JP4267511B2 - 帯域阻止フィルタ - Google Patents
帯域阻止フィルタ Download PDFInfo
- Publication number
- JP4267511B2 JP4267511B2 JP2004134173A JP2004134173A JP4267511B2 JP 4267511 B2 JP4267511 B2 JP 4267511B2 JP 2004134173 A JP2004134173 A JP 2004134173A JP 2004134173 A JP2004134173 A JP 2004134173A JP 4267511 B2 JP4267511 B2 JP 4267511B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- band
- variable
- impedance transformer
- filter
- circulator
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Control Of Motors That Do Not Use Commutators (AREA)
- Filters And Equalizers (AREA)
Description
以下、図面を参照しながらこの発明について詳細に説明する。
図1は、この発明の実施の形態1による周波数可変帯域阻止フィルタの回路図である。図1に示すように、抵抗成分を含む可変容量素子であるバラクタダイオード1が、ボンディングワイヤ2を介してフィルタの可変周波数範囲の中心周波数で長さ約1/4波長となるマイクロストリップ線路3の一端に接続される。マイクロストリップ線路3の他端は、フィルタの周波数可変範囲全域で動作するサーキュレータ4の端子の1つに接続され、同接続点には、接地用バイアホール9を有する抵抗素子5が接続される。なお、図では省略しているが、バラクタダイオード1のバイアス電圧を印加するための回路が適宜フィルタ内に接続される。
図4は、この発明の実施の形態2による周波数可変帯域阻止フィルタの回路図である。図4に示す実施の形態2による周波数可変帯域阻止フィルタにおいては、抵抗成分を含む可変容量素子であるバラクタダイオード1が、ボンディングワイヤ2を介して高インピーダンス線路11および先端開放スタブ12からなる低域通過形のインピーダンス変成器に接続される。そして、前記高インピーダンス線路11の一端はサーキュレータ4の端子の1つに接続され、同接続点には接地用バイアホール9を有する抵抗素子5が接続される。なお、図では省略したが、バラクタダイオード1のバイアス電圧を印加するための回路が適宜フィルタ内に接続される。
図5は、この発明の実施の形態3による周波数可変帯域阻止フィルタの回路図である。図5に示す実施の形態3による周波数可変帯域阻止フィルタにおいては、抵抗成分を含む可変容量素子であるバラクタダイオード1が微小長のマイクロストリップ線路13を介して固定容量素子としてのMIM(Metal-Insulator-Metal)キャパシタ14および先端短絡スタブ15からなる高域通過形のインピーダンス変成器に接続される。そして、前記MIMキャパシタ14の一端はサーキュレータ4の端子の1つに接続され、同接続点には接地用バイアホール9を有する抵抗素子5が接続される。なお、図では省略したが、バラクタダイオード1のバイアス電圧を印加するための回路が適宜フィルタ内に接続される。
図6は、この発明の実施の形態4による周波数可変帯域阻止フィルタの回路図である。図6に示す実施の形態4による周波数可変帯域阻止フィルタにおいては、抵抗成分を含む可変容量素子であるバラクタダイオード1がボンディングワイヤ2を介してフィルタの可変周波数範囲の中心周波数で長さ約1/4波長となるマイクロストリップ線路3に接続される。そして、同線路3の一端はサーキュレータ4の端子の1つに接続され、同接続点には接地用バイアホール9を有する抵抗素子5が接続され、さらに、ボンディングワイヤ2を介してPINダイオード16からなるスイッチング素子が接続される。なお、図では省略したが、バラクタダイオード1およびPINダイオード16の制御電圧を印加するための回路が適宜フィルタ内に接続される。
図7は、この発明の実施の形態5による周波数可変帯域阻止フィルタの回路図である。図7に示す実施の形態5による周波数可変帯域阻止フィルタにおいては、抵抗成分を含む可変容量素子であるバラクタダイオード1、ボンディングワイヤ2、および可変周波数範囲の中心周波数で長さ約1/4波長となるマイクロストリップ線路3からなる同一の可変共振回路を2個構成し、各々の線路3の一端は3dBハイブリッドカプラの一種であるランゲカプラ17の2つの分配端子に接続される。それらの各々の接続点には接地用バイアホール9を有する抵抗素子5が接続される。なお、図では省略したが、バラクタダイオード1のバイアス電圧を印加するための回路が適宜フィルタ内に接続される。
図8は、この発明の実施の形態6による周波数可変帯域阻止フィルタの回路図である。図8に示す実施の形態6による周波数可変帯域阻止フィルタにおいては、抵抗成分を含む可変容量素子であるバラクタダイオード1a、1b、ボンディングワイヤ2a、2bは互いに動作周波数範囲の異なる可変共振回路を構成する。それらは各々の可変周波数範囲の中心周波数で長さ約1/4波長となるマイクロストリップ線路3a、3bに接続される。そして、同線路3a、3bの一端はフィルタの周波数可変範囲全域で動作するサーキュレータ4の端子の1つに接続され、同接続点には接地用バイアホール9を有する抵抗素子5a、5bが接続される。以上により構成される2つの周波数可変帯域阻止フィルタは図中に示すように縦続接続される。なお、図示例の他に、同様にして互いに動作周波数範囲の異なる周波数可変帯域阻止フィルタを複数従属接続することができる。
Claims (7)
- サーキュレータの2つの端子を入出力端子とし、残りの1つの端子に、抵抗成分を含む可変リアクタンス素子を有する可変共振回路をインピーダンス変成器を介して接続すると共に、上記可変共振回路が接続されるサーキュレータの端子と接地間に抵抗素子を接続した
ことを特徴とする帯域阻止フィルタ。 - 請求項1に記載の帯域阻止フィルタにおいて、
前記インピーダンス変成器として、ステップ形状あるいはテーパ形状を有するインピーダンス変成器を用いた
ことを特徴とする帯域阻止フィルタ。 - 請求項1に記載の帯域阻止フィルタにおいて、
前記インピーダンス変成器として、先端開放スタブと伝送線路とからなる低域通過形インピーダンス変成器を用いた
ことを特徴とする帯域阻止フィルタ。 - 請求項1に記載の帯域阻止フィルタにおいて、
前記インピーダンス変成器として、先端短絡スタブと固定容量素子からなる高域通過形インピーダンス変成器を用いた
ことを特徴とする帯域阻止フィルタ。 - 請求項1から4までのいずれか1項に記載の帯域阻止フィルタにおいて、
前記インピーダンス変成器と前記サーキュレータとの接続点に、前記可変共振回路をオン/オフさせるスイッチング素子を接続した
ことを特徴とする帯域阻止フィルタ。 - 請求項1から5までのいずれか1項に記載の帯域阻止フィルタにおいて、
前記サーキュレータに代えて3dBハイブリッドカプラを用いるとともに、
前記3dBハイブリッドカプラの2つの分配端子に同一の可変共振回路をインピーダンス変成器を介してそれぞれ接続し、当該ハイブリッドカプラの残りの入力端子、アイソレーション端子を各々フィルタの入出力端子としたことを特徴とする帯域阻止フィルタ。 - 請求項1から6までのいずれか1項に記載の帯域阻止フィルタを一つの単位回路として、当該回路を複数個縦続接続し、各回路の動作周波数範囲を互いに異ならせた
ことを特徴とする帯域阻止フィルタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004134173A JP4267511B2 (ja) | 2004-04-28 | 2004-04-28 | 帯域阻止フィルタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004134173A JP4267511B2 (ja) | 2004-04-28 | 2004-04-28 | 帯域阻止フィルタ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005318293A JP2005318293A (ja) | 2005-11-10 |
JP4267511B2 true JP4267511B2 (ja) | 2009-05-27 |
Family
ID=35445264
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004134173A Expired - Fee Related JP4267511B2 (ja) | 2004-04-28 | 2004-04-28 | 帯域阻止フィルタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4267511B2 (ja) |
Families Citing this family (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2007066426A1 (ja) * | 2005-12-08 | 2007-06-14 | Mitsubishi Electric Corporation | 帯域通過フィルタ |
JP4650897B2 (ja) * | 2006-09-19 | 2011-03-16 | 三菱電機株式会社 | 周波数可変rfフィルタ |
JP5325752B2 (ja) * | 2009-12-07 | 2013-10-23 | 株式会社日立製作所 | 移動通信端末向けのモジュール及びそれを用いた移動通信端末 |
EP2544369B1 (en) * | 2011-07-04 | 2014-06-04 | Alcatel Lucent | Attenuator |
JP5360163B2 (ja) | 2011-08-22 | 2013-12-04 | 株式会社村田製作所 | 高周波フロントエンドモジュール |
JP5725186B2 (ja) | 2011-08-24 | 2015-05-27 | 株式会社村田製作所 | 高周波フロントエンドモジュール |
CN103326097A (zh) * | 2013-07-03 | 2013-09-25 | 中国船舶重工集团公司第七二四研究所 | 一种提高高功率组件抗驻波能力的设计实现方法 |
-
2004
- 2004-04-28 JP JP2004134173A patent/JP4267511B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2005318293A (ja) | 2005-11-10 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7323955B2 (en) | Narrow-band absorptive bandstop filter with multiple signal paths | |
US8392495B2 (en) | Reflectionless filters | |
US8922305B2 (en) | Combline filter | |
KR100397728B1 (ko) | 주파수 가변 필터, 안테나 듀플렉서 및 이들을 포함하고있는 통신장치 | |
US8570119B2 (en) | Ultra wide pass-band, absorptive band-reject filter | |
US20190238109A1 (en) | Optimal response reflectionless filter topologies | |
US8125302B2 (en) | Signal selecting device | |
JP4267511B2 (ja) | 帯域阻止フィルタ | |
US7956702B2 (en) | Balun | |
JP4650897B2 (ja) | 周波数可変rfフィルタ | |
JP2020088531A (ja) | 帯域通過フィルタ | |
CN112271419B (zh) | 全通滤波器结构超宽带数字移相器 | |
US11575188B2 (en) | Phase shifter | |
JPH06216687A (ja) | 周波数可変方向性結合器 | |
JP4501729B2 (ja) | 高周波フィルタ | |
KR102309922B1 (ko) | 전력 분배기 회로 장치 | |
CN109244610B (zh) | 一种可调双模滤波器 | |
KR102459725B1 (ko) | 위상천이기 | |
JP2008054174A (ja) | 90度ハイブリッド回路 | |
JP2010124390A (ja) | マイクロ波分配回路および可変帯域通過フィルタ | |
JP2005136516A (ja) | 周波数可変帯域阻止フィルタ | |
TWI717305B (zh) | 濾波器電路 | |
JPH11205086A (ja) | 移相器 | |
Uchida et al. | A widely-tunable balanced bandstop filter with low reflections and separate stop-bands | |
KR100501928B1 (ko) | 커패시터가 로딩된 다중층 1/4 파장 공진기를 이용한 이단 적층 대역통과 여파기 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20070320 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20080327 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20090217 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20090218 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120227 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130227 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130227 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140227 Year of fee payment: 5 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |