前記プログラムは、
    符号化対象の原画における原画ブロックと先行する非圧縮ピクチャにおける予測ブロックとの相関の度合いを算出する相関算出ステップと、
    前記相関の度合いが所定の閾値より大きい場合に、量子化ステップサイズが小さくなるように前記量子化制御変数を変更する変数決定ステップと、
    変更された前記量子化制御変数に基づいて量子化ステップサイズを決定し、所定の画像符号化ツールを用いて、決定された前記量子化ステップサイズで前記原画ブロックを符号化する画像符号化ステップと
    を含むことを特徴とするプログラム。
  10. 既定の量子化制御変数を用いて、所定のブロック単位で動画像を符号化する動画像符号化装置であって、
    符号化対象の原画における原画ブロックと先行する非圧縮ピクチャにおける予測ブロックとの相関の度合いを算出する相関算出手段と、
    前記相関の度合いが所定の閾値より大きい場合に、量子化ステップサイズが小さくなるように前記量子化制御変数を変更する変数決定手段と、
    変更された前記量子化制御変数に基づいて量子化ステップサイズを決定し、所定の画像符号化ツールを用いて、決定された前記量子化ステップサイズで前記原画ブロックを符号化する画像符号化手段と
    を備えることを特徴とする動画像符号化装置。
  11. 既定の量子化制御変数を用いて、所定のブロック単位で動画像を符号化する集積回路であって、
    符号化対象の原画における原画ブロックと先行する非圧縮ピクチャにおける予測ブロックとの相関の度合いを算出する相関算出手段と、
    前記相関の度合いが所定の閾値より大きい場合に、量子化ステップサイズが小さくなるように前記量子化制御変数を変更する変数決定手段と、
    変更された前記量子化制御変数に基づいて量子化ステップサイズを決定し、所定の画像符号化ツールを用いて、決定された前記量子化ステップサイズで前記原画ブロックを符号化する画像符号化手段と
    を備えることを特徴とする集積回路。
  12. 符号化された画像データを所定のブロック単位で復号化する動画像復号化方法であって、
    符号化された画像データから量子化制御変数を抽出する制御変数抽出ステップと、
    抽出された前記量子化制御変数に基づいて量子化ステップサイズを決定し、所定の画像復号化ツールを用いて、決定された前記量子化ステップサイズで前記符号化された画像データを復号化する画像復号化ステップと
    を含むことを特徴とする動画像復号化方法。
  13. 符号化された画像データを所定のブロック単位で復号化する動画像復号化装置であって、
    符号化された画像データから量子化制御変数を抽出する制御変数抽出手段と、
    抽出された前記量子化制御変数に基づいて量子化ステップサイズを決定し、所定の画像復号化ツールを用いて、決定された前記量子化ステップサイズで前記符号化された画像データを復号化する画像復号化手段と
    を備えることを特徴とする動画像復号化装置。
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