JP2010124311A - 帯域可変フィルタ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】2本の伝送線路(20a、20b〜20d)からなる結合線路を備えた帯域可変フィルタであって、伝送線路の一部に接続され、オン/オフ切り替えにより結合線路の長さを切り替えることで中心周波数を変更可能とする少なくとも1つのスイッチング素子(30a、30b)をさらに備える。スイッチング素子の切り替え動作により結合線路の長さを切り替えることができ、中心周波数の広帯域可変が可能な帯域可変フィルタを容易に実現できる。
【選択図】図1
Description
図1は、本発明の実施の形態1における帯域可変フィルタの構成図である。本実施の形態1における帯域可変フィルタは、入力端子10a、出力端子10b、第1の伝送線路20a、第2の伝送線路20b、第3の伝送線路20c、第4の伝送線路20d、および2つのスイッチング素子30a、30bで構成されている。
図2は、本発明の実施の形態1における帯域可変フィルタの第1の状態を示す図であり、スイッチング素子30a、30bがともにオンの状態を示している。この第1の状態において、第1の伝送線路20aと、第2〜第4の伝送線路20b〜20dとは、通過端子と結合端子が開放された結合線路を構成し、電気長が4分の1波長となる周波数f1で帯域通過フィルタとして動作する。
図6は、本発明の実施の形態2における帯域可変フィルタの構成図である。本実施の形態2における帯域可変フィルタは、入力端子10a、出力端子10b、第1の伝送線路20a、第2の伝送線路20b、第3の伝送線路20c、第4の伝送線路20d、および2つのスイッチング素子30a、30bで構成されている。先の実施の形態1における図1の構成と比較すると、本実施の形態2における図6の構成は、2つのスイッチング素子30a、30bの接続位置が異なるとともに、図6に示す4箇所において接地されている点が異なっている。
図6において、スイッチング素子30a、30bがオフの状態では、第1の伝送線路20aと、第2〜第4の伝送線路20b〜20dとは、通過端子と結合端子が接地された結合線路を構成し、電気長が4分の1波長となる周波数f1で帯域通過フィルタとして動作する。
図9は、本発明の実施の形態3における帯域可変フィルタの構成図である。本実施の形態3における帯域可変フィルタは、入力端子10a、出力端子10b、第1〜第7の伝送線路20a〜20g、および4つのスイッチング素子30a〜30dで構成されている。
図10は、本発明の実施の形態3における帯域可変フィルタの第1の状態を示す図であり、スイッチング素子30a〜30dがともにオンの状態を示している。この第1の状態において、第2〜第6の伝送線路20b〜20fは、両端が開放された共振器を構成し、電気長が2分の1波長となる周波数f1で帯域通過フィルタとして動作する。
図14は、本発明の実施の形態4における帯域可変フィルタの構成図である。本実施の形態4における帯域可変フィルタは、入力端子10a、出力端子10b、第1〜第7の伝送線路20a〜20g、および4つのスイッチング素子30a〜30dで構成されている。先の実施の形態3における図9の構成と比較すると、本実施の形態4における図14の構成は、4つのスイッチング素子30a〜30dの接続位置が異なるとともに、図14に示す8箇所において接地されている点が異なっている。
図14において、スイッチング素子30a〜30dがオフの状態では、第2〜第6の伝送線路20b〜20fは、両端が接地された共振器を構成し、電気長が2分の1波長となる周波数f1で帯域通過フィルタとして動作する。
図17は、本発明の実施の形態5における帯域可変フィルタの構成図である。本実施の形態5における帯域可変フィルタは、入力端子10a、出力端子10b、第1の伝送線路20a、第2の伝送線路20b、第3の伝送線路20c、第4の伝送線路20d、2つのスイッチング素子30a、30b、および可変容量素子40で構成されている。
本実施の形態5における帯域可変フィルタの図17の構成は、先の実施の形態1における帯域可変フィルタの図1の構成と比較すると、第4の伝送線路20dに対して、一方が接地された可変容量素子40を装荷している点が異なっている。
図19は、本発明の実施の形態6における帯域可変フィルタの構成図である。本実施の形態6における帯域可変フィルタは、入力端子10a、出力端子10b、第1〜第7の伝送線路20a〜20g、4つのスイッチング素子30a〜30d、および2つの可変容量素子40a、40bで構成されている。
本実施の形態6における帯域可変フィルタの図19の構成は、先の実施の形態3における帯域可変フィルタの図9の構成と比較すると、第1および第7の伝送線路20a、20gに、一方が接地された可変容量素子40a、40bをそれぞれ装荷している点が異なっている。
図20は、本発明の実施の形態7における帯域可変フィルタの構成図である。本実施の形態7における帯域可変フィルタは、入力端子10a、出力端子10b、第1〜第7の伝送線路20a〜20g、4つのスイッチング素子30a〜30d、および可変容量素子40で構成されている。
本実施の形態7における帯域可変フィルタの図19の構成は、先の実施の形態3における帯域可変フィルタの図9の構成と比較すると、第4の伝送線路20dに、一方が接地された可変容量素子40を装荷している点が異なっている。
図21は、本発明の実施の形態8における帯域可変フィルタの構成図である。本実施の形態8における帯域可変フィルタは、入力端子10a、出力端子10b、第1の伝送線路20a、第2の伝送線路20b、第3の伝送線路20c、第4の伝送線路20d、2つのスイッチング素子30a、30b、および可変容量素子40で構成されている。
本実施の形態8における帯域可変フィルタの図21の構成は、先の実施の形態1における帯域可変フィルタの図1の構成と比較すると、第1の伝送線路20aと第4の伝送線路20dとを可変容量素子40を介して接続している点が異なっている。
図22は、本発明の実施の形態9における帯域可変フィルタの構成図である。本実施の形態9における帯域可変フィルタは、入力端子10a、出力端子10b、第1〜第5の伝送線路20a〜20e、および2つのスイッチング素子30a、30bで構成されている。
本実施の形態9における帯域可変フィルタの図22の構成は、先の実施の形態1における帯域可変フィルタの図1の構成と比較すると、第1の伝送線路20aと結合する第5の伝送線路20eをさらに備えている点が異なっている。ここで、第5の伝送線路20eの一方は、接地されている。
Claims (9)
- 2本の伝送線路からなる結合線路を備えた帯域可変フィルタであって、
前記伝送線路の一部に接続され、オン/オフ切り替えにより前記結合線路の長さを切り替えることで中心周波数を変更可能とする少なくとも1つのスイッチング素子をさらに備えたことを特徴とする帯域可変フィルタ。 - 請求項1に記載の帯域可変フィルタにおいて、
前記結合線路は、一端が入力端子に接続された2本の伝送線路から構成され、前記結合線路の通過端子と結合端子が開放され、アイソレーション端子に出力端子が接続されており、
前記スイッチング素子は、前記伝送線路の一部に直列に設けられている
ことを特徴とする帯域可変フィルタ。 - 請求項1に記載の帯域可変フィルタにおいて、
前記結合線路は、一端が入力端子に接続された2本の伝送線路から構成され、前記結合線路の通過端子と結合端子が接地され、アイソレーション端子に出力端子が接続されており、
前記スイッチング素子は、一方が接地された状態で前記結合線路に接続されている
ことを特徴とする帯域可変フィルタ。 - 請求項1に記載の帯域可変フィルタにおいて、
前記結合線路は、入力端子とアイソレーション端子が縦続接続された2本の伝送線路からなる複数の結合線路で構成され、前記結合線路の通過端子と結合端子が開放されており、
前記スイッチング素子は、前記伝送線路の一部に直列に設けられている
ことを特徴とする帯域可変フィルタ。 - 請求項1に記載の帯域可変フィルタにおいて、
前記結合線路は、入力端子とアイソレーション端子が縦続接続された2本の伝送線路からなる複数の結合線路で構成され、前記結合線路の通過端子と結合端子が接地されており、
前記スイッチング素子は、一方が接地された状態で前記結合線路に接続されている
ことを特徴とする帯域可変フィルタ。 - 請求項1ないし5のいずれか1項に記載の帯域可変フィルタにおいて、
一方が接地された状態で前記伝送線路に接続された固定容量素子または可変容量素子を少なくとも1つさらに備えたことを特徴とする帯域可変フィルタ。 - 請求項1ないし6のいずれか1項に記載の帯域可変フィルタにおいて、
伝送線路間に接続された固定容量素子または可変容量素子を少なくとも1つさらに備えたことを特徴とする帯域可変フィルタ。 - 請求項1ないし7のいずれか1項に記載の帯域可変フィルタにおいて、
少なくとも一方が短絡されており、前記伝送線路と結合する新たな伝送線路をさらに備えたことを特徴とする帯域可変フィルタ。 - 請求項1ないし8のいずれか1項に記載の帯域可変フィルタを少なくとも2つ縦続接続して構成されることを特徴とする帯域可変フィルタ。
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